JP2003199688A - 女性用排尿器 - Google Patents

女性用排尿器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排尿後に迅速かつ容易に女性器等を拭けるよ
うにする。また、尿で衣類等を汚さずに後片付けできる
ようにする。 【解決手段】 女性器の周りを取り囲んで当該性器の尿
道口から排出された尿が外部に漏れるのを阻止可能な排
尿受け口部11と、この排尿受け口部11と連通し排尿
を収納可能な排尿収納袋21とを有し、排尿受け口部1
1に、女性器およびその周辺の人体部位に付着した尿を
拭き取り可能な尿拭き取り部31を設けた。また、排尿
受け口部11の外面または排尿収納袋21に、裏返して
当該排尿受け口部11の尿付着可能部分および尿拭き取
り部13を覆い可能なスカート状シート材を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便所(トイレ)以
外の場所(例えば、自動車の中やベット上)で使用する
のに好適な女性用排尿器に関する。
【0002】
【従来技術】最近では、公衆便所も数多く設置されるよ
うになってきたが、設置数が少ない場所もある。
【0003】例えば、高速道路では、パーキングエリア
に大きな公衆便所が設けられているものの、それ以外の
箇所では便所が設置されていないのが一般的である。こ
こで、通常の速度(80km/h〜100km/h)で
自動車を走らせることができれば、運転途中で尿意をも
よおしても近くのパーキングエリアに入るまで何とか我
慢できる。しかし、渋滞に巻き込まれてノロノロ運転せ
ざるをえない場合には、排尿を我慢できないという緊急
事態が発生することになる。
【0004】男性の場合は、車内にビニール袋や空き瓶
などがあれば、それらの中に排尿することも可能である
が、女性の場合には身体の構造上ビニール袋の中などに
溢さずに排尿するのは至難であり、窮することになる。
【0005】かかる緊急事態に対処するものとして、女
性用の排尿器が従来より市販されている。図11に排尿
器の従来構成を示す。
【0006】この排尿器70は、ビニール袋73の口
(開口部分)に襟のような排尿受け口部71を設け、袋
73内に尿凝固剤77を入れたものである。なお、図1
1において、75はファスナーである。
【0007】自動車の中などで上記排尿器70を使用し
て排尿する場合には、まず下着を下ろす(理想的には脱
ぐ)。この際、スカート履きでない場合には、下半身が
外から見えないように上着などを脱いで覆う。次に、図
12に示すように、排尿器70のファスナー75を開け
た後、スカート等の中へ差し込んで排尿受け口部71の
開口部分に女性器が入るようにセットする。この際、尿
が外へ漏れないように排尿受け口部71の上側開口縁部
を女性器の周りの肌に密着させる必要がある。次に、そ
の状態で排尿すれば、尿はビニール袋73の中に入り凝
固する。排尿後は、ファスナー75を閉じた後、スカー
ト等の中から外へ取り出す。帰宅後、図13に示すよう
に、ゴミ袋79に入れ廃棄物として処理する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記女性用
排尿器には、次のような問題点がある。
【0009】(イ)女性は便所(トイレ)では排尿後に
トイレットペーパーで女性器やその周辺に付いた尿を拭
き取るのが一般的であるが、上記した場合では片手に排
尿器70を持った状態でもう一方の手にティッシュペー
パーを持ち、スカート等の中へ差し込んで尿を拭き取ら
なければならず、面倒である。なお、排尿器70をスカ
ート等の中から外へ取り出した後に尿を拭き取ることも
可能であるが、これでは尿を拭き取るまでに尿が垂れる
などして、スカートや車のシートやカーペットなどを汚
すおそれがある。
【0010】(ロ)排尿後に排尿器70をスカート等の
中から取り出す場合に、排尿受け口部71に付いていた
尿がスカート等の裏側と接触して汚してしまうことがあ
る。
【0011】(ハ)排尿に当たっては、排尿器70の排
尿受け口部71が女性器の周りの肌に密着していなけれ
ば、尿が外へ漏れるおそれがあるが、漏れを避けるため
には排尿受け口部71を肌に強く押し付けなければなら
ず、圧迫された肌部分が傷ついたり痛くなることがあ
る。
【0012】なお、排尿器70は、上記した場合以外で
も役立つ。例えば、病院に入院している患者で、便所に
行って排尿するのは体力的に過度の負担が掛かって無理
であるが、ベッドの上で一人で排尿することは可能であ
る場合には、上記排尿器は便利である。この場合にも、
上記問題点(イ)、(ロ)、(ハ)は解消される必要が
あるとともに、身体を動かすのが難儀な患者のために一
段と排尿しやすい構造のものが求められている。
【0013】本発明の目的は、排尿後に迅速かつ容易に
女性器等を拭くことができる女性用排尿器を提供するこ
とにある。また、尿で衣類等を汚さずに後片付けするこ
とができる女性用排尿器を提供することも目的とする。
また、排尿受け口部を強く押し付けなくても尿が外部へ
漏れるのを防止できる女性用排尿器を提供することも目
的とする。また、一段と楽に排尿できる女性用排尿器を
提供することも目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、女性器の周りを取り囲んで当該
性器の尿道口から排出された尿が外部に漏れるのを阻止
可能な排尿受け口部と、この排尿受け口部と連通し排尿
を収納可能な排尿収納袋とを有し、前記排尿受け口部
に、前記女性器およびその周辺の人体部位に付着した尿
を拭き取り可能な尿拭き取り部を設けたものである。
【0015】上記請求項1の発明の場合、排尿後に尿拭
き取り部で女性器やその周辺についている尿を奇麗に拭
き取ることができる。ここで、尿拭き取り部は、排尿受
け口部に設けられているので、迅速かつ容易に尿を拭き
取ることができ、尿が垂れるなどして衣類等を汚すこと
はない。
【0016】請求項2の発明は、前記排尿受け口部の外
面または前記排尿収納袋に、裏返して当該排尿受け口部
の尿付着可能部分および前記尿拭き取り部を覆い可能な
スカート状シート材を設けたものである。
【0017】上記請求項2の発明の場合、排尿後にスカ
ート状シート材を裏返して排尿受け口および尿拭き取り
部を覆うことができる。したがって、排尿後に迅速かつ
容易に女性器等を拭くことができるとともに、尿で衣類
等を汚さずに後片付けすることができる。
【0018】請求項3の発明は、前記尿拭き取り部が、
前記女性器の周りの部位と弾性接触して内側空間を密封
可能に形成されたものである。
【0019】上記請求項3の発明の場合、尿拭き取り部
を女性器の周りの部位と弾性接触させて内側空間を密封
できるので、排尿後に迅速かつ容易に女性器等を拭くこ
とができるとともに、排尿受け口部を特に強く押し付け
なくても尿が外部へ漏れるのを防止できる。
【0020】請求項4の発明は、前記尿拭き取り部が、
高い吸水性と高い保水性とを有するように形成されたも
のである。
【0021】上記請求項4の発明の場合、請求項1,2
又は3記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏し得る
他、一段と確実に女性器に付いた尿を拭き取ることがで
きる。
【0022】請求項5の発明は、前記尿拭き取り部が、
高い吸水性と高い保水性とを有する芯材と、この芯材を
被覆し肌触りが柔らかで透水性のあるカバー材とから形
成されたものである。
【0023】上記請求項5の発明の場合、請求項1〜4
のいずれかに記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏
し得る他、女性器等に付いた尿を一段と快適に拭き取る
ことができる。
【0024】請求項6の発明は、前記排尿受け口部が前
記排尿収納袋とが柔軟なパイプで連結されたものである
【0025】上記請求項6の発明の場合、請求項1〜5
のいずれかに記載の発明の場合と同様な作用・効果を奏
し得る他、身体の動きに制約を受けることが多い人(病
人等)であっても、排尿収納袋に煩わされることなく一
段と楽に排尿することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。
【0027】本発明に係る女性用排尿器は、図1に示す
ように、排尿受け口部11と排尿収納袋21とを有し、
排尿受け口部11に尿拭き取り部31を設け、排尿後に
迅速かつ容易に女性器等を拭き取り可能に構成されてい
る。また、この実施形態では、スカート状シート材41
をも設けた構成とされている。
【0028】以下、具体的に女性用排尿器10の各構成
要素を説明する。
【0029】まず、排尿受け口部11は、女性器の周り
を取り囲んで当該性器の尿道口から排出された尿が外部
に漏れるのを阻止可能に形成されている。
【0030】より具体的には、排尿受け口部11は、図
2に示すように、横断面が扁平な楕円環状に形成されて
おり、上部開口縁部12が図1に示す底部開口縁部13
に対して傾斜(この実施形態では、傾斜角度35°)さ
れている。これにより、女性が排尿する姿勢を取って排
尿受け口部11の上部開口縁部12を女性器の周りの部
位に押し当てた場合に、排尿収納袋21がほぼ垂直に垂
れ下がることになり、排尿を円滑に当該袋21に収納で
きる。この排尿受け口部11は、合成樹脂、紙などから
形成されており、図2中矢印で示す方向に変形可能とさ
れている。この実施形態では、燃やしてもダイオキシン
等の発生しない非塩素系樹脂(例えば、ポリオレフィ
ン)から製造されている。
【0031】また、排尿収納袋21は、図1に示すよう
に、排尿受け口部11と連通し排尿を収納可能に形成さ
れている。この実施形態では、排尿収納袋21は、非塩
素系樹脂(例えば、ポリオレフィン)から製造されてい
る。この排尿収納袋21には、その上部にファスナー2
5が設けられており、当該ファスナー25から下の袋部
分には尿を固まらせるための尿凝固剤27が入れられて
いる。
【0032】次に、本発明の特徴部である尿拭き取り部
31は、排尿受け口部11に設けられており、女性器お
よびその周辺の人体部位に付着した尿を拭き取り可能に
形成されている。この尿拭き取り部31は、女性器の周
りの部位と弾性接触して内側空間を密封可能に形成され
ている。また、尿拭き取り部31は、高い吸水性と高い
保水性とを有するように形成されている。
【0033】具体的には、尿拭き取り部31は、図2お
よび図3に示すように、高い吸水性と高い保水性とを有
する芯材32と、この芯材32を被覆し肌触りが柔らか
で透水性のあるカバー材34とから形成されており、排
尿受け口部11の上部開口縁部12を全周にわたって覆
うように両面テープ36を用いて装着されている。芯材
32は、非塩素系の高吸水性ポリマーシートから形成さ
れている。また、カバー材34は、非塩素系のポリプロ
ピレン不織布から形成されている。
【0034】スカート状シート材41は、図1に示すよ
うに、排尿収納袋21の上部に設けられており、図7に
示すように裏返して当該排尿受け口部11の尿付着可能
部分および尿拭き取り部31を覆い可能に形成されてい
る。なお、スカート状シート材は、排尿受け口部11の
外面に装着してもよい。この実施形態では、スカート状
シート材41は、非塩素系樹脂フィルム(例えば、ポリ
エステル製フィルム)から形成されている。
【0035】次に、この実施形態の作用について説明す
る。
【0036】例えば、女性が自動車内で上記女性用排尿
器10を使用して排尿する場合には、まず下着を下ろす
(理想的には脱ぐ)。この際、スカート履きでない場合
には、上着などを脱いで下半身を覆えば排尿を隠した状
態で行える。
【0037】次に、図6に示すように、排尿器10のフ
ァスナー25を開けた後、スカート等の中へ差し込んで
排尿受け口部11の開口部分に女性器が入るようにセッ
トする。この際、尿拭き取り部31を女性器の周りの部
位と弾性接触させて内側空間を密封できるので、排尿受
け口部11を特に強く肌に押し付けなくても尿が外部へ
漏れるのを防止できる。また、尿拭き取り部31は肌触
りもよいので、肌が過度に圧迫されて痛みを覚えるよう
なことはない。次に、その状態で排尿すれば、尿は排尿
収納袋21の中に入って凝固される。
【0038】排尿後は、尿拭き取り部31で女性器やそ
の周辺についている尿を奇麗に拭き取ることができる。
この際、図4および図5に示すように、排尿受け口部1
1を両側から押して尿拭き取り部31を閉じれば、一段
と効率よく尿を拭き取ることができる。ここで、尿拭き
取り部31は、排尿受け口部11に設けられているの
で、迅速に尿を拭き取ることができ、尿が垂れるなどし
て衣類等を汚すことはない。また、尿拭き取り部31
は、高い吸水性と高い保水性とを有しているいるので、
一段と確実に女性器に付いた尿を拭き取ることができ
る。また、尿拭き取り部31は、高吸水性ポリマーシー
ト製の芯材32と、ポリエステル不織布からなるカバー
材34とから形成されているので、女性器等に付いた尿
を一段と快適に拭き取ることができる。
【0039】尿を拭き取った後は、図7に示すように、
スカート状シート材41を裏返して排尿受け口部11の
尿付着可能部分および尿拭き取り部31を覆う。これに
より、尿でスカート等を汚さずに外へ取り出すことがで
きる。帰宅後にゴミ袋に入れ廃棄物として処理する。
【0040】なお、上記実施形態では、排尿受け口部1
1と排尿収納袋21とが直結されていたが、これに限定
されるものではなく、図9に示すように、排尿受け口部
11と排尿収納袋21とを柔軟なパイプ53で連結した
構成としてもよい。図9において、51は尿がパイプ5
3を通じて排尿収納袋21へ流れるまでに一時的に収納
しておくための一時的貯留部である。かかる構成によ
り、身体の動きに制約を受けることが多い人(病人等)
であっても、排尿収納袋21に煩わされることなく楽に
排尿することができる。
【0041】また、スカート状シート材41の上端部を
排尿収納袋21の上部に固着したが、図10に示すよう
に、排尿受け口部11の外面の上部に固着してもよい。
これにより、手をスカート状シート材41の中に入れた
状態で直接的に排尿受け口部11を保持することがで
き、上記した排尿受け口部11のセットや排尿後の尿の
拭き取りを一段と円滑かつ確実に行える。
【0042】なお、図10において、スカート状シート
材41の内側の上部二箇所〔同図では、手前側のニ箇所
(62,63)のみを図示する〕を排尿受け口部11の
外面と排尿収納袋21の外面の上部とに固着して、当該
上部二箇所(62,63)間に指入れ部61を形成して
もよい。指入れ部61は、親指を差し込み可能に形成さ
れている。図10では図示を省略したが、上記指入れ部
61と対向して同様構成の指入れ部が形成されている。
この指入れ部は、人差し指を差し込み可能に形成されて
いる。親指と人差し指とを上記指入れ部(61等)に差
し込み、その状態で当該両指で排尿受け口部11を保持
すれば、手を一段と確実にスカート状シート材41で隠
した状態で尿拭き取り等を行える。したがって、手が尿
で汚れるのを一段と確実に防止できる。
【0043】また、上記実施形態では、スカート状シー
ト材41を設けたが、このシート材41を設けなくて
も、排尿後に女性器等に付いた尿を迅速かつ容易に拭き
取ることはできる。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、排尿受け口部
に女性器およびその周辺の人体部位に付着した尿を拭き
取り可能な尿拭き取り部を設けたので、迅速かつ容易に
尿を拭き取ることができる。
【0045】請求項2の発明によれば、排尿受け口部の
外面または排尿収納袋に設けたスカート状シート材を裏
返して排尿受け口および尿拭き取り部を覆いできる。し
たがって、排尿後に迅速かつ容易に女性器等を拭くこと
ができるとともに、尿で衣類等を汚さずに後片付けする
ことができる。
【0046】請求項3の発明によれば、尿拭き取り部が
女性器の周りの部位と弾性接触して内側空間を密封可能
に形成されているので、排尿後に迅速かつ容易に女性器
等を拭くことができるとともに、排尿受け口部を特に強
く押し付けなくても尿が外部へ漏れるのを防止できる。
【0047】請求項4の発明によれば、尿拭き取り部が
高吸水性および高保水性の高吸水・保水材を有するよう
に形成されているので、請求項1,2又は3記載の発明
の場合と同様な効果を奏し得る他、一段と確実に女性器
に付いた尿を拭き取ることができる。
【0048】請求項5の発明によれば、尿拭き取り部
が、高吸水性および高保水性の芯材とこの芯材を被覆し
肌触りが柔らかで外部から内部への水の通過のみ許容す
るカバー材とから形成されているので、請求項1〜4の
いずれかに記載の発明の場合と同様な効果を奏し得る
他、女性器等に付いた尿を一段と快適に拭き取ることが
できる。
【0049】請求項6の発明によれば、排尿受け口部と
排尿収納袋とが柔軟なパイプで連結されているので、請
求項1〜5のいずれかに記載の発明の場合と同様な効果
を奏し得る他、身体の動きに制約を受けることが多い人
(病人等)であっても、排尿収納袋に煩わされることな
く一段と楽に排尿することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための外観図であ
る。
【図2】同じく、排尿受け口部および尿拭き取り部を説
明するための外観斜視図である。
【図3】同じく、尿拭き取り部を説明するための縦断面
図である。
【図4】同じく、排尿受け口部を変形して尿拭き取り部
を閉じた状態を示す外観斜視図である。
【図5】同じく、排尿受け口部を変形して尿拭き取り部
を閉じた状態を示す縦断面図である。
【図6】同じく、排尿収納袋のファスナを開けた状態を
示す図である。
【図7】同じく、スカート状シート材を裏返して尿拭き
取り部等を覆った状態を示す図である。
【図8】同じく、裏返したスカート状シート材の先端部
分を結んだ状態を示す図である。
【図9】同じく、変形例(1)を説明するための図であ
る。
【図10】同じく、変形例(2)を説明するための図で
ある。
【図11】女性用排尿器の従来構成を示す図である。
【図12】同じく、ビニール袋のファスナーを開けた状
態を示す図である。
【図13】同じく、廃棄物として出す場合の状態を示す
図である。
【符号の説明】
10 女性用排尿器 11 排尿受け口部 21 排尿収納袋 31 尿拭き取り部 32 芯材 34 カバー材 41 スカート状シート材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 女性器の周りを取り囲んで当該性器の尿
    道口から排出された尿が外部に漏れるのを阻止可能な排
    尿受け口部と、この排尿受け口部と連通し排尿を収納可
    能な排尿収納袋とを有し、 前記排尿受け口部に、前記女性器およびその周辺の人体
    部位に付着した尿を拭き取り可能な尿拭き取り部を設け
    たことを特徴とする女性用排尿器。
  2. 【請求項2】 前記排尿受け口部の外面または前記排尿
    収納袋に、裏返して当該排尿受け口部の尿付着可能部分
    および前記尿拭き取り部を覆い可能なスカート状シート
    材を設けた請求項1記載の女性用排尿器。
  3. 【請求項3】 前記尿拭き取り部が、前記女性器の周り
    の部位と弾性接触して内側空間を密封可能に形成された
    請求項1又は2記載の女性用排尿器。
  4. 【請求項4】 前記尿拭き取り部が、高い吸水性と高い
    保水性とを有するように形成された請求項1,2又は3
    記載の女性用排尿器。
  5. 【請求項5】 前記尿拭き取り部が、高い吸水性と高い
    保水性とを有する芯材と、この芯材を被覆し肌触りが柔
    らかで透水性のあるカバー材とから形成された請求項1
    〜4までのいずれか1項に記載の女性用排尿器。
  6. 【請求項6】 前記排尿受け口部と前記排尿収納袋とが
    柔軟なパイプで連結された請求項1〜5までのいずれか
    1項に記載の女性用排尿器。
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