JP2003198452A - 視覚障害者誘導用足取付け型通信機 - Google Patents

視覚障害者誘導用足取付け型通信機

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JP2003198452A JP2001393569A JP2001393569A JP2003198452A JP 2003198452 A JP2003198452 A JP 2003198452A JP 2001393569 A JP2001393569 A JP 2001393569A JP 2001393569 A JP2001393569 A JP 2001393569A JP 2003198452 A JP2003198452 A JP 2003198452A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】歩行の妨げとならず、且つ使用勝手のよい視覚
障害者誘導用足取付け型通信機を提供することにある。 【解決手段】道路の路面等に埋設した点字ブロック6
に、非接触で情報を送受信するためのアンテナコイルと
情報を記憶するためのICチップとを封入した電子タグ
2を内蔵させ、この電子タグ2と視覚障害者側の誘導案
内器との通信により視覚障害者を誘導するシステムにお
いて、足首12に取り付ける固定ベルト11に、上記誘
導案内器のアンテナ10と、これに接続された通信機本
体13とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚障害者を誘導
する点字ブロックに内蔵された電子タグと情報の送受信
を行う通信機、特に視覚障害者誘導用足取付け型通信機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非接触で情報を送受信するためのアンテ
ナコイルと情報を記憶するためのICチップとを封入し
た非接触認識素子として電子タグがあり、従来より様々
な方法で利用されている。
【0003】例えば、図6に示す電子タグの利用態様
は、室の入退出時に、利用者が、設置されたアンテナ1
に対し携帯している電子タグ2を接近させ認識させるこ
とで、扉3の鍵の開閉を行うものである。また、図7に
示す電子タグの利用態様は、物品4に据え付けられた電
子タグ2とアンテナと制御回路が内蔵された携帯通信機
5との間で、情報の送受信が行われることで、物品4を
管理するものである。
【0004】しかし、設置式のアンテナでは、点字ブロ
ック6に内蔵された電子タグ2との情報の送受信をする
ことは不可能である。また、携帯通信機5を使用する場
合でも、視覚障害者7は電子タグ2に携帯通信機5を接
近させる必要があり、無理な姿勢を強いられることがあ
る。
【0005】一方、最近では、視覚障害者を誘導する点
字ブロックとして、表面に特殊な形状の突起部分を有す
るブロックが道路の路面や建造物内の床面等に埋設さ
れ、この点字ブロックに視覚障害者の足先や視覚障害者
の使用する白杖が触れた際、足裏の触感や白杖から伝わ
る感触で、ブロックの存在を視覚障害者に認識させるこ
とができる工夫がなされるようになった。
【0006】そこで、この道路の路面等に埋設した点字
ブロックに、非接触で情報を送受信するためのアンテナ
コイルと情報を記憶するのためのICチップとを封入し
た非接触認識素子(電子タグ)を内蔵させ、これを視覚
障害者の誘導用に利用することが考えられている。ここ
で、単純に上記携帯通信機5を使用する場合を考える
と、図8に示すように、点字ブロック6に内蔵された電
子タグ2との情報の送受信をするために、視覚障害者7
は、他の電子タグ2との混信を防ぐ目的で、点字ブロッ
ク6に内蔵された電子タグ2に携帯通信機5を接近させ
ればよいが、無理な姿勢を強いられるため実用的ではな
い。
【0007】一方、特開平11−306481号公報に
は、白杖の先端部に内装したアンテナから、電気コード
を介して手のひらサイズの誘導案内器に接続し、この誘
導案内器が、上記タグの一つに対して検索電波を発信
し、当該タグからの応答電波を受信して個別の情報を
得、歩行者を誘導案内するための情報を生成し、音響、
光、振動などの伝達媒体を介してユーザに伝える構成が
開示されている。
【0008】この構成によれば、ユーザが必要とする種
類の誘導案内情報が、ユーザの要求に応じた指定情報お
よび路面等に設置されたタグから得られる個別情報に基
づいて生成され、ユーザに報知されるので、通路の路面
等には、単純な構成のメモリ部等からなる電子タグを埋
設しておくだけでよく、設備費が低廉ですみ、信頼性が
高く、保守管理も容易である、という利点が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、白杖は
機器の収納場所に乏しい。白杖の先端部にアンテナを内
装した構成の場合、白杖から接続線を引き出して、視覚
障害者の保有する誘導案内器まで結線しなければならな
い。従って、視覚障害者の歩行の妨げとなり、使用勝手
が悪い。
【0010】また、靴の内部にアンテナ及び誘導案内器
を装置することも考えられるが、消費財としての靴の総
てに、アンテナ及び誘導案内器を装置することは経済的
でない。また、点字ブロックの電子タグに対するエネル
ギーは、使用者の靴のアンテナ側から付与しなければな
らない関係上、靴内にエネルギー源たる電池を収納し、
且つその交換を可能にする構造を構築する必要があり、
高価とならざるを得ず、また靴本来の機能を損なう虞が
ある。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、歩行の妨げとならず、且つ使用勝手のよい視覚障害
者誘導用足取付け型通信機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成したものである。
【0013】請求項1の発明に係る視覚障害者誘導用足
取付け型通信機は、道路の路面や建造物内の床面等に埋
設した点字ブロックに、非接触で情報を送受信するため
のアンテナコイルと情報を記憶するためのICチップと
を封入した電子タグを内蔵させ、この電子タグと視覚障
害者側の誘導案内器との通信により視覚障害者を誘導す
るシステムにおいて、足首に取り付ける固定ベルトに、
上記誘導案内器のアンテナと、これに接続された通信機
本体とを設けたことを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の足取付
け型通信機において、足首に取り付ける上記固定ベルト
に、上記誘導案内器のアンテナとして、コイル状のルー
プアンテナを内蔵させたことを特徴とする。
【0015】請求項3の発明は、請求項2記載の足取付
け型通信機において、上記ループアンテナに高透磁率材
料の芯を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明は、請求項1記載の足取付
け型通信機において、上記誘導案内器のアンテナとし
て、ソレノイドコイル形状のアンテナを設けたことを特
徴とする。
【0017】請求項5の発明は、請求項4記載の足取付
け型通信機において、上記ソレノイドコイル形状のアン
テナを、そのコイルの中心軸線が縦方向となるように設
けたことを特徴とする。
【0018】請求項6の発明は、請求項4記載の足取付
け型通信機において、上記ソレノイドコイル形状のアン
テナを、そのコイルの中心軸線が横方向となるように設
けたことを特徴とする。
【0019】請求項7の発明は、請求項4〜6のいずれ
かに記載の足取付け型通信機において、足首に取り付け
る上記固定ベルトに、その固定部より下方に位置する垂
下部を形成し、この垂下部の内部に上記誘導案内器のア
ンテナを設けたことを特徴とする。
【0020】請求項8の発明は、請求項4〜7のいずれ
かに記載の足取付け型通信機において、上記ソレノイド
コイル形状のアンテナに高透磁率材料の芯を設けたこと
を特徴とする。
【0021】<発明の要点>本発明の要点は、点字ブロ
ックに内蔵された電子タグとの情報の送受信機を固定ベ
ルトにより視覚障害者の足首に固定する。すなわち、足
首に取り付けられる固定ベルトには通信機本体とそのア
ンテナが付属しており、電子タグが内蔵された点字ブロ
ックを、通信機本体とアンテナが固定された脚で踏むこ
とにより、視覚障害者側のアンテナと点字ブロック側の
電子タグが接近し、無線により情報のやり取りが可能に
なる。
【0022】アンテナは、コイル状のループアンテナ又
はソレノイドコイル形状のアンテナのいずれでもよい
が、高透磁率材料の芯を設けることによりアンテナを小
型にすることができる。
【0023】ソレノイドコイル形状のアンテナとする場
合、その配向は、そのコイルの中心軸線が縦方向或いは
横方向又は任意の方向となってよいが、固定ベルトに垂
下部を形成し、この垂下部内にアンテナを設けると、視
覚障害者側のアンテナを点字ブロック側の電子タグによ
り近づけることができ、通信感度を高めることができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。
【0025】本発明の第一の実施形態を図1〜図2に示
す。図1は、本発明の足首に取付けた通信機およびアン
テナと点字ブロックに内蔵された電子タグとの間で情報
の送受信が行われるときの状態と位置関係を示してい
る。また図2は、本発明の図1に示す状態の時の電子タ
グ、アンテナと視覚障害者の位置関係を示している。
【0026】図1において、6は道路の路面や建造物内
の床面等に埋設した点字ブロックであり、この点字ブロ
ック6には、非接触で情報を送受信するためのアンテナ
コイル(図示せず)と情報を記憶するためのICチップ
(図示せず)とを封入した電子タグ2が内蔵されてい
る。この電子タグ2と視覚障害者側の誘導案内器との通
信により視覚障害者誘導案内システムが構成される。
【0027】11は足首12に取り付けられる固定ベル
トであり、この固定ベルト11は、例えば皮革や布等か
ら成る帯材を足首12に巻き付け、これをバックル等の
止め金具やファスナ等で止めるように構成したもの、又
は、ゴムバンド等の弾性体から成る無端状(環状)の帯
材を足首12にくぐらせて取り付けるように構成したも
のから成る。
【0028】この固定ベルト11には、上記視覚障害者
側が備える誘導案内器のアンテナ10と、これに接続線
10aにて電気的に接続されて上記アンテナ10と共に
誘導案内器の一部を構成する通信機本体13とが設けら
れる。
【0029】この実施形態の場合、アンテナ10は、ソ
レノイドコイル形状のアンテナを、そのコイルの中心軸
線が横方向となるように設けた構成のものから成る。す
なわち、アンテナ10は、図4(a)(b)に示すよう
に、空芯の構造、またはフェライト等の高透磁率材料の
芯8を設けた構造のソレノイドコイル9から成る。そし
て、固定ベルト11には、その固定部11aより下方に
位置する袋状の垂下部11bが形成され、この垂下部1
1bの内部に上記ソレノイドコイル9が横置きに配設さ
れている。なお、高透磁率材料を芯とすることによりア
ンテナ10の小型軽量化を図ることができる。
【0030】このようにして、図1に示すアンテナ10
は、ソレノイドコイル9の軸が、固定ベルト11を足首
12に巻き付けたときに水平になるように、固定ベルト
11から吊るされる。このアンテナ10の吊下位置は、
好ましくは、図1に示すように、固定ベルト11を足首
12に巻きつけたとき、アンテナ10が、足首の両側に
突起している踝の下のあたりで、地面より2cm〜5cm上
方に位置するようにする。アンテナ10により足首が擦
られるのを避けるためである。
【0031】上記のようなアンテナ構造とした上で、図
1に示すように、通信機13とアンテナ10を取り付け
た脚で、電子タグ2が内蔵された点字ブロック6を踏む
と、アンテナ10先端から発生した磁束14が、点字ブ
ロック6に内蔵された電子タグ2のアンテナコイル(図
示せず)と鎖交し、情報の送受信が可能になる。この場
合、図2に示すように、視覚障害者7は、通常の楽な歩
行姿勢を維持することができる。
【0032】足取付け型通信機17のアンテナ10から
電子タグ2のアンテナコイルに向けてデジタル信号の検
索信号が特定周波数で送信される。この信号を電子タグ
2のアンテナが受信すると、相互誘導作用で生じる電力
により電子タグ2のICチップが活性化し、検索信号に
基づいてICチップ内のメモリに記憶されていた当該設
置場所の番地等の個別情報を送信する。送信された個別
情報は足取付け型通信機17のアンテナ10が受信し、
誘導案内器がユーザを誘導案内するための情報を生成し
て音響や振動等を介して報知する。
【0033】ここで点字ブロック6に内蔵された電子タ
グ2と情報の送受信をするための電磁波の周波数は、1
00kHz(キロヘルツ)から数100kHz(キロヘ
ルツ)が望ましい。点字ブロック6に内蔵された電子タ
グ2と情報の送受信が行われる環境は、雨等の水分、埃
や泥等の土壌成分や人体等の非金属物が介在する場合が
多く、このような環境下での影響を受け難いのがその理
由である。
【0034】100kHz(キロヘルツ)から数100
kHz(キロヘルツ)の周波数の電磁波を使用する場
合、固定ベルト11に内蔵することが可能と考えられる
直径(2cm未満)の空芯のソレノイドコイル9の巻数
は、数100から1000に達する。この場合、実際の
ソレノイドコイル9は、固定ベルト11に内蔵すること
が不可能な大きさになってしまう。しかし、フェライト
等の高透磁率材料の芯8をソレノイドコイル9の芯とす
ることで、巻数を軽減し小型化することができる。例え
ば、比透磁率が5000から10000の高透磁率材料
の芯8をソレノイドコイル9の芯に用いると、ソレノイ
ドコイル9の巻数を空芯の場合に比べて1170〜11
100にすることができ、ソレノイドコイル9を小さく
することが可能になる。
【0035】本発明の第二の実施形態を図3に示す。こ
れは、上記ソレノイドコイル形状のアンテナである空芯
又は磁芯を有するソレノイドコイル9を、そのコイルの
中心軸線が縦方向となるように設けた例である。図3
は、ソレノイドコイル9の軸が地面と垂直になるように
足首12に取り付けたときの、点字ブロック6に内蔵さ
れた電子タグ2との間で情報の送受信が行われるときの
状態を示している。
【0036】すなわち、図3に示すように、通信機13
とアンテナ10を取り付けた脚で、電子タグ2が内蔵さ
れた点字ブロック6を踏むと、アンテナ10先端から発
生した磁束14が、点字ブロック6に内蔵された電子タ
グ2のアンテナコイル(図示せず)と鎖交し、情報の送
受信が可能になる。これにより通信領域に指向性を持た
せ、特定の電子タグ2と情報の送受信を行う。なお、高
透磁率材料を芯とすることによりアンテナ10の小型軽
量化を図ることができる。
【0037】本発明の第三の実施形態を図5に示す。こ
れは、足首12に取り付ける固定ベルト11に、誘導案
内器のアンテナ10として、コイル状のループアンテナ
16を内蔵させた例である。
【0038】すなわち、図5に示すようにコイル状のル
ープアンテナ16が、固定ベルト11の足首12に巻き
つける部分に内蔵されている。そして、固定ベルト11
の一部には、足首12に対する着脱を可能にするため、
ループアンテナ16を開ループ状とするソケット15等
の電気的接続部が設けられている。足首12に巻き付け
るときは、ソケット15の接続部を切り離し、足首12
に巻き付けた後、再び接続する。これにより、ループア
ンテナ16は足首12を囲む閉ループ状のアンテナにな
る。
【0039】上記ループアンテナ16を構成するコイル
は、図4(a)に示すように、空芯として構成すること
ができ、この場合はフェライト等を使用しないため軽量
化に優れた構造となる。しかし、ループアンテナ16を
構成するコイル内には、図4(b)に示すように、フェ
ライト等の高透磁率材料の芯8を設けた構成とすること
もでき、これにより電子タグ2のアンテナコイルとの情
報の送受信の効率を高めることもできる。また、高透磁
率材料を芯とすることによりループアンテナの小型軽量
化を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような優れた効果が得られる。
【0041】本発明は、道路の路面や建造物内の床面等
に埋設した点字ブロックに、非接触で情報を送受信する
ためのアンテナコイルと情報を記憶するためのICチッ
プとを封入した電子タグを内蔵させ、この電子タグと視
覚障害者側の誘導案内器との通信により視覚障害者を誘
導するシステム において、足首に取り付ける固定ベル
トに、上記誘導案内器のアンテナと、これに接続された
通信機本体とを設けた構成の視覚障害者誘導用足取付け
型通信機である。
【0042】すなわち、本発明の視覚障害者誘導用足取
付け型通信機は、誘導案内器のアンテナと通信機本体と
が固定ベルトに一体的にまとまっており、固定ベルトを
足首に装着するだけで、誘導案内器のアンテナと通信機
本体とが装備できるので、使用上及び管理上便利であ
り、使い勝手が良い。
【0043】また、足首の部分でアンテナと通信機本体
との結線をなすことができる。従って、従来の白杖の先
端部にアンテナを内装した場合のように、身体とは別体
の部材である白杖から接続線を引き出して視覚障害者の
保有する誘導案内器まで結線する必要がなく、このため
配線が視覚障害者の歩行の妨げとなることがない。
【0044】また、通信機本体は固定ベルトに設けてあ
るため、電池を収納し、且つその交換を可能にする構造
を構築することも容易である。
【0045】さらに本発明においては、アンテナを固定
ベルトから吊り下げて、点字ブロック側の電子タグに近
づけた形態とすることにより、通信感度を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る視覚障害者誘導
用足取付け型通信機と点字ブロックに内蔵された電子タ
グとの間で情報が送受信されるときの状況を示した図で
ある。
【図2】本発明の図1に示す状況時の電子タグとアンテ
ナと視覚障害者の位置関係を示した図である。
【図3】本発明の第二の実施形態に係る視覚障害者誘導
用足取付け型通信機と点字ブロックに内蔵された電子タ
グとの間で情報の送受信が行われるときの状況を示した
図である。
【図4】本発明で用いられる空芯または高透磁率材料の
芯を有するソレノイドコイルを示した図である。
【図5】本発明の第三の実施形態に係る視覚障害者誘導
用足取付け型通信機と点字ブロックに内蔵された電子タ
グとの間で情報の送受信が行われるときの状況を示した
図である。
【図6】従来技術の扉の鍵の開閉管理に電子タグを用い
た場合の一例であり、電子タグとアンテナと利用者の位
置関係を示した図である。
【図7】従来技術の物品の管理に電子タグを用いた場合
の一例であり、電子タグとアンテナと利用者の位置関係
を示した図である。
【図8】従来のアンテナを使用して、点字ブロックに内
蔵された電子タグと情報の送受信をする場合における電
子タグとアンテナと視覚障害者の位置関係を例示した図
である。
【符号の説明】
2 電子タグ 5 携帯通信機 6 点字ブロック 7 視覚障害者 8 高透磁率材料の芯 9 ソレノイドコイル 10 アンテナ 11 固定ベルト 11a 固定部 11b 垂下部 12 足首 13 通信機本体 15 ソケット 16 ループアンテナ 17 足取付け型通信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中林 貴光 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA23 BB04 CC12 CC17 FF25 FF27 5K067 AA21 BB41 BB43 DD20 DD51 EE02 EE10 EE14 FF03 FF23 FF25 FF28 FF29 HH22 KK17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路の路面や建造物内の床面等に埋設した
    点字ブロックに、非接触で情報を送受信するためのアン
    テナコイルと情報を記憶するためのICチップとを封入
    した電子タグを内蔵させ、この電子タグと視覚障害者側
    の誘導案内器との通信により視覚障害者を誘導するシス
    テム において、 足首に取り付ける固定ベルトに、上記誘導案内器のアン
    テナと、これに接続された通信機本体とを設けたことを
    特徴とする視覚障害者誘導用足取付け型通信機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の足取付け型通信機におい
    て、 足首に取り付ける上記固定ベルトに、上記誘導案内器の
    アンテナとして、コイル状のループアンテナを内蔵させ
    たことを特徴とする視覚障害者誘導用足取付け型通信
    機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の足取付け型通信機におい
    て、 上記ループアンテナに高透磁率材料の芯を設けたことを
    特徴とする視覚障害者誘導用足取付け型通信機。
  4. 【請求項4】請求項1記載の足取付け型通信機におい
    て、 上記誘導案内器のアンテナとして、ソレノイドコイル形
    状のアンテナを設けたことを特徴とする視覚障害者誘導
    用足取付け型通信機。
  5. 【請求項5】請求項4記載の足取付け型通信機におい
    て、 上記ソレノイドコイル形状のアンテナを、そのコイルの
    中心軸線が縦方向となるように設けたことを特徴とする
    視覚障害者誘導用足取付け型通信機。
  6. 【請求項6】請求項4記載の足取付け型通信機におい
    て、 上記ソレノイドコイル形状のアンテナを、そのコイルの
    中心軸線が横方向となるように設けたことを特徴とする
    視覚障害者誘導用足取付け型通信機。
  7. 【請求項7】請求項4〜6のいずれかに記載の足取付け
    型通信機において、 足首に取り付ける上記固定ベルトに、その固定部より下
    方に位置する垂下部を形成し、この垂下部の内部に上記
    誘導案内器のアンテナを設けたことを特徴とする視覚障
    害者誘導用足取付け型通信機。
  8. 【請求項8】請求項4〜7のいずれかに記載の足取付け
    型通信機において、 上記ソレノイドコイル形状のアンテナに高透磁率材料の
    芯を設けたことを特徴とする視覚障害者誘導用足取付け
    型通信機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009001991A1 (en) * 2007-06-22 2008-12-31 Core Global It Co., Ltd. Voice guidance apparatus for visually handicapped
JP4753949B2 (ja) * 2004-08-24 2011-08-24 センサーズ・フォー・メデセン・アンド・サイエンス・インコーポレーテッド センサー読み取り装置と共に使用するための同調可能なアンテナを備えたリストタイプ又はその他のタイプのバンド
JP2018101976A (ja) * 2016-12-20 2018-06-28 株式会社ゴビ 通信システム

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