JP2003200561A - ヒータ駆動電流検知方法およびインクジェット印字装置 - Google Patents

ヒータ駆動電流検知方法およびインクジェット印字装置

Info

Publication number
JP2003200561A
JP2003200561A JP2001401209A JP2001401209A JP2003200561A JP 2003200561 A JP2003200561 A JP 2003200561A JP 2001401209 A JP2001401209 A JP 2001401209A JP 2001401209 A JP2001401209 A JP 2001401209A JP 2003200561 A JP2003200561 A JP 2003200561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
current
head
print head
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001401209A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Sugiyama
裕一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Copyer Co Ltd filed Critical Copyer Co Ltd
Priority to JP2001401209A priority Critical patent/JP2003200561A/ja
Publication of JP2003200561A publication Critical patent/JP2003200561A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ダミー抵抗を設けることなく、実際に駆動され
るヒータの電流を測定する。 【解決手段】印字ヘッド17に電力を供給するためのヘ
ッド用DC電源32の出力に接続された、前記印字ヘッ
ドとは別に電力の消費を制御するための消費電力制御部
42を設ける。ヘッド電源部32のDC/DCコンバー
タ41には、このヘッド用DC電源32の消費電流が所
定値に達したとき電流検知信号Viを出力する電流検知
部を設ける。印字ヘッド17を駆動していないときに電
流検知部が電流検知信号Viを出力する消費電力制御部
42の第1の制御値と、印字ヘッド17の特定のヒータ
を駆動しているとき電流検知部が電流検知信号Viを出
力する消費電力制御部42の第2の制御値とを求め、第
1および第2の制御値の差に基づいて当該ヒータの駆動
電流を求める。この駆動電流に基づいて当該ヒータのラ
ンクが求められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、プロッ
タ等の印字装置に関し、特にサーマル式インクジェット
印字装置におけるヒータ駆動電流検知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマル式インクジェット印字装置で
は、通常、印字ノズルに一対一のヒータが装備されてお
り、ヒータに電力を供給することにより、印字ノズルか
らインクの吐出を行っている。このヒータは、印字ヘッ
ドの製造上のばらつきにより、抵抗値に一定の公差を持
っていることが知られている。この公差を考慮して印字
ヘッド毎に最適な駆動電力を制御している。
【0003】その公差は、主に抵抗(薄膜)の厚さに起
因している。公差を検出するために、従来は、印字ヘッ
ド内にヒータと同一プロセスで形成されるダミー抵抗を
別に設けている。このダミー抵抗の抵抗値を測定するこ
とにより、薄膜の厚さを推測し、メインヒータの抵抗値
を求め、最適な制御を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
式では、各ヒータの実際の抵抗値を測定していないた
め、公差を十分吸収できなかった。
【0005】また、ヒータを駆動するためのトランジス
タ等の駆動素子のパラメータにもばらつきがあるが、こ
れは考慮されていなかった。これらの理由により、ヒー
タに過負荷な電力が供給されることがあり、ヒータの断
線等を惹起しヘッドの寿命に影響を及ぼすおそれがあっ
た。
【0006】さらに、ヘッドに、ダミー抵抗およびその
出力端子を追加的に設けなくてはならないため、その分
だけヘッドのコスト増加を招来した。
【0007】本発明はこのような背景においてなされた
ものであり、その目的は、ヘッドにダミー抵抗を設ける
ことなく、実際に駆動されるヒータの電流を測定するこ
とができるヒータ駆動電流検知方法を提供することにあ
る。
【0008】本発明の他の目的は、このヒータ駆動電流
検知方法を利用することにより、ヒータの膜厚、駆動素
子のパラメータ両方を考慮した制御を行うことができ、
より適切な駆動制御を可能とし、ヘッドの寿命も従来以
上に伸ばすことができるインクジェット印字装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるヒータ駆動
電流検知方法は、インクジェット用印字ヘッド内のヒー
タの駆動電流を検知する方法であって、(a)ヒータに
電力を供給する電源部の電力を消費する消費電力制御部
により、ヒータの非駆動状態で、前記電源部の消費電流
を0から次第に増加させるように制御し、(b)所定の
電流値を検知する電流検知部が検知信号を発生したとき
の第1の制御値を確認し、(c)前記ヒータを駆動状態
に変えて、当該ヒータに接続されたヘッドDC電源の消
費電流を前記消費電力制御部により0から次第に増加さ
せるように制御し、(d)前記電流検知部が検知信号を
発生したときの第2の制御値を確認し、(e)前記第1
および第2の制御値の差に基づいて当該ヒータの駆動電
流を特定することを特徴とする。
【0010】前記第1の制御値はヒータの非駆動状態で
測定されるので、消費電力制御部の消費電流(第1の制
御値)が前記所定の電流値に相当する。これに対して、
前記第2の制御値はヒータの駆動状態で測定されるの
で、ヒータが断線していない限り、ヒータの駆動電流と
消費電力制御部の消費電流(第2の制御値)の和が前記
所定の電流値(第1の制御値)に相当する。したがっ
て、第1の制御値から第2の制御値を減算したものが当
該ヒータの駆動電流に相当することになる。
【0011】前記ヒータ駆動電流検知方法において、駆
動対象のヒータを順次切り替えて前記ステップ(a)〜
(e)を繰り返して実行し、この実行結果に基づいて当
該印字ヘッドのヒータのランク付けを行うことができ
る。
【0012】また、前記第1および第2の制御値の差が
0である場合、当該ヒータは断線していると判断するこ
とができる。
【0013】前記第1および第2の制御値の差が予め定
めた値以上である場合、当該ヒータは短絡していると判
断することができる。
【0014】本発明によるインクジェット印字装置は、
印字ヘッドに電力を供給するためのヘッド用DC電源
と、このヘッド用DC電源の出力に接続され、前記印字
ヘッドとは別に電力の消費を制御するための消費電力制
御部と、前記ヘッドDC電源の消費電流が所定値に達し
たとき検知信号を出力する電流検知部と、印字ヘッドを
駆動していないときに前記電流検知部が前記検知信号を
出力する前記消費電力制御部の第1の制御値と、前記印
字ヘッドの特定のヒータを駆動しているとき前記電流検
知部が前記検知信号を出力する前記消費電力制御部の第
2の制御値とを求め、前記第1および第2の制御値の差
に基づいて当該ヒータの駆動電流を求める制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
よる印字装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明による印字装置として、イ
ンクジェット式カラープロッタの印字ユニット周りの外
観を示す図である。
【0017】図1において、キャリッジ12は、印字ヘ
ッド17を搭載している。キャリッジモータによる無端
ワイヤの駆動によりガイドレール(いずれも図示せず)
に沿って設けられたリニアスケール18の規則的なスト
ライプパターンまたはスリットを、キャリッジ12に搭
載されたリニアスケールセンサ209が検知することに
より、キャリッジ12(ひいてはヘッド17)の現在の
位置がわかるようになっている。
【0018】なお、図中、13は、エンジンコントロー
ラ(図示せず)からヘッドヘ電力および各種信号を供給
するフラットケーブルを示す。このフラットケーブル1
3はプレート11の内部から外側へ導出される。
【0019】一方、印字ヘッド17による印字が行われ
る用紙14は、プラテン19上を、搬送モータ15の駆
動により、用紙搬送ローラ16およびピンチローラ(図
示せず)を介して、キャリッジ移動方向とほぼ垂直な用
紙搬送方向(X)に搬送される。
【0020】キャリッジ12は、用紙14上を図の左右
方向に往復移動しながら印字を行う。ヘッドの一回の走
査で1バンド分印字すると、用紙をキャリッジ移動方向
と垂直の方向に所定量搬送する。その繰り返しで用紙1
枚の印字を完了する。
【0021】図2は、図1に示したカラープロッタの制
御ブロック図である。図2において画像データの入力か
ら印字ヘッドヘのデータ転送までを説明する。
【0022】外部インターフェイスにより、画像入力制
御部201が、画像データの入力を受け付ける。画像入
力制御部201は、直ちに、MPU204に対しDMA
リクエスト(DMA1)を出力する。MPU204は、
それに従い画像データを画像メモリ202にDMA転送
すると同時に、DMAアクノリッジ(ACK1)を画像
入力制御部201に出力する。
【0023】また、MPU204は、印字を開始するた
めに、ヘッド制御部203に転送する。ヘッド制御部2
03は、キャリッジの移動に同期してリニアスケールセ
ンサ209から入力されるリニアスケール信号のカウン
ト値に応じて、印字データを印字ヘッドに転送すると同
時に、印字パルスをヘッドに与えることにより印字を行
う。ヘッド制御部203内の画像データが無くなれば、
ヘッド制御部203は、画像データの要求をMPU20
4に対して行う(DMA2)。MPU204は、駆動制
御部206を介して、記録媒体を搬送するための搬送モ
ータ15、およびキャリッジを往復移動するためのホー
ムポジションセンサ210がプロッタ内の所定位置に装
備されている。また駆動制御部206は、搬送モータ1
5およびキャリッジモータ208の駆動を制御する。
【0024】215は、不揮発性のメモリであり、プロ
ッタ本体の各種データ記憶するために設けられている。
ユーザによる指示およびユーザに対する表示等は、操作
パネル211を介して行われる。
【0025】以上のMPU204による制御はプログラ
ムメモリ205に格納された制御プログラムに従って実
現される。
【0026】図3は、本実施の形態の印字装置の電源系
統図を示す。31は、メインのDC電源部である。この
DC電源部31は、商用電力(AC100〜240V)
の入力を受けて、駆動系のDC電力Vmと、ロジック系
DC電力VLとを出力する。DC電力Vmは、エンジン
制御部200を経由してヘッド電源部32に供給され
る。ヘッド電源部32はDC電力Vmからヘッド駆動用
の電力Vhを生成する。
【0027】図4に、ヘッド電源部32の機能ブロック
図を示す。ヘッド電源部32は、ヘッドが搭載されるキ
ャリッジ上にある。ヘッド電源部32へ供給される信号
および電力のラインは、フラットケーブル13を経由
し、エンジン制御部200から供給される。DC/DC
コンバータ41は、メインのDC電源部31からの電力
Vmからヘッドの駆動電力Vhを生成する。印字ヘッド
17はキャリッジ上に着脱可能なように、印字ヘッド1
7への信号および電力ラインは電気接点(図示せず)を
介して、印字ヘッド17へ供給される。このヘッド電源
部32は、DC/DCコンバータ41の出力電流を検出
する電流検知機能を有し、予め定めた電流値(αアンペ
ア)以上の電流を消費すると、電流検知信号ViをHi
ghからLowに変化させる。消費電力制御部42は、
エンジン制御部200から出力される消費電力PWM信
号に応じた電力RefViを消費することにより、電力
Vhをリニアに消費するように制御する。また、エンジ
ン制御部200から出力されるヘッド制御信号43によ
り、印字ヘッド17が制御される。ヘッド制御信号43
には、印字データや後述するヘッドイネーブル信号HE
_ENBを含む。なお、45はDC/DCコンバータ4
1の出力の平滑用コンデンサである。
【0028】図5に、DC/DCコンバータ41の構成
例を示す。スイッチング制御部418は、出力電力(電
圧Vh)が一定となるように、スイッチング素子413
を介してトランジスタQをオンオフ制御することによ
り、コンデンサC1の一端の入力電力(電圧)Vmをオ
ンオフする。コイルL1に流れる電流はダイオードDで
整流され、コイルL2とコンデンサC2により平滑され
る。電流検出回路419は、スイッチング制御部418
の出力信号を積分する積分回路415と、この出力を基
準電圧と比較する比較回路416からなる。比較回路4
16の出力が電流検知信号Viを構成する。
【0029】図6は、消費電力制御部42の構成例を示
す。消費電力PWM信号はパルス幅変調されたパルス信
号であり、トランジスタ423,421を介してトラン
ジスタ425をオンオフ制御し、トランジスタ425の
コレクタからRefVi信号が出力される。
【0030】図7に、図5のDC/DCコンバータ41
の各部の動作波形を示す。Vhに対する出力電流が軽負
荷のときは(図7(a)の例では0.1A以下)電流不
連続動作となり、スイッチングのオンデューティが低下
して動作する。ある負荷電流以上になると(図7(b)
の例では0.2A以上)、電流連続動作となり、スイッ
チングのオンデューティが負荷電流の増減によらず一定
となる。この原理を利用して、負荷電流が所定値以上か
どうかの検出を行う。スイッチング制御部418のOU
T出力は正極性のパルス波形である。このパルス波形を
積分する積分回路415およびこの積分回路415の積
分出力を基準レベルrefと比較する比較回路416に
より、負荷電流が所定値以上になると電流検知信号Vi
がLowとなる。
【0031】図8により、実際のヒータ駆動電流(ひい
ては抵抗値)を検知するための原理を説明する。
【0032】まず、ヘッドの駆動がOFF状態(どのヒ
ータも非駆動)で、消費電力PWM信号の制御により、
消費電力制御部42の出力RefViの値を少しずつ上
げて行く(a区間)。そしてDC/DCコンバータ41
の出力電流値がαアンペアに達したとき、電流検知信号
ViがLowになる(b区間)。このときのRefVi
値はαに等しい。次に印字ヘッドの任意のヒータを駆動
し、RefVi値を再び少しずつ上げて行く(c区
間)。このとき、電流検知信号ViがLowになったと
きのRefVi値を検知する。このRefVi値をβと
する。ヒータを駆動しているときには印字ヘッド17に
電流が流れるために、RefVi値はαに達する前にD
C/DCコンバータ41の出力電流はαに達する。した
がって、α−βの値が駆動したヒータの電流値に相当す
る。ヘッドの各ヒータ毎、または、ブロック毎にこの処
理を実行し、全ヒータの平均駆動電流(ひいてはヒータ
抵抗値のランク)を求め、実際の印字時に印字ヘッドの
駆動に反映する。
【0033】なお、c区間においてα=βとなった場合
は、ヘッドの当該ヒータに電流が流れていないことにな
る。従ってそのヒータは断線していると判断できる。ま
た、c区間において極めて早い時期に電流検知信号Vi
がLowとなった場合には、そのヒータはショートして
いる可能性が高いと判断できる。このような場合に、ユ
ーザにヘッド交換を促す様、操作部に表示することも可
能である。
【0034】図9は、本実施の形態における電流検出
(ひいては抵抗検出)のための処理のフローチャートを
示す。
【0035】まず、印字ヘッドをオフとした状態(S1
1)で、消費電力制御部をオンし、RefViを0に初
期化する(S12)。ついで、RefViをインクリメ
ントする(S13)。そこで、電流検知信号Viがオン
したか(Lowとなったか)をチェックする(S1
4)。電流検知信号Viがオンするまで、RefViを
インクリメントしていき、電流検知信号Viがオンした
ときのRefViの値を変数αに代入する(S15)。
【0036】その後、ヘッドをオンし、ノズルを指定す
る変数Nを0に初期化する(S16)。この変数Nは図
4の印字ヘッドに与えるデータで制御することができ
る。
【0037】ついで、ノズルNをインクリメントして
(S17)、当該ノズルの駆動を開始するとともに、R
efViを0に初期化する(S18)。そこで、電流検
知信号Viがオンするまで(S19)、RefViのイ
ンクリメントを繰り返す(S20)。電流検知信号Vi
がオンしたときのRefViの値を配列変数β(N)に
代入する(S21)。Nが最後のノズルに達するまで
(S22)、ステップS17に戻って、上記処理を繰り
返す。このようにして、すべてのノズルについてβの値
が得られ、これからβ−αの値も得られる。
【0038】断線もショートもしていない正常なヒータ
については、検出電流(α−β)の値がそのヒータの抵
抗値に対応していることになる。1ヘッドの全ヒータの
平均の検出電流(α−β)の値を複数の段階に分類する
ことにより、当該ヘッドのヒータ抵抗値の属する範囲で
あるヒータランクを定めることができる。図10にその
ようなヒータランクテーブルの例を示す。平均検出電流
(α−β)がN16以上の場合は、ヘッド内でいずれか
のヒータがショートしていると判断する。また、N1未
満の場合は、断線していると判断する。N1以上N16
未満までは、正常であり、検出したヒータランクに応じ
て当該ヘッドの駆動信号を制御する。例えば、ヒータラ
ンクに応じてヒータ駆動パルス信号、HE_ENBのパ
ルス幅を決定する。
【0039】上記のような処理は、ヘッドの交換時に行
うことが好ましい。得られたヒータランクまたはHE_
ENBのパルス幅のデータは不揮発性メモリ215(図
2)に記憶しておく。
【0040】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、種々の変形、変更が可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、印字ヘッドのヒータの
ランクを検知するために印字ヘッドにリファレンス用の
抵抗および検出端子を設ける必要がなくなる。また、従
来の方式では検出できなかったヒータの断線、ショート
等の異常を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印字装置として、インクジェット
式カラープロッタの印字ユニット周りの外観を示す図で
ある。
【図2】図1に示したカラープロッタの制御ブロック図
である。
【図3】本発明の実施の形態の印字装置の電源系統図で
ある。
【図4】図3に示したヘッド電源部の機能ブロック図で
ある。
【図5】図4に示したDC/DCコンバータの構成例を
示す回路ブロック図である。
【図6】図4に示した消費電力制御部の構成例を示す回
路図である。
【図7】図5に示したDC/DCコンバータの各部の動
作波形を示す図である。
【図8】本発明により実際のヒータ駆動電流(ひいては
抵抗)を検知するための原理の説明図である。
【図9】本発明の実施の形態における電流検出(ひいて
は抵抗検出)のための処理のフローチャートである。
【図10】検出した電流値から、ヘッドのヒータ抵抗値
の属する範囲であるヒータランクを決定するためのテー
ブルの説明図である。
【符号の説明】
12・・・キャリッジ、 17・・・印字ヘッド、 31・・・DC電源部、 32・・・ヘッド電源部、 41・・・DC/DCコンバータ、 42・・・消費電力制御部、 200・・・エンジン制御部、 204・・・MPU、 205・・・プログラムメモリ、 211・・・操作パネル、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェット用印字ヘッド内のヒータの
    駆動電流を検知する方法であって、 (a)ヒータに電力を供給する電源部の電力を消費する
    消費電力制御部により、ヒータの非駆動状態で、前記電
    源部の消費電流を0から次第に増加させるように制御
    し、 (b)所定の電流値を検知する電流検知部が検知信号を
    発生したときの第1の制御値を確認し、 (c)前記ヒータを駆動状態に変えて、当該ヒータに接
    続されたヘッドDC電源の消費電流を前記消費電力制御
    部により0から次第に増加させるように制御し、 (d)前記電流検知部が検知信号を発生したときの第2
    の制御値を確認し、 (e)前記第1および第2の制御値の差に基づいて当該
    ヒータの駆動電流を特定することを特徴とするヒータ駆
    動電流検知方法。
  2. 【請求項2】駆動対象のヒータを順次切り替えて前記ス
    テップ(a)〜(e)を繰り返して実行し、 この実行結果に基づいて当該印字ヘッドのヒータのラン
    ク付けを行うことを特徴とする請求項1記載のヒータ駆
    動電流検知方法。
  3. 【請求項3】前記第1および第2の制御値の差が0であ
    る場合、当該ヒータは断線していると判断することを特
    徴とする請求項1記載のヒータ駆動電流検知方法。
  4. 【請求項4】前記第1および第2の制御値の差が予め定
    めた値以上である場合、当該ヒータは短絡していると判
    断することを特徴とする請求項1記載のヒータ駆動電流
    検知方法。
  5. 【請求項5】印字ヘッドに電力を供給するためのヘッド
    用DC電源と、 このヘッド用DC電源の出力に接続され、前記印字ヘッ
    ドとは別に電力の消費を制御するための消費電力制御部
    と、 前記ヘッドDC電源の消費電流が所定値に達したとき検
    知信号を出力する電流検知部と、 印字ヘッドを駆動していないときに前記電流検知部が前
    記検知信号を出力する前記消費電力制御部の第1の制御
    値と、前記印字ヘッドの特定のヒータを駆動していると
    き前記電流検知部が前記検知信号を出力する前記消費電
    力制御部の第2の制御値とを求め、前記第1および第2
    の制御値の差に基づいて当該ヒータの駆動電流を求める
    制御手段と、 を備えたことを特徴とするインクジェット印字装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、前記印字ヘッドのすべて
    のヒータの駆動電流を求め、その結果に基づいて当該印
    字ヘッドのヒータのランク付けを行うことを特徴とする
    請求項5記載のインクジェット印字装置。
  7. 【請求項7】前記制御手段は、前記求められたヒータの
    駆動電流に基づいて当該ヒータの断線または短絡の有無
    を検知することを特徴とする請求項5記載のインクジェ
    ット印字装置。
JP2001401209A 2001-12-28 2001-12-28 ヒータ駆動電流検知方法およびインクジェット印字装置 Withdrawn JP2003200561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001401209A JP2003200561A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 ヒータ駆動電流検知方法およびインクジェット印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001401209A JP2003200561A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 ヒータ駆動電流検知方法およびインクジェット印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003200561A true JP2003200561A (ja) 2003-07-15

Family

ID=27640078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001401209A Withdrawn JP2003200561A (ja) 2001-12-28 2001-12-28 ヒータ駆動電流検知方法およびインクジェット印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003200561A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110214085A (zh) * 2017-04-05 2019-09-06 惠普发展公司有限责任合伙企业 片上致动器故障检测

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110214085A (zh) * 2017-04-05 2019-09-06 惠普发展公司有限责任合伙企业 片上致动器故障检测
EP3585617A4 (en) * 2017-04-05 2020-11-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. ACTUATOR FAILURE DETECTION ON DIE

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0134341B1 (ko) 프린터의 용지/필름감지방법 및 그 장치
CN102596578B (zh) 热敏打印机及其通电控制方法
US7600836B2 (en) Printhead driving method for printhead with reference voltage source, voltage divider, and differential amplifier
JPH1165324A (ja) 電子写真式プリンタ
JP2009056669A (ja) ヘッド駆動回路の温度検出装置、画像形成装置及びヘッド駆動回路の温度検出方法
JPH02212164A (ja) 記録方法及び装置
JP2003200561A (ja) ヒータ駆動電流検知方法およびインクジェット印字装置
US20060146086A1 (en) Printhead temperature control method and apparatus
JP2006246670A (ja) プリンタおよびプリンタ用モータの制御方法
JPS62116168A (ja) サ−マルヘツドの制御方式
JP3282359B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの温度補正方法
JP4735957B2 (ja) 画像形成装置
US20120249654A1 (en) Temperature detecting apparatus
JPH04305469A (ja) 感熱記録装置
JP2005111936A (ja) 記録装置
JP3078367B2 (ja) サーマルプリンタ制御装置
JP3172303B2 (ja) 画像形成装置
KR100212322B1 (ko) 잉크젯 프린터의 헤드 온도 조절 장치
JPS5814783A (ja) 感熱記録装置の温度制御方式
JP2000006459A (ja) サーマルプリンタ
JP2001063028A (ja) 画像形成装置
JPH1158841A (ja) プリンタ
JPH0761021A (ja) 印字装置
JP2002292917A (ja) サーマルプリンタ
JPS62170367A (ja) サ−マルプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301