JP2018122239A - フィルタ内蔵容器 - Google Patents

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【課題】 濾材を通過させて微小粒子を捕捉する前に、予め粗大粒子を除去することがフィルタのライフを長くすることが求められる。【解決手段】 濾過する流体が内部に導入されるシェルであって、前記濾過する流体は前記シェルの上側から前記内部に導入され前記シェルの上側から排出されるシェルと、前記シェルの内部に受容され、前記濾過する流体が通過するフィルタ部材と、前記フィルタ部材の外面と前記シェルの内面との間に配置される隔離部材とを有するフィルタ内蔵容器であって、前記シェルの内面と前記隔離部材の面との間の隙間が前記フィルタ部材の径に対して十分に小さいフィルタ内蔵容器により解決する。【選択図】 図1

Description

本願発明は、フィルタ内蔵容器に関する。
内部に、流体を濾過して粒子を捕捉するフィルタ部材を内蔵した容器により、さまざまな大きさの粒子が混在する流体を濾過して粒子を捕捉するフィルタ内蔵容器が一般的である。
さまざまな大きさの粒子が混在する流体を濾過して粒子を捕捉するフィルタ内蔵容器では、粒子の捕捉順序が、内蔵されたフィルタ部材の寿命に影響を与える。すなわち、粗大な粒子がフィルタ部材で捕捉されて時間が経過すると、フィルタ部材への流体の流れが徐々に阻害され、微小粒子を依然として含む流体の濾過ができなくなる。
フィルタ部材に流体を通過させて微小粒子を捕捉する前に、予め粗大粒子を除去することで、フィルタ部材のライフを延ばすことができる。
濾過する流体が内部に導入されるシェルであって、前記濾過する流体は前記シェルの上側から前記内部に導入され前記シェルの上側から排出されるシェルと、前記シェルの内部に受容され、前記濾過する流体が通過するフィルタ部材と、前記フィルタ部材の外面と前記シェルの内面との間に配置される隔離部材とを有するフィルタ内蔵容器であって、前記シェルの内面と前記隔離部材の面との間の隙間が前記フィルタ部材の径に対して十分に小さいフィルタ内蔵容器により解決する。
本発明により、粗大な粒子を予め除去した上で、フィルタ部材に濾過流体を流すことができる。
本発明の実施の形態1のフィルタ内蔵容器の断面図である。 本発明の実施の形態1のフィルタ内蔵容器の部分断面図である。 本発明の実施の形態1であって、図1の断面3−3のフィルタ内蔵容器の断面図である。 本発明の実施の形態2のフィルタ内蔵容器の断面図である。 本発明の実施の形態3のフィルタ内蔵容器の断面図である。
(実施の形態1)
図1から図3を参照して、本発明について説明する。図1は、本願発明の一の実施の形態であるフィルタ内蔵容器1である。フィルタ内蔵容器1は、シェル2と、シェル2の内部に内蔵される隔離部材4と、フィルタ部材5と、を備える。シェル2は、その上部に、濾過すべき流体の流体源に接続される流体入口21と流体の排出管路に接続される流体出口22とを備える。濾過すべき流体は、流体入口21からシェル2の内部に導入され、シェル2の内部を還流して、流体出口22ら排出管路へと流れ出る。
図2は、フィルタ内蔵容器1の下部の断面を拡大した図である。図3は図1の断面3−3を示した図である。フィルタ部材5は、シェル2の内部に配置されている。フィルタ部材5は、たとえば中空形状を有していて、外側から内側にむけて流体が流れることにより、流体に含まれる粒子が捕捉される。フィルタ部材5は、たとえば、フィルタ部材5の中空部を貫通する支持部材25により、シェル2の内部に保持される。フィルタ部材5と支持部材25との間には、流路23が形成される。図3では、支持部材25は省略している。
隔離部材4は、フィルタ部材5の外面とシェル2の内面と間に位置する。隔離部材4は、シェル2と隔離部材4との間に第一の隙間6を形成し、フィルタ部材5の外面と隔離部材4との間に第二の隙間7を形成する。隔離部材4は、本実施の形態では、中空のパイプ状の環状部材であるインナーチューブとして構成されている。すなわち、隔離部材4であるインナーチューブは、フィルタ部材5の外面とシェル2の内面と間に位置するように、フィルタ部材5が隔離部材4であるインナーチューブの中空部内に挿入されている。この実施の形態の場合には、シェル2と隔離部材4との間に第一の隙間6が形成され、隔離部材4とフィルタ部材5との間に第二の隙間7が形成される。第一の隙間6は、シェル2と隔離部材4との間に、シェル2の上部2aからシェル2の下部2bに至る流体の流路となる。第二の隙間7は、隔離部材4とフィルタ部材5との間に、シェル2の下部2bからシェル2の上部2aからに至る流体の流路となる。また、シェル2の下部には、フィルタ部材5が配置されていない空間24が配置される。空間24は、第一の隙間6および第二の隙間7に連通する空間である。空間24は、できるだけ大きい空間であることが好ましい。
なお、フィルタ部材5の支持の仕方はこの方法に限られない。フィルタ部材5が、流路23および空間24を保ち、第一の隙間6および第二の隙間7を形成してシェル2内に保持される限り、その他の支持方法を採用することができる。
流体入口21からシェル2の内部に導入された流体は、第一の隙間6を通ってシェル2の下部の空間24に向かって下方に流れ込み、そこから第二の隙間7を通って上方に向かって流れ上がる。第二の隙間を流れ上がった流体は、フィルタ部材5を通過し、フィルタ部材5の中央部の流路23を通って、流体出口22へと流れ出る。
第一の隙間6は、フィルタ部材5の径に対して十分に小さい隙間である。第一の隙間6において、シェル2と隔離部材4と間の距離は、シェル2の下部の空間24に向かっての流体の流れが生じる距離である。第一の隙間6および第二の隙間7はシェル2の軸方向から見た際には、物理的には流路断面積に対応する。したがって、第一の隙間6において、シェル2と隔離部材4と間の寸法は、第一の隙間6における流体の流れが阻害されない限り、できるだけ小さな間隔となるように設定されることが好ましい。少なくとも、第一の隙間6は、フィルタ部材5の外面と隔離部材4の内面と間の寸法と、シェル2と隔離部材4と間の寸法が同じか、または小さくなるように設定される。
シェル2の下部2bにおいて、隔離部材4の下縁4aは、フィルタ部材5の下縁5bと同じ高さか、または下側になるように設定される。これにより、流体が、隙間6から空間24を経ないで第一の隙間6からフィルタ部材5に直接流れ込むことを防ぐことができる。
第一の隙間6と空間24は以下のように機能する。第一の隙間6が小さな寸法を有することから、第一の隙間6においてシェル2の下部2bの方向に向かって流れる流体の速度は高くなる。流体は、空間24に流れ込むと、その速度が急激に低下する。そして、流体は、空間24から第二の隙間7を逆向きに流れ上がる。空間24における流体の速度の方向の大きな変化により、流体に含まれている粗大粒子は、第一の隙間6の速度による慣性で、フィルタ部材5の外面と隔離部材4の内面と間に逆向きに流れ上がらずに、空間24内に沈降する。これにより、流体内部の粗大粒子を分離して、粗大粒子が除去されて微小粒子のみを含有する流体をフィルタ部材5へ流入させることができる。
(実施の形態2)
図4を参照して、実施の形態2について説明する。図4は、実施の形態2におけるフィルタ内蔵容器の断面図である。図4においてもフィルタ部材5を支持する支持部材は省略している。
実施の形態2は、実施の形態1とほぼ同一の構成を有している。実施の形態1では、隔離部材として隔離部材4を配置したが、隔離部材4はインナーチューブのような中空環状部材として構成させなくてもよい。すなわち、実施の形態2では、隔離部材4は、複数の部材であって、フィルタ部材5の外面とシェル2の内面との間に、断続的に配置された部材である。それ以外の構成は、実施の形態1と同じであるので説明を省略する。
これにより、実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、シェル2の内面と隔離部材4との間に、第一の隙間6が形成され、隔離部材4とフィルタ部材5の外面との間に、第二の隙間7が形成される。実施の形態1では、フィルタ部材5の全周にわたって粗大粒子を空間24に沈降させることが可能であるが、同一の効果はフィルタ部材5の外面とシェル2の内面との間に隔離部材4が断続的に配置されている実施の形態2の場合でも、第一の隙間6と第二の隙間7が形成されるフィルタ部材5の外面の少なくとも一部である領域X(図4の一点鎖線で囲んだ領域)において生じる。これにより、実施の形態2でも、流体内部の粗大粒子を分離して、粗大粒子が除去されて微小粒子のみを含有する流体をフィルタ部材5へ流入させることができる。
(実施の形態3)
図5を参照して、実施の形態3について説明する。図5は、実施の形態3におけるフィルタ内蔵容器の断面図である。図5においてもフィルタ8のそれぞれを支持する支持部材は省略している。実施の形態3は、実施の形態1および実施の形態2とほぼ同一の構成であるが、フィルタ部材5は、単一のフィルタではなく、複数のフィルタ8から構成されている点が異なる。それ以外の点は、実施の形態2と同様である。
これにより、実施の形態3においても、実施の形態2と同様に、複数のフィルタ8のそれぞれの外面の少なくとも一部とシェル2の内面との間に、隔離部材4が配置されることになる。そして、実施の形態2と同様に、シェル2の内面と隔離部材4との間に、第一の隙間6が形成され、隔離部材4とフィルタ部材5の外面との間に、第二の隙間7が形成される。実施の形態3でも、同一の効果はフィルタ部材5の外面とシェル2の内面との間に隔離部材4が断続的に配置されている実施の形態2の場合と同様に、第一の隙間6と第二の隙間7が形成されるフィルタ部材5の外面の少なくとも一部である領域X(図5の一点鎖線で囲んだ領域)において生じる。これにより、実施の形態3でも、流体内部の粗大粒子を分離して、粗大粒子が除去されて微小粒子のみを含有する流体をフィルタ8へ流入させることができる。
1 フィルタ内蔵容器
2 シェル
4 隔離部材
5 フィルタ部材
6 第一の隙間
7 第二の隙間
8 フィルタ

Claims (4)

  1. 濾過する流体が内部に導入されるシェルであって、前記濾過する流体は前記シェルの上側から前記内部に導入され前記シェルの上側から排出されるシェルと、
    前記シェルの内部に受容され、前記濾過する流体が通過するフィルタ部材と、
    前記フィルタ部材の外面と前記シェルの内面との間に配置される隔離部材とを有するフィルタ内蔵容器であって、
    前記シェルの内面と前記隔離部材の面との間の隙間が前記フィルタ部材の径に対して十分に小さいフィルタ内蔵容器。
  2. 請求項1に記載のフィルタ内蔵容器であって、前記隔離部材は、前記フィルタ部材の外面の少なくとも一部と前記シェルの内面との間に配置されているフィルタ内蔵容器。
  3. 請求項1に記載のフィルタ内蔵容器であって、前記隔離部材は、前記フィルタ部材の外面の全周を囲っているフィルタ内蔵容器。
  4. 請求項2に記載のフィルタ内蔵容器であって、前記フィルタ部材は複数のフィルタから構成されるフィルタ内蔵容器。
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