JP3879509B2 - 視覚障害者誘導用足取付け型通信機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、視覚障害者を誘導する点字ブロックに内蔵された電子タグと情報の送受信を行う通信機、特に視覚障害者誘導用足取付け型通信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
非接触で情報を送受信するためのアンテナコイルと情報を記憶するためのICチップとを封入した非接触認識素子として電子タグがあり、従来より様々な方法で利用されている。
【0003】
例えば、図6に示す電子タグの利用態様は、室の入退出時に、利用者が、設置されたアンテナ1に対し携帯している電子タグ2を接近させ認識させることで、扉3の鍵の開閉を行うものである。また、図7に示す電子タグの利用態様は、物品4に据え付けられた電子タグ2とアンテナと制御回路が内蔵された携帯通信機5との間で、情報の送受信が行われることで、物品4を管理するものである。
【0004】
しかし、設置式のアンテナでは、点字ブロック6に内蔵された電子タグ2との情報の送受信をすることは不可能である。また、携帯通信機5を使用する場合でも、視覚障害者7は電子タグ2に携帯通信機5を接近させる必要があり、無理な姿勢を強いられることがある。
【0005】
一方、最近では、視覚障害者を誘導する点字ブロックとして、表面に特殊な形状の突起部分を有するブロックが道路の路面や建造物内の床面等に埋設され、この点字ブロックに視覚障害者の足先や視覚障害者の使用する白杖が触れた際、足裏の触感や白杖から伝わる感触で、ブロックの存在を視覚障害者に認識させることができる工夫がなされるようになった。
【0006】
そこで、この道路の路面等に埋設した点字ブロックに、非接触で情報を送受信するためのアンテナコイルと情報を記憶するのためのICチップとを封入した非接触認識素子(電子タグ)を内蔵させ、これを視覚障害者の誘導用に利用することが考えられている。ここで、単純に上記携帯通信機5を使用する場合を考えると、図8に示すように、点字ブロック6に内蔵された電子タグ2との情報の送受信をするために、視覚障害者7は、他の電子タグ2との混信を防ぐ目的で、点字ブロック6に内蔵された電子タグ2に携帯通信機5を接近させればよいが、無理な姿勢を強いられるため実用的ではない。
【0007】
一方、特開平11−306481号公報には、白杖の先端部に内装したアンテナから、電気コードを介して手のひらサイズの誘導案内器に接続し、この誘導案内器が、上記タグの一つに対して検索電波を発信し、当該タグからの応答電波を受信して個別の情報を得、歩行者を誘導案内するための情報を生成し、音響、光、振動などの伝達媒体を介してユーザに伝える構成が開示されている。
【0008】
この構成によれば、ユーザが必要とする種類の誘導案内情報が、ユーザの要求に応じた指定情報および路面等に設置されたタグから得られる個別情報に基づいて生成され、ユーザに報知されるので、通路の路面等には、単純な構成のメモリ部等からなる電子タグを埋設しておくだけでよく、設備費が低廉ですみ、信頼性が高く、保守管理も容易である、という利点が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、白杖は機器の収納場所に乏しい。白杖の先端部にアンテナを内装した構成の場合、白杖から接続線を引き出して、視覚障害者の保有する誘導案内器まで結線しなければならない。従って、視覚障害者の歩行の妨げとなり、使用勝手が悪い。
【0010】
また、靴の内部にアンテナ及び誘導案内器を装置することも考えられるが、消費財としての靴の総てに、アンテナ及び誘導案内器を装置することは経済的でない。また、点字ブロックの電子タグに対するエネルギーは、使用者の靴のアンテナ側から付与しなければならない関係上、靴内にエネルギー源たる電池を収納し、且つその交換を可能にする構造を構築する必要があり、高価とならざるを得ず、また靴本来の機能を損なう虞がある。
【0011】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、歩行の妨げとならず、且つ使用勝手のよい視覚障害者誘導用足取付け型通信機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、次のように構成したものである。
【0013】
請求項1の発明に係る視覚障害者誘導用足取付け型通信機は、道路の路面や建造物内の床面等に埋設した点字ブロックに、非接触で情報を送受信するためのアンテナコイルと情報を記憶するためのICチップとを封入した電子タグを内蔵させ、この電子タグと視覚障害者側の誘導案内器との通信により視覚障害者を誘導するシステムに用いられる視覚障害者誘導用足取付け型通信機において、足首に取り付ける固定ベルトに、前記誘導案内器のアンテナを開ループ状とする電気的接続部を有するループアンテナを内蔵し、これに接続された通信機本体とを設けたことを特徴とする。
【0014】
請求項2の発明に係る視覚障害者誘導用足取付け型通信機は、道路の路面や建造物内の床面等に埋設した点字ブロックに、非接触で情報を送受信するためのアンテナコイルと情報を記憶するためのICチップとを封入した電子タグを内蔵させ、この電子タグと視覚障害者側の誘導案内器との通信により視覚障害者を誘導するシステムに用いられる視覚障害者誘導用足取付け型通信機において、 足首に取り付ける固定ベルトに、足首の踝より下方に位置する前記誘導案内器のアンテナを内蔵した垂下部と、これに接続された通信機本体とを設けたことを特徴とする。
【0015】
請求項3の発明は、請求項2記載の視覚障害者誘導用足取付け型通信機において、前記誘導案内器のアンテナとして、ソレノイドコイル形状のアンテナを設けたことを特徴とする。
【0016】
請求項4の発明は、請求項2記載の視覚障害者誘導用足取付け型通信機において、前記ソレノイドコイル形状のアンテナを、そのコイルの中心軸線が縦方向となるように設けたことを特徴とする。
【0017】
請求項5の発明は、請求項2記載の視覚障害者誘導用足取付け型通信機において、前記ソレノイドコイル形状のアンテナを、そのコイルの中心軸線が横方向となるように設けたことを特徴とする。
【0018】
請求項6の発明は、請求項3〜5のいずれかに記載の足取付け型通信機において、前記ソレノイドコイル形状のアンテナに高透磁率材料の芯を設けたことを特徴とする。
【0021】
<発明の要点>
本発明の要点は、点字ブロックに内蔵された電子タグとの情報の送受信機を固定ベルトにより視覚障害者の足首に固定する。すなわち、足首に取り付けられる固定ベルトには通信機本体とそのアンテナが付属しており、電子タグが内蔵された点字ブロックを、通信機本体とアンテナが固定された脚で踏むことにより、視覚障害者側のアンテナと点字ブロック側の電子タグが接近し、無線により情報のやり取りが可能になる。
【0022】
アンテナは、コイル状のループアンテナ又はソレノイドコイル形状のアンテナのいずれでもよいが、高透磁率材料の芯を設けることによりアンテナを小型にすることができる。
【0023】
ソレノイドコイル形状のアンテナとする場合、その配向は、そのコイルの中心軸線が縦方向或いは横方向又は任意の方向となってよいが、固定ベルトに垂下部を形成し、この垂下部内にアンテナを設けると、視覚障害者側のアンテナを点字ブロック側の電子タグにより近づけることができ、通信感度を高めることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
【0025】
本発明の第一の実施形態を図1〜図2に示す。図1は、本発明の足首に取付けた通信機およびアンテナと点字ブロックに内蔵された電子タグとの間で情報の送受信が行われるときの状態と位置関係を示している。また図2は、本発明の図1に示す状態の時の電子タグ、アンテナと視覚障害者の位置関係を示している。
【0026】
図1において、6は道路の路面や建造物内の床面等に埋設した点字ブロックであり、この点字ブロック6には、非接触で情報を送受信するためのアンテナコイル(図示せず)と情報を記憶するためのICチップ(図示せず)とを封入した電子タグ2が内蔵されている。この電子タグ2と視覚障害者側の誘導案内器との通信により視覚障害者誘導案内システムが構成される。
【0027】
11は足首12に取り付けられる固定ベルトであり、この固定ベルト11は、例えば皮革や布等から成る帯材を足首12に巻き付け、これをバックル等の止め金具やファスナ等で止めるように構成したもの、又は、ゴムバンド等の弾性体から成る無端状(環状)の帯材を足首12にくぐらせて取り付けるように構成したものから成る。
【0028】
この固定ベルト11には、上記視覚障害者側が備える誘導案内器のアンテナ10と、これに接続線10aにて電気的に接続されて上記アンテナ10と共に誘導案内器の一部を構成する通信機本体13とが設けられる。
【0029】
この実施形態の場合、アンテナ10は、ソレノイドコイル形状のアンテナを、そのコイルの中心軸線が横方向となるように設けた構成のものから成る。すなわち、アンテナ10は、図4(a)(b)に示すように、空芯の構造、またはフェライト等の高透磁率材料の芯8を設けた構造のソレノイドコイル9から成る。そして、固定ベルト11には、その固定部11aより下方に位置する袋状の垂下部11bが形成され、この垂下部11bの内部に上記ソレノイドコイル9が横置きに配設されている。なお、高透磁率材料を芯とすることによりアンテナ10の小型軽量化を図ることができる。
【0030】
このようにして、図1に示すアンテナ10は、ソレノイドコイル9の軸が、固定ベルト11を足首12に巻き付けたときに水平になるように、固定ベルト11から吊るされる。このアンテナ10の吊下位置は、好ましくは、図1に示すように、固定ベルト11を足首12に巻きつけたとき、アンテナ10が、足首の両側に突起している踝の下のあたりで、地面より2cm〜5cm上方に位置するようにする。アンテナ10により足首が擦られるのを避けるためである。
【0031】
上記のようなアンテナ構造とした上で、図1に示すように、通信機13とアンテナ10を取り付けた脚で、電子タグ2が内蔵された点字ブロック6を踏むと、アンテナ10先端から発生した磁束14が、点字ブロック6に内蔵された電子タグ2のアンテナコイル(図示せず)と鎖交し、情報の送受信が可能になる。この場合、図2に示すように、視覚障害者7は、通常の楽な歩行姿勢を維持することができる。
【0032】
足取付け型通信機17のアンテナ10から電子タグ2のアンテナコイルに向けてデジタル信号の検索信号が特定周波数で送信される。この信号を電子タグ2のアンテナが受信すると、相互誘導作用で生じる電力により電子タグ2のICチップが活性化し、検索信号に基づいてICチップ内のメモリに記憶されていた当該設置場所の番地等の個別情報を送信する。送信された個別情報は足取付け型通信機17のアンテナ10が受信し、誘導案内器がユーザを誘導案内するための情報を生成して音響や振動等を介して報知する。
【0033】
ここで点字ブロック6に内蔵された電子タグ2と情報の送受信をするための電磁波の周波数は、100kHz(キロヘルツ)から数100kHz(キロヘルツ)が望ましい。点字ブロック6に内蔵された電子タグ2と情報の送受信が行われる環境は、雨等の水分、埃や泥等の土壌成分や人体等の非金属物が介在する場合が多く、このような環境下での影響を受け難いのがその理由である。
【0034】
100kHz(キロヘルツ)から数100kHz(キロヘルツ)の周波数の電磁波を使用する場合、固定ベルト11に内蔵することが可能と考えられる直径(2cm未満)の空芯のソレノイドコイル9の巻数は、数100から1000に達する。この場合、実際のソレノイドコイル9は、固定ベルト11に内蔵することが不可能な大きさになってしまう。しかし、フェライト等の高透磁率材料の芯8をソレノイドコイル9の芯とすることで、巻数を軽減し小型化することができる。例えば、比透磁率が5000から10000の高透磁率材料の芯8をソレノイドコイル9の芯に用いると、ソレノイドコイル9の巻数を空芯の場合に比べて1170〜11100にすることができ、ソレノイドコイル9を小さくすることが可能になる。
【0035】
本発明の第二の実施形態を図3に示す。これは、上記ソレノイドコイル形状のアンテナである空芯又は磁芯を有するソレノイドコイル9を、そのコイルの中心軸線が縦方向となるように設けた例である。図3は、ソレノイドコイル9の軸が地面と垂直になるように足首12に取り付けたときの、点字ブロック6に内蔵された電子タグ2との間で情報の送受信が行われるときの状態を示している。
【0036】
すなわち、図3に示すように、通信機13とアンテナ10を取り付けた脚で、電子タグ2が内蔵された点字ブロック6を踏むと、アンテナ10先端から発生した磁束14が、点字ブロック6に内蔵された電子タグ2のアンテナコイル(図示せず)と鎖交し、情報の送受信が可能になる。これにより通信領域に指向性を持たせ、特定の電子タグ2と情報の送受信を行う。なお、高透磁率材料を芯とすることによりアンテナ10の小型軽量化を図ることができる。
【0037】
本発明の第三の実施形態を図5に示す。これは、足首12に取り付ける固定ベルト11に、誘導案内器のアンテナ10として、コイル状のループアンテナ16を内蔵させた例である。
【0038】
すなわち、図5に示すようにコイル状のループアンテナ16が、固定ベルト11の足首12に巻きつける部分に内蔵されている。そして、固定ベルト11の一部には、足首12に対する着脱を可能にするため、ループアンテナ16を開ループ状とするソケット15等の電気的接続部が設けられている。足首12に巻き付けるときは、ソケット15の接続部を切り離し、足首12に巻き付けた後、再び接続する。これにより、ループアンテナ16は足首12を囲む閉ループ状のアンテナになる。
【0039】
上記ループアンテナ16を構成するコイルは、図4(a)に示すように、空芯として構成することができ、この場合はフェライト等を使用しないため軽量化に優れた構造となる。しかし、ループアンテナ16を構成するコイル内には、図4(b)に示すように、フェライト等の高透磁率材料の芯8を設けた構成とすることもでき、これにより電子タグ2のアンテナコイルとの情報の送受信の効率を高めることもできる。また、高透磁率材料を芯とすることによりループアンテナの小型軽量化を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、次のような優れた効果が得られる。
【0041】
本発明は、道路の路面や建造物内の床面等に埋設した点字ブロックに、非接触で情報を送受信するためのアンテナコイルと情報を記憶するためのICチップとを封入した電子タグを内蔵させ、この電子タグと視覚障害者側の誘導案内器との通信により視覚障害者を誘導するシステム において、足首に取り付ける固定ベルトに、上記誘導案内器のアンテナと、これに接続された通信機本体とを設けた構成の視覚障害者誘導用足取付け型通信機である。
【0042】
すなわち、本発明の視覚障害者誘導用足取付け型通信機は、誘導案内器のアンテナと通信機本体とが固定ベルトに一体的にまとまっており、固定ベルトを足首に装着するだけで、誘導案内器のアンテナと通信機本体とが装備できるので、使用上及び管理上便利であり、使い勝手が良い。
【0043】
また、足首の部分でアンテナと通信機本体との結線をなすことができる。従って、従来の白杖の先端部にアンテナを内装した場合のように、身体とは別体の部材である白杖から接続線を引き出して視覚障害者の保有する誘導案内器まで結線する必要がなく、このため配線が視覚障害者の歩行の妨げとなることがない。
【0044】
また、通信機本体は固定ベルトに設けてあるため、電池を収納し、且つその交換を可能にする構造を構築することも容易である。
【0045】
さらに本発明においては、アンテナを固定ベルトから吊り下げて、点字ブロック側の電子タグに近づけた形態とすることにより、通信感度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る視覚障害者誘導用足取付け型通信機と点字ブロックに内蔵された電子タグとの間で情報が送受信されるときの状況を示した図である。
【図2】本発明の図1に示す状況時の電子タグとアンテナと視覚障害者の位置関係を示した図である。
【図3】本発明の第二の実施形態に係る視覚障害者誘導用足取付け型通信機と点字ブロックに内蔵された電子タグとの間で情報の送受信が行われるときの状況を示した図である。
【図4】本発明で用いられる空芯または高透磁率材料の芯を有するソレノイドコイルを示した図である。
【図5】本発明の第三の実施形態に係る視覚障害者誘導用足取付け型通信機と点字ブロックに内蔵された電子タグとの間で情報の送受信が行われるときの状況を示した図である。
【図6】従来技術の扉の鍵の開閉管理に電子タグを用いた場合の一例であり、電子タグとアンテナと利用者の位置関係を示した図である。
【図7】従来技術の物品の管理に電子タグを用いた場合の一例であり、電子タグとアンテナと利用者の位置関係を示した図である。
【図8】従来のアンテナを使用して、点字ブロックに内蔵された電子タグと情報の送受信をする場合における電子タグとアンテナと視覚障害者の位置関係を例示した図である。
【符号の説明】
2 電子タグ
5 携帯通信機
6 点字ブロック
7 視覚障害者
8 高透磁率材料の芯
9 ソレノイドコイル
10 アンテナ
11 固定ベルト
11a 固定部
11b 垂下部
12 足首
13 通信機本体
15 ソケット
16 ループアンテナ
17 足取付け型通信機
Claims (6)
- 道路の路面や建造物内の床面等に埋設した点字ブロックに、非接触で情報を送受信するためのアンテナコイルと情報を記憶するためのICチップとを封入した電子タグを内蔵させ、この電子タグと視覚障害者側の誘導案内器との通信により視覚障害者を誘導するシステムに用いられる視覚障害者誘導用足取付け型通信機において、
足首に取り付ける固定ベルトに、前記誘導案内器のアンテナを開ループ状とする電気的接続部を有するループアンテナを内蔵し、これに接続された通信機本体とを設けたことを特徴とする視覚障害者誘導用足取付け型通信機。 - 道路の路面や建造物内の床面等に埋設した点字ブロックに、非接触で情報を送受信するためのアンテナコイルと情報を記憶するためのICチップとを封入した電子タグを内蔵させ、この電子タグと視覚障害者側の誘導案内器との通信により視覚障害者を誘導するシステムに用いられる視覚障害者誘導用足取付け型通信機において、
足首に取り付ける固定ベルトに、足首の踝より下方に位置する前記誘導案内器のアンテナを内蔵した垂下部と、これに接続された通信機本体とを設けたことを特徴とする視覚障害者誘導用足取付け型通信機。 - 請求項2記載の足取付け型通信機において、前記誘導案内器のアンテナとして、ソレノイドコイル形状のアンテナを設けたことを特徴とする視覚障害者誘導用足取付け型通信機。
- 請求項2記載の足取付け型通信機において、前記ソレノイドコイル形状のアンテナを、そのコイルの中心軸線が縦方向となるように設けたことを特徴とする視覚障害者誘導用足取付け型通信機。
- 請求項2記載の足取付け型通信機において、前記ソレノイドコイル形状のアンテナを、そのコイルの中心軸線が横方向となるように設けたことを特徴とする視覚障害者誘導用足取付け型通信機。
- 請求項3〜5のいずれかに記載の足取付け型通信機において、前記ソレノイドコイル形状のアンテナに高透磁率材料の芯を設けたことを特徴とする視覚障害者誘導用足取付け型通信機。
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