JP2003194979A - 原子燃料集合体下部タイプレートおよびその組立て方法 - Google Patents

原子燃料集合体下部タイプレートおよびその組立て方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】直線的な細長い異物の捕捉性能にすぐれた下部
タイプレートを提供する。 【解決手段】燃料棒2が互いに間隔をあけて格子状に配
列されるように燃料棒の下部を保持するネットワーク部
7と、ネットワーク部の周囲から下方に延びてネットワ
ーク部の下方に下部タイプレート空洞9を形成し、下端
に入口開口10を有するノズル部8と、下部タイプレー
ト空洞内のネットワーク部の下方にほぼ水平に配置され
て下部タイプレート空洞を上下に区画する仕切り板30
と、仕切り板に取り付けられて仕切り板の下方および上
方に開口部を有する複数の筒状フィルタ32と、を有
し、筒状フィルタの上端部33は閉じていて、仕切り板
の上方の開口部36は筒状フィルタの側面に設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽水型原子炉用の
燃料集合体の下部タイプレートに関し、特に、冷却材中
に混入した異物が燃料部に流入するのを阻止・抑制でき
るようにした下部タイプレートに関する。また、その下
部タイプレートの組立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉用の燃料集合体は、例え
ば図18に示すように、ほぼ正方形の断面を有する筒形
のチャンネルボックス1を有し、このチャンネルボック
ス1内に正方格子状に配列された複数の燃料棒2と少な
くとも1本のウォータロッド3が収容されている。この
燃料集合体の上下部にはそれぞれ上部タイプレート4お
よび下部タイプレート5が装着されている。ウォータロ
ッド3には、その軸方向に所定の間隔をおいて複数のス
ペーサ6(図18では一つだけを示す)が取り付けら
れ、このスペーサ6によって燃料棒2が整列・支持され
ている。
【0003】下部タイプレート5は、燃料棒2およびウ
ォータロッド3を直接的に固定・支持するネットワーク
部7と、ネットワーク部7の周辺部から下方に延びるノ
ズル部8とを有し、これらによって、ネットワーク部7
の下方に下部タイプレート空洞9が形成されている。ノ
ズル部8の下部には下部タイプレート入口開口10が形
成されている。
【0004】各燃料棒2は被覆管の中に複数の燃料ペレ
ットを充填したものであるが(図示せず)、この被覆管
の下端部を閉じる栓として下部端栓11がある。燃料棒
の下部端栓11の下部は細い円柱の棒状になっていて、
この部分が下部タイプレートのネットワーク部7に設け
られた挿入孔13に挿入され、それによって燃料棒の下
部端栓11が支持されている。
【0005】一方、ウォータロッド3は中空の金属管で
あって、チャンネルボックス1内の下部タイプレート5
のわずか上方に入口孔26が設けられ、上部タイプレー
ト4のわずか下方に出口孔27が設けられている。入口
孔26から液相の冷却材がウォータロッド3内に流入
し、液相のままの冷却材がウォータロッド3内を上昇し
て、出口孔27から流出するようになっている。
【0006】このウォータロッド3の下端部にも燃料棒
の下部端栓11とほぼ同様の構造の下部端栓12があ
り、下部端栓12の下部は細い円柱の棒状になってい
て、この部分が下部タイプレートのネットワーク部7に
設けられた挿入孔13に挿入され、それによってウォー
タロッドの下部端栓12が支持されている。
【0007】下部タイプレートのネットワーク部7は、
下部端栓11、12が挿入されてそれらの下部端栓1
1、12を支持する挿入孔13を有するとともに、これ
ら下部端栓11、12同士の間を冷却材が通り抜けるた
めの流通孔(図示せず)を有する。
【0008】図18の燃料集合体で、冷却材15は、下
部タイプレート入口開口10から、下部タイプレート空
洞9内に入り、ネットワーク部7の流通孔を通り抜け
て、チャンネルボックス1内の燃料棒2およびウォータ
ロッド3の周辺へと流れ、上部タイプレート4を通って
燃料集合体の外へ出ていく。
【0009】なお、図18に示すように、下部タイプレ
ートノズル部8の側面には微小なリークホール17が設
けられており、下部タイプレート空洞9内の冷却材15
のうちの若干量がチャンネルボックス1の外側へ流れる
ようになっている。
【0010】近年の高性能化された燃料集合体では、燃
料集合体内部に異物が侵入するのを防ぐことを目的とし
てフィルタ機能を付加するものもある。例えば、下部タ
イプレートのネットワーク部の流通孔の口径を従来より
も小さく約5mmとすることにより、流れに対する抵抗
を増加(即ち、高圧損化)する設計もあり、これによっ
て炉心の安定性の改善が図られているが、これは異物フ
ィルタの役目も果たしている。
【0011】燃料集合体に侵入することが予想される異
物としては、プラント建設時に原子炉一次系内に僅かに
残された金屑、機器洗浄時の金属性ブラシの折れ片、機
器損傷時の破片等が想定されている。その形状も、板
状、弦巻バネ状(螺旋状)、針金状(直線状)等、多岐
にわたることが予想されている。
【0012】図19は、異物フィルタ機能を有する下部
タイプレートの例を示す(例えば特開平7−30628
4号公報参照)。図19で、燃料棒2とウォータロッド
3の下部端栓11、12の下部が、下部タイプレート5
のネットワーク部7の挿入孔13を貫通している。ネッ
トワーク部7の下方には、異物フィルタの機能を有する
仕切り板20が、下部プレート空洞9を横断してほぼ水
平に設けられている。仕切り板20には、図20に示す
ように、燃料棒2とウォータロッド3の各下部端栓1
1、12が通る貫通孔21、22のほかに、冷却材が流
通し、異物の流通を阻止する小孔24が多数設けられて
いる。
【0013】図19の構成で、冷却材15は、下部タイ
プレート入口開口10から下部タイプレート空洞9内に
流入し、仕切り板20の小孔24を通り、さらにネット
ワーク部7の流通孔を通って、チャンネルボックス1内
の燃料棒2およびウォータロッド3の周辺へと流れる。
このとき、冷却材15中の異物は、仕切り板20の小孔
24を通り抜けないので、チャンネルボックス1内への
異物流入が阻止される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の異物フィルタを
有する下部タイプレートでは、炉心入口部に達した異物
を炉心内に侵入することをある程度の確率で防止するこ
とはできた。しかしながら、従来の仕切り板20の小孔
24を通ってネットワーク部7の流通孔を通る流れは、
ほぼ鉛直上向きの直線状である。このため、特に直線的
な細長い異物が冷却材によって流れに対して縦方向に運
ばれたときに、これらの流路を通過してしまう可能性が
ないとはいえなかった。
【0015】本発明の目的は、特に直線的な細長い異物
の捕捉性能にすぐれた下部タイプレートとその組立てを
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するものであって、請求項1の発明は、原子燃料を充填
した複数の燃料棒が互いに間隔をあけて格子状に配列さ
れるようにそれらの燃料棒の下部を保持するネットワー
ク部と、このネットワーク部の周囲から下方に延びてこ
のネットワーク部の下方に下部タイプレート空洞を形成
し、下端に入口開口を有するノズル部と、前記下部タイ
プレート空洞内の前記ネットワーク部の下方にほぼ水平
に配置されて前記下部タイプレート空洞を上下に区画す
る仕切り板と、前記仕切り板に取り付けられてその仕切
り板の下方および上方に開口部を有する複数の筒状フィ
ルタと、を有し、前記筒状フィルタの上端部は閉じてい
て、前記仕切り板の上方の前記開口部は前記筒状フィル
タの側面に設けられていること、を特徴とする。請求項
1の発明によれば、特に直線的な細長い異物の捕捉性能
にすぐれた下部タイプレートを提供することができる。
【0017】また請求項2の発明は、請求項1に記載の
原子燃料集合体下部タイプレートにおいて、あらかじめ
前記仕切り板に前記筒状フィルタを取り付けた後に、前
記仕切り板と、前記ネットワーク部と、前記ノズル部と
を互いに結合してなること、を特徴とする。請求項2の
発明によれば、請求項1の発明の作用・効果が得られる
ほか、かかる下部タイプレートを容易に組み立てること
ができる。
【0018】また請求項3の発明は、請求項1または2
に記載の原子燃料集合体下部タイプレートにおいて、前
記筒状フィルタは、上端に向かって次第に細く形成され
ていること、を特徴とする。請求項3の発明によれば、
請求項1または2の発明の作用・効果が得られるほか、
筒状フィルタを出た後の冷却材の流れが滑らかになる。
【0019】また請求項4の発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載の原子燃料集合体下部タイプレートに
おいて、前記筒状フィルタは、前記仕切り板への取り付
け部の上方が前記仕切り板への取り付け部の下方よりも
細く形成されており、前記仕切り板には、前記仕切り板
の上方は貫通しかつ前記仕切り板の下方は貫通しない大
きさの仕切り板開口を有すること、を特徴とする。請求
項4の発明によれば、請求項1ないし3のいずれかの発
明の作用・効果が得られるほか、筒状フィルタを仕切り
板で確実に支持することができる。
【0020】また請求項5の発明は、請求項1ないし4
のいずれかに記載の原子燃料集合体下部タイプレートに
おいて、前記筒状フィルタの周囲に環状の水平板が取り
付けられており、この水平板が前記仕切り板と結合され
ていること、を特徴とする。請求項5の発明によれば、
請求項1ないし4のいずれかの発明の作用・効果が得ら
れるほか、筒状フィルタを仕切り板に取り付ける作業が
容易になる。
【0021】また請求項6の発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載の原子燃料集合体下部タイプレートに
おいて、前記仕切り板に設けられた複数の仕切り板開口
の外側に前記仕切り板の下面に沿って広がる環状のつば
と、このつばの内周に接続されて前記仕切り板開口の上
方に延びて上端に開口を持つ筒状部とを持つ底部部材を
さらに有し、前記筒状フィルタは前記底部部材の筒状部
を囲むようにして前記仕切り板の上面に立設されている
こと、を特徴とする。請求項6の発明によれば、請求項
1ないし3のいずれかの発明の作用・効果が得られるほ
か、筒状フィルタを仕切り板に取り付ける作業が容易に
なる。
【0022】また請求項7の発明は、請求項1ないし6
のいずれかに記載の原子燃料集合体下部タイプレートに
おいて、前記筒状フィルタは、下端に設けられた下向き
開口部と、前記下向き開口部から上方に向かって滑らか
に流路面積が縮小する第1の縮流部と、前記縮流部の上
方でかつ前記仕切り板の上方に設けられた横向き大開口
部と、前記横向き大開口部の上方に設けられ上方に向か
って滑らかに流路面積が縮小する第2の縮流部と、前記
第2の縮流部の上方に設けられて前記横向き大開口部よ
りも小さな複数の横向き小開口部と、を有すること、を
特徴とする。
【0023】請求項7の発明によれば、請求項1ないし
6のいずれかの発明の作用・効果が得られるほか、何ら
かの原因で多量の異物が発生した場合にも、横向き大開
口部の流路が確保されて燃料部に冷却材が流れるので、
安全性が高まる。しかも、通常時は縮流部の効果により
異物は横向き大開口部から出ることなく捕捉されること
が期待できる。
【0024】また請求項8の発明は、請求項1ないし7
のいずれかに記載の原子燃料集合体下部タイプレートに
おいて、前記複数の筒状フィルタの少なくとも一部は、
前記格子状に配列された複数の燃料棒同士の間の中央の
ほぼ真下の位置に配置されていること、を特徴とする。
請求項8の発明によれば、請求項1ないし7のいずれか
の発明の作用・効果が得られるほか、下部タイプレート
内の冷却材の流れの偏りが比較的小さくなる。
【0025】また請求項9の発明は、請求項1ないし5
または7または8のいずれかに記載の原子燃料集合体下
部タイプレートにおいて、前記筒状フィルタは前記仕切
り板の下方に延びており、前記筒状フィルタの前記仕切
り板の下方を相互に連結する連結材をさらに有するこ
と、を特徴とする。
【0026】請求項9の発明によれば、請求項1ないし
5または7または8のいずれかの発明の作用・効果が得
られるほか、筒状フィルタの取り付けが確実となり、筒
状フィルタの全体または一部の脱落の可能性が小さくな
る。
【0027】また請求項10の発明は、請求項1ないし
5または7ないし9のいずれかに記載の原子燃料集合体
下部タイプレートにおいて、前記燃料棒は、前記仕切り
板の下方に延びる下部端栓を有し、前記筒状フィルタは
前記仕切り板の下方に延びており、前記筒状フィルタの
前記仕切り板の下方と、前記下部端栓の前記仕切り板の
下方とを連結する連結材をさらに有すること、を特徴と
する。
【0028】請求項10の発明によれば、請求項1ない
し5または7ないし9のいずれかの発明の作用・効果が
得られるほか、筒状フィルタの取り付けがさらに確実と
なり、筒状フィルタの全体または一部の脱落の可能性が
小さくなる。
【0029】また請求項11の発明は、原子燃料を充填
した複数の燃料棒が互いに間隔をあけて格子状に配列さ
れるようにそれらの燃料棒の下部を保持するネットワー
ク部と、このネットワーク部の周囲から下方に延びてこ
のネットワーク部の下方に下部タイプレート空洞を形成
し、下端に入口開口を有するノズル部と、前記下部タイ
プレート空洞内の前記ネットワーク部の下方にほぼ水平
に配置されて前記下部タイプレート空洞を上下に区画す
る仕切り板と、前記仕切り板に取り付けられてその仕切
り板の下方および上方に開口部を有する複数の筒状フィ
ルタと、を有し、前記筒状フィルタの上端部が閉じてい
る原子燃料集合体下部タイプレートの組立て方法におい
て、前記筒状フィルタを前記仕切り板に取り付ける第1
の工程と、前記第1の工程の後に、前記仕切り板と前記
ネットワーク部と前記ノズル部とを相互に結合する第2
の工程と、を有すること、を特徴とする。請求項11の
発明によれば、特に直線的な細長い異物の捕捉性能にす
ぐれた下部タイプレートを、容易に組み立てることがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図17を参照しなが
ら本発明の実施の形態を説明する。ただし、従来の技術
あるいは互いに、共通もしくは類似の部分には、共通の
符号を付して、重複説明は適宜省略する。
【0031】まず、図1〜図4を参照して本発明の第1
の実施の形態を説明する。この実施の形態では、図1に
示すように、下部タイプレートは従来の一体形成のもの
ではなく、ネットワーク部7と、ノズル部8とが別個の
部品として構成され、これらの間に挟まれて、水平な板
状の仕切り板30が形成されていて、これらが例えば溶
接によって接合されている。そして、仕切り板30に
は、仕切り板30を貫通する多数の筒状フィルタ32が
立設されている。なお、図1では、チャンネルボックス
1(図18)を示すのを省略している。
【0032】図2に示すように、筒状フィルタ32は中
空の円筒であって、上端33は閉じており、下端34は
開いている。寸法は、例えば、直径5mm、高さ50m
mである。また、側面の上半部に多数の小孔36が形成
されている。小孔36の直径は、例えば2mmである。
【0033】図3に示すように、筒状フィルタ32は仕
切り板30を貫通し、仕切り板30が筒状フィルタ32
の中間の高さ位置になるようにして固定されている。小
孔36はすべて仕切り板30の上方に位置している。
【0034】図1および図4からわかるように、仕切り
板30には、筒状フィルタ32が格子状に配列されて取
り付けられるほか、燃料棒2の下部端栓11が貫通する
穴38、およびウォータロッド3の下部端栓12が貫通
する穴40が設けられている。仕切り板30における筒
状フィルタ32の取り付け穴の直径は筒状フィルタ32
の外径とほぼ等しく、筒状フィルタ32のの取り付け部
外周から冷却材中の大きな異物が通り抜けないようにな
っている。また、穴38、40は下部端栓11、12の
太さよりもわずかに大きく、貫通部の間隙から冷却材中
の大きな異物が通り抜けないようになっている。
【0035】また、穴38、40の位置は、下部端栓1
1、12の水平方向の位置、すなわち燃料棒2およびウ
ォータロッド3の水平方向の位置に合わせて配列されて
いる。また、筒状フィルタ32は、互いに隣接する下部
端栓11、12のほぼ中央位置に配置されている。
【0036】この実施の形態の下部タイプレートを組み
立てるにあたっては、まず、図3および図4に示すよう
に、仕切り板30に、下部端栓11、12を貫通させる
穴38、40や筒状フィルタ32を貫通させる穴などの
加工をし、この仕切り板30に筒状フィルタ32を挿入
して、これを溶接などにより固定する。その後、筒状フ
ィルタ32を取り付けた仕切り板30をネットワーク部
7とノズル部8の間に挟みこむようにして、これらを、
例えば溶接によって合体させる。
【0037】図19に示した従来の下部タイプレートで
は、ネットワーク部7、ノズル部8、仕切り板20が初
めから一体のものとして鋳造されていたので、仕切り板
20に筒状フィルタ32を取り付けるような加工は困難
であったが、本実施の形態では、ネットワーク部7、ノ
ズル部8、仕切り板30を初めに別個のものとして作る
ので、仕切り板30に筒状フィルタ32を取り付けるよ
うな加工も容易に実施できる。
【0038】この実施の形態で、異物を含んだ冷却材1
5は、図1に示すように、ノズル部8の下端の下部タイ
プレート入口開口10から下部タイプレート空洞9内に
流入する。さらに、冷却材15は筒状フィルタ32の下
端34から筒状フィルタ32内に入って小孔36から横
方向に流出する(図3参照)。このとき流れの向きが変
えられるので、針金状(例えば長さ20〜30mm)の異
物は筒状フィルタ32内で捕捉される。また、小片板状
の異物も、フィルタ32の下端34で止められる。
【0039】小孔36を通じて筒状フィルタ32の外側
に出た冷却材は、ネットワーク部7の下部端栓11、1
2の貫通部間にある流路42を通って、燃料棒2および
ウォータロッド3の周囲への上昇していく。
【0040】なお、仕切り板30の穴38、40とこれ
を貫通する下部端栓11、12の間隙からも若干の冷却
材が上方に通り抜けるが、この間隙は小さいので、異物
が通り抜けることはない。上記説明では小孔36の形状
を円形としたが、円形のほか、楕円形、半円形、十字
形、星形、三日月形、多角形など、任意の形状とするこ
ともできる。
【0041】また、筒状フィルタ32の形状は、円筒形
のほか、多角柱、円錐、多角錐、または、円筒と円錐を
直列に繋ぎ合せたもの、あるいは、円筒と多角錐を直列
に繋ぎ合せたものなどとすることもできる。
【0042】次に、図5〜図15により、上記第1の実
施の形態の筒状フィルタ32と置き換えることのできる
筒状フィルタの他の実施の形態を説明する。筒状フィル
タ以外の部分は第1の実施の形態と同様である。
【0043】図5は、第2の実施の形態の筒状フィルタ
42を示すものである。この筒状フィルタ42では、側
面の上部のみならず側面全体に多数の小孔36を設けて
ある。他の構成は第1の実施の形態の筒状フィルタ32
と同様である。この実施の形態では、筒状フィルタ42
を仕切り板30(図3など参照)に取り付けたときに、
仕切り板30の上方のみならず下方にも小孔36が配置
される。したがって、冷却材が、筒状フィルタ42の下
端34のみならず仕切り板30の下方の小孔36からも
筒状フィルタ42に流入できる。したがって、冷却材中
の異物による筒状フィルタ42の局所的な流路閉塞の可
能性を低下させることができる。
【0044】図6は、本発明の下部タイプレートの第3
の実施の形態の筒状フィルタ44を示すものである。こ
の筒状フィルタ44では、上端部46が円錐状(逆椀
状)になっていて、上方に向かって細くなっている。他
の構成は第1の実施の形態の筒状フィルタ32と同様で
ある。この実施の形態では、冷却材が小孔36から出た
後に上方の下部タイプレートネットワーク部7に向かう
流路が滑らかになるので、流動抵抗を低下させることが
できる。
【0045】図7は、本発明の下部タイプレートの第4
の実施の形態の筒状フィルタ48を示すものである。こ
の筒状フィルタ48は第3の実施の形態の筒状フィルタ
44(図6参照)に変更を加えたものであって、筒状フ
ィルタ48の側面に段50があり、段50の下方は太径
円筒部52になっている。段50の上方は第3の実施の
形態の筒状フィルタ44と同様であって、上端部46が
円錐状(逆椀状)になっていて、上方に向かって細くな
っている。また、段50の上方に多数の小孔36が設け
られている。太径円筒部52の下端34は開放されてい
るが、太径円筒部52の側面は閉じている。
【0046】この実施の形態では、筒状フィルタ48に
段50が形成されているので、筒状フィルタ48を仕切
り板30に取り付けるさいに、位置決めが容易である。
すなわち、筒状フィルタ48を仕切り板30の下面側か
ら取り付け穴に差込み、筒状フィルタ48の段50が仕
切り板30の下面に接触する位置で溶接などにより、筒
状フィルタ48を仕切り板30に、例えば溶接によって
固定する。
【0047】図8は、本発明の下部タイプレートの第5
の実施の形態の筒状フィルタ54を示すものである。こ
の筒状フィルタ54は第3の実施の形態の筒状フィルタ
44(図6参照)に変更を加えたものであって、筒状フ
ィルタ54の下端56は閉じている。そして、筒状フィ
ルタ54の側面には、上部のみならず、下部を含めて全
体に多数の小孔36が設けられている。この実施の形態
では、第2の実施の形態(図5)と同様に、筒状フィル
タ54が仕切り板30の穴に挿入されて固定されたと
き、仕切り板30の上方と下方の両方に小孔36が配置
される。
【0048】すなわち、この実施の形態では、ノズル部
8の下端の下部タイプレート入口開口10から下部タイ
プレート空洞9内に流入した冷却材15は、筒状フィル
タ54の側面の仕切り板30の下方の小孔36から筒状
フィルタ54内に入って、仕切り板30の上方の小孔3
6から流出する。
【0049】この実施の形態によれば、筒状フィルタ5
4の下端56が閉じていることから、冷却材15に異物
が含まれている場合に、異物が筒状フィルタ54内に止
まり、燃料集合体の取出しの際に異物も炉外に取り出さ
れる可能性が高い。すなわち、筒状フィルタの下端が開
いている場合は、冷却材の流れが停止したときに、筒状
フィルタで捕捉された異物が重力で落下し、下部タイプ
レート入口開口10を通して、原子炉圧力容器の底部で
ある下部プレナム(図示せず)に堆積する可能性がある
が、この実施の形態では、筒状フィルタ54の下端56
が閉じていることから、異物が筒状フィルタ54内に止
まる。
【0050】図9は、本発明の下部タイプレートの第6
の実施の形態の筒状フィルタ58を示すものである。こ
の筒状フィルタ58は第4の実施の形態(図7)と第5
の実施の形態(図8)を組み合わせたものである。すな
わち、第4の実施の形態と同様に、筒状フィルタ58の
側面の途中に段50が形成され、段50の下方は太径円
筒部52になっている。段50の上方は第5の実施の形
態の筒状フィルタ54と同様であって、上端部46が円
錐状(逆椀状)になっていて、上方に向かって細くなっ
ている。太径円筒部52の下端56は、第5の実施の形
態と同様に閉じていて、太径円筒部52の側面に多数の
小孔60が形成されている。
【0051】第4の実施の形態と同様に、段50を仕切
り板30の下面と接触するように筒状フィルタ58を仕
切り板30に取り付けたとき、太径円筒部52の小孔6
0は仕切り板30の下方に位置する。
【0052】図10は、本発明の下部タイプレートの第
7の実施の形態の筒状フィルタ62を示すものである。
この筒状フィルタ62は第1の実施の形態の筒状フィル
タ32(図2)の側面の外側の途中高さ位置に環状水平
板64が、例えば溶接によって取り付けられている。そ
の他の構成は筒状フィルタ32と同様である。この実施
の形態によれば、筒状フィルタ62にあらかじめ環状水
平板64が取り付けられているので、これを仕切り板3
0に取り付ける際に位置決めが容易であり、例えば環状
水平板64仕切り板30に溶接することによって、確実
に取り付けることができる。
【0053】図11は、本発明の下部タイプレートの第
8の実施の形態の筒状フィルタ66を示すものである。
この筒状フィルタ66は、第3の実施の形態の筒状フィ
ルタ44(図6)に、第7の実施の形態(図10)と同
様の環状水平板64を取り付けたものである。この実施
の形態によれば、第3の実施の形態と第7の実施の形態
の作用・効果を併せ持つことができる。
【0054】図12(a)は、本発明の下部タイプレー
トの第9の実施の形態の筒状フィルタ68を示すもので
ある。この筒状フィルタ68は第1の実施の形態の筒状
フィルタ32(図2)とほぼ同様の構成のものである
が、これは、仕切り板30の取り付け穴に挿入されるの
でなく、取り付け穴を囲む位置で仕切り板30の上面に
立設される。ことのき仕切り板30の取り付け穴の下方
に、図12(b)に示す底部部材70が配置される。底
部部材70は、水平な穴明き円板状(円環状)のつば7
2と、つば72の内周から立ち上がり上方に向かって細
くなった筒状部74とを有する。筒状部74の上端は開
いている。
【0055】筒状フィルタ68を仕切り板30に取り付
けるにあたっては、まず、筒状フィルタ68取り付け部
の仕切り板30の穴(図示せず)に仕切り板30の下方
から底部部材70の筒状部74を挿入し、つば72が仕
切り板30の下面に密着するようにして、例えば溶接に
よって、つば72を仕切り板30の下面に固定する。こ
のとき仕切り板30の上面から上方に筒状部74が突出
しているので、この筒状部74の外側に筒状フィルタ6
8を被せるようにして筒状フィルタ68を仕切り板30
上面上に立設し、溶接などによって固定する。
【0056】この実施の形態によれば、つば72を仕切
り板30に固定することによって底部部材70が固定さ
れ、底部部材70の筒状部74に筒状フィルタ68を被
せるようにするので、位置決めが容易であり、しかも仕
切り板30に対して筒状フィルタ68を確実に取り付け
ることができる。
【0057】図13(a)は、本発明の下部タイプレー
トの第10の実施の形態の筒状フィルタ76を示すもの
である。この筒状フィルタ76は第3の実施の形態の筒
状フィルタ44(図6)とほぼ同様の構成のものであ
る。ただし、側面に設けられた小孔として円形の小孔3
6のほかに星形の小孔78も示してある。この筒状フィ
ルタ76は、第9の実施の形態(図12)と同様に、図
13(b)に示す底部部材70によって、位置決めさ
れ、仕切り板30の上面に立設されて固定される。な
お、図13(b)の底部部材70は図12(b)の底部
部材70と同様のものである。
【0058】図14は、本発明の下部タイプレートの第
11の実施の形態の筒状フィルタ80を示すものであ
る。この筒状フィルタ80は、第4の実施の形態(図
7)と類似しており、以下に相違点を中心として説明す
る。段50の高さ(仕切り板30への取り付け時に仕切
り板30の高さ位置に相当する)の下方の太径円筒部5
2の内部は、下端(入口)34から上端(出口)82に
向けて次第に細くなっていて、たとえば、下端34では
直径10mm、上端82では直径6mmになっている。
【0059】段50の近傍上方の側面には例えば直径5
mmの大型側面円形穴84が設けられている。大型側面円
形穴84より上方の側面には直径2mmの多数の小孔36
が開いている。また、大型側面円形穴84付側面と小孔
36付側面の内面には、穴明き水平板(環状板)85が
取り付けられている。環状板85の開口部から上方に向
かって細くなる内部テーパ筒86が取り付けられてい
る。内部テーパ筒86の上端は開いている。段50の上
方の流路は例えば直径5mmであり、環状板85の開口部
直径は例えば4mmであり、内部テーパ筒86の上端開
口部直径は例えば3mmである。
【0060】この実施の形態の筒状フィルタ80の下端
34から流入した冷却材は、上端82を通って上方に向
かう。太径円筒部52の内部は流路が次第に細くなって
いるのでジェット流となる。このため、冷却材中の針金
状の異物は大型側面円形穴84から横向きに出て行くこ
となく上方に向かい、内部テーパ筒86内を上昇する。
ここで流れはさらに加速される。
【0061】また、小片板状の異物は、筒状フィルタ8
0の下端34で止められる。また、仮に大量の異物が発
生した場合には、大型側面円形穴84を通して、異物が
排出されるので、流路が閉塞する可能性が低下する。
【0062】図15は、本発明の下部タイプレートの第
12の実施の形態の筒状フィルタ88を示すものであ
る。この筒状フィルタ88は、第11の実施の形態(図
14)と類似しており、以下に相違点を中心として説明
する。この実施の形態では、流路内の環状板85の代わ
りに流路外に突出して環状板90が設けられている。こ
の環状板90の開口部から上方に向かって細くなる内部
テーパ筒86が取り付けられている点は第11の実施の
形態と同様である。
【0063】この実施の形態では、段50を通り過ぎて
上昇する流れが環状板90で急縮小することなく、滑ら
かに内部テーパ筒86内に入って徐々に縮小する。この
ため、第11の実施の形態の場合よりも流れが滑らかに
なる。ここで環状板90は、内部テーパ筒86を取り付
けるためのものであって、環状板90を境にして筒状部
が上下に分割されており、あらかじめ内部テーパ筒86
を取り付けた環状板90を挟み込んで結合する。なお、
この実施の形態では多数の円形の小孔36の代わりに多
数の星形の小孔78を採用しているが、異物捕捉の機能
としては特に変わりない。
【0064】図16は、本発明の下部タイプレートの第
13の実施の形態を示す。以下、第1の実施の形態(図
1等)と異なる点を説明する。この実施の形態では、燃
料棒の下部端栓92およびウォータロッドの下部端栓9
4の、ネットワーク部7より下方の部分が中空になっ
て、流路が形成されており、そこで異物を捕捉できるよ
うに構成されている。このように構成することにより、
第1の実施の形態と同様に、仕切り板30に取り付けら
れた筒状フィルタ32で異物捕捉が可能なだけでなく、
下部端栓92、94での異物捕捉もできる。
【0065】なお、下部端栓92、94自体を中空にし
てその内部に流路を形成する代わりに、下部端栓92、
94にフィルタ部材を取り付けることも同様に可能であ
る。さらに、第2〜第12の実施の形態と、下部端栓9
2、94の異物捕捉機能を組み合わせることも同様に可
能である。
【0066】図17は、本発明の下部タイプレートの第
14の実施の形態を示す。以下、第13の実施の形態
(図16)と異なる点を説明する。この実施の形態で
は、筒状フィルタ32の下端部同士が連結棒96によっ
て連結されており、さらに下部端栓部92、94で固定
されている。このような構成により、筒状フィルタ32
が確実に固定されるので、筒状フィルタ32と仕切り板
30との溶接点数を減らすこともできる。さらに、仮に
筒状フィルタ32の一部が損傷した場合でも、異物とな
って冷却材とともに流れることを抑制または防止するこ
とができる。
【0067】なお、筒状フィルタ32の下端部を相互に
連結棒96で結合することと、筒状フィルタ32の下端
部を下部端栓部92、94で固定することは、どちらか
一方だけ採用することもできる。また、筒状フィルタを
連結棒などによって連結する構造は、上記第1〜第13
の実施の形態いずれにも適用することが可能である。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、燃
料集合体下部タイプレートで異物を捕捉することの確実
性を向上させることができる。異物が原因となる燃料破
損に対する信頼性が向上し、プラントの運転性能が改善
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの第
1の実施の形態の模式的立断面図。
【図2】図1の筒状フィルタを単独で取り出して示す斜
視図。
【図3】図1の筒状フィルタを1個だけ仕切り板に取り
付けた状態を示す模式的立面図。
【図4】図1の筒状フィルタを仕切り板に取り付けた状
態を示す模式的平面図。
【図5】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの第
2の実施の形態における筒状フィルタを単独で取り出し
て示す斜視図。
【図6】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの第
3の実施の形態における筒状フィルタを単独で取り出し
て示す斜視図。
【図7】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの第
4の実施の形態における筒状フィルタを単独で取り出し
て示す斜視図。
【図8】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの第
5の実施の形態における筒状フィルタを単独で取り出し
て示す斜視図。
【図9】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの第
6の実施の形態における筒状フィルタを単独で取り出し
て示す斜視図。
【図10】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの
第7の実施の形態における筒状フィルタを単独で取り出
して示す斜視図。
【図11】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの
第8の実施の形態における筒状フィルタを単独で取り出
して示す斜視図。
【図12】(a)は本発明に係る燃料集合体下部タイプ
レートの第9の実施の形態における筒状フィルタを単独
で取り出して示す斜視図、(b)は(a)の筒状フィル
タと組み合わせて用いる底部部材の斜視図。
【図13】(a)は本発明に係る燃料集合体下部タイプ
レートの第10の実施の形態における筒状フィルタを単
独で取り出して示す斜視図、(b)は(a)の筒状フィ
ルタと組み合わせて用いる底部部材の斜視図。
【図14】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの
第11の実施の形態における筒状フィルタを単独で取り
出して示す斜視図。
【図15】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの
第12の実施の形態における筒状フィルタを単独で取り
出して示す斜視図。
【図16】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの
第13の実施の形態の模式的立断面図。
【図17】本発明に係る燃料集合体下部タイプレートの
第14の実施の形態の模式的立断面図。
【図18】従来の燃料集合体の全体立断面図。
【図19】図18の下部タイプレート付近の拡大立断面
図。
【図20】図19の仕切り板だけを取り出して示す平面
図。
【符号の説明】
1…チャンネルボックス、2…燃料棒、3…ウォータロ
ッド、4…上部タイプレート、5…下部タイプレート、
6…スペーサ、7…ネットワーク部、8…ノズル部、9
…下部タイプレート空洞、10…下部タイプレート入口
開口、11…燃料棒の下部端栓、12…ウォータロッド
の下部端栓、13…挿入孔、15…冷却材、17…リー
クホール、20…仕切り板、21…燃料棒の下部端栓が
通る貫通孔、22…ウォータロッドの下部端栓が通る貫
通孔、24…小孔、26…ウォータロッドの入口孔、2
7…ウォータロッドの出口孔、30…仕切り板、32…
筒状フィルタ、33…上端、34…下端、36…小孔、
38…穴、40…穴、42…筒状フィルタ、44…筒状
フィルタ、46…上端部、48…筒状フィルタ、50…
段、52…太径円筒部、54…筒状フィルタ、56…下
端、60…小孔、62…筒状フィルタ、64…環状水平
板、66…筒状フィルタ、68…筒状フィルタ、70…
底部部材、72…つば、74…筒状部、76…筒状フィ
ルタ、78…星形の小孔、80…筒状フィルタ、82…
上端(出口)、84…大型側面円形穴、85…穴明き水
平板(環状板)、86…内部テーパ筒、88…筒状フィ
ルタ、90…環状板、92…燃料棒の下部端栓、94ウ
ォータロッドの下部端栓、96…連結棒。
フロントページの続き (72)発明者 本谷 朗 神奈川県横須賀市内川二丁目3番1号 株 式会社グローバル・ニュークリア・フュエ ル・ジャパン内 (72)発明者 田辺 朗 神奈川県横須賀市内川二丁目3番1号 株 式会社グローバル・ニュークリア・フュエ ル・ジャパン内 (72)発明者 岩本 優二 神奈川県横須賀市内川二丁目3番1号 株 式会社グローバル・ニュークリア・フュエ ル・ジャパン内 (72)発明者 増原 康博 神奈川県横須賀市内川二丁目3番1号 株 式会社グローバル・ニュークリア・フュエ ル・ジャパン内 (72)発明者 深堀 貴憲 神奈川県横須賀市内川二丁目3番1号 株 式会社グローバル・ニュークリア・フュエ ル・ジャパン内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子燃料を充填した複数の燃料棒が互い
    に間隔をあけて格子状に配列されるようにそれらの燃料
    棒の下部を保持するネットワーク部と、 このネットワーク部の周囲から下方に延びてこのネット
    ワーク部の下方に下部タイプレート空洞を形成し、下端
    に入口開口を有するノズル部と、 前記下部タイプレート空洞内の前記ネットワーク部の下
    方にほぼ水平に配置されて前記下部タイプレート空洞を
    上下に区画する仕切り板と、 前記仕切り板に取り付けられてその仕切り板の下方およ
    び上方に開口部を有する複数の筒状フィルタと、 を有し、 前記筒状フィルタの上端部は閉じていて、前記仕切り板
    の上方の前記開口部は前記筒状フィルタの側面に設けら
    れていること、 を特徴とする原子燃料集合体下部タイプレート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の原子燃料集合体下部タ
    イプレートにおいて、あらかじめ前記仕切り板に前記筒
    状フィルタを取り付けた後に、前記仕切り板と、前記ネ
    ットワーク部と、前記ノズル部とを互いに結合してなる
    こと、を特徴とする原子燃料集合体下部タイプレート。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の原子燃料集合
    体下部タイプレートにおいて、前記筒状フィルタは、上
    端に向かって次第に細く形成されていること、を特徴と
    する原子燃料集合体下部タイプレート。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の原
    子燃料集合体下部タイプレートにおいて、 前記筒状フィルタは、前記仕切り板への取り付け部の上
    方が前記仕切り板への取り付け部の下方よりも細く形成
    されており、 前記仕切り板には、前記仕切り板の上方は貫通しかつ前
    記仕切り板の下方は貫通しない大きさの仕切り板開口を
    有すること、 を特徴とする原子燃料集合体下部タイプレート。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の原
    子燃料集合体下部タイプレートにおいて、前記筒状フィ
    ルタの周囲に環状の水平板が取り付けられており、この
    水平板が前記仕切り板と結合されていること、を特徴と
    する原子燃料集合体下部タイプレート。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかに記載の原
    子燃料集合体下部タイプレートにおいて、 前記仕切り板に設けられた複数の仕切り板開口の外側に
    前記仕切り板の下面に沿って広がる環状のつばと、この
    つばの内周に接続されて前記仕切り板開口の上方に延び
    て上端に開口を持つ筒状部とを持つ底部部材をさらに有
    し、 前記筒状フィルタは前記底部部材の筒状部を囲むように
    して前記仕切り板の上面に立設されていること、 を特徴とする原子燃料集合体下部タイプレート。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の原
    子燃料集合体下部タイプレートにおいて、 前記筒状フィルタは、下端に設けられた下向き開口部
    と、前記下向き開口部から上方に向かって滑らかに流路
    面積が縮小する第1の縮流部と、前記縮流部の上方でか
    つ前記仕切り板の上方に設けられた横向き大開口部と、
    前記横向き大開口部の上方に設けられ上方に向かって滑
    らかに流路面積が縮小する第2の縮流部と、前記第2の
    縮流部の上方に設けられて前記横向き大開口部よりも小
    さな複数の横向き小開口部と、を有すること、 を特徴とする原子燃料集合体下部タイプレート。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の原
    子燃料集合体下部タイプレートにおいて、前記複数の筒
    状フィルタの少なくとも一部は、前記格子状に配列され
    た複数の燃料棒同士の間の中央のほぼ真下の位置に配置
    されていること、を特徴とする原子燃料集合体下部タイ
    プレート。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし5または7または8のい
    ずれかに記載の原子燃料集合体下部タイプレートにおい
    て、前記筒状フィルタは前記仕切り板の下方に延びてお
    り、前記筒状フィルタの前記仕切り板の下方を相互に連
    結する連結材をさらに有すること、を特徴とする原子燃
    料集合体下部タイプレート。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし5または7ないし9の
    いずれかに記載の原子燃料集合体下部タイプレートにお
    いて、 前記燃料棒は、前記仕切り板の下方に延びる下部端栓を
    有し、 前記筒状フィルタは前記仕切り板の下方に延びており、
    前記筒状フィルタの前記仕切り板の下方と、前記下部端
    栓の前記仕切り板の下方とを連結する連結材をさらに有
    すること、 を特徴とする原子燃料集合体下部タイプレート。
  11. 【請求項11】 原子燃料を充填した複数の燃料棒が互
    いに間隔をあけて格子状に配列されるようにそれらの燃
    料棒の下部を保持するネットワーク部と、 このネットワーク部の周囲から下方に延びてこのネット
    ワーク部の下方に下部タイプレート空洞を形成し、下端
    に入口開口を有するノズル部と、 前記下部タイプレート空洞内の前記ネットワーク部の下
    方にほぼ水平に配置されて前記下部タイプレート空洞を
    上下に区画する仕切り板と、 前記仕切り板に取り付けられてその仕切り板の下方およ
    び上方に開口部を有する複数の筒状フィルタと、 を有し、前記筒状フィルタの上端部が閉じている原子燃
    料集合体下部タイプレートの組立て方法において、 前記筒状フィルタを前記仕切り板に取り付ける第1の工
    程と、 前記第1の工程の後に、前記仕切り板と前記ネットワー
    ク部と前記ノズル部とを相互に結合する第2の工程と、 を有すること、を特徴とする原子燃料集合体下部タイプ
    レートの組立て方法。
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