JPS63172932A - トルク検出装置 - Google Patents

トルク検出装置

Info

Publication number
JPS63172932A
JPS63172932A JP322087A JP322087A JPS63172932A JP S63172932 A JPS63172932 A JP S63172932A JP 322087 A JP322087 A JP 322087A JP 322087 A JP322087 A JP 322087A JP S63172932 A JPS63172932 A JP S63172932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
magnetic
transmission shaft
torque transmission
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP322087A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomokazu Domon
土門 知一
Tadahiko Kobayashi
忠彦 小林
Masashi Sahashi
政司 佐橋
Koichiro Inomata
浩一郎 猪俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP322087A priority Critical patent/JPS63172932A/ja
Publication of JPS63172932A publication Critical patent/JPS63172932A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は回転軸等に印加されたトルクを非接触で検出す
るトルク検出装置に関する。
(従来の技術) トルクは、例えば回転駆動系の制御を行なう際に検出す
べき基本量の1つである。従来、トルクを検出する装置
としては、コイルばねや板ばねを用いた機械式のものが
知られているが1回転制御系のようにトルクを精密に検
出しなければならない用途には、非接触式のトルク検出
装置が要求される。
そこで、近年、このような要求を満たすトルク検出装置
としてアモルファス磁性合金の薄帯に生ずる磁性歪み効
果を利用したものが提案されている(電気学会マグネテ
ィクス研究会資料MAG−81−72) 。
このトルク検出装置の原理を第4図を参照して説明する
。第4図において、トルクを検出すべき回転軸、すなわ
ちトルク伝達軸1にはアモルファス磁性合金薄帯からな
る環状磁心2が巻回されて固定されている。この環状磁
心2には、予めその周方向に対して角度θの方向を磁化
容易軸とする誘導磁気異方性M。が付与されている。ま
た、この環状磁心2に近接して図示しない検出コイルが
配置され、この検出コイルは図示しない検出回路に接続
されている。
このような構成のトルク検出装置を用い、以下のように
してトルクを検出することができる。ここで、説明を簡
単にするためにθ〉45°、飽和磁歪定数λs>Oとす
る。いま、トルク伝達軸1に破線矢印で示すトルクTが
加わると、トルク伝達軸1に発生した歪み応力σが環状
磁心2に伝達され、環状磁心2には+45@の方向に張
力σが、−45°の方向に圧縮応力−σがそれぞれ発生
する。
これに伴って環状磁心2には磁気歪み効果によって+4
5°の方向に誘導磁気異方性Ml(=3λSσ)が誘導
される。この結果、MoとMlとが合成されて環状磁心
2の誘導磁気異方性はM2に変化する。
この場合、環状磁心2の内部を通過する磁束の向きが一
定であれば、誘導磁気異方性の方向が変化することによ
り環状磁心2における磁束貫通方向の透磁率が変化する
。したがって、この透磁率変化を例えば検出コイル及び
これに接続された検出回路により電圧の変化として測定
することができ、その値からトルク伝達軸1に加えられ
たトルクTを求めることができる。
なお、上記トルク検出装置の説明では、環状磁心2を構
成する磁性体としてアモルファス磁性合金を用いた場合
について述べたが、これに限らず軟質磁性を示すもので
あれば、例えばパーマロイ(Fe −Ni合金)、セン
ダスト(Fe −AQ −SL金合金、Fa−3i合金
など他の磁性体を用いることができる。
以上のように磁性金属薄帯からなる環状磁心の周囲に近
接して検出コイルや検出ヘッドを設置すれば、トルクの
検出を行なうことができる。
上述したような検出機構で回転時のトルク検出出力を実
用レベルにするためにはトルク伝達軸に巻いて固定する
環状磁芯に予め大きな誘導磁気異方性を付与しなければ
ならないが、環状磁芯に大きな誘導磁気異方性を±45
°方向に付与することは極めて困難である。
そこで本発明者らは、トルク伝達軸の周方向の一部にの
み磁性金属薄帯を設けるようにして容易に大きな誘導磁
気異方性を付与できるようにした提案をした。(特願昭
58−238658)このようにトルク伝達軸の周方向
の一部にのみ磁性金属薄帯を設けることで安定したトル
ク検出を行なえるようになる。
しかし、トルク伝達軸にはFe系などの強磁性体を用い
ることが多く、材質の不均一性から一周のうちに透磁率
が変化してしまう場合が生ずる。
部分的に金属薄帯を設けても、検出コイルや検出ヘッド
はトルク伝達軸の全周にわたって走査するため、前述の
透磁率変化に起因する出力変動がトルクの検出出力に重
畳され、S/N比が低下するという若干の問題が生じて
いた。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように従来のトルク検出装置では、トルク伝達
軸の表層部の透磁率のばらつきによる透磁率変動が生じ
、トルク検出出力が変動しS/N比が低下するという若
干の問題が生じていた。そこで、本発明は上記欠点を解
消するためになされたものであり、S/N比を向上し安
定したトルク検出ができるトルク検出装置を提供するこ
とを目的としている。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明のトルク検出装置は、磁歪を有する磁性金属薄帯
をトルク伝達軸に部分的に固定し、トルク伝達軸に加え
られた回転トルクに応じた磁性金属薄帯の磁気特性の変
化を検出ヘッドで非接触検出するトルク検出装置におい
て、磁性金属薄帯の固定された部分の回転トルクのみ選
択的に検出する比較検出手段を設けて構成し工いる。
(作 用) このようなトルク検出装置によれば、トルク伝達軸の一
部に磁性金属薄帯を固定しているので。
磁性金属薄帯が固定されている部分と、磁性金属薄帯が
固定されておらずトルク伝達軸が露出している部分とを
比較すると、透磁率については前者の部分では後者の部
分の2倍以上と大きい。そして、検出ヘッドの検出信号
は、前者の部分で大きく、後者の部分では小さい、しか
し、トルク伝達軸の表層部の透磁率にバラツキがあると
、磁性金属薄帯の固定していない部分もあたかもトルク
変動があるかのごとく信号に変動をきたしS/Nの低下
をまねいていた。
したがって、検出信号を例えば比較器に入力して、磁性
金属薄帯の固定されていない部分の信号はカットし、磁
性金属薄帯の固定されている部分の信号のみを取り出し
、ノイズ成分の少ない安定したS/Nのよいトルク検出
が可能となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るトルク検出装置の概略的な構成図
である。第1図において、図示しないモータ等の駆動源
によって回転する強磁性体からな金属薄帯憾、猪はアモ
ルファス磁性合金からなり、それぞれ周方向に対して角
度θ及び角度−〇に対向し所定のギャップを隔てて近接
するように、されている。
第2図は本発明に係るトルク検出装置の回路図である。
まず、検出磁心13a、 13bに施した励磁巻IW1
4a。
14bに発振器26で正弦波電流を加え磁性金属薄帯1
2a、 12bをトルク伝達軸11の周方向に励磁する
いま、トルク伝達軸11にトルクが加ねると、予め付与
された誘導磁気異方性の方向に応じて磁性金属薄帯12
a、 12bの透磁率は、それぞれ増減の変化を生じる
。この変化量を電気信号に変換して増幅回路18を通し
た後に比較回路19へと導入する。この比較回路19で
は、入力信号が設定したしきい値を上まわるか下まわる
かを判定している。入出力の関係を第3図(a)、(b
)に示す、トルク伝達軸11の一部分に固定している磁
性金属薄帯12a、 12bでの信号レベルは大きく、
磁性金属薄帯の固定されていないところでの信号は小さ
い。この信号を比較回路19へ入力し設定したしきい値
を越えると出力レベルがハイ、下まわる伴出力レベルが
ローになる。
回転数が上がれば比較回路19の出力レベルのパルス幅
は狭く1回転数が下がれば広まる。一定のデユーティを
持たせることができる。
比較回路19の出力でアナログスイッチ20をオン・オ
フさせる。いま、比較回路19の出力レベルがハイの時
にアナログスイッチ20がオンすると、トルク伝達軸1
1に固定されている磁性金属薄帯12a。
12bの部分の信号のみが得られ、磁性金属薄帯12a
12bの固定されていない部分の信号はカットされる。
すなわち、信号処理にとって不必要な信号は削除し、ト
ルク検出に必要な信号のみを取り込み検波回路21に加
える。更にA/Dコンバータ22を経て平均化演算処理
器23に導入する。
一方、トルク伝達軸11の別の位置には回転数センサ2
4が配設されておりこの回転数センサ24により得られ
る信号を基に1回転毎に平均化されたディジタル出力値
が得られる。更に、このディジタル出力値をD/Aコン
バータ25によりアナログ出力電圧に変換している。
しかして1本発明のトルク検出装置によれば、トルク伝
達軸11に磁性金属薄帯12a、 12bを固定してい
ない部分、すなわち1表面層の透磁率が不均一でバラツ
キを生じる部分を削除して1回転平均を行っているので
1回転全周の信号で平均化するよりもS/N比がよく、
かつ安定したトルク検出を行うことができる。第3図(
c)は本発明による処理をしないで検波した波形、第3
図(d)は、本発明による処理後の検波波形である。
なお、上記実施例では、磁性金属薄帯12a、 12b
の固定されていない部分の信号を削除した後1回転平均
化を行っているが、磁性金属薄帯12a、 12bの固
定している部分のみを平均化しても同様な作用効果が得
られる。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように、トルク伝達軸の透磁率の
変化の影響を受けず、広範囲の材質のトルク伝達軸のト
ルクを高S/N比で安定して検出できる等工業上極めて
実用性の高いトルク検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すトルク検出装置の概
略斜視図、第2図は、同トルク検出装置の回路図、第3
図(a)、(b)は、本発明に係る比較回路の入出力波
形、第3図(c)は、従来の検波波形、第3図(d)は
、本発明に係る検波波形、第4図は、非接触方式のトル
ク検出装置の原理を示す説明図である。 11・・・トルク伝達軸     12a、12b・・
・磁性金属薄帯13a、13b・・・検出磁心    
14a、14b・・・励磁巻線15a、15b・・・検
出巻線    18・・・増幅回路19・・・比較回路
       20・・・アナログスイッチ21・・・
検波回路       22・・・A/Dコンバータ2
3・・・平均化演算処理器   24・・・回転数セン
サ25・・・D/Aコンバータ   26・・・発振器
代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同    竹 花 喜久男 (b) (C) 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁歪を有する磁性金属薄帯をトルク伝達軸に部分的に固
    定し、前記トルク伝達軸に加えられた回転トルクに応じ
    た前記磁性金属薄帯の磁気特性の変化を検出ヘッドで非
    接触検出するトルク検出装置において、前記磁性金属薄
    帯の固定された部分の回転トルクのみ選択的に検出する
    比較検出手段を設けたことを特徴とするトルク検出装置
JP322087A 1987-01-12 1987-01-12 トルク検出装置 Pending JPS63172932A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP322087A JPS63172932A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 トルク検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP322087A JPS63172932A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 トルク検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63172932A true JPS63172932A (ja) 1988-07-16

Family

ID=11551355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP322087A Pending JPS63172932A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 トルク検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63172932A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0330311A2 (en) * 1988-01-26 1989-08-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Torque detecting apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0330311A2 (en) * 1988-01-26 1989-08-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Torque detecting apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4357841B2 (ja) 磁気弾性トルクセンサー
EP0366217B1 (en) Torque sensor
EP0330311A2 (en) Torque detecting apparatus
EP0146382A2 (en) Torque sensor of noncontact type
JPS63172932A (ja) トルク検出装置
JPH01187425A (ja) 操舵軸用トルクセンサ
JPS5946526A (ja) 電磁ストレスセンサ
JP2005321272A (ja) 磁歪式トルクセンサ
JP2566640B2 (ja) トルク測定装置
JPS6050429A (ja) トルクセンサ
JP2563512B2 (ja) トルクセンサ
JP2540865B2 (ja) トルク検出装置
JPH1194658A (ja) トルクセンサ
JPS6161026A (ja) 軸トルク計
JP2560781B2 (ja) 歪検出装置
JPH0522858B2 (ja)
JPH03269330A (ja) トルクセンサ
JPS6142180A (ja) トルクセンサ
JPH02102427A (ja) トルク測定装置
JPH0522859B2 (ja)
JPH0257931A (ja) トルク検出装置
JPS63271130A (ja) トルク検出装置
JPS6320030B2 (ja)
JPH03282340A (ja) トルクセンサ
JPH01292226A (ja) トルク検出装置