JP2003196158A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2003196158A
JP2003196158A JP2001394541A JP2001394541A JP2003196158A JP 2003196158 A JP2003196158 A JP 2003196158A JP 2001394541 A JP2001394541 A JP 2001394541A JP 2001394541 A JP2001394541 A JP 2001394541A JP 2003196158 A JP2003196158 A JP 2003196158A
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memory device
contact portion
semiconductor memory
address
bit line
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JP2001394541A
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Hideaki Kondo
英明 近藤
Shiroji Shoren
城二 勝連
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ROMをチップ上部から物理解析されても、
ROMに格納された機密情報、個人情報、プログラムな
どの解読を困難にし、耐タンパー性を向上する。 【解決手段】 真のROMパターンであるコンタクトパ
ターン1の上層にダミーコンタクトパターン6を配列し
その上層にダミービット線7を配置する。チップ解析の
とき、ダミービット線7を除去するとROMパターンと
予想されるパターンが現れるが、これはダミーコンタク
トパターン6であり、これを読み取っても有益な情報と
は無関係な全く無意味なデータであり、真のROMパタ
ーンは更に層の除去を進めないと現れない。このように
チップ解析を行いROMパターンを暴こうとしても容易
に暴くことは出来ず、耐タンパー性向上を実現してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードなどハ
イセキュリティが要求される不揮発性半導体記憶装置に
関し、ユーザデータやプログラムデータなど特に重要な
情報を格納しているROM等に対し物理的な保護を加え
ることにより耐タンパー性の向上を実現した不揮発性半
導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ROMのデータは、通常メタル層間のコ
ンタクトでデータパターンを形成することが一般的であ
る。
【0003】ICカード用半導体装置では、ROMに対
し重要な個人情報やプログラムなどの情報がデータ入力
されるが、セキュリティの面からデータ情報が読み出さ
れたり、改竄されたりしにくくするという物理解析に対
する耐性、いわゆる耐タンパー技術が重要である。
【0004】図12に従来のROMにおける物理的な構
造を半導体チップ断面からみた図を示す。図12におい
て、1はコンタクトパターン、2は活性化領域、3は素
子分離領域、4はワード線、5はビット線である。メモ
リセルトランジスタの活性化領域2はコンタクトパター
ン1が存在するメモリセルにおいてはビット線5に接続
している。図13は、従来のROMにおける回路図を表
したものである。符号は図12と同じである。8はメモ
リセルトランジスタを表す。この構成によると、ROM
のデータ0、1はメモリセルトランジスタ−ビット線間
のコンタクトの有無で区別される。またマトリクス状の
データはX方向のアドレスすなわちビット線5のアドレ
スと、Y方向のアドレスすなわちワード線4のアドレス
が、それぞれ物理的に順番に並んでいる。
【0005】また、図14は、従来のROMを搭載した
半導体記憶装置のブロック図である。4はワード線、5
はビット線、31はロウデコーダ、32はカラムデコー
ダ、33は例えば図13の回路図で示されるメモリセル
アレイ、37はビット線5を介してメモリセルから読み
出されるデータを出力するデータ配線である。X方向の
アドレスX0からXnをカラムデコーダ32に入力し、
デコード出力がビット線5であり、Y方向のアドレスY
0からYmをロウデコーダ31に入力し、デコード出力
がワード線4である。ビット線5はX方向のアドレスデ
コード値の小さい方から順番に、左から並んでおり、ワ
ード線4はY方向のアドレスデコード値の小さい方から
順番に、上から並んでいる。またX方向のアドレスとY
方向のアドレスを決定したときに一度にデータ配線37
から出力されるデータ数、すなわちビット幅を例えば6
4ビット幅とする。ビット幅は図14に示すように、X
方向アドレスの上位アドレスに相当し、ビット数の小さ
い順に左から並んでいる。ビット線5の並びは、ビット
毎にビット線0〜Nまでが順番に並ぶ配置となってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ROMをチップ上部から物理解析された
とき、マトリクス状のコンタクトのパターンが現れる
と、これがROMのパターン情報であると予測されてし
まう。更に、パターンは、X方向、Y方向に順番に並ん
でいるため、順番にパターンを読んでいくだけで、RO
Mに格納された機密情報、個人情報、プログラムなどを
解読されてしまう危険性を孕んでいる。このように耐タ
ンパー性の点で劣っている。
【0007】本発明の目的は上記従来の問題を解決する
もので、耐タンパー性を向上することができる不揮発性
半導体記憶装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
不揮発性半導体記憶装置は、複数のワード線と複数のビ
ット線との各交差部に配置されたメモリセルトランジス
タを有し、メモリセルトランジスタとビット線との間の
第1の層間絶縁層に設けられてメモリセルトランジスタ
とビット線とを電気的に接続するコンタクト部の有無に
より異なる情報が記憶された複数のメモリセルを備えた
不揮発性半導体記憶装置であって、第1の層間絶縁層よ
りも上層の第2の層間絶縁層にダミーコンタクト部を設
けたことを特徴とする。
【0009】この構成によれば、真の記憶情報を示すコ
ンタクト部よりも上層にダミーコンタクト部が設けられ
ているため、チップ上部から物理解析されても容易に記
憶情報を解読することはできず、耐タンパー性を向上す
ることができる。
【0010】本発明の請求項2記載の不揮発性半導体記
憶装置は、請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置にお
いて、ダミーコンタクト部上でダミーコンタクト部と接
続された複数のダミービット線を設けている。
【0011】この構成によれば、ダミーコンタクト部上
にダミービット線を設けているため、ダミーコンタクト
部がダミーであることを予測するのが困難となり、より
耐タンパー性を向上することができる。
【0012】本発明の請求項3記載の不揮発性半導体記
憶装置は、請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置にお
いて、ダミービット線の端部でダミービット線に接続さ
れたダミー回路を設けている。
【0013】この構成によれば、ダミービット線がダミ
ー回路に接続されているため、ダミービット線がダミー
であることを予測するのが困難となり、さらにより耐タ
ンパー性を向上することができる。
【0014】本発明の請求項4記載の不揮発性半導体記
憶装置は、請求項1,2または3記載の不揮発性半導体
記憶装置において、第1の層間絶縁層が複数の絶縁層か
らなり、メモリセルトランジスタとビット線とを電気的
に接続するコンタクト部の有無が複数の絶縁層の各層に
設けられる各層コンタクト部の有無の論理演算により決
定されたことを特徴とする。
【0015】この構成によれば、真の記憶情報を示すコ
ンタクト部の有無が複数の各層コンタクト部の有無の論
理演算により決定されるため、真の記憶情報を暴くこと
はより困難となり、さらによりいっそう耐タンパー性を
向上することができる。
【0016】本発明の請求項5記載の不揮発性半導体記
憶装置は、順序付けされて出力される複数の読み出しビ
ットに対応した複数のデータ線と、複数のデータ線に対
応して配置されそれぞれ所定の情報が記憶されて複数の
データ線へ記憶された情報が読み出される複数のメモリ
セルとを備えた不揮発性半導体記憶装置であって、複数
のデータ線の並び方向順に配置されたメモリセルに対応
するビットの順序を順序付けされた読み出しビットの順
序と異ならせたことを特徴とする。
【0017】この構成によれば、複数のメモリセルの個
々の記憶情報が暴露されたとしても、その記憶情報はデ
ータ線の並び方向にスクランブルされているため、意味
のあるデータすなわち順序付けされた読み出しビットの
順序に返還するのが困難であり、耐タンパー性を向上す
ることができる。またこの構成は、動作速度の遅延やチ
ップコストの増加などを招くことなく実現できる。
【0018】本発明の請求項6記載の不揮発性半導体記
憶装置は、請求項5記載の不揮発性半導体記憶装置にお
いて、複数のデータ線の並び方向順に配置されたメモリ
セルに対応するビットの順序を順序付けされた読み出し
ビットの順序と異ならせるために、順序付けされて出力
される複数の読み出しビットの配線を複数のデータ線と
は層間絶縁層を介して異なる配線層により設けるととも
に、任意の読み出しビットの配線と任意のデータ線とを
層間絶縁層にコンタクト部を設けることで接続可能な構
成とし、所定の読み出しビットの配線と所定のデータ線
とを所定のコンタクト部で接続したことを特徴とする。
【0019】この構成によれば、読み出しビットの配線
とデータ線とを接続するコンタクト部の配置によって容
易にメモリセルの記憶情報をデータ線の並び方向にスク
ランブルさせることができる。例えばROMの記憶情報
を示すコンタクト部と上記スクランブルさせるためのコ
ンタクト部とを同層で形成すると、ROMの記憶情報を
示すコンタクト部のパターンを修正する都度、上記スク
ランブルさせるためのコンタクト部のパターンも変更す
ることができ、コスト負担を軽減できるとともに、毎回
スクランブルのかけかたを変えることができさらに耐タ
ンパー性を高めることができる。
【0020】本発明の請求項7記載の不揮発性半導体記
憶装置は、複数のワード線と複数のビット線との各交差
部に配置されそれぞれX方向およびY方向アドレスを有
しX方向およびY方向アドレスに応じて所定の情報が記
憶された複数のメモリセルと、X方向アドレス入力に応
じてビット線を選択するカラムデコーダと、Y方向アド
レス入力に応じてワード線を選択するロウデコーダとを
備えた不揮発性半導体記憶装置であって、ビット線の並
び方向順に配置されたメモリセルが有するX方向アドレ
スの順番をX方向アドレス入力のアドレス順と異ならせ
たことを特徴とする。
【0021】この構成によれば、複数のメモリセルの個
々の記憶情報が暴露されたとしても、その記憶情報はビ
ット線の並び方向にスクランブルされているため、意味
のあるデータに返還するのが困難であり、耐タンパー性
を向上することができる。またこの構成は、動作速度の
遅延やチップコストの増加などを招くことなく実現でき
る。
【0022】本発明の請求項8記載の不揮発性半導体記
憶装置は、請求項7記載の不揮発性半導体記憶装置にお
いて、ビット線の並び方向順に配置されたメモリセルが
有するX方向アドレスの順番をX方向アドレス入力のア
ドレス順と異ならせるために、複数のX方向アドレス配
線によって伝送されるX方向アドレス入力を、複数のX
方向アドレス配線とは層間絶縁層を介して異なる配線層
からなる複数のカラムデコーダ入力配線によってカラム
デコーダに入力するとともに、任意のX方向アドレス配
線と任意のカラムデコーダ入力配線とを層間絶縁層にコ
ンタクト部を設けることで接続可能な構成とし、所定の
X方向アドレス配線と所定のカラムデコーダ入力配線と
を所定のコンタクト部で接続したことを特徴とする。
【0023】この構成によれば、X方向アドレス配線と
カラムデコーダ入力配線とを接続するコンタクト部の配
置によって容易にメモリセルの記憶情報をビット線の並
び方向にスクランブルさせることができる。例えばRO
Mの記憶情報を示すコンタクト部と上記スクランブルさ
せるためのコンタクト部とを同層で形成すると、ROM
の記憶情報を示すコンタクト部のパターンを修正する都
度、上記スクランブルさせるためのコンタクト部のパタ
ーンも変更することができ、コスト負担を軽減できると
ともに耐タンパー性を高めることができる。
【0024】本発明の請求項9記載の不揮発性半導体記
憶装置は、複数のワード線と複数のビット線との各交差
部に配置されそれぞれX方向およびY方向アドレスを有
しX方向およびY方向アドレスに応じて所定の情報が記
憶された複数のメモリセルと、X方向アドレス入力に応
じてビット線を選択するカラムデコーダと、Y方向アド
レス入力に応じてワード線を選択するロウデコーダとを
備えた不揮発性半導体記憶装置であって、ワード線の並
び方向順に配置されたメモリセルが有するY方向アドレ
スの順番をY方向アドレス入力のアドレス順と異ならせ
たことを特徴とする。
【0025】この構成によれば、複数のメモリセルの個
々の記憶情報が暴露されたとしても、その記憶情報はワ
ード線の並び方向にスクランブルされているため、意味
のあるデータに返還するのが困難であり、耐タンパー性
を向上することができる。またこの構成は、動作速度の
遅延やチップコストの増加などを招くことなく実現でき
る。
【0026】本発明の請求項10記載の不揮発性半導体
記憶装置は、請求項9記載の不揮発性半導体記憶装置に
おいて、ワード線の並び方向順に配置されたメモリセル
が有するY方向アドレスの順番をY方向アドレス入力の
アドレス順と異ならせるために、複数のY方向アドレス
配線によって伝送されるY方向アドレス入力を、複数の
Y方向アドレス配線とは層間絶縁層を介して異なる配線
層からなる複数のロウデコーダ入力配線によってロウデ
コーダに入力するとともに、任意のY方向アドレス配線
と任意のロウデコーダ入力配線とを層間絶縁層にコンタ
クト部を設けることで接続可能な構成とし、所定のY方
向アドレス配線と所定のロウデコーダ入力配線とを所定
のコンタクト部で接続したことを特徴とする。
【0027】この構成によれば、Y方向アドレス配線と
ロウデコーダ入力配線とを接続するコンタクト部の配置
によって容易にメモリセルの記憶情報をワード線の並び
方向にスクランブルさせることができる。例えばROM
の記憶情報を示すコンタクト部と上記スクランブルさせ
るためのコンタクト部とを同層で形成すると、ROMの
記憶情報を示すコンタクト部のパターンを修正する都
度、上記スクランブルさせるためのコンタクト部のパタ
ーンも変更することができ、コスト負担を軽減できると
ともに耐タンパー性を高めることができる。
【0028】本発明の請求項11記載の不揮発性半導体
記憶装置は、複数のワード線と複数のビット線との各交
差部に配置されそれぞれX方向およびY方向アドレスを
有しX方向およびY方向アドレスに応じて所定の情報が
記憶された複数のメモリセルと、X方向アドレス入力に
応じてビット線を選択するカラムデコーダと、Y方向ア
ドレス入力に応じてワード線を選択するロウデコーダと
を備えた不揮発性半導体記憶装置であって、ビット線の
並び方向順に配置されたメモリセルが有するX方向アド
レスの順番をX方向アドレス入力のアドレス順と異なら
せるとともに、ワード線の並び方向順に配置されたメモ
リセルが有するY方向アドレスの順番をY方向アドレス
入力のアドレス順と異ならせたことを特徴とする。
【0029】この構成によれば、複数のメモリセルの個
々の記憶情報が暴露されたとしても、その記憶情報はビ
ット線の並び方向およびワード線の並び方向にスクラン
ブルされているため、意味のあるデータに返還するのが
困難であり、耐タンパー性を向上することができる。ま
たこの構成は、動作速度の遅延やチップコストの増加な
どを招くことなく実現できる。
【0030】本発明の請求項12記載の不揮発性半導体
記憶装置は、請求項5〜11のうちいずれかに記載の不
揮発性半導体記憶装置において、複数のメモリセルは、
複数のワード線と複数のビット線との各交差部に配置さ
れたメモリセルトランジスタを有し、メモリセルトラン
ジスタとビット線との間の第1の層間絶縁層に設けられ
てメモリセルトランジスタとビット線とを電気的に接続
するコンタクト部の有無により異なる情報が記憶される
構成であり、かつ、第1の層間絶縁層が複数の絶縁層か
らなり、メモリセルトランジスタとビット線とを電気的
に接続するコンタクト部の有無が複数の絶縁層の各層に
設けられる各層コンタクト部の有無の論理演算により決
定されたことを特徴とする。
【0031】この構成によれば、真の記憶情報を示すコ
ンタクト部の有無が複数の各層コンタクト部の有無の論
理演算により決定されるため、真の記憶情報を暴くこと
はより困難となり、よりいっそう耐タンパー性を向上す
ることができる。
【0032】本発明の請求項13記載の不揮発性半導体
記憶装置は、複数のワード線と複数のビット線との各交
差部に配置されたメモリセルトランジスタを有し、メモ
リセルトランジスタとビット線との間の第1の層間絶縁
層に設けられてメモリセルトランジスタとビット線とを
電気的に接続するコンタクト部の有無により異なる情報
が記憶された複数のメモリセルを備えた不揮発性半導体
記憶装置であって、第1の層間絶縁層が複数の絶縁層か
らなり、メモリセルトランジスタとビット線とを電気的
に接続するコンタクト部の有無が複数の絶縁層の各層に
設けられる各層コンタクト部の有無の論理演算により決
定されたことを特徴とする。
【0033】この構成によれば、真の記憶情報を示すコ
ンタクト部の有無が複数の各層コンタクト部の有無の論
理演算により決定されるため、真の記憶情報を暴くこと
は困難であり、耐タンパー性を向上することができる。
【0034】本発明の請求項14記載の不揮発性半導体
記憶装置は、複数のワード線と複数のビット線との各交
差部に配置されそれぞれX方向およびY方向アドレスを
有しX方向およびY方向アドレスに応じて所定の情報が
記憶された複数のメモリセルを備えた不揮発性半導体記
憶装置であって、複数のビット線および複数のワード線
のうち少なくとも一方を全てが平行である以外のレイア
ウト形状にすることで、ビット線の並び方向順に配置さ
れたメモリセルが有するX方向アドレスおよびワード線
の並び方向順に配置されたメモリセルが有するY方向ア
ドレスのうち少なくとも一方を不規則な順番にしたこと
を特徴とする。
【0035】この構成によれば、複数のメモリセルの個
々の記憶情報が暴露されたとしても、その記憶情報はビ
ット線の並び方向およびワード線の並び方向のうち少な
くとも一方向にスクランブルされているため、意味のあ
るデータに返還するのが困難であり、耐タンパー性を向
上することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0037】(第1の実施の形態)図1に本発明の第1
の実施の形態である、不揮発性半導体記憶装置を示す。
図1は物理的な構造を半導体チップ断面からみた図であ
る。図1において、1はコンタクトパターン、2は活性
化領域、3は素子分離領域、4はワード線、5はビット
線、6はダミーコンタクトパターン、7はダミービット
線を表す。メモリセルトランジスタの活性化領域2はコ
ンタクトパターン1が存在するメモリセルにおいてはビ
ット線5に接続している。また、コンタクトパターン1
の上層コンタクトにおいて、ダミーコンタクトパターン
6の存在する箇所は、ビット線5とビット線5に対して
上層に存在するダミービット線7が接続されている。
【0038】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
る回路図を表したものである。図2における符号は図1
と同じである。8はメモリセルトランジスタを表す。回
路図ではあるが、ワード線4、ビット線5、メモリセル
トランジスタ8の配置は物理的な位置関係も表してい
る。以下、本実施の形態の動作について、図1及び図2
を参照しながら説明する。
【0039】まず、ワード線4とビット線5が選択さ
れ、一つのメモリセルが決定される。例えば、図2にお
いて、WL1とBL0が選択されると、メモリセルトラ
ンジスタ8は、M10に決定される。M10はコンタク
トパターン1が存在するのでM10のメモリセルトラン
ジスタ8の状態がビット線5に伝達される。更にダミー
コンタクトパターン6を介してダミービット線7に伝達
される。また、WL0とBL0が選択されると、メモリ
セルトランジスタ8は、M00に決定される。M00は
コンタクトパターン1が存在しないのでM00のメモリ
セルトランジスタ8の状態はビット線5には伝達されな
い。このコンタクトパターン1がROMデータであり、
例えばコンタクトパターン1が存在する場合、データは
“0”であり、コンタクトパターン1が存在しない場
合、データは“1”である。この“0”、“1”の情報
を配列することにより、個人的情報、金銭データ、プロ
グラムデータ、などを格納している。ダミーコンタクト
パターン6はコンタクトパターン1の上層、例えば第一
メタル層と第二メタル層間のコンタクトに対して配列す
る。この配列データは、ROMデータとは全く無関係で
情報として無意味なコンタクトパターンを配列する。
【0040】なお、第一メタル層、第二メタル層、・・
・は、その順に下層から半導体基板上に形成される金属
配線層であり、本実施の形態では、ポリシリコン等から
なるワード線4上に層間絶縁層を介して第一メタル層で
ビット線4が形成され、さらにその上に層間絶縁層を介
して第二メタル層でダミービット線7が形成されてい
る。
【0041】物理的解析手法を用いて、半導体チップ解
析を行う場合、チップ表面から一枚一枚各層を除去して
表面観察していくのが普通である。この不揮発性半導体
記憶装置をチップ解析していくと何層か除去した後、ま
ずROMのメモリセル領域上にワード線もしくはビット
線と予想される配線パターン(ダミービット線7)が現
れる。更にこのパターンを除去すると、ROMデータと
予想されるコンタクトパターンが現れる。しかしこのパ
ターンはダミーコンタクトパターン6であり、これを読
み取っても有益な情報とは無関係な全く無意味なデータ
である。真のROMパターンは更に層の除去を進めない
と現れない。
【0042】このように本実施の形態によれば、真のR
OMパターン(コンタクトパターン1)の上層にダミー
コンタクトパターン6を配列しその上層にダミービット
線7を配置することにより、チップ解析を行いROMパ
ターンを暴こうとしても容易に暴くことは出来ず、耐タ
ンパー性向上を実現している。
【0043】半導体プロセスの技術向上により、多層化
が進んでいるが、本発明の第1の実施の形態におけるダ
ミーコンタクトパターン6及びダミービット線7の配置
を更に上位の層にも展開し、例えば第二メタル層と第三
メタル層とのコンタクト層で第二のダミーコンタクトパ
ターンを形成し、第三メタル層で第二のダミービット線
を形成するなど、複数層のダミーコンタクトパターンや
ダミービット線を配置することも可能である。
【0044】なお、本実施の形態では、ダミーコンタク
トパターン6及びダミービット線7を配置したが、ダミ
ービット線7を配置せずに、真のROMパターン(コン
タクトパターン1)の上層にダミーコンタクトパターン
6を配列するだけでも、チップ解析によるROMパター
ンを暴くことは困難となり、耐タンパー性の向上を図る
ことができる。本実施の形態のようにダミービット線7
を備えることにより、ダミーコンタクトパターン6がダ
ミーであることを予測することがより困難となり、より
耐タンパー性の向上を図ることができる。
【0045】(第2の実施の形態)図3に本発明の第2
の実施の形態である、不揮発性半導体記憶装置の回路図
を示す。図3における符号は図1、図2と同じである。
11はセンスアンプ、12はダミー回路を示す。ビット
線5はセンスアンプ11と接続しており、ダミービット
線7はダミー回路12と接続している。センスアンプ1
1は第1の実施の形態では図示していないだけであり、
第2の実施の形態は、第1の実施の形態の構成にダミー
回路12を追加した構成であり、その他の構成は第1の
実施の形態と同じである。以下、本実施の形態の動作に
ついて、図3を参照しながら説明する。
【0046】まず、ワード線4とビット線5が選択さ
れ、一つのメモリセルが決定される。例えば、図3にお
いて、WL1とBL0が選択されると、メモリセルトラ
ンジスタ8は、M10に決定される。M10はコンタク
トパターン1が存在するのでM10のメモリセルトラン
ジスタ8の状態がビット線5に伝達される。更にダミー
コンタクトパターン6を介してダミービット線7に伝達
される。また、WL0とBL0が選択されると、メモリ
セルトランジスタ8は、M00に決定される。M00は
コンタクトパターン1が存在しないのでM00のメモリ
セルトランジスタ8の状態はビット線5には伝達されな
い。ビット線5の状態はセンスアンプ11に伝達され増
幅される。またダミービット線7はダミー回路12と接
続されているが、動作的にはなんら意味をなさない。
【0047】物理的解析手法を用いて、この不揮発性半
導体記憶装置をチップ解析していくと何層か除去した
後、まずROMのメモリセル領域上にワード線もしくは
ビット線と予想される配線パターン(ダミービット線
7)が現れる。この配線パターンは、なんらかの回路
(トランジスタ等で構成されたダミー回路12)と物理
的に接続されている。この回路は動作的には意味をなさ
ない回路ではあるが、物理的に接続されているため、物
理的解析を進めているこの段階で配線パターンがダミー
であることを予測するのは困難である。更にこの配線パ
ターンを除去すると、ROMデータと予想されるコンタ
クトパターンが現れる。しかしこのパターンはダミーコ
ンタクトパターン6であり、これを読み取っても有益な
情報とは無関係な全く無意味なデータである。真のRO
Mパターンは更に層の除去を進めないと現れない。
【0048】このように本実施の形態によれば、真のR
OMパターン(コンタクトパターン1)の上層にダミー
コンタクトパターン6を配列しその上層にダミービット
線7を配置し、更にダミービット線7をダミー回路11
に物理的に接続することにより、ダミービット線7がダ
ミーであることを予測するのが困難であるため、第1の
実施の形態よりも更に耐タンパー性の向上を実現してい
る。
【0049】(第3の実施の形態)図4に本発明の第3
の実施の形態である、不揮発性半導体記憶装置のブロッ
ク構成図を示す。図4において、4はワード線、5はビ
ット線、31はロウデコーダ、32はカラムデコーダ、
33は例えば図13の回路図で示されるようなメモリセ
ルアレイ、37はビット線5を介してメモリセルから読
み出されるデータを出力するデータ配線である。X方向
のアドレスX0からXnをカラムデコーダ32に入力
し、デコード出力がビット線5であり、Y方向のアドレ
スY0からYmをロウデコーダ31に入力し、デコード
出力がワード線4である。ビット線5はX方向のアドレ
スデコード値の小さい方から順番に、左から並んでお
り、ワード線4はY方向のアドレスデコード値の小さい
方から順番に、上から並んでいる。またX方向のアドレ
スとY方向のアドレスを決定したときに一度にデータ配
線37から出力されるデータ数、すなわちビット幅を例
えば64ビット幅とする。ビット幅は図4に示すよう
に、X方向アドレスの上位アドレスに相当し、配列は0
から63ビットの数を適当にスクランブルし順番に意味
の無い配列にしている。以下、本実施の形態の動作につ
いて、図4を参照しながら説明する。
【0050】まず、X方向アドレスとY方向アドレス入
力により、一つのアドレスが決定する。一つのアドレス
が決まると、ビット幅分のデータ、本実施の形態の場合
64個のデータが決定する。このデータは、X方向アド
レスX0〜XnをデコードしたN本のビット線毎に64
個並んでいる。この並びは従来例の図14では、左から
順番に並んでいるが、本実施の形態では、物理的にスク
ランブルしている。
【0051】物理的解析手法を用いて、この不揮発性半
導体記憶装置をチップ解析し、ROMパターンが現れた
とする。しかしこのパターンはビット幅方向にスクラン
ブルしているため、もしX方向アドレスX0〜Xnをデ
コードしたN本のビット線毎に並んでいることが予測さ
れたとしても、物理的にスクランブルしているため、元
の64ビットのデータ並びに返還することは困難であ
る。すなわち、パターン情報が露呈されても、ROMに
格納された機密情報、個人情報、プログラムなどの有益
な情報に返還することは困難である。
【0052】このように本実施の形態によれば、ビット
幅方向に物理的スクランブルを施すことにより、ROM
パターンが暴露されても、ビット幅方向の意味あるデー
タに返還するのが困難であるため、耐タンパー性の向上
を実現している。
【0053】また、これはスクランブル用の回路などを
追加することなく、ビット幅方向の物理的配置をスクラ
ンブルしているため、動作速度の遅延やチップコストの
増加などを招くことなく耐タンパー性の向上を実現する
という優れた不揮発性半導体記憶装置である。
【0054】(第4の実施の形態)図5に本発明の第4
の実施の形態である、不揮発性半導体記憶装置のブロッ
ク構成図を示す。図5における符号は図4と同じであ
る。第3の実施の形態とは異なり、X方向のアドレス入
力X0〜Xnを物理的にスクランブルしてカラムデコー
ダ32に入力している。スクランブルしたアドレスをカ
ラムデコーダ32でデコードするため、スクランブルに
従ってビット線5もスクランブルされた配置順になる。
またY方向のアドレス入力Y0〜Ymもスクランブルし
てロウデコーダ31に入力している。スクランブルした
アドレスをロウデコーダ31でデコードするため、スク
ランブルに従ってワード線4もスクランブルされた配置
順になる。以下、本実施の形態の動作について、図5を
参照しながら説明する。
【0055】物理的解析手法を用いて、この不揮発性半
導体記憶装置をチップ解析し、ROMパターンが現れた
とする。しかしこのパターンはXアドレス方向にスクラ
ンブルしYアドレス方向にもスクランブルが掛かってい
るため、あるビットにおけるメモリ領域、N×Mのメモ
リ領域において二次元的にスクランブルが掛かっている
ことになる。これを配置順に読み出したとしても、元の
アドレス順のデータ並びに返還することは困難である。
すなわち、パターン情報が露呈されても、ROMに格納
された機密情報、個人情報、プログラムなどの有益な情
報に返還することは困難である。
【0056】このように本実施の形態によれば、Xアド
レス方向及びYアドレス方向に物理的スクランブルを施
すことにより、ROMパターンが暴露されても、アドレ
ス順方向の意味あるデータに返還するのが困難であるた
め、耐タンパー性の向上を実現している。
【0057】また、これはスクランブル用の回路などを
追加することなく、アドレス方向の物理的配置をスクラ
ンブルしているため、動作速度の遅延やチップコストの
増加などを招くことなく耐タンパー性の向上を実現する
という優れた不揮発性半導体記憶装置である。
【0058】なお、本実施の形態では、Xアドレス方向
及びYアドレス方向の両方向に物理的スクランブルを施
したが、Xアドレス方向だけや、Yアドレス方向だけに
スクランブルを施してもよい。
【0059】また、Xアドレス方向及びYアドレス方向
の両方向、あるいはXアドレス方向だけや、Yアドレス
方向だけのスクランブルと、第3の実施の形態で述べた
ビット幅方向のスクランブルとの組み合わせも可能であ
る。図6にビット幅方向とXアドレス方向とYアドレス
方向の全てに対しスクランブルを施した不揮発性半導体
記憶装置のブロック構成図を示す。図6における符号は
図4と同じである。この構成によれば、ビット幅方向の
意味あるデータに対して、Xアドレス方向の意味あるデ
ータに対して、Yアドレス方向の意味あるデータに対し
て全て耐タンパー性を高めることが出来る。
【0060】(第5の実施の形態)図7に本発明の第5
の実施の形態である、不揮発性半導体記憶装置のパター
ン配線図を示す。図7において、32はカラムデコー
ダ、34は第一メタル配線、35は第二メタル配線、3
6は第一メタル層と第二メタル層間のコンタクト、37
はデータ配線である。この図7は第3の実施の形態にお
けるビット幅方向に物理的スクランブルを施す場合のデ
ータ配線パターンを表している。この第5の実施の形態
におけるROMデータは第一メタル層と第二メタル層間
のコンタクトパターンで形成されるものとする。第一メ
タル配線34はどの第二メタル配線35とも第一メタル
層と第二メタル層間のコンタクト36を配置できるよ
う、冗長領域を持たせてある。また第二メタル配線35
はどの第一メタル配線34とも第一メタル層と第二メタ
ル層間のコンタクト36を配置できるよう、冗長領域を
持たせてある。比較のため図8に従来例における不揮発
性半導体記憶装置のパターン配線図を示す。図8におい
て符号は図7と同じである。以下、本実施の形態の動作
について、図7と図8を参照しながら説明する。
【0061】データビット幅方向に物理的なスクランブ
ルを施す場合、図7に示すようにROM外部からのデー
タ配線37をカラムデコーダ32に入力する前でスクラ
ンブルする。スクランブルさせたいテーブルなどに従っ
てスクランブルするには、第一メタル層と第二メタル層
間のコンタクト36の配置を変更するだけで実施でき
る。このスクランブルに合わせてROMパターンも物理
的にスクランブルを掛ける。ROMパターンも第一メタ
ル層と第二メタル層間のコンタクトで形成されているた
め、コンタクト層1つの変更で実施できる。またスクラ
ンブルテーブルをその都度変更できる。図8に示す従来
の構成では、スクランブルを施すため第一メタル配線3
4と第二メタル配線35も合わせてパターン修正が必要
になる。また、ROMパターンと配線スクランブルの修
正層との関係もないため更に実施コストが掛かる。
【0062】本実施の形態によれば、ROMパターンに
合わせた層で配線のスクランブルを決定することと、ス
クランブルを掛ける配線を冗長にすることにより、一つ
の層でデータビット方向の物理的スクランブルを実施で
き、ROMパターン修正の都度スクランブルテーブルも
変える事が出来る。すなわちコスト負担なしに耐タンパ
ー性の向上を実現する、優れた不揮発性半導体記憶装置
である。
【0063】なお、本実施の形態では、第3の実施の形
態におけるビット幅方向に物理的スクランブルを施す場
合のデータ配線パターンについて説明したが、このよう
な構成は、第4の実施の形態におけるXアドレス方向及
びYアドレス方向に物理的スクランブルを施す場合のカ
ラムデコーダ32に入力する前のX方向アドレス配線パ
ターンや、ロウデコーダ31に入力する前のY方向アド
レス配線パターンに対しても同様に実施できる。
【0064】(第6の実施の形態)図9に本発明の第6
の実施の形態である、不揮発性半導体記憶装置の回路図
を示す。図9における符号は図2と同じである。21は
メモリセルトランジスタ8と第一メタル層とのコンタク
トパターン、22は第一メタル層とビット線5とのコン
タクトパターンである。この場合、ビット線5は第二メ
タル層で形成されている。コンタクトパターン21が存
在するメモリセルにおいては、メモリセルトランジスタ
8と第一メタル層は接続され、コンタクトパターン22
が存在するメモリセルにおいては、第一メタル層とビッ
ト線5は接続されている。以下、本実施の形態の動作に
ついて、図9を参照しながら説明する。
【0065】まず、ワード線4とビット線5が選択さ
れ、一つのメモリセルが決定される。この時、コンタク
トパターン21が存在すれば、メモリセルトランジスタ
8の状態が第一メタル層まで伝達される。しかし、コン
タクトパターン22が存在しなければ、ビット線5まで
伝達されない。同様にコンタクトパターン22が存在し
てもコンタクトパターン21が存在しなければ、メモリ
セルトランジスタ8の状態はビット線5まで伝達されな
い。すなわち、コンタクトパターン21とコンタクトパ
ターン22の論理積(AND)で真のデータパターンを
形成する構成を成している。
【0066】物理的解析手法を用いて、この不揮発性半
導体記憶装置をチップ解析していくと何層か除去した
後、ROMのメモリセル領域上にワード線もしくはビッ
ト線と予想される配線パターンが現れる。更にこの配線
パターンを除去すると、ROMデータと予想されるコン
タクトパターン22が現れる。しかしこのパターンはこ
の下層に存在するコンタクトパターン21との論理積で
もって初めて意味を成すデータであり、このまま読み取
っても有益な情報には返還できない。
【0067】本実施の形態では、真のROMパターンを
そのままパターニングせず二つのコンタクト層の論理積
で形成することにより、真のROMパターンを物理的に
そのまま読み出すのは不可能であるため、耐タンパー性
の向上を実現している。
【0068】これは、論理積(AND)ではなく論理和
(OR)など他の論理演算でもROMパターンを形成で
き、また二つのコンタクト層に限らず、三つ以上のコン
タクト層でも形成できることは容易に考えられる。
【0069】また、例えば、図13のような回路構成に
おけるBL0,BL1等の各ビット線5が、図10のよ
うにポリサイド配線とAL等のメタル配線の2本からな
り、その2本の配線出力の論理和をビット線出力とする
ような場合、メモリセルトランジスタ8の拡散領域とビ
ット線5とを接続する場合、同拡散領域とポリサイド配
線を接続するコンタクトCMと、同拡散領域とメタル配
線を接続するコンタクトCWとのいずれかのコンタクト
を設ければよく、このような場合、コンタクトCMとコ
ンタクトCWの有無による論理和(OR)でROMパタ
ーンを形成できる。
【0070】また、本実施の形態の構成と、前述の第1
〜第5の実施の形態の構成とを組み合わせることで、よ
り耐タンパー性の向上を図ることができる。
【0071】(第7の実施の形態)図11に本発明の第
7の実施の形態である、不揮発性半導体記憶装置の回路
図を示す。図11における符号は図2と同じである。ワ
ード線4はX方向に直線状に形成するのではなく、図1
1のWL0、WL1に示すように途中でお互い交差(ツ
イスト)するような状態に形成している。また、ビット
線5もY方向に直線状に形成するのではなく、図11の
BL0、1、2、3に示すように、途中でお互い交差
(ツイスト)するような状態に形成している。ワード線
4とビット線5をこのような物理配置をすることによ
り、メモリセルの物理配置も従来例のような、左上より M00、M10、M20、M30、M40・ M01、M11、M21、M31、M41・ M02、M12、M22、M32、M42 という整列した配置から、図11に示すような、左上よ
り M00、M10、M20、M31、M41・ M11、M01、M21、M30、M40・ M12、M02、M22、M33、M43 という、ワード線4とビット線5の物理配置に従って配
列変換された配置になる。以下、本実施の形態の動作に
ついて、図11を参照しながら説明する。
【0072】物理的解析手法を用いて、この不揮発性半
導体記憶装置をチップ解析していくと何層か除去した
後、ROMのメモリセル領域上にワード線もしくはビッ
ト線と予想される配線パターンが現れる。更にこの配線
パターンを除去すると、ROMデータと予想されるコン
タクトパターン1が現れる。しかしこのパターンはワー
ド線4とビット線5の物理的変形により、整列していた
配置を配列変換してあるためこのパターンをそのまま順
番に読み取っても、有益な情報には返還できない。ワー
ド線4とビット線5の物理的変形により、整列していた
ROMデータの配置を配列変換しているため、耐タンパ
ー性の向上を実現している。
【0073】ワード線4とビット線5の物理的変形は、
途中でお互い交差(ツイスト)する形状だけでなく、あ
らゆる物理的変形が可能である。
【0074】上記説明した本発明の実施の形態は、RO
M搭載の半導体装置であるが、第3、第4、第5、第7
の実施の形態に示すような構成は、ROM以外の例えば
EEPROMなどのあらゆる不揮発性メモリ搭載の半導
体装置に対しても、物理的解析に対して耐タンパー性向
上が実現できるという、同様な効果が得られる。
【0075】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の不揮発性半導体
記憶装置によれば、真の記憶情報を示すコンタクト部よ
りも上層にダミーコンタクト部が設けられているため、
チップ上部から物理解析されても容易に記憶情報を解読
することはできず、耐タンパー性を向上することができ
る。
【0076】さらに請求項2記載の不揮発性半導体記憶
装置によれば、ダミーコンタクト部上にダミービット線
を設けているため、ダミーコンタクト部がダミーである
ことを予測するのが困難となり、より耐タンパー性を向
上することができる。
【0077】さらに請求項3記載の不揮発性半導体記憶
装置によれば、ダミービット線がダミー回路に接続され
ているため、ダミービット線がダミーであることを予測
するのが困難となり、さらにより耐タンパー性を向上す
ることができる。
【0078】さらに請求項4記載の不揮発性半導体記憶
装置によれば、真の記憶情報を示すコンタクト部の有無
が複数の各層コンタクト部の有無の論理演算により決定
されるため、真の記憶情報を暴くことはより困難とな
り、さらによりいっそう耐タンパー性を向上することが
できる。
【0079】また、本発明の請求項5記載の不揮発性半
導体記憶装置によれば、複数のメモリセルの個々の記憶
情報が暴露されたとしても、その記憶情報はデータ線の
並び方向にスクランブルされているため、意味のあるデ
ータすなわち順序付けされた読み出しビットの順序に返
還するのが困難であり、耐タンパー性を向上することが
できる。またこの構成は、動作速度の遅延やチップコス
トの増加などを招くことなく実現できる。
【0080】さらに本発明の請求項6記載の不揮発性半
導体記憶装置によれば、読み出しビットの配線とデータ
線とを接続するコンタクト部の配置によって容易にメモ
リセルの記憶情報をデータ線の並び方向にスクランブル
させることができる。例えばROMの記憶情報を示すコ
ンタクト部と上記スクランブルさせるためのコンタクト
部とを同層で形成すると、ROMの記憶情報を示すコン
タクト部のパターンを修正する都度、上記スクランブル
させるためのコンタクト部のパターンも変更することが
でき、コスト負担を軽減でき、更に耐タンパー性を高め
ることができる。
【0081】また、本発明の請求項7記載の不揮発性半
導体記憶装置によれば、複数のメモリセルの個々の記憶
情報が暴露されたとしても、その記憶情報はビット線の
並び方向にスクランブルされているため、意味のあるデ
ータに返還するのが困難であり、耐タンパー性を向上す
ることができる。またこの構成は、動作速度の遅延やチ
ップコストの増加などを招くことなく実現できる。
【0082】さらに本発明の請求項8記載の不揮発性半
導体記憶装置によれば、X方向アドレス配線とカラムデ
コーダ入力配線とを接続するコンタクト部の配置によっ
て容易にメモリセルの記憶情報をビット線の並び方向に
スクランブルさせることができる。例えばROMの記憶
情報を示すコンタクト部と上記スクランブルさせるため
のコンタクト部とを同層で形成すると、ROMの記憶情
報を示すコンタクト部のパターンを修正する都度、上記
スクランブルさせるためのコンタクト部のパターンも変
更することができ、コスト負担を軽減できるとともに耐
タンパー性を高めることができる。
【0083】また、本発明の請求項9記載の不揮発性半
導体記憶装置によれば、複数のメモリセルの個々の記憶
情報が暴露されたとしても、その記憶情報はワード線の
並び方向にスクランブルされているため、意味のあるデ
ータに返還するのが困難であり、耐タンパー性を向上す
ることができる。またこの構成は、動作速度の遅延やチ
ップコストの増加などを招くことなく実現できる。
【0084】さらに本発明の請求項10記載の不揮発性
半導体記憶装置によれば、Y方向アドレス配線とロウデ
コーダ入力配線とを接続するコンタクト部の配置によっ
て容易にメモリセルの記憶情報をワード線の並び方向に
スクランブルさせることができる。例えばROMの記憶
情報を示すコンタクト部と上記スクランブルさせるため
のコンタクト部とを同層で形成すると、ROMの記憶情
報を示すコンタクト部のパターンを修正する都度、上記
スクランブルさせるためのコンタクト部のパターンも変
更することができ、コスト負担を軽減できるとともに耐
タンパー性を高めることができる。
【0085】また、本発明の請求項11記載の不揮発性
半導体記憶装置によれば、複数のメモリセルの個々の記
憶情報が暴露されたとしても、その記憶情報はビット線
の並び方向およびワード線の並び方向にスクランブルさ
れているため、意味のあるデータに返還するのが困難で
あり、耐タンパー性を向上することができる。またこの
構成は、動作速度の遅延やチップコストの増加などを招
くことなく実現できる。
【0086】さらに本発明の請求項12記載の不揮発性
半導体記憶装置によれば、請求項5〜11のうちいずれ
かに記載の不揮発性半導体記憶装置において、真の記憶
情報を示すコンタクト部の有無が複数の各層コンタクト
部の有無の論理演算により決定されるため、真の記憶情
報を暴くことはより困難となり、よりいっそう耐タンパ
ー性を向上することができる。
【0087】また、本発明の請求項13記載の不揮発性
半導体記憶装置によれば、真の記憶情報を示すコンタク
ト部の有無が複数の各層コンタクト部の有無の論理演算
により決定されるため、真の記憶情報を暴くことは困難
であり、耐タンパー性を向上することができる。
【0088】また、本発明の請求項14記載の不揮発性
半導体記憶装置によれば、複数のメモリセルの個々の記
憶情報が暴露されたとしても、その記憶情報はビット線
の並び方向およびワード線の並び方向のうち少なくとも
一方向にスクランブルされているため、意味のあるデー
タに返還するのが困難であり、耐タンパー性を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における不揮発性半
導体記憶装置の断面を斜めから見た図
【図2】本発明の第1の実施の形態における不揮発性半
導体記憶装置の回路図
【図3】本発明の第2の実施の形態における不揮発性半
導体記憶装置の回路図
【図4】本発明の第3の実施の形態における不揮発性半
導体記憶装置のブロック構成図
【図5】本発明の第4の実施の形態における不揮発性半
導体記憶装置のブロック構成図
【図6】本発明の第4の実施の形態における不揮発性半
導体記憶装置の他の例を示すブロック構成図
【図7】本発明の第5の実施の形態における不揮発性半
導体記憶装置の要部のパターン配線図
【図8】比較のために示した従来例の不揮発性半導体記
憶装置(ROM)の要部のパターン配線図
【図9】本発明の第6の実施の形態における不揮発性半
導体記憶装置の回路図
【図10】本発明の第6の実施の形態における他の例を
説明するための図
【図11】本発明の第7の実施の形態における不揮発性
半導体記憶装置の回路図
【図12】従来例の不揮発性半導体記憶装置(ROM)
の断面を斜めから見た図
【図13】従来例の不揮発性半導体記憶装置(ROM)
の回路図
【図14】従来例の不揮発性半導体記憶装置(ROM)
のブロック構成図
【符号の説明】
1 コンタクトパターン 2 活性化領域 3 素子分離領域 4 ワード線 5 ビット線 6 ダミーコンタクトパターン 7 ダミービット線 8 メモリセルトランジスタ 11 センスアンプ 12 ダミー回路 21 メモリセルと第一メタル層とのコンタクト 22 第一メタル層と第二メタル層とのコンタクト 31 ロウデコーダ 32 カラムデコーダ 33 メモリセルアレイ 34 第一メタル配線 35 第二メタル配線 36 第一メタル層と第二メタル層間のコンタクト 37 データ配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/112 Fターム(参考) 5B003 AA05 AA06 AB05 AC00 AD06 AD08 5B017 AA03 BB00 CA12 5B035 AA13 BB09 CA11 5F083 CR03 LA12 LA16 ZA28

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と複数のビット線との各
    交差部に配置されたメモリセルトランジスタを有し、前
    記メモリセルトランジスタと前記ビット線との間の第1
    の層間絶縁層に設けられて前記メモリセルトランジスタ
    と前記ビット線とを電気的に接続するコンタクト部の有
    無により異なる情報が記憶された複数のメモリセルを備
    えた不揮発性半導体記憶装置であって、 前記第1の層間絶縁層よりも上層の第2の層間絶縁層に
    ダミーコンタクト部を設けたことを特徴とする不揮発性
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 ダミーコンタクト部上で前記ダミーコン
    タクト部と接続された複数のダミービット線を設けた請
    求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 ダミービット線の端部で前記ダミービッ
    ト線に接続されたダミー回路を設けた請求項2記載の不
    揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 第1の層間絶縁層が複数の絶縁層からな
    り、メモリセルトランジスタとビット線とを電気的に接
    続するコンタクト部の有無が前記複数の絶縁層の各層に
    設けられる各層コンタクト部の有無の論理演算により決
    定されたことを特徴とする請求項1,2または3記載の
    不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 順序付けされて出力される複数の読み出
    しビットに対応した複数のデータ線と、前記複数のデー
    タ線に対応して配置されそれぞれ所定の情報が記憶され
    て前記複数のデータ線へ記憶された情報が読み出される
    複数のメモリセルとを備えた不揮発性半導体記憶装置で
    あって、 前記複数のデータ線の並び方向順に配置された前記メモ
    リセルに対応するビットの順序を前記順序付けされた読
    み出しビットの順序と異ならせたことを特徴とする不揮
    発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 複数のデータ線の並び方向順に配置され
    たメモリセルに対応するビットの順序を順序付けされた
    読み出しビットの順序と異ならせるために、順序付けさ
    れて出力される複数の読み出しビットの配線を前記複数
    のデータ線とは層間絶縁層を介して異なる配線層により
    設けるとともに、任意の前記読み出しビットの配線と任
    意の前記データ線とを前記層間絶縁層にコンタクト部を
    設けることで接続可能な構成とし、所定の前記読み出し
    ビットの配線と所定の前記データ線とを所定の前記コン
    タクト部で接続したことを特徴とする請求項5記載の不
    揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 複数のワード線と複数のビット線との各
    交差部に配置されそれぞれX方向およびY方向アドレス
    を有し前記X方向およびY方向アドレスに応じて所定の
    情報が記憶された複数のメモリセルと、X方向アドレス
    入力に応じて前記ビット線を選択するカラムデコーダ
    と、Y方向アドレス入力に応じて前記ワード線を選択す
    るロウデコーダとを備えた不揮発性半導体記憶装置であ
    って、 前記ビット線の並び方向順に配置された前記メモリセル
    が有するX方向アドレスの順番を前記X方向アドレス入
    力のアドレス順と異ならせたことを特徴とする不揮発性
    半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 ビット線の並び方向順に配置されたメモ
    リセルが有するX方向アドレスの順番をX方向アドレス
    入力のアドレス順と異ならせるために、複数のX方向ア
    ドレス配線によって伝送されるX方向アドレス入力を、
    前記複数のX方向アドレス配線とは層間絶縁層を介して
    異なる配線層からなる複数のカラムデコーダ入力配線に
    よってカラムデコーダに入力するとともに、任意の前記
    X方向アドレス配線と任意の前記カラムデコーダ入力配
    線とを前記層間絶縁層にコンタクト部を設けることで接
    続可能な構成とし、所定の前記X方向アドレス配線と所
    定の前記カラムデコーダ入力配線とを所定の前記コンタ
    クト部で接続したことを特徴とする請求項7記載の不揮
    発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 複数のワード線と複数のビット線との各
    交差部に配置されそれぞれX方向およびY方向アドレス
    を有し前記X方向およびY方向アドレスに応じて所定の
    情報が記憶された複数のメモリセルと、X方向アドレス
    入力に応じて前記ビット線を選択するカラムデコーダ
    と、Y方向アドレス入力に応じて前記ワード線を選択す
    るロウデコーダとを備えた不揮発性半導体記憶装置であ
    って、 前記ワード線の並び方向順に配置された前記メモリセル
    が有するY方向アドレスの順番を前記Y方向アドレス入
    力のアドレス順と異ならせたことを特徴とする不揮発性
    半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 ワード線の並び方向順に配置されたメ
    モリセルが有するY方向アドレスの順番をY方向アドレ
    ス入力のアドレス順と異ならせるために、複数のY方向
    アドレス配線によって伝送されるY方向アドレス入力
    を、前記複数のY方向アドレス配線とは層間絶縁層を介
    して異なる配線層からなる複数のロウデコーダ入力配線
    によってロウデコーダに入力するとともに、任意の前記
    Y方向アドレス配線と任意の前記ロウデコーダ入力配線
    とを前記層間絶縁層にコンタクト部を設けることで接続
    可能な構成とし、所定の前記Y方向アドレス配線と所定
    の前記ロウデコーダ入力配線とを所定の前記コンタクト
    部で接続したことを特徴とする請求項9記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 複数のワード線と複数のビット線との
    各交差部に配置されそれぞれX方向およびY方向アドレ
    スを有し前記X方向およびY方向アドレスに応じて所定
    の情報が記憶された複数のメモリセルと、X方向アドレ
    ス入力に応じて前記ビット線を選択するカラムデコーダ
    と、Y方向アドレス入力に応じて前記ワード線を選択す
    るロウデコーダとを備えた不揮発性半導体記憶装置であ
    って、 前記ビット線の並び方向順に配置された前記メモリセル
    が有するX方向アドレスの順番を前記X方向アドレス入
    力のアドレス順と異ならせるとともに、前記ワード線の
    並び方向順に配置された前記メモリセルが有するY方向
    アドレスの順番を前記Y方向アドレス入力のアドレス順
    と異ならせたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装
    置。
  12. 【請求項12】 複数のメモリセルは、複数のワード線
    と複数のビット線との各交差部に配置されたメモリセル
    トランジスタを有し、前記メモリセルトランジスタと前
    記ビット線との間の第1の層間絶縁層に設けられて前記
    メモリセルトランジスタと前記ビット線とを電気的に接
    続するコンタクト部の有無により異なる情報が記憶され
    る構成であり、かつ、前記第1の層間絶縁層が複数の絶
    縁層からなり、前記メモリセルトランジスタと前記ビッ
    ト線とを電気的に接続するコンタクト部の有無が前記複
    数の絶縁層の各層に設けられる各層コンタクト部の有無
    の論理演算により決定されたことを特徴とする請求項5
    〜11のうちいずれかに記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  13. 【請求項13】 複数のワード線と複数のビット線との
    各交差部に配置されたメモリセルトランジスタを有し、
    前記メモリセルトランジスタと前記ビット線との間の第
    1の層間絶縁層に設けられて前記メモリセルトランジス
    タと前記ビット線とを電気的に接続するコンタクト部の
    有無により異なる情報が記憶された複数のメモリセルを
    備えた不揮発性半導体記憶装置であって、 前記第1の層間絶縁層が複数の絶縁層からなり、前記メ
    モリセルトランジスタと前記ビット線とを電気的に接続
    するコンタクト部の有無が前記複数の絶縁層の各層に設
    けられる各層コンタクト部の有無の論理演算により決定
    されたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 複数のワード線と複数のビット線との
    各交差部に配置されそれぞれX方向およびY方向アドレ
    スを有し前記X方向およびY方向アドレスに応じて所定
    の情報が記憶された複数のメモリセルを備えた不揮発性
    半導体記憶装置であって、 前記複数のビット線および前記複数のワード線のうち少
    なくとも一方を全てが平行である以外のレイアウト形状
    にすることで、前記ビット線の並び方向順に配置された
    前記メモリセルが有するX方向アドレスおよび前記ワー
    ド線の並び方向順に配置された前記メモリセルが有する
    Y方向アドレスのうち少なくとも一方を不規則な順番に
    したことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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