JP2003197483A - 圧力開放弁 - Google Patents
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Abstract
防止すると共に、内圧上昇時に確実に圧力開放機能を奏
し得る圧力開放弁を提供する。 【解決手段】 コンデンサ又は電池のケースの開口部に
封着される封口板3に、内周に弁孔3aが開設された弁
座3bと、その外周から外側へ向けて延びる弁装着凹部
3cが形成され、弁本体8Aが、弁装着凹部3cに板ば
ね部11により係止された固定板10と、この固定板1
0に一体的に設けられて弁座3bに所定の面圧で密接さ
れ圧力容器内の所定の内圧により開弁動作するシールリ
ップ20からなり、板ばね部11に形成された多数のス
リット12が、シールリップ20の開弁時に、内圧を開
放する通気路として機能する。
Description
次電池及び二次電池を含む)、燃料電池、コンデンサ、
キャパシタ等の電気又は電子部品における圧力容器の封
口板、あるいは一般機器の圧力容器の封口板に設けられ
る圧力開放弁に関するものである。
電気二重層型コンデンサ等は、その素子本体を収容した
圧力容器の開口部が、ガスケットを介して封着された封
口板によって閉塞されている。そして、このように完全
な密閉構造にすると、急激な負荷が加わった場合に、ジ
ュール発熱によって容器の内圧が上昇し、コンデンサの
機能低下や寿命低下を来すおそれがある。このため、従
来から、封口板に、例えばPTFE等からなる多孔質膜
に撥水処理を施すことによって、気体は透過するが液体
は不透過としたブリーザを取り付けて、容器内部に発生
する圧力を開放できるようにしたもの等が開発されてい
る。
封口板に設けられたブリーザは、圧力容器の内圧を一定
に保ち、電解液等の内封液の漏洩を防止するといった機
能を有するが、通常の使用状態で発生する熱及び内圧で
も、容器内のガスがブリーザから僅かに放出されるた
め、電解液が蒸発によって減少しやすく、外部からの水
蒸気の侵入も起こりやすい。また、劣悪な環境下では、
ブリーザの多孔質膜が目詰まりを起こすこともあり、安
定した性能を期待することが困難であった。
で、その技術的課題は、封入液の蒸発や、外部からの異
物等の侵入を防止すると共に、内圧上昇時に確実に圧力
開放機能を奏し得る圧力開放弁を提供することにある。
解決するための手段として、請求項1の発明に係る圧力
開放弁は、圧力容器の開口部に封着される封口板に、内
周に弁孔が開設された弁座と、この弁座の外周から前記
封口板の外側へ向けて延びると共に内周に弁本体が配置
される弁装着凹部が形成され、前記弁本体は、前記弁装
着凹部に係止された固定板と、この固定板に一体的に設
けられて前記弁座に所定の面圧で密接され前記圧力容器
内の所定の内圧により開弁動作するシールリップからな
り、前記弁装着凹部と固定板との間に通気路が形成され
たものである。すなわち、この圧力開放弁は、弁孔を通
じてシールリップに作用する内圧が所定値以下である通
常状態では、シールリップが閉弁しており、前記内圧が
所定値を超えて上昇した場合に前記シールリップが開弁
動作して弁座から離れ、前記内圧を通気路を介して大気
開放する。
項1に記載の構成において、固定板がその外周部に形成
された板ばね部によって弁装着凹部に係止され、前記板
ばね部は前記弁装着凹部に係止される外周縁が弁本体の
外側を向くように屈曲しており、通気路が前記板ばね部
に形成された多数のスリットからなるものである。すな
わち、この圧力開放弁は、固定板の板ばね部を弁装着凹
部に圧入することによって抜け止め状態に固定され、シ
ールリップの開弁時に、圧力容器の内圧を前記板ばね部
のスリットを介して大気開放する。
項1に記載の構成において、固定板がその外周部にゴム
状弾性材料で一体的に形成された環状弾性体によって弁
装着凹部に嵌着され、通気路が前記環状弾性体に形成さ
れた所要数の溝からなるものである。すなわち、この圧
力開放弁は、環状弾性体の締め代によってシールリップ
の開弁圧程度の内圧では容易に抜けることのないよう
に、環状弾性体の締め代によって固定され、シールリッ
プの開弁時に、圧力容器の内圧を前記環状弾性体の溝を
介して大気開放する。
項1〜3のいずれかに記載の構成において、固定板に、
通気路の外側で封口板と密接されると共に前記通気路側
の所定の内圧により開弁動作する第二のシールリップが
設けられたものである。すなわち、この圧力開放弁は、
第二のシールリップが通気路からの異物の侵入を阻止す
るダストシールとして機能する。
項1〜4のいずれかに記載の構成において、固定板に、
ゴム膜で閉塞された孔が形成され、前記ゴム膜が、シー
ルリップが開弁される時の圧力値より高圧の所定の圧力
値において破断されるものである。
が適用される密閉型の電解コンデンサ又は電解液電池の
概略構造を示すもので、(A)は縦断面図、(B)は平
面図である。すなわち、アルミニウム等の金属からなる
圧力容器である有底円筒状のケース1内に、コンデンサ
又は電池の本体素子2が収容されており、ケース1の上
端開口部が、電気絶縁性の合成樹脂材料で円盤状に成形
された封口板3によって閉塞されている。本体素子2に
は、ケース1内に封入された電解液が含浸されている。
端部を内側へ折り返すように形成されたカシメ部1b
と、その下側に位置して、ケース1に円周方向に連続し
て形成された絞り部1aとの間に、ゴム状弾性材料から
なる環状のガスケット4を介して密封的に固定されてい
る。また、ケース1の外周は、外缶5によって覆われて
いる。
ド線6を介して接続された一対の電極端子7が、厚さ方
向に貫通して設けられると共に、本発明に係る圧力開放
弁8が設けられている。電極端子7,7は、封口板3に
インサート成形により一部が埋設された状態で一体化さ
れたものであって、それぞれ外周面に形成された鍔部7
aによって、封口板3に対して抜け止めされている。
される圧力開放弁8の第一の実施の形態を、図1(B)
におけるII‐II’線で切断して示す拡大断面図、図3は
この圧力開放弁8に用いられている固定板を示す平面図
である。すなわち、本形態の圧力開放弁8は、図2に示
されるように、封口板3に、内周に弁孔3aが開設され
た弁座3bと、この弁座3bの外周から封口板3の外側
(図2における上側)へ向けて延びる円筒面状の弁装着
凹部3cが形成され、弁装着凹部3cに弁本体8Aが装
着されたものである。
形した円盤状の固定板10と、この固定板10にゴム状
弾性材料で一体的に成形されたシールリップ20からな
る。
も示されるように、円周方向等間隔で半径方向に形成さ
れたスリット12によって多数の弾性片13からなる板
ばね部11となっており、この板ばね部11は、各弾性
片13の外周縁13aが弁本体8Aの外側を向くように
テーパ状に屈曲している。このため、固定板10は全体
として皿ばね状に形成されており、板ばね部11の外径
は、変形を受けていない状態では、封口板3の弁装着凹
部3cの内面よりも僅かに大径となっている。一方、弁
装着凹部3cには、弁座3bから適当に離れた位置に円
周方向へ連続した係止溝3dが形成されており、板ばね
部11の各弾性片13の外周縁13aは、この係止溝3
dに嵌まり込んで係止されている。
定板10の内側面(図2における下面)に加硫接着等に
より一体的に接合されていて、テーパ状に開いた形状を
呈し、板ばね部11の各弾性片13の外周縁13aが封
口板3の係止溝3dに嵌まり込んで係止された状態で
は、シールリップ20の先端リップ部22が、封口板3
の弁座3bに適当な面圧で密接されるようになってい
る。また、シールリップ20は、弁装着凹部3cの内面
よりも小径に形成されており、開弁動作された場合でも
弁装着凹部3cの内面とは非接触に保たれ、開弁の際の
通気路となる環状空間S3が確保されている。
るスリット12は、弾性を与えるために適当に開いてお
り、シールリップ20が図1に示されるケース1の内部
空間(以下、ケース内空間という)S1のガス圧力(内
圧)によって開弁した時には、この内圧を開放するため
の通気路として機能する。
最終工程において、ケース1内に電解液を注入した後
で、封口板3の弁装着凹部3cに装着することができ
る。このため、組立過程で発生する電解液の蒸発を最小
限に抑えて、製品の品質の安定化を図ることができる。
また、装着に際しては、シールリップ20が先行するよ
うにして弁本体8Aを弁装着凹部3c内へ押し込むだけ
で良い。すなわち、固定板10における板ばね部11が
撓み変形を受けながら弁装着凹部3cに圧入されて行
き、係止溝3dに達した時点で、板ばね部11の各弾性
片13が、変形に対する復元力によってこの係止溝3d
内に瞬時に嵌まり込み、係止状態となるので、容易に装
着することができる。
ス1の内圧が所定値を超えて上昇した場合に弁本体8A
のシールリップ20が開弁動作して、この内圧を大気開
放し、内圧の異常上昇によるケース1の破壊を未然に防
止するものである。
電解液の反応によって発生するガスの圧力(内圧)は、
弁孔3aを介して固定板10及びシールリップ20の内
側空間S2に達しており、この内圧は、シールリップ2
0における先端リップ部22の内周側のテーパ状受圧面
23を押し上げて、先端リップ部22を弁座3bから浮
き上がるように開かせる開弁力として作用する。しか
し、通常の使用状態では、ケース内空間S1の内圧が、
設定された開弁圧以下となっているので、シールリップ
20の先端リップ部22が弁座3bと密接した閉弁状態
にあり、外部からの水蒸気や異物の侵入が防止される。
内圧が平常値よりも上昇し、これによって開弁力がシー
ルリップ20の弾性による閉弁力よりも大きくなると、
シールリップ20の先端リップ部22が弁座3bから離
れて開弁状態となり、ケース内空間S1の内圧は、弁孔
3aから、シールリップ20の内側空間S2、シールリ
ップ20の先端リップ部22と弁座3bの開弁隙間、シ
ールリップ20と弁装着凹部3cの間の環状空間S3、
及び板ばね部11の各弾性片13を形成しているスリッ
ト12を介して、外部の大気中へ開放される。そしてこ
のとき、ケース内空間S1の熱も大気中へ放出されるの
で、熱によるコンデンサあるいは電池の機能低下が防止
される。
まで低下すると、シールリップ20は、その弾性による
復元力(閉弁力)によって直ちに閉弁動作し、弁座3b
に密接して、外部からの水蒸気や異物の侵入を遮断す
る。そしてこのように、内圧が開弁圧を超えて上昇した
場合にのみシールリップ20が開弁するため、電解液の
蒸発等による減少が最小限に抑えられ、コンデンサ又は
電池の寿命を向上させることができる。
って弁本体8Aのシールリップ20が開弁される時の圧
力値(開弁圧)は、シールリップ20の内径や肉厚、断
面形状、係止溝3dの形成位置(固定板10の固定位
置)によりシールリップ20に与えられる変形量等によ
って、任意に設定することができる。そしてこの開弁圧
は、通常の使用状態で発生する熱によるガス圧の値等を
考慮して、適切に設定される。
弁本体8Aに、防爆機能を付加した第二の実施の形態
を、図2の断面と同位置で切断して示す断面図である。
すなわち、本形態による弁本体8Aは、固定板10が内
周孔10aを有し、シールリップ20の基部21から延
びるゴム膜24が、この内周孔10aを閉塞するように
形成されている。また、このゴム膜24の中央部は、凹
部24aによって薄肉に形成されており、ケース内空間
S1の内圧がシールリップ20の開弁圧よりも高い所定
の高圧値を超えて上昇した時に、ゴム膜24が、その薄
肉部24bへの引張応力の集中によって破断されるよう
になっている。
形態においては、ケース1内の電解液がシールリップ2
0に付着して固化したり、あるいはシールリップ20を
形成しているゴム状弾性材料の有する粘着性によって、
万一、シールリップ20が弁座3bに固着してしまった
ような場合は、ケース内空間S1の内圧が、設定された
開弁圧を大きく超えて上昇しても、シールリップ20が
良好に開弁動作しないようなことも想定される。このよ
うな場合、本形態によれば、内圧が所定の高圧値を超え
て上昇すると、ゴム膜24がその薄肉部24bから破断
され、内圧を瞬時に開放するので、ケース1の爆発を防
止することができる。
更した例として、図1に示されるコンデンサに適用され
る圧力開放弁8の第三の実施の形態を、図2の断面と同
位置で切断して示す断面図である。すなわち、この形態
による圧力開放弁8は、弁本体8Aにおけるシールリッ
プ20が、その外周面25がほぼ円筒面状であって、図
2の形態のような外周のくびれ26がなく、先端リップ
部22がR面をなしており、この先端リップ部22より
内周側の受圧面23が、内周ほど固定板10側へ後退し
たテーパ状をなしている。
た図2の形態と同様であるため、ここでは説明を省略す
る。
及び図3のものに比べて厚肉であり、しかもケース内空
間S1の内圧による開弁力はシールリップ20の圧縮方
向に作用することになるため、閉弁状態でのシール性を
向上させることができると共に、開弁圧を高くすること
ができる。
定板10における板ばね部11が封口板3の弁装着凹部
3cに形成された係止溝3dに係止されているが、係止
溝3dは存在しない構成とすることもできる。図6は、
固定板10における板ばね部11が弁装着凹部3cの内
面に圧接することによって係止される構造とした第四の
実施の形態を示す部分的な断面図である。すなわち、板
ばね部11における各弾性片13の外周縁13aが、円
筒面状に形成された弁装着凹部3cの内面に圧接するこ
とで、固定板10ひいては弁本体8Aが係止されてい
る。
Aを弁装着凹部3cから外部へ離脱させる方向、すなわ
ち図6における上方へ押し上げるような荷重Fが作用す
ると、弁装着凹部3cの内面に圧接されている外周縁1
3aとの間で、板ばね部11の各弾性片13に、そのテ
ーパ角度θを増大させるような変形力が作用する。この
ため、離脱方向の荷重Fが大きいほど、弁装着凹部3c
の内面に対する外周縁13aの圧接力が増大するので、
弁本体8Aが容易に脱落することはない。
適用される圧力開放弁8の第五の実施の形態を、図2の
断面と同位置で切断して示す断面図、図8は図7におけ
るVIII−VIII’ 線で切断して示す断面図である。すな
わち本形態において、弁本体8Aは、金属板を打ち抜き
プレス成形した有底円筒状の固定板10と、この固定板
10にゴム状弾性材料で一体的に成形されたシールリッ
プ20及び環状弾性体30からなる。
その外周から封口板3の弁装着凹部3cの外側へ向けて
延びる円筒部15からなり、円筒部15は弁装着凹部3
cの内径よりも小径に形成されている。
定板10の円盤部14の内側面(図7における下面)に
加硫接着等により一体的に接合されていて、テーパ状に
開いた形状を呈し、先端リップ部22が、封口板3の弁
座3bに適当な面圧で密接されるようになっている。ま
た、シールリップ20は、弁装着凹部3cの内面よりも
小径に形成されており、開弁動作された場合でも弁装着
凹部3cの内面とは非接触に保たれ、開弁の際の通気路
となる環状空間S3が確保されている。
部21から連続して形成され、固定板10の円筒部15
の外周面に加硫接着等により一体的に接合されている。
この環状弾性体30の外径は、弁本体8Aの未装着状態
では弁装着凹部3cの内径よりも適宜大径であって、す
なわち適当な潰し代をもって弁装着凹部3cに圧入され
るようになっており、その外周面には、円周方向複数箇
所に、軸方向両端へ開放された通気溝31が形成されて
いる。
最終工程において、ケース1内に電解液を注入した後
で、封口板3の弁装着凹部3cに装着することができ
る。このため、組立過程で発生する電解液の蒸発を最小
限に抑えて、製品の品質の安定化を図ることができる。
また、装着に際しては、シールリップ20が先行するよ
うにして弁本体8Aを弁装着凹部3c内へ所定の深さま
で圧入するだけで良い。そして図7に示されるように、
例えば弁本体8Aの端部が封口板3の外面とほぼ同一面
となるように圧入することによって、シールリップ20
の先端リップ部22が、封口板3の弁座3bに適当な面
圧で密接される。
乃至第三の形態のものと同様に、弁孔3aを介して固定
板10の円盤部14及びシールリップ20の内側空間S
2に達しているケース内空間S1の内圧が、設定された
開弁圧以下となっている通常の使用状態においては、シ
ールリップ20が閉弁状態にある。そして、何らかの原
因によってケース内圧が開弁圧を超えて上昇した場合
は、シールリップ20がそのテーパ状受圧面23に作用
する前記内圧によって開弁動作し、前記内圧は、弁孔3
aから、シールリップ20の内側空間S2、シールリッ
プ20の先端リップ部22と弁座3bとの開弁隙間、シ
ールリップ20と弁装着凹部3cの間の環状空間S3、
及び環状弾性体30の通気溝31を介して、外部の大気
中へ開放される。また、圧力開放によって内圧が平常値
まで低下すると、シールリップ20は、その弾性による
復元力(閉弁力)によって直ちに閉弁動作し、外部から
の水蒸気や異物の侵入を遮断する。
凹部3cから抜き出す方向にも作用するが、シールリッ
プ20の開弁圧程度の圧力では、弁本体8Aが抜き出し
方向へ容易に移動してしまうようなことがないように、
弁装着凹部3cの内周面に対して、環状弾性体30の潰
し代に由来する十分な圧接力が設定される。また、この
圧接力(潰し代)による離脱圧力を、開弁圧より高圧の
所定の圧力値に設定しておけば、何らかの異常の発生に
よって、ケース内圧が急激に上昇し、シールリップ20
の開弁による圧力開放速度よりも内圧の上昇速度が大き
くなって、離脱圧力を超える高圧となったような場合
は、弁本体8Aが弁装着凹部3cから離脱して、内圧を
一気に大気開放し、ケース1の爆発を防止することがで
きる。
更した例として、図1に示されるコンデンサに適用され
る圧力開放弁8の第六の実施の形態を、図2の断面と同
位置で切断して示す断面図である。すなわち、この形態
における弁本体8Aは、基本的には図7及び図8に示さ
れる第五の実施の形態と同様、金属板を打ち抜きプレス
成形した固定板10と、この固定板10にゴム状弾性材
料で一体的に成形されたシールリップ20及び環状弾性
体30からなり、封口板3の弁装着凹部3cに圧入され
る環状弾性体30の外周面における円周方向複数箇所
に、軸方向両端へ開放された通気溝31が形成された構
成を備える。
図7のものに比較して薄肉で、かつ長く延びる形状とな
っており、このため比較的低圧の開弁圧、すなわちケー
ス内空間S1の内圧の上昇が比較的小さくてもシールリ
ップ20が開弁動作し、内圧を大気開放するようになっ
ている。また、シールリップ20を長い断面形状とする
ために、固定板10は伏皿状に形成されており、すなわ
ち円盤部14の外周から、円筒部15が内側(図9にお
ける下側)へ向けて延びる形状となっており、これによ
って、円盤部14の内側面に接合されたシールリップ2
0の基部21から先端リップ部22までの長さを大きく
取ってある。
サに適用される圧力開放弁8の第七の実施の形態を、図
2の断面と同位置で切断して示す断面図である。この形
態による弁本体8Aは、図9に示される形態のものに、
第二のシールリップであるダストリップ40を付加した
ものである。
連続して形成されたものであって、ゴム状弾性材料で成
形されており、封口板3の弁装着凹部3cの外側へ突出
するように延びて、外周側へ湾曲するように展開し、先
端リップ部41が封口板3の表面3eに僅かな面圧で密
接されている。
0が環状弾性体30に形成された通気溝31の外側を覆
うように存在しているため、通気溝31からシールリッ
プ20側への異物の侵入を阻止するダストシールとして
機能する。したがって、水滴などが侵入してシールリッ
プ20の外周に溜まったりするのを防止することができ
る。また、何らかの原因によってケース内空間S1の内
圧が開弁圧を超えて上昇した場合は、前記内圧は、弁孔
3aから、シールリップ20の内側空間S2、シールリ
ップ20の先端リップ部22と弁座3bの開弁隙間、シ
ールリップ20と弁装着凹部3cの間の環状空間S3、
及び環状弾性体30の通気溝31を介してダストリップ
40の内周空間S4に達し、このダストリップ40の先
端リップ部41を押し開いて外部の大気中へ開放され
る。ダストリップ40は、その形状によって、圧力開放
を妨げない程度に、封口板3の表面3eに対する面圧が
小さなものとなっているものである。
ンデンサあるいは電池のケースを密閉する封口板につい
て、本発明を適用したものについて説明したが、その
他、一般の圧力容器の圧力開放機構についても実施する
ことができる。
ば、封口板に形成された弁装着凹部に係止された固定板
に一体的に設けられたシールリップが、弁孔を通じてシ
ールリップに作用する内圧が所定値以下である通常状態
では弁座に密接されて閉弁しており、内圧が所定値を超
えて上昇した場合に開弁動作して弁座から離れ、弁装着
凹部と固定板との間に形成された通気路を介して内圧を
大気開放するものであるため、内圧上昇による圧力容器
の破壊を未然に防止することができ、その開弁圧を、任
意に設定することができる。しかも、内圧が開放される
と、シールリップが直ちに閉弁するので、外部からの異
物の侵入を遮断すると共に、圧力容器内のガス等の放出
を最小限に抑えることができる。
ば、固定板の板ばね部を封口板の弁装着凹部に圧入する
ことによって抜け止め状態に係止されるので、装着が簡
単であり、板ばね部に弾性を与えるためのスリットが、
開弁時の通気路を兼ねるものであるため、簡素な構造と
することができる。
ば、固定板の外周部に形成された環状弾性体によって弁
装着凹部に嵌着され、通気路が前記環状弾性体に形成さ
れた所要数の溝からなるものであり、環状弾性体はゴム
状弾性材料でシールリップと連続して形成されるため、
簡素な構造とすることができる。
ば、ダストシールとして機能する第二のシールリップが
設けられたものであるため、シールリップ側への異物の
侵入を阻止することができる。
ば、シールリップの開弁動作が円滑に行われない等、何
らかの理由によって、圧力容器の内圧が、設定されたシ
ールリップの開弁圧よりも高圧の所定の圧力値になる
と、ゴム膜が破断されて内圧を瞬時に開放するため、圧
力容器の爆発を防止することができる。
サの概略構造を示すもので、(A)は縦断面図、(B)
は平面図である。
放弁8の第一の実施の形態を、図1(B)におけるII−
II’線で切断して示す拡大断面図である。
示す平面図である。
能を付加した第二の実施の形態を、図2の断面と同位置
で切断して示す断面図である。
放弁8の第三の実施の形態を、図2の断面と同位置で切
断して示す断面図である。
放弁8の第四の実施の形態を示す部分断面図である。
放弁8の第五の実施の形態を、図2の断面と同位置で切
断して示す断面図である。
面図である。
放弁8の第六の実施の形態を、図2の断面と同位置で切
断して示す断面図である。
開放弁8の第七の実施の形態を、図2の断面と同位置で
切断して示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 圧力容器(1)の開口部に封着される封
口板(3)に、内周に弁孔(3a)が開設された弁座
(3b)と、この弁座(3b)の外周から前記封口板
(3)の外側へ向けて延びると共に内周に弁本体(8
A)が配置される弁装着凹部(3c)が形成され、前記
弁本体(8A)は、前記弁装着凹部(3c)に係止され
た固定板(10)と、この固定板(10)に一体的に設
けられて前記弁座(3b)に所定の面圧で密接され前記
圧力容器(1)内の所定の内圧により開弁動作するシー
ルリップ(20)からなり、前記弁装着凹部(3c)と
前記固定板(10)との間に通気路が形成されたことを
特徴とする圧力開放弁。 - 【請求項2】 固定板(10)がその外周部に形成され
た板ばね部(11)によって弁装着凹部(3c)に係止
され、前記板ばね部(11)は前記弁装着凹部(3c)
に係止される外周縁(13a)が弁本体(8A)の外側
を向くように屈曲しており、通気路が前記板ばね部(1
1)に形成された多数のスリット(12)からなること
を特徴とする請求項1に記載の圧力開放弁。 - 【請求項3】 固定板(10)がその外周部にゴム状弾
性材料で一体的に形成された環状弾性体(30)によっ
て弁装着凹部(3c)に嵌着され、通気路が前記環状弾
性体(30)に形成された所要数の溝(31)からなる
ことを特徴とする請求項1に記載の圧力開放弁。 - 【請求項4】 固定板(10)に、通気路の外側で封口
板(3)と密接されると共に前記通気路側の所定の内圧
により開弁動作する第二のシールリップ(40)が設け
られたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
の圧力開放弁。 - 【請求項5】 固定板(10)に、ゴム膜(24)で閉
塞された孔(10a)が形成され、前記ゴム膜(24)
が、シールリップ(20)が開弁される時の圧力値より
高圧の所定の圧力値において破断されることを特徴とす
る請求項1〜4のいずれかに記載の圧力開放弁。
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