JP2003195177A - 照明光照射装置及びこれを備えた蛍光観察装置 - Google Patents

照明光照射装置及びこれを備えた蛍光観察装置

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JP2003195177A
JP2003195177A JP2001398625A JP2001398625A JP2003195177A JP 2003195177 A JP2003195177 A JP 2003195177A JP 2001398625 A JP2001398625 A JP 2001398625A JP 2001398625 A JP2001398625 A JP 2001398625A JP 2003195177 A JP2003195177 A JP 2003195177A
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Tadashi Uchida
忠 打田
Tatsuro Otaki
達朗 大瀧
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源としてLED等を用い、しかも、照明光
の波長選択性を確保しつつ、照明光の光量を増大させて
試料からの蛍光光量を増大させる。 【解決手段】 5つの前段照明光学系1a〜1eに対し
て、共通する後段照明光学系が設けられる。光学系1a
〜1eは、互いに中心波長が異なる光を発するLED2
a〜2eをそれぞれ光源として有する。光学系1a〜1
eは、それらの射出光軸Sa〜Seが点Pを中心にして
放射状となるように配置される。点Pを含む反射面を有
する反射プリズム5が、点Pの回りにモータにより回転
され、後段照明光学系の入射光軸Sが、射出光軸Sa
〜Seの選択されたいずれかと一致する位置に、位置決
めされる。後段照明光学系は、選択された前段照明光学
系からの光を反射プリズム5で図2の紙面手前方向に反
射し、この光に基づく照明光を試料に照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明光を試料(標
本)に照射し、前記照明光により励起されて前記試料か
ら発せられる蛍光を検出又は観察する蛍光顕微鏡などの
蛍光観察装置、及び、例えば蛍光観察装置などに用いる
ことができる照明光照射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蛍光顕微鏡は、例えば、医学、生物分野
において生物組織を観察したり、創薬における化合物の
反応を調べたり、遺伝子を解析したりするために用いら
れる。蛍光顕微鏡は、試料自身又は試料に添加した蛍光
色素を発光させる励起光を試料に照射し、発光した蛍光
を観察するものである。そして、試料に照射する励起光
の波長は、多々ある蛍光色素の各々に対応させる必要が
ある。
【0003】特開2001−269171号公報には、
蛍光物質の観察に使用する励起光照射装置が開示されて
いる。この励起光照射装置は、光源として発光ダイオー
ドを使用している。そして、この公報には、各蛍光色素
に対応した励起光を照射する場合、光源として所望の励
起光の波長に近い波長を発光特性のピークとする発光ダ
イオードを選択することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開2
001−269171号公報に記載された構成では、異
なる波長の励起光を照射する場合には、所望の波長の励
起光を照射できる光源を選択し、照射する波長を変更す
る度に光源を付け替えなければならなかった。
【0005】本発明の目的は、容易に波長選択ができる
照明光照射装置及びこれを備えた蛍光観察装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の照明光照射装置は、異なる中心波長の光
を発する複数の光源が設置可能であり、前記複数の光源
から所望の光源を選択的に照明光の光路に位置決めする
選択位置決め手段を有するものである。
【0007】請求項2の照明光照射装置は、請求項1の
照明光照射装置において、前記光源の前部に集光レンズ
を有するものである。
【0008】請求項3の照明光照射装置は、請求項1又
は2の照明光照射装置において、前記選択位置決め手段
により選択された光源からの照明光の光路中に設置され
前記照明光を受光し照明光学系に向けて前記照明光を反
射する反射部材を備えるものである。
【0009】請求項4の照明光照射装置は、請求項第1
乃至3のいずれかの照明光照射装置において、前記光源
は、半導体発光素子であるものである。
【0010】請求項5の照明光照射装置は、請求項1乃
至4のいずれかの照明光照射装置において、前記選択位
置決め手段は、前記複数の光源及び前記複数の光源の各
光軸の交点位置に設けられた反射体のうち少なくとも一
方を回転させる回転駆動手段を含むものである。
【0011】請求項6の蛍光観察装置は、試料に照明光
を照射する照明光学系と、前記照明光により励起されて
前記試料から発せられる蛍光を検出又は観察する光学系
と、を備えた蛍光観察装置において、前記照明光学系
は、各々が異なる中心波長の光を発する光源部を有する
複数の前段照明光学系と、前記複数の前段照明光学系に
対して共通に使用する後段照明光学系と、前記複数の前
段照明光学系のうちの1つの前段照明光学系を選択して
当該選択した前段照明光学系の光軸が前記後段照明光学
系の光軸と略一致するように、前記複数の前段照明光学
系と前記後段照明光学系との相対的な位置を変更して位
置決めし、選択された前段照明光学系からの光に基づく
照明光を前記後段照明光学系を通して前記試料に照射さ
せる選択位置決め手段と、を有するものである。
【0012】請求項7の蛍光観察装置は、請求項6の蛍
光観察装置において、前記各前段照明光学系の前記光源
部は、1つ以上の半導体発光素子を含むものである。
【0013】請求項8の蛍光観察装置は、請求項6又は
7の蛍光観察装置において、前記選択位置決め手段は、
前記複数の前段照明光学系及び前記複数の前段照明光学
系の各光軸の交点位置に設けられた反射体のうちの少な
くとも一方を、回転させる回転駆動手段を含むものであ
る。
【0014】請求項9の蛍光観察装置は、請求項6乃至
8のいずれかの蛍光観察装置において、前記複数の前段
照明光学系にそれぞれ対応して設けられ通過する光の波
長成分の一部をカットする複数のフィルタ手段を備え、
前記複数のフィルタ手段のうち、前記選択位置決め手段
により選択された前段照明光学系に対応するフィルタ手
段が、選択的に前記後段照明光学系の光路に配置される
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による蛍光顕微鏡に
ついて、図面を参照して説明する。
【0016】[第1の実施の形態]
【0017】図1は、本発明の第1の実施の形態による
蛍光顕微鏡を示す概略構成図である。図2は、図1中の
A−A矢視図である。説明の便宜上、図1及び図2に示
すように、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を定義す
る(後述する図についても同様である。)。
【0018】本実施の形態による蛍光顕微鏡は、図1及
び図2に示すように、5つの前段照明光学系1a〜1e
を備えている。もっとも、前段照明光学系の数は2以上
であれば、特に限定されるものではない。
【0019】本実施の形態では、前段照明光学系1a
は、光源部としての単一のLED2aと、LED2aか
らの光を集光する集光レンズ3aとから構成されてい
る。同様に、前段照明光学系1bはLED2b及び集光
レンズ3bで構成され、前段照明光学系1cはLED2
c及び集光レンズ3cで構成され、前段照明光学系1d
はLED2d及び集光レンズ3dで構成され、前段照明
光学系1eはLED2e及び集光レンズ3eで構成され
ている。光源部としては、LEDに代えて、例えば、半
導体レーザ等の他の半導体発光素子や、その他の発光素
子を用いてもよい。
【0020】LED2a〜2eは、それぞれ互いに異な
る中心波長を持つ光を発する特性を有している。例え
ば、LED2a〜2eは、それぞれ375nm、465
nm、525nm,570nm、630nmの中心波長
を持つ光を発する特性を有している。この5種類の波長
は、代表的な蛍光試薬の励起波長を含んでおり、従来の
蛍光顕微鏡において水銀ランプから取り出す波長と同等
の励起波長である。もっとも、LED2a〜2eが発す
る光の中心波長は、この例に限定されるものではない。
【0021】上記励起光に励起されない蛍光試薬も、今
後、LEDや半導体レーザなどはさらに多くの異なる波
長を出す素子が開発されていくので、新しい光源を設置
していくことで他の蛍光試薬にも対応していくことがで
きる。また、観察者の使用する蛍光試薬に対応して光源
を交換することも容易にできる。
【0022】本実施の形態では、前段照明光学系1a〜
1eは、それらの射出光軸Sa〜Seが、YZ平面と平
行な平面内に含まれかつその平面内の所定点Pを中心と
して60゜ずつの角度間隔を持って放射状をなすよう
に、それぞれ取り付け部材を介して円板からなる支持部
材4に対して固定されている。これによって、射出光軸
Sa〜Seが、実質的に、互いに異なる方向から所定軸
線(点Pを通りX軸と平行な軸線)J上の所定点Pに向
かうとともに所定軸線Jに対して同一の所定角度(本実
施の形態では0゜)をなすように、前段照明光学系1a
〜1eの相対的な位置関係が互いに固定されている。前
記所定角度は適宜変更してもよい。
【0023】なお、LED2a〜2eは、点Pを中心と
した同心円上に配置されている。この同心円上の60゜
ずつの角度間隔をなす6ポジションのうちの残りの1ポ
ジションは空いており、このポジションには、新しいL
EDを設置するための取り付け部材が設けられている。
【0024】図1及び図2に示すように、YZ平面に対
して45゜の角度をなすとともに点Pを含む反射面5a
を持つ反射プリズム5が、支持板4に対して、軸線J回
りに回転可能に設けられている。この反射プリズム5
は、回転駆動手段としてのモータ6により、軸線J回り
に回転される。もっとも、反射プリズム5ではなく、前
段照明光学系1a〜1eの方を軸線J回りに回転させて
もよい。なお、反射プリズム5に代えて反射ミラー等の
他の反射体を用いてもよい。
【0025】反射プリズム5は、リレーレンズ7、ダイ
クロイックミラー8a〜8e、及び対物レンズ9と共
に、前段照明光学系1a〜1eのうちの選択された前段
照明光学系からの光に基づく照明光を試料(標本)10
に照射する後段照明光学系を構成している。この後段照
明光学系は、前段照明光学系1a〜1eと共に、試料1
0に照明光を照射する照明光学系を構成している。後段
照明光学系は、前段照明光学系1a〜1eに対して共通
に使用される。
【0026】反射プリズム5の反射面5aと直交する平
面内に含まれるとともにYZ平面と平行な平面に含まれ
かつP点を通る線が、前記後段照明光学系の入射光軸S
となっている。入射光軸Sに沿って後段照明光学系
に入射された光は、入射光軸Sが射出光軸Sa〜Se
のいずれと一致していても、後段照明光学系の入射側の
光学部材である反射プリズム5の反射面5aで反射され
て軸線Jに沿ってX軸方向に進行される。
【0027】図面には示していないが、本実施の形態に
よる蛍光顕微鏡は、反射プリズム5の回転位置を検出す
るエンコーダ等の角度検出器と、この角度検出器の検出
信号に基づいて、入射光軸Sが、射出光軸Sa〜Se
のうちの指令等により選択された射出光軸と一致する回
転位置まで、反射プリズム5が回転するように、モータ
6を制御する制御部と、を備えている。
【0028】以上の説明からわかるように、本実施の形
態では、モータ6、前記角度検出器及び前記制御部が、
前段照明光学系1a〜1eのうちの1つの前段照明光学
系を選択して当該選択した前段照明光学系の射出光軸が
選択的に後段照明光学系の入射光軸Sと一致するよう
に、前段照明光学系1a〜1eと後段照明光学系の入射
側の光学部材である反射プリズム5との相対的な位置を
変更して位置決めする選択位置決め手段を、構成してい
る。
【0029】なお、例えば、図7に示すように、反射プ
リズム5を取り除き(この場合、後段照明光学系の入射
光軸Sは図1中のP点に相当する点を通りX軸と平行
となる。)、射出光軸Sa〜SeがそれぞれX軸方向と
平行となりかつXZ平面と平行な平面内に含まれるよう
に、前段照明光学系1a〜1eを支持部材4に対して固
定しておけば、前段照明光学系1a〜1eをZ軸方向に
直線移動させることにより、前述したような位置決めを
実現することができる。なお、図7は、図1及び図2に
示す蛍光顕微鏡の変形例に係る蛍光顕微鏡を示す概略構
成図である。図7において、図1及び図2中の要素と同
一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する
説明は省略する。図7では、支持部材4をZ軸方向に直
線移動させる直線駆動手段としてのモータ等の図示は、
省略している。図7に示すように構成することにより、
装置をより小型化することができる。
【0030】LED2a〜2eに流れる電流値は、図示
しない制御部により独立して制御され、入射光軸S
一致した射出光軸を持つ前段照明光学系のLEDのみが
点灯され、それ以外のLEDは消灯される。例えば、図
1及び図2に示す状態では、入射光軸Sが射出光軸S
aと一致しているので、LED2aのみが点灯され、L
ED2b〜2eは消灯される。
【0031】入射光軸Sが一致した射出光軸を持つ前
段照明光学系のLED(図1及び図2に示す状態では、
LED2a)から発した光は、このLEDに対応する集
光レンズ(図1及び図2に示す状態では、集光レンズ3
a)で集光された後、反射プリズム5の反射面5aで反
射されてX軸方向に進行する。この光は、リレーレンズ
7を介した後、ダイクロイックミラー8a〜8e(8
b,8c,8eは図示せず)のうちの選択されたダイク
ロイックミラー(図1及び図2に示す状態では、ダイク
ロイックミラー8a)により45゜曲げられて試料方向
に進行し、対物レンズ9の像側焦点面に集光される。し
たがって、対物レンズ9を介して試料10がケーラー照
明される。ダイクロイックミラー8a〜8eは、LED
2a〜2eが発する光の波長にそれぞれ応じて設定され
た各所定波長より短い波長の光(照明光)を反射すると
ともに、それより長い波長の光(試料10からの蛍光)
を透過させる特性を持つ。ダイクロイックミラー8a〜
8eは、モータ12に連結された回転式のターレット1
1上に配置されている。モータ12によりターレット1
1を回転させることで、ダイクロイックミラー8a〜8
eを切替えてリレーレンズ7に対向させることができ
る。選択した前段照明光学系のLEDが発する光の波長
に応じてダイクロイックミラーを選択してリレーレンズ
7に対向させる。
【0032】試料10は、例えば、マイクロプレート1
3の所定数の穴(ウエル)内にそれぞれ保持され蛍光試
薬が導入された細胞である。マイクロプレート13は、
XYステージ14上に配置され、ステージ14によりX
Y方向にスキャンされ、各ウエルが順次照明されるよう
になっている。
【0033】本実施の形態による蛍光顕微鏡は、対物レ
ンズ9、ダイクロイックミラー8a〜8e、バリアフィ
ルタ(蛍光フィルタ)15a〜15e(15b,15
c,15eは図示せず)、結像レンズ16及びCCDカ
メラ17で構成された、標本から発せられる蛍光を検出
又は観察する光学系を、備えている。
【0034】照明光により励起されて試料10から出る
蛍光は、対物レンズ9で集光され、選択されたダイクロ
イックミラー(図1及び図2に示す状態では、ダイクロ
イックミラー8a)を透過した後、バリアフィルタ15
a〜15eのうちの選択されたバリアフィルタ(図1及
びに示す状態では、バリアフィルタ15a)で所定波長
成分が選択されて、結像レンズ16で結像される。この
結像面にはCCDカメラ17の受光面が配置され、モニ
タ(図示せず)上に蛍光像が形成される。観察者はこの
蛍光像を観察できる。また、CCDカメラ17からの撮
像信号に基づいて、各試料10からの蛍光光量が測定さ
れる。なお、例えば、CCDカメラ17を設けずに、接
眼レンズ系を設けて、蛍光像を肉眼で観察できるように
することも可能である。
【0035】バリアフィルタ15a〜15eは、それぞ
れ異なる所望の波長域の波長成分を選択的に透過させる
バンドパスフィルタの特性を持ち、試料10で反射され
てCCDカメラ17へ向かう余分な波長成分を取り除
く。バリアフィルタ15a〜15eの各通過波長域は、
蛍光色素の種類に応じて設定されている。バリアフィル
タ15a〜15eは、モータ18に連結された回転式の
ターレット19上に配置されている。モータ18により
ターレット19を回転させることで、バリアフィルタ1
5a〜15eを切替えて光路中に位置させることができ
る。観察・測定すべき蛍光色素に応じてバリアフィルタ
を選択する。
【0036】本実施の形態によれば、光源としてLED
2a〜2eが用いられているので、光源としてランプを
用いることにより生じていた不都合を解消することもで
きる。
【0037】すなわち、本実施の形態によれば、LED
の寿命はランプに比べて寿命が長いので、光源を交換す
るメンテナンスが必要なく、また、LEDは点灯時間と
ともに光量が次第に低下していくようなことがないた
め、蛍光量を測定する際に、経過時間とともに測定値が
変動してしまうようなことがなく、安定した測定値を得
ることができる。したがって、連続して終日測定するよ
うな例えば創薬分野の化合物の反応を見る際などには、
特に有効である。また、LEDでは発熱量が小さいた
め、光学部材の熱変形が生ずるおそれがなく、ピントず
れ等が生ずることがない。光源からの熱を実際上無視し
得るので、蛍光顕微鏡を設計する上での制約が大幅に緩
和され、蛍光顕微鏡を小型化することができる。また、
LED自体は非常に小さいため、この点からも蛍光顕微
鏡を小型化することができる。さらに、蛍光試薬の違い
により蛍光の感度も異なるので、測定される蛍光量を一
定にするために照明光の光量を調整することが要請され
る場合もあるが、各LED2a〜2eに流す電流値を変
えるだけでその調整を容易に行うことができる。このた
め、NDフィルタを必要としないので装置内でのスペー
スを少なくすることができる。
【0038】また、本実施の形態によれば、各種類の励
起波長毎にいわゆる単色のLEDを用いているので、白
色LEDから発した光を励起フィルタで所定の励起波長
を持つ光に分離しその分離した波長成分のみを照明光に
する場合に比べて、格段に照明光量を増大させることが
でき、ひいては試料から発する蛍光の光量を増大させる
ことができる。
【0039】そして、本実施の形態によれば、前述した
ように、発する光の波長が異なるLED2a〜2eを反
射プリズム5の回転位置により選択し、これにより前段
照明光学系1a〜1eと後段照明光学系との間の光路の
選択的な接続を行っているので、例えばダイクロイック
ミラーを用いて複数のLEDからの光の光路を1つの光
路に合成する場合に比べて、ダイクロイックミラーによ
る光量損失がないため、照明光の光量を一層増大させる
ことができる。
【0040】このように、本実施の形態によれば、光源
としてランプを用いることにより生じていた不都合を解
消し、しかも、蛍光試薬の違い等に応じた照明光の波長
選択性(照明光の波長を選択し得ること)を確保しつ
つ、照明光の光量を一層増大させることができ、ひいて
は試料から発する蛍光の光量を一層増大させることがで
きる。
【0041】なお、本実施の形態では5種類のLED2
a〜2eを配置したが、各レンズの焦点距離等を変える
ことで反射プリズム5とLED2a〜2eとの間の距離
を長くすることができる。こうすることでLEDを配置
する円周の半径が大きくすることができるので、更に多
くの種類のLEDを配置することが可能となり、より多
くの種類の蛍光試薬に対応することができる。
【0042】また、本実施の形態によれば、バリアフィ
ルタ15a〜15eがターレット19上に設けられてい
るので、様々な波長を通過させる複数のフィルタを装着
できる。これにより、本発明における波長の異なる光源
の選択性の向上との相乗効果により、より多くの波長を
選択可能になる。
【0043】[第2の実施の形態]
【0044】図3は、本発明の第2の実施の形態による
蛍光顕微鏡を示す概略構成図である。図3において、図
1及び図2中の要素と同一又は対応する要素には同一符
号を付し、その重複する説明は省略する。
【0045】本実施の形態による蛍光顕微鏡が前記第1
の実施の形態による蛍光顕微鏡と異なる所は、前段照明
光学系1a〜1eにそれぞれ対応して設けられた励起光
フィルタ20a〜20eが、追加されている点のみであ
る。本実施の形態では、励起光フィルタ20a〜20e
(20b,20c,20eは図示せず)は、前段照明光
学系1a〜1eのLED2a〜2eの波長域をそれぞれ
限定する互いに異なる一定の波長域を透過するバンドパ
スフィルタの特性を持っている。
【0046】本実施の形態では、励起フィルタ20a〜
20eは、モータ22に連結された回転式のターレット
21上に配置されている。モータ22によりターレット
11を回転させることで、選択した前段照明光学系のL
EDに応じて、励起フィルタ20a〜20eを切り替え
て、後段照明光学系の光路中(本実施の形態では、リレ
ーレンズ7中の光路)に選択的に配置される。
【0047】単色のLEDであっても波長域の半値幅が
比較的広いものがあり励起フィルタ20a〜20eを設
けない場合には、蛍光色素によっては励起光(照明光)
の波長域と試料10からの蛍光の波長域が重なってしま
う場合がある。そこで、従来技術のところで挙げた特開
2001−269171号公報にも記載されているが、
LEDの正面に励起フィルタを設ければ、選択したLE
Dの波長に応じて励起フィルタを選択することで、励起
光と蛍光とを確実に分離でき、より精度の高い蛍光測定
値を得ることができる。
【0048】また、本実施の形態では、後段照明光学系
の中に励起フィルタ20a〜20eを選択的に配置する
ことで、より容易に励起光の発光帯域を制限することが
できる。また、ターレット上に励起フィルタを設置しな
いスペースを設ければ、励起フィルタの使用、未使用を
容易に選択することもできる。
【0049】[第3の実施の形態]
【0050】図4は、本発明の第3の実施の形態による
蛍光顕微鏡の要部を示す図であり、図2に対応してい
る。図4において、図1及び図2並びに図3中の要素と
同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複す
る説明は省略する。
【0051】本実施の形態による蛍光顕微鏡が前記第2
の実施の形態による蛍光顕微鏡と異なる所は、前記第2
の実施の形態では、励起フィルタ20a〜20eが後段
照明光学系の光路に選択的に配置されるのに対し、本実
施の形態では、励起フィルタ20a〜20eがそれぞれ
前段照明光学系1a〜1eに含まれるように配置され、
これに伴いターレット21及びモータ22が除去されて
いる点のみである。
【0052】具体的には、本実施の形態では、励起フィ
ルタ20a〜20eは、集光レンズ3a〜3bの直後に
配置されて支持部材4に対して固定されている。もっと
も、励起フィルタ20aはLED2aと集光レンズ3a
との間に配置してもよい。励起フィルタ20b〜20e
についても同様である。
【0053】本実施の形態によれば、ターレット21及
びモータ22が不要であるので、第2の実施の形態に比
べ、部品点数を減らすことができる。また、第2の実施
の形態では必要であった励起フィルタ20a〜20eの
切り替えのための特別な制御が不要となるという利点も
得られ、第2の実施の形態に比べ簡単な構成で操作性の
向上が達成できる。
【0054】[第4の実施の形態]
【0055】図5は、本発明の第4の実施の形態による
蛍光顕微鏡の要部を示す図であり、図2に対応してい
る。図5において、図1及び図2中の要素と同一又は対
応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省
略する。
【0056】本実施の形態による蛍光顕微鏡が前記第1
の実施の形態による蛍光顕微鏡と異なる所は、前記第1
の実施の形態では、前段照明光学系1a〜1eが、LE
D2a〜2eと1対1に対応する集光レンズ3a〜3b
をそれぞれ含んでいたのに対し、本実施の形態では、集
光レンズ3a〜3dが除去され、その代わりに、1つの
集光レンズ3が、反射プリズム5と一緒に点Pを通り図
5の紙面に垂直な方向に延びる軸線J(図5では図示省
略)の回りに回転するように、設けられている点であ
る。
【0057】本実施の形態では、反射プリズム5及び集
光レンズ3aが支持部材30に対して固定され、この支
持部材30がモータ6(図5では図示せず)によって軸
線Jの回りに回転されるようになっている。
【0058】集光レンズ3は、LED2a〜2eに対し
て共通に使用されるものであり、選択された前段照明光
学系(図5の状態では前段照明光学系1a)が有するL
ED(図5の状態ではLED2a)からの光を集光す
る。本実施の形態では、集光レンズ3は、前段照明光学
系1a〜1eに対して共通して設けられた後段照明光学
系の一部を構成することになる。
【0059】本実施の形態によれば、前記第1乃至第3
の実施の形態よりも集光レンズの数が少なくなり、第1
乃至第3の実施の形態に比べ、より低コストで操作性の
向上を達成することができる。
【0060】前記第1乃至第4の実施の形態では、前段
照明光学系1aが有する光源部は単一のLED2aで構
成され、前段照明光学系1b〜1dについても同様であ
る。これに対し、前記第1乃至第4の実施の形態におい
て、図6に示すように、前段照明光学系1aが有する光
源部を互いに同じ発光特性を発する複数のLED2aで
構成するとともに前段照明光学系1b〜1eの光源部も
同様にそれぞれ複数のLED2b,複数のLED2c及
び複数の2dで構成してもよい。なお、図6は前段照明
光学系1aの変形例を示す図であり、図6(a)は概略
断面図、図6(b)は図6(a)中のB−B矢視図であ
る。
【0061】この場合には、照明光の光量を格段に増大
させることができ、ひいては、試料10から出る蛍光量
も増大し、蛍光量測定の際に感度が上がり測定精度が増
す。
【0062】このように波長ごとにLED及び集光レン
ズが1組ずつ独立して設けられているので、一定の大き
さの集光レンズ3aに対して多くのLED2aを配置す
ることができ、当該波長の照明光の光量を増大させる上
で有利である。他の集光レンズ3b〜3eに対するLE
D2b〜2eの配置についても同様である。
【0063】この点、例えば、1つの集光レンズに対し
てLED2a〜2eを混在させて配置しようとする場合
には、一定大きさの集光レンズに対して配置し得るLE
Dの数に限界があるため、各波長の照明光の光量は、図
6(a)に示すように前記第1乃至第4の実施の形態を
変形した場合に比べて、低下せざるを得ない。
【0064】以上、本発明の各実施の形態及びそれらの
変形例について説明したが、本発明はこれらの実施の形
態及び変形例に限定されるものではない。
【0065】例えば、前述した実施の形態では、前段照
明光学系1aの全体を支持部材4上に搭載し、前段照明
光学系1b〜1eについても同様であった。しかし、例
えば、前記第1の実施の形態において、前段照明光学系
1aの構成要素として、集光レンズ3dからの光を導く
光ファイバを追加し、前段照明光学系1aを構成するL
ED2a及び集光レンズを固定部に配置し、前記光ファ
イバの射出端のみを支持部材4に対して固定してもよ
い。前段照明光学系1b〜1eについても同様である。
【0066】また、前述した実施の形態では蛍光観察装
置の一例として蛍光顕微鏡を挙げたが、本発明は、蛍光
顕微鏡以外の種々の蛍光観察装置に適用することができ
る。さらに、本発明による照明光照射装置は、蛍光顕微
鏡のみならずそれ以外の種々の蛍光観察装置やその他の
装置おいても、用いることができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
照明光の波長の選択が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による蛍光顕微鏡を
示す概略構成図である。
【図2】図1中のA−A矢視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による蛍光顕微鏡を
示す概略構成図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態による蛍光顕微鏡の
要部を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態による蛍光顕微鏡の
要部を示す図である。
【図6】前段照明光学系の変形例を示す図である。
【図7】図1及び図2に示す蛍光顕微鏡の変形例に係る
蛍光顕微鏡を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1a〜1e 前段照明光学系 2a〜2e LED 3a〜3e,3 集光レンズ 5 反射プリズム 6,12,22 モータ 7 リレーレンズ 8a〜8e ダイクロイックミラー 9 対物レンズ 10 試料 13 マイクロプレート 14 XYステージ 15a バリアフィルタ 16 結像レンズ 17 CCDカメラ 20a〜20e 励起フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H052 AA09 AC04 AC14 AC18 AC27 AC33 AF14 BA02 BA03 BA07 BA09 BA11 5F041 AA14 DC07 EE11 EE22 EE23 EE25 FF11 FF16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる中心波長の光を発する複数の光源
    が設置可能であり、前記複数の光源から所望の光源を選
    択的に照明光の光路に位置決めする選択位置決め手段を
    有することを特徴とする照明光照射装置。
  2. 【請求項2】 前記光源の前部に集光レンズを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の照明光照射装置。
  3. 【請求項3】 前記選択位置決め手段により選択された
    光源からの照明光の光路中に設置され前記照明光を受光
    し照明光学系に向けて前記照明光を反射する反射部材を
    備えることを特徴とする請求項1又は2記載の照明光照
    射装置。
  4. 【請求項4】 前記光源は、半導体発光素子であること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の照明光
    照射装置。
  5. 【請求項5】 前記選択位置決め手段は、前記複数の光
    源及び前記複数の光源の各光軸の交点位置に設けられた
    反射体のうち少なくとも一方を回転させる回転駆動手段
    を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の照明光照射装置。
  6. 【請求項6】 試料に照明光を照射する照明光学系と、
    前記照明光により励起されて前記試料から発せられる蛍
    光を検出又は観察する光学系と、を備えた蛍光観察装置
    において、 前記照明光学系は、各々が異なる中心波長の光を発する
    光源部を有する複数の前段照明光学系と、前記複数の前
    段照明光学系に対して共通に使用する後段照明光学系
    と、前記複数の前段照明光学系のうちの1つの前段照明
    光学系を選択して当該選択した前段照明光学系の光軸が
    前記後段照明光学系の光軸と略一致するように、前記複
    数の前段照明光学系と前記後段照明光学系との相対的な
    位置を変更して位置決めし、選択された前段照明光学系
    からの光に基づく照明光を前記後段照明光学系を通して
    前記試料に照射させる選択位置決め手段と、を有するこ
    とを特徴とする蛍光観察装置。
  7. 【請求項7】 前記各前段照明光学系の前記光源部は、
    1つ以上の半導体発光素子を含むことを特徴とする請求
    項6記載の蛍光観察装置。
  8. 【請求項8】 前記選択位置決め手段は、前記複数の前
    段照明光学系及び前記複数の前段照明光学系の各光軸の
    交点位置に設けられた反射体のうちの少なくとも一方
    を、回転させる回転駆動手段を含むことを特徴とする請
    求項6又は7記載の蛍光観察装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の前段照明光学系にそれぞれ対
    応して設けられ通過する光の波長成分の一部をカットす
    る複数のフィルタ手段を備え、 前記複数のフィルタ手段のうち、前記選択位置決め手段
    により選択された前段照明光学系に対応するフィルタ手
    段が、選択的に前記後段照明光学系の光路に配置される
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の蛍
    光観察装置。
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