JP2003197692A - 電子部品実装用フィルムキャリアテープのインプラント装置およびインプラント方法ならびに電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造方法 - Google Patents
電子部品実装用フィルムキャリアテープのインプラント装置およびインプラント方法ならびに電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造方法Info
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Abstract
ト用孔を迅速にかつ高精度に穿孔することができるとと
もに、このインプラント用孔にインプラント用金属材料
を迅速にかつ高精度に埋設することが可能で、生産効率
良くしかも低コストで、インプラント法を実施する。 【解決手段】 一つの金型内に、インプラント孔穿設
部分とインプラント部分とを対称に配置したインプラン
ト金型を用いて、片面または両面に金属層が形成された
フィルムキャリアテープに対して、インプラント金型の
インプラント孔穿設部分に配設したインプラント用孔穿
設ピンによって、インプラント用孔をパンチングにて穿
設し、インプラント用孔が穿設されたフィルムキャリア
テープに対して、インプラント金型のインプラント部分
に配設したインプラント用ピンによって、インプラント
孔穿設部分で穿設したインプラント用孔に、インプラン
ト用金属シート材のインプラント金属材をパンチングに
よって埋設する。
Description
ィルムキャリアテープ(TAB(Tape AutomatedBondin
g)テープ、T-BGA(Tape Ball Grid Array)テープ、
CSP(Chip Size Package)テープ、ASIC(Appli
cation Specific Integrated Circuit)テープ、FPC
(Flexible Printed Circuit)、COF(Chip On Fil
m)テープなど)(以下、単に「電子部品実装用フィル
ムキャリアテープ」と言う。)のインプラント装置およ
びインプラント方法ならびに電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープの製造方法に関する。
C(集積回路)、LSI(大規模集積回路)などの電子
部品を実装するプリント配線板の需要が急激に増加して
いるが、電子機器の小型軽量化、高機能化、高信頼性、
低価格化などが要望されている。
対応して、IC配線の高密度化が要求され、このため、
電子部品を実装する実装基板に対しても高密度化が要求
されているのが実情である。このため、従来のTABテ
ープでは、主に実装基板の片面側(表面側)だけを配線
パターンに利用していたが、片面側(表面側)だけでな
く、基板の両面を配線パターンに利用する必要が生じて
いる。
実装方法として、表裏面に配線パターンを有するプリン
ト回路基板が開発されており、半導体実装パッケージに
マトリックス状に配列した微小な半田ボールを形成し、
これらの半田ボールを外部配線基板と接続するBGA
(Ball Grid Array)方式が普及しつつあり、このBG
A方式によるパッケージ材料の中でもフィルムキャリア
テープを利用したものも増加しつつある。
を半導体チップのサイズにまで縮小したCSP(Chip S
ize Package)が採用されつつあるが、このCSPに
も、テープタイプCSP(Chip Size Package)と呼ば
れるフィルムキャリアテープのパッケージ自体のサイズ
を、IC(半導体チップ)のサイズまでに縮小し、その
接続方法がBGA方式と同じであるフィルムキャリアテ
ープも用いられるようになっている。
テープとして、最近では、COF(チップオンフィルム
(Chip On Film))と呼ばれる樹脂フィルムと導電性金
属箔とからなる2層テープで、デバイスホールがなくI
Cが実装されるタイプの電子部品実装用フィルムキャリ
アテープが普及している。ところで、これらの表裏面に
配線パターンを有するプリント回路基板を製造する方法
として、従来より下記のような方法が採用されている。
ィルムキャリアテープ102の表裏面の回路パターン1
03と電気的に接続するために、基材を構成するポリイ
ミドフィルム等の絶縁性樹脂フィルム104にビアホー
ル106をドリルなどで穿設することによって形成して
いる。そして、このビアホール106内に無電解メッキ
などのメッキ技術によって、導通メッキ層108を形成
して、電子部品実装用フィルムキャリアテープの表裏面
を電気的に接続する方法がある。
の形成面積が大きくなってしまい、昨今の電子機器の小
型軽量化には対応ができず、しかも、ビアホール106
内にメッキ層108がうまく形成されず導通不良となる
こともあるなどの問題がある。これに代わる方法とし
て、図15に示したように、電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープ102のビアホール106内に、導電性粒
子を含有するペースト110を充填して、導電性粒子が
相互に接合することにより電気的導通を確保するように
する方法がある。
在する導電性粒子の接合によって導電性を確保している
ため、導通の信頼性の点で問題があり、また、ビアホー
ル106の径が小さくなるにともなって、ビアホール1
06内に導電性ペースト110を均一に充填するのが困
難になるという問題もある。また、図16に示したよう
に、スクリーン印刷を利用して導電性のバンプ202を
形成し、このバンプが絶縁層204を貫通してその上に
設けられた回路基板206との間で電気的導通を確保す
るものである。
を形成する際にスクリーン印刷技術を利用するために、
使用される導電性インクに導電性を有しない物質を配合
せざるをえないという問題がある。また、このバンプを
形成するためのスクリーン印刷技術も非常に難しい技術
である。
いわゆる「インプラント法」と呼ばれる方法が提案され
ている。すなわち、この方法は、ポンチ301と、ダイ
ス孔303を有するベースとを有する金型302,30
4を用いて、図17に示したように、樹脂フィルム30
0にビアホール308を打ち抜くとともに、このビアホ
ール308内に導電性金属シート306を、ビアホール
308の打ち抜き後に打ち抜いて、導電性金属片310
をビアホール308内に位置させて、電子部品実装用フ
ィルムキャリアテープの表裏面を電気的に接続する方法
である。
来から行われているリール・ツー・リールで製造されて
いるTABテープ製造工程と組み合わせて、連続的、自
動的に操業することができれば、生産性が向上でき、生
産コストの低減化が図れることができるため、このよう
なリール・ツー・リールによるインプラント技術を利用
した連続的な製造方法が、従来よりこの分野では熱望さ
れているのが現状であった。
ィルムテープに多数のインプラント用孔を迅速にかつ高
精度に穿孔することができるとともに、このインプラン
ト用孔にインプラント用金属材料を迅速にかつ高精度に
埋設することが可能で、生産効率良くしかも低コスト
で、インプラント法を実施できる電子部品実装用フィル
ムキャリアテープのインプラント装置およびインプラン
ト方法ならびに電子部品実装用フィルムキャリアテープ
の製造方法を提供することを目的とする。
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、本発明の電子部品実装用フィル
ムキャリアテープのインプラント装置は、一つの金型内
に、フィルムキャリアテープのインプラント用孔を、パ
ンチングにて穿設するインプラント用孔穿設ピンを配設
したインプラント孔穿設部分と、前記インプラント孔穿
設部分で穿設したインプラント用孔に、インプラント用
金属シート材のインプラント金属材をパンチングによっ
て埋設するインプラント用ピンを配設したインプラント
部分と、を対称に配置したインプラント金型を備えるこ
とを特徴とする。
ャリアテープのインプラント方法は、一つの金型内に、
インプラント孔穿設部分とインプラント部分とを対称に
配置したインプラント金型を用いて、片面または両面に
金属層が形成されたフィルムキャリアテープに対して、
前記インプラント金型のインプラント孔穿設部分に配設
したインプラント用孔穿設ピンによって、インプラント
用孔をパンチングにて穿設し、前記インプラント用孔が
穿設されたフィルムキャリアテープに対して、インプラ
ント金型のインプラント部分に配設したインプラント用
ピンによって、インプラント孔穿設部分で穿設したイン
プラント用孔に、インプラント用金属シート材のインプ
ラント金属材をパンチングによって埋設することを特徴
とする。
ャリアテープの製造方法は、一つの金型内に、インプラ
ント孔穿設部分とインプラント部分とを対称に配置した
インプラント金型を用いて、片面または両面に金属層が
形成されたフィルムキャリアテープに対して、前記イン
プラント金型のインプラント孔穿設部分に配設したイン
プラント用孔穿設ピンによって、インプラント用孔をパ
ンチングにて穿設し、前記インプラント用孔が穿設され
たフィルムキャリアテープに対して、インプラント金型
のインプラント部分に配設したインプラント用ピンによ
って、インプラント孔穿設部分で穿設したインプラント
用孔に、インプラント用金属シート材のインプラント金
属材をパンチングによって埋設することを特徴とする。
ト用孔穿設ピンを配設したインプラント孔穿設部分と、
インプラント用ピンを配設したインプラント部分とを対
称に配置したインプラント金型を用いるので、ベースフ
ィルムテープに多数のインプラント用孔のパンチングに
よる穿設と、この穿設したインプラント用孔への、イン
プラント用金属シート材のインプラント金属材のパンチ
ングによる埋設を、一回のパンチングで同時に行うこと
ができる。
ンプラント用孔のパンチングによる穿設と、この穿設し
たインプラント用孔への、インプラント用金属シート材
のインプラント金属材のパンチングによる埋設を、迅速
にかつ高精度に実施することができ、生産効率良くしか
も低コストで、インプラント法を実施できる。また、本
発明では、前記インプラント用孔穿設ピンと、インプラ
ント用ピンとが、それぞれ1個配設されており、前記イ
ンプラント金型を、フィルムキャリアテープの搬送方向
と幅方向に移動しながらインプラント孔穿設とインプラ
ントを行うように構成したことを特徴とする。
ピンを金型に配置することがないので、金型費用が高価
となることがなく、しかも、たとえ、ピンが破損したと
しても、それぞれ一つのピンを交換するだけでよいので
効率的である。また、このようにインプラント用孔穿設
ピンと、インプラント用ピンとが、それぞれ1個配設さ
れて、インプラント金型を、フィルムキャリアテープの
搬送方向と幅方向に移動しながらインプラント孔穿設と
インプラントを行うので、様々な配線パターンの電子部
品実装部に対応して、インプラントを行うことが可能で
ある。
ャリアテープのインプラント装置は、前記インプラント
用孔穿設ピンと、インプラント用ピンとが、電子部品実
装用フィルムキャリアテープの幅方向に一列に配設され
ていることを特徴とする。また、本発明の電子部品実装
用フィルムキャリアテープのインプラント方法および電
子部品実装用フィルムキャリアテープの製造方法は、前
記インプラント用孔穿設ピンと、インプラント用ピンと
が、電子部品実装用フィルムキャリアテープの幅方向に
一列に配設されており、列単位でインプラント孔穿設と
インプラントを行うことを特徴とする。
インプラント用ピンとが、電子部品実装用フィルムキャ
リアテープの幅方向に一列に配設されているので、一度
のパンチングで、列単位でインプラント孔穿設とインプ
ラントを同時に行うことができる。従って、ベースフィ
ルムテープに多数のインプラント用孔のパンチングによ
る穿設と、この穿設したインプラント用孔への、インプ
ラント用金属シート材のインプラント金属材のパンチン
グによる埋設を、列単位で、迅速にかつ高精度に実施す
ることができ、さらに生産効率良くしかも低コストで、
インプラント法を実施できる。
ャリアテープのインプラント装置は、前記インプラント
用孔穿設ピンと、インプラント用ピンとが、電子部品実
装用フィルムキャリアテープの電子部品実装部単位で配
設されていることを特徴とする。また、本発明の電子部
品実装用フィルムキャリアテープのインプラント方法お
よび電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造方法
は、前記インプラント用孔穿設ピンと、インプラント用
ピンとが、電子部品実装用フィルムキャリアテープの電
子部品実装部単位で配設されており、電子部品実装部単
位でインプラント孔穿設とインプラントを行うことを特
徴とする。
インプラント用ピンとが、電子部品実装用フィルムキャ
リアテープの電子部品実装部単位で配設されているの
で、一度のパンチングで、電子部品実装部単位のインプ
ラント孔穿設とインプラントを同時に行うことができ
る。従って、ベースフィルムテープに多数のインプラン
ト用孔のパンチングによる穿設と、この穿設したインプ
ラント用孔への、インプラント用金属シート材のインプ
ラント金属材のパンチングによる埋設を、電子部品実装
部単位で、迅速にかつ高精度に実施することができ、さ
らに生産効率良くしかも低コストで、インプラント法を
実施できる。
孔が穿設されたフィルムキャリアテープが、パイロット
装置にガイドされた状態で、前記インプラント金型を通
過するように構成されており、前記パイロット装置が、
フィルムキャリアテープに穿設されたスプロケット孔を
利用して、パイロット装置に設けた位置決めピンをスプ
ロケット孔内に嵌入させることによって、ベースフィル
ムテープを正確な位置に位置決めできるように構成され
ていることを特徴とする。
ンによって、フィルムキャリアテープに穿設されたスプ
ロケット孔を利用して、フィルムキャリアテープを正確
な位置に位置決めして、インプラント金型に供給できる
ので、インプラント金型におけるインプラント用孔の穿
設、インプラント金属材のパンチングによる埋設を、電
子部品実装部単位で、迅速にかつ高精度に実施すること
ができる。
の実施の形態(実施例)について説明する。図1は、本
発明の対象とする電子部品実装用フィルムキャリアテー
プの一例として、「COF(チップオンフィルム(Chip
On Film))」等の両面配線タイプのフィルムキャリア
テープを示す平面図である。なお、この実施例では、両
面配線タイプのフィルムキャリアテープを示したが、片
面配線タイプのフィルムキャリアテープに適用すること
ももちろん可能である。
は、ポリイミドなどの合成樹脂からなる絶縁性フィルム
であるベースフィルムテープ2から構成されており、こ
のベースフィルムテープ2の表裏面に例えば、電解銅箔
からなる導電性金属層3が貼着されている。なお、この
電子部品実装用フィルムキャリアテープ1としては、ポ
リイミドフィルムにスパッタリングや無電解メッキによ
って、ポリイミドフィルムの表裏両面に金属薄膜を形成
した後に、この金属薄膜の表面に銅メッキを施したもの
であってもよい。
特に限定されるものではないが、製品規格、生産性を考
慮すれば、好ましくは、テープ幅が35〜156mmと
するのが望ましく、例えば、厚さが50μm、テープ幅
が48mm、テープ長さが105mであり、長尺状に形
成されている。なお、ベースフィルムテープ2を構成す
る合成樹脂としては、特に限定されるものではなく、例
えば、ポリイミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポ
リフェニレンスルフィド、ポリビニリデンクロリド、エ
バールなどが使用可能である。
などが使用でき、その厚さとしては、特に限定されるも
のではないが、ファインパターンを形成するためには、
3〜70μm、好ましくは、9〜12μmとするのが望
ましい。このベースフィルムテープ2には、その両側縁
部にそれぞれ、長手方向(長尺方向)に所定のピッチで
離間して、複数のスプロケット孔4が形成されている。
まれた部分(テープの中央部分)に、矩形状の電子部品
実装部6が、一定間隔離間して、長手方向及び幅方向に
マトリックス状に連続して形成されている。なお、この
電子部品実装部6は、常法に従って、感光性フォトレジ
ストの塗布、回路パターンの露光、現像及び銅エッチン
グを行い、銅回路パターンが形成されている。
部品実装用フィルムキャリアテープ1に実装する電子部
品1セット分に相当しており、これにより、この電子部
品実装部6に、電子部品を実装することができるように
なっている。また、図1に示したように、電子部品実装
部6の内部にはそれぞれ、表裏面の配線の導通をとるた
めのビアホールとなるインプラント部7からなるインプ
ラント群8が形成されている。
定されるものではなく、例えば、40μmφ〜300μ
mφのものが用いられる。このような電子部品実装用フ
ィルムキャリアテープ1を製造するには、下記のような
本発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープのイン
プラント装置を用いて作製する。
キャリアテープのインプラント装置の第1の実施例の概
略平面図、図3はその概略側面図である。図2に示した
ように、10は全体で、本発明の電子部品実装用フィル
ムキャリアテープのインプラント装置(以下、単に「イ
ンプラント装置10」と言う)を示している。
に示したように、図示しない送り出しロールなどから送
給されたベースフィルムテープ2に、その両側縁部にそ
れぞれ、長手方向(長尺方向)に所定のピッチで離間し
て、複数のスプロケット孔4を穿設するためのスプロケ
ットホール穿設部12を備えている。このスプロケット
ホール穿設部12は、スプロケットホール穿設ピン14
を備えた上金型16と、このスプロケットホール穿設ピ
ン14に対応するダイス孔(図示せず)を備えた下金型
18とから構成されている。そして、これらの上金型1
6と下金型18を離接することによって、複数のスプロ
ケット孔4を穿設するように構成されている。
で、複数のスプロケット孔4が穿設されたベースフィル
ムテープ2は、続いてパイロット部20、22を通過す
るようになっている。このパイロット部20、22は、
スプロケットホール穿設部12で穿設されたスプロケッ
ト孔4を利用して、パイロット部20に設けた位置決め
ピン24、26をこのスプロケット孔4内に嵌入させる
ことによって、ベースフィルムテープ2を正確な位置に
位置決めできるように構成されている。
正確に位置決めされたベースフィルムテープ2は、イン
プラント部30にて、インプラントが実施されるように
なっている。インプラント部30は、図2に示したよう
に、インプラント金型32を備えている。このインプラ
ント金型32は、インプラント孔穿設部分32aと、イ
ンプラント部分32bとが対称に配置されている。
一対の上金型34と下金型36とから構成されている。
上金型34のインプラント孔穿設部分34aには、ベー
スフィルムテープ2にインプラント用孔40を、パンチ
ングにて穿設するインプラント用孔穿設ピン38が配設
されている。
bには、インプラント孔穿設部分34aで穿設したイン
プラント用孔40に、インプラント用金属シート材64
のインプラント金属材68をパンチングによって埋設す
るインプラント用ピン42が配設されている。この場
合、図2に示したように、インプラント用孔穿設ピン3
8は、インプラント孔穿設部分34aに、電子部品実装
用フィルムキャリアテープ1の電子部品実装部6のイン
プラント群8に対応する位置に複数のインプラント用孔
穿設ピン38が配置されている。なお、図2の実施例の
場合には、電子部品実装用フィルムキャリアテープ1の
幅方向に2個の電子部品実装部6を設けた例を示してい
るが、この電子部品実装部6の数は特に限定されるもの
ではない。
プラント部分34bに、電子部品実装用フィルムキャリ
アテープ1の電子部品実装部6のインプラント群8に対
応する位置に複数のインプラント用ピン42が配置され
ている。これらのインプラント用孔穿設ピン38、イン
プラント用ピン42の直径は、後述するインプラント用
孔40の直径に対応して設定すればよい。また、これら
のインプラント用孔穿設ピン38、インプラント用ピン
42の材質としては、例えば、超硬合金、高速度鋼、1
2%クロム工具鋼などの金属を用いればよい。
孔穿設部分34aは、図4の断面図に示したように構成
されている。すなわち、上金型34に押圧板46が設け
られており、この押圧板46は、スプリング50を介し
て可動板52に支持されている。そして、ガイド棒54
に案内されて、可動板52に対して押圧板46が離接可
能になっている。
ストッパ部材56を介して、ポンチプレート58が固着
されており、このポンチプレート58に、インプラント
用孔穿設ピン38が装着されている。そして、押圧板4
6のポンチ部当接用開口部60に形成されたピン孔62
を介して、インプラント用孔穿設ピン38が突出可能に
構成されている。
ィルムテープ2を押さえるフィルム押さえ凹部63が形
成されている。一方、下金型36には、インプラント用
孔穿設ピン38が嵌入するダイス孔36aが形成されて
いる。また、インプラント金型32のインプラント部分
34bは、図5の断面図に示したように構成されてい
る。
インプラント金型32のインプラント孔穿設部分34a
と基本的には同様な構造であるので、図5において、図
4と同じ構成部材については、同じ参照番号を付して、
その詳細な説明を省略する。すなわち、インプラント部
分34bについては、ストッパ部材56の高さhを、イ
ンプラント孔穿設部分34aの場合よりも低く調整する
ことによって、インプラント用孔40内に後述するイン
プラント用金属シート材64のインプラント金属材68
をパンチングによって埋設するようにしている。
6には、インプラント用ピン42が嵌入するダイス孔が
形成されていない点が、図4とは相違している。さら
に、図2に示したように、インプラント部分34bに
は、ベースフィルムテープ2の搬送方向と垂直に交差す
る方向に、すなわち、ベースフィルムテープ2の幅方向
に、ベースフィルムテープ2の上面にインプラント用金
属シート材64を供給するインプラント用金属シート材
供給部66が設けられている。
ト材64としては、導電性を有する金属材料であればよ
く、特に限定されるものではなく、例えば、鉛、スズ、
銅、ニッケル、またはこれらの金属を主成分とする合
金、インジウム、金、銀などの貴金属などからなるシー
ト、または、これらの金属の表面にはんだめっき層が形
成されたシートなどが使用可能である。その厚さとして
は、特に限定されるものではないが、インプラント金型
の加工特性、およびビアホールの導通特性を考慮すれ
ば、100μm〜150μmとするのが望ましい。
ラント用孔40の穿設、およびインプラント用孔40へ
のインプラント金属材68の埋設が行われたベースフィ
ルムテープ2は、パイロット部22を通過して、インプ
ラント用孔40内に埋設されたインプラント金属材68
の上下面をかしめるかしめ部70に搬送されるようにな
っている。
ように、上下一対の上金型72と下金型74とから構成
されている。これらの上金型72と下金型74とにはそ
れぞれ、インプラント用孔40の位置に対応する箇所
に、上金型突設部76と下金型突設部78とが突設され
ている。なお、これらの突設部76、78は、放電加工
で部分的に硬化処理させておくのが望ましい。
しては、加工液をイオン水、ピーク電流値を5〜300
A、放電間隔を10〜100μs、ワイヤーを負極とし
た直流波形のワイヤー放電加工を行えばよい。また、こ
れらの突設部76、78の突設距離としては、特に限定
されるものではなく、ロールプレスでベースフィルムテ
ープ2を押圧することによって、インプラント用孔40
内に埋設されたインプラント金属材68の上下面をかし
めることができる距離とするのが望ましい。
のインプラント金型32は、下記のように作動する。ス
プロケットホール穿設部12で、複数のスプロケット孔
4が穿設され、パイロット部20を通過したベースフィ
ルムテープ2は、インプラント金型32の上金型34と
下金型36との間に供給される。
aでは、インプラント用孔40の穿設が行われる。すな
わち、上金型34が下降することによって、図7に示し
たように、可動板52が下方に移動し、これにともなっ
て、スプリング50を介して、押圧板46が下金型36
に当接する。これによって、下金型36上のベースフィ
ルムテープ2が、押圧板46の下端に形成されたフィル
ム押さえ凹部63内で所定の位置に押さえられる。
と、スプリング50に抗して、可動板52がさらに下降
して、ポンチプレート58に装着されたインプラント用
孔穿設ピン38が、押圧板46に形成されたピン孔62
を介して突出する。これによって、インプラント用孔穿
設ピン38が、ベースフィルムテープ2およびベースフ
ィルムテープ2の表裏面の導電性金属層3を貫通して、
下金型36のダイス孔36aに嵌入するパンチングによ
って、ベースフィルムテープ2にインプラント用孔40
が穿設されるようになっている。
hを、ポンチプレート58が、押圧板46に当接した状
態で、インプラント用孔穿設ピン38が、ダイス孔36
aに嵌入する高さに調整されている。また、インプラン
ト用孔40の直径としては、特に限定されるものではな
いが、電子部品実装用フィルムキャリアテープの配線パ
ターン設計を考慮すれば、好ましくは、40μmφ〜3
00μmφとするのが望ましい。
で、インプラント用孔40が穿設されたベースフィルム
テープ2は、インプラント部分34bにおいて、インプ
ラント用孔40に、インプラント用金属シート材64の
インプラント金属材68をパンチングによって埋設する
ようになっている。すなわち、インプラント孔穿設部分
34aで、インプラント用孔40が穿設されたベースフ
ィルムテープ2は、インプラント部分34bに搬送され
る。同時に、図2に示したように、インプラント用金属
シート材供給部66において、ベースフィルムテープ2
の搬送方向と垂直に交差する方向に、すなわち、ベース
フィルムテープ2の幅方向に、ベースフィルムテープ2
の上面にインプラント用金属シート材64が供給され
る。
aと同様にして、上金型34が下降することによって、
図8に示したように、インプラント用ピン42が押圧板
46のピン孔62を介して突出する。これによって、イ
ンプラント用ピン42が、インプラント用金属シート材
64を貫通するパンチングによって、インプラント用金
属シート材64のインプラント金属材68が、インプラ
ント用孔40内に埋設されるようになっている。
プラント用孔40内に埋設されたインプラント金属材6
8を介して、ベースフィルムテープ2の表裏面の導電性
金属層3との導通が確保されることになる。なお、イン
プラント用金属シート材64の厚さは、ベースフィルム
テープ2の表裏面の導電性金属層3の厚さと略同一の厚
さか、若干厚くすることによって、後述するかしめ部7
0におけるかしめ工程が容易に行えるようにするのが好
ましい。
ッパ部材56の高さhを、インプラント孔穿設部分34
aの場合よりも低く調整している。すなわち、インプラ
ント用ピン42が、押圧板46のピン孔62を介して突
出した状態で、インプラント金属材68が、インプラン
ト用孔40内に埋設するような高さに設定している。こ
のようにインプラント用孔40へのインプラント金属材
68の埋設が行われたベースフィルムテープ2は、パイ
ロット部22を通過して、インプラント用孔40内に埋
設されたインプラント金属材68の上下面をかしめるか
しめ部70に搬送されるようになっている。
に、上金型72を下金型74に対して下降することによ
って、上金型突設部76と下金型突設部78との間で、
ベースフィルムテープ2のインプラント用孔40内に埋
設されたインプラント金属材68の上下面68a、68
bが押圧される。これによって、これらのインプラント
金属材68の上下面68a、68bの周縁部がかしめら
れて、ベースフィルムテープ2の表裏面の導電性金属層
3のインプラント用孔40の周囲にかしめ部68c、6
8dが形成されて、インプラント部7が形成される。こ
れによって、インプラント金属材68のインプラント用
孔40からの抜け落ちが防止されるとともに、導通が確
保されることになる。
われたベースフィルムテープ2は、ファインパターンを
形成するために、ファインパターン形成面の銅箔の表面
全面をエッチング液を用いて溶解することによって、銅
箔を、例えば、3μmの厚さにハーフエッチングした後
(ハーフエッチング工程)、接続信頼性向上のため全面
を銅メッキを施した後(被せメッキ工程)、常法に従っ
て、感光性フォトレジストの塗布、回路パターンの露
光、現像及び銅エッチングを行い、銅回路パターンが形
成される。
ンプラント装置10で、インプラントが行われた後に、
銅回路パターンが形成したが、予めベースフィルムテー
プ2に銅回路パターンを形成することも可能である。ま
た、この実施例では、表裏面に導電性金属層3を有する
ベースフィルムテープ2を用いたが、図11(A)〜
(B)に示したように、ベースフィルムテープ2とし
て、ベースフィルムテープ2だけのもの、表面または裏
面にのみ導電性金属層3を有するものを用いることも可
能である。さらに、図示しないが、多層回路基板、また
は外部基板への接続用として、インプラント材を突出さ
せてバンプを形成することも可能である。
ト用孔穿設ピン38を配設したインプラント孔穿設部分
と、インプラント用ピン42を配設したインプラント部
分とを対称に配置したインプラント金型32を用いるの
で、ベースフィルムテープ2に多数のインプラント用孔
40のパンチングによる穿設と、この穿設したインプラ
ント用孔40への、インプラント用金属シート材64の
インプラント金属材68のパンチングによる埋設を、一
回のパンチングで同時に行うことができる。
インプラント用孔40のパンチングによる穿設と、この
穿設したインプラント用孔40への、インプラント用金
属シート材64のインプラント金属材68のパンチング
による埋設を、迅速にかつ高精度に実施することがで
き、生産効率良くしかも低コストで、インプラント法を
実施できる。
で、インプラントが行われた電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープ1は、半導体IC、その他の必要な電子部
品が搭載された後、必要に応じて、半導体デバイスの保
護のためにエポキシ系樹脂等でポッティングやトランス
ファモールドにより樹脂封止される。なお、図示しない
が、本発明のインプラント部7が形成された電子部品実
装用フィルムキャリアテープ1は、多層に積層すること
によって多層基板としても使用できる。
ムキャリアテープのインプラント装置の第2の実施例の
概略平面図である。この実施例のインプラント装置10
は、図2に示したインプラント装置10と基本的な構成
については同様であるので、同じ構成部材には同じ参照
番号を付して、その詳細な説明を省略する。
インプラント孔穿設部分34aに、1個のインプラント
用孔穿設ピン38が配設されている。また、インプラン
ト部分34bに、1個のインプラント用ピン42が配設
されている。さらに、インプラント用孔穿設ピンに対応
して、下金型36には、インプラント用孔穿設ピン38
が嵌入する1個のダイス孔36aが形成されている。
ンプラントの際に、図示しない制御装置の制御に基づい
て、図12に示したように、インプラント金型を、フィ
ルムキャリアテープの搬送方向Xと、幅方向Yに移動し
ながらインプラント孔穿設とインプラントを行うように
構成している。このように構成することによって、多数
のピンを金型に配置することがないので、金型費用が高
価となることがなく、しかも、たとえ、ピンが破損した
としても、それぞれ一つのピン38、42を交換するだ
けでよいので効率的である。
ン38と、インプラント用ピン42とが、それぞれ1個
配設されて、インプラント金型32を、フィルムキャリ
アテープの搬送方向と幅方向に移動しながらインプラン
ト孔穿設とインプラントを行うので、様々な配線パター
ンの電子部品実装部に対応して、インプラントを行うこ
とが可能である。
ムキャリアテープのインプラント装置の第3の実施例の
概略平面図である。この実施例のインプラント装置10
は、図2に示したインプラント装置10と基本的な構成
については同様であるので、同じ構成部材には同じ参照
番号を付して、その詳細な説明を省略する。
インプラント孔穿設部分34aに、インプラント用孔穿
設ピン38が電子部品実装用フィルムキャリアテープ1
の幅方向に一列に配設されている。また、インプラント
部分34bに、インプラント用ピン42が電子部品実装
用フィルムキャリアテープ1の幅方向に一列に配設され
ている。さらに、インプラント用孔穿設ピンに対応し
て、下金型36には、インプラント用孔穿設ピン38が
嵌入するダイス孔36aが電子部品実装用フィルムキャ
リアテープ1の幅方向に一列に形成されている。
ンプラントの際に、図示しない制御装置の制御に基づい
て、図13に示したように、インプラント金型32を、
フィルムキャリアテープの搬送方向Xに移動しながら、
列単位でインプラント孔穿設とインプラントを行うよう
に構成している。このようにインプラント用孔穿設ピン
38と、インプラント用ピン42とが、電子部品実装用
フィルムキャリアテープ1の幅方向に一列に配設されて
いるので、一度のパンチングで、列単位でインプラント
孔穿設とインプラントを同時に行うことができる。
インプラント用孔40のパンチングによる穿設と、この
穿設したインプラント用孔40への、インプラント用金
属シート材64のインプラント金属材68のパンチング
による埋設を、列単位で、迅速にかつ高精度に実施する
ことができ、さらに生産効率良くしかも低コストで、イ
ンプラント法を実施できる。
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、上記実施例では、一本の電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープを作成する場合について説明したが、複数
本の電子部品実装用フィルムキャリアテープを同時に幅
方向に並べて供給して、作製するようにすることも可能
であるなど、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能である。
48mm、ポリイミド厚さ50μm、銅箔厚さ12μm
の両面銅貼りポリイミドフィルム(商品名:「エスパネ
ックス」新日鉄化学(株)製)を用いた。このベースフィ
ルムテープに、図2に示したようなインプラント装置1
0を用いて、スプロケットホール穿設部12で、スプロ
ケット孔4をベースフィルムテープ2の両側の側縁部に
形成した。
ント孔穿設部分34aのインプラント用孔穿設ピン38
で、直径100μmのインプラント用孔40を穿設し
た。続いて、インプラント部分34bにおいて、インプ
ラント用金属シート材供給部66から、テープ幅20m
m、厚さ100μmの圧延銅箔からなるインプラント用
金属シート材64を、ベースフィルムテープ2の搬送方
向と垂直に交差する方向にベースフィルムテープ2の上
面に供給するとともに、インプラント用ピン42にて、
インプラント用金属シート材64のインプラント金属材
68を、パンチングによりインプラント用孔40内に埋
設した。
放電加工を施した直径が300μm以上で、500μm
の突設距離を有する上金型突設部76と、ワイヤー放電
加工を施した直径が300μm以上で、500μmの突
設距離を有する下金型突設部78によって、インプラン
ト金属材68の上下面68a、68bを押圧することに
よってかしめ加工を施して、インプラント部7を形成し
た。
われたベースフィルムテープ2は、ファインパターンを
形成するために、ファインパターン形成面の銅箔の表面
全面をエッチング液を用いて溶解することによって、銅
箔を3μmの厚さにハーフエッチングした後(ハーフエ
ッチング工程)、この銅箔表面を接続信頼性向上のため
全面を銅メッキして(被せメッキ工程)、常法に従っ
て、感光性フォトレジストの塗布、回路パターンの露光
につづいて、現像及び銅エッチングを行い、銅回路パタ
ーンを形成した。
せ、テープのソルダーレジストが塗工されていない露出
した銅箔表面部分に厚さ0.1μmの金メッキを施し、
電子部品実装用フィルムキャリアテープ1を作製した。
このようにして得られた電子部品実装用フィルムキャリ
アテープ1について、導通試験を行ったが、導通不良は
発生しなかった。
ィルムキャリアテープ1を作製した。但し、この実施例
では、図12のインプラント装置を用いた。このように
して得られた電子部品実装用フィルムキャリアテープ1
について、導通試験を行ったが、導通不良は発生しなか
った。
ィルムキャリアテープ1を作製した。但し、この実施例
では、図13のインプラント装置を用いた。このように
して得られた電子部品実装用フィルムキャリアテープ1
について、導通試験を行ったが、導通不良は発生しなか
った。
品実装用フィルムキャリアテープが得られた。
一つの金型内に、インプラント用孔穿設ピンを配設した
インプラント孔穿設部分と、インプラント用ピンを配設
したインプラント部分とを対称に配置したインプラント
金型を用いるので、ベースフィルムテープに多数のイン
プラント用孔のパンチングによる穿設と、この穿設した
インプラント用孔への、インプラント用金属シート材の
インプラント金属材のパンチングによる埋設を、一回の
パンチングで同時に行うことができる。
ンプラント用孔のパンチングによる穿設と、この穿設し
たインプラント用孔への、インプラント用金属シート材
のインプラント金属材のパンチングによる埋設を、迅速
にかつ高精度に実施することができ、生産効率良くしか
も低コストで、インプラント法を実施できる。また、本
発明によれば、インプラント用孔穿設ピンと、インプラ
ント用ピンとが、それぞれ1個配設されて、インプラン
ト金型を、フィルムキャリアテープの搬送方向と幅方向
に移動しながらインプラント孔穿設とインプラントを行
うので、多数のピンを金型に配置することがないので、
金型費用が高価となることがなく、しかも、たとえ、ピ
ンが破損したとしても、それぞれ一つのピンを交換する
だけでよいので効率的であり、しかも、様々な配線パタ
ーンの電子部品実装部に対応して、インプラントを行う
ことが可能である。
穿設ピンと、インプラント用ピンとが、電子部品実装用
フィルムキャリアテープの幅方向に一列に配設されてい
るので、一度のパンチングで、列単位でインプラント孔
穿設とインプラントを同時に行うことができる。従っ
て、ベースフィルムテープに多数のインプラント用孔の
パンチングによる穿設と、この穿設したインプラント用
孔への、インプラント用金属シート材のインプラント金
属材のパンチングによる埋設を、列単位で、迅速にかつ
高精度に実施することができ、さらに生産効率良くしか
も低コストで、インプラント法を実施できる。
穿設ピンと、インプラント用ピンとが、電子部品実装用
フィルムキャリアテープの電子部品実装部単位で配設さ
れているので、一度のパンチングで、電子部品実装部単
位のインプラント孔穿設とインプラントを同時に行うこ
とができる。従って、ベースフィルムテープに多数のイ
ンプラント用孔のパンチングによる穿設と、この穿設し
たインプラント用孔への、インプラント用金属シート材
のインプラント金属材のパンチングによる埋設を、電子
部品実装部単位で、迅速にかつ高精度に実施することが
でき、さらに生産効率良くしかも低コストで、インプラ
ント法を実施できるなど幾多の顕著な作用効果を奏する
極めて優れた発明である。
ィルムキャリアテープの一例を示す要部平面図である。
リアテープのインプラント装置の第1の実施例の概略平
面図である。
リアテープのインプラント装置のインプラント金型32
のインプラント孔穿設部分34aの断面図である。
リアテープのインプラント装置のインプラント金型32
のインプラント部分34bの断面図である。
リアテープのインプラント装置のかしめ部70の断面図
である。
リアテープのインプラント装置のインプラント金型32
のインプラント孔穿設部分34aの作動状態を示す断面
図である。
リアテープのインプラント装置のインプラント金型32
のインプラント部分34bの作動状態を示す断面図であ
る。
リアテープのインプラント装置のインプラント金型32
のインプラント部分34bの作動状態を示す断面図であ
る。
キャリアテープのインプラント装置のかしめ部70の作
動状態を示す断面図である。
ープ2の部分拡大断面図である。
キャリアテープのインプラント装置の第2の実施例の概
略平面図である。
キャリアテープのインプラント装置の第3の実施例の概
略平面図である。
ャリアテープを製造する方法を示す概略図である。
ャリアテープを製造する方法を示す概略図である。
ャリアテープを製造する方法を示す概略図である。
ャリアテープを製造する方法を示す概略図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 一つの金型内に、 フィルムキャリアテープのインプラント用孔を、パンチ
ングにて穿設するインプラント用孔穿設ピンを配設した
インプラント孔穿設部分と、 前記インプラント孔穿設部分で穿設したインプラント用
孔に、インプラント用金属シート材のインプラント金属
材をパンチングによって埋設するインプラント用ピンを
配設したインプラント部分と、を対称に配置したインプ
ラント金型を備えることを特徴とする電子部品実装用フ
ィルムキャリアテープのインプラント装置。 - 【請求項2】 前記インプラント用孔穿設ピンと、イン
プラント用ピンとが、それぞれ1個配設されており、 前記インプラント金型を、フィルムキャリアテープの搬
送方向と幅方向に移動しながらインプラント孔穿設とイ
ンプラントを行うように構成したことを特徴とする請求
項1に記載の電子部品実装用フィルムキャリアテープの
インプラント装置。 - 【請求項3】 前記インプラント用孔穿設ピンと、イン
プラント用ピンとが、電子部品実装用フィルムキャリア
テープの幅方向に一列に配設されていることを特徴とす
る請求項1に記載の電子部品実装用フィルムキャリアテ
ープのインプラント装置。 - 【請求項4】 前記インプラント用孔穿設ピンと、イン
プラント用ピンとが、電子部品実装用フィルムキャリア
テープの電子部品実装部単位で配設されていることを特
徴とする請求項1に記載の電子部品実装用フィルムキャ
リアテープのインプラント装置。 - 【請求項5】 複数のスプロケット孔が穿設されたフ
ィルムキャリアテープが、パイロット装置にガイドされ
た状態で、前記インプラント金型を通過するように構成
されており、 前記パイロット装置が、フィルムキャリアテープに穿設
されたスプロケット孔を利用して、パイロット装置に設
けた位置決めピンをスプロケット孔内に嵌入させること
によって、ベースフィルムテープを正確な位置に位置決
めできるように構成されていることを特徴とする請求項
1から4のいずれかに記載の電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープのインプラント装置。 - 【請求項6】 一つの金型内に、インプラント孔穿設部
分とインプラント部分とを対称に配置したインプラント
金型を用いて、 片面または両面に金属層が形成されたフィルムキャリア
テープに対して、前記インプラント金型のインプラント
孔穿設部分に配設したインプラント用孔穿設ピンによっ
て、インプラント用孔をパンチングにて穿設し、 前記インプラント用孔が穿設されたフィルムキャリアテ
ープに対して、インプラント金型のインプラント部分に
配設したインプラント用ピンによって、インプラント孔
穿設部分で穿設したインプラント用孔に、インプラント
用金属シート材のインプラント金属材をパンチングによ
って埋設することを特徴とする電子部品実装用フィルム
キャリアテープのインプラント方法。 - 【請求項7】 前記インプラント用孔穿設ピンと、イン
プラント用ピンとが、それぞれ1個配設されており、 前記インプラント金型を、フィルムキャリアテープの搬
送方向と幅方向に移動しながらインプラント孔穿設とイ
ンプラントを行うことを特徴とする請求項6に記載の電
子部品実装用フィルムキャリアテープのインプラント方
法。 - 【請求項8】 前記インプラント用孔穿設ピンと、イン
プラント用ピンとが、電子部品実装用フィルムキャリア
テープの幅方向に一列に配設されており、列単位でイン
プラント孔穿設とインプラントを行うことを特徴とする
請求項6に記載の電子部品実装用フィルムキャリアテー
プのインプラント方法。 - 【請求項9】 前記インプラント用孔穿設ピンと、イン
プラント用ピンとが、電子部品実装用フィルムキャリア
テープの電子部品実装部単位で配設されており、電子部
品実装部単位でインプラント孔穿設とインプラントを行
うことを特徴とする請求項6に記載の電子部品実装用フ
ィルムキャリアテープのインプラント方法。 - 【請求項10】 複数のスプロケット孔が穿設された
フィルムキャリアテープが、パイロット装置にガイドさ
れた状態で、前記インプラント金型を通過するように構
成されており、 前記パイロット装置が、フィルムキャリアテープに穿設
されたスプロケット孔を利用して、パイロット装置に設
けた位置決めピンをスプロケット孔内に嵌入させること
によって、ベースフィルムテープを正確な位置に位置決
めできるように構成されていることを特徴とする請求項
6から9のいずれかに記載の電子部品実装用フィルムキ
ャリアテープのインプラント方法。 - 【請求項11】 一つの金型内に、インプラント孔穿設
部分とインプラント部分とを対称に配置したインプラン
ト金型を用いて、 片面または両面に金属層が形成されたフィルムキャリア
テープに対して、前記インプラント金型のインプラント
孔穿設部分に配設したインプラント用孔穿設ピンによっ
て、インプラント用孔をパンチングにて穿設し、 前記インプラント用孔が穿設されたフィルムキャリアテ
ープに対して、インプラント金型のインプラント部分に
配設したインプラント用ピンによって、インプラント孔
穿設部分で穿設したインプラント用孔に、インプラント
用金属シート材のインプラント金属材をパンチングによ
って埋設することを特徴とする電子部品実装用フィルム
キャリアテープの製造方法。 - 【請求項12】 前記インプラント用孔穿設ピンと、イ
ンプラント用ピンとが、それぞれ1個配設されており、 前記インプラント金型を、フィルムキャリアテープの搬
送方向と幅方向に移動しながらインプラント孔穿設とイ
ンプラントを行うことを特徴とする請求項11に記載の
電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造方法。 - 【請求項13】 前記インプラント用孔穿設ピンと、イ
ンプラント用ピンとが、電子部品実装用フィルムキャリ
アテープの幅方向に一列に配設されており、列単位でイ
ンプラント孔穿設とインプラントを行うことを特徴とす
る請求項11に記載の電子部品実装用フィルムキャリア
テープの製造方法。 - 【請求項14】 前記インプラント用孔穿設ピンと、イ
ンプラント用ピンとが、電子部品実装用フィルムキャリ
アテープの電子部品実装部単位で配設されており、電子
部品実装部単位でインプラント孔穿設とインプラントを
行うことを特徴とする請求項11に記載の電子部品実装
用フィルムキャリアテープの製造方法。 - 【請求項15】 複数のスプロケット孔が穿設された
フィルムキャリアテープが、パイロット装置にガイドさ
れた状態で、前記インプラント金型を通過するように構
成されており、 前記パイロット装置が、フィルムキャリアテープに穿設
されたスプロケット孔を利用して、パイロット装置に設
けた位置決めピンをスプロケット孔内に嵌入させること
によって、ベースフィルムテープを正確な位置に位置決
めできるように構成されていることを特徴とする請求項
11から14のいずれかに記載の電子部品実装用フィル
ムキャリアテープの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001400581A JP3554552B2 (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 電子部品実装用フィルムキャリアテープのインプラント装置およびインプラント方法ならびに電子部品実装用フィルムキャリアテープの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (4)
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WO2006016474A1 (ja) * | 2004-08-12 | 2006-02-16 | Sony Chemical & Information Device Corporation | 多層フレックスリジッド配線基板の製造方法 |
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2001
- 2001-12-28 JP JP2001400581A patent/JP3554552B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2006016474A1 (ja) * | 2004-08-12 | 2006-02-16 | Sony Chemical & Information Device Corporation | 多層フレックスリジッド配線基板の製造方法 |
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