JP2003202965A - コンピュータシステムおよび情報記録装置のメンテナンス支援方法 - Google Patents

コンピュータシステムおよび情報記録装置のメンテナンス支援方法

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JP2003202965A JP2002001513A JP2002001513A JP2003202965A JP 2003202965 A JP2003202965 A JP 2003202965A JP 2002001513 A JP2002001513 A JP 2002001513A JP 2002001513 A JP2002001513 A JP 2002001513A JP 2003202965 A JP2003202965 A JP 2003202965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、運用期間に関係なく、また記録媒体
の代替機能の有無に関係なく、常に適切な時機にメンテ
ナンス上の注意を喚起して、メディアの汚れ、ドライブ
故障等による障害発生を事前に防ぐことができるコンピ
ュータシステムおよび情報記録装置のメンテナンス支援
方法を提供することを課題とする。 【解決手段】エラーレート計算部205は、媒体管理部
201、及びDVD−RAMドライブ制御部204を介
して、DVD−RAMドライブに装填された記録媒体の
特定エリアに記録されたデータのエラー訂正前のエラー
レートを取得する。媒体管理部201は、予め媒体種別
毎に設定されているエラーレートの閾値と、エラーレー
ト管理表202に記録された上記記録媒体のエラーレー
ト値とを比較し、エラーレートが閾値を超えている場
合、ユーザに対してメンテナンス上の注意を促し、閾値
が超えているDVD−RAM記録媒体の状態が正常でな
いことを報告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換可能な記録媒
体を扱うドライブ装置を有するコンピュータシステム、
若しくは交換可能な複数の記録媒体と記録媒体が装填さ
れる複数のドライブ装置とを有するコンピュータシステ
ムに関する。
【0002】また本発明は、交換可能な記録媒体を扱う
ドライブ装置を有する情報記録装置、若しくは交換可能
な複数の記録媒体と記録媒体が装填される複数のドライ
ブ装置とを有する情報記録装置に適用されるメンテナン
ス支援方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、例えばCD−ROM、DVD等の
可搬記録媒体を扱うディスクドライブを備えた記録装置
をもつシステムに於いては、録媒体上の代替発生状況の
監視・管理技術として、記録媒体上の代替発生状況を監
視し、その代替発生の回数がある閾値を超えた場合に、
上位装置に知らせる技術が存在する。
【0004】この従来の技術では、記録媒体の代替発生
状況を監視し、上位装置に注意を喚起することで、メデ
ィアの汚れ、ドライブ故障等による障害発生を事前に防
いでいる。しかしながら上記した従来の技術に於いて
は、下記に示す種々の問題があった。
【0005】即ち、上記した従来技術は、代替発生の回
数がある閾値を超えた際、即ち、記録媒体上に割り当て
られた代替領域が残り少なくなった状態となった際に、
上位装置に注意を喚起する構成であり、従って、通常運
用では、ある程度、長期間に亘り動作させないと、故障
を予測することができず、このため注意を喚起すること
ができない。また、メディア清掃、ドライブ交換等を実
施しても、その有効性が確認されるまでには長期間の動
作が必要となることから、的確な時機に有効に注意を喚
起することができないという問題があった。
【0006】また、注意を喚起する時には、既に、代替
領域を一定量消費しており、ドライブ装置の故障等によ
り集中的に代替が発生した場合は急激かつ無駄に代替領
域を使用することから、代替領域を全て使用して、その
記録媒体を使用不能にしてしまう不都合を招く虞があっ
た。
【0007】更に、代替機能を有していない、例えばC
D−ROMメディア等の記録媒体には適用できないとい
う問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、メディア清掃、ドライブ交換等を実施しても、そ
の有効性が確認されるまでには長期間の動作が必要とな
り、的確な時機に有効に注意を喚起することができない
という問題があった。また、代替領域を全て使用して、
その記録媒体を使用不能にしてしまう不都合を招く虞が
あるという問題があった。更に、代替機能を有していな
い、例えばCD−ROMメディア等の記録媒体には適用
できないという問題があった。
【0009】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
運用期間に関係なく、また記録媒体の代替機能の有無に
関係なく、常に適切な時機にメンテナンス上の注意を喚
起して、メディアの汚れ、ドライブ故障等による障害発
生を事前に防ぐことができるコンピュータシステムおよ
び情報記録装置のメンテナンス支援方法を提供すること
を目的とする。
【0010】また、本発明は、記録媒体の汚れやドライ
ブ装置の読み取り機構の汚れ、劣化等による障害発生の
予兆を、記録媒体の代替機能領域を消費する前に的確に
検出することができるコンピュータシステムおよび情報
記録装置のメンテナンス支援方法を提供することを目的
とする。
【0011】また、本発明は、エラー発生の要因となる
記録媒体若しくはドライブ装置を的確に判定することが
でき、これによりメディア清掃、ドライブ交換等のメン
テナンス作業を効率よく実施することのできるコンピュ
ータシステムおよび情報記録装置のメンテナンス支援方
法を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、エラー発生の要因となる
ドライブ装置を特定して、的確なドライブ装置の縮退に
より動作を継続することのできるコンピュータシステム
および情報記録装置のメンテナンス支援方法を提供する
ことを目的とする。
【0013】また、本発明は、エラー発生の要因となる
ドライブ装置若しくは記録媒体に対して自動クリーニン
グを行い、障害要因を取り除くことのできるコンピュー
タシステムおよび情報記録装置のメンテナンス支援方法
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体の汚
れやドライブ装置の読み取り機構の汚れ、劣化等によ
り、記録媒体のエラーレートが上昇するという特性が存
在することに鑑み、上記特性を利用して、システムの初
期動作時や、媒体の装填時に、記録媒体上のデータ(E
CC等のエラー訂正を行う以前のデータ)のエラーレー
トを取得し、閾値により監視して、エラーレートが閾値
を超えた際に、ユーザにメンテナンス上の注意を喚起す
ることによって、媒体の汚れやドライブ装置の読み取り
機構の汚れ、劣化等による障害発生の予兆を、記録媒体
の代替ブロックを消費する以前に検出することを特徴と
する。このようなエラーレートの監視機能を備えること
により、メディア清掃、ドライブ交換等を実施後、その
有効性を直ちに確認することができる。また、代替機能
を有していない、例えばCD−ROMメディア等の記録
媒体に於いても適用できる。
【0015】また、複数の記録媒体と複数のドライブ装
置との組み合わせによるそれぞれのエラーレートを管理
し、各組み合わせのエラーレート値の相関関係から、エ
ラーレート値の上昇の原因が、ドライブ装置にあるの
か、記録媒体にあるのかを判断して、ユーザにメンテナ
ンス上の注意を喚起することを特徴とする。このような
要因判断機能を備えることにより、メディア清掃、ドラ
イブ交換等のメンテナンス作業を効率よく実施できると
ともに、記録媒体が原因の場合は記録媒体を自動クリー
ニングでき、ドライブ装置が原因の場合はドライブ装置
を自動クリーニングでき、自動クリーニング実施後、エ
ラーレートを再チェックして、クリーニングの有効性を
チェックすることができ、更に、ドライブ装置が原因の
場合、ドライブ装置を自動縮退することができる。
【0016】即ち、本発明は、交換可能な可搬記録媒体
と、この可搬記録媒体に対しデータアクセスを行うドラ
イブ装置とを有して構成され、可搬記録媒体を交換しな
がら使用するコンピュータシステムに於いて、可搬記録
媒体がドライブ装置に装填された際に、可搬記録媒体に
記録されているデータのエラー訂正前のエラーレート情
報を取得するエラーレート計算手段と、このエラーレー
ト計算手段で取得したエラーレートが予め決められた閾
値を超えていないかを監視するエラーレート監視手段と
を具備して、エラーレートが閾値を超えた場合に、使用
者に注意を喚起することを特徴とする。このようなエラ
ーレート監視機能を備えることにより、記録媒体の汚れ
やドライブ装置の読み取り機構の汚れ/劣化等による障
害発生の予兆を、記録媒体の代替領域を消費する前に的
確に検出することができる。
【0017】また、本発明は、複数の可搬記録媒体と、
この可搬記録媒体に対しデータアクセスを行う複数のド
ライブ装置から構成され、可搬記録媒体を交換しながら
使用するコンピュータシステムに於いて、可搬記録媒体
がドライブ装置に装填された際に、可搬記録媒体に記録
されているデータのエラー訂正前のエラーレート情報を
取得するエラーレート計算手段と、このエラーレート計
算手段で取得したエラーレートが記録されるエラーレー
ト管理表と、このエラーレート管理表に可搬媒体とドラ
イブ装置の組み合わせ毎に取得されたエラーレートを記
録する記録手段と、エラーレートが予め決められた閾値
を超えていないかを監視するエラーレート監視手段とを
具備し、エラーレート監視手段でエラーレートが閾値を
超えたことを検出した際に、エラーレート管理表に記録
されているエラーレートのうち、エラーレートが閾値を
超えた記録媒体と全てのドライブ装置との組み合わせ毎
のエラーレート群の相関関係を評価関数により評価し、
その評価値により、前記記録媒体がエラーレート悪化の
要因であるかを判断することを特徴とする。このような
要因判断機能を備えることにより、エラーレート悪化の
要因が記録媒体にあるか否かを的確に判断することがで
きる。
【0018】また、本発明は、複数の可搬記録媒体と、
この可搬記録媒体に対しデータアクセスを行う複数のド
ライブ装置から構成され、可搬記録媒体を交換しながら
使用するコンピュータシステムに於いて、可搬記録媒体
がドライブ装置に装填された際に、可搬記録媒体に記録
されているデータのエラー訂正前のエラーレート情報を
取得するエラーレート計算手段と、このエラーレート計
算手段で取得したエラーレート値が記録されるエラーレ
ート管理表と、このエラーレート管理表に可搬媒体とド
ライブ装置の組み合わせ毎に取得されたエラーレートを
記録する記録手段と、エラーレートが予め決められた閾
値を超えていないかを監視するエラーレート監視手段と
を具備し、エラーレート監視手段でエラーレートが閾値
を超えたことを検出した際に、エラーレート管理表に記
録されているエラーレートのうち、エラーレートが閾値
を超えたドライブ装置と全ての記録媒体との組み合わせ
毎のエラーレート群の相関関係を評価関数により評価
し、その評価値により、前記ドライブ装置がエラーレー
ト悪化の要因であるか否かを判断することを特徴とす
る。このような要因判断機能を備えることにより、エラ
ーレート悪化の要因がドライブ装置にあるか否かを的確
に判断することができる。
【0019】また、本発明は、上記要因判断機能を備え
たコンピュータシステムに於いて、エラーレート悪化の
要因が記録媒体またはドライブ装置であると判断した
際、使用者にエラーレート悪化の要因情報を報告し、メ
ンテナンス上の注意を喚起することで、使用者がエラー
レート悪化の要因を的確に認識できる。
【0020】また、本発明は、上記要因判断機能を備え
たコンピュータシステムに於いて、エラーレート悪化の
要因がドライブ装置であると判断した際に、エラーレー
ト悪化の要因となるドライブ装置を自動的に縮退する機
能を実現でき、これにより的確なドライブ縮退による運
用の続行が可能となる。
【0021】また、本発明は、上記要因判断機能を備え
たコンピュータシステムに於いて、記録媒体、ドライブ
装置の各自動クリーニング機能を実現でき、これによ
り、障害要因を自動的に除去することができる。
【0022】また、本発明は、上記要因判断機能を備え
たコンピュータシステムに於いて、エラーレート悪化の
要因と判断された、記録媒体若しくはドライブ装置をク
リーニング又は交換した後に、エラーレートを再度取得
し、使用者に報告することで、記録媒体並びにドライブ
装置のクリーニングや修理、交換等の作業の有効性を即
時に確認することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0024】図1は、本発明の実施形態に於けるコンピ
ュータシステムの構成を示すブロック図である。
【0025】図中、10は本発明の実施形態に於けるコ
ンピュータシステムであり、システムバス100上に、
CPU101、RAM102、ROM103、HDD1
04、SCSIホストアダプタ105等が接続されてい
る。更に上記SCSIホストアダプタ105には、大容
量情報記録装置となるDVD−RAMオートチェンジャ
106が接続されている。
【0026】DVD−RAMオートチェンジャ106に
は、記録媒体のドライブ装置として、複数のDVD−R
AMドライブ107a,107b,…107cが内蔵さ
れ、記録媒体として、複数のDVD−RAM記録媒体1
08a,108b,…108cが収納棚に収納されてい
る。また、DVD−RAMドライブ107a,107
b,…107cを自動清掃するためのドライブクリーニ
ングメディア109、及び、DVD−RAM記録媒体1
08a,108b,…108cを自動清掃するための、
メディアクリーニング装置110が内蔵されている。
【0027】上記した図1に示すCPU101およびそ
の周辺装置により構成されるハードウェア上で、DVD
−RAMオートチェンジャ106を制御し、DVD−R
AM記録媒体を管理するソフトウェアが実行される。
尚、ここでは、記録媒体として、DVD−RAMを例に
示しているが、例えば、HDD、光磁気ディスク、CD
−ROM、磁気テープ等の可換記録媒体であってもよ
い。また、ここではオートチェンジャによる記録媒体の
交換を例示しているが、オペレータがドライブ装置に記
録媒体を装填する構成であってもよい。
【0028】図2は、上記した本発明の実施形態に於け
る要部の機能構成を示す機能ブロック図であり、それぞ
れソフトウェアにより実現される。
【0029】ここでは、媒体管理部(エラーレート監視
部)201の指示に従い、オートチェンジャ機構制御部
203がDVD−RAMオートチェンジャ106と通信
し、オートチェンジャ機構制御部203の制御の下に、
DVD−RAMオートチェンジャ106に収納された記
録媒体108a,108b,…108cの収納や装填な
どの搬送機構が制御される。DVD−RAMドライブ制
御部204は、媒体管理部201の指示に従い、DVD
−RAMオートチェンジャ106をリード/ライトアク
セス制御し、DVD−RAMドライブ107a,107
b,…107cを介して記録媒体108a,108b,
…108cのリードやライトを行う。
【0030】媒体管理表206は、RAM102、又は
HDD104上に作成される表(管理テーブル)であ
り、媒体を判別(識別)するための媒体識別情報が記録
されている(図5参照)。
【0031】エラーレート管理表202はRAM102
上、またはHDD104上に作成される表で、記録媒体
108a,108b,…108c各々のエラーレート値
が記録される(図6または図7参照)。尚、これら記録
媒体108a,108b,…108cのエラーレート値
はそれぞれエラーレート計算部205で計算される(図
3、図4参照)。
【0032】図3は、上記図2に示すエラーレート計算
部205に於ける、エラーレート計算手段を説明するた
めの図であり、図4はそのエラーレート計算部205の
機能構成要素を示すブロック図である。ここでは、DV
D−RAMドライブ107a,107b,…107cの
うち、あるDVD−RAMドライブ107i(i=a/
b/…/c)に記録媒体302(記録媒体108a,1
08b,…108cのいずれか)が装填された際に、装
填された記録媒体302の予め定められた特定エリア3
03について、データアクセスが行われ、ECCエラー
訂正機能等によりエラー訂正されたデータ306と、そ
のエラー訂正前データ305とを比較することにより、
エラー訂正前データのエラーレートが算出される。
【0033】図4は、この際のエラーレート計算手段に
於ける処理機能を実現する構成要素を示したもので、D
VD−RAMドライブ107iに装填された記録媒体3
02の特定エリア303のデータをアクセスして、例え
ばECCエラー訂正機能をもつエラー訂正回路401で
エラー訂正処理を行ったデータ(訂正後データ)306
と、エラー訂正処理を行わないエラー訂正前データ30
5とを取得し、この各データ305,306を比較手段
(COM)402で比較して、全データ量に対してデー
タ化けしているビット数(即ち、エラー訂正されたビッ
ト数)の割合を算出することにより、記録媒体302上
の特定エリア303のエラーレートが得られる。
【0034】このエラーレートの算出処理は、DVD−
RAMドライブ107a,107b,…107c内で行
ってもよいし、CPU101の制御の下にRAM102
上で行ってもよい。CPU101の制御の下にRAM1
02上で行う場合は、記録媒体がROM/RAMメディ
アである場合と、記録媒体がRAMメディアである場合
とで処理が若干異なる。この際の各エラーレートの取得
処理については後述する。
【0035】図5は、上記図2に示す媒体管理表206
の一構成例を示す図である。
【0036】図6は、上記図2に示すエラーレート管理
表202の一構成例を示す図、図7は、同エラーレート
管理表202の他の構成例を示す図である。ここでは図
6に示す一構成例によるエラーレート管理表を202
(a)、図7に示す他の構成例によるエラーレート管理
表を202(b)で示している。
【0037】ここで、上記各図を参照して本発明の実施
形態に於ける動作を説明する。
【0038】先ず、エラーレートを取得する際の処理
を、ドライブ装置がエラーレート測定機能を有する場合
と、記録媒体がROM/RAMメディアである場合と、
記録媒体がRAMメディアである場合とに分けて、それ
ぞれ説明する。
【0039】(1).ドライブ装置がエラーレート測定
機能を有する場合 この際は、ドライブ装置がエラーレート測定機能を有し
ているので、エラーレート計算部205が、媒体管理部
201、及びDVD−RAMドライブ制御部204を介
して、DVD−RAMドライブ107iに装填された記
録媒体302の特定エリア303のエラーレートを取得
する。
【0040】(2).ROM/RAMメディア上のエラ
ーレートを算出する場合 この際は、記録媒体(ROM/RAMメディア)上の特
定エリア303に対してデータリードアクセスのみを行
う。
【0041】次に、エラーレート計算部205は、媒体
管理部201、及びDVD−RAMドライブ制御部20
4を介して、DVD−RAMドライブ107iに装填さ
れた記録媒体302の特定エリア303から、エラー訂
正前のデータをリードし、RAM102上にエラー訂正
前データ305として一時保存する。
【0042】次に、エラーレート計算部205は、媒体
管理部201、及びDVD−RAMドライブ制御部20
4を介して、DVD−RAMドライブ107iに装填さ
れた記録媒体302の特定エリア303から、ECCエ
ラー訂正機能等によりエラー訂正処理を行ったデータを
リードし、RAM102上にエラー訂正後データ306
として一時保存する。
【0043】次に、エラーレート計算部205は、RA
M102上に保持したエラー訂正前データ305とエラ
ー訂正後データ306とを比較手段402によって比較
し、全データ量に対してデータ化けしているビット数
(即ち、エラー訂正されたビット数)の割合を算出し
て、それを記録媒体302上の特定エリア303のエラ
ーレートとしてRAM102に記憶する。
【0044】(3).RAMメディア上のエラーレート
を算出する場合 この際は、記録媒体(RAMメディア)上の特定エリア
に対してデータのリード/ライトアクセスを行う。
【0045】次に、エラーレート計算部205は、媒体
管理部201、及びDVD−RAMドライブ制御部20
4を介して、DVD−RAMドライブ107iに装填さ
れた記録媒体302の特定エリア303に特定パターン
のデータをライトする。また、同一データを、RAM1
02上にエラー訂正後データ306として一時保存す
る。
【0046】次に、エラーレート計算部205は、媒体
管理部201、及びDVD−RAMドライブ制御部20
4を介して、DVD−RAMドライブ107iに装填さ
れた記録媒体302の特定エリア303からエラー訂正
前のデータをリードし、RAM102上にエラー訂正前
データ305として一時保存する。
【0047】次に、エラーレート計算部205は、RA
M102上のエラー訂正前データ305とエラー訂正後
データ306とを比較手段402によって比較し、全デ
ータ量に対してデータ化けしているビット数(即ち、エ
ラー訂正されたビット数)の割合を算出し、それを記録
媒体302上の特定エリア303のエラーレートとして
RAM102に記憶する。
【0048】次に、上記のようにして取得したエラーレ
ートを用いた、DVD−RAMオートチェンジャ106
内の記録媒体108a,108b,…108cのエラー
レート監視処理動作について説明する。尚、ここではオ
ートチェンジャによる媒体の交換を例示しているが、オ
ペレータがドライブ装置に媒体を装填する場合であって
もよい。
【0049】DVD−RAMオートチェンジャ106に
於いて、当該DVD−RAMオートチェンジャ106収
納された記録媒体108a,108b,…108cのう
ちの、ある記録媒体302が、DVD−RAMドライブ
107a,107b,…107cのうちの、あるDVD
−RAMドライブ107iに装填されたことをトリガに
して、媒体管理部201は、媒体管理表206に記録さ
れている媒体識別情報と装填された媒体上に記録されて
いる媒体識別情報とを比較し、装填された記録媒体を特
定する(図5参照)。
【0050】媒体管理表206に、該当する識別情報が
存在しない場合は、初めて装填された記録媒体であると
判断し、媒体管理表206に新たな記録媒体の項目(媒
体m+1)を作成するとともに、記録媒体上の媒体識別
情報を記録し、更に、エラーレート管理表202にも新
たな媒体の項目(媒体m+1)を作成する(図6参
照)。
【0051】次に、上記した、3通りのエラーレート取
得処理手段(ドライブ装置がエラーレート測定機能を有
する場合、記録媒体がROM/RAMメディアである場
合、記録媒体がRAMメディアである場合)のうちのい
ずれかのエラーレート取得処理手順で、装填された記録
媒体302のエラーレートを算出し、ここで算出したエ
ラーレートを、例えばRAM102のエラーレート管理
表202内の該当する媒体の項目に記録する(図6参
照)。
【0052】このエラーレート管理表202(a)に記
録された記録媒体のエラーレート値は、ユーザに対しス
テータスとして報告される。
【0053】また、媒体管理部201は、予め媒体種別
毎に設定されているエラーレートの閾値と、エラーレー
ト管理表202(a)に記録された記録媒体のエラーレ
ート値とを比較し、エラーレートが閾値を超えている場
合、ユーザに対してメンテナンス上の注意を促し、閾値
が超えているDVD−RAM記録媒体の状態が正常でな
いことを報告する。
【0054】次に、上記したエラーレートの悪化要因
が、ドライブ側、メディア(記録媒体)側のいずれにあ
るかを判定する、エラーレートの悪化要因切り分け処理
について説明する。この処理に於いては、上記図6に示
したエラーレート管理表202に代わり、図7に示すエ
ラーレート管理表202(b)が用いられる。
【0055】この図7に示すエラーレート管理表202
(b)には、記録媒体体1〜mのそれぞれが、各ドライ
ブ装置1〜nに装填された際に算出されたエラーレート
値が記録されている。
【0056】媒体管理部201は、エラーレート管理表
202(b)に記録されているエラーレート値の中に閾
値を超えているものがあった場合、該当するセルを含
む、列のデータ群、及び、行のデータ群をそれぞれ評価
関数で評価し、列のデータ群から計算した評価関数値が
異常値を示す場合は、ドライブ装置に問題があると判断
し、行のデータ群から計算した評価関数値が異常値を示
す場合は、媒体に問題があると判断する。
【0057】上記エラーレート管理表202(b)に於
いて「エラーレート22」のセルが閾値を超えていた場
合の例を以下に示す。
【0058】評価関数func(a,b,c,…) ドライブ2の評価値=func(エラーレート12,エ
ラーレート22,…,エラーレートM2) 媒体2の評価値 =func(エラーレート21,エ
ラーレート22,…, エラーレート2N)(例1)評価関数がエラーレートの
閾値を超えている引数の数を求める関数の場合、ドライ
ブ2の評価値>個数の閾値の場合、ドライブ2に問題が
あると判定。
【0059】媒体2の評価値>個数の閾値の場合、媒体
2に問題があると判定。
【0060】(例2)評価関数が平均値を求める関数の
場合、ドライブ2の評価値>エラーレートの閾値の場
合、ドライブ2に問題があると判定。
【0061】媒体2の評価値>エラーレートの閾値の場
合、媒体2に問題があると判定。
【0062】ここで、媒体管理部201に於いて、ドラ
イブ装置107bに問題があると判断した場合、ユーザ
(又はクライアント)に対してメンテナンス上の注意を
促し、ユーザ(又はクライアント)に対し、ドライブ装
置107bが正常でないことを報告して、ドライブ装置
107bを清掃又は交換する必要性があることを喚起す
る。
【0063】また、媒体管理部201に於いて、記録媒
体108bに問題があると判断した場合、ユーザ(又
は、クライアント)に対してメンテナンス上の注意を促
し、ユーザ(又はクライアント)に対し、記録媒体10
8bの状態が正常でないことを報告して、記録媒体10
8bを清掃する必要性があることを喚起する。
【0064】また、上記した要因判別処理に於いて、ド
ライブ装置に問題がある場合は、ドライブ装置の自動縮
退が可能である。
【0065】ドライブ装置に問題がある場合、媒体管理
部201は、ドライブ装置107bに問題があると判断
した場合、そのドライブ装置107bを縮退し、以降、
ドライブ装置107bのみを除く各ドライブ装置を使用
して運用を続行する。
【0066】上記した要因判別処理機能を備えること
で、従来システムにおけるドライブの自動縮退では、問
題のあるメディアが装填されたドライブが全て縮退され
てしまうなど、的確なドライブ縮退が困難であったのに
対して、エラーレート悪化要因のドライブが的確に縮退
されて、運用が続行される。
【0067】また、上記した要因判別処理に於いて、媒
体若しくはドライブ装置に問題があった際、問題がある
媒体若しくはドライブ装置に対しての自動清掃が可能で
ある。
【0068】媒体管理部201は、ドライブ装置107
bに問題があると判断した場合、オートチェンジャ機構
制御部203を介し、DVD−RAMオートチェンジャ
106の収納棚にあるドライブクリーニングメディア1
09を、ドライブ装置107bに装填し、ドライブ装置
107bのクリーニングを自動的に実施する。
【0069】また、媒体管理部201は、記録媒体10
8bに問題があると判断した場合、オートチェンジャ機
構制御部203を介し、記録媒体108bをメディアク
リーニング装置110に装填し、記録媒体108bのク
リーニングを自動的に実施する。
【0070】更に、上記クリーニングの有効性をチェッ
クすることも可能である。
【0071】この際、媒体管理部201は、問題がある
と判断したドライブ装置107b又は記録媒体108b
をクリーニング後、オートチャンジャ機構制御部203
を介して、記録媒体108bをドライブ装置107bに
装填し、エラーレート計算部205により、記録媒体1
08bのエラーレートを算出し、そのエラーレートが予
め指定されている閾値を超えていないことを確認する
(クリーニングの有効性を確認する)。算出したエラー
レートが、閾値を超えていた場合は、ユーザ(又はクラ
イアント)に対してメンテナンス上の注意を促し、ユー
ザ(又はクライアント)に対し、記録媒体108b又は
ドライブ装置107bの状態が正常でないことを報告
し、記録媒体108bの交換、又はドライブ装置107
bの交換が必要であることを喚起する。
【0072】尚、上記した実施形態では、DVD−RA
M記録媒体108a,108b,…108cの汚れ、及
びDVD−RAMドライブ107a,107b,…10
7cの読み取り機構の汚れ/劣化等の状況を反映する値
として、エラーレートを例示しているが、汚れ/劣化の
状況を反映する値であれば、例えばドライブ装置内の各
種キャリブレーションパラメータや、ドライブ装置内部
で発生したリトライ回数等を使用することも可能であ
る。
【0073】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、交
換可能な記録媒体を扱うドライブ装置を有してなるコン
ピュータシステムに於いて、運用期間に関係なく、また
記録媒体の代替機能の有無に関係なく、常に適切な時機
にメンテナンス上の注意を喚起して、メディアの汚れ、
ドライブ故障等による障害発生を事前に防ぐことができ
る。更に記録媒体の汚れやドライブ装置の読み取り機構
の汚れ、劣化等による障害発生の予兆を、記録媒体の代
替機能領域を消費する前に的確に検出することができ
る。
【0074】また本発明によれば、交換可能な複数の記
録媒体と、記録媒体が装填される複数のドライブ装置と
を有してなるコンピュータシステムに於いて、エラー発
生の要因となる記録媒体若しくはドライブ装置を的確に
判定することができ、これによりメディア清掃、ドライ
ブ交換等のメンテナンス作業を効率よく実施することが
できる。更に、エラー発生の要因となるドライブ装置を
特定して、的確なドライブ装置の縮退により動作を継続
することができるとともに、エラー発生の要因となるド
ライブ装置若しくは記録媒体に対して自動クリーニング
を行い、障害要因を取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於けるコンピュータシステ
ムの構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態に於ける要部の機能構成を示すブ
ロック図。
【図3】上記実施形態に於けるエラーレート計算部の動
作を説明するための図。
【図4】上記実施形態に於けるエラーレート計算部の機
能構成要素を示すブロック図。
【図5】上記実施形態に於ける媒体管理表の一構成例を
示す図。
【図6】上記実施形態に於けるエラーレート管理表の一
構成例を示す図。
【図7】上記実施形態に於けるエラーレート管理表の他
の構成例を示す図。
【符号の説明】
10…コンピュータシステム 100…システムバス 101…CPU 102…RAM 103…ROM 104…HDD 105…SCSIホストアダプタ 106…DVD−RAMオートチェンジャ 107a,107b,…107c,107i…ドライブ
装置(DVD−RAMドライブ) 108a,108b,…108c,302…記録媒体
(DVD−RAM記録媒体) 109…ドライブクリーニングメディア 110…メディアクリーニング装置 201…媒体管理部(エラーレート監視部) 202…エラーレート管理表 203…オートチェンジャ機構制御部 204…DVD−RAMドライブ制御部 205…エラーレート計算部 206…媒体管理表 302…ドライブ装置に装填された記録媒体 303…特定エリア 305…エラー訂正前データ 306…エラー訂正後データ 401…エラー訂正回路 402…比較手段(COM)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572C 572F

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換可能な記録媒体を扱うドライブ装置
    を有するコンピュータシステムに於いて、 前記ドライブ装置に装填された記録媒体に記録されたデ
    ータのエラー訂正前のエラーレートを取得するエラーレ
    ート取得手段と、 前記エラーレート取得手段で取得したエラーレートを設
    定された閾値をもとに監視するエラーレート監視手段と
    を具備したことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 交換可能な記録媒体を扱うドライブ装置
    を有するコンピュータシステムに於いて、 前記ドライブ装置に記録媒体が装填された際に、当該記
    録媒体の所定の記録領域よりエラー訂正処理を施したデ
    ータ、及びそのエラー訂正前のデータを取得するデータ
    アクセス手段と、 前記データアクセス手段で取得したデータをもとにエラ
    ーレートを算出するエラーレート計算手段と、 前記エラーレート計算手段で算出したエラーレートを設
    定された閾値をもとに監視するエラーレート監視手段と
    を具備したことを特徴とするコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 交換可能な複数の記録媒体と、前記記録
    媒体が装填される少なくとも1つのドライブ装置とを有
    するコンピュータシステムに於いて、 前記ドライブ装置に記録媒体が装填された際に、当該記
    録媒体の所定の記録領域よりエラー訂正処理を施したデ
    ータ、及びそのエラー訂正前のデータを取得するデータ
    アクセス手段と、 前記データアクセス手段で取得したデータをもとにエラ
    ーレートを算出するエラーレート計算手段と、 前記エラーレート計算手段で算出したエラーレートを前
    記記録媒体毎に個別に記録し管理するエラーレート管理
    手段とを具備し、 前記エラーレート管理手段に記録されたエラーレート情
    報を、前記記録媒体個々の状態管理、若しくは記録媒体
    及びドライブ装置を対象としたエラーレート悪化要因の
    特定に用いることを特徴とするコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 交換可能な複数の記録媒体と前記記録媒
    体が装填される複数のドライブ装置とを有するコンピュ
    ータシステムに於いて、 前記記録媒体が前記ドライブ装置に装填された際に、当
    該記録媒体に記録されているデータのエラー訂正前のエ
    ラーレートを取得するエラーレート計算手段と、 前記各ドライブ装置と前記各記録媒体との組み合わせに
    よるエラーレートを保存し管理するエラーレート管理表
    を有し、前記エラーレート計算手段でエラーレートを取
    得する度に、当該エラーレートをドライブ装置及び記録
    媒体と対応付けて前記エラーレート管理表に記録するエ
    ラーレート管理手段と、 前記エラーレート計算手段で取得したエラーレートを設
    定された閾値をもとに監視するエラーレート監視手段
    と、 前記エラーレート監視手段でエラーレートが閾値を超え
    たことを検出したとき、前記エラーレート管理表に記録
    されたエラーレートのうち、エラーレートが閾値を超え
    た記録媒体と全てのドライブ装置との組み合わせ毎のエ
    ラーレート群の相関関係を評価関数により評価し、その
    評価値により、前記記録媒体がエラーレート悪化の要因
    であるか否かを判断する要因判別手段とを具備したこと
    を特徴とするコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 交換可能な複数の記録媒体と前記記録媒
    体が装填される複数のドライブ装置とを有するコンピュ
    ータシステムに於いて、 前記記録媒体が前記ドライブ装置に装填された際に、当
    該記録媒体に記録されているデータのエラー訂正前のエ
    ラーレートを取得するエラーレート計算手段と、 前記各ドライブ装置と前記各記録媒体との組み合わせに
    よるエラーレートを保存し管理するエラーレート管理表
    を有し、前記エラーレート計算手段でエラーレートを取
    得する度に、当該エラーレートをドライブ装置及び記録
    媒体と対応付けて前記エラーレート管理表に記録するエ
    ラーレート管理手段と、 前記エラーレート計算手段で取得したエラーレートを設
    定された閾値をもとに監視するエラーレート監視手段
    と、 前記エラーレート監視手段でエラーレートが閾値を超え
    たことを検出したとき、前記エラーレート管理表に記録
    されたエラーレートのうち、エラーレートが閾値を超え
    たドライブ装置と全ての記録媒体との組み合わせ毎のエ
    ラーレート群の相関関係を評価関数により評価し、その
    評価値により、前記ドライブ装置がエラーレート悪化の
    要因であるか否かを判断する要因判別手段とを具備した
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 前記エラーレート監視手段に於いて、エ
    ラーレートが閾値を超えた際に、前記記録媒体、若しく
    は前記ドライブ装置のメンテナンス上の注意を喚起する
    報知手段を具備したことを特徴とする請求項1または2
    または3または4または5記載のコンピュータシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記要因判別手段に於いて、エラーレー
    ト悪化の要因が前記記録媒体、若しくは前記ドライブ装
    置であると判断した際、使用者に、エラーレート悪化の
    要因内容を報告し、メンテナンス上の注意を喚起する手
    段を具備したことを特徴とする請求項4または5記載の
    コンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 前記要因判別手段に於いて、エラーレー
    ト悪化の要因と判断された、前記記録媒体、若しくは前
    記ドライブ装置をクリーニング、若しくは交換した後、
    再度、エラーレートを取得し使用者に報告する手段を有
    して、使用者が前記クリーニング、若しくは交換の作業
    の有効性を確認できるようにしたことを特徴とする請求
    項4または5記載のコンピュータシステム。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体を清掃するための自動搬送
    機構および自動クリーニング機構を具備し、前記要因判
    別手段に於いて、エラーレート悪化の要因が前記記録媒
    体であると判断した際、当該エラーレート悪化の要因と
    なる記録媒体を前記自動クリーニング機構により清掃す
    ることを特徴とする請求項4記載のコンピュータシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記要因判別手段に於いて、エラーレ
    ート悪化の要因が前記ドライブ装置であると判断した
    際、当該エラーレート悪化の要因となるドライブ装置を
    縮退し、運用を続行する手段を具備したことを特徴とす
    る請求項5記載のコンピュータシステム。
  11. 【請求項11】 前記ドライブ装置を清掃するための記
    録媒体の自動搬送機構および自動クリーニング機構を具
    備し、前記要因判別手段に於いて、エラーレート悪化の
    要因が前記ドライブ装置であると判断した際、当該エラ
    ーレート悪化の要因となるドライブ装置を前記自動クリ
    ーニング機構により清掃することを特徴とする請求項5
    記載のコンピュータシステム。
  12. 【請求項12】 交換可能な記録媒体を扱うドライブ装
    置を有してなる情報記録装置のメンテナンス支援方法に
    於いて、 前記ドライブ装置に記録媒体が装填された際、その記録
    媒体に記録されているデータのエラー訂正前のエラーレ
    ートを取得し、当該エラーレートが予め定められた閾値
    を超えたか否かを判断して、エラーレートが閾値を超え
    た際、使用者に記録媒体若しくはドライブ装置に対する
    メンテナンス上の注意を喚起することを特徴とする情報
    記録装置のメンテナンス支援方法。
  13. 【請求項13】 交換可能な複数の記録媒体と前記記録
    媒体が装填される複数のドライブ装置とを有する情報記
    録装置のメンテナンス支援方法に於いて、 前記記録媒体が前記ドライブ装置に装填された際に、当
    該記録媒体に記録されているデータのエラー訂正前のエ
    ラーレートを取得するステップと、 前記各ドライブ装置と前記各記録媒体との組み合わせに
    よるエラーレートを保存し管理するエラーレート管理表
    を有し、前記エラーレート計算手段でエラーレートを取
    得する度に、当該エラーレートをドライブ装置及び記録
    媒体と対応付けて前記エラーレート管理表に記録するス
    テップとを有して、 前記取得したエラーレートが予め定められた閾値を超え
    たか否かを判断し、エラーレートが閾値を超えた際に、
    前記エラーレート管理表に記録されたエラーレートのう
    ち、エラーレートが閾値を超えた記録媒体と全てのドラ
    イブ装置との組み合わせ毎のエラーレート群の相関関係
    を評価関数により評価し、その評価値により、前記記録
    媒体がエラーレート悪化の要因であるか否かを判断し、
    その判断結果を使用者に報知することを特徴とする情報
    記録装置のメンテナンス支援方法。
  14. 【請求項14】 交換可能な複数の記録媒体と前記記録
    媒体が装填される複数のドライブ装置とを有する情報記
    録装置のメンテナンス支援方法に於いて、 前記記録媒体が前記ドライブ装置に装填された際に、当
    該記録媒体に記録されているデータのエラー訂正前のエ
    ラーレートを取得するステップと、 前記各ドライブ装置と前記各記録媒体との組み合わせに
    よるエラーレートを保存し管理するエラーレート管理表
    を有し、前記エラーレート計算手段でエラーレートを取
    得する度に、当該エラーレートをドライブ装置及び記録
    媒体と対応付けて前記エラーレート管理表に記録するス
    テップとを有して、 前記取得したエラーレートが予め定められた閾値を超え
    たか否かを判断し、エラーレートが閾値を超えた際に、
    前記エラーレート管理表に記録されたエラーレートのう
    ち、エラーレートが閾値を超えたドライブ装置と全ての
    記録媒体との組み合わせ毎のエラーレート群の相関関係
    を評価関数により評価し、その評価値により、前記ドラ
    イブ装置がエラーレート悪化の要因であるか否かを判断
    し、その判断結果を使用者に報知することを特徴とする
    情報記録装置のメンテナンス支援方法。
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