JP2003198514A - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信装置及び無線通信方法

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JP2003198514A
JP2003198514A JP2001400297A JP2001400297A JP2003198514A JP 2003198514 A JP2003198514 A JP 2003198514A JP 2001400297 A JP2001400297 A JP 2001400297A JP 2001400297 A JP2001400297 A JP 2001400297A JP 2003198514 A JP2003198514 A JP 2003198514A
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JP2001400297A
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Atsushi Yoshida
淳 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送誤りを効率的に訂正することができるよ
うにする。 【解決手段】 ストリームデータの送信を開始する前
に、無線通信装置200は、伝送路の通信状態を検出
し、伝送路の通信状態に最適なターボ符号化方式、ター
ボ復号化方式及び復号化処理の繰り返し回数を選択する
(S305)。無線通信装置100は、無線通信装置2
00で選択されたターボ符号化方式に従ってストリーム
データをターボ符号化する(S308)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターボ符号を利用
した無線通信装置及び無線通信方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ターボ符号と呼ばれる誤り訂正符
号が注目されている。ターボ符号は、情報理論の限界に
近い特性を実現することのできる誤り訂正符号の一つで
あり、IMT−2000(International Mobile Telec
ommunications 2000)規格のDS−CDMAシステム、
MC−CDMAシステムなどの無線通信システムに採用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ターボ符号を利用した
従来の無線通信システムでは、復号化処理の繰り返し回
数を最適化することによって、伝送誤りを訂正してい
た。
【0004】しかしながら、単一のターボ符号化方式の
みを利用した無線通信システムでは、伝送路の通信状態
によっては復号化処理の繰り返し回数を最適化しても、
伝送誤りを十分に訂正しきれないという問題があった。
また、同システムでは、動画像データなどのデータサイ
ズの大きいストリームデータを送信する場合、伝送誤り
を十分に訂正しきれないデータが多くなり、ストリーム
データの品質を一定に保つことができないという問題が
あった。
【0005】本発明は、上述の問題を解決するためにな
されたものであり、伝送誤りを効率的に訂正することの
できる無線通信装置及び無線通信方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信装置
は、伝送路の通信状態を検出する検出手段と、前記通信
状態に対応するターボ符号化方式を選択する選択手段と
を有し、前記選択手段で選択されたターボ符号化方式を
示す制御データを送信側の無線通信装置に送信すること
を特徴とする。
【0007】本発明の無線通信方法は、伝送路の通信状
態を検出する検出工程と、前記通信状態に対応するター
ボ符号化方式を選択する選択工程と、前記選択工程で選
択されたターボ符号化方式を示す制御データを送信側の
無線通信装置に送信する送信工程とを有することを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、図面
を参照し、本発明に好適な第1の実施の形態を説明す
る。
【0009】図1は、第1の実施の形態における無線通
信装置(送信側)100の主要な構成を説明する図であ
る。
【0010】データ入力部101は、動画像データなど
のストリームデータを入力するデータ入力部である。
【0011】メモリ102は、トレーニングデータを保
持するメモリである。
【0012】スイッチ103は、入力部101またはメ
モリ102を選択するスイッチである。
【0013】ターボ符号化部104は、第1のターボ符
号化方式であるターボ符号化方式A、第2のターボ符号
化方式であるターボ符号化方式B及び第3のターボ符号
化方式であるターボ符号化方式Cを選択的に実行するタ
ーボ符号化部である。ターボ符号化方式Bは、符号化
率、拘束長、生成行列、パンクチュアパターンの少なく
とも1つがターボ符号化方式Aと異なり、ターボ符号化
方式Aよりも誤り訂正能力に優れているものとする。ま
た、ターボ符号化方式Cは、符号化率、拘束長、生成行
列、パンクチュアパターンの少なくとも1つがターボ符
号化方式Bと異なり、ターボ符号化方式Bよりも誤り訂
正能力に優れているものとする。
【0014】無線インタフェース105は、トレーニン
グデータ及びストリームデータを送信する無線インタフ
ェースである。
【0015】制御部106は、メモリとこれに記憶され
た制御プログラムを実行するマイクロコンピュータとを
有し、無線通信装置100が備える様々な機能を制御す
る制御部である。
【0016】図2は、第1の実施の形態における無線通
信装置(受信側)200の主要な構成を説明する図であ
る。
【0017】無線インタフェース201は、無線通信装
置100から送信されたトレーニングデータ及びストリ
ームデータを受信する無線インタフェースである。
【0018】ターボ復号化部202は、ターボ符号化方
式Aに従って符号化されたターボ符号化データを復号化
するターボ復号化方式Aと、ターボ符号化方式Bに従っ
て符号化されたターボ符号化データを復号化するターボ
復号化方式Bと、ターボ符号化方式Cに従って符号化さ
れたターボ符号化データを復号化するターボ復号化方式
Cとを選択的に実行するターボ復号化部である。
【0019】スイッチ203は、検出部204またはデ
ータ出力部206を選択するスイッチである。
【0020】検出部204は、トレーニングデータの誤
り率を算出し、伝送路の通信状態を検出する検出部であ
る。
【0021】メモリ205は、無線通信装置100が保
持するトレーニングデータと同じトレーニングデータを
保持するメモリである。
【0022】データ出力部206は、ターボ復号化部2
02で復元されたストリームデータを出力するデータ出
力部である。
【0023】制御部207は、メモリとマイクロコンピ
ュータとを有し、無線通信装置200が備える様々な機
能を制御する制御部である。
【0024】メモリ208は、伝送路の通信状態に対応
するターボ符号化方式、ターボ復号化方式及び復号化処
理の繰り返し回数を記憶するメモリである。
【0025】図3は、第1の実施の形態における無線通
信システムの処理手順について説明するフローチャート
である。なお、図3で説明する処理手順を実現するため
の制御プログラムは、制御部106及び制御部207内
のメモリに格納されているものとする。
【0026】ステップS301:制御部106は、スト
リームデータの送信を開始する前に、トレーニングデー
タの送信を開始する。メモリ102は、トレーニングデ
ータをターボ符号化部104に供給する。ターボ符号化
部104は、ターボ符号化方式Aに従って、トレーニン
グデータをターボ符号化する。ターボ符号化部104で
生成されたターボ符号化トレーニングデータは、無線イ
ンタフェース105に供給される。
【0027】ステップS302:無線インタフェース1
05は、ターボ符号化トレーニングデータを無線通信装
置500に送信する。無線インタフェース201は、タ
ーボ符号化トレーニングデータを受信し、受信したター
ボ符号化トレーニングデータをターボ復号化部202に
供給する。
【0028】ステップS303:ターボ復号化部202
は、ターボ復号化方式Aに従ってターボ符号化トレーニ
ングデータを復号化し、トレーニングデータを復元す
る。復元されたトレーニングデータは、検出部204に
供給される。
【0029】ステップS304:検出部204は、ター
ボ復号化部202から供給されたトレーニングデータと
メモリ205が保持するトレーニングデータとを比較
し、トレーニングデータの誤り率を検出する。誤り率を
検出した後、検出部204は、誤り率に対応する伝送路
の通信状態を検出し、検出した伝送路の通信状態を制御
部207に通知する。
【0030】ステップS305:制御部207は、メモ
リ208を参照し、伝送路の通信状態に対応するターボ
符号化方式、ターボ復号化方式及び復号化処理の繰り返
し回数を選択する。例えば、伝送路の通信状態がレベル
1(非常に安定した状態)の場合、制御部207は、タ
ーボ符号化方式A、ターボ復号化方式A及び繰り返し回
数Aを選択する。また、例えば、伝送路の通信状態がレ
ベル2(安定した状態)の場合、制御部207は、ター
ボ符号化方式B、ターボ復号化方式B及び繰り返し回数
Bを選択する。また、例えば、伝送路の通信状態がレベ
ル3(不安定な状態)の場合、制御部207は、ターボ
符号化方式C、ターボ復号化方式C及び繰り返し回数C
を選択する。
【0031】ステップS306:制御部207は、ステ
ップS305において選択されたターボ復号化方式及び
繰り返し回数をターボ復号化部202に通知する。ま
た、制御部207は、ステップS305において選択さ
れたターボ符号化方式を示す制御データ(以下、符号化
制御データ)を生成し、生成した符号化制御データを無
線インタフェース201に供給する。無線インタフェー
ス201は、符号化制御データを含むリプライデータを
生成し、生成したリプライデータを無線通信装置100
に送信する。無線インタフェース105は、リプライデ
ータを受信し、受信したリプライデータから符号化制御
データを取り出し、取り出した符号化制御データを制御
部106に供給する。
【0032】ステップS307:制御部106は、符号
化制御データが示すターボ符号化方式を検出し、検出し
たターボ符号化方式をターボ符号化部104に通知す
る。これにより、ターボ符号化部104は、伝送路の通
信状態に最適なターボ符号化方式によりストリームデー
タをターボ符号化することができるようになる。
【0033】ステップS308:制御部106は、スト
リームデータの送信を開始する。データ入力部101
は、ストリームデータの入力を開始し、入力したストリ
ームデータをターボ符号化部104に供給する。ターボ
符号化部104は、ステップS305において選択され
たターボ符号化方式に従って、ストリームデータをター
ボ符号化する。つまり、ターボ符号化部104は、伝送
路の通信状態に最適なターボ符号化方式に従って、スト
リームデータをターボ符号化する。ターボ符号化部10
4で生成されたターボ符号化ストリームデータは、無線
インタフェース105に供給される。
【0034】ステップS309:無線インタフェース1
05は、ターボ符号化ストリームデータを無線通信装置
200に送信する。無線インタフェース201は、ター
ボ符号化ストリームデータを受信し、受信したターボ符
号化ストリームデータをターボ復号化部202に供給す
る。
【0035】ステップS310:ターボ復号化部202
は、ステップS305において選択されたターボ復号化
方式及び繰り返し回数に従ってターボ符号化ストリーム
データを復号化し、ストリームデータを復元する。つま
り、ターボ復号化部202は、伝送路の通信状態に最適
なターボ復号化方式及び繰り返し回数に従ってターボ符
号化ストリームデータを復号化し、ストリームデータを
復元する。ターボ復号化部202で復元されたストリー
ムデータは、データ出力部206に供給される。
【0036】ストリームデータのデータサイズが大きい
場合、ストリームデータの送信中に伝送路の通信状態が
大きく変動することがある。そこで、第1の実施の形態
における無線通信システムでは、ステップS301から
ステップS310までの処理を、所定時間ごと、或い
は、所定のデータサイズのストリームデータを送信する
ごとに実行する。つまり、所定のタイミングごとに、伝
送路の通信状態に最適なターボ符号化方式、ターボ復号
化方式及び復号化処理の繰り返し回数を選択する。この
ようにすることによって、伝送路の通信状態の変動に強
い無線通信システムを構築することができる。また、デ
ータサイズの大きいストリームデータをリアルタイムに
送信する場合であっても、ストリームデータの品質を可
能な限り保証することができる。
【0037】以上説明したように、第1の実施の形態に
おける無線通信システムによれば、ストリームデータを
伝送路の通信状態に最適なターボ符号化方式に従って符
号化することができ、ターボ符号化ストリームデータを
伝送路の通信状態に最適なターボ復号化方式に従って符
号化することができるので、伝送誤りの少ない無線通信
システムを構築することができる。
【0038】また、第1の実施の形態における無線通信
システムによれば、複数種類のターボ符号化方式及びタ
ーボ復号化方式のなかから、伝送路の通信状態に最適な
ターボ符号化方式及びターボ復号化方式を選択すること
ができるので、単一のターボ符号化方式及びターボ復号
化方式のみを利用したシステムに比べて、伝送誤りを効
率的に訂正することができる。
【0039】また、第1の実施の形態における無線通信
システムによれば、ターボ符号化ストリームデータを伝
送路の通信状態に最適な復号化方式及び繰り返し回数に
従って復号化することができるので、繰り返し回数が多
すぎることも、少なすぎることもなくなり、ターボ符号
化ストリームデータを効率的に復号化することができ
る。
【0040】(第2の実施の形態)以下、図面を参照
し、本発明に好適な第2の実施の形態を説明する。
【0041】第2の実施の形態では、トレーニングデー
タをターボ符号化することなく送信し、伝送路の通信状
態を検出する無線通信システムについて説明する。
【0042】図4は、第2の実施の形態における無線通
信装置(送信側)400の主要な構成を説明する図であ
る。
【0043】データ入力部401は、動画像データなど
のストリームデータを入力するデータ入力部である。
【0044】ターボ符号化部402は、第1,第2及び
ターボ符号化方式Cを選択的に実行するターボ符号化部
である。ターボ符号化方式Bは、符号化率、拘束長、生
成行列、パンクチュアパターンの少なくとも1つがター
ボ符号化方式Aと異なり、ターボ符号化方式Aよりも誤
り訂正能力に優れているものとする。また、ターボ符号
化方式Cは、符号化率、拘束長、生成行列、パンクチュ
アパターンの少なくとも1つがターボ符号化方式Bと異
なり、ターボ符号化方式Bよりも誤り訂正能力に優れて
いるものとする。
【0045】メモリ403は、ユーザデータの前に送信
されるトレーニングデータを保持するメモリである。
【0046】スイッチ404は、ターボ符号化部402
またはメモリ403を選択するスイッチである。
【0047】無線インタフェース405は、トレーニン
グデータ及びストリームデータを送信する無線インタフ
ェースである。
【0048】制御部406は、メモリとマイクロコンピ
ュータとを有し、無線通信装置400が備える様々な機
能を制御する制御部である。
【0049】図5は、第2の実施の形態における無線通
信装置(受信側)500の主要な構成を説明する図であ
る。
【0050】無線インタフェース501は、トレーニン
グデータ及びストリームデータを受信する無線インタフ
ェースである。
【0051】スイッチ502は、検出部503またはタ
ーボ復号化部505を選択するスイッチである。
【0052】検出部503は、トレーニングデータの誤
り率を算出し、伝送路の通信状態を検出する検出部であ
る。
【0053】メモリ504は、無線通信装置400が保
持するトレーニングデータと同じトレーニングデータを
保持するメモリである。
【0054】ターボ復号化部505は、ターボ符号化方
式Aに従って符号化されたターボ符号化データを復号す
るターボ復号化方式Aと、ターボ符号化方式Bに従って
符号化されたターボ符号化データを復号するターボ復号
化方式Bと、ターボ符号化方式Cに従って符号化された
ターボ符号化データを復号するターボ復号化方式Cとを
選択的に実行するターボ復号化部である。
【0055】データ出力部506は、ターボ復号化部5
05で復元されたストリームデータを出力するデータ出
力部である。
【0056】制御部507は、メモリとマイクロコンピ
ュータとを有し、無線通信装置500が備える様々な機
能を制御する制御部である。
【0057】メモリ508は、伝送路の通信状態に対応
するターボ符号化方式、ターボ復号化方式及び復号化処
理の繰り返し回数を記憶するメモリである。
【0058】図6は、第1の実施の形態における無線通
信システムの処理手順について説明するフローチャート
である。なお、図6で説明する処理手順を実現するため
の制御プログラムは、制御部406及び制御部507内
のメモリに格納されているものとする。
【0059】ステップS601:制御部406は、スト
リームデータの送信を開始する前に、トレーニングデー
タの送信を開始する。メモリ403は、トレーニングデ
ータを無線インタフェース405に供給する。無線イン
タフェース405は、トレーニングデータを無線通信装
置500に送信する。無線インタフェース501は、ト
レーニングデータを受信し、受信したトレーニングデー
タを検出部503に供給する。
【0060】ステップS602:検出部503は、無線
インタフェース501から供給されたトレーニングデー
タとメモリ504が保持するトレーニングデータとを比
較し、トレーニングデータの誤り率を検出する。誤り率
を検出した後、検出部503は、誤り率に対応する伝送
路の通信状態を検出し、検出した伝送路の通信状態を制
御部507に通知する。
【0061】ステップS603:制御部507は、メモ
リ508を参照し、伝送路の通信状態に対応するターボ
符号化方式、ターボ復号化方式及び復号化処理の繰り返
し回数を選択する。例えば、伝送路の通信状態がレベル
1(非常に安定した状態)の場合、制御部507は、タ
ーボ符号化方式A、ターボ復号化方式A及び繰り返し回
数Aを選択する。また、例えば、伝送路の通信状態がレ
ベル2(安定した状態)の場合、制御部507は、ター
ボ符号化方式B、ターボ復号化方式B及び繰り返し回数
Bを選択する。また、例えば、伝送路の通信状態がレベ
ル3(不安定な状態)の場合、制御部507は、ターボ
符号化方式C、ターボ復号化方式C及び繰り返し回数C
を選択する。
【0062】ステップS604:制御部507は、ステ
ップS603において選択されたターボ復号化方式及び
繰り返し回数をターボ復号化部505に通知する。ま
た、制御部507は、ステップS603において選択さ
れたターボ符号化方式を示す制御データ(以下、符号化
制御データ)を生成し、生成した符号化制御データを無
線インタフェース501に供給する。無線インタフェー
ス501は、符号化制御データを含むリプライデータを
生成し、生成したリプライデータを無線通信装置500
に送信する。無線インタフェース405は、リプライデ
ータを受信し、受信したリプライデータから符号化制御
データを取り出し、取り出した符号化制御データを制御
部406に供給する。
【0063】ステップS605:制御部406は、符号
化制御データが示すターボ符号化方式をターボ符号化方
式を検出し、検出したターボ符号化方式をターボ符号化
部402に通知する。これにより、ターボ符号化部40
2は、伝送路の通信状態に最適なターボ符号化方式によ
りストリームデータをターボ符号化することができるよ
うになる。
【0064】ステップS606:制御部406は、スト
リームデータの送信を開始する。データ入力部401
は、ストリームデータの入力を開始し、入力したストリ
ームデータをターボ符号化部402に供給する。ターボ
符号化部402は、ステップS603において選択され
たターボ符号化方式に従って、ストリームデータをター
ボ符号化する。つまり、ターボ符号化部402は、伝送
路の通信状態に最適なターボ符号化方式に従って、スト
リームデータをターボ符号化する。ターボ符号化部40
2で生成されたターボ符号化ストリームデータは、無線
インタフェース405に供給される。
【0065】ステップS607:無線インタフェース4
05は、ターボ符号化ストリームデータを無線通信装置
500に送信する。無線インタフェース501は、ター
ボ符号化ストリームデータを受信し、受信したターボ符
号化ストリームデータをターボ復号化部505に供給す
る。
【0066】ステップS608:ターボ復号化部505
は、ステップS603において選択されたターボ復号化
方式及び繰り返し回数に従って、ターボ符号化ストリー
ムデータを復号化し、ストリームデータを復元する。つ
まり、ターボ復号化部505は、伝送路の通信状態に最
適なターボ復号化方式及び繰り返し回数に従って、ター
ボ符号化ストリームデータを復号化し、ストリームデー
タを復元する。ターボ復号化部505で復元されたスト
リームデータは、データ出力部506に供給される。
【0067】ストリームデータのデータサイズが大きい
場合、ストリームデータの送信中に伝送路の通信状態が
大きく変動することがある。そこで、第2の実施の形態
における無線通信システムでは、ステップS601から
ステップS608までの処理を、所定時間ごと、或い
は、所定のデータサイズのストリームデータを送信する
ごとに実行する。つまり、所定のタイミングごとに、伝
送路の通信状態に最適なターボ符号化方式、ターボ復号
化方式及び復号化処理の繰り返し回数を選択する。この
ようにすることによって、伝送路の通信状態の変動に強
い無線通信システムを構築することができる。また、デ
ータサイズの大きいストリームデータをリアルタイムに
送信する場合であっても、ストリームデータの品質を可
能な限り保証することができる。
【0068】以上説明したように、第2の実施の形態に
おける無線通信システムによれば、ストリームデータを
伝送路の通信状態に最適なターボ符号化方式に従って符
号化することができ、ターボ符号化ストリームデータを
伝送路の通信状態に最適なターボ復号化方式に従って符
号化することができるので、伝送誤りの少ない無線通信
システムを構築することができる。
【0069】また、第2の実施の形態における無線通信
システムによれば、複数種類のターボ符号化方式及びタ
ーボ復号化方式のなかから、伝送路の通信状態に最適な
ターボ符号化方式及びターボ復号化方式を選択すること
ができるので、単一のターボ符号化方式及びターボ復号
化方式のみを利用したシステムに比べて、伝送誤りを効
率的に訂正することができる。
【0070】また、第2の実施の形態における無線通信
システムによれば、ターボ符号化ストリームデータを伝
送路の通信状態に最適な復号化方式及び繰り返し回数に
従って復号化することができるので、繰り返し回数が多
すぎることも、少なすぎることもなくなり、ターボ符号
化ストリームデータを効率的に復号化することができ
る。
【0071】なお、上記の各実施の形態は、何れも本発
明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示した
ものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限
定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本
発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱す
ることなく、様々な形で実施することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
伝送誤りを効率的に訂正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における無線通信装置(送信
側)の主要な構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態における無線通信装置(受信
側)の主要な構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態における無線通信システムの
処理手順を説明する図である。
【図4】第2の実施の形態における無線通信装置(送信
側)の主要な構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施の形態における無線通信装置(受信
側)の主要な構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施の形態における無線通信システムの
処理手順を説明する図である。
【符号の説明】
100 無線通信装置(送信側) 101 データ入力部 102 メモリ 103 スイッチ 104 ターボ符号化部 105 無線インタフェース 106 制御部 200 無線通信装置(受信側) 201 無線インタフェース 202 ターボ復号化部 203 スイッチ 204 検出部 205 メモリ 206 データ出力部 207 制御部 208 メモリ 400 無線通信装置(送信側) 401 データ入力部 402 ターボ符号化部 403 メモリ 404 スイッチ 405 無線インタフェース 406 制御部 500 無線通信装置(受信側) 501 無線インタフェース 502 スイッチ 503 検出部 504 メモリ 505 ターボ復号化部 506 データ出力部 507 制御部 508 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J065 AA01 AB01 AC02 AD10 AE06 AF02 AG06 AH09 AH20 5K014 AA01 BA10 FA11 FA16 GA02 HA10 5K067 AA23 BB04 BB21 CC10 DD51 EE02 EE10 FF02 HH22 HH23 HH25 HH26

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路の通信状態を検出する検出手段
    と、 前記通信状態に対応するターボ符号化方式を選択する選
    択手段とを有し、 前記選択手段で選択されたターボ符号化方式を示す制御
    データを送信側の無線通信装置に送信することを特徴と
    する無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、トレーニングデータの
    誤り率に応じて前記通信状態を検出することを特徴とす
    る請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、ターボ符号化されたト
    レーニングデータの誤り率に応じて前記通信状態を検出
    することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、所定のタイミングごと
    に、前記通信状態を検出することを特徴とする請求項1
    〜3の何れか1項に記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記選択手段は更に、前記通信状態に対
    応するターボ復号化方式及び復号化処理の繰り返し回数
    を選択することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項
    に記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 ターボ復号化方式及び復号化処理の繰り
    返し回数に従ってストリームデータを復号化する復号化
    手段を更に有することを特徴とする請求項5に記載の無
    線通信装置。
  7. 【請求項7】 伝送路の通信状態を検出する検出工程
    と、 前記通信状態に対応するターボ符号化方式を選択する選
    択工程と、 前記選択工程で選択されたターボ符号化方式を示す制御
    データを送信側の無線通信装置に送信する送信工程とを
    有することを特徴とする無線通信方法。
  8. 【請求項8】 前記検出工程は、トレーニングデータの
    誤り率に応じて前記通信状態を検出することを特徴とす
    る請求項7に記載の無線通信方法。
  9. 【請求項9】 前記検出工程は、ターボ符号化されたト
    レーニングデータの誤り率に応じて前記通信状態を検出
    することを特徴とする請求項7に記載の無線通信方法。
  10. 【請求項10】 前記検出工程は、所定のタイミングご
    とに、前記通信状態を検出することを特徴とする請求項
    7〜9の何れか1項に記載の無線通信装置。
  11. 【請求項11】 前記選択工程は更に、前記通信状態に
    対応するターボ復号化方式及び復号化処理の繰り返し回
    数を選択することを特徴とする請求項7〜10の何れか
    1項に記載の無線通信方法。
  12. 【請求項12】 ターボ復号化方式及び復号化処理の繰
    り返し回数に従ってストリームデータを復号化する復号
    化工程を更に有することを特徴とする請求項11に記載
    の無線通信方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129277A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Sharp Corp 通信装置、通信方法、通信プログラム、通信プログラムを記録した記録媒体、および通信システム
WO2008072604A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 繰り返し復号法による誤り訂正復号を行なう復号器
JP2009038707A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 復号器、受信装置、符号化データの復号方法及び通信システム

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