JP2003195831A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2003195831A
JP2003195831A JP2001397790A JP2001397790A JP2003195831A JP 2003195831 A JP2003195831 A JP 2003195831A JP 2001397790 A JP2001397790 A JP 2001397790A JP 2001397790 A JP2001397790 A JP 2001397790A JP 2003195831 A JP2003195831 A JP 2003195831A
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signal
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JP2001397790A
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Hideaki Sadamatsu
英明 定松
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源を切断したときに生じていた表示画面の
残像を観測できないようにすることを目的とする。 【解決手段】 液晶表示装置の電源スイッチがオフにさ
れたことを検出する検出手段を備え、該検出手段は、電
源スイッチがオフにされたことが検出されると、液晶表
示パネルの共通電極22に供給する対向電圧をゲート電
圧最低値VGL13よりも低くし、かつ、液晶20両端
に蓄積された電荷が放電されるまで、上記対向電圧をゲ
ート電圧最低値VGL13よりも低く維持するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス型液晶表示装置に関し、特に、記憶保持機能をもっ
た液晶表示装置の表示画像を、液晶表示装置本体の電源
断とともに残像が観測されないようにするための液晶表
示画像の消去回路、及びそれを備えた液晶表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサ、パーソナルコンピュ
ータ、テレビジョン装置などで用いられる表示装置とし
て、近年、アクティブマトリクス型の液晶表示装置が多
用されている。このアクティブマトリクス型の液晶表示
装置の特徴は、液晶の各表示画素毎にTFT(Thin Fil
m Transistor)型のトランジスタを配置したことであ
る。そして、このトランジスタは、ゲートに走査電圧を
与え、ソースまたはドレインに表示用の信号に対応する
信号電圧を与えることにより、マトリクス状に配置され
る液晶表示画素を個別に駆動して、所望の表示パターン
を得ることができるものである。
【0003】従来の液晶表示装置においては、走査線を
ハイレベルとしつつ、信号線にハイレベル、またはロー
レベルの信号線電圧を与えて、液晶表示画素に画素電圧
を充電していた。そして、表示装置を動作させた後、装
置全体を非動作状態とするには、装置全体において電源
を切らなければならなかった。これによって、各画素に
ついてみると、TFT型のトランジスタもオフ状態とな
り、蓄積容量に蓄積された電荷は一義的に閉じ込められ
た状態となる。このため、この閉じ込められた電荷は、
電源断後直ちに放電されるわけではなく、TFT型のト
ランジスタのもれ電流によって徐々に放電されることに
なる。このように、電源を切断後、蓄積容量中の電荷は
もれ電流によって徐々に放電されるだけであるので、電
源を切った瞬間の残像がある期間存在するのが視覚的に
明確に認められることになる。
【0004】つまり、装置の電源を切断すると、ドライ
バ出力は、ハイインピーダンスとなる。また、画素は、
電源を切る直前の電位を保持したままとなる。そして、
画素電位は、周辺配線(ゲート、ソース、補助容量配
線)や、TFT、LCD(liquid crystal display devi
ce;液晶ディスプレイ)の高抵抗経路を介したリーク電
流により徐々に放電されて、最終的に対向電極(=補助
容量配線)と同電位になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶表示装置において、画素電位が対向電極とほぼ
同電位となるまでに、かなりの時間(数秒ないし数十秒
程度)を要するため、電源を切った直前の表示画面が徐
々に消えていくという挙動をとる。この時間は、人間の
目にとっては、比較的長い時間であり、つまり、十分に
視認可能な時間であるため、電源を切断後、残像として
はっきりと認識することができる。このため、使用者
が、電源が切れていないと錯覚したり、故障であると誤
認したりするという問題があった。
【0006】本発明は、かかる問題点を解消するために
なされたものであり、電源を切断したときに生じていた
表示画面の残像を観測できないようにした液晶表示装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の液晶表示装置は、複数の
走査ラインと、該複数の走査ラインに直交するように形
成された複数の信号ラインと、上記複数の走査ラインと
上記複数の信号ラインとの各交点近傍に配置されたスイ
ッチング素子と、該スイッチング素子の接続された画素
電極及び補助容量と、上記複数の信号ラインに抵抗素子
を介して接続された補助容量配線と、対向する共通電極
とからなる液晶パネルと、上記複数の走査ラインに走査
駆動信号を送出して順次水平走査する走査側駆動回路
と、上記複数の信号ラインの各々に映像信号に対応する
表示データ信号を送出する信号側駆動回路とを具備する
液晶表示装置において、該液晶表示装置の電源スイッチ
がオフにされたことを検出する検出手段を備え、該検出
手段は、上記電源スイッチがオフにされたことが検出さ
れると、液晶表示パネルの共通電極に供給する対向電圧
をゲート電圧最低値よりも低くし、かつ、液晶両端に蓄
積された電荷が放電されるまで、上記対向電圧をゲート
電圧最低値よりも低く維持することを特徴とするもので
ある。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の液晶表示
装置は、複数の走査ラインと、該複数の走査ラインに直
交するように形成された複数の信号ラインと、上記複数
の走査ラインと上記複数の信号ラインとの各交点近傍に
配置されたスイッチング素子と、該スイッチング素子の
接続された画素電極及び補助容量と、上記複数の信号ラ
インに抵抗素子を介して接続された補助容量配線と、対
向する共通電極とからなる液晶パネルと、上記複数の走
査ラインに走査駆動信号を送出して順次水平走査する走
査側駆動回路と、上記複数の信号ラインの各々に映像信
号に対応する表示データ信号を送出する信号側駆動回路
とを具備する液晶表示装置において、該液晶表示装置の
電源スイッチがオフにされたことを検出する検出手段を
備え、該検出手段は、上記電源スイッチがオフにされた
ことが検出されると、液晶表示パネルの共通電極に供給
する対向電圧をゲート電圧最高値よりも高くし、かつ、
液晶両端に蓄積された電荷が放電されるまで、上記対向
電圧をゲート電圧最高値よりも高く維持することを特徴
とするものである。
【0009】また、本発明の請求項3に記載の液晶表示
装置は、請求項1または請求項2に記載の液晶表示装置
において、上記検出手段は、アナログスイッチICであ
り、上記電源スイッチがオンにされたことが検出される
と、コントロール基板出力の対向電圧とパネル側の対向
電圧とを接続し、上記電源スイッチがオフにされたこと
が検出されると、上記コントロール基板出力の対向電圧
と上記パネル側の対向電圧とを分離することを特徴とす
るものである。
【0010】また、本発明の請求項4に記載の液晶表示
装置は、請求項3に記載の液晶表示装置において、上記
アナログスイッチICのスイッチング端子に正側供給電
源を入力し、該正側供給電源から、ダイオードとコンデ
ンサを直列に接続して接地し、上記ダイオードと上記コ
ンデンサの交点を上記アナログスイッチICの正側供給
電源端子に接続することを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の請求項5に記載の液晶表示
装置は、請求項1または請求項3、あるいは請求項4の
いずれかに記載の液晶表示装置において、上記パネル側
の対向電圧から抵抗とダイオードを直列接続で負側供給
電源に接続し、上記抵抗と上記ダイオードの一方の交点
からコンデンサを通じて接地するとともに、上記交点の
他方を上記アナログスイッチICの負側供給電源端子に
接続することを特徴とするものである。
【0012】また、本発明の請求項6に記載の液晶表示
装置は、請求項2または請求項3、あるいは請求項4の
いずれかに記載の液晶表示装置において、上記パネル側
の対向電圧から抵抗とダイオードを直列接続で正側供給
電源に接続し、上記抵抗と上記ダイオードの一方の交点
からコンデンサを通じて接地するとともに、上記交点の
他方を上記アナログスイッチICの正側供給電源端子に
接続することを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の請求項7に記載の液晶表示
装置は、請求項5または請求項6に記載の液晶表示装置
において、上記コンデンサは、液晶両端に蓄積された電
荷が、放電される時間よりも対向電圧の立ち下がる時間
の方が長くなるように容量を大きくすることを特徴とす
るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
液晶表示装置の構成図である。図1において、1はアナ
ログスイッチIC、2ないし7はアナログスイッチIC
の各端子であり、2は+側供給電源端子、3は入力端
子、4はGND端子、5は−側供給電源端子、6は出力
端子、7は入力端子3と出力端子6の接続を切り替える
切り替え信号端子(スイッチング端子)、8は入力端子
3に入力する電源でコントロール基板出力のVCOM電
圧、9は切り替え端子7に入力される電源でゲート電圧
最高値VGH(正側供給電源、以下、+供給電源とい
う)、10はダイオード、11はコンデンサ、12は抵
抗、13は出力端子6に入力される電源でゲート電圧最
低値VGL(負側供給電源、以下、−供給電源とい
う)、14はダイオード、15はコンデンサ、16ない
し21は液晶パネル内の素子を示し、16はn−1番目
のゲート、17はn番目のゲート、18はm番目のソー
ス、19はパネル画素内の容量(コンデンサ)、20は
液晶パネルの一画素(液晶)、21はパネル画素内のT
FT(Thin Film Transistor)、22は共通電極であ
る。
【0015】このように構成された液晶表示装置につい
て、その動作を説明する。まず、液晶表示装置が定常の
動作状態のときは、コントロール基板出力のVCOM電
圧8、+供給電源9、−供給電源13がオンになってお
り、切り替え信号端子7により、入力端子3と出力端子
6とが接続状態になっている。このとき、コントロール
基板からのVCOM電圧は、パネルの共通電極22に印
加される。また、パネル側では、ゲート17に走査ライ
ン信号が印加され、TFT21をオンにし、ソース18
に入力される画像信号がコンデンサ19に充電され、そ
の電圧によって、液晶20に電圧がかかり、信号を画素
の明るさに変換してパネル表示を行う。
【0016】次に、液晶表示装置の電源を切った場合に
は、まず、+供給電源9、及び−供給電源13が立ち下
がり、切り替え信号端子7によりコントロール基板出力
のVCOM電圧と、パネル側の共通電極22の接続が切
断される。このとき、+側供給電源端子2はダイオード
10とコンデンサ11により、また、−側供給電源端子
5はダイオード14とコンデンサ15により電源電圧が
供給されるため、アナログスイッチIC1は正常動作を
維持することができる。続いて、入力端子3、及び出力
端子6が切断されると、抵抗12によりパネル側の共通
電極22は−供給電源13より1D(約0.7V)高い
電圧が供給されるが、ダイオード14とコンデンサ15
とによりパネル側では共通電極22が最低電圧になる。
つまり、ゲート電圧最低値の立ち下がりよりも対向電圧
の立ち下がりを遅くすることにより、液晶両端に蓄積さ
れた電荷が放電されるまで対向電圧をゲート電圧最低値
よりも低く維持した。このときの液晶20の状態は画面
全体を黒に表示する。
【0017】また、コンデンサ15をある程度大きく
(通常は、5μF程度以上)することにより、画面全体
を黒に表示する時間をパネル内のコンデンサ19の放電
時間(最大で3分程度)よりも長くするようにした。
【0018】このように、本実施の形態1による液晶表
示装置によれば、液晶表示装置の電源スイッチがオフに
されたときに、アナログスイッチICの入力端子と出力
端子とを切断し、共通電極に供給される抵抗電圧を−供
給電源よりも低くして、画像装置の表示を黒信号に固定
したので、残像をなくし表示品質の優れた液晶表示装置
を実現することができる。また、液晶両端に蓄積された
電荷が放電されるまで対向電圧を−供給電源の最低値よ
りも低く維持するようにしたので、確実に電源断後の残
像を表示させないようにすることができる。
【0019】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2による液晶表示装置の構成図である。図2におい
て、図1との違いは、抵抗12がダイオード10を通し
て+供給電源9に接続されている点である。なお、その
他の構成については、図1と同様であるので説明を省略
する。
【0020】このように構成された液晶表示装置につい
て、その動作を説明する。まず、液晶表示装置が定常の
動作状態のときは、コントロール基板出力のVCOM電
圧8、+供給電源9、−供給電源13がオンになってお
り、切り替え信号端子7により、入力端子3と出力端子
6とが接続状態になっている。このとき、コントロール
基板からのVCOM電圧は、パネルの共通電極22に印
加される。また、パネル側では、ゲート17に走査ライ
ン信号が印加され、TFT21をオンにし、ソース18
に入力される画像信号がコンデンサ19に充電され、そ
の電圧によって、液晶20に電圧がかかり、信号を画素
の明るさに変換してパネル表示を行う。
【0021】次に、液晶表示装置の電源を切った場合に
は、まず、+供給電源9、及び−供給電源13が立ち下
がり、切り替え信号端子7によりコントロール基板出力
のVCOM電圧と、パネル側の共通電極22の接続が切
断される。このとき、+側供給電源端子2はダイオード
10とコンデンサ11により、また、−側供給電源端子
5はダイオード14とコンデンサ15により電源電圧が
供給されるため、アナログスイッチIC1は正常動作を
維持することができる。続いて、入力端子3、及び出力
端子6が切断されると、抵抗12によりパネル側の共通
電極22は+供給電源9より1D(約0.7V)低い電
圧が供給されるが、ダイオード10とコンデンサ11と
によりパネル側では共通電極22が最高電圧になる。つ
まり、ゲート電圧最低値の立ち下がりよりも対向電圧の
立ち下がりを遅くすることにより、液晶両端に蓄積され
た電荷が放電されるまで対向電圧をゲート電圧最高値よ
りも高く維持した。このときの液晶20の状態は画面全
体を白に表示する。
【0022】また、コンデンサ15をある程度大きく
(通常は、5μF程度以上)することにより、画面全体
を白に表示する時間をパネル側のコンデンサ19の放電
時間(最大で5分程度)よりも長くするようにした。
【0023】このように、本実施の形態2による液晶表
示装置によれば、液晶表示装置の電源スイッチがオフに
されたときに、アナログスイッチICの入力端子と出力
端子とを切断し、共通電極に供給される抵抗電圧を+供
給電源よりも高くして、画像装置の表示を白信号に固定
したので、残像をなくし表示品質の優れた液晶表示装置
を実現することができる。また、液晶両端に蓄積された
電荷が放電されるまで対向電圧を+供給電源の最高値よ
りも高く維持するようにしたので、確実に、電源断後の
残像を表示させないようにすることができる。
【0024】
【発明の効果】このように、本発明の請求項1に記載の
液晶表示装置によれば、複数の走査ラインと、該複数の
走査ラインに直交するように形成された複数の信号ライ
ンと、上記複数の走査ラインと上記複数の信号ラインと
の各交点近傍に配置されたスイッチング素子と、該スイ
ッチング素子の接続された画素電極及び補助容量と、上
記複数の信号ラインに抵抗素子を介して接続された補助
容量配線と、対向する共通電極とからなる液晶パネル
と、上記複数の走査ラインに走査駆動信号を送出して順
次水平走査する走査側駆動回路と、上記複数の信号ライ
ンの各々に映像信号に対応する表示データ信号を送出す
る信号側駆動回路とを具備する液晶表示装置において、
該液晶表示装置の電源スイッチがオフにされたことを検
出する検出手段を備え、該検出手段は、上記電源スイッ
チがオフにされたことが検出されると、液晶表示パネル
の共通電極に供給する対向電圧をゲート電圧最低値より
も低くし、かつ、液晶両端に蓄積された電荷が放電され
るまで、上記対向電圧をゲート電圧最低値よりも低く維
持するものとしたので、電源断後の残像を表示させない
ようにすることができる。
【0025】また、本発明の請求項2に記載の液晶表示
装置によれば、複数の走査ラインと、該複数の走査ライ
ンに直交するように形成された複数の信号ラインと、上
記複数の走査ラインと上記複数の信号ラインとの各交点
近傍に配置されたスイッチング素子と、該スイッチング
素子の接続された画素電極及び補助容量と、上記複数の
信号ラインに抵抗素子を介して接続された補助容量配線
と、対向する共通電極とからなる液晶パネルと、上記複
数の走査ラインに走査駆動信号を送出して順次水平走査
する走査側駆動回路と、上記複数の信号ラインの各々に
映像信号に対応する表示データ信号を送出する信号側駆
動回路とを具備する液晶表示装置において、該液晶表示
装置の電源スイッチがオフにされたことを検出する検出
手段を備え、該検出手段は、上記電源スイッチがオフに
されたことが検出されると、液晶表示パネルの共通電極
に供給する対向電圧をゲート電圧最高値よりも高くし、
かつ、液晶両端に蓄積された電荷が放電されるまで、上
記対向電圧をゲート電圧最高値よりも高く維持するもの
としたので、電源断後の残像を表示させないようにする
ことができる。
【0026】また、本発明の請求項3に記載の液晶表示
装置によれば、請求項1または請求項2に記載の液晶表
示装置において、上記検出手段は、アナログスイッチI
Cであり、上記電源スイッチがオンにされたことが検出
されると、コントロール基板出力の対向電圧とパネル側
の対向電圧とを接続し、上記電源スイッチがオフにされ
たことが検出されると、上記コントロール基板出力の対
向電圧と上記パネル側の対向電圧とを分離するものとし
たので、電源断後の残像を表示させないようにすること
ができる。
【0027】また、本発明の請求項4に記載の液晶表示
装置によれば、請求項3に記載の液晶表示装置におい
て、上記アナログスイッチICのスイッチング端子に正
側供給電源を入力し、該正側供給電源から、ダイオード
とコンデンサを直列に接続して接地し、上記ダイオード
と上記コンデンサの交点を上記アナログスイッチICの
正側供給電源端子に接続するようにしたので、アナログ
スイッチICの動作を確実に行うことができる。
【0028】また、本発明の請求項5に記載の液晶表示
装置によれば、請求項1または請求項3、あるいは請求
項4のいずれかに記載の液晶表示装置において、上記パ
ネル側の対向電圧から抵抗とダイオードを直列接続で負
側供給電源に接続し、上記抵抗と上記ダイオードの一方
の交点からコンデンサを通じて接地するとともに、上記
交点の他方を上記アナログスイッチICの負側供給電源
端子に接続するようにしたので、電源断後の残像を表示
させないようにすることができる。
【0029】また、本発明の請求項6に記載の液晶表示
装置によれば、請求項2または請求項3、あるいは請求
項4のいずれかに記載の液晶表示装置において、上記パ
ネル側の対向電圧から抵抗とダイオードを直列接続で正
側供給電源に接続し、上記抵抗と上記ダイオードの一方
の交点からコンデンサを通じて接地するとともに、上記
交点の他方を上記アナログスイッチICの正側供給電源
端子に接続するようにしたので、電源断後の残像を表示
させないようにすることができる。
【0030】また、本発明の請求項7に記載の液晶表示
装置によれば、請求項5または請求項6に記載の液晶表
示装置において、上記コンデンサは、液晶両端に蓄積さ
れた電荷が、放電される時間よりも対向電圧の立ち下が
る時間の方が長くなるように容量を大きくするものとし
たので、確実に電源断後の残像を表示させないようにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による液晶表示装置の構
成図
【図2】本発明の実施の形態2による液晶表示装置の構
成図
【符号の説明】
1 アナログスイッチIC 2 +側供給電源端子 3 入力端子 4 GND端子 5 −側供給電源端子 6 出力端子 7 切り替え信号端子 8 コントロール出力のVCOM電圧 9 ゲート電圧最高値VGH 10 ダイオード 11 コンデンサ 12 抵抗 13 ゲート電圧最低値VGL 14 ダイオード 15 コンデンサ 16 n−1番目のゲート 17 n番目のゲート 18 m番目のソース 19 パネル画素内の容量 20 液晶パネルの一画素 21 TFT 22 共通電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査ラインと、該複数の走査ライ
    ンに直交するように形成された複数の信号ラインと、上
    記複数の走査ラインと上記複数の信号ラインとの各交点
    近傍に配置されたスイッチング素子と、該スイッチング
    素子の接続された画素電極及び補助容量と、上記複数の
    信号ラインに抵抗素子を介して接続された補助容量配線
    と、対向する共通電極とからなる液晶パネルと、上記複
    数の走査ラインに走査駆動信号を送出して順次水平走査
    する走査側駆動回路と、上記複数の信号ラインの各々に
    映像信号に対応する表示データ信号を送出する信号側駆
    動回路とを具備する液晶表示装置において、 該液晶表示装置の電源スイッチがオフにされたことを検
    出する検出手段を備え、 該検出手段は、上記電源スイッチがオフにされたことが
    検出されると、液晶表示パネルの共通電極に供給する対
    向電圧をゲート電圧最低値よりも低くし、かつ、液晶両
    端に蓄積された電荷が放電されるまで、上記対向電圧を
    ゲート電圧最低値よりも低く維持する、 ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 複数の走査ラインと、該複数の走査ライ
    ンに直交するように形成された複数の信号ラインと、上
    記複数の走査ラインと上記複数の信号ラインとの各交点
    近傍に配置されたスイッチング素子と、該スイッチング
    素子の接続された画素電極及び補助容量と、上記複数の
    信号ラインに抵抗素子を介して接続された補助容量配線
    と、対向する共通電極とからなる液晶パネルと、上記複
    数の走査ラインに走査駆動信号を送出して順次水平走査
    する走査側駆動回路と、上記複数の信号ラインの各々に
    映像信号に対応する表示データ信号を送出する信号側駆
    動回路とを具備する液晶表示装置において、 該液晶表示装置の電源スイッチがオフにされたことを検
    出する検出手段を備え、 該検出手段は、上記電源スイッチがオフにされたことが
    検出されると、液晶表示パネルの共通電極に供給する対
    向電圧をゲート電圧最高値よりも高くし、かつ、液晶両
    端に蓄積された電荷が放電されるまで、上記対向電圧を
    ゲート電圧最高値よりも高く維持する、 ことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の液晶表
    示装置において、 上記検出手段は、アナログスイッチICであり、上記電
    源スイッチがオンにされたことが検出されると、コント
    ロール基板出力の対向電圧とパネル側の対向電圧とを接
    続し、上記電源スイッチがオフにされたことが検出され
    ると、上記コントロール基板出力の対向電圧と上記パネ
    ル側の対向電圧とを分離する、 ことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の液晶表示装置におい
    て、 上記アナログスイッチICのスイッチング端子に正側供
    給電源を入力し、該正側供給電源から、ダイオードとコ
    ンデンサを直列に接続して接地し、上記ダイオードと上
    記コンデンサの交点を上記アナログスイッチICの正側
    供給電源端子に接続する、 ことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項3、あるいは請求
    項4のいずれかに記載の液晶表示装置において、 上記パネル側の対向電圧から抵抗とダイオードを直列接
    続で負側供給電源に接続し、上記抵抗と上記ダイオード
    の一方の交点からコンデンサを通じて接地するととも
    に、上記交点の他方を上記アナログスイッチICの負側
    供給電源端子に接続する、 ことを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項2または請求項3、あるいは請求
    項4のいずれかに記載の液晶表示装置において、 上記パネル側の対向電圧から抵抗とダイオードを直列接
    続で正側供給電源に接続し、上記抵抗と上記ダイオード
    の一方の交点からコンデンサを通じて接地するととも
    に、上記交点の他方を上記アナログスイッチICの正側
    供給電源端子に接続する、 ことを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の液晶表
    示装置において、 上記コンデンサは、液晶両端に蓄積された電荷が、放電
    される時間よりも対向電圧の立ち下がる時間の方が長く
    なるように容量を大きくする、 ことを特徴とする液晶表示装置。
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