JP2003199084A - 番組編集システム、番組情報検索システム、番組情報取得システム及び番組編集プログラム、並びに番組編集方法 - Google Patents

番組編集システム、番組情報検索システム、番組情報取得システム及び番組編集プログラム、並びに番組編集方法

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JP2003199084A
JP2003199084A JP2001398532A JP2001398532A JP2003199084A JP 2003199084 A JP2003199084 A JP 2003199084A JP 2001398532 A JP2001398532 A JP 2001398532A JP 2001398532 A JP2001398532 A JP 2001398532A JP 2003199084 A JP2003199084 A JP 2003199084A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの嗜好や興味と客観的な話題性との両
方を考慮した情報提供を行うのに好適な番組編集システ
ムを提供する。 【解決手段】 番組編集端末200は、ユーザ情報およ
び話題性情報のどちらを優先的に考慮するかを示す優先
度に関する優先度情報を取得し、ユーザ情報登録DB8
0のユーザ情報、話題性情報登録DB40の話題性情
報、および取得した優先度情報に基づいて話題性情報登
録端末100のなかから番組情報を検索し、検索により
索出した番組情報に基づいてユーザへの提供番組を編集
するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、番組を編集するシ
ステムおよびプログラム、並びに方法に係り、特に、ユ
ーザの嗜好や興味と客観的な話題性との両方を考慮した
情報提供を行うのに好適な番組編集システム、番組情報
検索システム、番組情報取得システムおよび番組編集プ
ログラム、並びに番組編集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザの嗜好にあったテレビやラ
ジオ等の番組を編集する技術としては、例えば、特開平
6-197342号公報に開示された個人専有化されたテレビジ
ョン番組情報案内を提供する装置(以下、第1の従来例
という。)、特開平7-79423号公報に開示されたテレビ
ジョン・プレゼンテーション・システム(以下、第2の
従来例という。)、特開平11-164217号公報に開示され
た嗜好統計番組検索テレビシステム(以下、第3の従来
例という。)、特開平11-205706号公報に開示された番
組情報編成装置(以下、第4の従来例という。)、特開
2000-23112号公報に開示された情報フィルタリングシス
テム(以下、第5の従来例という。)、および特開2001
-86420号公報に開示された放送端末装置(以下、第6の
従来例という。)があった。
【0003】第1の従来例は、装荷されるテレビジョン
番組情報をアクセスでき、絶えず更新されかつ放送され
るかまたはケーブルまたは衛星送信通路あるいはその他
の「高速データ」通路上でのいずれかで与えられ、かつ
この情報をユーザの好みと相関させて、その相関の結果
に基づき少なくとも一つの番組情報データベースを創造
しかつ表示するようにするユーザインターフェイスを具
えている。これにより、連続的に更新されかつケーブル
または衛星により放送されるかまたはその他の「高速デ
ータ」通路を与えられる装荷テレビジョン番組情報をア
クセスできる。
【0004】第2の従来例では、クローズド・キャプシ
ョン・デコーダがテレビジョン信号からクローズド・キ
ャプション・ディジタル・テキスト・ストリームを抽出
する。視聴者は、探索パラメータとして使用される1つ
または複数のキーワードを指定する。制御プログラムを
実行するディジタル・プロセッサは、探索パラメータに
マッチする語または句について、クローズド・キャプシ
ョン・ディジタル・テキスト・ストリームを走査する。
次いで、テレビジョン放送の対応するセグメントを表
示、編集または保管できる。作動の1つのモードにおい
て、テレビジョン・プレゼンテーション・システムを使
用して、1つまたは複数のテレビジョン・チャネルを無
人で走査し、視聴者に関心のある事項を保管することが
できる。他の作動モードにおいて、システムを使用し
て、以前に格納されているビデオの編集を、関心のある
セグメントを迅速に探し出すことによって援助すること
ができる。
【0005】これにより、ユーザの関心のある事項を探
し出すことができる。第3の従来例では、嗜好統計デー
タ作成手段は、ユーザが選択したチャンネル,現在時刻
およびテレビ番組データを用いてテレビ番組の番組情報
を取得し、ユーザのテレビ番組選択の嗜好統計データを
作成する。嗜好番組検出手段は、ユーザのテレビ番組選
択の嗜好統計データをもとにテレビ番組データからユー
ザの嗜好に合うテレビ番組を検索する。キーワード検出
手段は、ユーザからキーワードを受け取り、テレビ番組
データからキーワードに合うテレビ番組を検索する。
【0006】これにより、ユーザの嗜好にあったテレビ
番組の一覧を表示し、ユーザのテレビ番組の選択を支援
することができる。第4の従来例は、番組を特定するた
めの番組特定情報と番組の放送時間と番組の内容とを含
む番組情報を編成する装置であって、番組情報を保持す
る番組情報保持部と、番組に対する利用者の嗜好の内容
を反映した優先条件と利用者の嗜好の程度を反映した優
先度とのペアを含む優先情報を保持する優先情報保持部
と、各番組情報が優先条件の一を満たす場合にその優先
条件に対応する優先度を番組特定情報に対応付けて付与
する個人番組情報生成部と、番組の放送時間の全部また
は一部が互いに重なる全ての番組の番組特定情報と各番
組特定情報に付与された優先度とを抽出し優先度が高い
順に番組特定情報の優先順位を決定し番組情報を番組単
位で編成する番組情報編成部とを備える。
【0007】これにより、利用者の嗜好に基づいて番組
情報を編成することにより、利用者の嗜好に適合した番
組情報を効率的に提示することができる。第5の従来例
では、ユーザのもつ映像機器と通信回線を介して接続さ
れるこの発明の情報フィルタリング装置は、内容解析部
が、放送番組の内容を映像や音声などの実体的な情報に
より解析し、照合評価部が、その解析結果とプロファイ
ル記憶部に記憶されたユーザのプロファイルとの類似度
を評価する。そして、番組選択部が、その選択結果を時
間情報としてユーザのもつ映像機器に送信する。一方、
映像機器側では、その送信された時間情報にしたがっ
て、別途受信する放送番組の受信および録画などの制御
を実行する。
【0008】これにより、ユーザ側の映像機器で趣味嗜
好に応じた放送番組の自動録画や斜め見のための要約作
成などを行うことができる。第6の従来例は、放送端末
装置において、利用者の操作の履歴情報を保持し、これ
らの操作履歴情報と、操作対象の番組情報から利用者の
履歴を抽出し、利用者の嗜好を把握して今後放送される
予定の番組情報のうち利用者の嗜好情報に該当する番組
を検索し、その番組を自動録画予約して記録をするよう
にした。
【0009】これにより、利用者にとっては見たい番組
が自動的に録画されて録画を逃すといった不都合がなく
なる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1ないし第6の従来例にあってはいずれも、ユーザの関
心が反映される点にのみ着目して番組を編集するように
なっているため、ユーザによっては、関心事を優先しす
ぎるあまり、客観的にみて話題性が高い情報がまったく
考慮されないという可能性があり、番組の編集に用いる
には不十分であった。すなわち、ユーザへのサービス性
を向上する観点からは、ユーザの関心事を考慮するのは
もちろん大切であるが、テレビやラジオ等の番組には、
ある程度の話題性を持たせた方が望ましい。
【0011】そこで、本発明は、このような従来の技術
の有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、ユーザの嗜好や興味と客観的な話題性との両方を考
慮した情報提供を行うのに好適な番組編集システム、番
組情報検索システム、番組情報取得システムおよび番組
編集プログラム、並びに番組編集方法を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に記載の番組編集システムは、映像、音声若
しくは文字またはそれらの組み合わせを収録した収録物
の番組に関する番組情報を記憶する番組情報記憶手段が
利用可能となった場合に、前記番組情報記憶手段のなか
から前記番組情報を検索し、検索により索出した番組情
報に基づいて番組を編集するシステムであって、ユーザ
に関するユーザ情報および前記ユーザ以外の対象に関す
る他対象情報に基づいて前記番組情報記憶手段のなかか
ら前記番組情報を検索する番組情報検索手段と、前記番
組情報検索手段で索出した番組情報に基づいて前記ユー
ザへの提供番組を編集する番組編集手段とを備える。
【0013】このような構成であれば、番組情報記憶手
段が利用可能となった場合には、番組情報検索手段によ
り、ユーザ情報および他対象情報に基づいて番組情報記
憶手段のなかから番組情報が検索され、番組編集手段に
より、検索により索出された番組情報に基づいてユーザ
への提供番組が編集される。ここで、他対象情報として
は、例えば、話題性に関する話題性情報、ユーザへの紹
介を希望する紹介情報、またはユーザが属するグループ
に関するユーザグループ情報が含まれる。以下、本発明
に記載の番組編集システム、番組情報検索システム、番
組情報取得システム及び番組編集プログラム、並びに番
組編集方法において同じである。
【0014】また、番組情報とは、映像、音声若しくは
文字またはそれらの組み合わせを収録した収録物の番組
に関する情報をいい、これには、例えば、番組の概要に
関する番組概要情報、収録物の内容を再生可能な番組収
録データの音声をテキスト化した音声テキスト、または
番組について補足的な説明を記述した付随テキストが含
まれる。以下、本発明に記載の番組編集システム、番組
情報検索システム、番組情報取得システム及び番組編集
プログラム、並びに番組編集方法において同じである。
【0015】また、ユーザ情報としては、例えば、ユー
ザの年齢、性別、興味、嗜好、住所、氏名またはユーザ
端末に関する使用環境が含まれる。以下、本発明に記載
の番組編集システム、番組情報検索システム、番組情報
取得システム及び番組編集プログラム、並びに番組編集
方法において同じである。また、ユーザ情報について
は、ユーザ情報を記憶手段に記憶しておき、記憶手段の
ユーザ情報を利用するようにしてもよいし、ユーザ情報
をいずれかの箇所(例えば、外部の記憶手段またはネッ
トワーク)から取得するようにしてもよいし、本システ
ムの動作時にユーザ情報を入力し、入力したユーザ情報
を利用するようにしてもよい。このことは、他対象情報
についても同様である。以下、本発明に記載の番組編集
システム、番組情報検索システム、番組情報取得システ
ム及び番組編集プログラム、並びに番組編集方法におい
て同じである。
【0016】また、番組情報記憶手段は、番組情報をあ
らゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、
番組情報をあらかじめ記憶してあるものであってもよい
し、番組情報をあらかじめ記憶することなく、本システ
ムの動作時に外部からの入力等によって番組情報を記憶
するようになっていてもよい。以下、本発明に記載の番
組編集システム、番組情報検索システム及び番組編集プ
ログラム、並びに番組編集方法において同じである。
【0017】また、本システムは、単一の装置として実
現するようにしてもよいし、複数の端末を通信可能に接
続したネットワークシステムとして実現するようにして
もよい。後者の場合、各構成要素は、それぞれ通信可能
に接続されていれば、複数の端末のうちどの端末に属し
ていてもよい。以下、本発明に記載の番組編集システ
ム、番組情報検索システム、並びに番組情報取得システ
ムにおいて同じである。
【0018】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記番組情報検
索手段は、前記ユーザ情報、前記他対象情報、並びに前
記ユーザ情報および前記他対象情報のどちらを優先的に
考慮するかを示す優先度に関する優先度情報に基づい
て、前記番組情報記憶手段のなかから前記番組情報を検
索するようになっている。このような構成であれば、番
組情報検索手段により、ユーザ情報、他対象情報および
優先度情報に基づいて番組情報記憶手段のなかから番組
情報が検索され、番組編集手段により、検索により索出
された番組情報に基づいてユーザへの提供番組が編集さ
れる。
【0019】ここで、優先度情報については、優先度情
報を記憶手段に記憶しておき、記憶手段の優先度情報を
利用するようにしてもよいし、優先度情報をいずれかの
箇所(例えば、外部の記憶手段またはネットワーク)か
ら取得するようにしてもよいし、本システムの動作時に
優先度情報を入力し、入力した優先度情報を利用するよ
うにしてもよい。以下、本発明に記載の番組編集システ
ムにおいて同じである。
【0020】また、ユーザ情報および優先度情報は、そ
れぞれ別々に構成してもよいし、一体のデータとして構
成してもよい。後者の場合、優先度情報をユーザ情報に
含めて構成するか、ユーザ情報を優先度情報に含めて構
成するか、ユーザ情報および優先度情報を統合して他の
情報として構成することができる。以下、本発明に記載
の番組編集システムにおいて同じである。さらに、本発
明に記載の番組編集システムは、上記の番組編集システ
ムにおいて、前記番組情報検索手段は、さらに、番組の
編集方針に関する編集情報に基づいて、前記番組情報記
憶手段のなかから前記番組情報を検索するようになって
いる。
【0021】このような構成であれば、番組情報検索手
段により、さらに、編集情報に基づいて番組情報記憶手
段のなかから番組情報が検索され、番組編集手段によ
り、検索により索出された番組情報に基づいてユーザへ
の提供番組が編集される。ここで、編集情報としては、
例えば、編集開始時刻、編集終了時刻、編集対象となる
メディア(例えば、テレビ、ラジオ、雑誌等)または編
集する情報量を示す編集量が含まれる。以下、本発明に
記載の番組編集システムにおいて同じである。
【0022】また、編集情報については、編集情報を記
憶手段に記憶しておき、記憶手段の編集情報を利用する
ようにしてもよいし、編集情報をいずれかの箇所(例え
ば、外部の記憶手段またはネットワーク)から取得する
ようにしてもよいし、本システムの動作時に編集情報を
入力し、入力した編集情報を利用するようにしてもよ
い。以下、本発明に記載の番組編集システムにおいて同
じである。また、ユーザ情報および編集情報は、それぞ
れ別々に構成してもよいし、一体のデータとして構成し
てもよい。後者の場合、編集情報をユーザ情報に含めて
構成するか、ユーザ情報を編集情報に含めて構成する
か、ユーザ情報および編集情報を統合して他の情報とし
て構成することができる。以下、本発明に記載の番組編
集システムにおいて同じである。
【0023】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、映像、音声若しくは文字またはそれらの組み合わせ
を収録した収録物の番組に関する番組情報がネットワー
ク上を流通する場合に、前記ネットワークから前記番組
情報を取得し、取得した番組情報に基づいて番組を編集
するシステムであって、ユーザに関するユーザ情報およ
び前記ユーザ以外の対象に関する他対象情報に基づいて
前記ネットワークから前記番組情報を取得する番組情報
取得手段と、前記番組情報取得手段で取得した番組情報
に基づいて前記ユーザへの提供番組を編集する番組編集
手段とを備える。
【0024】このような構成であれば、番組情報取得手
段により、ユーザ情報および他対象情報に基づいてネッ
トワークから番組情報が取得され、番組編集手段によ
り、取得された番組情報に基づいてユーザへの提供番組
が編集される。さらに、本発明に記載の番組編集システ
ムは、上記の番組編集システムにおいて、前記番組情報
取得手段は、前記ユーザ情報、前記他対象情報、並びに
前記ユーザ情報および前記他対象情報のどちらを優先的
に考慮するかを示す優先度に関する優先度情報に基づい
て、前記ネットワークから前記番組情報を取得するよう
になっている。
【0025】このような構成であれば、番組情報検索手
段により、ユーザ情報、他対象情報および優先度情報に
基づいてネットワークから番組情報が取得され、番組編
集手段により、取得された番組情報に基づいてユーザへ
の提供番組が編集される。さらに、本発明に記載の番組
編集システムは、上記の番組編集システムにおいて、前
記番組情報取得手段は、さらに、番組の編集方針に関す
る編集情報に基づいて、前記ネットワークから前記番組
情報を取得するようになっている。
【0026】このような構成であれば、番組情報検索手
段により、さらに、編集情報に基づいてネットワークか
ら番組情報が取得され、番組編集手段により、取得され
た番組情報に基づいてユーザへの提供番組が編集され
る。さらに、本発明に記載の番組編集システムは、上記
の番組編集システムにおいて、前記番組編集手段は、前
記番組情報に基づいて前記提供番組の概要に関する番組
概要情報を作成するようになっている。
【0027】このような構成であれば、番組編集手段に
より、番組情報に基づいて提供番組の概要に関する番組
概要情報が作成される。ここで、番組概要情報とは、番
組の概要に関する情報をいい、これには、例えば、番組
のメディア、番組の放送時間、番組を放送するチャンネ
ル、番組の名称、番組の放送順位、収録物の内容を再生
可能な番組収録データのファイル名またはその他一般的
な番組表に掲載される項目に関する情報が含まれる。
【0028】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記収録物の内
容を再生可能な番組収録データを記憶する番組収録デー
タ記憶手段が利用可能となった場合に、前記番組収録デ
ータ記憶手段の番組収録データを用いて番組を編集する
ようになっており、前記番組編集手段は、前記番組情報
に基づいて前記番組収録データ記憶手段のなかから前記
番組収録データを取得し、取得した番組収録データを用
いて前記提供番組に関する番組収録データを作成するよ
うになっている。
【0029】このような構成であれば、番組編集手段に
より、番組情報に基づいて番組収録データ記憶手段のな
かから番組収録データが取得され、取得された番組収録
データを用いて提供番組に関する番組収録データが作成
される。ここで、番組収録データ記憶手段は、番組収録
データをあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するも
のであり、番組収録データをあらかじめ記憶してあるも
のであってもよいし、番組収録データをあらかじめ記憶
することなく、本システムの動作時に外部からの入力等
によって番組収録データを記憶するようになっていても
よい。以下、本発明に記載の番組編集システムにおいて
同じである。
【0030】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記収録物の内
容を再生可能な番組収録データがネットワーク上を流通
する場合に、前記番組収録データを用いて番組を編集す
るようになっており、前記番組編集手段は、前記番組情
報に基づいて前記ネットワークから前記番組収録データ
を取得し、取得した番組収録データを用いて前記提供番
組に関する番組収録データを作成するようになってい
る。
【0031】このような構成であれば、番組編集手段に
より、番組情報に基づいてネットワークから番組収録デ
ータが取得され、取得された番組収録データを用いて提
供番組に関する番組収録データが作成される。さらに、
本発明に記載の番組編集システムは、上記の番組編集シ
ステムにおいて、前記他対象情報は、話題性に関する話
題性情報である。
【0032】このような構成であれば、番組情報検索手
段により、ユーザ情報および話題性情報に基づいて番組
情報記憶手段のなかから番組情報が検索されるか、番組
情報取得手段により、ユーザ情報および話題性情報に基
づいてネットワークから番組情報が取得される。さら
に、本発明に記載の番組編集システムは、映像、音声若
しくは文字またはそれらの組み合わせを収録した収録物
の番組に関する番組情報を記憶する番組情報記憶手段
と、ユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報記
憶手段と、前記ユーザ以外の対象に関する他対象情報を
記憶する他対象情報記憶手段とが利用可能となった場合
に、前記番組情報記憶手段のなかから前記番組情報を検
索し、検索により索出した番組情報に基づいて番組を編
集するシステムであって、前記ユーザ情報記憶手段のユ
ーザ情報および前記他対象情報記憶手段の他対象情報に
基づいて前記番組情報記憶手段のなかから前記番組情報
を検索する番組情報検索手段と、前記番組情報検索手段
で索出した番組情報に基づいて前記ユーザへの提供番組
を編集する番組編集手段とを備える。
【0033】このような構成であれば、番組情報記憶手
段、ユーザ情報記憶手段および他対象情報記憶手段が利
用可能となった場合には、番組情報検索手段により、ユ
ーザ情報記憶手段のユーザ情報および他対象情報記憶手
段の他対象情報に基づいて番組情報記憶手段のなかから
番組情報が検索され、番組編集手段により、検索により
索出された番組情報に基づいてユーザへの提供番組が編
集される。ここで、ユーザ情報記憶手段は、ユーザ情報
をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するものであ
り、ユーザ情報をあらかじめ記憶してあるものであって
もよいし、ユーザ情報をあらかじめ記憶することなく、
本システムの動作時に外部からの入力等によってユーザ
情報を記憶するようになっていてもよい。このことは、
他対象情報記憶手段に他対象情報を記憶する場合も同様
である。
【0034】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記ユーザ情報
および前記他対象情報のどちらを優先的に考慮するかを
示す優先度に関する優先度情報を取得する優先度情報取
得手段を備え、前記番組情報検索手段は、前記ユーザ情
報記憶手段のユーザ情報、前記他対象情報記憶手段の他
対象情報、および前記優先度情報取得手段で取得した優
先度情報に基づいて、前記番組情報記憶手段のなかから
前記番組情報を検索するようになっている。
【0035】このような構成であれば、優先度情報取得
手段により、優先度情報が取得され、番組情報検索手段
により、ユーザ情報記憶手段のユーザ情報、他対象情報
記憶手段の他対象情報、および取得された優先度情報に
基づいて番組情報記憶手段のなかから番組情報が検索さ
れ、番組編集手段により、検索により索出された番組情
報に基づいてユーザへの提供番組が編集される。さら
に、本発明に記載の番組編集システムは、上記の番組編
集システムにおいて、番組の編集方針に関する編集情報
を取得する編集情報取得手段を備え、前記番組情報検索
手段は、さらに、前記編集情報取得手段で取得した編集
情報に基づいて、前記番組情報記憶手段のなかから前記
番組情報を検索するようになっている。
【0036】このような構成であれば、編集情報取得手
段により、編集情報が取得され、番組情報検索手段によ
り、さらに、取得された編集情報に基づいて番組情報記
憶手段のなかから番組情報が検索され、番組編集手段に
より、検索により索出された番組情報に基づいてユーザ
への提供番組が編集される。さらに、本発明に記載の番
組編集システムは、上記の番組編集システムにおいて、
前記収録物の内容を再生可能な番組収録データを記憶す
る番組収録データ記憶手段が利用可能となった場合に、
前記番組収録データ記憶手段の番組収録データを用いて
番組を編集するようになっており、前記番組編集手段
は、前記番組情報検索手段で索出した番組情報に基づい
て前記番組収録データ記憶手段のなかから前記番組収録
データを取得し、取得した番組収録データを用いて前記
提供番組に関する番組収録データを作成するようになっ
ている。
【0037】このような構成であれば、番組編集手段に
より、索出された番組情報に基づいて番組収録データ記
憶手段のなかから番組収録データが取得され、取得され
た番組収録データを用いて提供番組に関する番組収録デ
ータが作成される。さらに、本発明に記載の番組編集シ
ステムは、上記の番組編集システムにおいて、前記他対
象情報は、話題性に関する話題性情報であり、前記他対
象情報記憶手段は、前記話題性情報を記憶する話題性情
報記憶手段である。
【0038】このような構成であれば、番組情報記憶手
段、ユーザ情報記憶手段および話題性情報記憶手段が利
用可能となった場合には、優先度情報取得手段により、
優先度情報が取得され、番組情報検索手段により、ユー
ザ情報記憶手段のユーザ情報、話題性情報記憶手段の話
題性情報、および取得された優先度情報に基づいて番組
情報記憶手段のなかから番組情報が検索され、番組編集
手段により、検索により索出された番組情報に基づいて
ユーザへの提供番組が編集される。
【0039】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記番組情報検
索手段は、前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報および
前記話題性情報記憶手段の話題性情報に基づいて、ユー
ザの嗜好または興味および話題性に適合した番組情報を
前記番組情報記憶手段のなかから検索するようになって
いる。このような構成であれば、番組情報検索手段によ
り、ユーザ情報記憶手段のユーザ情報および話題性情報
記憶手段の話題性情報に基づいて、ユーザの嗜好または
興味および話題性に適合した番組情報が番組情報記憶手
段のなかから検索される。
【0040】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記番組情報検
索手段は、前記優先度情報取得手段で取得した優先度情
報に基づいて、ユーザの嗜好または興味に適合した番組
情報と、話題性に適合した番組情報との割合を調整する
ようになっている。このような構成であれば、番組情報
検索手段により、取得された優先度情報に基づいて、ユ
ーザの嗜好または興味に適合した番組収録データと、話
題性に適合した番組収録データとの割合が調整される。
【0041】ここで、番組情報検索手段は、ユーザの嗜
好または興味に適合した番組情報と、話題性に適合した
番組情報との割合を調整するようになっていればどのよ
うな構成であってもよく、例えば、その重要度の割合を
調整するようになっていてもよいし、そのデータ量の割
合を調整するようになっていてもよいし、その数の割合
を調整するようになっていてもよい。さらに、本発明に
記載の番組編集システムは、上記の番組編集システムに
おいて、前記番組情報検索手段は、前記番組情報記憶手
段から前記番組情報を読み出し、読み出した番組情報お
よび前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、
その番組情報についてのユーザの嗜好または興味の度合
いを示す嗜好値を算出し、前記読み出した番組情報およ
び前記話題性情報記憶手段の話題性情報に基づいて、そ
の番組情報についての話題性の度合いを示す話題性値を
算出し、前記番組情報記憶手段の他の番組情報について
も、前記読出、前記嗜好値の算出および前記話題性値の
算出を行い、前記番組情報を、前記嗜好値および前記話
題性値を考慮して算出した適合値の高いものから順に検
索するようになっている。
【0042】このような構成であれば、番組情報検索手
段により、番組情報記憶手段から番組情報が読み出さ
れ、読み出された番組情報およびユーザ情報記憶手段の
ユーザ情報に基づいて、その番組情報についてのユーザ
の嗜好または興味の度合いを示す嗜好値が算出され、読
み出された番組情報および話題性情報記憶手段の話題性
情報に基づいて、その番組情報についての話題性の度合
いを示す話題性値が算出される。同様に、番組情報記憶
手段の他の番組情報についても、読出、嗜好値の算出お
よび話題性値の算出が行われる。そして、番組情報が、
嗜好値および話題性値を考慮して算出した適合値の高い
ものから順に検索される。
【0043】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記番組情報検
索手段は、前記優先度情報取得手段で取得した優先度情
報に基づいて、算出した嗜好値および話題性値に対して
それぞれ重み付け演算を行って適合値を算出し、前記番
組情報記憶手段の他の番組情報についても、前記適合値
の算出を行うようになっている。このような構成であれ
ば、番組情報検索手段により、取得された優先度情報に
基づいて、算出された嗜好値および話題性値に対してそ
れぞれ重み付け演算が行われて適合値が算出される。同
様に、番組情報記憶手段の他の番組情報についても、適
合値の算出が行われる。
【0044】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記優先度情報
は、索出される全番組情報のうちユーザの嗜好または興
味に適合したものが占める嗜好占有割合と、索出される
全番組情報のうち話題性に適合したものが占める話題性
占有割合とを含み、前記番組情報検索手段は、前記優先
度情報取得手段で取得した優先度情報に基づいて、前記
嗜好占有割合に応じた係数を前記嗜好値に乗算するとと
もに前記話題性占有割合に応じた係数を前記話題性値に
乗算し、それら乗算結果を加算することにより前記適合
値を算出するようになっている。
【0045】このような構成であれば、番組情報検索手
段により、取得された優先度情報に基づいて、嗜好占有
割合に応じた係数を嗜好値に乗算するとともに話題性占
有割合に応じた係数を話題性値に乗算し、それら乗算結
果を加算することにより適合値が算出される。さらに、
本発明に記載の番組編集システムは、上記の番組編集シ
ステムにおいて、前記ユーザ情報記憶手段は、嗜好また
は興味の対象となり得る特定の内容を代表的に示す代表
嗜好対象情報に対して、当該特定の内容についてのユー
ザの嗜好または興味の度合いを示す嗜好度合を対応付け
て前記ユーザ情報として記憶するようになっており、前
記話題性情報記憶手段は、話題性の対象となり得る特定
の内容を代表的に示す代表話題性対象情報に対して、当
該特定の内容についての話題性の度合いを示す話題性度
合を対応付けて前記話題性情報として記憶するようにな
っており、前記番組情報検索手段は、前記読み出した番
組情報に含まれる前記代表嗜好対象情報の個数または確
率的特徴量を算出し、前記算出した個数または確率的特
徴量に前記ユーザ情報の嗜好度合を乗算することにより
前記嗜好値を算出し、前記読み出した番組情報に含まれ
る前記代表話題性対象情報の個数または確率的特徴量を
算出し、前記算出した個数または確率的特徴量に前記話
題性情報の話題性度合を乗算することにより前記話題性
値を算出するようになっている。
【0046】このような構成であれば、番組情報検索手
段により、番組情報に含まれる代表嗜好対象情報の個数
または確率的特徴量が算出され、算出された個数または
確率的特徴量にユーザ情報の嗜好度合を乗算することに
より嗜好値が算出される。また、番組情報に含まれる代
表話題性対象情報の個数または確率的特徴量が算出さ
れ、算出された個数または確率的特徴量に話題性情報の
話題性度合を乗算することにより話題性値が算出され
る。
【0047】ここで、代表嗜好対象情報としては、例え
ば、嗜好または興味の対象となり得る特定の内容が野球
に関するものであれば、「イチロー」という単語がこれ
に該当する。また、代表話題性対象情報としては、例え
ば、話題性の対象となり得る特定の内容が政治に関する
ものであれば、「政治」という単語がこれに該当する。
また、確率的特徴量とは、割合やTF-IDF値等のように、
確率的な特徴量に基づいて計算された数値をいう。
【0048】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記代表嗜好対
象情報は、嗜好または興味の対象となり得る特定の内容
を代表的に示す語句であり、前記代表話題性対象情報
は、話題性の対象となり得る特定の内容を代表的に示す
語句である。このような構成であれば、番組情報検索手
段により、嗜好または興味の対象となり得る特定の内容
を代表的に示す語句の、番組情報に含まれる個数または
確率的特徴量が算出され、算出された個数または確率的
特徴量にユーザ情報の嗜好度合を乗算することにより嗜
好値が算出される。また、話題性の対象となり得る特定
の内容を代表的に示す語句の、番組情報に含まれる個数
または確率的特徴量が算出され、算出された個数または
確率的特徴量に話題性情報の話題性度合を乗算すること
により話題性値が算出される。
【0049】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記優先度情報
をユーザの状況と対応付けて記憶する優先度情報記憶手
段が利用可能となった場合に、前記優先度情報記憶手段
の優先度情報に基づいて前記番組情報記憶手段のなかか
ら前記番組情報を検索するようになっており、ユーザの
現在または将来の状況に関する状況情報を取得する状況
情報取得手段と、前記状況情報取得手段で取得した状況
情報をもとにユーザの現在または将来の状況についての
優先度情報を前記優先度情報記憶手段のなかから検索す
る優先度情報検索手段とを備え、前記優先度情報取得手
段は、前記優先度情報検索手段で索出した優先度情報を
取得するようになっている。
【0050】このような構成であれば、状況情報取得手
段により、状況情報が取得され、優先度情報検索手段に
より、取得された状況情報をもとに、ユーザの現在また
は将来の状況についての優先度情報が優先度情報記憶手
段のなかから検索され、優先度情報取得手段により、検
索により索出された優先度情報が取得される。ここで、
優先度情報記憶手段は、優先度情報をあらゆる手段でか
つあらゆる時期に記憶するものであり、優先度情報をあ
らかじめ記憶してあるものであってもよいし、優先度情
報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動作時
に外部からの入力等によって優先度情報を記憶するよう
になっていてもよい。
【0051】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記優先度情報
を入力する優先度情報入力手段と、前記優先度情報入力
手段で入力した優先度情報を前記状況情報取得手段で取
得した状況情報により特定されるユーザの状況と対応付
けて前記優先度情報記憶手段に登録する優先度情報登録
手段とを備える。このような構成であれば、優先度情報
入力手段に優先度情報が入力されると、優先度情報登録
手段により、入力された優先度情報が、取得された状況
情報により特定されるユーザの状況と対応付けられて優
先度情報記憶手段に登録される。
【0052】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記優先度情報
および前記状況情報を入力する優先度情報入力手段と、
前記優先度情報入力手段で入力した優先度情報を前記優
先度情報入力手段で入力した状況情報により特定される
ユーザの状況と対応付けて前記優先度情報記憶手段に登
録する優先度情報登録手段とを備える。このような構成
であれば、優先度情報および状況情報が優先度情報入力
手段に入力されると、優先度情報登録手段により、入力
された優先度情報が、入力された状況情報により特定さ
れるユーザの状況と対応付けられて優先度情報記憶手段
に登録される。
【0053】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記優先度情報
記憶手段は、前記優先度情報を位置情報と対応付けて記
憶するようになっており、前記状況情報取得手段は、ユ
ーザの位置を特定するための位置情報を生成する位置情
報生成手段から前記位置情報を前記状況情報として取得
するようになっている。このような構成であれば、位置
情報生成手段により、位置情報が生成され、状況情報取
得手段により、生成された位置情報が状況情報として取
得される。
【0054】また、位置情報生成手段は、例えば、ユー
ザの携帯端末が通信可能に接続する通信端末で携帯端末
の位置を測定することにより位置情報を取得するように
なっていてもよいし、GPS(Global Positioning Sys
tem)等を利用して携帯端末でその位置を測定したり、
または携帯端末からの測定情報に基づいて上記通信端末
で算出したりすることにより位置情報を取得するように
なっていてもよいし、携帯端末が接続する基地局で携帯
端末の位置を測定したり、または基地局からの測定情報
に基づいて上記通信端末で算出したりすることにより、
位置情報を取得するようになっていてもよい。
【0055】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記番組情報を
記憶する外部番組情報記憶手段が利用可能となった場合
に、前記外部番組情報記憶手段の番組情報に基づいて前
記話題性情報記憶手段の話題性情報を更新するようにな
っており、前記外部番組情報記憶手段から前記番組情報
を取得する番組情報取得手段と、所定の抽出規則に基づ
いて前記番組情報取得手段で取得した番組情報から前記
話題性情報を抽出する話題性情報抽出手段と、前記話題
性情報抽出手段で抽出した話題性情報に基づいて前記話
題性情報記憶手段の話題性情報を更新する話題性情報更
新手段とを備える。
【0056】このような構成であれば、外部番組情報記
憶手段が利用可能となった場合には、番組情報取得手段
により、外部番組情報記憶手段から番組情報が取得さ
れ、話題性情報抽出手段により、所定の抽出規則に基づ
いて、取得された番組情報から話題性情報が抽出され、
話題性情報更新手段により、抽出された話題性情報に基
づいて話題性情報記憶手段の話題性情報が更新される。
ここで、外部番組情報記憶手段は、番組情報をあらゆる
手段でかつあらゆる時期に記憶するものであり、番組情
報をあらかじめ記憶してあるものであってもよいし、番
組情報をあらかじめ記憶することなく、本システムの動
作時に外部からの入力等によって番組情報を記憶するよ
うになっていてもよい。
【0057】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記所定の抽出
規則を記憶する抽出規則記憶手段が利用可能となった場
合に、前記抽出規則記憶手段の抽出規則に基づいて前記
話題性情報を抽出するようになっており、前記話題性情
報抽出手段は、前記抽出規則記憶手段の抽出規則に基づ
いて、前記番組情報取得手段で取得した番組情報から前
記話題性情報を抽出するようになっている。
【0058】このような構成であれば、話題性情報抽出
手段により、抽出規則記憶手段の抽出規則に基づいて、
取得された番組情報から話題性情報が抽出される。ここ
で、抽出規則記憶手段は、抽出規則をあらゆる手段でか
つあらゆる時期に記憶するものであり、抽出規則をあら
かじめ記憶してあるものであってもよいし、抽出規則を
あらかじめ記憶することなく、本システムの動作時に外
部からの入力等によって抽出規則を記憶するようになっ
ていてもよい。
【0059】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記抽出規則
は、話題性の対象となり得る特定の内容を代表的に示す
代表話題性対象情報を含み、前記話題性情報抽出手段
は、前記番組情報取得手段で取得した番組情報における
前記代表話題性対象情報の位置または順位に基づいて、
前記話題性情報を抽出するようになっている。
【0060】このような構成であれば、話題性情報抽出
手段により、取得された番組情報における代表話題性対
象情報の位置または順位に基づいて、話題性情報が抽出
される。さらに、本発明に記載の番組編集システムは、
上記の番組編集システムにおいて、前記抽出規則は、話
題性の対象となり得る特定の内容を代表的に示す代表話
題性対象情報を含み、前記話題性情報抽出手段は、前記
代表話題性対象情報が、前記番組情報取得手段で取得し
た番組情報に含まれる個数または確率的特徴量を算出
し、算出した個数または確率的特徴量に基づいて前記話
題性情報を抽出するようになっている。
【0061】このような構成であれば、話題性情報抽出
手段により、取得された番組情報に基づいて、算出方法
により代表話題性対象情報が番組情報に含まれる個数ま
たは確率的特徴量が算出され、算出された個数または確
率的特徴量に基づいて話題性情報が抽出される。さら
に、本発明に記載の番組編集システムは、上記の番組編
集システムにおいて、前記話題性情報更新手段は、前記
話題性情報抽出手段で抽出した話題性情報の時間的変化
を考慮して、前記話題性情報記憶手段の話題性情報を更
新するようになっている。
【0062】このような構成であれば、話題性情報更新
手段により、抽出された話題性情報の時間的変化を考慮
して、話題性情報記憶手段の話題性情報が更新される。
さらに、本発明に記載の番組編集システムは、上記の番
組編集システムにおいて、前記話題性情報更新手段は、
前記話題性情報抽出手段で抽出した話題性情報が前記更
新に寄与する影響を、過去に向けて現在から遠いものほ
ど小さくし、現在に近いものほど大きくするようになっ
ている。
【0063】このような構成であれば、話題性情報更新
手段により、抽出された話題性情報が更新に寄与する影
響が、過去に向けて現在から遠いものほど小さくなり、
現在に近いものほど大きくなるよう、抽出された話題性
情報が取り扱われる。さらに、本発明に記載の番組編集
システムは、上記の番組編集システムにおいて、前記話
題性情報更新手段は、更新対象となる話題性情報が前記
更新に寄与する影響の度合いが、前記話題性情報抽出手
段で抽出した話題性情報が前記更新に寄与する影響の度
合いよりも小さくなるように、前記更新対象となる話題
性情報を演算し、演算した話題性情報および前記話題性
情報抽出手段で抽出した話題性情報に基づいて、前記更
新対象となる話題性情報を更新するようになっている。
【0064】このような構成であれば、話題性情報更新
手段により、更新対象となる話題性情報が更新に寄与す
る影響の度合いが、抽出された話題性情報が更新に寄与
する影響の度合いよりも小さくなるように、更新対象と
なる話題性情報が演算され、演算された話題性情報およ
び抽出された話題性情報に基づいて、更新対象となる話
題性情報が更新される。さらに、本発明に記載の番組編
集システムは、上記の番組編集システムにおいて、異な
る形式の番組情報を記憶する複数の外部番組情報記憶手
段が利用可能となった場合に、前記外部番組情報記憶手
段の番組情報に基づいて前記話題性情報記憶手段の話題
性情報を更新するようになっており、前記番組情報取得
手段で取得した番組情報を所定形式の番組情報に変換す
る番組形式変換手段を備え、前記話題性情報抽出手段
は、前記所定の抽出規則に基づいて前記番組形式変換手
段で変換した所定形式の番組情報から前記話題性情報を
抽出するようになっている。
【0065】このような構成であれば、異なる形式の番
組情報を記憶する複数の外部番組情報記憶手段が利用可
能となった場合には、番組情報取得手段により、複数の
外部番組情報記憶手段から番組情報が取得され、番組形
式変換手段により、取得された番組情報が所定形式の番
組情報に変換される。そして、話題性情報抽出手段によ
り、所定の抽出規則に基づいて、変換された所定形式の
番組情報から話題性情報が抽出され、話題性情報更新手
段により、抽出された話題性情報に基づいて話題性情報
記憶手段の話題性情報が更新される。
【0066】さらに、本発明に記載の番組編集システム
は、上記の番組編集システムにおいて、前記ユーザの予
定に関する予定情報を記憶する予定情報記憶手段が利用
可能となった場合に、前記優先度情報取得手段は、前記
予定情報記憶手段の予定情報から前記優先度情報を取得
するようになっている。このような構成であれば、予定
情報記憶手段が利用可能となった場合には、優先度情報
取得手段により、予定情報記憶手段の予定情報から優先
度情報が取得される。
【0067】ここで、予定情報には、優先度情報の一部
または全部が含まれており、例えば、PDA(Personal
Digital Assistant)や携帯端末上で管理されるユーザ
の予定表等が該当する。また、予定情報記憶手段は、予
定情報をあらゆる手段でかつあらゆる時期に記憶するも
のであり、予定情報をあらかじめ記憶してあるものであ
ってもよいし、予定情報をあらかじめ記憶することな
く、本システムの動作時に外部からの入力等によって予
定情報を記憶するようになっていてもよい。
【0068】一方、上記目的を達成するために、本発明
に記載の番組情報検索システムは、本発明に記載の番組
編集システムの一部として適用するシステムであって、
ユーザに関するユーザ情報および前記ユーザ以外の対象
に関する他対象情報に基づいて前記番組情報記憶手段の
なかから前記番組情報を検索する番組情報検索手段を備
える。このような構成であれば、番組情報記憶手段が利
用可能となった場合には、番組情報検索手段により、ユ
ーザ情報および他対象情報に基づいて番組情報記憶手段
のなかから番組情報が検索される。
【0069】一方、上記目的を達成するために、本発明
に記載の番組情報取得システムは、本発明に記載の番組
編集システムの一部として適用するシステムであって、
ユーザに関するユーザ情報および前記ユーザ以外の対象
に関する他対象情報に基づいて前記ネットワークから前
記番組情報を取得する番組情報取得手段を備える。この
ような構成であれば、番組情報取得手段により、ユーザ
情報および他対象情報に基づいてネットワークから番組
情報が取得される。
【0070】一方、上記目的を達成するために、本発明
に記載の番組編集プログラムは、映像、音声若しくは文
字またはそれらの組み合わせを収録した収録物の番組に
関する番組情報を記憶する番組情報記憶手段が利用可能
となった場合に、前記番組情報記憶手段のなかから前記
番組情報を検索し、検索により索出した番組情報に基づ
いて番組を編集するプログラムであって、ユーザに関す
るユーザ情報および前記ユーザ以外の対象に関する他対
象情報に基づいて前記番組情報記憶手段のなかから前記
番組情報を検索する番組情報検索手段、および前記番組
情報検索手段で索出した番組情報に基づいて前記ユーザ
への提供番組を編集する番組編集手段として実現される
処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであ
る。
【0071】このような構成であれば、コンピュータに
よってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラ
ムに従ってコンピュータが処理を実行すると、本発明に
記載の番組編集システムと同等の作用が得られる。さら
に、本発明に記載の番組編集プログラムは、映像、音声
若しくは文字またはそれらの組み合わせを収録した収録
物の番組に関する番組情報がネットワーク上を流通する
場合に、前記ネットワークから前記番組情報を取得し、
取得した番組情報に基づいて番組を編集するプログラム
であって、ユーザに関するユーザ情報および前記ユーザ
以外の対象に関する他対象情報に基づいて前記ネットワ
ークから前記番組情報を取得する番組情報取得手段、お
よび前記番組情報取得手段で取得した番組情報に基づい
て前記ユーザへの提供番組を編集する番組編集手段とし
て実現される処理をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムである。
【0072】このような構成であれば、コンピュータに
よってプログラムが読み取られ、読み取られたプログラ
ムに従ってコンピュータが処理を実行すると、本発明に
記載の番組編集システムと同等の作用が得られる。一
方、上記目的を達成するために、本発明に記載の番組編
集方法は、映像、音声若しくは文字またはそれらの組み
合わせを収録した収録物の番組に関する番組情報を記憶
する番組情報記憶手段が利用可能となった場合に、前記
番組情報記憶手段のなかから前記番組情報を検索し、検
索により索出した番組情報に基づいて番組を編集する方
法であって、ユーザに関するユーザ情報および前記ユー
ザ以外の対象に関する他対象情報に基づいて前記番組情
報記憶手段のなかから前記番組情報を検索する番組情報
検索ステップと、前記番組情報検索ステップで索出した
番組情報に基づいて前記ユーザへの提供番組を編集する
番組編集ステップとを含む。
【0073】さらに、本発明に記載の番組編集方法は、
映像、音声若しくは文字またはそれらの組み合わせを収
録した収録物の番組に関する番組情報がネットワーク上
を流通する場合に、前記ネットワークから前記番組情報
を取得し、取得した番組情報に基づいて番組を編集する
方法であって、ユーザに関するユーザ情報および前記ユ
ーザ以外の対象に関する他対象情報に基づいて前記ネッ
トワークから前記番組情報を取得する番組情報取得ステ
ップと、前記番組情報取得ステップで取得した番組情報
に基づいて前記ユーザへの提供番組を編集する番組編集
ステップとを含む。
【0074】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1ないし図16は、本発明
に係る番組編集システム、番組情報検索システム、番組
情報取得システムおよび番組編集プログラム、並びに番
組編集方法の実施の形態を示す図である。本実施の形態
は、本発明に係る番組編集システム、番組情報検索シス
テム、番組情報取得システムおよび番組編集プログラ
ム、並びに番組編集方法を、図1に示すように、番組編
集端末200において、ユーザの嗜好または興味および
話題性の両方を考慮してテレビやラジオ等の番組を編集
する場合について適用したものである。
【0075】まず、本発明を適用するネットワークシス
テムの構成を図1を参照しながら説明する。図1は、本
発明を適用するネットワークシステムの構成を示すブロ
ック図である。インターネット199には、図1に示す
ように、話題性に関する話題性情報を登録する話題性情
報登録端末100と、優先度情報を登録する優先度情報
登録端末150と、テレビやラジオ等の番組を編集する
番組編集端末200と、ユーザの利用に供する携帯端末
300とインターネット199との通信を中継する中継
局320と、ユーザの利用に供するユーザ端末350と
が接続されている。なお、発明の理解を容易にするた
め、携帯端末300およびユーザ端末350を一台ずつ
しか図示していないが、実際には、複数の携帯端末およ
びユーザ端末がインターネット199に接続されてい
る。
【0076】中継局320には、携帯端末300と無線
通信を行う複数の基地局310が接続されており、中継
局320は、携帯端末300がインターネット199に
接続するときは、携帯端末300に代わってインターネ
ット199上での一端末となって、基地局310を介し
て受信した携帯端末300からのデータをインターネッ
ト199を介して目的の端末に送信するとともに、イン
ターネット199上にある目的の端末のデータを基地局
310を介して携帯端末300に送信するようになって
いる。
【0077】また、中継局320は、携帯端末300が
少なくとも3つの基地局310と同時に通信を行うこと
により、携帯端末300からの電波がそれら基地局31
0に到達するまでの時間のそれぞれの時間差を測定し、
測定した時間差に基づいて携帯端末300の現在位置を
測定してその位置を特定するための携帯端末位置情報を
生成するようになっている。携帯端末300およびユー
ザ端末350は、CPU、ROM、RAMおよびI/F
等をバス接続した一般的なコンピュータと同一機能を有
して構成されており、WWW(World Wide Web)ブラウ
ザを有し、WWWブラウザにより番組編集端末200に
アクセスするようになっている。例えば、携帯端末30
0は、携帯電話やPDA等として構成し、ユーザ端末3
50は、デスクトップパソコン等として構成することが
できる。
【0078】次に、話題性情報登録端末100の構成を
図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、話題性情
報登録端末100の構成を示すブロック図である。話題
性情報登録端末100は、図2に示すように、制御プロ
グラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するC
PU30と、所定領域にあらかじめCPU30の制御プ
ログラム等を格納しているROM32と、ROM32等
から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な
演算結果を格納するためのRAM34と、外部装置に対
してデータの入出力を媒介するI/F38とで構成され
ており、これらは、データを転送するための信号線であ
るバス39で相互にかつデータ授受可能に接続されてい
る。
【0079】I/F38には、外部装置として、話題性
情報を登録する話題性情報登録データベース(以下、デ
ータベースのことを単にDBと略記する。)40と、ネ
ットワークを介して取得した番組情報を所定形式で登録
する番組情報登録DB42と、話題性情報の抽出規則を
登録する抽出規則登録DB44と、インターネット19
9に接続するための信号線とが接続されている。また、
I/F38には、テレビ放送のために映像および音声を
収録した収録物の番組(以下、テレビ番組という。)に
関するテレビ番組情報を登録するテレビ番組情報登録D
B50と、ラジオ放送のために音声を収録した収録物の
番組(以下、ラジオ番組という。)に関するラジオ番組
情報を登録するラジオ番組情報登録DB52とがネット
ワークを介して接続されている。なお、ここでいうテレ
ビ放送およびラジオ放送には、電波による放送のほかイ
ンターネット199上で行われる放送も含まれる。
【0080】テレビ番組情報登録DB50には、各番組
ごとに、テレビ番組の概要に関するテレビ番組概要情報
と、テレビ番組について補足的な説明を記述した付随テ
キストとがテレビ番組情報として登録されているほか、
テレビ放送のために映像および音声を収録した収録物の
内容を再生可能なテレビ番組収録データが登録されてい
る。ここで、テレビ番組概要情報は、例えば、後述する
番組概要情報登録テーブル550の1レコードとして登
録する情報を少なくとも含む情報として構成されてい
る。
【0081】ラジオ番組情報登録DB52には、各番組
ごとに、ラジオ番組の概要に関するラジオ番組概要情報
と、ラジオ番組について補足的な説明を記述した付随テ
キストとがラジオ番組情報として登録されているほか、
ラジオ放送のために音声を収録した収録物の内容を再生
可能なラジオ番組収録データが登録されている。ここ
で、ラジオ番組概要情報は、例えば、後述する番組概要
情報登録テーブル550の1レコードとして登録する情
報を少なくとも含む情報として構成されている。
【0082】話題性情報登録DB40には、図3に示す
ように、話題性情報を登録する話題性情報登録テーブル
500が格納されている。図3は、話題性情報登録テー
ブル500のデータ構造を示す図である。話題性情報登
録テーブル500は、図3に示すように、各話題性情報
ごとに1つのレコードが登録可能となっている。各レコ
ードは、話題性の対象となり得る話題性キーワードを登
録するフィールド502と、話題性キーワードについて
の話題性の度合いである話題性度合を登録するフィール
ド504とを含んで構成されている。
【0083】図3の例では、第1段目のレコードには、
話題性キーワードとして「イチロー情報」が、話題性度
合として「0.7」がそれぞれ登録されている。これ
は、「イチロー情報」という話題性キーワードについて
話題性度合が「0.7」であることを意味している。な
お、話題性度合は、0以上でかつ1以下の値で表現さ
れ、値が大きいほど話題性が高いことを示す。番組情報
登録DB42には、番組収録データ、番組収録データの
音声をテキスト化した音声テキスト、および番組につい
て補足的な説明を記述した付随テキストが格納されるほ
か、図4に示すように、ネットワークを介して取得した
番組情報のうち番組概要情報を所定形式で登録する番組
概要情報登録テーブル550が格納されている。図4
は、番組概要情報登録テーブル550のデータ構造を示
す図である。
【0084】番組概要情報登録テーブル550は、図4
に示すように、各番組ごとに、番組概要情報が1つのレ
コードとして登録可能となっている。各レコードは、番
組のメディアを登録するフィールド552と、番組の放
送時間を登録するフィールド554と、番組を放送する
チャンネルを登録するフィールド556と、番組の名称
を登録するフィールド558と、番組の放送順位を登録
するフィールド560と、番組収録データのファイル名
を登録するフィールド562と、音声テキストのファイ
ル名を登録するフィールド564と、付随テキストのフ
ァイル名を登録するフィールド566とを含んで構成さ
れている。
【0085】図4の例では、第1段目のレコードには、
メディアとして「テレビ」が、放送時間として「PM
7:00−PM8:00」が、チャンネルとして「MH
K」が、番組名として「7時のニュース」が、放送順位
として「1」が、番組収録データのファイル名として
「Media1」が、音声テキストのファイル名として
「Doc1」が、付随テキストのファイル名として「T
ext1」がそれぞれ登録されている。これは、「7時
のニュース」という番組がPM7:00からPM8:0
0までの間、MHKというチャンネルでテレビ放送され
ることを示し、その番組に関する番組収録データ、音声
テキストおよび付随テキストが、「Media1」、
「Doc1」および「Text1」のファイルとして番
組情報登録DB42に登録されていることを意味してい
る。
【0086】なお、テレビ番組情報登録DB50および
ラジオ番組情報登録DB52から取得した番組概要情報
は、それぞれ形式がまちまちであるが、番組概要情報登
録テーブル550には、それら番組概要情報を格納可能
な形式に変換して格納する。以下、本実施の形態では、
フィールド552〜566に登録する情報(番組概要情
報)、音声テキストおよび付随テキストを総称して番組
情報という。なお、テレビ番組情報登録DB50および
ラジオ番組情報登録DB52から取得する番組情報につ
いては、同じ番組情報というときでも音声テキストが含
まれない点が異なる。同DB50,52には、音声テキ
ストが登録されていないからである。
【0087】抽出規則登録DB44は、番組情報登録D
B42の番組情報から話題性情報を抽出する抽出規則を
登録するものであって、抽出規則登録DB44には、図
5に示すように、抽出条件、話題性キーワードおよび話
題性度合の算出方法を対応付けて登録する抽出規則登録
テーブル600が格納されている。図5は、抽出規則登
録テーブル600のデータ構造を示す図である。抽出規
則登録テーブル600は、抽出条件が成立したときに、
所定の算出方法により話題性キーワードについて話題性
度合を算出するという規則を登録するようになってお
り、図5に示すように、各抽出規則ごとに1つのレコー
ドが登録可能となっている。各レコードは、所定日時に
内容が放送された番組を抽出の対象番組とすることを抽
出条件としその日時を登録するフィールド602と、所
定リソースの番組を対象番組とすることを抽出条件とし
そのリソースを登録するフィールド604と、所定キー
ワードが含まれている番組を対象番組とすることを抽出
条件としそのキーワードを登録するフィールド606
と、話題性キーワードを登録するフィールド608と、
話題性度合の算出方法を登録するフィールド610とを
含んで構成されている。
【0088】図5の例では、第1段目のレコードには、
日時として「PM7:00」が、リソースとして「ニュ
ース番組」が、対象キーワードとして「マーケットor株
価or市場」が、話題性キーワードとして「株価情報」
が、算出方法として「1/x」(xは、対象番組が紹介
された順番である。)がそれぞれ登録されている。これ
は、番組情報登録DB42の番組情報のうち、「PM
7:00」にテレビ放送またはラジオ放送された「ニュ
ース番組」において、「マーケット」、「株価」または
「市場」という対象キーワードが含まれている番組を対
象番組として、算出方法「1/x」により、「株価情
報」という話題性キーワードについての話題性度合を算
出することを意味している。この場合、「株価情報」に
ついての話題性度合は、対象番組のうち「株価情報」と
いう話題性キーワードが含まれる番組が紹介された順番
xの逆数として算出する。したがって、紹介された順番
が小さいほど話題性度合は大きくなり、逆に紹介された
順番が大きいほど話題性度合は小さくなる。
【0089】次に、CPU30で実行される処理を図6
および図7を参照しながら説明する。CPU30は、マ
イクロプロセッシングユニットMPU等からなり、RO
M32の所定領域に格納されている所定のプログラムを
起動させ、そのプログラムに従って、図6および図7の
フローチャートに示す番組情報取得処理および話題性情
報更新処理をそれぞれ時分割で実行するようになってい
る。
【0090】初めに、番組情報取得処理を図6を参照し
ながら詳細に説明する。図6は、番組情報取得処理を示
すフローチャートである。番組情報取得処理は、所定時
間(例えば、1時間)ごとに、テレビ番組情報登録DB
50およびラジオ番組情報登録DB52から番組情報を
取得する処理であって、CPU30において実行される
と、まず、図6に示すように、ステップS100に移行
するようになっている。なお、以下、各ステップの処理
は、1つの番組についての処理である。実際には、取得
すべき番組の数だけ各ステップの処理を実行する。
【0091】ステップS100では、テレビ番組情報登
録DB50に接続し、ステップS102に移行して、テ
レビ番組情報登録DB50からテレビ番組概要情報を取
得し、ステップS104に移行して、取得したテレビ番
組概要情報を所定形式に変換して番組概要情報登録テー
ブル550に登録し、ステップS106に移行する。ス
テップS106では、テレビ番組情報登録DB50から
テレビ番組収録データを取得し、ステップS108に移
行して、取得したテレビ番組収録データを番組情報登録
DB42に登録し、ステップS110に移行する。
【0092】ステップS110では、取得したテレビ番
組収録データに基づいて音声認識処理を行い、ステップ
S112に移行して、音声認識処理の結果として出力さ
れる認識情報を音声テキストとして番組情報登録DB4
2に登録し、ステップS114に移行する。ステップS
114では、テレビ番組情報登録DB50に付随テキス
トが存在するか否かを判定し、付随テキストが存在する
と判定したとき(Yes)は、ステップS116に移行し
て、テレビ番組情報登録DB50から付随テキストを取
得し、ステップS118に移行して、取得した付随テキ
ストを番組情報登録DB42に登録し、ステップS12
0に移行する。
【0093】ステップS120では、ラジオ番組情報登
録DB52に接続し、ステップS122に移行して、ラ
ジオ番組情報登録DB52からラジオ番組概要情報を取
得し、ステップS124に移行して、取得したラジオ番
組概要情報を所定形式に変換して番組概要情報登録テー
ブル550に登録し、ステップS126に移行する。ス
テップS126では、ラジオ番組情報登録DB52から
ラジオ番組収録データを取得し、ステップS128に移
行して、取得したラジオ番組収録データを番組情報登録
DB42に登録し、ステップS130に移行する。
【0094】ステップS130では、取得したラジオ番
組収録データに基づいて音声認識処理を行い、ステップ
S132に移行して、音声認識処理の結果として出力さ
れる認識情報を音声テキストとして番組情報登録DB4
2に登録し、ステップS134に移行する。ステップS
134では、ラジオ番組情報登録DB52に付随テキス
トが存在するか否かを判定し、付随テキストが存在する
と判定したとき(Yes)は、ステップS136に移行し
て、ラジオ番組情報登録DB52から付随テキストを取
得し、ステップS138に移行して、取得した付随テキ
ストを番組情報登録DB42に登録し、一連の処理を終
了して元の処理に復帰させる。
【0095】一方、ステップS134で、ラジオ番組情
報登録DB52に付随テキストが存在しないと判定した
とき(No)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させ
る。一方、ステップS114で、テレビ番組情報登録D
B50に付随テキストが存在しないと判定したとき(No)
は、ステップS120に移行する。次に、話題性情報更
新処理を図7を参照しながら詳細に説明する。図7は、
話題性情報更新処理を示すフローチャートである。
【0096】話題性情報更新処理は、所定時間(例え
ば、1日)ごとに、番組情報登録DB42の番組情報に
基づいて話題性度合を算出し、算出した話題性度合に基
づいて話題性情報登録テーブル500を更新する処理で
あって、CPU30において実行されると、まず、図7
に示すように、ステップS200に移行するようになっ
ている。ステップS200では、抽出規則登録テーブル
600から抽出規則を読み出し、ステップS202に移
行して、番組情報登録DB42の番組情報のうち抽出条
件に一致するものが存在するか否かを判定し、抽出条件
に一致するものが存在すると判定したとき(Yes)は、ス
テップS204に移行する。
【0097】ステップS204では、番組情報登録DB
42の番組情報を用いて、所定の算出方法により話題性
キーワードについての話題性度合を算出し、ステップS
206に移行して、算出した話題性度合に基づいて、話
題性情報登録テーブル500の話題性度合のうち同一の
話題性キーワードについての話題性度合を更新し、ステ
ップS208に移行して、すべての抽出規則についてス
テップS202〜S208までの処理が終了したか否か
を判定し、すべての抽出規則について処理が終了したと
判定したとき(Yes)は、一連の処理を終了して元の処理
に復帰させる。
【0098】一方、ステップS208で、すべての抽出
規則についてステップS202〜S208までの処理が
終了していないと判定したとき(No)は、ステップS20
0に移行する。一方、ステップS202で、番組情報登
録DB42の番組情報のうち抽出条件に一致するものが
存在しないと判定したとき(No)は、ステップS208に
移行する。
【0099】次に、優先度情報登録端末150の構成を
図8を参照しながら詳細に説明する。図8は、優先度情
報登録端末150の構成を示すブロック図である。優先
度情報登録端末150は、図8に示すように、制御プロ
グラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するC
PU56と、所定領域にあらかじめCPU56の制御プ
ログラム等を格納しているROM58と、ROM58等
から読み出したデータやCPU56の演算過程で必要な
演算結果を格納するためのRAM60と、外部装置に対
してデータの入出力を媒介するI/F62とで構成され
ており、これらは、データを転送するための信号線であ
るバス64で相互にかつデータ授受可能に接続されてい
る。
【0100】I/F62には、外部装置として、番組情
報の検索にあたってユーザ情報および話題性情報のどち
らを優先的に考慮するかを示す優先度に関する優先度情
報を登録する優先度情報登録DB66と、インターネッ
ト199に接続するための信号線とが接続されている。
優先度情報登録DB66には、図9に示すように、優先
度情報を登録する優先度情報登録テーブル620が各ユ
ーザごとに格納されている。図9は、優先度情報登録テ
ーブル620のデータ構造を示す図である。
【0101】優先度情報登録テーブル620は、番組編
集端末200からの要求があったときに、抽出条件が一
致している優先度情報を抽出するという規則を登録する
ようになっており、図9に示すように、各優先度情報ご
とに1つのレコードが登録可能となっている。各レコー
ドは、連続番号を登録するフィールド622と、ユーザ
が所定位置に所在している場合に優先度情報を抽出する
ことを抽出条件としその位置を登録するフィールド62
4と、ユーザが所定動作を行っている場合に優先度情報
を抽出することを抽出条件としその動作を登録するフィ
ールド626と、現在が所定日時である場合に優先度情
報を抽出することを抽出条件としその日時を登録するフ
ィールド628と、索出される全番組情報のうちユーザ
の嗜好または興味に適合したものが占める嗜好占有割合
を登録するフィールド630と、索出される全番組情報
のうち話題性に適合したものが占める話題性占有割合を
登録するフィールド632とを含んで構成されている。
【0102】図9の例では、第2段目のレコードには、
番号として「2」が、位置として「車」が、動作として
「運転」が、日時として「平日朝8時30分頃」が、嗜
好占有割合として「0」が、話題性占有割合として
「1.0」がそれぞれ登録されている。これは、平日朝
8時30分頃にユーザが車内にいて運転中である場合
は、嗜好占有割合を「0」、話題性占有割合を「1.
0」に設定した優先度情報が優先度情報登録テーブル6
20から抽出されることを意味している。この場合、嗜
好占有割合が「0」であるので、ユーザへの提供番組と
して話題性に適合した番組のみが編集される。
【0103】次に、CPU56で実行される処理を図1
0および図11を参照しながら説明する。CPU56
は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からな
り、ROM58の所定領域に格納されている所定のプロ
グラムを起動させ、そのプログラムに従って、図10お
よび図11のフローチャートに示す優先度情報登録処理
および優先度情報抽出処理をそれぞれ時分割で実行する
ようになっている。
【0104】初めに、優先度情報登録処理を図10を参
照しながら詳細に説明する。図10は、優先度情報登録
処理を示すフローチャートである。優先度情報登録処理
は、携帯端末300から優先度情報の登録要求があった
ときに起動し、登録要求に係るユーザの優先度情報登録
テーブル620に優先度情報を登録する処理であって、
CPU56において実行されると、まず、図10に示す
ように、ステップS250に移行するようになってい
る。なお、以下、各ステップでの入力は、すべてユーザ
との対話型通信により行う。
【0105】ステップS250では、優先度情報を入力
し、ステップS252に移行して、携帯端末位置情報を
中継局320から取得し、ステップS254に移行し
て、図示しないタイマから現在時刻を取得し、ステップ
S256に移行して、入力した優先度情報を、携帯端末
位置情報により特定される位置および現在時刻と対応付
けて優先度情報登録テーブル620に登録し、一連の処
理を終了して元の処理に復帰させる。
【0106】次に、優先度情報抽出処理を図11を参照
しながら詳細に説明する。図11は、優先度情報抽出処
理を示すフローチャートである。優先度情報抽出処理
は、番組編集端末200から優先度情報の取得要求があ
ったときに起動し、取得要求に係るユーザの優先度情報
登録テーブル620のなかから優先度情報を抽出する処
理であって、CPU56において実行されると、まず、
図11に示すように、ステップS260に移行するよう
になっている。
【0107】ステップS260では、携帯端末位置情報
を中継局320から取得し、ステップS262に移行し
て、図示しないタイマから現在時刻を取得し、ステップ
S264に移行して、優先度情報登録テーブル620か
ら先頭の抽出条件を読み出し、ステップS266に移行
する。ステップS266では、取得した携帯端末位置情
報により特定される位置および現在時刻が抽出条件を満
たしているか否かを判定し、抽出条件を満たしていると
判定したとき(Yes)は、ステップS268に移行して、
対応する優先度情報を優先度情報登録テーブル620か
ら読み出し、ステップS270に移行して、読み出した
優先度情報を番組編集端末200に送信し、ステップS
272に移行する。
【0108】ステップS272では、優先度情報登録テ
ーブル620のすべての抽出条件についてステップS2
64〜S270の処理が終了したか否かを判定し、優先
度情報登録テーブル620のすべての抽出条件について
処理が終了したと判定したとき(Yes)は、一連の処理を
終了して元の処理に復帰させる。一方、ステップS27
2で、優先度情報登録テーブル620のすべての抽出条
件についてステップS264〜S270の処理が終了し
ていないと判定したとき(No)は、ステップS274に移
行して、優先度情報登録テーブル620から次の抽出条
件を読み出し、ステップS266に移行する。
【0109】一方、ステップS266で、取得した携帯
端末位置情報により特定される位置および現在時刻が抽
出条件を満たしていないと判定したとき(No)は、ステッ
プS272に移行する。次に、番組編集端末200の構
成を図12を参照しながら詳細に説明する。図12は、
番組編集端末200の構成を示すブロック図である。番
組編集端末200は、図12に示すように、制御プログ
ラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するCP
U70と、所定領域にあらかじめCPU70の制御プロ
グラム等を格納しているROM72と、ROM72等か
ら読み出したデータやCPU70の演算過程で必要な演
算結果を格納するためのRAM74と、外部装置に対し
てデータの入出力を媒介するI/F78とで構成されて
おり、これらは、データを転送するための信号線である
バス79で相互にかつデータ授受可能に接続されてい
る。
【0110】I/F78には、外部装置として、ユーザ
情報を登録するユーザ情報登録DB80と、番組の編集
方針に関する編集情報を登録する編集情報登録DB82
と、インターネット199に接続するための信号線とが
接続されている。ユーザ情報登録DB80には、図13
に示すように、ユーザの嗜好または興味の対象となり得
る嗜好キーワード、およびユーザの嗜好または興味の度
合いである嗜好度合を対応付けて登録するユーザ情報登
録テーブル700が各ユーザごとに格納されている。図
13は、ユーザ情報登録テーブル700のデータ構造を
示す図である。
【0111】ユーザ情報登録テーブル700は、図13
に示すように、各嗜好キーワードごとに1つのレコード
が登録可能となっている。各レコードは、嗜好キーワー
ドを登録するフィールド702と、嗜好キーワードにつ
いての嗜好度合を登録するフィールド704とを含んで
構成されている。図13の例では、第1段目のレコード
には、嗜好キーワードとして「イチロー」が、嗜好度合
として「0.9」がそれぞれ登録されている。これは、
「イチロー」という嗜好キーワードについて嗜好度合が
「0.9」であることを意味している。なお、嗜好度合
は、−1以上でかつ1以下の値で表現され、値が大きい
ほど嗜好が高いことを示す。
【0112】編集情報登録DB82には、図14に示す
ように、ユーザごとに編集情報を登録する編集情報登録
テーブル750が格納されており、その他、ユーザのた
めに作成した番組概要情報および番組収録データを格納
するのに用いられる。図14は、編集情報登録テーブル
750のデータ構造を示す図である。編集情報登録テー
ブル750は、図14に示すように、ユーザごとに1つ
のレコードが登録可能となっている。各レコードは、ユ
ーザ名を登録するフィールド752と、番組の編集開始
時刻を登録するフィールド754と、番組の編集終了時
刻を登録するフィールド755と、番組のメディアを登
録するフィールド756と、編集する情報量を示す編集
量を登録するフィールド758とを含んで構成されてい
る。
【0113】図14の例では、第1段目のレコードに
は、ユーザ名として「ユーザA」が、編集開始時刻とし
て「AM8:00」が、編集終了時刻として「AM9:
00」が、メディアとして「テレビ」が、編集量として
「TOP20ニュース」がそれぞれ登録されている。こ
れは、ユーザAが設定した編集情報として、編集時間帯
がAM8:00からAM9:00までの間である場合
は、今までにテレビ放送された番組のなかでトップから
順に20個のニュースを編集することを意味している。
【0114】次に、CPU70で実行される処理を図1
5を参照しながら説明する。CPU70は、マイクロプ
ロセッシングユニットMPU等からなり、ROM72の
所定領域に格納されている所定のプログラムを起動さ
せ、そのプログラムに従って、図15のフローチャート
に示す番組編集処理を実行するようになっている。図1
5は、番組編集処理を示すフローチャートである。番組
編集処理は、ユーザ情報登録テーブル700および編集
情報登録テーブル750を参照して、ユーザの嗜好また
は興味および話題性の両方を考慮した内容の番組を編集
する処理であって、CPU70において実行されると、
まず、図15に示すように、ステップS400に移行す
るようになっている。なお、以下、各ステップの処理
は、編集情報登録テーブル750の一つのレコードにつ
いての処理である。実際には、編集情報登録テーブル7
50に登録されているレコード数だけ各ステップの処理
を実行する。
【0115】ステップS400では、編集情報登録テー
ブル750から編集時間を読み出し、ステップS402
に移行して、読み出した編集時間に基づいて現在が編集
時間帯であるか否かを判定し、現在が編集時間帯である
と判定したとき(Yes)は、ステップS404に移行する
が、そうでないと判定したとき(No)は、ステップS40
0に移行する。ステップS404では、ユーザ情報登録
テーブル700から嗜好キーワードおよび嗜好度合を読
み出し、ステップS406に移行して、話題性情報登録
端末100から話題性キーワードおよび話題性度合を取
得し、ステップS408に移行して、対象となるユーザ
についての優先度情報を優先度情報登録端末150から
取得し、ステップS410に移行して、編集情報登録テ
ーブル750の編集情報に基づいて話題性情報登録端末
100から番組情報を取得し、ステップS412に移行
する。
【0116】ステップS412では、読み出した嗜好キ
ーワードおよび嗜好度合に基づいて、取得した番組情報
についてのユーザの嗜好または興味の度合いを示す嗜好
値を算出する。具体的には、取得した番組情報X(番組
情報のうち音声テキストおよび付随テキスト。以下、同
じ。)について形態素解析を行い、解析した形態素群に
含まれる嗜好キーワードwの個数c(w)を算出し、下式
(1)により、算出した個数c(w)に嗜好度合p(w)を
乗算し、乗算結果をすべての嗜好キーワードについて加
算することにより、番組情報Xについての嗜好値P(X)
を算出する。
【0117】
【数1】
【0118】上式(1)において、p(w)は、嗜好キー
ワードwについての嗜好度合を示している。例えば、嗜
好キーワードwが「中田」である場合において、p(中
田)=1.0、c(中田)=2だとすると、1.0×2=2.0がP
(X)に加算される。次いで、ステップS414に移行し
て、読み出した話題性キーワードおよび話題性度合に基
づいて、取得した番組情報についての話題性の度合いを
示す話題性値を算出する。具体的には、取得した番組情
報Xについて形態素解析を行い、解析した形態素群に含
まれる話題性キーワードwの個数c(w)を算出し、下式
(2)により、算出した個数c(w)に話題性度合t(w)
を乗算し、乗算結果をすべての話題性キーワードについ
て加算することにより、番組情報Xについての話題性値
T(X)を算出する。
【0119】
【数2】
【0120】上式(2)において、t(w)は、話題性キ
ーワードwについての話題性度合を示している。例え
ば、話題性キーワードwが「イチロー」である場合にお
いて、t(イチロー)=0.7、c(イチロー)=3だとする
と、0.7×3=2.1がT(X)に加算される。次いで、ステ
ップS416に移行して、算出した嗜好値および話題性
値に基づいて、取得した番組情報についての適合値を算
出する。具体的には、下式(3)により、ステップS4
08で取得した優先度情報に含まれる話題性占有割合に
応じた重み係数Aを、番組情報Xについての話題性値T
(X)に乗算し、ステップS408で取得した優先度情報
に含まれる嗜好占有割合に応じた重み係数Bを、番組情
報Xについての嗜好値P(X)に乗算し、それら乗算結果
を加算することにより、番組情報Xについての適合値U
(X)を算出する。
【0121】
【数3】
【0122】次いで、ステップS418に移行して、話
題性情報登録端末100に登録されているすべての番組
情報についてステップS410〜S416の処理が終了
したか否かを判定し、すべての番組情報について処理が
終了したと判定したとき(Yes)は、ステップS420に
移行して、話題性情報登録端末100のなかから番組情
報を適合値の高いものから順に所定数検索し、ステップ
S422に移行する。ステップS422では、検索によ
り索出した番組情報に対応する番組収録データを話題性
情報登録端末100から取得し、ステップS424に移
行して、索出した番組情報に基づいてユーザへの提供番
組の概要に関する番組概要情報を作成するとともに、取
得した番組収録データを用いてユーザへの提供番組に関
する番組収録データを作成し、ステップS426に移行
して、作成した番組概要情報および番組収録データを編
集情報登録DB82に記憶し、一連の処理を終了して元
の処理に復帰させる。
【0123】一方、ステップS418で、話題性情報登
録端末100に登録されているすべての番組情報につい
てステップS410〜S416の処理が終了していない
と判定したとき(No)は、ステップS410に移行する。
なお、ステップS426で記憶した番組概要情報および
番組収録データは、例えば、ユーザが携帯端末300ま
たはユーザ端末350により番組編集端末200にアク
セスしたときにこれに応じて提供する。もちろん、これ
に限らず、番組編集端末200が携帯端末300または
ユーザ端末350に所定のタイミングで配信するように
してもよい。
【0124】次に、本実施の形態の動作を図面を参照し
ながら説明する。まず、ユーザは、携帯端末300にお
いて、WWWブラウザにより優先度情報登録端末150
にアクセスし、優先度情報の登録要求を入力する。携帯
端末300では、優先度情報の登録要求が入力される
と、優先度情報登録端末150との通信により、図16
に示すように、スライドバーにより優先度情報が設定可
能な入力画面が表示される。ここで、ユーザは、例え
ば、編集を希望する番組の内容について、自己の嗜好や
興味に適合する度合いと、話題性に適合する度合いとを
半々にしたい場合は、図16(a)に示すように、中心
位置にスライドバーを設定する。また、例えば、編集を
希望する番組の内容について、自己の嗜好や興味に適合
する度合いを最小に、話題性に適合する度合いを最大に
したい場合は、図16(b)に示すように、話題性に適
合する度合いの最大値を示す左端位置にスライドバーを
設定する。図16は、優先度情報を設定する入力画面を
示す図である。
【0125】携帯端末300では、このように優先度情
報が入力されると、入力された優先度情報が優先度情報
登録端末150に送信される。優先度情報登録端末15
0では、登録要求に伴って優先度情報を受信すると、ス
テップS250〜S256を経て、携帯端末位置情報お
よび現在時刻が取得され、受信した優先度情報が、携帯
端末位置情報により特定される位置および現在時刻と対
応付けられて優先度情報登録テーブル620に登録され
る。
【0126】次に、話題性情報登録DB40の話題性情
報を更新する場合を説明する。話題性情報登録端末10
0では、所定時間ごとに番組情報取得処理が実行され、
テレビ番組情報登録DB50およびラジオ番組情報登録
DB52から番組情報が取得される。まず、ステップS
100〜S104を経て、テレビ番組情報登録DB50
に接続し、テレビ番組情報登録DB50からテレビ番組
概要情報が取得され、取得されたテレビ番組概要情報が
所定形式に変換されて番組概要情報登録テーブル550
に登録される。
【0127】次いで、ステップS106〜S112を経
て、テレビ番組情報登録DB50からテレビ番組収録デ
ータが取得され、取得されたテレビ番組収録データが番
組情報登録DB42に登録され、取得されたテレビ番組
収録データに基づいて音声認識処理が行われ、音声認識
処理の結果として出力される認識情報が音声テキストと
して番組情報登録DB42に登録される。次いで、テレ
ビ番組情報登録DB50に付随テキストが存在する場合
は、ステップS116,S118を経て、テレビ番組情
報登録DB50から付随テキストが取得され、取得され
た付随テキストが番組情報登録DB42に登録される。
【0128】次いで、ステップS120〜S124を経
て、ラジオ番組情報登録DB52に接続し、ラジオ番組
情報登録DB52からラジオ番組概要情報が取得され、
取得されたラジオ番組概要情報が所定形式に変換されて
番組概要情報登録テーブル550に登録される。次い
で、ステップS126〜S132を経て、ラジオ番組情
報登録DB52からラジオ番組収録データが取得され、
取得されたラジオ番組収録データが番組情報登録DB4
2に登録され、取得されたラジオ番組収録データに基づ
いて音声認識処理が行われ、音声認識処理の結果として
出力される認識情報が音声テキストとして番組情報登録
DB42に登録される。
【0129】そして、ラジオ番組情報登録DB52に付
随テキストが存在する場合は、ステップS136,S1
38を経て、ラジオ番組情報登録DB52から付随テキ
ストが取得され、取得された付随テキストが番組情報登
録DB42に登録される。このように、番組情報登録D
B42には、テレビ番組情報登録DB50およびラジオ
番組情報登録DB52から番組情報が定期的に供給され
るので、最新の番組情報を保持することができる。
【0130】話題性情報の更新は、所定時間ごとに話題
性情報更新処理が実行されることにより行われる。ま
ず、ステップS200,S202を経て、抽出規則登録
テーブル600から抽出規則が読み出され、番組情報登
録DB42の番組情報のうち抽出条件に一致するものが
存在するか否かが判定される。このとき、抽出条件に一
致する番組情報が存在すると、ステップS204,S2
06を経て、番組情報登録DB42の番組情報を用い
て、所定の算出方法により話題性キーワードについての
話題性度合が算出され、算出された話題性度合に基づい
て、話題性情報登録テーブル500の話題性度合のうち
同一の話題性キーワードについての話題性度合が更新さ
れる。例えば、「イチロー情報」という話題性キーワー
ドについて新たな話題性度合が算出された場合は、話題
性情報登録テーブル500において「イチロー情報」と
いう話題性キーワードについての話題性度合が、算出さ
れた話題性度合に更新される。
【0131】次に、番組を編集する場合を説明する。番
組編集端末200では、編集情報登録テーブル750を
参照して編集時間になると、まず、ステップS404〜
S408を経て、ユーザ情報登録テーブル700から嗜
好キーワードおよび嗜好度合が読み出されるとともに、
話題性情報登録端末100から話題性キーワードおよび
話題性度合が取得され、対象となるユーザについての優
先度情報の取得要求が優先度情報登録端末150に送信
される。
【0132】優先度情報登録端末150では、優先度情
報の取得要求を受信すると、ステップS260〜S26
6を経て、携帯端末位置情報および現在時刻が取得さ
れ、取得要求に係るユーザの優先度情報登録テーブル6
20から抽出条件が先頭から順次読み出され、取得した
携帯端末位置情報により特定される位置および現在時刻
が抽出条件を満たしているか否かが判定される。その結
果、抽出条件を満たしていると判定されると、ステップ
S268を経て、対応する優先度情報が優先度情報登録
テーブル620から読み出される。例えば、現在時刻が
平日朝8時30分頃で、ユーザが現在車内にいて運転中
である場合は、図9の例では、嗜好占有割合を「0」、
話題性占有割合を「1.0」に設定した優先度情報が優
先度情報登録テーブル620から読み出される。そし
て、ステップS270を経て、読み出された優先度情報
が番組編集端末200に送信される。
【0133】番組編集端末200では、優先度情報を受
信すると、ステップS410を経て、編集情報登録テー
ブル750の編集情報に基づいて話題性情報登録端末1
00から1つの番組情報が取得される。次いで、ステッ
プS412,S414を経て、読み出された嗜好キーワ
ードおよび嗜好度合に基づいて、上式(1)により、番
組情報についての嗜好値が算出されるとともに、取得さ
れた話題性キーワードおよび話題性度合に基づいて、上
式(2)により、番組情報についての話題性値が算出さ
れる。次いで、ステップS416を経て、算出された嗜
好値および話題性値に基づいて番組情報についての適合
値が算出される。番組情報についての適合値は、上式
(3)により、取得された優先度情報に含まれる嗜好占
有割合に応じた係数Bを嗜好値に乗算し、取得された優
先度情報に含まれる話題性占有割合に応じた係数Aを話
題性値に乗算し、それら乗算結果を加算することにより
算出される。
【0134】そして、ステップS410〜S418を繰
り返し経て、適合値の算出が、話題性情報登録端末10
0に登録されているすべての番組情報について行われ
る。すべての番組情報について適合値が算出されると、
ステップS420を経て、話題性情報登録端末100の
なかから番組情報が適合値の高いものから順に所定数検
索される。そして、ステップS422〜S426を経
て、索出された番組情報に対応する番組収録データが話
題性情報登録端末100から取得され、索出された番組
情報に基づいてユーザへの提供番組の概要に関する番組
概要情報が作成されるとともに、取得された番組収録デ
ータを用いてユーザへの提供番組に関する番組収録デー
タが作成され、作成された番組概要情報および番組収録
データが編集情報登録DB82に記憶される。
【0135】その後、ユーザは、携帯端末300または
ユーザ端末350において、番組編集端末200にアク
セスし、編集結果の提供を要求すると、番組編集端末2
00では、そのユーザに係る番組概要情報および番組収
録データが編集情報登録DB82から読み出され、読み
出された番組概要情報および番組収録データが携帯端末
300またはユーザ端末350に送信される。したがっ
て、図9の設定例に従えば、平日朝8時30分頃にユー
ザが運転中である場合において、ユーザが携帯端末30
0でアクセスすると、嗜好占有割合が「0」、話題性占
有割合が「1.0」の割合で、ユーザの嗜好または興味
および話題性の両方が考慮された内容の番組を試聴する
ことができる。同様に、ユーザが夜に食事中である場合
において、ユーザがユーザ端末350でアクセスする
と、嗜好占有割合が「0.7」、話題性占有割合が
「0.3」の割合で、ユーザの嗜好または興味および話
題性の両方が考慮された内容の番組を試聴することがで
きる。
【0136】このようにして、本実施の形態では、番組
編集端末200は、ユーザ情報登録DB80のユーザ情
報および話題性情報登録DB40の話題性情報に基づい
て話題性情報登録端末100のなかから番組情報を検索
し、検索により索出した番組情報に基づいてユーザへの
提供番組を編集するようになっている。これにより、番
組情報の検索に関してユーザに関する情報および話題性
の両方が参照されることから、話題性を確保しつつユー
ザの希望に比較的沿った内容の番組を編集することがで
きる。したがって、ユーザの嗜好や興味と客観的な話題
性との両方を考慮した情報提供を行うことができる。
【0137】さらに、本実施の形態では、番組編集端末
200は、ユーザ情報および話題性情報のどちらを優先
的に考慮するかを示す優先度に関する優先度情報を取得
し、ユーザ情報登録DB80のユーザ情報、話題性情報
登録DB40の話題性情報、および取得した優先度情報
に基づいて話題性情報登録端末100のなかから番組情
報を検索し、検索により索出した番組情報に基づいてユ
ーザへの提供番組を編集するようになっている。
【0138】これにより、優先度情報の設定によって
は、番組の内容について、ユーザ情報に適合する度合い
を大きくすることもできるし、話題性に適合する度合い
を大きくすることもできるので、情報の重要性について
ユーザの希望を比較的反映することができる。さらに、
本実施の形態では、番組編集端末200は、番組の編集
方針に関する編集情報を取得し、ユーザ情報登録DB8
0のユーザ情報、話題性情報登録DB40の話題性情
報、および取得した編集情報に基づいて話題性情報登録
端末100のなかから番組情報を検索し、検索により索
出した番組情報に基づいてユーザへの提供番組を編集す
るようになっている。
【0139】これにより、番組の編集方針についてユー
ザの希望を比較的反映することができる。さらに、本実
施の形態では、番組編集端末200は、ユーザ情報登録
DB80のユーザ情報および話題性情報登録DB40の
話題性情報に基づいて、ユーザの嗜好または興味および
話題性に適合した番組情報を話題性情報登録端末100
のなかから検索するようになっている。
【0140】これにより、番組情報の検索に関してユー
ザの嗜好または興味および話題性の両方が参照されるこ
とから、話題性を確保しつつユーザの希望にさらに沿っ
た内容の番組を編集することができる。さらに、本実施
の形態では、番組編集端末200は、取得した優先度情
報に基づいて、ユーザの嗜好または興味に適合した番組
情報と、話題性に適合した番組情報との割合を調整する
ようになっている。
【0141】これにより、優先度情報の設定によって
は、索出される全番組情報のなかで、ユーザの嗜好や興
味に適合した番組情報の割合を大きくすることもできる
し、話題性に適合した番組情報の割合を大きくすること
もできる。さらに、本実施の形態では、番組編集端末2
00は、話題性情報登録端末100から番組情報を取得
し、取得した番組情報およびユーザ情報登録DB80の
ユーザ情報に基づいて、その番組情報についてのユーザ
の嗜好または興味の度合いを示す嗜好値を算出し、取得
した番組情報および話題性情報登録DB40の話題性情
報に基づいて、その番組情報についての話題性の度合い
を示す話題性値を算出し、取得した優先度情報に基づい
て、算出した嗜好値および話題性値に対してそれぞれ重
み付け演算を行って適合値を算出し、話題性情報登録端
末100の他の番組情報についても、読出、嗜好値の算
出、話題性値の算出および適合値の算出を行い、番組情
報を適合値の高いものから順に選択するようになってい
る。
【0142】これにより、ユーザの嗜好や興味と話題性
との重要度の割合を調整することができるので、話題性
の方を重要視したいユーザや、逆に自己の嗜好や興味の
方を重要視したいユーザにも、その希望に比較的沿った
内容の番組を編集することができる。さらに、本実施の
形態では、優先度情報登録端末150は、携帯端末位置
情報および現在時刻を取得し、取得した携帯端末位置情
報および現在時刻をもとにユーザの現在の状況について
の優先度情報を優先度情報登録DB66のなかから検索
するようになっている。
【0143】これにより、番組の内容についてユーザ情
報に適合する度合いまたは話題性に適合する度合いを、
ユーザの現在の状況に応じた優先度で調整することがで
きる。さらに、本実施の形態では、優先度情報登録端末
150は、携帯端末300からの登録要求に応じて優先
度情報を入力し、入力した優先度情報を、携帯端末位置
情報により特定される位置および現在時刻と対応付けて
優先度情報登録DB66に登録するようになっている。
【0144】これにより、ユーザの現在の状況に応じた
情報提供を行うのに優先度情報を入力するだけですむ。
さらに、本実施の形態では、話題性情報登録端末100
は、テレビ番組情報登録DB50およびラジオ番組情報
登録DB52から番組情報を取得し、所定の抽出規則に
基づいて、取得した番組情報から話題性情報を抽出し、
抽出した話題性情報に基づいて話題性情報登録DB40
の話題性情報を更新するようになっている。
【0145】これにより、番組情報に基づいて話題性情
報が更新されるので、話題性情報として比較的情勢に沿
った話題性を確保することができる。したがって、比較
的情勢に沿った話題性を確保しつつユーザの希望に比較
的沿った内容の番組を編集することができる。さらに、
本実施の形態では、話題性情報登録端末100は、テレ
ビ番組情報登録DB50およびラジオ番組情報登録DB
52から取得した番組情報を所定形式に変換し、変換し
た番組情報を番組情報登録DB42に登録するようにな
っている。
【0146】これにより、ステップS200〜S208
の処理を一本化することができるので、対応する番組情
報登録DBが増加、減少または変更しても、形式の変換
処理を設計変更するだけですみ、ステップS200〜S
208の処理を設計変更しなくてすむ。したがって、番
組情報登録DBの増加、減少または変更に比較的容易に
対応することができる。上記実施の形態において、話題
性情報登録DB40は、他対象情報記憶手段、または話
題性情報記憶手段に対応し、番組情報登録DB42は、
番組情報記憶手段、または番組収録データ記憶手段に対
応している。また、抽出規則登録DB44は、抽出規則
記憶手段に対応し、テレビ番組情報登録DB50および
ラジオ番組情報登録DB52は、外部番組情報記憶手段
に対応し、優先度情報登録DB66は、優先度情報記憶
手段に対応している。
【0147】また、上記実施の形態において、ユーザ情
報登録DB80は、ユーザ情報記憶手段に対応し、中継
局320は、位置情報生成手段に対応し、ステップS1
00〜S138は、番組情報取得手段に対応している。
また、ステップS104,S124は、番組形式変換手
段に対応し、ステップS200〜S204は、話題性情
報抽出手段に対応し、ステップS206は、話題性情報
更新手段に対応している。
【0148】また、上記実施の形態において、ステップ
S250は、優先度情報入力手段に対応し、ステップS
252,S254,S260,S262は、状況情報取
得手段に対応し、ステップS256は、優先度情報登録
手段に対応している。また、ステップS264〜S26
8は、優先度情報検索手段に対応し、ステップS400
は、編集情報取得手段に対応し、ステップS408は、
優先度情報取得手段に対応している。
【0149】また、上記実施の形態において、ステップ
S410〜S420は、番組情報検索手段、または番組
情報検索ステップに対応し、ステップS422,S42
4は、番組編集手段、または番組編集ステップに対応し
ている。また、番組概要情報、音声テキストおよび付随
テキストは、番組情報に対応し、話題性情報は、他対象
情報に対応している。
【0150】また、上記実施の形態において、携帯端末
位置情報および現在時刻は、状況情報に対応し、嗜好キ
ーワードは、代表嗜好対象情報に対応し、話題性キーワ
ードは、代表話題性対象情報に対応している。なお、上
記実施の形態において、優先度情報登録端末150は、
携帯端末300からの登録要求に応じて優先度情報を入
力し、入力した優先度情報を、携帯端末位置情報により
特定される位置および現在時刻と対応付けて優先度情報
登録DB66に登録するように構成したが、これに限ら
ず、携帯端末300からの登録要求に応じて優先度情
報、並びに適用希望の位置、時刻および動作に関する情
報を入力し、入力情報に基づいて、優先度情報を位置、
時刻および動作と対応付けて優先度情報登録DB66に
登録するように構成してもよい。
【0151】これにより、ユーザその他の者が優先度情
報登録DB66への登録を行うことができる。この場合
において、優先度情報登録DB66は、優先度情報記憶
手段に対応し、ステップS250は、優先度情報入力手
段に対応し、ステップS256は、優先度情報登録手段
に対応し、携帯端末位置情報および現在時刻は、状況情
報に対応している。
【0152】また、上記実施の形態においては、番組概
要情報、音声テキストおよび付随テキストを番組情報と
して構成したが、これに限らず、番組の内容を表すキー
ワードを番組概要情報に付加したものを番組情報として
構成してもよい。また、上記実施の形態においては、テ
レビ番組概要情報を、番組概要情報登録テーブル550
の1レコードとして登録する情報を少なくとも含む情報
として構成したが、これに限らず、番組概要情報登録テ
ーブル550の1レコードとして登録する情報をすべて
含む必要はなく、それらのうち少なくとも1つの情報を
含む情報として構成してもよい。また、テレビ番組概要
情報には、一般的な番組表に掲載される項目に関する情
報を含めてもよく、この場合、その番組表を編集対象と
することができる。これらのことは、ラジオ番組概要情
報についても同様である。
【0153】また、上記実施の形態において、テレビ番
組情報登録DB50は、テレビ番組情報およびテレビ番
組収録データをそれぞれ登録して構成したが、これに限
らず、テレビ番組情報およびテレビ番組収録データを一
体としたデータを登録して構成してもよい。このこと
は、ラジオ番組情報登録DB52のデータ構造について
も同様である。また、上記実施の形態においては、編集
情報とユーザ情報とを別々に構成したが、これに限ら
ず、編集情報はユーザが指定する情報であるので、編集
情報とユーザ情報とを一体のデータとして構成してもよ
い。
【0154】また、上記実施の形態においては、編集情
報に設定した編集時間となったときに番組編集処理を実
行するように構成したが、これに限らず、所定のアプリ
ケーションにおいてユーザが編集ボタンをクリックする
等、ユーザの明示的な指示に応じて番組編集処理を実行
するように構成してもよい。また、上記実施の形態にお
いては、番組収録データがあらかじめ番組ごとに作成さ
れている例を説明したが、テレビ番組情報登録DB50
またはラジオ番組情報登録DB52に複数の番組がひと
まとまりになった番組収録データしか登録されていない
場合は、その番組収録データから各番組ごとの番組収録
データを切り出す必要がある。この場合、番組概要情報
の放送時間に応じて切り出すようにしてもよいし、区切
り位置情報が番組収録データに埋め込まれている場合は
それを利用して切り出すようにしてもよい。
【0155】また、上記実施の形態においては、音声テ
キストおよび付随テキストを番組の検索に利用するよう
に構成したが、例えば、これらテキストを、特定のジャ
ンルや特定の登場人物などある対象に特化した情報とし
て構成してもよい。これにより、ユーザが特定のジャン
ルの番組や特定の人物が登場する番組を希望する場合
に、番組の編集を効果的に行うことができる。また、上
記実施の形態においては、音声テキストおよび付随テキ
ストを番組の検索に利用するように構成したが、これに
限らず、番組の検索に必要なキーワードを自動で入力し
たりユーザが手動で入力したりするように構成してもよ
い。キーワードの自動抽出方法としては、個数や確率的
特徴量(TF-IDF値や割合等)を利用することができる。
【0156】また、上記実施の形態においては、優先度
情報をユーザが設定するように構成したが、これに限ら
ず、優先度情報をユーザ以外の第三者が設定するように
構成してもよい。例えば、番組と一緒に、ユーザの状況
と優先度情報とが送られてきてもよく、この場合、番組
制作者がユーザにはこういう状態の時はこういう優先度
でという同定ができるようになる。また、上記実施の形
態においては、話題性情報登録DB40から話題性情報
を取得するように構成したが、これに限らず、例えば、
番組構成の変化(大きいニュースが1つ、その他が3
つ)や臨時ニュース、時間配分の差異(大きいニュース
が大半で、小さなニュースが数個)という情報から話題
性情報を取得するように構成してもよい。予告やコマー
シャルから話題となっている情報をピックアップするこ
ともできる。
【0157】また、上記実施の形態においては、ユーザ
の現在の動作を自動的に取得することについて特に説明
しなかったが、例えば、ユーザからの入力、ホーム電化
製品または車内のコンピュータとの連動によって、今食
事していることや運転していることを取得することがで
きる。これは、JAVA(登録商標)等によって容易に
連動させることができる。また、上記実施の形態におい
て、優先度情報登録端末150は、携帯端末300から
の登録要求に応じて優先度情報を入力し、入力した優先
度情報を、携帯端末位置情報により特定される位置およ
び現在時刻と対応付けて優先度情報登録DB66に登録
するように構成したが、登録を行う際に、同一の位置お
よび時刻について優先度情報が登録されている場合は、
例えば、重み付け平均を取るなどして、過去の優先度情
報も考慮しつつ登録を行うのが好ましい。
【0158】また、上記実施の形態において、番組編集
端末200は、嗜好値と話題性値とを別々に算出するよ
うに構成したが、これに限らず、話題性値や優先度情報
を考慮して嗜好値を算出するように構成してもよいし、
嗜好値や優先度情報を考慮して話題性値を算出するよう
に構成してもよい。このように、単純に別々に算出する
のではなく、双方を考慮することによって、ユーザの希
望により適合した情報選択が可能となる。
【0159】また、上記実施の形態においては、嗜好値
P(X)を算出するにあたって、嗜好度合p(w)の乗数と
して嗜好キーワードwの個数c(w)を採用したが、これ
に代えて、形態素群に含まれる嗜好キーワードwの割
合、TF-IDF値その他の指標を採用することができる。ま
た、上記実施の形態においては、話題性値T(X)を算出
するにあたって、話題性度合t(w)の乗数として話題性
キーワードwの個数c(w)を採用したが、これに代え
て、形態素群に含まれる話題性キーワードwの割合、TF
-IDF値その他の指標を採用することができる。
【0160】また、上記実施の形態においては、ステッ
プS204で話題性度合を、話題性キーワードが含まれ
る番組が紹介された順番xの逆数として算出するように
構成したが、これに限らず、番組に含まれる話題性キー
ワードの割合または個数を算出し、算出した割合または
個数に基づいて話題性度合を算出するように構成しても
よい。この場合において、ステップS100〜S138
は、番組情報取得手段に対応し、話題性キーワードは、
代表話題性対象情報に対応している。
【0161】また、上記実施の形態においては、ステッ
プS204で話題性度合を、話題性キーワードが含まれ
る番組が紹介された順番xの逆数として算出するように
構成したが、これに限らず、順番xの対数として算出す
るように構成してもよい。また、上記実施の形態におい
ては、話題性情報登録テーブル500の話題性度合を新
たに算出した話題性度合に更新するように構成したが、
これに限らず、新たに算出した話題性度合をF(X)、更
新前の話題性度合をPold(X)とし、話題性情報登録テ
ーブル500の更新を1日1回とした場合、更新後の話
題性度合P new(X)を下式(4)により算出するように
構成してもよい。ここで、「0.1」および「10」は
所要の係数であり、この値に限ることはない。
【0162】
【数4】
【0163】上式(4)によれば、F(X)が10日間連
続で「0」だった場合、すなわち、話題性キーワードを
含む番組が10日間連続で存在しなかった場合は、その
話題性キーワードについての話題性度合Pnew(X)は、
「0」になる。これにより、日々刻々と変化する話題性
を比較的的確に収集することができるので、さらに情勢
に沿った話題性を確保した内容のディジタルコンテンツ
を作成することができる。
【0164】この場合において、話題性情報登録DB4
0は、話題性情報記憶手段に対応し、ステップS200
〜S204は、話題性情報抽出手段に対応している。ま
た、上記実施の形態においては、携帯端末300を移動
体として利用したが、これに限らず、PDA、ノートパ
ソコンまたはカーナビゲーションシステム等を移動体と
して利用してもよい。
【0165】また、上記実施の形態においては、ユーザ
の優先度情報を優先度情報登録DB66に登録し、優先
度情報登録DB66から優先度情報を取得するように構
成したが、これに限らず、PDAや携帯端末上で管理さ
れるユーザの予定表等から優先度情報を取得するように
構成してもよい。この場合、ユーザの予定表等には、優
先度情報登録テーブル620の登録内容と同等の情報を
登録しておく。また、上記実施の形態において、ユーザ
情報および話題性情報は、キーワードと数値を対応付け
て表現しているが、これに限らず、キーワードと対応付
ける数値は、確率的に算出したものであってもよいし、
ユーザが直接指定したものであってもよい。
【0166】また、上記実施の形態において、ユーザ情
報および話題性情報は、キーワードと数値を対応付けて
表現しているが、これに限らず、これを特徴ベクトルの
ようなベクトルで表現してもよいし、隠れマルコフモデ
ル等の確率モデルにより表示現してもよい。この場合、
ベクトル演算により番組情報を選択する。また、上記実
施の形態においては、ユーザ情報登録DB80および話
題性情報登録DB40の運用について特に説明しなかっ
たが、ユーザ情報登録DB80を運用する者(例えば、
管理者または所有者)と、話題性情報登録DB40を運
用する者とはそれぞれ別々の者であってもよい。すなわ
ち、ユーザ情報登録DB80を有するシステムは、他人
が運用する話題性情報登録DB40を利用することもで
きるし、逆に話題性情報登録DB40を有するシステム
は、他人が運用するユーザ情報登録DB80を利用する
こともできる。このことは、ユーザ情報登録DB80お
よび話題性情報登録DB40の間に限らず、話題性情報
登録DB40、抽出規則登録DB44、テレビ番組情報
登録DB50、ラジオ番組情報登録DB52、優先度情
報登録DB66およびユーザ情報登録DB80の相互間
についても同様である。
【0167】また、上記実施の形態においては、ユーザ
情報登録DB80および話題性情報登録DB40の編集
・修正について特に説明しなかったが、ユーザ情報登録
DB80は、サービスを受けるユーザまたはサービスを
提供するサービス提供者が主導で編集・修正することが
でき、話題性情報登録DB40は、第三者または別のサ
ービスから直接、編集・修正することができるように構
成することもできる。この場合、ユーザ情報登録DB8
0がサービス提供者の所有に属し、話題性情報登録DB
40が他人の所有に属することを想定している。
【0168】また、上記実施の形態においては、番組情
報登録DB42、テレビ番組情報登録DB50およびラ
ジオ番組情報登録DB52から番組情報を取得するよう
に構成したが、これに限らず、もちろんそれら以外のD
Bから番組情報を取得するように構成してもよい。ま
た、ブロードバンド時代に向けて、番組情報がストリー
ミングデータとしてネットワーク上を流通することを想
定し、そのような場合にも対応できるように、DBから
番組情報を取得する構成に限らず、ネットワーク上を流
通する番組情報を取得するように構成してもよい。
【0169】この場合において、ステップS422,S
424は、番組編集手段、または番組編集ステップに対
応し、番組概要情報、音声テキストおよび付随テキスト
は、番組情報に対応している。また、話題性情報は、他
対象情報に対応している。また、上記実施の形態におい
ては、番組情報登録DB42、テレビ番組情報登録DB
50およびラジオ番組情報登録DB52から番組収録デ
ータを取得するように構成したが、これに限らず、もち
ろんそれら以外のDBから番組収録データを取得するよ
うに構成してもよい。また、ブロードバンド時代に向け
て、番組収録データがストリーミングデータとしてネッ
トワーク上を流通することを想定し、そのような場合に
も対応できるように、DBから番組収録データを取得す
る構成に限らず、ネットワーク上を流通する番組収録デ
ータを取得するように構成してもよい。
【0170】この場合において、ステップS422,S
424は、番組編集手段、または番組編集ステップに対
応し、番組概要情報、音声テキストおよび付随テキスト
は、番組情報に対応している。また、上記実施の形態に
おいては、音声テキストまたは付随テキストの記録形式
について特に説明しなかったが、音声テキストまたは付
随テキストは、テキスト形式であってもよいしバイナリ
形式であってもよい。
【0171】また、上記実施の形態において、話題性情
報登録端末100は、話題性情報登録DB40、番組情
報登録DB42および抽出規則登録DB44を設けて構
成したが、これに限らず、話題性情報登録DB40、番
組情報登録DB42または抽出規則登録DB44をネッ
トワーク上の他の端末に設け、それを利用するように構
成してもよい。また、上記実施の形態において、番組編
集端末200は、ユーザ情報登録DB80および編集情
報登録DB82を設けて構成したが、これに限らず、ユ
ーザ情報登録DB80または編集情報登録DB82をネ
ットワーク上の他の端末に設け、それを利用するように
構成してもよい。
【0172】また、上記実施の形態において、テレビ番
組情報登録DB50およびラジオ番組情報登録DB52
をネットワークの他の端末に設けて構成したが、これに
限らず、話題性情報登録端末100、優先度情報登録端
末150または番組編集端末200に設けて構成しても
よい。また、上記実施の形態において、図6および図7
のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはい
ずれも、ROM32にあらかじめ格納されている制御プ
ログラムを実行する場合について説明したが、これに限
らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記
憶媒体から、そのプログラムをRAM34に読み込んで
実行するようにしてもよい。
【0173】また、上記実施の形態において、図10お
よび図11のフローチャートに示す処理を実行するにあ
たってはいずれも、ROM58にあらかじめ格納されて
いる制御プログラムを実行する場合について説明した
が、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが
記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM60
に読み込んで実行するようにしてもよい。また、上記実
施の形態において、図15のフローチャートに示す処理
を実行するにあたっては、ROM72にあらかじめ格納
されている制御プログラムを実行する場合について説明
したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラ
ムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM
74に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0174】ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等
の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒
体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記
憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体
であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法の
いかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記
憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
また、上記実施の形態においては、本発明に係る番組編
集システム、番組情報検索システム、番組情報取得シス
テムおよび番組編集プログラム、並びに番組編集方法
を、インターネット199からなるネットワークシステ
ムに適用した場合について説明したが、これに限らず、
例えば、インターネット199と同一方式により通信を
行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろ
ん、インターネット199と同一方式により通信を行う
ネットワークに限らず、通常のネットワークに適用する
こともできる。
【0175】また、上記実施の形態においては、本発明
に係る番組編集システム、番組情報検索システム、番組
情報取得システムおよび番組編集プログラム、並びに番
組編集方法を、図1に示すように、番組編集端末200
において、ユーザの嗜好または興味および話題性の両方
を考慮してテレビやラジオ等の番組を編集する場合につ
いて適用したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱し
ない範囲で他の場合にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用するネットワークシステムの構
成を示すブロック図である。
【図2】 話題性情報登録端末100の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 話題性情報登録テーブル500のデータ構造
を示す図である。
【図4】 番組概要情報登録テーブル550のデータ構
造を示す図である。
【図5】 抽出規則登録テーブル600のデータ構造を
示す図である。
【図6】 番組情報取得処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】 話題性情報更新処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】 優先度情報登録端末150の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】 優先度情報登録テーブル620のデータ構造
を示す図である。
【図10】 優先度情報登録処理を示すフローチャート
である。
【図11】 優先度情報抽出処理を示すフローチャート
である。
【図12】 番組編集端末200の構成を示すブロック
図である。
【図13】 ユーザ情報登録テーブル700のデータ構
造を示す図である。
【図14】 編集情報登録テーブル750のデータ構造
を示す図である。
【図15】 番組編集処理を示すフローチャートであ
る。
【図16】 優先度情報を設定する入力画面を示す図で
ある。
【符号の説明】
100 話題性情報登録端末 150 優先度情報登録端末 200 番組編集端末 300 携帯端末 310 基地局 320 中継局 350 ユーザ端末 30,56,70 CPU 32,58,72 ROM 34,60,74 RAM 38,62,78 I/F 40 話題性情報登録DB 42 番組情報登録DB 44 抽出規則登録DB 50 テレビ番組情報登録DB 52 ラジオ番組情報登録DB 66 優先度情報登録DB 80 ユーザ情報登録DB 82 編集情報登録DB 500 話題性情報登録テーブル 550 番組概要情報登録テーブル 600 抽出規則登録テーブル 620 優先度情報登録テーブル 700 ユーザ情報登録テーブル 750 編集情報登録テーブル

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像、音声若しくは文字又はそれらの組
    み合わせを収録した収録物の番組に関する番組情報を記
    憶する番組情報記憶手段が利用可能となった場合に、前
    記番組情報記憶手段のなかから前記番組情報を検索し、
    検索により索出した番組情報に基づいて番組を編集する
    システムであって、 ユーザに関するユーザ情報及び前記ユーザ以外の対象に
    関する他対象情報に基づいて前記番組情報記憶手段のな
    かから前記番組情報を検索する番組情報検索手段と、前
    記番組情報検索手段で索出した番組情報に基づいて前記
    ユーザへの提供番組を編集する番組編集手段とを備える
    ことを特徴とする番組編集システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記番組情報検索手段は、前記ユーザ情報、前記他対象
    情報、並びに前記ユーザ情報及び前記他対象情報のどち
    らを優先的に考慮するかを示す優先度に関する優先度情
    報に基づいて、前記番組情報記憶手段のなかから前記番
    組情報を検索するようになっていることを特徴とする番
    組編集システム。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2のいずれかにおいて、 前記番組情報検索手段は、さらに、番組の編集方針に関
    する編集情報に基づいて、前記番組情報記憶手段のなか
    から前記番組情報を検索するようになっていることを特
    徴とする番組編集システム。
  4. 【請求項4】 映像、音声若しくは文字又はそれらの組
    み合わせを収録した収録物の番組に関する番組情報がネ
    ットワーク上を流通する場合に、前記ネットワークから
    前記番組情報を取得し、取得した番組情報に基づいて番
    組を編集するシステムであって、 ユーザに関するユーザ情報及び前記ユーザ以外の対象に
    関する他対象情報に基づいて前記ネットワークから前記
    番組情報を取得する番組情報取得手段と、前記番組情報
    取得手段で取得した番組情報に基づいて前記ユーザへの
    提供番組を編集する番組編集手段とを備えることを特徴
    とする番組編集システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記番組情報取得手段は、前記ユーザ情報、前記他対象
    情報、並びに前記ユーザ情報及び前記他対象情報のどち
    らを優先的に考慮するかを示す優先度に関する優先度情
    報に基づいて、前記ネットワークから前記番組情報を取
    得するようになっていることを特徴とする番組編集シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項4及び5のいずれかにおいて、 前記番組情報取得手段は、さらに、番組の編集方針に関
    する編集情報に基づいて、前記ネットワークから前記番
    組情報を取得するようになっていることを特徴とする番
    組編集システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかにおいて、 前記番組編集手段は、前記番組情報に基づいて前記提供
    番組の概要に関する番組概要情報を作成するようになっ
    ていることを特徴とする番組編集システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6のいずれかにおいて、 前記収録物の内容を再生可能な番組収録データを記憶す
    る番組収録データ記憶手段が利用可能となった場合に、
    前記番組収録データ記憶手段の番組収録データを用いて
    番組を編集するようになっており、 前記番組編集手段は、前記番組情報に基づいて前記番組
    収録データ記憶手段のなかから前記番組収録データを取
    得し、取得した番組収録データを用いて前記提供番組に
    関する番組収録データを作成するようになっていること
    を特徴とする番組編集システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至6のいずれかにおいて、 前記収録物の内容を再生可能な番組収録データがネット
    ワーク上を流通する場合に、前記番組収録データを用い
    て番組を編集するようになっており、 前記番組編集手段は、前記番組情報に基づいて前記ネッ
    トワークから前記番組収録データを取得し、取得した番
    組収録データを用いて前記提供番組に関する番組収録デ
    ータを作成するようになっていることを特徴とする番組
    編集システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかにおいて、 前記他対象情報は、話題性に関する話題性情報であるこ
    とを特徴とする番組編集システム。
  11. 【請求項11】 映像、音声若しくは文字又はそれらの
    組み合わせを収録した収録物の番組に関する番組情報を
    記憶する番組情報記憶手段と、ユーザに関するユーザ情
    報を記憶するユーザ情報記憶手段と、前記ユーザ以外の
    対象に関する他対象情報を記憶する他対象情報記憶手段
    とが利用可能となった場合に、前記番組情報記憶手段の
    なかから前記番組情報を検索し、検索により索出した番
    組情報に基づいて番組を編集するシステムであって、 前記ユーザ情報記憶手段のユーザ情報及び前記他対象情
    報記憶手段の他対象情報に基づいて前記番組情報記憶手
    段のなかから前記番組情報を検索する番組情報検索手段
    と、前記番組情報検索手段で索出した番組情報に基づい
    て前記ユーザへの提供番組を編集する番組編集手段とを
    備えることを特徴とする番組編集システム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記ユーザ情報及び前記他対象情報のどちらを優先的に
    考慮するかを示す優先度に関する優先度情報を取得する
    優先度情報取得手段を備え、 前記番組情報検索手段は、前記ユーザ情報記憶手段のユ
    ーザ情報、前記他対象情報記憶手段の他対象情報、及び
    前記優先度情報取得手段で取得した優先度情報に基づい
    て、前記番組情報記憶手段のなかから前記番組情報を検
    索するようになっていることを特徴とする番組編集シス
    テム。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 番組の編集方針に関する編集情報を取得する編集情報取
    得手段を備え、 前記番組情報検索手段は、さらに、前記編集情報取得手
    段で取得した編集情報に基づいて、前記番組情報記憶手
    段のなかから前記番組情報を検索するようになっている
    ことを特徴とする番組編集システム。
  14. 【請求項14】 請求項12及び13のいずれかにおい
    て、 前記収録物の内容を再生可能な番組収録データを記憶す
    る番組収録データ記憶手段が利用可能となった場合に、
    前記番組収録データ記憶手段の番組収録データを用いて
    番組を編集するようになっており、 前記番組編集手段は、前記番組情報検索手段で索出した
    番組情報に基づいて前記番組収録データ記憶手段のなか
    から前記番組収録データを取得し、取得した番組収録デ
    ータを用いて前記提供番組に関する番組収録データを作
    成するようになっていることを特徴とする番組編集シス
    テム。
  15. 【請求項15】 請求項12乃至14のいずれかにおい
    て、 前記他対象情報は、話題性に関する話題性情報であり、 前記他対象情報記憶手段は、前記話題性情報を記憶する
    話題性情報記憶手段であることを特徴とする番組編集シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記番組情報検索手段は、前記ユーザ情報記憶手段のユ
    ーザ情報及び前記話題性情報記憶手段の話題性情報に基
    づいて、ユーザの嗜好又は興味及び話題性に適合した番
    組情報を前記番組情報記憶手段のなかから検索するよう
    になっていることを特徴とする番組編集システム。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記番組情報検索手段は、前記優先度情報取得手段で取
    得した優先度情報に基づいて、ユーザの嗜好又は興味に
    適合した番組情報と、話題性に適合した番組情報との割
    合を調整するようになっていることを特徴とする番組編
    集システム。
  18. 【請求項18】 請求項15乃至17のいずれかにおい
    て、 前記番組情報検索手段は、前記番組情報記憶手段から前
    記番組情報を読み出し、読み出した番組情報及び前記ユ
    ーザ情報記憶手段のユーザ情報に基づいて、その番組情
    報についてのユーザの嗜好又は興味の度合いを示す嗜好
    値を算出し、前記読み出した番組情報及び前記話題性情
    報記憶手段の話題性情報に基づいて、その番組情報につ
    いての話題性の度合いを示す話題性値を算出し、前記番
    組情報記憶手段の他の番組情報についても、前記読出、
    前記嗜好値の算出及び前記話題性値の算出を行い、 前記番組情報を、前記嗜好値及び前記話題性値を考慮し
    て算出した適合値の高いものから順に検索するようにな
    っていることを特徴とする番組編集システム。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記番組情報検索手段は、前記優先度情報取得手段で取
    得した優先度情報に基づいて、算出した嗜好値及び話題
    性値に対してそれぞれ重み付け演算を行って適合値を算
    出し、前記番組情報記憶手段の他の番組情報について
    も、前記適合値の算出を行うようになっていることを特
    徴とする番組編集システム。
  20. 【請求項20】 請求項18及び19のいずれかにおい
    て、 前記優先度情報は、索出される全番組情報のうちユーザ
    の嗜好又は興味に適合したものが占める嗜好占有割合
    と、索出される全番組情報のうち話題性に適合したもの
    が占める話題性占有割合とを含み、 前記番組情報検索手段は、前記優先度情報取得手段で取
    得した優先度情報に基づいて、前記嗜好占有割合に応じ
    た係数を前記嗜好値に乗算するとともに前記話題性占有
    割合に応じた係数を前記話題性値に乗算し、それら乗算
    結果を加算することにより前記適合値を算出するように
    なっていることを特徴とする番組編集システム。
  21. 【請求項21】 請求項18乃至20のいずれかにおい
    て、 前記ユーザ情報記憶手段は、嗜好又は興味の対象となり
    得る特定の内容を代表的に示す代表嗜好対象情報に対し
    て、当該特定の内容についてのユーザの嗜好又は興味の
    度合いを示す嗜好度合を対応付けて前記ユーザ情報とし
    て記憶するようになっており、 前記話題性情報記憶手段は、話題性の対象となり得る特
    定の内容を代表的に示す代表話題性対象情報に対して、
    当該特定の内容についての話題性の度合いを示す話題性
    度合を対応付けて前記話題性情報として記憶するように
    なっており、 前記番組情報検索手段は、前記読み出した番組情報に含
    まれる前記代表嗜好対象情報の個数又は確率的特徴量を
    算出し、前記算出した個数又は確率的特徴量に前記ユー
    ザ情報の嗜好度合を乗算することにより前記嗜好値を算
    出し、前記読み出した番組情報に含まれる前記代表話題
    性対象情報の個数又は確率的特徴量を算出し、前記算出
    した個数又は確率的特徴量に前記話題性情報の話題性度
    合を乗算することにより前記話題性値を算出するように
    なっていることを特徴とする番組編集システム。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 前記代表嗜好対象情報は、嗜好又は興味の対象となり得
    る特定の内容を代表的に示す語句であり、 前記代表話題性対象情報は、話題性の対象となり得る特
    定の内容を代表的に示す語句であることを特徴とする番
    組編集システム。
  23. 【請求項23】 請求項15乃至22のいずれかにおい
    て、 前記優先度情報をユーザの状況と対応付けて記憶する優
    先度情報記憶手段が利用可能となった場合に、前記優先
    度情報記憶手段の優先度情報に基づいて前記番組情報記
    憶手段のなかから前記番組情報を検索するようになって
    おり、 ユーザの現在又は将来の状況に関する状況情報を取得す
    る状況情報取得手段と、前記状況情報取得手段で取得し
    た状況情報をもとにユーザの現在又は将来の状況につい
    ての優先度情報を前記優先度情報記憶手段のなかから検
    索する優先度情報検索手段とを備え、 前記優先度情報取得手段は、前記優先度情報検索手段で
    索出した優先度情報を取得するようになっていることを
    特徴とする番組編集システム。
  24. 【請求項24】 請求項23において、 前記優先度情報を入力する優先度情報入力手段と、前記
    優先度情報入力手段で入力した優先度情報を前記状況情
    報取得手段で取得した状況情報により特定されるユーザ
    の状況と対応付けて前記優先度情報記憶手段に登録する
    優先度情報登録手段とを備えることを特徴とする番組編
    集システム。
  25. 【請求項25】 請求項23において、 前記優先度情報及び前記状況情報を入力する優先度情報
    入力手段と、前記優先度情報入力手段で入力した優先度
    情報を前記優先度情報入力手段で入力した状況情報によ
    り特定されるユーザの状況と対応付けて前記優先度情報
    記憶手段に登録する優先度情報登録手段とを備えること
    を特徴とする番組編集システム。
  26. 【請求項26】 請求項23乃至25のいずれかにおい
    て、 前記優先度情報記憶手段は、前記優先度情報を位置情報
    と対応付けて記憶するようになっており、 前記状況情報取得手段は、ユーザの位置を特定するため
    の位置情報を生成する位置情報生成手段から前記位置情
    報を前記状況情報として取得するようになっていること
    を特徴とする番組編集システム。
  27. 【請求項27】 請求項15乃至26のいずれかにおい
    て、 前記番組情報を記憶する外部番組情報記憶手段が利用可
    能となった場合に、前記外部番組情報記憶手段の番組情
    報に基づいて前記話題性情報記憶手段の話題性情報を更
    新するようになっており、 前記外部番組情報記憶手段から前記番組情報を取得する
    番組情報取得手段と、所定の抽出規則に基づいて前記番
    組情報取得手段で取得した番組情報から前記話題性情報
    を抽出する話題性情報抽出手段と、前記話題性情報抽出
    手段で抽出した話題性情報に基づいて前記話題性情報記
    憶手段の話題性情報を更新する話題性情報更新手段とを
    備えることを特徴とする番組編集システム。
  28. 【請求項28】 請求項27において、 前記所定の抽出規則を記憶する抽出規則記憶手段が利用
    可能となった場合に、前記抽出規則記憶手段の抽出規則
    に基づいて前記話題性情報を抽出するようになってお
    り、 前記話題性情報抽出手段は、前記抽出規則記憶手段の抽
    出規則に基づいて、前記番組情報取得手段で取得した番
    組情報から前記話題性情報を抽出するようになっている
    ことを特徴とする番組編集システム。
  29. 【請求項29】 請求項27及び28のいずれかにおい
    て、 前記抽出規則は、話題性の対象となり得る特定の内容を
    代表的に示す代表話題性対象情報を含み、 前記話題性情報抽出手段は、前記番組情報取得手段で取
    得した番組情報における前記代表話題性対象情報の位置
    又は順位に基づいて、前記話題性情報を抽出するように
    なっていることを特徴とする番組編集システム。
  30. 【請求項30】 請求項27及び28のいずれかにおい
    て、 前記抽出規則は、話題性の対象となり得る特定の内容を
    代表的に示す代表話題性対象情報を含み、 前記話題性情報抽出手段は、前記代表話題性対象情報
    が、前記番組情報取得手段で取得した番組情報に含まれ
    る個数又は確率的特徴量を算出し、算出した個数又は確
    率的特徴量に基づいて前記話題性情報を抽出するように
    なっていることを特徴とする番組編集システム。
  31. 【請求項31】 請求項27乃至30のいずれかにおい
    て、 前記話題性情報更新手段は、前記話題性情報抽出手段で
    抽出した話題性情報の時間的変化を考慮して、前記話題
    性情報記憶手段の話題性情報を更新するようになってい
    ることを特徴とする番組編集システム。
  32. 【請求項32】 請求項31において、 前記話題性情報更新手段は、前記話題性情報抽出手段で
    抽出した話題性情報が前記更新に寄与する影響を、過去
    に向けて現在から遠いものほど小さくし、現在に近いも
    のほど大きくするようになっていることを特徴とする番
    組編集システム。
  33. 【請求項33】 請求項32において、 前記話題性情報更新手段は、更新対象となる話題性情報
    が前記更新に寄与する影響の度合いが、前記話題性情報
    抽出手段で抽出した話題性情報が前記更新に寄与する影
    響の度合いよりも小さくなるように、前記更新対象とな
    る話題性情報を演算し、演算した話題性情報及び前記話
    題性情報抽出手段で抽出した話題性情報に基づいて、前
    記更新対象となる話題性情報を更新するようになってい
    ることを特徴とする番組編集システム。
  34. 【請求項34】 請求項27乃至33のいずれかにおい
    て、 異なる形式の番組情報を記憶する複数の外部番組情報記
    憶手段が利用可能となった場合に、前記外部番組情報記
    憶手段の番組情報に基づいて前記話題性情報記憶手段の
    話題性情報を更新するようになっており、 前記番組情報取得手段で取得した番組情報を所定形式の
    番組情報に変換する番組形式変換手段を備え、 前記話題性情報抽出手段は、前記所定の抽出規則に基づ
    いて前記番組形式変換手段で変換した所定形式の番組情
    報から前記話題性情報を抽出するようになっていること
    を特徴とする番組編集システム。
  35. 【請求項35】 請求項12乃至34のいずれかにおい
    て、 前記ユーザの予定に関する予定情報を記憶する予定情報
    記憶手段が利用可能となった場合に、前記優先度情報取
    得手段は、前記予定情報記憶手段の予定情報から前記優
    先度情報を取得するようになっていることを特徴とする
    番組編集システム。
  36. 【請求項36】 請求項1記載の番組編集システムの一
    部として適用するシステムであって、 ユーザに関するユーザ情報及び前記ユーザ以外の対象に
    関する他対象情報に基づいて前記番組情報記憶手段のな
    かから前記番組情報を検索する番組情報検索手段を備え
    ることを特徴とする番組情報検索システム。
  37. 【請求項37】 請求項4記載の番組編集システムの一
    部として適用するシステムであって、 ユーザに関するユーザ情報及び前記ユーザ以外の対象に
    関する他対象情報に基づいて前記ネットワークから前記
    番組情報を取得する番組情報取得手段を備えることを特
    徴とする番組情報取得システム。
  38. 【請求項38】 映像、音声若しくは文字又はそれらの
    組み合わせを収録した収録物の番組に関する番組情報を
    記憶する番組情報記憶手段が利用可能となった場合に、
    前記番組情報記憶手段のなかから前記番組情報を検索
    し、検索により索出した番組情報に基づいて番組を編集
    するプログラムであって、 ユーザに関するユーザ情報及び前記ユーザ以外の対象に
    関する他対象情報に基づいて前記番組情報記憶手段のな
    かから前記番組情報を検索する番組情報検索手段、及び
    前記番組情報検索手段で索出した番組情報に基づいて前
    記ユーザへの提供番組を編集する番組編集手段として実
    現される処理をコンピュータに実行させるためのプログ
    ラムであることを特徴とする番組編集プログラム。
  39. 【請求項39】 映像、音声若しくは文字又はそれらの
    組み合わせを収録した収録物の番組に関する番組情報が
    ネットワーク上を流通する場合に、前記ネットワークか
    ら前記番組情報を取得し、取得した番組情報に基づいて
    番組を編集するプログラムであって、 ユーザに関するユーザ情報及び前記ユーザ以外の対象に
    関する他対象情報に基づいて前記ネットワークから前記
    番組情報を取得する番組情報取得手段、及び前記番組情
    報取得手段で取得した番組情報に基づいて前記ユーザへ
    の提供番組を編集する番組編集手段として実現される処
    理をコンピュータに実行させるためのプログラムである
    ことを特徴とする番組編集プログラム。
  40. 【請求項40】 映像、音声若しくは文字又はそれらの
    組み合わせを収録した収録物の番組に関する番組情報を
    記憶する番組情報記憶手段が利用可能となった場合に、
    前記番組情報記憶手段のなかから前記番組情報を検索
    し、検索により索出した番組情報に基づいて番組を編集
    する方法であって、 ユーザに関するユーザ情報及び前記ユーザ以外の対象に
    関する他対象情報に基づいて前記番組情報記憶手段のな
    かから前記番組情報を検索する番組情報検索ステップ
    と、前記番組情報検索ステップで索出した番組情報に基
    づいて前記ユーザへの提供番組を編集する番組編集ステ
    ップとを含むことを特徴とする番組編集方法。
  41. 【請求項41】 映像、音声若しくは文字又はそれらの
    組み合わせを収録した収録物の番組に関する番組情報が
    ネットワーク上を流通する場合に、前記ネットワークか
    ら前記番組情報を取得し、取得した番組情報に基づいて
    番組を編集する方法であって、 ユーザに関するユーザ情報及び前記ユーザ以外の対象に
    関する他対象情報に基づいて前記ネットワークから前記
    番組情報を取得する番組情報取得ステップと、前記番組
    情報取得ステップで取得した番組情報に基づいて前記ユ
    ーザへの提供番組を編集する番組編集ステップとを含む
    ことを特徴とする番組編集方法。
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