JP2003199892A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP2003199892A
JP2003199892A JP2002002564A JP2002002564A JP2003199892A JP 2003199892 A JP2003199892 A JP 2003199892A JP 2002002564 A JP2002002564 A JP 2002002564A JP 2002002564 A JP2002002564 A JP 2002002564A JP 2003199892 A JP2003199892 A JP 2003199892A
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game
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JP2002002564A
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Akihiko Uchida
明彦 内田
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Mamiya OP Co Ltd
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Mamiya OP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】命釘の角度設定等に応じて入賞口に対する遊技
玉の入賞率調整を行うものでありながら、熟練技能者に
よる命釘の調整を不要にすると共に、命釘の調整に要す
る時間を大幅に短縮する。 【解決手段】遊技盤18に対して着脱可能な入賞口ユニ
ット38に、少なくとも1つの入賞口28または始動口
29と、該入賞口28または始動口29に対する遊技玉
の入賞率を調整可能な命釘37とを一体的に設ける。入
賞口28または始動口29の入賞率を変更する場合は、
上記入賞口ユニット38を、命釘37の設定状態が異な
る他の入賞口ユニット38と交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技場に
設置されるパチンコ遊技機に関し、詳しくは、命釘の角
度設定等に応じて入賞口に対する遊技玉の入賞率調整を
行うパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機においては、遊技盤の上
部に向けて発射された遊技玉が誘導釘によって入賞口ま
たはアウト口に誘導される。入賞口の上方近傍位置に
は、命釘が設けられており、該命釘の角度設定等に応じ
て入賞口に対する遊技玉の入賞率が調整される。
【0003】パチンコ遊技場においては、遊技場全体の
出玉率を増減したり、特定のパチンコ遊技機に出玉が偏
ることを防止するために、定期的に各パチンコ遊技機の
出玉率が調整される。一般に、出玉率の調整は、毎日あ
るいは数日毎に行われており、その際に上記入賞口(特
に特別図柄始動口)の命釘も調整される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記命
釘の調整は、特殊なゲージや工具を用いた熟練を要する
作業であるため、所定の訓練を受けた技能者でなければ
行うことができず、しかも、上記技能者が各パチンコ遊
技機間を移動しながら1台ずつ調整を行うため、調整に
時間がかかる不都合がある。
【0005】本発明の目的は、命釘の角度設定等に応じ
て入賞口に対する遊技玉の入賞率調整を行うものであり
ながら、ユニット交換程度の簡単な作業で上記入賞率を
調整することができるようになり、その結果、熟練技能
者による命釘の調整が不要になると共に、命釘の調整に
要する時間を大幅に短縮することができるパチンコ遊技
機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のパチンコ遊技機は、その上部に向けて遊技玉が
発射される遊技盤と、前記遊技盤の所定位置に設けられ
る入賞口と、前記遊技盤の下端部に設けられるアウト口
と、前記遊技盤に多数設けられ、前記入賞口または前記
アウト口に遊技玉を誘導する誘導釘と、前記遊技盤にお
ける前記入賞口の上方近傍位置に設けられ、その角度設
定または位置設定に応じて前記入賞口に対する遊技玉の
入賞率を調整可能な命釘と、前記遊技盤に対して着脱可
能な入賞口ユニットであって、少なくとも1つの前記入
賞口と、該入賞口に対する遊技玉の入賞率を調整可能な
前記命釘とを一体的に有するものとを備えて構成され
る。
【0007】また、前記遊技盤は、前記入賞口ユニット
を装着可能なユニット嵌合部を有し、該ユニット嵌合部
に対する前記入賞口ユニットの着脱が、前記遊技盤の表
側から行われることが好ましい。この場合においては、
入賞口ユニットの交換作業が容易になる許りでなく、そ
の作業に要する時間が更に短縮される。
【0008】また、前記ユニット嵌合部に対する前記入
賞口ユニットの装着方向が適正でないとき、前記入賞口
ユニットの装着を規制する装着規制手段を更に備えるこ
とが好ましい。この場合においては、入賞口ユニットが
上下反転状に装着される等のトラブルを確実に防止する
ことができる。
【0009】また、前記ユニット嵌合部に前記入賞口ユ
ニットが装着されたとき、所定の装着位置で前記入賞口
ユニットを自動的にロックするロック手段を更に備える
ことが好ましい。この場合においては、入賞口ユニット
の装着に際し、手動でロック操作を行う必要がないた
め、ユニット装着時の作業性を向上させることができ
る。
【0010】また、前記ロック手段のロック解除操作
が、前記遊技盤の裏側で行われることが好ましい。この
場合においては、入賞口ユニットの取り外しに際し、遊
技機本体を開放する必要があるため、不正なユニット交
換を防止することができる。
【0011】また、前記入賞口ユニットにおける遊技玉
の入賞を検出する入賞玉センサが遊技盤本体側に設けら
れることが好ましい。この場合においては、入賞口ユニ
ットに入賞玉センサを設けた場合の如く、入賞口ユニッ
トと遊技盤本体との間で電気的な接続を行う必要がない
ため、入賞口ユニットの交換作業が更に容易になる許り
でなく、入賞口ユニットの構造を簡略化することができ
る。
【0012】また、前記入賞口ユニットは、前記命釘の
設定状態を表示する設定表示部を備えることが好まし
い。この場合においては、各入賞口ユニットにおける命
釘の設定状態を簡単に確認できるため、ユニット装着時
の作業性を向上させることができる許りでなく、入賞率
が異なる入賞口ユニットを間違って装着する不都合を防
止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基い
て本発明を詳細に説明する。図1は、パチンコ遊技場の
部分平面図、図2は、パチンコ島の部分正面図である。
これらの図に示されるように、パチンコ遊技場10に
は、複数のパチンコ島11が構成され、その近傍にプリ
ペイドカード販売機12や玉計数装置13が設置され
る。パチンコ島11は、複数のパチンコ遊技機14を備
えて構成されており、各パチンコ遊技機14の一側部に
は、プリペイドカードユニット15が並設される。遊技
客は、プリペイドカード販売機12でプリペイドカード
を購入した後、遊技するパチンコ遊技機14のプリペイ
ドカードユニット15にプリペイドカードを挿入する。
その後、パチンコ遊技機14において貸し出し操作を行
うと、所定個数の遊技玉がパチンコ遊技機14から貸し
出され、遊技が可能になる。遊技において獲得した遊技
玉を景品に交換する場合は、獲得した遊技玉を遊技客ま
たは店員が玉計数装置13まで運び、ここで計数され
る。遊技客は、玉計数装置13から出力されるレシート
を景品交換カウンタに提出し、景品に交換する。尚、パ
チンコ島11の内部には、パチンコ遊技機14に遊技玉
を補給する遊技玉補給路と、パチンコ遊技機14から排
出される遊技玉を回収する遊技玉回収路と、該遊技玉回
収路の終端部から上記遊技玉補給路の始端部へ遊技玉を
還元する遊技玉還元機とを備える遊技玉循環機構が構成
される。
【0014】図3は、パチンコ遊技機の正面図、図4
は、パチンコ遊技機の背面図、図5は、遊技盤の正面図
である。これらの図に示されるように、パチンコ遊技機
14は、パチンコ島11側に固定される外枠16と、該
外枠16に開閉自在に取付けられる遊技機本体17と、
該遊技機本体17の開閉をロックする遊技機本体ロック
機構(図示せず)と、上記遊技機本体17に設けられる
遊技盤18と、該遊技盤18の正面を覆う開閉自在なガ
ラス扉19と、該ガラス扉19の開閉をロックするガラ
ス扉ロック機構(図示せず)と、上記遊技機本体17の
正面右端部に設けられるロック解除操作部20とを備え
る。ロック解除操作部20に所定の鍵(図示せず)を差
し込み、これを所定方向に回すと、遊技機本体ロック機
構がロック解除動作し、遊技機本体17の開放操作が許
容される。また、上記の鍵を他方向に回すと、ガラス扉
ロック機構がロック解除動作し、ガラス扉19の開放操
作が許容される。
【0015】遊技機本体17は、更に、前記遊技玉補給
路からの補給玉を貯溜する遊技玉タンク21と、該遊技
玉タンク21から遊技玉を払い出す玉払い出し装置22
と、該玉払い出し装置22が払い出した遊技玉を貯溜す
る上皿23と、該上皿23から供給される遊技玉を遊技
盤18の上部に向けて発射する発射装置24と、上記上
皿23からオーバーフローした遊技玉を貯溜する下皿2
5と、上記上皿23の近傍に設けられる玉貸し出し操作
部26と、上記各部の動作を制御する制御ユニット27
とを備える。以下、遊技機本体17の基本動作を順次説
明する。
【0016】(1)玉貸し出し動作 玉貸し出し操作部26には、プリペイドカードの残り度
数を表示する残り度数表示部26aと、遊技玉の貸し出
し操作を行う貸し出し操作ボタン26bと、プリペイド
カードの返却操作を行う返却操作ボタン26cとが設け
られる。遊技客がプリペイドカードユニット15にプリ
ペイドカードを挿入すると、プリペイドカードの残り度
数が残り度数表示部26aに表示され、この状態で貸し
出し操作ボタン26bを操作することにより、貸し出し
金額に応じた個数の遊技玉が玉払い出し装置22によっ
て貸し出される。また、返却操作ボタン26cが操作さ
れた場合には、残り度数に拘わらずプリペイドカードが
プリペイドカードユニット15から返却される。
【0017】(2)玉発射動作 上皿23に遊技玉が貯溜された状態で発射装置24のハ
ンドル24aを回し操作すると、遊技玉が遊技盤18の
上部に向けて発射される。その発射力は、ハンドル24
aの回し操作量に応じて調節される。
【0018】(3)玉払い出し動作 発射された遊技玉が遊技盤18の入賞口28、始動口2
9(特別図柄の始動を行う入賞口)または大入賞口30
に入賞した場合は、玉払い出し装置22によって遊技玉
が払い出される。遊技玉の払い出し個数は、入賞時の払
い出し個数に比べ、大入賞時の払い出し個数の方が多く
なるように設定される。
【0019】(4)大当たり抽選動作 発射された遊技玉が遊技盤18の始動口29に入賞した
場合は、遊技盤18の特別図柄表示部(液晶表示パネ
ル)31に表示される特別図柄が変動し、所定の表示パ
ターンで大当たり抽選が行われる。例えば変動した3つ
の特別図柄が停止時に揃ったとき、大当たりとする。こ
の大当たり抽選は、予め設定される大当たり確率に基づ
いて行われる。
【0020】(5)大入賞口動作 大当たりした場合は、大入賞口30が所定時間に亘って
開放動作される。開放中に所定個数の遊技玉が入賞した
場合は、時間内であっても大入賞口30が閉じられる。
この開放動作は、1回の大当たりにつき、所定回数行わ
れる。
【0021】(6)確率変動抽選 大当たりした場合は、特別図柄表示部31において確率
変動抽選が行われる。この確率変動抽選は、予め設定さ
れる当り確率に基づいて行われる。この抽選に当たった
場合は、前記大当たり動作終了後、次回の大当たりま
で、大当たり確率が高確率となる。
【0022】次に、本発明の要部である遊技盤18の構
成を詳細に説明する。図5に示されるように、遊技盤1
8の表面には、前述した入賞口28、始動口29、大入
賞口30および特別図柄表示部31に加え、外レール3
2、内レール33、アウト口34、誘導釘35、風車3
6、命釘37等が設けられる。外レール32と内レール
33は、所定間隔を存して並設され、前記発射装置24
から発射された遊技玉を遊技盤18の上部に誘導する。
アウト口34は、遊技盤18の下端部に設けられ、外れ
玉を回収する。誘導釘35は、遊技盤18に多数設けら
れ、遊技盤18の上部に向けて発射された遊技玉を入賞
口28、始動口29、大入賞口30またはアウト口34
に誘導する。風車36は、遊技盤18に回転自在に設け
られ、その回転方向に応じて遊技玉を左右に振り分け
る。命釘37は、入賞口28および始動口29の上方近
傍位置にそれぞれ2本設けられ、その間を通って遊技玉
が入賞口28または始動口29に入賞する。入賞口28
や始動口29に対する遊技玉の入賞率は、命釘37の角
度設定または位置設定により調整される。
【0023】図6は、遊技盤の要部縦断面図、図7は、
遊技盤の要部横断面図、図8は、遊技盤の要部背面図で
ある。これらの図に示されるように、遊技盤18におけ
る始動口29の近傍部分は、入賞口ユニット38によっ
て形成される。入賞口ユニット38は、遊技盤18の一
部を構成するベース板39と、該ベース板39の前面に
取り付けられる始動口29と、該始動口29の上方近傍
に打ち込まれる左右一対の命釘37とを一体的に備える
と共に、遊技盤18に形成されるユニット嵌合部18a
に対して着脱自在に構成される。入賞口ユニット38に
設けられる命釘37は、始動口29が所定の入賞率とな
るように予め角度や位置が設定され、その設定状態が例
えば3段階表示(入賞率1〜3)で設定表示ラベル(設
定表示部)40に記載されている。従って、命釘37の
設定状態が異なる入賞口ユニット38を予め用意してお
けば、入賞口ユニット38を交換するだけで、そのパチ
ンコ遊技機14における始動口29の入賞率を変更する
ことが可能になる。これにより、熟練技能者による命釘
37の調整が不要になると共に、入賞率の調整に要する
時間が大幅に短縮される。尚、交換対象となる入賞口ユ
ニット38は、予備の入賞口ユニット38に限らず、他
のパチンコ遊技機14に装着されている入賞口ユニット
38が含まれる。
【0024】ユニット嵌合部18aは、ベース板39の
形状に対応する角孔であり、遊技盤18の表側から入賞
口ユニット38が嵌合される。ユニット嵌合部18aの
裏側には、ストッパプレート41が設けられており、こ
のストッパプレート41によって入賞口ユニット38が
所定の装着位置に位置決めされる。図6に示されるよう
に、入賞口ユニット38の裏面側には、ロック機構(ロ
ック手段)42を内装するケース体43が一体的に設け
られている。ケース体43は、入賞口ユニット38がユ
ニット嵌合部18aに装着されたとき、ストッパプレー
ト41に形成される嵌合孔41aに嵌合される。ケース
体43の上部には、前後方向を向く凸部43a(装着規
制手段)が形成され、この凸部43aがストッパプレー
ト41に形成される凹部41bに嵌合する場合にのみ入
賞口ユニット38の装着が許容される。つまり、ユニッ
ト嵌合部18aに入賞口ユニット38を上下反転状に装
着しようとしても、上記凸部43aがストッパプレート
41の縁部に引っ掛かり、入賞口ユニット38の装着が
規制される。
【0025】ロック機構42は、ケース体43にスライ
ド自在に内装される左右一対のロックレバー44と、該
一対のロックレバー44を外側方に付勢するロックバネ
45とを備えて構成される。ロックレバー44の外端部
は、その後側に自動ロック動作のための傾斜面44aを
有し、常時はロックバネ45の付勢によってケース体4
3の側面から突出される。一方、ロックレバー44の内
端部には、後方に延出するロック解除操作部44bが形
成される。ロック解除操作部44bは、ケース体43の
後面から突出しており、両ロックレバー44のロック解
除操作部44bを近接方向に摘み操作することにより、
ロックレバー44の外端部が没入動作される。つまり、
入賞口ユニット38をユニット嵌合部18aに差し込む
と、ロックレバー44の傾斜面44aがストッパプレー
ト41に接当し、その傾斜ガイド作用でロックレバー4
4が一時的に没入する。その後、ロックレバー44の外
端部がストッパプレート41を乗り越えると、ロックバ
ネ45の付勢力でロックレバー44が突出し、ストッパ
プレート41の裏側に係合する。これにより、入賞口ユ
ニット38の装着に際し、入賞口ユニット38が所定の
装着位置で自動的にロックされることになる。一方、遊
技盤18の裏側から両ロックレバー44のロック解除操
作部44bを近接方向に摘み操作すると、ロックレバー
44の外端部が没入する。これにより、ロックレバー4
4とストッパプレート41との係合が解除され、入賞口
ユニット38の取り外しが許容される。
【0026】遊技盤18の裏側には、入賞玉経路46が
設けられており、入賞口ユニット38の始動口29に入
賞した入賞玉が、ベース板39に形成される貫通孔39
aを介して入賞玉経路46に導かれる。入賞玉経路46
の始端部には、入賞玉を検出する近接センサ等の入賞玉
センサ47が設けられており、該入賞玉センサ47の検
出信号に応じて特別図柄の始動や遊技玉の払い出しが行
われる。
【0027】以上の如く本実施形態によれば、パチンコ
遊技機14は、その上部に向けて遊技玉が発射される遊
技盤18と、該遊技盤18の所定位置に設けられる入賞
口28および始動口29と、上記遊技盤18の下端部に
設けられるアウト口34と、上記遊技盤18に多数設け
られ、入賞口28、始動口29またはアウト口34に遊
技玉を誘導する誘導釘35と、上記遊技盤18における
入賞口28や始動口29の上方近傍位置に設けられ、そ
の角度設定または位置設定に応じて入賞口28や始動口
29に対する遊技玉の入賞率を調整可能な命釘37と、
上記遊技盤18に対して着脱可能な入賞口ユニット38
であって、少なくとも1つの入賞口28または始動口2
9と、該入賞口28または始動口29に対する遊技玉の
入賞率を調整可能な命釘37とを一体的に有するものと
を備えて構成される。これにより、命釘37の角度設定
等に応じて入賞口28または始動口29に対する遊技玉
の入賞率調整を行うものでありながら、ユニット交換程
度の簡単な作業で上記入賞率を調整することができるよ
うになり、その結果、熟練技能者による命釘37の調整
が不要になると共に、命釘37の調整に要する時間を大
幅に短縮することができる。
【0028】また、遊技盤18は、入賞口ユニット38
を装着可能なユニット嵌合部18aを有し、該ユニット
嵌合部18aに対する入賞口ユニット38の着脱が、遊
技盤18の表側から行われるため、入賞口ユニット38
の交換作業が容易になる許りでなく、その作業に要する
時間が更に短縮される。
【0029】また、ユニット嵌合部18aに対する入賞
口ユニット38の装着方向が適正でないとき、入賞口ユ
ニット38の装着を規制するため、入賞口ユニット38
が上下反転状に装着される等のトラブルを確実に防止す
ることができる。
【0030】また、ユニット嵌合部18aに入賞口ユニ
ット38が装着されたとき、所定の装着位置で入賞口ユ
ニット38を自動的にロックするロック機構42を備え
るため、入賞口ユニット38の装着に際し、手動でロッ
ク操作を行う必要がなく、その結果、ユニット装着時の
作業性を向上させることができる。
【0031】また、ロック機構42のロック解除操作
が、遊技盤18の裏側で行われるため、入賞口ユニット
38の取り外しに際し、遊技機本体17の開放を要求し
て不正なユニット交換を防止することができる。
【0032】また、入賞口ユニット38における遊技玉
の入賞を検出する入賞玉センサ47が遊技盤18側に設
けられるため、入賞口ユニット38に入賞玉センサ47
を設けた場合の如く、入賞口ユニット38と遊技盤18
との間で電気的な接続を行う必要がなく、その結果、入
賞口ユニット38の交換作業が更に容易になる許りでな
く、入賞口ユニット38の構造を簡略化することができ
る。
【0033】また、入賞口ユニット38は、命釘37の
設定状態を表示する設定表示ラベル40を備えるため、
各入賞口ユニット38における命釘37の設定状態を簡
単に確認でき、その結果、ユニット装着時の作業性を向
上させることができる許りでなく、入賞率が異なる入賞
口ユニット38を間違って装着する不都合を防止でき
る。
【0034】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した
事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその
変更、改良等が可能であることは明らかである。例え
ば、本発明の入賞口ユニットを構成する入賞口は、前記
実施形態の始動口に限定されず、他の入賞口や始動口で
あってもよい。また、電動チューリップ等の電動役物が
併設された始動口や入賞口を、本発明の入賞口ユニット
に設けてもよく、この場合には、電動役物を動作させる
ソレノイド等のアクチュエータを遊技盤本体側に設ける
ことにより、入賞口の構造を簡略化することができる。
【0035】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、命釘の角度
設定等に応じて入賞口に対する遊技玉の入賞率調整を行
うものでありながら、ユニット交換程度の簡単な作業で
上記入賞率を調整することができるようになり、その結
果、熟練技能者による命釘の調整が不要になると共に、
命釘の調整に要する時間を大幅に短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技場の部分平面図である。
【図2】パチンコ島の部分正面図である。
【図3】パチンコ遊技機の正面図である。
【図4】パチンコ遊技機の背面図である。
【図5】遊技盤の正面図である。
【図6】遊技盤の要部縦断面図である。
【図7】遊技盤の要部横断面図である。
【図8】遊技盤の要部背面図である。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技場 14 パチンコ遊技機 18 遊技盤 18a ユニット嵌合部 19 ガラス扉 28 入賞口 29 始動口 30 大入賞口 34 アウト口 35 誘導釘 37 命釘 38 入賞口ユニット 39 ベース板 40 設定表示ラベル 41 ストッパプレート 41b 凹部 42 ロック機構 43 ケース体 43a 凸部 44 ロックレバー 44b ロック解除操作部 47 入賞玉センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その上部に向けて遊技玉が発射される遊
    技盤と、 前記遊技盤の所定位置に設けられる入賞口と、 前記遊技盤の下端部に設けられるアウト口と、 前記遊技盤に多数設けられ、前記入賞口または前記アウ
    ト口に遊技玉を誘導する誘導釘と、 前記遊技盤における前記入賞口の上方近傍位置に設けら
    れ、その角度設定または位置設定に応じて前記入賞口に
    対する遊技玉の入賞率を調整可能な命釘と、 前記遊技盤に対して着脱可能な入賞口ユニットであっ
    て、少なくとも1つの前記入賞口と、該入賞口に対する
    遊技玉の入賞率を調整可能な前記命釘とを一体的に有す
    るものと、を備えることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技盤は、前記入賞口ユニットを装
    着可能なユニット嵌合部を有し、該ユニット嵌合部に対
    する前記入賞口ユニットの着脱が、前記遊技盤の表側か
    ら行われることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ
    遊技機。
  3. 【請求項3】 前記ユニット嵌合部に対する前記入賞口
    ユニットの装着方向が適正でないとき、前記入賞口ユニ
    ットの装着を規制する装着規制手段を更に備えることを
    特徴とする請求項2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 前記ユニット嵌合部に前記入賞口ユニッ
    トが装着されたとき、所定の装着位置で前記入賞口ユニ
    ットを自動的にロックするロック手段を更に備えること
    を特徴とする請求項2又は3に記載のパチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】 前記ロック手段のロック解除操作が、前
    記遊技盤の裏側で行われることを特徴とする請求項4に
    記載のパチンコ遊技機。
  6. 【請求項6】 前記入賞口ユニットにおける遊技玉の入
    賞を検出する入賞玉センサが遊技盤本体側に設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のパチン
    コ遊技機。
  7. 【請求項7】 前記入賞口ユニットは、前記命釘の設定
    状態を表示する設定表示部を備えることを特徴とする請
    求項1〜6の何れかに記載のパチンコ遊技機。
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JP2017086464A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 株式会社三共 遊技機
JP2017131597A (ja) * 2016-01-31 2017-08-03 株式会社三洋物産 遊技機

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