JP2003194638A - 磁歪式荷重センサ - Google Patents

磁歪式荷重センサ

Info

Publication number
JP2003194638A
JP2003194638A JP2001390352A JP2001390352A JP2003194638A JP 2003194638 A JP2003194638 A JP 2003194638A JP 2001390352 A JP2001390352 A JP 2001390352A JP 2001390352 A JP2001390352 A JP 2001390352A JP 2003194638 A JP2003194638 A JP 2003194638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
coil
magnetostrictive
load sensor
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001390352A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Mizuno
裕 水野
Takeshi Kubota
剛 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2001390352A priority Critical patent/JP2003194638A/ja
Publication of JP2003194638A publication Critical patent/JP2003194638A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷重を受ける荷重受け部のコイル巻回部を細
く形成して性能の向上および経済化を図り得る磁歪式荷
重センサを提供する。 【解決手段】 荷重を受ける強磁性体からなるロッド1
の周囲にコイル5を巻回し、ロッド1において受けた荷
重による透磁率の変化をコイル5で荷重として検出する
ものであって、荷重受け部を構成するロッド1の、コイ
ル5が巻回されてコイルによる磁束の磁路を形成する部
分を細径化して荷重受感部9を形成し、この荷重受感部
9がコイル5やボビン3を含む他の部分が直接接触しな
いようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷重を受ける強磁
性体からなる荷重受け部の周囲にコイルを巻回し、荷重
受け部において受けた荷重に起因する歪の変化による荷
重受け部自身の透磁率の変化をコイルで荷重として検出
する磁歪式荷重センサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の磁歪式荷重センサは、図
8に示すように、荷重受け部を構成するロッド1の周囲
に樹脂などからなるボビン3を介してコイル5を巻回
し、全体的にケース7で覆って構成されている。
【0003】このように構成される磁歪式荷重センサ
は、低コストであり、機械的信頼性が高いという利点が
あるが、出力信号の直線性やヒステリシスに問題があ
る。また、外部磁界の変化や入力電流の変化などのよう
な外部環境の変化による性能の変化が大きいということ
もある。
【0004】また、差動方式として構成することによ
り、性能変化を低減することができるが、2つのセンサ
間で性能が同じでなければならないという前提条件が必
要であり、センサそのものの性能変化、ばらつきをでき
るだけ小さくする必要がある。更に、センサの加工時の
寸法許容差により性能差が発生し、差動方式の効果が十
分に発揮できないことも多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の磁歪式荷重センサは、出力信号の直線性やヒステリシ
スに問題があるとともに、また外部磁界の変化や入力電
流の変化などのような外部環境の変化による性能の変化
が大きいという問題もある。
【0006】また、差動方式として構成した場合には、
2つのセンサ間で性能が同じでなければならず、センサ
そのものの性能変化、ばらつきをできるだけ小さくする
必要があるが、そのために制御回路などで補正する必要
があり、コストや手間がかかるという問題があり、更に
センサの加工時の寸法許容差により性能差が発生し、差
動方式の効果が十分に発揮できないことも多いという問
題がある。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、荷重を受ける荷重受け部のコ
イル巻回部を細く形成して性能の向上および経済化を図
り得る磁歪式荷重センサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、荷重を受ける強磁性体か
らなる荷重受け部の周囲にコイルを巻回し、荷重受け部
において受けた荷重に起因する歪の変化による荷重受け
部自身の透磁率の変化をコイルで荷重として検出する磁
歪式荷重センサであって、前記荷重受け部の、前記コイ
ルが巻回されてコイルによる磁束の磁路を形成する部分
がコイルを含む他の部分に直接接触しないように細く形
成されて荷重受感部を構成することを要旨とする。
【0009】請求項1記載の本発明にあっては、荷重受
け部の、コイルによる磁束の磁路を形成する部分が細く
形成され、コイルを含む他の部分に直接接触しないよう
になっているため、荷重受け部に対する摩擦がなくな
り、荷重に対する出力信号の直線性が向上し、ヒステリ
シスが低減し、個体間の性能のばらつきが小さくなると
ともに、荷重時に他の部位に比べて歪み量が増大し、荷
重の測定精度を向上することができる。
【0010】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記荷重受感部の軸方向の長さを
前記コイルの軸方向の長さよりも短く形成することを要
旨とする。
【0011】請求項2記載の本発明にあっては、荷重受
感部の軸方向の長さをコイルの軸方向の長さよりも短く
形成するため、この短く形成された荷重受感部にのみ磁
束が安定的に集中し、外部環境の影響を受けにくくな
り、性能のばらつきがなくなり、安定した性能を発揮す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
磁歪式荷重センサの構成を示す図である。同図に示す本
実施形態の磁歪式荷重センサは、図8に示した従来の磁
歪式荷重センサにおいて荷重受け部を構成するロッド1
の、コイル5が巻回される部分を細く形成して、すなわ
ち細径化して荷重受感部9を構成している点が異なるも
のであり、その他の構成および作用は同じである。
【0013】このように荷重受感部9を細径化すること
により、荷重受感部9とコイル5などの他の部分との接
触による摩擦を低減することができ、荷重に対する出力
信号の直線性やヒステリシスを向上することができる。
【0014】具体的には、例えば図8に示す従来の磁歪
式荷重センサでは、荷重受感部を構成しているロッド1
はコイル5が巻回されているボビン3の内周面に接触し
ているため、磁歪式荷重センサが荷重を受けた場合に、
この接触している部分で摩擦が発生し、荷重に対する出
力信号の直線性やヒステリシスが著しく悪化することに
なる。
【0015】これに対しては、本実施形態のようにロッ
ド1の一部に形成される荷重受感部9を細径化すること
により、荷重受感部9がボビン3の内周面に接触しない
ため、摩擦が確実にゼロとなり、従来のような摩擦によ
る問題が発生せず、荷重に対する出力信号の直線性やヒ
ステリシス特性を向上することができるものである。
【0016】また更に、荷重受感部9を細径化すること
により、荷重受感部9に荷重がかかった場合に、この荷
重受感部9の歪み量が他の部位に比較して増大するた
め、この細径化部分を明示的に荷重受感部9とすること
ができ、その部分での摩擦を確実に0にできるため、荷
重の測定精度を向上することができる。
【0017】図2は、本発明の他の実施形態に係る磁歪
式荷重センサの構成を示す図である。本実施形態の磁歪
式荷重センサは、同図に示すように、荷重受感部9の軸
方向の全長L1をコイル5の軸方向の全長L2よりも短
く形成したものであり、その他の構成および作用は図1
の実施形態と同じである。
【0018】このように、ロッド1の荷重受感部9の長
さL1をコイル5の磁束が安定的にロッド1内で集中す
る所のみにすることにより、荷重受感部9を通過する磁
束密度を外部環境による影響を受けることなく安定化さ
せることができる。また、ロッド1の製造時の寸法許容
差による寸法差により荷重受感部9を通過する磁束密度
に差が出ないようにし、差動センサ間の性能差を減らす
ことができる。
【0019】更に具体的に図3を参照して説明する。図
3(a)は図2で示した本実施形態の磁歪式荷重センサ
であって、その荷重受感部9の全長L1がコイル5の全
長L2よりも短く形成されている場合において(L1<
L2)、外部環境の影響を受けない場合のコイル5によ
る磁束を図示し、図3(b)は外部環境の影響を受けた
場合のコイル5による磁束を図示している。図3(a)
に示す外部環境の影響を受けない場合には、コイル5に
よる磁束はロッド1内を変化することなく整然と通過
し、勿論荷重受感部9内も乱れることなく整然と通過し
ている。一方、図3(b)に示す外部環境の影響を受け
た場合には、コイル5による磁束はロッド1の両端の荷
重受感部9に入る直前で乱れているが、荷重受感部9内
では特に乱れることなく、ほとんど変化せずに図3
(a)と同様に整然と通過し、特に性能もほとんど変化
せず、問題がないことがわかる。これは、荷重受感部9
の全長L1をコイル5の全長L2よりも短く形成したか
らである。また、コイル5の全長L2に微小な寸法差が
あっても、影響を受けにくいこともわかる。
【0020】これに対して、図9は荷重受感部9の全長
L1をコイル5の全長L2以上に大きくした場合(L1
≧L2)のコイル5の磁束の流れを示しているが、この
場合において外部環境の影響を受けない場合には、図9
(a)に示すようにコイル5による磁束は図3(a)の
場合と同様にロッド1内の荷重受感部9内を問題なく整
然と通過しているが、外部環境の影響を受けた場合に
は、図9(b)に示すように、コイル5による磁束はロ
ッド1の両端で乱れ、この乱れが荷重受感部9内にも同
様に乱れ、特に荷重受感部9の両端において乱れて荷重
受感部9からはみ出しているものもある。この結果、図
9(a)に示す外部環境の影響のない状態から図9
(b)に示す外部環境の影響のある状態になると、荷重
受感部9の両端部において磁束密度が小さくなって、性
能が変化することがわかる。また、図9(b)に示す外
部環境の影響のある状態では、荷重受感部9の全長L1
の微小な寸法差が荷重受感部9の両端の磁束密度に影響
するため、性能に影響が出て、ばらつきの原因となって
いる。
【0021】図4(a)は、上述した本実施形態の磁歪
式荷重センサの荷重に対する出力電圧を示すグラフであ
る。図4(a)に示すように、本実施形態のようにロッ
ド1に形成される荷重受感部9を細く、細径化すること
により、荷重に対する出力電圧の直線性を向上し、ヒス
テリシスを低減することができる。図4(a)では、荷
重に対する出力電圧の直線性は4.4%であり、ヒステ
リシスは2.2%である。
【0022】これに対して、従来のようにロッド1を細
径化せずに全体にわたって同じ太さの場合には、図4
(b)に示すように、荷重に対する出力信号の直線性お
よびヒステリシスは悪く、この場合の直線性は12.0
%であり、ヒステリシスは9.3%となり、図4(a)
に示す本実施形態に比較してかなり悪いことがわかる。
【0023】図5は、荷重受感部9の全長L1とコイル
5の全長L2との関係が性能(無負荷時出力、感度)の
偏差に及ぼす影響を示している図である。なお、同図に
示す標準偏差は、使用時の劣化、製造公差による寸法の
違い、磁気の影響によるばらつきをすべて含めて実験に
より求めたものである。
【0024】図6は、本発明の別の実施形態に係る磁歪
式荷重センサの構成を示す図である。同図に示す実施形
態の磁歪式荷重センサは、ロッド1を細径化して形成さ
れる荷重受感部91が両端部においてロッド1の通常の
太さの径からスロープを形成しながら連続的に徐々に細
径化するように形成した点が図1に示す磁歪式荷重セン
サの荷重受感部9と異なるものであり、その他の構成お
よび作用は同じである。なお、このようにスロープを持
って徐々に細径化された荷重受感部91の場合には、こ
のスロープ部分を除いた一定径の細径部の軸方向の全長
がL1となり、この全長L1がコイル5の全長L2より
も短い必要がある。
【0025】図7は、本発明の更に別の実施形態に係る
磁歪式荷重センサの構成を示す図である。同図に示す実
施形態の磁歪式荷重センサは、ロッド1を細径化して形
成される荷重受感部93が両端部においてロッド1の通
常の太さの径から段階的に細径化するように形成した点
が図1に示す磁歪式荷重センサの荷重受感部9と異なる
ものであり、その他の構成および作用は同じである。な
お、このように段階的に細径化された荷重受感部93の
場合にも、この段階的部分を除いた一定径の細径部の軸
方向の全長がL1となり、この全長L1がコイル5の全
長L2よりも短い必要がある。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
荷重受け部の磁路形成部分が細く形成され、他の部分に
直接接触しないようになっているので、荷重受け部に対
する摩擦がなくなり、荷重に対する出力信号の直線性が
向上し、ヒステリシスが低減し、個体間の性能のばらつ
きが小さくなり、荷重時に他の部位に比べて歪み量が増
大し、荷重の測定精度を向上することができるととも
に、また差動センサの性能差も低減し、温度特性を向上
させることができる。更に、電気的な制御による出力の
補正が不要または軽減できて、補正に必要な手間や時間
を低減でき、効率化、経済化を図ることができるととも
に、制御回路の簡易化および低価格化を図ることができ
る。
【0027】また、本発明によれば、荷重受感部の軸方
向の長さをコイルの軸方向の長さよりも短く形成するの
で、この短く形成された荷重受感部にのみ磁束が安定的
に集中し、外部環境の影響を受けにくくなり、性能のば
らつきがなくなり、安定した性能を発揮することができ
る。また、差動センサ間の性能差を低減することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る磁歪式荷重センサの
構成を示す図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る磁歪式荷重センサ
の構成を示す図である。
【図3】図2に示す実施形態の磁歪式荷重センサの外部
環境の変化による磁束の流れを示す図である。
【図4】本実施形態の細径化した荷重受感部を有する磁
歪式荷重センサと細径化しない磁歪式荷重センサの荷重
に対する出力電圧を示すグラフである。
【図5】本実施形態の磁歪式荷重センサにおいて荷重受
感部の全長L1とコイルの全長L2との関係が性能の偏
差に及ぼす影響を示している図である。
【図6】本発明の別の実施形態に係る磁歪式荷重センサ
の構成を示す図である。
【図7】本発明の更に別の実施形態に係る磁歪式荷重セ
ンサの構成を示す図である。
【図8】従来の磁歪式荷重センサの構成を示す図であ
る。
【図9】従来の磁歪式荷重センサにおいて荷重受感部の
全長L1をコイルの全長L2以上に大きくした場合(L
1≧L2)のコイルの磁束の流れを示す図3に対応する
図である。
【符号の説明】
1 ロッド 3 ボビン 5 コイル 7 ケース 9 荷重受感部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷重を受ける強磁性体からなる荷重受け
    部の周囲にコイルを巻回し、荷重受け部において受けた
    荷重に起因する歪の変化による荷重受け部自身の透磁率
    の変化をコイルで荷重として検出する磁歪式荷重センサ
    であって、 前記荷重受け部の、前記コイルが巻回されてコイルによ
    る磁束の磁路を形成する部分がコイルを含む他の部分に
    直接接触しないように細く形成されて荷重受感部を構成
    することを特徴とする磁歪式荷重センサ。
  2. 【請求項2】 前記荷重受感部の軸方向の長さを前記コ
    イルの軸方向の長さよりも短く形成することを特徴とす
    る請求項1記載の磁歪式荷重センサ。
JP2001390352A 2001-12-21 2001-12-21 磁歪式荷重センサ Pending JP2003194638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001390352A JP2003194638A (ja) 2001-12-21 2001-12-21 磁歪式荷重センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001390352A JP2003194638A (ja) 2001-12-21 2001-12-21 磁歪式荷重センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003194638A true JP2003194638A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27598311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001390352A Pending JP2003194638A (ja) 2001-12-21 2001-12-21 磁歪式荷重センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003194638A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7677118B2 (en) 2005-07-01 2010-03-16 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Magnetostrictive load sensor and moveable object including the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7677118B2 (en) 2005-07-01 2010-03-16 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Magnetostrictive load sensor and moveable object including the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8754642B2 (en) Magnetic balance type current sensor
CN109959396B (zh) 多圈计数器传感器
JPH01187424A (ja) トルクセンサ
US7508199B2 (en) Absolute encoder
JP4292967B2 (ja) 磁歪式トルクセンサ
CN110494760B (zh) 磁传感器
JP2002365350A (ja) 磁気検出装置
JP2006300906A (ja) マグネト・インピーダンス・センサ素子
JPWO2014016978A1 (ja) 損傷検出装置
KR102234582B1 (ko) 자기 변형 센서를 동작시키기 위한 방법
JP2003194638A (ja) 磁歪式荷重センサ
JP4305271B2 (ja) 磁歪式トルクセンサ
WO2012060069A1 (ja) 電流センサ
JPS6170409A (ja) 磁気方位センサ−
JPH03269330A (ja) トルクセンサ
JP2005274160A (ja) トルクセンサ
JPS6050429A (ja) トルクセンサ
JP2608498B2 (ja) 磁歪式トルクセンサ
JP6644343B1 (ja) ゼロフラックス型磁気センサ
US20230068057A1 (en) Coil Arrangement and Torque Sensor with Coil Arrangement
CN109764796B (zh) 磁传感器
JP6989114B2 (ja) トルク検出装置
JPS63172932A (ja) トルク検出装置
CN116539942A (zh) 磁通检测系统与电流传感器
EP1224483A1 (en) A thin magnetoresistive current sensor system