JP2003203273A - 写真撮影システム、写真撮影システムの制御方法および写真撮影システムの制御プログラム - Google Patents

写真撮影システム、写真撮影システムの制御方法および写真撮影システムの制御プログラム

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JP2003203273A
JP2003203273A JP2002036972A JP2002036972A JP2003203273A JP 2003203273 A JP2003203273 A JP 2003203273A JP 2002036972 A JP2002036972 A JP 2002036972A JP 2002036972 A JP2002036972 A JP 2002036972A JP 2003203273 A JP2003203273 A JP 2003203273A
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊戯のバリエーションの広い撮影システムを
提供する。 【解決手段】 撮影BOX(A)159または撮影BO
X(B)161は、撮影を行なうと、撮影した画像を特
定するためのIDが記録された磁気カードをユーザに対
して発行する。ユーザは、磁気カードを落書きBOX1
63に挿入する。IDに対応づけられてサーバ100に
記録された画像が落書きBOXに送信される。ユーザは
落書きBOX163において画像の入力やプリントを行
なうことができる。また、撮影BOXでは撮影のための
対価が徴収され、落書きBOXではプリントのための対
価が徴収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、写真撮影システ
ム、写真撮影システムの制御方法および写真撮影システ
ムの制御プログラムに関し、特に撮影装置とプリント装
置とが別の場所に設置される写真撮影システム、写真撮
影システムの制御方法および写真撮影システムの制御プ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、写真を撮影し、シールなどに
プリントする写真自動販売機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の写真自動販売機
においては、写真をその場でプリントできるものの、遊
戯のバリエーションが少ないという問題があった。
【0004】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたものであり、遊戯のバリエーションの広い写真
撮影システム、写真撮影システムの制御方法および写真
撮影システムの制御プログラムを提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明のある局面に従うと、写真撮影システムは、被
写体を撮影する撮影装置とプリント装置とからなり、撮
影装置は、撮影のための対価を受領する撮影対価受領手
段と、撮影対価受領手段による対価の受領により、被写
体を撮影する撮影手段とを備え、プリント装置は、プリ
ントのための対価を受領するプリント対価受領手段と、
プリント対価受領手段による対価の受領により、撮影装
置により撮影された画像を印刷媒体にプリントするプリ
ント手段とを備える。
【0006】この発明に従うと、撮影対価受領手段によ
り撮影のための対価が受領され、プリント対価受領手段
によりプリントのための対価が受領される。これによ
り、ユーザは撮影のための対価とプリントのための対価
とを分けて支払うことができるため、撮影およびプリン
トのどちらか一方のサービスのみを受けることが可能で
ある。これにより、たとえば撮影に失敗した場合などに
おいては、ユーザはプリントのための対価を支払わずに
済むため、経済的である。
【0007】また、撮影のための対価を撮影対価受領手
段により受領するため、ユーザによる不必要な撮影(た
とえば1人のユーザが大量の写真を撮影するなど)を防
ぐことができる。
【0008】好ましくは、写真撮影システムの撮影装置
とプリント装置とは異なる場所に設置される。
【0009】このように、撮影装置とプリント装置とを
異なる場所に設置することにより、撮影を終えたユーザ
が撮影装置内で長時間留まることがなくなる。これによ
り、顧客の回転率を向上させることができる。また、撮
影装置とプリント装置とを別ユニットとすることができ
るため、一方の装置のみを販売/購入したり、新しいも
のに取り替えることができるため、便利である。
【0010】好ましくは写真撮影システムは、撮影手段
により撮影された画像をIDとともに記憶するサーバを
さらに備え、プリント装置は、サーバを介して撮影装置
により撮影された画像を取得し、プリントを行なう。
【0011】このように写真撮影システムにサーバを設
け、プリント装置がサーバを介して画像を取得するよう
に構成すると、大量の画像をサーバに蓄積することがで
き、写真撮影システムの操作性を向上させることができ
る。
【0012】好ましくは写真撮影システムは、撮影装置
において、撮影手段により撮影された画像に対応するI
Dを情報記録媒体に記録する記録手段をさらに備え、プ
リント装置において、記録手段により記録された情報記
録媒体からIDを読取る読取手段をさらに備える。ま
た、プリント手段は読取手段により読取られたIDに基
づいて対応する画像をプリントする。
【0013】このように情報記録媒体にIDを書込み、
それを用いて画像のプリントを行なうことで、ユーザは
自分が撮影した画像を間違いなく取得することができ
る。また、ユーザは磁気カードを持つことで、撮影から
時間を置いてプリントを行なうことができる。また、撮
影順にプリントを行なう必要がなくなるため、ユーザは
時間を気にせずに写真の撮影/プリントを行なうことが
でき、便利である。
【0014】好ましくはプリント装置は、ユーザからI
D情報を入力する入力手段をさらに備え、プリント手段
は、入力手段に入力されたIDに基づいて対応する画像
をプリントする。
【0015】このようにユーザからID情報を入力する
ように構成すると、上述の情報記録媒体の場合と同様に
ユーザは自己の画像を間違いなく、好きな時間にプリン
トすることができる。また、ユーザは情報記録媒体など
を所持しなくてもよいため、便利である。
【0016】好ましくはプリント手段は複数設けられ
る。このように、プリント手段を複数設けると、たとえ
ばユーザが自己の好みに応じたプリント手段を選択した
り、カメラの特性に合ったプリント手段を用いたり、1
つのプリント手段が故障した状態(または消耗品がなく
なった状態)となったときに、他のプリント手段を動作
させたりすることができるため、撮影システムの使い勝
手を向上させることができる。
【0017】好ましくは写真撮影システムは、撮影装置
により撮影された画像に合成すべき画像を入力する画像
入力手段をさらに備える。
【0018】このように画像入力手段を備えることで、
ユーザは自己の好みの画像を入力することができ、遊戯
のバリエーションが広がる。
【0019】好ましくは撮影装置およびプリント装置の
少なくとも一方は、外部メディアから画像を読取る手段
をさらに備える。
【0020】このように外部メディアから画像を読取る
手段をさらに備えることで、ユーザは写真撮影システム
に外部からの画像を入力することができるため、遊戯の
バリエーションが広がる。
【0021】また、印刷媒体は上述のいずれかに記載の
写真撮影システムによりプリントされる。
【0022】この発明の他の局面に従うと、被写体を撮
影する撮影装置とプリント装置とからなる写真撮影シス
テムを制御するための制御方法は、撮影装置において、
撮影のための対価を受領する撮影対価受領ステップと、
撮影対価受領ステップによる対価の受領により、被写体
を撮影する撮影ステップと、プリント装置において、プ
リントのための対価を受領するプリント対価受領ステッ
プと、プリント対価受領ステップによる対価の受領によ
り、撮影ステップにより撮影された画像を印刷媒体にプ
リントするプリントステップとを備える。
【0023】この発明のさらに他の局面に従うと、被写
体を撮影する撮影装置とプリント装置とからなる写真撮
影システムを制御するための制御プログラムは、撮影装
置において、撮影のための対価を受領する撮影対価受領
ステップと、撮影対価受領ステップによる対価の受領に
より、被写体を撮影する撮影ステップと、プリント装置
において、プリントのための対価を受領するプリント対
価受領ステップと、プリント対価受領ステップによる対
価の受領により、撮影ステップにより撮影された画像を
印刷媒体にプリントするプリントステップとを備える。
【0024】この発明のさらに他の局面に従うと、被写
体を撮影する撮影手段を備える撮影装置と、プリント手
段を備えるプリント装置とからなる写真撮影システム
は、撮影装置とプリント装置とを異なる場所に設置する
ことができるように、撮影装置とプリント装置とが別ユ
ニットとして構成されており、撮影装置およびプリント
装置の状況を1箇所で確認することができるように構成
されていることを特徴とする。
【0025】この発明に従うと、撮影装置およびプリン
ト装置の状況を1箇所で確認することができるため、シ
ステムの管理を1箇所で行なうことができ、システムの
利便性が増す。
【0026】この発明のさらに他の局面に従うと、写真
撮影システムは、被写体を撮影する撮影手段、撮影され
た画像に対して新たな画像を入力する画像入力手段、お
よび撮影された画像をプリントするプリント手段の少な
くとも1つを備え、追加料金を徴収することで、付加的
なサービスを提供することを特徴とする。
【0027】この発明に従うと、写真撮影システムにお
いて追加料金が徴収され、それに基づき付加的なサービ
スが提供される。これにより、写真撮影システムの遊戯
のバリエーションを広げることが可能となる。
【0028】この発明のさらに他の局面に従うと、写真
撮影システムは、被写体を撮影する撮影手段を備える撮
影装置と、プリント手段を備えるプリント装置とからな
る写真撮影システムであって、撮影装置とプリント装置
とを異なる場所に設置することができるように、撮影装
置とプリント装置とが別ユニットとして構成されてお
り、撮影装置とプリント装置との電源の操作を、離れた
位置から行なえることを特徴とする。
【0029】この発明に従うと、撮影装置とプリント装
置との電源の操作を離れた位置から行なうことができる
ため、システム全体の終了を容易に行なうことができ
る。
【0030】この発明のさらに他の局面に従うと、デー
タ転送装置は、転送するデータのサイズを検出する検出
手段と、転送するデータのファイル名に検出されたデー
タのサイズを付加する付加手段と、データのサイズがフ
ァイル名として付加されたデータを外部に転送する転送
手段とを備える。
【0031】この発明に従うと、ファイルの転送の確認
を容易に行なうことができるという効果がある。
【0032】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1は、本
発明の第1の実施の形態における撮影システムの構成を
示す図である。
【0033】図を参照して、撮影システムは、システム
利用者(ユーザ)の撮影を行なう撮影BOX(A)15
9および撮影BOX(B)161と、撮影された画像の
データなどを蓄積するファイルサーバ155と、ファイ
ルサーバ155から適宜画像を読出して表示し、その画
像に重ね合せる画像をユーザが入力し、ユーザが入力し
た画像と撮影された画像とを合成してプリント出力する
落書きBOX163と、各装置を接続するためのHUB
(ハブ)157とから構成される。
【0034】ファイルサーバ155において画像のデー
タは画像を特定するIDとともに記録される。落書きB
OXでユーザは、自己のIDを入力することで、自己の
画像を呼出すことができる。これにより、ユーザは画像
の撮影からすぐに画像入力、プリントを行なわずに、時
間を置いてこれらの作業を行うこともできる。
【0035】また、撮影システムは、インターネット
(またはその他の有線、無線の通信手段)153を介し
て、外部サーバ151に接続される。これにより、撮影
された画像を外部に送信することが可能となる。
【0036】撮影システムにおいて、写真を撮影する撮
影BOX159,161と、ユーザが画像を入力し、プ
リントを行なう落書きBOX163とは離れた位置にあ
るため、撮影の終わったユーザが長時間撮影BOX内に
留まることがなくなる。これにより、効率的に写真撮
影、画像入力およびプリントを行うことが可能である。
【0037】すなわち、従来の撮影システムでは、撮影
を行なう装置と落書きおよびプリントを行なう装置とが
同じ筐体内に設けられていたため、写真を撮影したユー
ザが画像を入力し、プリントする間、他の者が次の撮影
を行うことができないという問題があった。本実施の形
態におけるシステムでは、撮影BOXと落書きBOXと
を別の位置に置いているため、撮影、画像入力およびプ
リントの処理を流れ作業的に行うことができる。
【0038】なお、ファイルサーバ155、撮影BOX
(A)159、撮影BOX(B)161および落書きB
OX163には無停電電源装置(UPS)を備えること
が望ましい。突然の停電によりデータが消失したりする
ことを防ぐためである。また、同様にファイルサーバ1
55にはデータをバックアップするためのバックアップ
システムを接続することが望ましい。
【0039】図2は、図1の撮影BOX(A)159の
外観を示す図である。図2を参照して、撮影BOX
(A)159は、撮影スペースを形成する壁290と、
撮影を行なうカメラ本体260とから構成される。カメ
ラ本体260の底部にはキャスタが取付けられているた
め、ユーザはカメラ本体260を任意の位置に移動して
撮影を行うことができる。
【0040】図3は、カメラ本体260の斜視図であ
る。図を参照して、カメラ本体260は、ユーザを撮影
するためのカメラ253と、カメラ253により撮影さ
れている画像をリアルタイムで表示するディスプレイ
(ライブモニタ)261と、撮影された画像のIDを記
録した磁気カードを出力する磁気カードリーダ/ライタ
263と、コイン投入口255と、コイン返却口283
とを備えている。また、図示しない操作部(リモコン)
がカメラ本体260に接続されており、当該操作部によ
りユーザはシャッタを切ったり、画像の撮直しを行った
りすることができる。
【0041】前述の通り、ユーザは撮影BOXで撮影を
行なった後、別の位置に設けられている落書きBOXに
移動し、そこで自己の画像をファイルサーバ155から
読出し、落書き画像の入力や、撮影された画像と落書き
画像とが合成された画像のプリントを行なう。したがっ
て、撮影された画像と読出す画像とを一致させる必要が
あるが、ここではそれを磁気カードに記録されたIDに
より行なっている。
【0042】すなわち、撮影毎に画像を特定するための
IDがファイルサーバ155または撮影BOXにて発行
される。撮影BOXでそのIDが記録された磁気カード
が発行される。ファイルサーバにおいて、画像とIDと
は対応付けられて記録される。落書きBOXにおいて磁
気カードが挿入されると、その磁気カードに記録された
IDに対応する画像がファイルサーバ155から読出さ
れ、ユーザは落書き画像の入力や、プリントを行うこと
が可能となる。
【0043】図4〜図7は、カメラ本体260の操作例
を示す斜視図である。図に示されるように、ユーザはカ
メラ253およびディスプレイ261が設置された部材
を上位置で固定したり(図4,5)、下位置で固定した
り(図6,7)することができる。また、ユーザはカメ
ラ253およびディスプレイ261が設置された部材を
回転させたり、カメラ253を上に向けたり(図6,
7)、下に向けたりすることができる。これにより、ユ
ーザは自分の好みの方向、画角で撮影を行うことができ
る。
【0044】図8は、カメラ本体260のハードウェア
構成を示すブロック図である。図を参照して、カメラ本
体260は、カメラ253と、コイン投入口に投入され
たコインを検出するコイン検出部255aと、リモコン
などにより構成される操作部257と、ディスプレイ2
61と、磁気カードリーダ/ライタ263と、計時を行
なうタイマ269と、各種カウントを行なうカウンタ2
71と、装置全体の制御を行なう制御部273と、撮影
された画像をデジタルデータとして一時記憶する画像記
憶部277と、HUB157に接続を行なうためのLA
N(Local Area Network)カード275とから構成され
る。
【0045】図9および図10は、撮影BOX(A)1
59で行なわれる撮影処理を示すフローチャートであ
る。
【0046】図9および図10を参照して、撮影BOX
(A)に電源が投入されたのであれば、ステップS80
1で制御部273においてエラーチェックを行なう。エ
ラーがあった場合には、エラー画面(筐体異常、カメラ
異常、コインカウンタ異常、磁気カードリーダ/ライタ
異常など)を表示する。
【0047】エラーチェックによりエラーがないと判定
された場合には、ステップS803で、ファイルサーバ
155と通信を行ない、日付を確認し、その設定を行な
う。ステップS805で、装置の管理者に磁気カードリ
ーダ/ライタ263のクリーニングを行なう旨の指示が
なされ、装置管理者はクリーニングのためのカードを用
いて、磁気カードリーダ/ライタ263のクリーニング
を行なう。また、このときにクリーニングカードのチェ
ックおよび磁気カードリーダ/ライタ263の動作チェ
ックなどが行なわれる。
【0048】ステップS807でコインの受付が開始さ
れ、ステップS809以降で写真撮影のための対価であ
る、投入されたコインの枚数の判定が行なわれる。この
実施の形態においては、たとえば撮影のための対価を1
00円〜800円まで100円単位で設定可能であるも
のとする。また、装置管理者は設定をデフォルトに戻す
こともでき、デフォルトにおいては撮影のための対価は
100円であるものとする。さらに、撮影のための対価
を0円に設定することも可能であり、この設定を「フリ
ープレイ」と称する。
【0049】ステップS811でデモ画面1〜4がディ
スプレイ261に順に表示される。各デモ画面は表示に
10秒の時間を要するものとする。
【0050】ステップS813で操作部257に含まれ
るテストスイッチが押下されたかが判定され、YESで
あれば装置のテストを行なうテストモードに移行する。
テストスイッチが押されていなければ、ステップS81
5でサービススイッチが押下されたかが判定され、YE
Sであれば図10のステップS819へ進み、NOであ
れば図10のステップS817へ進む。ここに、サービ
ススイッチとは、装置のテストなどのために用いられる
スイッチであり、コインを投入しなくても撮影を可能と
するためのスイッチである。
【0051】ステップS817においては、コインの受
付を終了し、撮影のための対価に相当するコインが投入
されたのであれば、ステップS819以降で、撮影の残
り時間が0以下となるか、または操作部257に含まれ
る撮影ボタンが押下されたかが判定される。
【0052】なお、撮影のための時間はテストモードに
おいて装置管理者が設定可能であり、たとえば150
秒、180秒(デフォルト値)、210秒、240秒ま
たは無制限などの時間を設定することが可能である。
【0053】ステップS821においては撮影ボタンの
押下待ち画面が表示される。ステップS823におい
て、残り時間が0秒になったかが判定され、NOであれ
ばステップS825へ進み、YESであればステップS
831へ進む。
【0054】ステップS825においては、撮影を行な
うまでの時間のカウントダウンが行なわれ(このとき同
時に図示しないスピーカなどから音声を出力してもよ
い)、ステップS827で撮影が行なわれる。
【0055】ステップS829で撮影した枚数が8枚以
上となったのであれば、ステップS831へ進み、NO
であればステップS819からの処理を行なう。
【0056】ステップS831で撮影により得られたデ
ータをファイルサーバ155へ送信し、ステップS83
3でデータの送信が終了するまで待機する。
【0057】ステップS835でデータの送信が終了し
たと判定されたのであれば、ステップS837で、撮影
された画像に対応するIDを磁気カードに記録し、排出
する。ステップS839で撮影終了画面が表示され、ス
テップS807で次の顧客を待つ。
【0058】なお、ファイルサーバ155に対するデー
タの送信が失敗したのであれば、その旨通知しカードは
排出しないようにすることが望ましい。また、本実施の
形態においては撮影BOX(A)内に多数の磁気カード
を保存し、各カードにID情報を書込みユーザに提供す
ることとしているが、カードの残りがない場合において
も、その旨のメッセージを表示することが望ましい。
【0059】図11は、図1の撮影BOX(B)161
の外観を示す図であり、図12は、撮影BOX(B)1
61のカメラなどが設けられている部分の正面図であ
る。
【0060】図11および12を参照して、撮影BOX
(B)161は、撮影スペースを形成する壁290と、
ユーザを撮影するためのカメラ253と、カメラ253
により撮影されている画像をリアルタイムで表示するデ
ィスプレイ(ライブモニタ)261と、撮影された画像
のIDを記録した磁気カードを出力する磁気カードリー
ダ/ライタ263と、コイン投入口255と、コイン返
却口283とを備えている。
【0061】また、撮影BOX(B)161には、照明
装置(照明およびストロボ)251と、カメラ253お
よびディスプレイ261を上下に移動させるためのレー
ル部材281と、操作説明やメニューなどを表示するデ
ィスプレイ279と、シャッタボタンやキャンセルボタ
ンを含む操作部257と、撮影された画像と呼出す画像
とを一致させるためのIDをバーコードとしてプリント
するバーコードプリンタ265と、撮影により得られた
画像をCD−ROM、ICカード、ハードディスクカー
ド、フレキシブルディスクなどの外部メディアに書込む
ためのメディア書込部267とを備えている。
【0062】撮影BOX(B)161においては、撮影
された画像をユーザがメディアに記録して持帰ることが
できる。これにより、ユーザは自宅のパソコンや端末装
置などで画像を加工したり、プリントしたりすることが
できる。
【0063】図13は、撮影BOX(B)161のハー
ドウェア構成を示すブロック図である。
【0064】図を参照して、撮影BOX(B)161
は、照明装置251と、カメラ253と、コイン投入口
に投入されたコインを検出するコイン検出部255a
と、ディスプレイ261と、磁気カードリーダ/ライタ
263と、計時を行なうタイマ269と、各種カウント
を行なうカウンタ271と、装置全体の制御を行なう制
御部273と、撮影された画像をデジタルデータとして
一時記憶する画像記憶部277と、HUB157に接続
を行なうためのLANカード275とを備えている。
【0065】また、撮影BOX(B)161には、前述
の通り、操作説明やメニューなどを表示するディスプレ
イ279と、シャッタボタンやキャンセルボタンを含む
操作部257と、撮影された画像と呼出す画像とを一致
させるためのIDをバーコードとしてプリントするバー
コードプリンタ265と、撮影により得られた画像をC
D−ROM、ICカード、ハードディスクカード、フレ
キシブルディスクなどのメディアに書込むためのメディ
ア書込部267とが備えられている。
【0066】図14は、撮影BOX(B)での処理を示
すフローチャートである。図14を参照して、ステップ
S851でディスプレイ279を介してユーザにコイン
を入れる旨の指示がなされる。コインの投入があれば、
ステップS853でユーザに対しモード選択の指示がな
される。ユーザが選択できるモードには「ノーマルモー
ド」と「こだわりモード」とがあり、「こだわりモー
ド」においてはユーザはライティングの方法(どの方向
から光を当てるか、どの程度の強さの光を当てるかな
ど)を選択して撮影を行なうことができる。
【0067】ノーマルモードが選択されたときには、ス
テップS855において、ユーザに撮影ボタン(シャッ
タボタン)を押す旨指示がなされ、ステップS857で
撮影ボタンの押下に応答して撮影がなされる。
【0068】ステップS859で撮影が終了したかが判
定され、NOであればステップS855へ戻り、YES
であればステップS869で画像はファイルサーバ15
5へ送られ、磁気カードなどにID情報が記憶され、そ
れが排出される。
【0069】こだわりモードが選択されたときには、ス
テップS861でユーザによるライティングの選択が行
なわれ、ステップS863で撮影ボタンを押下する旨の
指示がなされ、ステップS865でその画像をキープす
るか否かの選択がユーザによりなされる。キープする場
合には、ステップS867へ進み、キープしない場合に
は再撮影が行なわれる。
【0070】ステップS867において撮影が終了した
かが判定され、YESであればステップS869へ進
み、NOであればステップS861へ戻る。
【0071】本実施の形態においては、ノーマルモード
においてユーザは3分間の間に最大8枚の写真を撮影す
ることができ、こだわりモードにおいては、3分間の間
に最大4枚の写真を撮影することができるものとする。
【0072】図15は、落書きBOX163の外観を示
す図である。図を参照して、落書きBOX163には、
撮影BOXにより発行された磁気カードからIDを読取
る、磁気カードリーダ/ライタ357と、撮影BOX
(B)により発行されたバーコードを読取るバーコード
リーダ359と、ユーザの用意したメディアを読取るメ
ディア読取部361と、コイン投入口255と、コイン
返却口283と、ファイルサーバ155から読出された
画像およびユーザにより入力された落書き画像を表示す
るディスプレイ351a,351bと、ディスプレイの
上に重ねて設けられるタッチパネル352a,352b
と、タッチパネルへの入力を行なうためのタッチペン3
53a,353bと、画像が印刷されたシール、カード
などの印刷媒体を出力するプリンタ355a,355b
と、それぞれのプリンタに対応した取出口とが設けられ
ている。
【0073】落書きBOX163には、2つのディスプ
レイおよびタッチパネルが設けられているため、2人の
ユーザが同時に画像の入力や確認を行うことができる。
【0074】図16は、落書きBOX163のハードウ
ェア構成を示すブロック図である。図を参照して、落書
きBOX163には、撮影BOXにより発行された磁気
カードからIDを読取る、磁気カードリーダ/ライタ3
57と、撮影BOX(B)により発行されたバーコード
を読取るバーコードリーダ359と、ユーザの用意した
メディアから情報を読取るメディア読取部361と、コ
イン投入口255に投入されたコインを検出するコイン
検出部255aと、ファイルサーバ155から読出され
た画像およびユーザにより入力された落書き画像を表示
するディスプレイ351a,351bと、ディスプレイ
の上に重ねて設けられるタッチパネル352a,352
bと、タッチパネルへの入力を行なうためのタッチペン
353a,353bと、計時を行なうタイマ269と、
各種カウントを行なうカウンタ271と、装置全体の制
御を行なう制御部363と、ファイルサーバ155より
読出した画像をデジタルデータとして一時記憶する画像
データ記憶部369と、タッチパネル352a,352
bにより入力された画像をデジタルデータとして一時記
憶するペン画像記憶部367と、HUB157に接続を
行なうためのLANカード275と、画像データ記憶部
369およびペン画像記憶部367のデータを合成する
画像合成部365と、取出口のそれぞれに対応する2台
のプリンタ355a,355bと、合成された画像をプ
リンタ355aまたは355bのどちらでプリントする
かを決定するプリンタ制御部371とが設けられてい
る。
【0075】2台のプリンタはそれぞれ異なる機種であ
る。カメラとプリンタの相性を考え、たとえば撮影BO
X(A)で撮影された画像であれば、プリンタ355a
でプリントを行ない、撮影BOX(B)で撮影された画
像であれば、プリンタ355bでプリントを行なうなど
することで、カメラと相性のよいプリンタでプリントを
行うことができる。この場合、撮影を行なったカメラを
特定するための情報を、画像とともに記録することが好
ましい。
【0076】また、ユーザの好みに応じてプリンタを使
い分けるようにしてもよい。さらに、一台のプリンタの
みで高品質のプリントができる場合に、そのプリンタが
選択されたときにはプリント料金を高くするようにして
もよい。
【0077】図17は、プリンタ355aの構成の具体
例を示す図である。図17を参照して、プリンタ355
aは、2つの記録ヘッド385a,385bを備えてい
る。記録ヘッド385bは、イエロー、シアンおよびマ
ゼンタの3色の昇華性のインクが付与されたインクフィ
ルム上のインクを熱により印刷媒体Pにプリントするた
めの記録ヘッドである。
【0078】一方、記録ヘッド385aは、金や銀など
のメタリック色の顔料インクが付与されたインクフィル
ムのインクを熱により印刷媒体Pに印刷するための記録
ヘッドである。
【0079】プリンタ355aには、画像データを入力
するための入力端子380と、画像データをバッファリ
ングするためのバッファ381a,381bと、バッフ
ァに記録された画像データに基づきそれぞれの記録ヘッ
ドを制御するためのヘッド制御部383a,383bと
が設けられている。また、プリンタ355aには印刷媒
体Pを図面の右から左に搬送するためのロール387が
設けられている。この実施の形態においては、プリンタ
内部に蓄積された印刷媒体Pのうちの1枚が図面の右か
ら左に搬送され、搬送に伴い記録ヘッド385bによる
プリント、記録ヘッド385aによるプリントの順にプ
リントが行なわれる。
【0080】図18は、落書きBOXで行なわれる磁気
カードの挿入からゲーム(画像入力、プリントなど)ス
タートまでの処理を示すフローチャートである。
【0081】図を参照して、ステップS701でカード
が装置に挿入されると、ステップS703でカード自体
のチェックが行なわれる。エラーがあれば、その旨ステ
ップS725で画面などに表示を行ない、一定時間経過
すると、ステップS727でログにエラー情報を記録す
る。ステップS723でカードを排出して、ステップS
701に戻る。
【0082】カードにエラーがなければ、ステップS7
05で、磁気カードに書きこまれたIDに対応する画像
の取得をサーバから行なう。ステップS707で、画像
がサーバ上にあるかが判定され、なければ(または記録
されてから所定時間が経過していれば)、その旨ステッ
プS717で画面などに表示を行ない、一定時間経過す
ると、ステップS719でログにエラー情報を記録す
る。ステップS721でカードを排出して、ステップS
701に戻る。
【0083】IDに対応する画像がサーバ上にあれば、
ステップS709でコインを受付け、ステップS711
でコインが入れられたか判定する。コインが1枚も入れ
られない状態で、所定時間が経過すると、タイムアウト
と判定し、ステップS723へ進む。
【0084】1枚でもコインが入れられると、ステップ
S713へ進み(これ以降はタイムアウトの判定を行な
わない)、残りのコインを受付ける。所定のコインの投
入があったのであれば、ステップS715で磁気カード
の磁気情報を消去し、カードを回収する(すなわちユー
ザには返却しない)。
【0085】このフローチャートではユーザにカードを
返却しないので、カードを再利用することを容易に行な
えるという効果がある。
【0086】図19は、図18のステップS715の処
理の後に行なわれる処理を示すフローチャートである。
【0087】図19を参照して、ステップS717で、
ユーザに対して加工を行なう撮影画像を選択させる。こ
こでは、8枚の撮影された画像の中から、ユーザが最大
4枚の画像を選択できるものとする。
【0088】ステップS719で、ユーザが使用するプ
リンタを選択する。ここでは、ユーザはプリンタ355
aまたはプリンタ355bのいずれかを選択できるもの
とする。プリンタ355aが選択された場合には、ステ
ップS721において画像の明るさ調整および写真の回
転の処理が行なわれる。ステップS723で金色や銀色
などの色を含む画像がユーザから入力される。ステップ
S729でユーザは好みのレイアウトを選択し、ステッ
プS731で画像の合成とプリントアウトが行なわれ
る。
【0089】ステップS719でプリンタ355bが選
択された場合には、ステップS725で明るさ調整や写
真の回転が行なわれる。次に、ステップS727で金色
や銀色を含まない通常の色のみによる画像入力が行なわ
れ、ステップS729へ進む。
【0090】すなわち、本実施の形態においてはユーザ
は金色や銀色の色彩を用いた画像の入力を行なうか否か
を選択することができる。また、プリンタ355aは2
つのヘッドを有する高価なプリンタであり、プリンタ3
55bは1つのヘッドによりプリントを行なう従来型の
プリンタであるため、プリンタ355aが選択されたと
きには追加料金を徴収する、または最終的に必要となる
料金を高くするなどの処理を行なうことが望ましい。
【0091】図20は、図18に示されるフローチャー
トの変形例を示すフローチャートである。
【0092】図20を参照して、ステップS751でデ
モ画面を表示する。ステップS753でユーザから特定
の入力(たとえば特定のキー操作や、特定のタッチパネ
ルの操作など)が行なわれたかが判定され、YESであ
ればステップS755へ進む。ステップS755におい
ては、パスワードを入力する旨ディスプレイに表示が行
なわれる。
【0093】ステップS757でユーザからパスワード
が入力されたのであれば、ステップS759でパスワー
ドのチェックが行なわれる。パスワードが正当なもので
あれば、ステップS761において、ファイルサーバ1
55に対して画像を送信する旨の指示が出される。ファ
イルサーバに画像が存在すれば(S763)、ステップ
S765へ進みコインの投入をする旨ユーザに指示がな
される。
【0094】ステップS767でコインが投入されない
まま所定時間が経過したか(タイムアウトとなったか)
が判定され、タイムアウトであれば、ステップS771
でその旨表示し、ステップS751へ戻る。
【0095】コインが投入された場合には(S76
9)、図19に示される処理を行なう。また、ステップ
S759でパスワードが不正である場合や、ステップS
763で画像がファイルサーバにない場合には、ステッ
プS771でその旨表示し、ステップS751へ戻る。
【0096】図21は、ファイルサーバ155のハード
ウェア構成を示すブロック図である。
【0097】図を参照して、ファイルサーバ155は、
装置全体の制御を行なうCPU459と、ディスプレイ
などよりなる表示部451と、フレキシブルディスクド
ライブ453と、CD−ROMドライブ455と、LA
Nカード457と、キーボード、マウスなどよりなる入
力部461と、ROM463と、RAM465と、ハー
ドディスクドライブ467とから構成される。
【0098】画像データはIDとともに、ハードディス
クドライブ467に記録される。 [処理の変形例]図22は、撮影BOX(A)または
(B)で行なわれる処理の変形例を示すフローチャート
である。
【0099】図を参照して、ステップS501で、デモ
画面をディスプレイに表示し、コインが投入されるまで
(ステップS503)待機する。コイン(ここでは10
0円とする)が投入されたのであれば、ステップS50
5で撮影を行なう。
【0100】ステップS507で、撮影により得られた
画像データは、画像ファイルとして画像記憶部277に
一時的に保存される。ステップS509で所定回数(た
とえば4回)の撮影が終了したかが判断され、終了して
いなければステップS505からの処理を行ない、終了
していればステップS511へ進む。
【0101】ステップS511においては、撮影された
複数の画像を特定することができる一つのID情報を作
成する。ステップS513で、ID情報と共に画像ファ
イルがファイルサーバ155に送られる。
【0102】ステップS515で磁気カードリーダ/ラ
イタを用いて、ID情報を記録した磁気カードがユーザ
に提供される。
【0103】なお、磁気カードは装置内部に多数蓄えて
おき、上述のようにユーザに提供するようにしてもよい
し、ユーザが持ってきた磁気カードにID情報を書きこ
むようにしてもよい。
【0104】また、磁気カードをプリペイドカードと兼
用させるようにし、コイン投入のステップ(S503)
を省くようにしてもよい。
【0105】図23および図24は、落書きBOXで行
なわれる処理の変形例を示すフローチャートである。
【0106】図を参照して、ステップS601で、デモ
画面をディスプレイに表示し、コインが投入されるまで
(ステップS603)待機する。コイン(ここでは30
0円とする)が投入されたのであれば、ステップS60
5に進む。
【0107】ステップS605において、ユーザの磁気
カードに記録されたID情報、バーコードに記録された
ID情報や、または後述するシールに記録されたID情
報を読取る。なお、ID情報の読取りは、コインの投入
前に行なってもよい。
【0108】バーコードまたはシールに記録されたID
情報が正当なものであれば(S607でYES)、ステ
ップS613に進む。また、磁気カードが正当なもので
あれば(S609でYES)、ステップS611に進
み、磁気カードからID情報を読取る。
【0109】ステップS609でNOであれば、ステッ
プS605へ戻る。ステップS613では、ID情報に
対応する画像ファイルをファイルサーバ155から読出
す。ステップS615(図24)で、読出された画像フ
ァイルはディスプレイ351a,351bに表示され
る。そして、タッチペン353a,353bおよびタッ
チパネル352a,bを用いて、ユーザは、画像ファイ
ルに重ねて表示すべきペン画像を作成する。
【0110】ステップS617で、ユーザからファイル
サーバ155に記録された画像を削除するかの指示を受
付け、削除する場合にはステップS619で削除を行な
う。
【0111】また、ステップS621で画像ファイルを
第三者に閲覧させるようにしてよいかの指示をユーザか
ら受付け、閲覧させるようにしてもよい場合にはステッ
プS623でインターネット153を介して画像公開用
の外部サーバ151に画像データを送信(投稿)する。
【0112】ステップS625で、画像ファイルの画像
とペン画像とが合成された画像が、プリントされる。な
お、このプリントの際には、印刷媒体に合成画像ととも
にID情報がプリントされる。ID情報は、文字、数
字、図形、バーコードなどを用いてプリントされる。
【0113】図25は、図24のステップS625でプ
リントされる印刷媒体の具体例を示す平面図である。
【0114】ここではシールを12分割し、各部分に画
像がプリントされている。また、シールの右上と左上
に、ID情報がプリントされている。右上のID情報と
左上のID情報とが1つとなってはじめて、落書きBO
Xに認識されるID情報となる。
【0115】すなわち、シールをたとえば真中から左右
に切り分けたときには、ID情報は2つに分かれてしま
い、両者を見なければ、画像を呼び出すことができなく
なる。これにより、画像が不正に使用されることなどを
防ぐことができる。
【0116】以上のように、本実施の形態においては、
写真を撮影する撮影BOXと、ユーザが画像を入力し、
プリントを行なう落書きBOXとが離れた位置にあるた
め、撮影の終わったユーザが長時間撮影BOX内に留ま
ることがなくなる。これにより、効率的に写真撮影、画
像入力およびプリントを行うことが可能である。
【0117】また、IDを用いて撮影された画像を特定
することができるため、自己の画像と異なる画像が落書
きBOXにおいて呼出されることを防ぐことができる。
さらに、IDを用いることにより、撮影順に落書きBO
Xで画像の入力およびプリントを行なう必要がなくな
り、ユーザは好きな時間に(例えば、撮影から数日経過
したあとで)落書きBOXで画像を入力したり、プリン
トすることができる。
【0118】さらに、ユーザは一旦プリントを行なった
後でもIDにより再び画像を呼出して、画像の入力およ
びプリントを行うことができる。特に、タッチペンで入
力された画像と、撮影により得られた画像とを分けて記
録しておくことで、容易にタッチペンで入力された画像
のみを消去して、再びタッチペンで新たな画像を入力す
ることが可能となる。このようにすると、ユーザは同一
の撮影画像に対して異なる画像をタッチペンで入力し、
プリントを行うことができるようになる。
【0119】なお、装置により付与された情報の他に、
ユーザが指定したパスワードなどの情報(または、携帯
電話の電話番号など)をID情報とすることもできる。
また、ユーザのバイオメトリクス情報(指紋、網膜、
顔、署名などから得られる情報)をIDとすることもで
きる。
【0120】また、上述の実施の形態においては、コイ
ンまたはプリペイドカードにより遊戯の対価を徴収する
ようにしたが、紙幣、デビットカード、クレジットカー
ド、メダルを用いて対価を徴収するようにしてもよい。
【0121】[第2の実施の形態]図26は、本発明の
第2の実施の形態における撮影システムの構成を示す図
である。
【0122】図26を参照して、撮影システムは、被写
体を撮影するための撮影機200と、撮影機200によ
り撮影された画像をその画像を特定するためのデータ
(ID)とともに保持するサーバ100と、サーバ10
0に記録された画像に対して氏名、住所、誕生日などの
情報を付加するためのデータ入力機600と、サーバ1
00に記録された画像をプリントするプリント機A70
0と、サーバ100に記録された画像を呼出すための情
報が記録されたカードなどにデータや画像をプリントす
るプリント機B800と、サーバ100に記録された画
像を表示する表示機501とから構成されている。
【0123】また、サーバ100はマスタサーバ300
aを介して、他の店舗のサーバ300に接続されてお
り、相互に画像データなどの情報を交換することが可能
である。さらに、通信網を介して、サーバ100から画
像データを携帯電話や携帯端末などの機器に送信するこ
とも可能である。
【0124】ユーザが撮影機200により撮影を行なう
と、その画像データはサーバ100に送信され、サーバ
100に記録される。また、このときユーザに対してそ
の画像を特定するためのバーコード情報が記載されたカ
ード(または紙片)が発行される。ユーザは、たとえば
プリント機A700のところへ行き、そのバーコードを
読取らせることで、サーバ100から自己の画像を取出
し、画像を加工(または撮影画像に重合せる画像を入
力)したりプリントさせることができる。
【0125】なお、サーバ100は撮影機200やプリ
ント機の内部に設けることもできる。またサーバ100
や撮影機200などの間は、専用の通信ケーブルなどで
結ぶようにしてもよいし、インターネットその他の回線
を介して撮影機やプリント機を接続することも可能であ
る。また、無線LANなどを用いてもよい。
【0126】図27は、図26の撮影機200の構成を
示す図である。図27を参照して、撮影機200におい
ては、筐体10の内部または表面に各種装置が配備され
ている。説明の便宜上筐体10において使用者(ユー
ザ)7と対向する側を前側とする。すなわち、図27の
筐体10に関して紙面の左側が筐体10の前側、右側を
筐体10の後側とする。なお、被写体70としては、任
意の物体を選択することができるが、本実施の形態で
は、使用者7の全身が被写体70であるものとする。
【0127】被写体70の背後には、外部からの光を遮
断するカーテン12が配備される。カーテン12は、筐
体10の前面の上部および下部から前方へ突出した支持
フレーム13,14によって支持される。カーテン12
の内面には、画像の合成手法に応じた色彩が施される。
たとえば、クロマキー合成であれば、カーテン12の内
面全体に青色、緑色などのクロマキー色が施される。
【0128】撮影機の筐体10内には、被写体70を撮
影するビデオカメラ(またはデジタルカメラ)30(以
下カメラ30という)と、カメラ30から画像信号を受
信して画像を合成する制御部5と、制御部5からの画像
信号を受信して画像を表示するディスプレイ60と、バ
ーコードなどの情報を印刷するプリンタ65とが配備さ
れる。
【0129】本実施の形態においては、使用者7がディ
スプレイ60から見る合成画像は、被写体70の像と、
制御部5に予め記憶された記憶画像とを合成したもので
ある。
【0130】カメラ30が被写体70を撮影し、使用者
7がディスプレイ60に表示された画像を見るために、
筐体10の前面上部が開口しており、該開口部には、ガ
ラス、プラスチックなどの透明板11が配置される。透
明板11の後方にはハーフミラー61が配備され、ハー
フミラー61の下方には、ディスプレイ60が配備され
る。
【0131】ディスプレイ60およびハーフミラー61
は、ディスプレイ60の発する光がハーフミラー61に
おいて反射して使用者7に達するように配備される。
【0132】したがって、使用者7は、ディスプレイ6
0に表示される画像を見ることになる。そのために、デ
ィスプレイ60には、所定画像が表示される必要があ
る。それには、制御部5が所定画像信号をディスプレイ
60に送信すればよい。
【0133】ハーフミラー61の後方には、カメラ30
が配備される。カメラ30は、被写体70すなわち使用
者7の全身を撮影できるように配備される。なお、撮影
機の配置スペースの観点から、カメラ30と被写体70
との間の距離は短い方が望ましい。この条件で、使用者
7の全身を撮影するために、カメラ30には、広角レン
ズが配置されることが望ましい。カメラ30は、制御部
5に接続され、被写体70の撮影信号を制御部5に送信
する。
【0134】筐体10内部の前面近くには、撮影された
画像を特定するためのバーコード情報をカードや紙など
の媒体に印刷するプリンタ65が配備され、筐体10前
面のプリンタ65に隣接する位置には、プリンタ65で
印刷された媒体67を筐体10の外部に送り出す取出し
口66が形成される。媒体の材料には、紙、プラスチッ
ク類などが使用される。
【0135】筐体10の前面で、かつ使用者7が操作し
やすい位置に、操作部20が配備される。操作部20
は、使用者7が各種操作を行なうボタン、レバーなどを
有しており、使用者7の操作に基づき操作信号を生成し
て制御部5に送信する。
【0136】また、筐体10の前面で、かつ使用者7が
コイン(対価の一種)を投入しやすい位置に、コイン投
入口(図示せず)が設けられ、筐体10内部のコイン投
入口に隣接した位置に、投入したコインを検出するコイ
ン検出部25(図28参照)が配備される。コイン検出
部25は、制御部5に対して検出信号を送信する。
【0137】また、筐体10前面の適所には、制御部5
からサウンド信号を受信して、サウンドを出力するスピ
ーカ63(図28参照)が配備される。
【0138】また、筐体10には被写体70を前方から
照明するためのフラッシュF1と、被写体70を後方か
ら照明するためのフラッシュF2と、カーテン12を背
後から照明するためのフラッシュF3とが設けられてい
る。フラッシュF1〜F3は、カメラ30による撮影に
同期して発光するように制御される。
【0139】図28は、制御部5の主な構成を示すブロ
ック図である。制御部5は、各種制御を実行するパーソ
ナルコンピュータ50(以下、「パソコン50」と称す
る。)を備える。パソコン50は、操作部20から操作
信号を受信し、コイン検出部25から検出信号を受信す
る。また、パソコン50は、複数の画像データおよびサ
ウンドデータを記憶する記憶装置500を備える。パソ
コン50は、指定した画像データを記憶装置500から
読出してグラフィックI/F(インターフェイス)回路
51に転送し、指定したサウンドデータを記憶装置50
0から読出してサウンドI/F回路52に転送する。
【0140】グラフィックI/F回路51は、パソコン
50から受取った記憶画像データを所定の記憶画像信号
に変換して画像合成装置54および表示選択回路55に
送信する。サウンドI/F回路52がパソコン50から
受取ったサウンドデータは所定のサウンド信号に変換さ
れてスピーカ63に送信されることにより、スピーカ6
3からサウンドが出力される。
【0141】本実施の形態の場合、記憶装置500に画
像データとして記憶される画像には、デモンストレーシ
ョン画像(以下、「デモ画像」と称する。)、および印
刷されるべき複数の装飾画像が含まれる。
【0142】カメラ30からの被写体70の画像信号
は、画像補正装置53によって受信され、画像補正装置
53は、被写体70の画像を補正する。なぜなら、カメ
ラ30と被写体70が図1に示すような配置である場
合、カメラ30によって撮影された被写体70の画像
は、頭部が大きくかつ足部が小さい台形に歪んだ形状と
なるからである。画像補正装置53によって補正された
被写体70の画像信号は、画像合成装置54に送信され
る。
【0143】画像合成装置54は、被写体70の画像信
号を第1画像信号として受信し、グラフィックI/F回
路51からの記憶画像の画像信号を第2画像信号として
受信して、第1画像と第2画像とを合成する。なお、画
像の合成手法は、実用新案登録第3043855号、実
用新案登録第3051776号などに詳述されているた
め、ここではその詳細な説明を省略する。画像合成装置
54は、複数の合成手法を備え、パソコン50からの指
示により1つの合成手法を選択することが望ましい。合
成された画像信号は、表示選択回路55およびプリンタ
65に送信される。
【0144】表示選択回路55は、画像合成装置54か
らの合成画像信号と、グラフィックI/F回路51から
の記憶画像信号を受信し、パソコン50からの制御信号
に基づいて一方の画像信号を選択して、ディスプレイ6
0に送信する。ディスプレイ60は、表示選択回路55
からの画像信号を受信して画像を表示する。
【0145】また、制御部5は、パソコン50からの制
御信号に基づいて、プリンタ65を制御するプリンタコ
ントローラ56を備える。プリンタ65は、プリンタコ
ントローラ56の制御により、バーコードの画像データ
を生成し、媒体に印刷する。
【0146】また、制御部5は、コイン投入数などをカ
ウント表示する各種のカウンタ58と、外部装置との間
で通信を行なう通信部59を備える。
【0147】次に、上記構成の撮影機200の動作につ
いて説明する。使用者7がコインを投入するまでは、パ
ソコン50からの指示により、表示選択回路55は、グ
ラフィックI/F回路51側を選択している。パソコン
50は、記憶装置500に予め記憶されたデモ画像のデ
ータを読出してグラフィックI/F回路51に転送する
ことにより、デモ画面がディスプレイ60に表示され
る。パソコン50は、記憶装置500に予め記憶された
BGM(バックグウランドミュージック)データを読出
してサウンドI/F回路52に転送することにより、ス
ピーカ63からBGMが流される。
【0148】使用者7がコインを投入して、コイン検出
部25からの検出信号をパソコン50が受信すると、パ
ソコン50は、適当なタイミングで、記憶装置500に
予め記憶された画像データおよびサウンドデータを読出
し、読出した画像データを、グラフィックI/F回路5
1および表示選択回路55を介してディスプレイ60に
送信するとともに、読出したサウンドデータを、サウン
ドI/F回路52を介してスピーカ63に送信し、ディ
スプレイ60上の画像およびスピーカ63からの音声に
より使用者7に適宜指示を与える。
【0149】図29は、プリント機Aの外観を示す図で
ある。図を参照して、プリント機Aには、同時に2人の
ユーザによる処理が可能となるように、2つのディスプ
レイ301a,301bと、それぞれのディスプレイに
おいて表示された画像に書込などを行なうためのタッチ
ペン303a,303bとが設けられている。
【0150】また、プリント機Aの内部にはプリンタ1
23と、パーソナルコンピュータなどにより構成される
制御部101と、ユーザが提示したバーコードを読取る
バーコードリーダ105とが備えられている。
【0151】図30は、プリント機AまたはBの構成を
示すブロック図である。図を参照して、プリント機は、
装置全体の制御を行なう制御部101と、投入されたコ
インの検出を行なうコイン検出部103と、バーコード
の読取を行なうバーコードリーダ105と、外部機器
(特にサーバ)との間で通信を行なうための通信部10
7と、図29で説明したディスプレイ301と、ディス
プレイの上に形成され、タッチペン303による入力を
可能とする入力部111と、サウンドI/F117と、
スピーカ115と、画像合成装置119と、プリンタコ
ントローラ121と、プリンタ123とから構成されて
いる。
【0152】バーコードリーダ105により読取られた
バーコードは、制御部101によって解析され、解析さ
れた情報をもとにサーバから通信部107を介して画像
データが読取られる。読取られた画像は、ディスプレイ
301に表示され、ユーザによりタッチペン303を用
いた画像の加工(または撮影画像に重ね合わされる画像
の入力)が可能となる。画像は画像合成装置119にお
いて合成され、プリンタコントローラ121を介してプ
リンタ123に出力され、シールやカードや葉書きなど
としてユーザに提供される。
【0153】また、加工が行なわれた画像(またはタッ
チペン113により入力された画像)のデータは、バー
コードのデータと対応づけてサーバに記録される。この
とき、加工が行なわれていないオリジナルの画像に上書
きされるようにしてもよいし、オリジナルの画像と加工
が行なわれた画像を両方記録するようにしてもよい。
【0154】さらに、第1の実施の形態と同様に、撮影
画像と、それに重ね合せる画像(すなわち、ユーザによ
り入力された画像)とを分けて記録するようにしてもよ
い。
【0155】図31は、表示機501またはデータ入力
機600の構成を示すブロック図である。図を参照し
て、表示機またはデータ入力機は、装置全体の制御を行
なう制御部201と、外部との間で通信を行なう通信部
205と、バーコードを読取るバーコードリーダ203
と、ユーザからの入力を受付ける入力部209と、画像
の表示などを行なうディスプレイ207とを備えてい
る。
【0156】表示機においては、通信部205を介して
サーバ100から画像データが入力され、入力された画
像データがディスプレイ207に表示される。これによ
り、撮影された画像が一般公開される。なお、このとき
撮影機200により撮影された画像をすべて表示するよ
うにしてもよいが、撮影機200を用いたユーザが画像
の一般公開のする/しないを選択することにより、「す
る」が選択された画像のみを順次ディスプレイ207に
表示するように構成してもよい。
【0157】また、ユーザはバーコードリーダ203を
介してバーコードを読取らせることにより、そのバーコ
ードに対応した画像データをサーバ100より呼出し、
ディスプレイ207に表示させることができる。これに
より、ユーザは自己の撮影した画像を容易に確認するこ
とができる。
【0158】データ入力機においては、ユーザはバーコ
ードリーダ203を用いてバーコードの読取を行なわせ
る。これにより、サーバ100から通信部205を介し
て画像データを呼出すことができる。ユーザは、この画
像データに対して入力部209を介して氏名、撮影日
時、誕生日などのデータを付加することができる。付加
されたデータは、通信部205を介してバーコードに対
応づけてサーバ100に記憶される。
【0159】図32は、本システムにおける画像の撮影
から印刷までの一連の手順を示すフローチャートであ
る。
【0160】図32を参照して、ステップS101にお
いてユーザが撮影機にコインを投入し、ステップS10
3で画像の撮影を行なう。ステップS105で撮影され
た画像はサーバに記録される。撮影機においては、ステ
ップS107で画像を特定するための情報(バーコー
ド)を記録した媒体が出力される。ユーザは、この出力
された媒体を持って、印刷装置(プリント機)の場所に
向かう。ステップS111において、ユーザはプリント
機にコインを投入し、ステップS113で媒体を介して
装置に画像を特定するための情報を入力する。
【0161】これにより、サーバからその情報に対応し
た画像が呼出される。ステップS115でユーザは呼出
された画像に対しタッチペンを用いて画像の加工または
画像の入力(お絵描き)を行なう。ステップS117に
おいて、ユーザは印刷のレイアウトを選択する。これに
より、ステップS119で印刷が行なわれる。
【0162】このように、本実施の形態においてはバー
コードなどの情報が記録された媒体を用いて画像の特定
を行なうようにしているため、撮影機とプリント機とを
離して設置することができる。これにより、装置を設置
するスペースを有効活用することができる。また、撮影
機やプリント機などは単体として機能するため、1つの
装置が故障したり古くなったりしたときには、その装置
のみを交換すればよく、コストパフォーマンスが良くな
る。
【0163】さらに、たとえば1つの店舗において撮影
機のみを設け、別の店舗においてプリント機などを設置
するようにすることができる。
【0164】なお、本実施の形態においては画像の特定
のためにバーコードが書かれた媒体を用いることとした
が、たとえば画像を特定するための情報を磁気カードな
どの媒体に磁気的に記録するようにしてもよい。さらに
媒体として、CD−R、PD、DVD、MOなどの光デ
ィスク、フラッシュメモリカードなどを用いてもよい。
また、媒体に撮影日時、媒体の有効期限などを書込むよ
うにしてもよい。
【0165】また、バーコードとしては1次元のものを
使ってもよいし、2次元バーコードを使ってもよい。
【0166】また、磁気カードなどの媒体を用いる場
合、撮影機内に磁気カードなどを多数ストックし、ユー
ザに供給するようにしてもよいし、専用の販売機で磁気
カードを提供することもできる。このような磁気カード
はシステム使用のための対価を支払うためのプリペイド
カードと兼用することもできる。
【0167】また、磁気カードに複数の種類を持たせ
(たとえばカード間で異なるキャラクタをプリントして
おくなど)、その種類に応じて撮影時に合成する画像な
どを変化させるようにしてもよい。
【0168】また、サーバに画像を記録せず、フレキシ
ブルディスクなどの磁気記録媒体、CD−R、PD、D
VD、MOなどの光ディスク、フラッシュメモリカード
などに画像を記録し、それをユーザに提供するようにし
てもよい。この場合、撮影機とプリント機とを接続する
必要がなくなる。
【0169】図33は、このようにフレキシブルディス
クなどの記録媒体に画像を記憶する場合のシステムの処
理を示すフローチャートである。
【0170】図を参照して、ステップS201で、ユー
ザは記録媒体を予め準備しておく。ステップS203で
撮影機に対してユーザはコインを投入する。ステップS
205でユーザは記録媒体を撮影機に設けられたディス
クドライブに入れる。
【0171】ステップS207で撮影が行なわれると、
撮影機はステップS209で画像データをユーザの記録
媒体に書込む。ユーザは、ステップS211で記録媒体
を取出し、プリント機の設置されている場所へ行く。
【0172】ステップS213でユーザはプリント機に
コインを投入し、ステップS205で記録媒体をセット
する。プリント機においては、ステップS217で記録
媒体から撮影画像の読込が行なわれる。ステップS21
9でユーザが画像の加工を行ない、ステップS221で
印刷のレイアウトを選択すると、ステップS223で画
像の印刷が行なわれる。
【0173】[他の実施の形態]図34は、撮影機の他
の形態を示す図である。この形態においては、カメラに
レリーズ401またはフットスイッチ403が設けられ
ており、ユーザはこれを操作することで好みの画像を撮
影することができる。
【0174】図35は、プリント機の他の形態を示す外
観図である。図29の例においてはディスプレイ301
a,301bを左右に並べることとしたが、本実施の形
態においては、ディスプレイ301a,301bを筐体
の前部分と後部分とに設けるようにしている。これによ
り、2人のユーザが向かい合って画像の加工または入力
を行なうことができる。なお、このときプリンタから出
力された写真を排出する場所は筐体の前面にあってもよ
いし、後面にあってもよいし、側面にあってもよい。
【0175】また、撮影機をユーザの自宅のパソコンと
デジタルカメラなどで構成することもできる。
【0176】図36は、撮影機をユーザの自宅のパソコ
ンとデジタルカメラとで構成した場合のシステムの処理
を示すフローチャートである。
【0177】まず、ステップS401でユーザはパソコ
ンを用いて、デジタルカメラで撮影された画像をサーバ
100にアップロードする。このとき、ステップS40
3でサーバ100から受付番号がユーザのパソコンに対
して送信される。
【0178】その後店舗でステップS405において受
付番号に基づきバーコードがプリントされる。ステップ
S407においてユーザはバーコードを店舗のプリント
機で読取らせることにより、任意の媒体に画像をプリン
トすることができる。
【0179】なお、上述の実施の形態においては、画像
を特定するための情報として撮影機により特定されたバ
ーコードなどを用いることとしたが、ユーザがIDやパ
スワードなどを決定し、撮影機に入力することで画像を
特定するための情報とするようにしてもよい。すなわ
ち、ユーザは撮影時に撮影機にIDやパスワードなどを
入力し、プリント時にはプリント機にこれらのIDやパ
スワードなどを入力することにより画像を呼出しプリン
トを行なうものである。
【0180】また、指紋認証、文字認識、暗号技術を用
いることにより、撮影機で撮影された画像とプリント機
でプリントされる画像とを対応づけるようにしてもよ
い。
【0181】[第3の実施の形態]図37は、本発明の
第3の実施の形態における撮影システムの全体構成を示
す図である。
【0182】図を参照して、撮影システムは、撮影機5
01,503と、円筒形の撮影機505と、データ入力
機507,509と、印刷機511と、画像閲覧機51
3と、画像入力機515と、店舗内サーバ521とを備
えており、それらはHUB519を介してLANで接続
されている。また、店舗内サーバ521は、ルータ52
3を介して外部ネットワーク(例えばインターネットな
どの電気通信回線)に接続されている。
【0183】また、通信により、店舗内サーバ521
は、携帯電話525やPDA(Personal Digital Assist
ant)527や持ち運び可能な画像入力機517へ画像そ
の他の情報を送信したり、逆に情報を受取ったりするこ
とができる。
【0184】ネットワークには、画像データの配信管理
を行なうシステムサーバ555、パーソナルコンピュー
タ561、およびルータ557を介した他店舗サーバ5
59が接続されている。また、ネットワークを介して携
帯電話551やPDA553へ情報を送信することも可
能である。
【0185】本実施の形態における撮影システムにおい
ても、写真を撮影する撮影機、ユーザが画像を入力する
データ入力機、プリントを行なう印刷機、画像の閲覧を
行なう閲覧機が離れた位置にあるため、撮影の終わった
ユーザが長時間同じ場所に留まることがなくなる。これ
により、効率的に写真撮影、画像入力およびプリントを
行うことが可能である。
【0186】図38は、撮影機501の外観構成を示す
図である。撮影機501は、第1の実施の形態における
撮影BOXと同様にカメラ253を備えている。カメラ
253は、時計方向および反時計方向に回動自在に取付
けられており、また、レール上を上下に異動することが
できる。これにより、カメラの所望の向き、所望の位置
で写真を撮影することが可能である。また、被写体を照
らすためのフラッシュFが撮影機501の前面に複数設
けられている。
【0187】また、第1の実施の形態における撮影BO
X(B)と同様に、撮影機501には、IDをカードに
記録を行なうための磁気カードリーダ/ライタ263
と、IDをバーコードとしてプリントするバーコードプ
リンタ265と、撮影により得られた画像をCD−RO
M、ICカード、ハードディスクカード、フレキシブル
ディスクなどのメディアに書込むためのメディア書込部
267とが備えられている。
【0188】図39は、円筒形撮影機505の構成を示
す図である。円筒形撮影機505は、内部に円筒軸を中
心軸として360度回転可能なカメラ253を備えてい
る。ユーザは、カメラ253を回転させることで、好み
の位置で写真を撮影することができる。特に、円筒形に
構成される壁の内面の各所に様々な色彩、模様、背景を
付し、ユーザが好みのものをバックに写真を撮影できる
ようにすると効果的である。
【0189】なお、図示しないが、円筒形撮影機505
にも、IDをカードに記録するための磁気カードリーダ
/ライタと、IDをバーコードとしてプリントするバー
コードプリンタと、撮影により得られた画像をCD−R
OM、ICカード、ハードディスクカード、フレキシブ
ルディスクなどのメディアに書込むためのメディア書込
部とが備えられている。
【0190】図40は、図37のデータ入力機507の
外観構成を示す図である。データ入力機507には、第
1の実施の形態における落書きBOXと同様に、撮影機
により発行された磁気カードからIDを読取る、磁気カ
ードリーダ/ライタ357と、撮影機により発行された
バーコードを読取るバーコードリーダ359と、ユーザ
の用意したメディアを読取るメディア読取部361と、
サーバ521から読出された画像およびユーザにより入
力された落書き画像を表示するディスプレイと、ディス
プレイの上に重ねて設けられるタッチパネルと、タッチ
パネルへの入力を行なうためのタッチペンとが設けられ
ている。
【0191】ただし、データ入力機507には、第1の
実施の形態における落書きBOXと異なり、プリンタが
設けられていない。すなわち、データ入力機507にお
いてはユーザは重ね合せる画像その他のデータの入力を
行なうのみである。
【0192】図41は、図37の画像閲覧機513の外
観を示す斜視図である。画像閲覧機は第2の実施の形態
における表示機501に対応する機械である。ただし、
本実施の形態においては画像閲覧機には4方向にディス
プレイが設けられており、4人で同時に(同じ画像また
は異なる画像を)閲覧することができる。
【0193】図42は、図37の印刷機511の構成を
示す斜視図である。図を参照して、印刷機511には、
第1の実施の形態における落書きBOX163と同様
に、撮影機により発行された磁気カードからIDを読取
る、磁気カードリーダ/ライタ357と、撮影機により
発行されたバーコードを読取るバーコードリーダ359
と、ユーザの用意したメディアを読取るメディア読取部
361と、画像が印刷されたシール、カードなどの印刷
媒体を出力するプリンタ355a,355bと、印刷媒
体の取出口とが設けられている。
【0194】ただし、印刷機511には、第1の実施の
形態における落書きBOX163と異なり、画像を表示
するディスプレイやタッチパネルは設けられていない。
すなわち、ユーザはこの印刷機で印刷を行なうのみであ
る。
【0195】図43は、図37の持ち運び可能な画像入
力機517の斜視図である。ユーザはこのような持ち運
び可能な画像入力機517を用いても撮影された画像に
重ね合せる画像を入力することができる。
【0196】図44は、図37の画像入力機515の構
成を示す斜視図である。図を参照して、画像入力機に
は、撮影機により発行された磁気カードからIDを読取
る、磁気カードリーダ/ライタ357と、撮影機により
発行されたバーコードを読取るバーコードリーダ359
と、ユーザの用意したメディアを読取るメディア読取部
361と、コイン投入口255と、コイン返却口283
と、ファイルサーバ155から読出された画像およびユ
ーザにより入力された落書き画像を表示するディスプレ
イ351と、ディスプレイの上に重ねて設けられるタッ
チパネル352と、タッチパネルへの入力を行なうため
のタッチペン353a,353bと、画像が印刷された
シール、カードなどの印刷媒体を出力するプリンタ35
5とが設けられている。
【0197】図45は、データ入力機の他の形態を示す
図である。図を参照して、データ入力機には、撮影機に
より発行された磁気カードからIDを読取る、磁気カー
ドリーダ/ライタ357と、撮影機により発行されたバ
ーコードを読取るバーコードリーダ359と、ユーザの
用意したメディアを読取るメディア読取部361と、コ
イン投入口と、コイン返却口と、サーバから読出された
画像およびユーザにより入力された落書き画像を表示す
るディスプレイと、ディスプレイの上に重ねて設けられ
るタッチパネルと、タッチパネルへの入力を行なうため
のタッチペンとが設けられている。
【0198】また、図46に示されるように、図35と
同様に、データ入力機を対面型とすることもできる。
【0199】なお、メディア読取部は、撮影機に設ける
ようにしてもよい。なお、他の発明として以下の構成が
考えられる。
【0200】(1) ユーザから画像を特定するための
ID情報を入力する入力手段と、前記入力されたID情
報に基づいて、対応する画像をサーバから受信する受信
手段と、前記受信された画像を印刷媒体にプリントする
第1プリント手段と、前記ID情報を2以上の情報に分
割する分割手段と、前記印刷媒体に、前記分割手段によ
り分割された2以上の情報をそれぞれ異なる位置にプリ
ントする第2プリント手段とを備えた、プリント装置。
【0201】(2) ユーザから画像を特定するための
ID情報が記録されたカードを受領する受領手段と、前
記受領されたカードからID情報を読出す読出手段と、
前記読出されたID情報に基づいて、対応する画像をサ
ーバから受信する受信手段と、前記受信された画像を印
刷媒体にプリントするプリント手段と、前記受領された
カードを返却せずに回収する回収手段とを備えた、プリ
ント装置。
【0202】(3) ユーザから画像を特定するための
ID情報を入力する入力手段と、前記入力されたID情
報に基づいて、対応する画像をサーバから受信する受信
手段と、画像を印刷媒体にプリントする第1プリント手
段と、画像を印刷媒体にプリントするプリント手段であ
って、前記第1プリント手段とは異なる特性を有する第
2プリント手段と、前記受信された画像を前記第1プリ
ント手段でプリントするか、前記第2プリント手段でプ
リントするかを選択する選択手段とを備え、前記選択手
段の選択結果に基づき、前記第1プリント手段または前
記第2プリント手段で前記受信された画像のプリントを
行うことを特徴とする、プリント装置。
【0203】(4) 前記選択手段は、ユーザの入力に
基づいて選択を行なう、(3)に記載のプリント装置。
【0204】(5) 画像が撮影されたカメラの種類を
特定する特定手段をさらに備え、前記選択手段は、前記
特定手段により特定されたカメラの種類に基づいて選択
を行なう、(3)に記載のプリント装置。
【0205】(6) ユーザから画像を特定するための
ID情報が記録されたカードを受領する受領手段と、前
記受領されたカードからID情報を読出す読出手段と、
前記読出されたID情報に基づいて、対応する画像をサ
ーバから受信する受信手段と、前記受信された画像を印
刷媒体にプリントするプリント手段と、前記プリントの
ための対価を受領する対価受領手段とを備え、前記ID
情報が記録されたカードは対価支払いの機能を有してお
り、前記対価受領手段は、前記ID情報が記録されたカ
ードを用いて前記プリントのための対価を受領する、プ
リント装置。
【0206】(7) ユーザから、画像を特定するため
のID情報を記録するカードを受領する受領手段と、被
写体を撮影するためのカメラと、前記カメラにより撮影
された画像を前記ID情報とともにデータとして記録す
る記録手段と、前記撮影のための対価を受領する対価受
領手段とを備え、前記ID情報を記録するカードは対価
支払いの機能を有しており、前記対価受領手段は、前記
ID情報を記録するカードを用いて前記撮影のための対
価を受領する、撮影装置。
【0207】(8) ユーザから画像を特定するための
ID情報が記録されたカードを受領する受領手段と、前
記受領されたカードからID情報を読出す読出手段と、
前記読出されたID情報に基づいて、対応する画像をサ
ーバから受信する受信手段と、前記受信された画像を表
示する表示手段と、前記表示された画像に合成する画像
をユーザから入力する入力手段と、画像合成のための対
価を受領する対価受領手段とを備え、前記ID情報が記
録されたカードは対価支払いの機能を有しており、前記
対価受領手段は、前記ID情報が記録されたカードを用
いて前記画像合成のための対価を受領する、画像入力装
置。
【0208】(9) 被写体を撮影する撮影装置と、前
記撮影装置とは異なる場所に設置されるプリント装置と
からなる写真撮影システムであって、前記撮影装置は、
撮影のための対価を受領する対価受領手段と、前記対価
受領手段による対価の受領が行なわれた後に、被写体を
撮影するカメラと、前記カメラにより撮影された画像
を、画像を特定するためのID情報とともにサーバへ送
信する送信手段とを備え、前記プリント装置は、前記プ
リントのための対価を受領する対価受領手段と、ユーザ
から画像を特定するためのID情報を入力する入力手段
と、前記入力されたID情報に基づいて、対応する画像
を前記サーバから受信する受信手段と、前記対価受領手
段による対価の受領が行なわれた後に、前記受信された
画像を印刷媒体にプリントするプリント手段とを備え
た、写真撮影システム。
【0209】(10) 被写体を撮影するためのカメラ
と、前記カメラにより撮影された画像をデータとして保
持する保持手段と、前記保持手段により保持されたデー
タを特定するための情報をユーザに対して出力する出力
手段とを備えた、撮影装置。
【0210】(11) 前記出力手段は、バーコードが
プリントされた媒体を出力する、(10)に記載の撮影
装置。
【0211】(12) 前記出力手段は、磁気記録媒
体、光ディスクまたはメモリカードに情報を記録して出
力する、(10)に記載の撮影装置。
【0212】(13) 被写体を撮影するためのカメラ
と、前記カメラにより撮影された画像をデータとして保
持する保持手段と、前記保持手段により保持されたデー
タを特定するための情報をユーザから受取る受取手段と
を備えた、撮影装置。
【0213】(14) 保持手段により保持されたデー
タを特定するための情報を読取る読取手段と、前記読取
手段により読取られたデータを特定するための情報に基
づいて、所定の画像を読出す読出手段と、前記読出手段
により読出された画像をプリントするプリント手段とを
備えた、プリント装置。
【0214】(15) 保持手段により保持されたデー
タを特定するための情報を読取る読取手段と、前記読取
手段により読取られたデータを特定するための情報に基
づいて、所定の画像を読出す読出手段と、前記読出手段
により読出された画像を加工する加工手段とを備えた、
画像加工装置。
【0215】(16) 保持手段により保持されたデー
タを特定するための情報を読取る読取手段と、前記読取
手段により読取られたデータを特定するための情報に基
づいて、所定の画像を読出す読出手段と、前記読出手段
により読出された画像に、入力された情報を付加する手
段とを備えた、画像加工装置。
【0216】(17) 撮影装置とプリント装置とから
なる撮影システムであって、前記撮影装置と前記プリン
ト装置とは別の場所に設けられ、前記撮影装置により撮
影された画像を、その画像を特定するための情報ととも
に保持し、前記プリント装置において、前記画像を特定
するための情報に基づいて画像を読出し、プリントを行
なうことを特徴とする、撮影システム。
【0217】(18) 被写体を撮影するステップと、
前記撮影された画像をデータとして保持するステップ
と、前記保持されたデータを特定するための情報をユー
ザに対して出力するステップとを備えた、撮影方法。
【0218】(19) 被写体を撮影するステップと、
前記撮影された画像をデータとして保持するステップ
と、前記保持されたデータを特定するための情報をユー
ザから受取るステップとを備えた、撮影方法。
【0219】(20) 保持手段により保持されたデー
タを特定するための情報を読取るステップと、前記読取
られたデータを特定するための情報に基づいて、所定の
画像を読出すステップと、前記読出された画像をプリン
トするステップとを備えた、プリント方法。
【0220】(21) 保持手段により保持されたデー
タを特定するための情報を読取るステップと、前記読取
られたデータを特定するための情報に基づいて、所定の
画像を読出すステップと、前記読出された画像を加工す
るステップとを備えた、画像加工方法。
【0221】(22) 保持手段により保持されたデー
タを特定するための情報を読取るステップと、前記読取
られたデータを特定するための情報に基づいて、所定の
画像を読出すステップと、前記読出された画像に、入力
された情報を付加するステップとを備えた、画像加工方
法。
【0222】(23) 被写体を撮影する撮影装置と、
前記撮影装置とは異なる場所に設置され、前記撮影装置
から撮影画像データを受取り、それを表示し、ユーザに
よる画像の入力を受付ける画像入力装置と、前記撮影装
置および前記画像入力装置とは異なる場所に設置され、
前記画像入力装置から画像データを受取り、プリントす
るプリント装置とを備えた、写真撮影システム。
【0223】(24) 前記撮影装置で撮影された被写
体の画像を特定するためのIDを記憶する記憶手段をさ
らに備え、前記画像入力装置および前記プリント装置に
おいてIDを入力し、前記記憶手段に記憶されたIDと
照会することで、受取る画像データを特定することを特
徴とする、(23)に記載の写真撮影システム。
【0224】(25) (23)または(24)に記載
の写真撮影システムによりプリントされた、印刷媒体。
【0225】(26) 被写体を撮影する撮影装置と、
前記撮影装置とは異なる場所に設置され、前記撮影装置
から撮影画像データを受取り、それを表示し、ユーザに
よる画像の入力を受付ける画像入力装置と、前記撮影装
置および前記画像入力装置とは異なる場所に設置され、
前記画像入力装置から画像データを受取り、プリントす
るプリント装置とを備えた、写真撮影システムの制御プ
ログラムであって、前記撮影装置で撮影を行なうステッ
プと、前記画像入力装置において、前記撮影された画像
を表示し、ユーザによる画像の入力を受付けるステップ
と、前記プリント装置において、前記画像入力装置から
画像データを受取り、プリントするステップとをコンピ
ュータに実行させることを特徴とする、写真撮影システ
ムの制御プログラム。
【0226】なお、上述の実施の形態においてプリンタ
の印刷媒体がなくなったときやインクフィルム(インク
リボンなど)がなくなったときには、警告処理を行な
い、ユーザに対してプレイを中断し、装置の保守を行な
う者に対しその旨通知することが望ましい。
【0227】また、第1の実施の形態における落書きB
OXにおいては2台のプリンタを用いることとしたが、
1台のプリンタが故障、用紙切れなどにより使用不可能
となったときには、他方のプリンタでプリントを行なう
ようにすることが可能である。
【0228】また、図15の例では、装置の正面に対し
てプリンタを右方向に設けることとしたが、店舗内のレ
イアウトなどに応じてプリンタを左方向にも取付け可能
となるようにしてもよい。また、ユーザが右にプリンタ
を取付けるか、左にプリンタを取付けるかを自分で選択
できるように装置を構成することが望ましい。
【0229】なお、撮影装置としてはCCDデジタルカ
メラ、CMOSデジタルカメラ、ビデオカメラ、一眼レ
フデジタルカメラなどを用いることができる。
【0230】また、プリンタとしてはレーザプリンタ、
インクジェットプリンタ、LEDプリンタ、昇華型熱転
写プリンタ、溶融型熱転写プリンタ、サーマルプリンタ
などを用いることができる。
【0231】また、ID情報、プログラム、データなど
を記録するための記録媒体としては、磁気カード、フレ
キシブルディスクその他の磁気記録媒体、CD−R、P
D、DVD、MOなどの光ディスク、コンパクトディス
ク、スマートメディア、SDカード、メモリスティック
などの小型フラッシュメモリカードを用いることができ
る。
【0232】また、画像に対応するID情報は、紙やシ
ールなどの媒体へ仮名、英字、数字、記号などとして印
字したり、バーコードとして印字するようにしてもよ
い。
【0233】また、撮影装置とプリント装置との間を接
続するためには、LANを用いてもよいし、WAN、公
衆回線、SCSI、IDE、USB、IEEE139
4、パラレル、RS−232C、IrDA、Bluetooth
などのインターフェイスを用いるようにしてもよい。
【0234】また、上述の実施の形態においてはIDを
用いて画像を取得することとしたが、暗号技術、指紋認
証、文字認識、パスワード入力などにより画像を特定す
るようにしてもよい。また、IDは、英数字、仮名、記
号などを用いることができ、ユーザが決定してもよい
し、システム側で決定してもよい。
【0235】なお、ID情報は撮影した画像ファイルの
ファイル名に関連付けて作成してもよい。
【0236】ID情報としては、たとえば撮影日、プレ
イ回数、撮影回数、機械番号、プリンタ番号、サーバ番
号、暗証番号などを用いることができる。
【0237】また、ID情報は撮影毎の画像を特定する
ための情報としてもよいし、複数回の撮影を1つにまと
めた群を特定するための情報としてもよい。
【0238】また、上述のフローチャートなどにより示
される処理をコンピュータに実行させるためのプログラ
ムを提供してもよいし、当該プログラムを上述の記録媒
体に記録させて提供することもできる。
【0239】なお、上述の実施の形態において画像を外
部サーバに送信したり、外部サーバからデータまたはプ
ログラムをファイルサーバ側に送信するためには、各機
器を常時ネットワークに接続させておくことが望まし
い。
【0240】常時接続の方法としては、たとえばOCN
エコノミーなどの専用線サービス、NTTが提供する定
額制のフレッツISDN、フレッツADSL、Bフレッ
ツ、その他接続業者が提供するxDSLサービス(たと
えばYahooが提供するYahooBBなど)、CATVを利用し
た接続、衛星を使った接続サービス、無線を使った接続
サービス(たとえばケイオプティコムが提供するEOサ
ービスなど)が挙げられる。
【0241】しかし、常時接続した状態では、第三者か
らのサーバへのアタックの危険性が高くなり、画像の改
ざんや漏洩などが問題となる。そのために、セキュリテ
ィ対策をシステム上に構築するのが望ましい。
【0242】セキュリティ対策としては、プロキシサー
バなどのアプリケーションによるゲートウェイ、ルータ
などネットワーク端末でのパケットフィルタリング、サ
ーキットレベルでのゲートウェイなど、それらを少なく
とも1つ組合わせたファイアウォールをシステム上に構
築する方法や、暗号・認証技術として知られているイン
ターネットVPN(Virtual Private Network)技術な
どが挙げられる。
【0243】また、システム上の異常を事前に認知でき
るように、プロトコルSNMP(Simple Network Manag
ement Protocol)を使った異常警告システム、遠隔監視
システムを採用することが、さらに望ましい。
【0244】また、システムの故障による障害発生時に
も画像データの破損を防ぐために、システムにはバック
アップ装置を設けることが望ましい。バックアップ装置
としては、RAID0、RAID1、RAID2、RA
ID3、RAID4、RAID5などのRAIDシステ
ムが挙げられる。これらのシステムで使用されるハード
ディスクとしては、SCSIやIDEなどのインターフ
ェイスを用いることができる。
【0245】また、停電や強制的に電源を切られた場合
などのために、各装置には無停電電源装置(UPS)を
設け、電源OFF時の処理を正常に行なえるようになっ
ていることが望ましい。
【0246】また、写真撮影、画像入力、印刷などの処
理を実行するためのプログラムおよび関連するデータは
すべてサーバ上に記録するようにしてもよい。すなわ
ち、写真を撮影したり、画像を入力したり、プリントを
行なう装置はハードディスクを内蔵せず、必要なときに
プログラムや関連するデータをサーバ上のハードディス
クからダウンロードしてメモリに読込み、実行するので
ある。これにより、写真撮影装置などの内部にハードデ
ィスクを用いないで済むため、各装置の内蔵ハードディ
スクの不具合で起きるトラブルを防止することができ
る。特に、サーバにおいては信頼性の高いハードディス
クを用い、事故が生じないようにすると、ハードディス
クのトラブルを事前に防ぐことができ、便利である。
【0247】また、このようなシステムにおいてはサー
バ側でソフトウェアやデータを更新するだけで、すべて
の装置において最新ソフトを使えるというメリットもあ
る。
【0248】また、IPv6(IPバージョン6)の技
術を用いると、各装置のカメラ、プリンタ、表示装置な
どの機器にIPを割振ることで、サーバからこれらの機
器を直接制御することができる。既に、IPを割当てる
ことが可能なネットワークプリンタや、監視カメラ、防
犯カメラの分野におけるネットワークカメラ(IPカメ
ラ)が現実化しているため、それらを写真自動販売機で
用い、IP制御を行なうのである。
【0249】また、上述の実施の形態においては撮影装
置、画像入力装置(落書きBOX)、プリント装置等を
接続することとしたが、各装置を複数種類設け、ネット
ワークに複数種類の撮影装置、複数種類の画像入力装
置、複数種類のプリント装置を接続するようにしてもよ
い。このようにすると、ユーザは自分の好みの装置を選
択して用いることができるため、遊戯のバリエーション
が広がる。
【0250】なお、店内における各機器の接続において
は無線LANの技術を用いてもよい。
【0251】さらに、図2に示される撮影装置(撮影B
OX(A))を、図47に示される装置のように構成し
てもよい。図47においては、装置の天井部分に鏡Mが
設けられている。このようにすると、カメラ253をユ
ーザが上(鏡Mの方向)に向けて撮影することにより、
天井から下を見下ろした構図で撮影を行なうことができ
るため、撮影のバリエーションが広がる。
【0252】また、この天井部分に設けられた鏡Mを凹
面鏡にしたり、凸面鏡にしたりすることで、画角を変え
ることができる。
【0253】なお、撮影装置、画像入力装置、プリント
装置のそれぞれに音声出力装置を設け、それぞれで異な
る音声を出力するようにしてもよい。出力する音声とし
ては、音楽、機器の操作説明、エラーの通知などが挙げ
られる。
【0254】[「こだわりモード」についての説明]上
述の図14に関する説明において、写真撮影装置の「こ
だわりモード」で、ユーザはライティングの方法(どの
方向から光を当てるか、どの程度の強さの光を当てるか
など)を選択して撮影を行なうことができる旨述べた
が、以下にその詳細を説明する。
【0255】写真撮影装置においては、撮影時の照明を
当てる方向と、カメラの設定値(たとえばシャッタスピ
ードや絞り値)と(必要に応じて照明の強さと)の組合
せが複数記憶されており、これによりいくつかの撮影方
法がユーザに対して提示可能とされている(たとえば5
種類)。
【0256】さらに、写真撮影装置は、上述の複数の撮
影方法のそれぞれで得られる撮影結果をイメージできる
画像を記憶しており、撮影前のユーザにそれらを提示し
(具体的にはディスプレイに表示するなど)、ユーザに
所望の画像を選択させる。ユーザが画像の中から好みの
画像を選択することにより、それに対応するライティン
グの方法やカメラの設定値が選択される。
【0257】写真撮影装置は、その選択に基づき、どの
ライトをどの程度の明るさで発光させるのか、またはラ
イトの駆動機構が付いている場合にはライトの照明方向
をどの方向とするのかなどを決定する。これに基づき、
ライトの制御が行なわれる。
【0258】また、同時にユーザの選択に基づき、カメ
ラに対してシャッタスピードや絞り値などの設定が行な
われる。その後、設定された条件の下で撮影が行なわれ
る。
【0259】ライティング方法における照明を当てる方
向の設定方法として、たとえば以下のものが考えられ
る。
【0260】(1) カメラの位置を基準に、右側のみ
から光を当てるライト、左側のみから光を当てるライ
ト、中央部のみから光を当てるライト、上側のみから光
を当てるライトを装置に設け、それらの少なくとも1つ
を発光させることで、照明を行なう。どのライトを点灯
させるかにより、照明を当てる方向が設定される。
【0261】(2) ライトの方向を変える駆動機構を
設け、それを駆動させることで照明を当てる方向が設定
される。
【0262】たとえば、ユーザが撮影対象である人物の
右側のみから照明を当てる撮影方法を選んだ場合には、
右側からだけ光が当ることになり、グラビア写真のよう
に趣きのある撮影結果が得られる。
【0263】また、設定可能なカメラの絞り値として、
たとえばF2〜F9(たとえばF2.8、F4、F5、
F5.6、F7、F8、F9など)の範囲を用いること
が考えられる。カメラの絞り値を変えることにより、ラ
イティングの方法が同じでも、影の付き方の強弱、奥行
き感などの異なる撮影結果が得られるため、さらに細か
い撮影を行なうことが可能となる。
【0264】上述のように装置を構成することで、ライ
ティングをユーザが任意に選択できるという効果だけで
はなく、以下のような効果が得られる。すなわち、撮影
結果のイメージ画像を表示し、その中から所望のものを
ユーザに選択させ、ライティング方法などを決定するこ
とで、ユーザは直接にライティング方法を選択するので
はなく、間接的に選択を行うことができる。これによ
り、ユーザは専門的なライティングの知識がなくても自
分の好みの設定を行なうことができる。
【0265】すなわち、直接ライティングの方法をユー
ザが指定できるようにしても、どのような写真ができる
かユーザにとってわからないことが多い。しかしなが
ら、本構成によると、出来上がりの写真のイメージを選
択することで設定ができるため、専門知識のないユーザ
でも設定ができるのである。
【0266】なお、撮影結果のイメージ画像としては、
1人の被写体を表示したグラビア写真風の画像、カップ
ルでのムードのある画像、複数の友人同士の記念写真画
像、服装の色が映えるような画像など人数や服装に応じ
たものを用意することが考えられる。
【0267】なお、ユーザがライティングの方法やカメ
ラの設定値を直接入力できるように装置を構成してもよ
い。
【0268】[第4の実施の形態]図48は、本発明の
第4の実施の形態における写真撮影システムの構成を示
すブロック図である。
【0269】図を参照して、撮影システムは、第1の実
施の形態と同様に、撮影BOX(A)159と、撮影B
OX(B)161と、HUB157と、ファイルサーバ
155とを備えている。また、本実施の形態において
は、ファイルサーバ155に、ネットワークに接続され
ている機器(筐体)の状況を1箇所で確認するためのデ
ィスプレイ装置155aが接続されている。さらに、本
実施の形態においてはネットワークに2種類の落書きB
OX(A)163aおよび落書きBOX(B)163b
が接続されている。
【0270】HUB157には、ルータ523が接続さ
れており、ルータ523は、インターネットなどのネッ
トワーク153を介して、パーソナルコンピュータ(外
部端末)561に接続される。パーソナルコンピュータ
561には、ディスプレイ装置561aが接続されてい
る。ディスプレイ装置561aにおいても、撮影BOX
(A)159、撮影BOX(B)161、落書きBOX
(A)163a、および落書きBOX(B)163bの
状況を確認するための情報が表示される。
【0271】すなわち、本実施の形態においてはファイ
ルサーバ155、およびネットワークに接続された外部
のパーソナルコンピュータ561から、システムの各機
器の状況が把握できるように装置が構成されている。情
報の表示の方法は、文字、アイコン、コードなどを用い
ることが可能である。また、各機器の情報の入手方法
は、各機器からファイルサーバ155へ情報を通知する
方法を用いてもよいし、ファイルサーバ155から各機
器にアクセスし、情報を吸い上げるようにしてもよい。
情報の入手は、リアルタイムで行なうようにしてもよい
し、定期間隔ごとに行なうようにしてもよい。また、そ
れらの取得された情報をファイルサーバ155に蓄えて
おき、履歴(ログ)をディスプレイ装置155a,56
1aに表示するようにしてもよい。
【0272】より詳細に、ディスプレイ装置155a,
561aに表示される内容について以下に述べる。
【0273】撮影BOX(A)159および撮影BOX
(B)161に関する情報として、装置の稼働情報(正
常動作中、非動作中(電源OFF)など)、エラー情報
(カメラ異常発生、磁気カード切れ、照明装置異常、コ
イン装置異常など)、およびプレイ情報(インカム情
報、プレイ回数など)が表示される。
【0274】落書きBOX(A)163a,落書きBO
X(B)163bに関しては、稼働情報(正常動作中、
非動作中(電源OFF)など)、エラー情報(プリンタ
異常発生、磁気カードエラー、プリンタ用紙切れ、プリ
ンタインク切れ、コイン装置異常など)、およびプレイ
情報(インカム情報、プレイ回数など)が表示される。
【0275】図49は、ディスプレイ装置155a,5
61aにおける表示画面の具体例を示す図である。
【0276】図49を参照して、ここでは、撮影BOX
(A)の状態として、当該装置が正常に動作しているこ
とと、撮影BOX(B)においてカメラに異常が生じた
ことが表示されている。また、落書きBOX(A)にお
いても異常が発生し、その異常の内容を示すコードが表
示されている。また、落書きBOX(B)においては電
源がOFFとなっていることが表示されている。
【0277】システムの管理を行なう者は、このディス
プレイ装置155a,561aの画面を見ることで、ネ
ットワークに接続されている装置の状況を把握すること
ができる。
【0278】図50は、ディスプレイ装置155a,5
61aに表示される履歴ログ画面の具体例を示す図であ
る。
【0279】図を参照して、この画面においては撮影B
OX(A)の動作状況の履歴が表示されている。具体的
には、年月日と時間に対応づけて、装置の状況が記録さ
れている。システムの管理者はこの履歴ログを見ること
で、装置の状況の変化を知ることが可能となる。
【0280】[第5の実施の形態]第5の実施の形態に
おける撮影システムのハードウェア構成は第1の実施の
形態におけるそれと同じであるためここでの説明は繰返
さない。第5の実施の形態においては、図20のステッ
プS757の処理(ユーザからのパスワードの入力処
理)の間に、規定時間(たとえば15秒)入力がなけれ
ば、ステップS751のデモ画面の表示に戻る。上記規
定時間経過の判定は、カウントダウンで行なう場合(た
とえば15秒から1秒ごとにタイマを減算し、0秒にな
るのをチェックする)でもよいし、規定時間が経過した
かを判定する場合(たとえば0秒から加算し15秒にな
るのをチェックする)のいずれであってもよい。また、
何らかの入力があると、経過中のタイマはリセットさ
れ、初期値(たとえば15秒)にリセットされる。この
ようにすることで、パスワードの入力文字数が多い場合
であっても、ユーザはゆっくりとパスワードを入力する
ことができる。
【0281】[第6の実施の形態]第6の実施の形態に
おいては、撮影システムにおいて、金銭などの対価の追
加により付加的なサービス(付加プレイ)が可能となる
ことを特徴としている。たとえば、ユーザは追加料金を
各装置に投入することで、撮影BOXにおいては、撮影
可能回数を増加させたり、撮影可能時間を延長させた
り、記録媒体へ画像データを記録したり、発行する磁気
カードの枚数を多くしたり、通信回線を利用した外部機
器への画像データの送信などを行なうことができる。
【0282】また、落書きBOXにおいて追加料金が徴
収されることで、画像入力の時間が延長されたり、印刷
するシールの枚数が増加したり、画像に追加されるメッ
セージの入力が可能となったり、記録媒体への画像デー
タの記録が可能になったり、記録媒体からの画像データ
の読込が可能になったり、通信回線を利用した外部機器
への画像データの送信などが可能となる。
【0283】さらに、落書きBOXにおいては、画像の
入力および撮影された画像と入力された画像とを合成し
てプリントする機能を、追加料金が支払われた場合にの
み許可するようにしてもよい。
【0284】さらに、プリントを行なう装置において、
プリンタが複数種類備わっている場合(図15および図
16など参照)には、そのプリントされる印刷媒体(シ
ールなど)の付加価値の高さ(たとえば金や銀を用いた
印刷などは高い)により、追加料金を徴収するようにし
てもよい。これらの付加的なサービスは1つでもよい
し、それらを組合わせて実施するようにしてもよい。
【0285】また、この付加的なサービスを提供するか
否かの選択は、通常の装置の使用で必要とされる対価を
投入する前に行なってもよいし、投入された後で行なう
ようにしてもよい。たとえば、ディスプレイに付加的な
サービスをメニュー形式で(サービスの内容と金額とと
もに)一覧表示させ、ユーザがそれらの中から所望のも
のを選択するように装置を構成するとよい。選択できる
付加的なサービスの数は1つでも複数でもよい。また、
付加的なサービスを1つも選択しない場合のために、付
加的なサービスを実施する/しないという選択画面を上
述のメニュー形式の画面が表示される前に表示してもよ
い。また、メニュー形式の画面が表示される中でそのよ
うな選択を行なわせるようにしてもよい。また、選択さ
れた付加的なサービスがユーザにとって必要でなくなれ
ば、キャンセルできるようにしてもよい。
【0286】また、付加的なサービスの別の選択方法と
して、プレイ中の必要なときにユーザに問い掛けを行な
うようにしてもよい。たとえば、撮影BOXで規定回数
の撮影終了後、「100円追加であと2回撮影できる
よ」「する?」「しない?」などのメッセージを画面に
表示することで、ユーザに選択を促してもよい。一方、
落書きBOXにおいては、規定時間の画像入力が終了し
た後、「100円追加であと30秒お絵描きできるよ」
「する?」「しない?」などのメッセージを画面に表示
することで、ユーザに入力を促す。
【0287】このような方法を採用すると、プレイの結
果を見てから付加的なサービスを要求するかしないかを
ユーザが選択できるので、ユーザに親切である。このよ
うに、付加的なサービスを提供することで、ユーザはよ
り満足の得られるプレイを楽しむことができ、店舗もよ
り収益を上げることが可能となる。
【0288】[第7の実施の形態]第7の実施の形態に
おいては、撮影装置とプリント装置とが離れて構成され
た写真撮影システムにおいて、ファイルサーバからその
クライアントである撮影BOXおよび落書きBOXの電
源のオン/オフを可能としている。
【0289】撮影システムのような遊戯機器を設置して
いる店舗では、各遊戯機器の電源のオン/オフの操作を
機器外部に備えられたメイン電源スイッチ、または店舗
内の電源ブレーカで行なうことが多い。しかし、機器の
内部にコンピュータ装置を備えている写真撮影システム
においては、上述の方法のような電源操作でコンピュー
タ装置を強制終了させると、ハードウェアおよびソフト
ウェアが不安定となり、最悪の場合には機器が故障して
しまう可能性がある。このため、図1に示したように、
UPS(無停電電源装置)を機器に設け、上述のような
電源操作においても正常にコンピュータ装置を終了させ
ることができるように装置を構成している。しかしなが
ら、このUPSは一般的には瞬電(一時的な停電)時の
バックアップ電源として使用されるように設計されてい
ることが多く、上記電源操作のような停電に耐えられる
だけの寿命を考えて設計されていないことがある。
【0290】たとえば、50回の停電でUPS内部のバ
ッテリが寿命になるように設計されている場合は、上述
のような電源操作を行なえば、50日間しか使用するこ
とができなくなり、バッテリ交換というランニングコス
トがかかってしまう。
【0291】しかしながら、写真を撮影する装置とプリ
ントを行なう装置とが分離された写真撮影システムのよ
うな、複数の機器で構成されるシステムのすべての機器
のコンピュータ装置1台1台を手作業で正常に終了させ
ることは手間がかかり非効率である。
【0292】そこで本実施の形態においては、WAKE
ON LAN(WOL)の技術を用い、システム全体
の電源の操作を一度の操作で行なえるようにしている。
【0293】WOLとは、ネットワークを経由して、コ
ンピュータ装置の電源のオン/オフを操作する手法であ
る。WOLを使うには、各装置(端末)のコンピュータ
装置に備わっているマザーボード、電源、NIC(Netw
ork Interface Card)などの周辺装置がWOL対応であ
ることや、APM(Advanced Power Management)に対
応できることなどが条件となる。電源の操作において
は、具体的にはファイルサーバのコンピュータ装置から
特定のパケットをクライアントの端末に送る処理が行な
われる。
【0294】図51は、本実施の形態におけるシステム
の電源終了手続を説明するためのフローチャートであ
る。
【0295】まず、システムの管理者は、システム全体
の電源をオフにするために、ファイルサーバに備えられ
た電源終了ボタンを押下する(S1)。ファイルサーバ
のコンピュータ装置は、上述の終了ボタンが押されたこ
とを検出し、それを受付ける(S2)。
【0296】ファイルサーバは、システム上のすべての
クライアント装置(撮影装置およびプリント装置など)
に、上述した方法(パケット送信)で終了指示を送信す
る(S3)。終了指示を受付けたクライアント装置は、
周辺機器の電源およびコンピュータ装置の電源をオフに
する。
【0297】一方、終了指示を送信したファイルサーバ
のコンピュータ装置は、すべてのクライアント装置が終
了するまで監視を繰返す(S4)。監視の方法として
は、たとえばPING(インターネットの接続状況など
を確認するためのTCP/IPツール)などのコマンド
を、所定間隔で各クライアントに送信し、タイムアウト
エラーなどコマンドを受付けられなかった場合に、クラ
イアント端末は電源オフとなっていると判断する。
【0298】すべてのクライアント装置の電源オフが確
認できた時点で、ファイルサーバの電源をオフとする
(S5)。
【0299】以上のようにして、本実施の形態において
は一度の操作でシステム全体の電源をオフにすることが
でき、手間がかからず効果的である。なお、上述のフロ
ーチャートにおいては電源終了ボタンによりシステム全
体の電源をオフにするようにしたが、ファイルサーバの
コンピュータ装置が終了指示を受付けることが可能な方
法であれば、これに限定されるものではない。たとえ
ば、コンピュータ装置に備えられたキーボードなどの入
力手段から電源オフの指示を受付けてもよいし、ファイ
ルサーバのメイン電源をオフにすることで図51のフロ
ーチャートに示される処理を行なうようにしてもよい。
【0300】また、クライアントの1台の電源がオフに
なったことで、図51に示される処理を行ない、システ
ム全体の電源をオフにするようにしてもよい。また、シ
ステム全体の電源をオンにするために、図51に示され
る操作と逆の操作により、1つの電源スイッチによりシ
ステム全体の電源をオンとするようにしてもよい。
【0301】本実施の形態における手法を導入すること
で、システム全体の終了を安全かつ容易に行なうことが
できる。また、装置のメイン電源スイッチおよびブレー
カを落とさずシステムの電源をオフにすることができる
ため、UPSのバッテリの寿命などの問題も解決され
る。
【0302】[第8の実施の形態]なお、上述の実施の
形態において画像データなどのファイルを装置から装置
へ転送する場合やコピーする場合などにおいて、そのフ
ァイルが完全に送られたかどうかを確認する手法とし
て、ファイル内にチェックサムを設けることが考えられ
る。または、転送元のファイルと転送先のファイルとを
比較(ベリファイ)することが考えられる。
【0303】これらの方法を採用すると、完全にファイ
ルの内容が一致しているかどうかを確認することができ
るが、ファイルの内容をすべて読出す必要があるため、
処理に時間が必要となる。そこで、本実施の形態におい
てはこの課題を解決し、容易にファイルの転送の確認を
行なうこととしている。
【0304】具体的には、転送するファイルのサイズを
そのファイル名の一部に付加し、ファイルを転送する。
転送後にそのファイル名に表わされている数字(ファイ
ルのサイズ)と、転送されたファイルの実際のサイズと
を比較し、転送の確認を行なうものである。
【0305】たとえば、転送するファイルのサイズが4
096バイトの場合、ファイル名は「ABC.JPG.4096」と
される。
【0306】この手法を採用することで、転送されたフ
ァイルのサイズが同じであることを確認することができ
るが、データ化けなどの確認はできないという課題はあ
る。しかしながら、画像ファイルなどの一部データが化
けても使用上大きく問題がないようなファイルの場合に
は、従来用いられた手法(チェックサムやベリファイな
ど)でファイル内容をすべて読出す処理が不要となり、
処理時間を大幅に軽減できる効果がある。
【0307】特に、上述の実施の形態のような撮影装置
とプリント装置とが分離された写真撮影システムなどに
おいては、大量の画像データを送受信する必要があるた
め、本実施の形態における処理は極めて有効である。
【0308】なお、上述の説明においては、画像ファイ
ルを転送する場合の有効性を説明したが、ファイルの種
類は画像ファイルに限るものではなく、他の電子ファイ
ルを移動または複写する場合にも本実施の形態における
思想を採用することができる。
【0309】また、写真撮影システムに本実施の形態に
おける思想を採用するだけではなく、たとえばインター
ネットなどを用いたファイルの転送技術にも本実施の形
態における思想を採用することができる。
【0310】図52は、インターネットなどの通信回線
を用いたデータの転送システムの構成を示すブロック図
である。図を参照して、インターネットなどのネットワ
ークNに、サーバSV1および複数のパーソナルコンピ
ュータPC1〜PC4が接続されている。
【0311】図53は、サーバSV1またはパーソナル
コンピュータPC1〜PC4のハードウェア構成を示す
ブロック図である。
【0312】図を参照して、これらの装置は、装置全体
の制御を行なうCPU951と、ハードディスクドライ
ブ953と、RAM955と、ROM957と、キーボ
ードやマウスなどにより構成される入力装置959と、
ディスプレイ装置961と、LANなどを介してインタ
ーネットや通信回線に接続を行なうためのLANカード
963と、CD−ROM、DVD−ROMまたはフレキ
シブルディスクドライブなどにより構成される外部記憶
装置965とを備えている。
【0313】図54は、図52のシステムにおいて送信
先のサーバまたはパーソナルコンピュータが実行する処
理を示すフローチャートである。
【0314】図を参照して、ステップS901で送信す
るファイルの選択がなされる。この選択は、具体的には
ユーザがディスプレイに表示されているファイルのアイ
コンをマウスなどにより選択することで行なわれる。
【0315】ステップS903で選択されたファイルの
転送指示がなされたかが判定され、NOであればステッ
プS911で他の処理を行ない、YESであればステッ
プS905で選択されたファイルのファイルサイズを検
出(測定)する。
【0316】ステップS907で検出されたファイルサ
イズを選択されたファイルのファイル名に付加する。な
お、ここではファイルサイズを付加するようにしたが、
ファイルサイズそのものをファイル名とするようにして
もよい。
【0317】ステップS909でファイル名の変更が行
なわれた当該ファイルが送信先に送信される。
【0318】図55は、図52のシステムにおける受信
側のサーバまたはパーソナルコンピュータが行なう処理
を示すフローチャートである。
【0319】図を参照して、ステップS931でファイ
ルを受信したのであればステップS933以降の処理を
行ない、ファイルの受信が行なわれなければ、ステップ
S943で他の処理を行なう。
【0320】ステップS933においては、受信された
ファイルのファイルサイズを検出(測定)する処理が行
なわれ、次にステップS935で受信されたファイルの
ファイル名に含まれるファイルサイズの情報(数字な
ど)を抽出する。
【0321】ステップS937で抽出されたファイルサ
イズと、検出されたファイルサイズとが一致するかが判
定され、NOであれば、ステップS945でエラー処理
(たとえばエラーメッセージを出力する、またはファイ
ルの再送を要求するなど)の処理が行なわれる。
【0322】ファイルサイズが一致したのであれば、ス
テップS939でファイル名からファイルサイズを削除
する処理が行なわれる。この処理により、図54におけ
るファイルサイズが付加される前のファイル名への書き
換えが行なわれる。
【0323】ステップS941で当該ファイルがメモリ
に格納される。上述のように、本実施の形態におけるシ
ステムによると、簡単な処理によりファイルの転送が成
功したか否かの処理を行なうことができる。特に、容量
の大きい画像データ、音楽データなどを送信するときに
本実施の形態における処理は有効である。
【0324】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における撮影シス
テムの構成を示す図である。
【図2】 撮影BOX(A)の外観を示す図である。
【図3】 カメラ本体260の斜視図である。
【図4】 カメラ本体260の操作例を示す第1の斜視
図である。
【図5】 カメラ本体260の操作例を示す第2の斜視
図である。
【図6】 カメラ本体260の操作例を示す第3の斜視
図である。
【図7】 カメラ本体260の操作例を示す第4の斜視
図である。
【図8】 カメラ本体260のハードウェア構成を示す
ブロック図である。
【図9】 撮影BOX(A)での処理を示すフローチャ
ートである。
【図10】 図9に続くフローチャートである。
【図11】 撮影BOX(B)の外観を示す図である。
【図12】 撮影BOX(B)のカメラなどが設けられ
ている部分の正面図である。
【図13】 撮影BOX(B)のハードウェア構成を示
すブロック図である。
【図14】 撮影BOX(B)での処理を示すフローチ
ャートである。
【図15】 落書きBOXの外観を示す図である。
【図16】 落書きBOXのハードウェア構成を示すブ
ロック図である。
【図17】 プリンタ355aの構成を示す図である。
【図18】 落書きBOXで行なわれる処理を示すフロ
ーチャートである。
【図19】 図18に続くフローチャートである。
【図20】 図18のフローチャートの変形例を示すフ
ローチャートである。
【図21】 ファイルサーバのハードウェア構成を示す
ブロック図である。
【図22】 撮影BOX(A)または(B)で行なわれ
る処理の変形例を示すフローチャートである。
【図23】 落書きBOXで行なわれる処理の変形例を
示すフローチャートである。
【図24】 図23に続くフローチャートである。
【図25】 図24のステップS625でプリントされ
る印刷媒体の具体例を示す平面図である。
【図26】 本発明の第2の実施の形態における撮影シ
ステムの構成を示す図である。
【図27】 撮影機の構成を示す図である。
【図28】 図27の制御部の構成を示す図である。
【図29】 プリント機の外観を示す図である。
【図30】 プリント機の構成を示すブロック図であ
る。
【図31】 表示機またはデータ入力機の構成を示すブ
ロック図である。
【図32】 撮影システムの処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図33】 他の実施の形態における撮影システムの処
理手順を示すフローチャートである。
【図34】 撮影機の他の構成を示す外観図である。
【図35】 プリント機の他の構成を示す外観図であ
る。
【図36】 撮影機をユーザのパソコンとデジタルカメ
ラとで構成した場合の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図37】 第3の実施の形態における撮影システムの
全体構成を示す図である。
【図38】 撮影機501の外観構成を示す図である。
【図39】 円筒形撮影機の構成を示す図である。
【図40】 データ入力機507の外観構成を示す図で
ある。
【図41】 画像閲覧機513の外観を示す斜視図であ
る。
【図42】 印刷機511の構成を示す斜視図である。
【図43】 持ち運び可能な画像入力機517の斜視図
である。
【図44】 画像入力機515の構成を示す斜視図であ
る。
【図45】 データ入力機の他の形態を示す図である。
【図46】 データ入力機の構成例を示す斜視図であ
る。
【図47】 撮影BOX(A)の変形例を示す図であ
る。
【図48】 本発明の第4の実施の形態における写真撮
影システムの構成を示すブロック図である。
【図49】 第4の実施の形態におけるディスプレイに
表示される画面の具体例を示す図である。
【図50】 第4の実施の形態におけるディスプレイに
表示される画面の具体例を示す図である。
【図51】 本発明の第7の実施の形態における写真撮
影システムでの電源終了手順を示すフローチャートであ
る。
【図52】 本発明の第8の実施の形態におけるデータ
転送システムの構成を示す図である。
【図53】 図52のサーバまたはパーソナルコンピュ
ータのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図54】 第8の実施の形態における送信側の装置が
行なう処理を示すフローチャートである。
【図55】 第8の実施の形態における受信側の装置が
行なう処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 サーバ、105 バーコードリーダ、107
通信部、111 入力部、113 タッチペン、123
プリンタ、151 外部サーバ、155 ファイルサ
ーバ、159,161 撮影BOX、200 撮影機、
203 バーコードリーダ、205 通信部、253
カメラ、255a コイン検出部、255 コイン投入
口、260 カメラ本体、265 バーコードプリン
タ、267メディア書込部、275 LANカード、3
00 サーバ、300a マスタサーバ、355a プ
リンタ、355b プリンタ、359 バーコードリー
ダ、361 メディア読取部、501,503 撮影
機、505 円筒形撮影機、507,509,600
データ入力機、511 印刷機、513 画像閲覧機、
515,517 画像入力機、、521 サーバ、P
印刷媒体。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月1日(2002.11.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明のある局面に従うと、写真撮影システムは、被
写体を撮影する撮影装置と、撮影装置により撮影された
画像をIDとともに記憶するサーバと、プリント装置と
からなり、撮影装置は、撮影のための対価を受領する撮
影対価受領手段と、撮影対価受領手段による対価の受領
により、被写体を撮影する撮影手段とを備え、プリント
装置は、プリントのための対価を受領するプリント対価
受領手段と、プリント対価受領手段による対価の受領に
より、撮影装置により撮影された画像を印刷媒体にプリ
ントするプリント手段とを備える。撮影装置とプリント
装置とは異なる場所に設置され、プリント装置は、サー
バを介して撮影装置により撮影された画像を取得し、プ
リントを行なう。この発明に従うと、撮影対価受領手段
により撮影のための対価が受領され、プリント対価受領
手段によりプリントのための対価が受領される。これに
より、ユーザは撮影のための対価とプリントのための対
価とを分けて支払うことができるため、撮影およびプリ
ントのどちらか一方のサービスのみを受けることが可能
である。これにより、たとえば撮影に失敗した場合など
においては、ユーザはプリントのための対価を支払わず
に済むため、経済的である。また、撮影のための対価を
撮影対価受領手段により受領するため、ユーザによる不
必要な撮影(たとえば1人のユーザが大量の写真を撮影
するなど)を防ぐことができる。また、撮影装置とプリ
ント装置とを異なる場所に設置することにより、撮影を
終えたユーザが撮影装置内で長時間留まることがなくな
る。これにより、顧客の回転率を向上させることができ
る。また、撮影装置とプリント装置とを別ユニットとす
ることができるため、一方の装置のみを販売/購入した
り、新しいものに取り替えることができるため、便利で
ある。また、写真撮影システムにサーバを設け、プリン
ト装置がサーバを介して画像を取得するように構成する
と、大量の画像をサーバに蓄積することができ、写真撮
影システムの操作性を向上させることができる。好まし
くは写真撮影システムは、撮影装置において、撮影手段
により撮影された画像に対応するIDを情報記録媒体に
記録する記録手段をさらに備え、プリント装置におい
て、記録手段により記録された情報記録媒体からIDを
読取る読取手段をさらに備える。また、プリント手段は
読取手段により読取られたIDに基づいて対応する画像
をプリントする。このように情報記録媒体にIDを書込
み、それを用いて画像のプリントを行なうことで、ユー
ザは自分が撮影した画像を間違いなく取得することがで
きる。また、ユーザは磁気カードを持つことで、撮影か
ら時間を置いてプリントを行なうことができる。また、
撮影順にプリントを行なう必要がなくなるため、ユーザ
は時間を気にせずに写真の撮影/プリントを行なうこと
ができ、便利である。好ましくは、情報記録媒体は磁気
カードであり、プリント装置は、磁気カードが挿入され
たときに、磁気カードをチェックし、エラーがなく、か
つ画像がサーバ上にあれば対価を受付ける。好ましくは
写真撮影システムは、所定の対価の投入があれば、磁気
カードを回収する。好ましくはプリント装置は、ユーザ
からID情報を入力する入力手段をさらに備え、プリン
ト手段は、入力手段に入力されたIDに基づいて対応す
る画像をプリントする。このようにユーザからID情報
を入力するように構成すると、上述の情報記録媒体の場
合と同様にユーザは自己の画像を間違いなく、好きな時
間にプリントすることができる。また、ユーザは情報記
録媒体などを所持しなくてもよいため、便利である。好
ましくはプリント手段は複数設けられる。このように、
プリント手段を複数設けると、たとえばユーザが自己の
好みに応じたプリント手段を選択したり、カメラの特性
に合ったプリント手段を用いたり、1つのプリント手段
が故障した状態(または消耗品がなくなった状態)とな
ったときに、他のプリント手段を動作させたりすること
ができるため、撮影システムの使い勝手を向上させるこ
とができる。好ましくは写真撮影システムは、撮影装置
により撮影された画像に合成すべき画像を入力する画像
入力手段をさらに備える。このように画像入力手段を備
えることで、ユーザは自己の好みの画像を入力すること
ができ、遊戯のバリエーションが広がる。好ましくは撮
影装置およびプリント装置の少なくとも一方は、外部メ
ディアから画像を読取る手段をさらに備える。このよう
に外部メディアから画像を読取る手段をさらに備えるこ
とで、ユーザは写真撮影システムに外部からの画像を入
力することができるため、遊戯のバリエーションが広が
る。好ましくは写真撮影システムは、撮影装置とプリン
ト装置とを異なる場所に設置することができるように、
撮影装置とプリント装置とが別ユニットとして構成され
ており、撮影装置とプリント装置との電源の操作を、離
れた位置から行なえることを特徴とする。この発明に従
うと、撮影装置とプリント装置との電源の操作を離れた
位置から行なうことができるため、システム全体の終了
を容易に行なうことができる。好ましくは写真撮影シス
テムは、転送するデータのサイズを検出する検出手段
と、転送するデータのファイル名に検出されたデータの
サイズを付加する付加手段と、データのサイズがファイ
ル名として付加されたデータを外部に転送する転送手段
とを備える。この発明に従うと、ファイルの転送の確認
を容易に行なうことができるという効果がある。好まし
くは写真撮影システムは、撮影装置とプリント装置とを
異なる場所に設置することができるように、撮影装置と
プリント装置とが別ユニットとして構成されており、ネ
ットワークに接続されているシステムの各機器の状況を
1箇所で確認するための情報を表示するディスプレイ装
置を備え、ユーザが撮影装置およびプリント装置の状況
をディスプレイ装置により1箇所で確認することができ
るように構成されていることを特徴とする。この発明に
従うと、撮影装置およびプリント装置の状況を1箇所で
確認することができるため、システムの管理を1箇所で
行なうことができ、システムの利便性が増す。好ましく
はディスプレイ装置はサーバに接続され、各機器から通
知された情報に基づいて、ディスプレイ装置は各機器の
状況を確認するための情報を表示する。好ましくは各機
器から通知される情報は、各機器で異常が発生したとき
に通知されるエラー情報である。好ましくはディスプレ
イ装置は、エラー情報をコードで表示する。好ましくは
サーバは、通知された情報を蓄積し、ディスプレイ装置
は、蓄積された情報に基づいて履歴表示を行なう。この
発明の他の局面に従うと、被写体を撮影する撮影装置
と、撮影装置により撮影された画像をIDとともに記憶
するサーバと、プリント装置とからなり、撮影装置とプ
リント装置とは異なる場所に設置された写真撮影システ
ムを制御するための制御方法は、撮影装置において、撮
影のための対価を受領する撮影対価受領ステップと、撮
影対価受領ステップによる対価の受領により、被写体を
撮影する撮影ステップと、プリント装置において、プリ
ントのための対価を受領するプリント対価受領ステップ
と、プリント対価受領ステップによる対価の受領によ
り、撮影ステップにより撮影された画像を印刷媒体にプ
リントするプリントステップとを備える。プリントステ
ップでは、サーバを介して撮影装置により撮影された画
像を取得し、プリントを行なう。この発明のさらに他の
局面に従うと、被写体を撮影する撮影装置と、撮影装置
により撮影された画像をIDとともに記憶するサーバ
と、プリント装置とからなり、撮影装置とプリント装置
とは異なる場所に設置された写真撮影システムを制御す
るための制御プログラムは、撮影装置において、撮影の
ための対価を受領する撮影対価受領ステップと、撮影対
価受領ステップによる対価の受領により、被写体を撮影
する撮影ステップと、プリント装置において、プリント
のための対価を受領するプリント対価受領ステップと、
プリント対価受領ステップによる対価の受領により、撮
影ステップにより撮影された画像を印刷媒体にプリント
するプリントステップとを備える。プリントステップで
は、サーバを介して撮影装置により撮影された画像を取
得し、プリントを行なう。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】削除
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】削除
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】削除
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】削除
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】削除
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】削除
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】削除
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】削除

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影する撮影装置とプリント装
    置とからなる写真撮影システムであって、 前記撮影装置は、 撮影のための対価を受領する撮影対価受領手段と、 前記撮影対価受領手段による対価の受領により、被写体
    を撮影する撮影手段とを備え、 前記プリント装置は、 プリントのための対価を受領するプリント対価受領手段
    と、 前記プリント対価受領手段による対価の受領により、前
    記撮影装置により撮影された画像を印刷媒体にプリント
    するプリント手段とを備える、写真撮影システム。
  2. 【請求項2】 前記撮影装置と前記プリント装置とは異
    なる場所に設置される、請求項1に記載の写真撮影シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記撮影手段により撮影された画像をI
    Dとともに記憶するサーバをさらに備え、 前記プリント装置は、前記サーバを介して前記撮影装置
    により撮影された画像を取得し、プリントを行なう、請
    求項1または2に記載の写真撮影システム。
  4. 【請求項4】 前記撮影装置は、前記撮影手段により撮
    影された画像に対応するIDを情報記録媒体に記録する
    記録手段をさらに備え、 前記プリント装置は、前記記録手段により記録された情
    報記録媒体からIDを読取る読取手段をさらに備え、 前記プリント手段は、前記読取手段により読取られたI
    Dに基づいて対応する画像をプリントする、請求項1〜
    3のいずれかに記載の写真撮影システム。
  5. 【請求項5】 前記プリント装置は、ユーザからID情
    報を入力する入力手段をさらに備え、 前記プリント手段は、前記入力手段に入力されたIDに
    基づいて対応する画像をプリントする、請求項1〜4の
    いずれかに記載の写真撮影システム。
  6. 【請求項6】 前記プリント手段は、複数設けられるこ
    とを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の写真
    撮影システム。
  7. 【請求項7】 前記撮影装置により撮影された画像に合
    成すべき画像を入力する画像入力手段をさらに備える、
    請求項1〜6のいずれかに記載の写真撮影システム。
  8. 【請求項8】 前記撮影装置および前記プリント装置の
    少なくとも一方は、外部メディアから画像を読取る手段
    をさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載の写真
    撮影システム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の写真撮
    影システムによりプリントされる、印刷媒体。
  10. 【請求項10】 被写体を撮影する撮影装置とプリント
    装置とからなる写真撮影システムを制御するための制御
    方法であって、 前記撮影装置において、撮影のための対価を受領する撮
    影対価受領ステップと、 前記撮影対価受領ステップによる対価の受領により、被
    写体を撮影する撮影ステップと、 前記プリント装置において、プリントのための対価を受
    領するプリント対価受領ステップと、 前記プリント対価受領ステップによる対価の受領によ
    り、前記撮影ステップにより撮影された画像を印刷媒体
    にプリントするプリントステップとを備えた、写真撮影
    システムの制御方法。
  11. 【請求項11】 被写体を撮影する撮影装置とプリント
    装置とからなる写真撮影システムを制御するための制御
    プログラムであって、 前記撮影装置において、撮影のための対価を受領する撮
    影対価受領ステップと、 前記撮影対価受領ステップによる対価の受領により、被
    写体を撮影する撮影ステップと、 前記プリント装置において、プリントのための対価を受
    領するプリント対価受領ステップと、 前記プリント対価受領ステップによる対価の受領によ
    り、前記撮影ステップにより撮影された画像を印刷媒体
    にプリントするプリントステップとをコンピュータに実
    行させる、写真撮影システムの制御プログラム。
  12. 【請求項12】 被写体を撮影する撮影手段を備える撮
    影装置と、プリント手段を備えるプリント装置とからな
    る写真撮影システムであって、 前記撮影装置と前記プリント装置とを異なる場所に設置
    することができるように、前記撮影装置と前記プリント
    装置とが別ユニットとして構成されており、 前記撮影装置および前記プリント装置の状況を1箇所で
    確認することができるように構成されていることを特徴
    とする、写真撮影システム。
  13. 【請求項13】 被写体を撮影する撮影手段、撮影され
    た画像に対して新たな画像を入力する画像入力手段、お
    よび撮影された画像をプリントするプリント手段の少な
    くとも1つを備え、 追加料金を徴収することで、付加的なサービスを提供す
    ることを特徴とする、写真撮影システム。
  14. 【請求項14】 被写体を撮影する撮影手段を備える撮
    影装置と、プリント手段を備えるプリント装置とからな
    る写真撮影システムであって、 前記撮影装置と前記プリント装置とを異なる場所に設置
    することができるように、前記撮影装置と前記プリント
    装置とが別ユニットとして構成されており、 前記撮影装置と前記プリント装置との電源の操作を、離
    れた位置から行なえることを特徴とした、写真撮影シス
    テム。
  15. 【請求項15】 転送するデータのサイズを検出する検
    出手段と、 前記転送するデータのファイル名に、前記検出されたデ
    ータのサイズを付加する付加手段と、 前記データのサイズがファイル名として付加されたデー
    タを外部に転送する転送手段とを備えた、データ転送装
    置。
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