JP2003194342A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

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JP2003194342A
JP2003194342A JP2001396379A JP2001396379A JP2003194342A JP 2003194342 A JP2003194342 A JP 2003194342A JP 2001396379 A JP2001396379 A JP 2001396379A JP 2001396379 A JP2001396379 A JP 2001396379A JP 2003194342 A JP2003194342 A JP 2003194342A
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JP
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battery
vaporizer
heater
motor
heating
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JP2001396379A
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English (en)
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Noriyuki Komeno
範幸 米野
Daisuke Betsusou
大介 別荘
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池を用いたコードレス暖房装置において、
電池のメモリ効果を防止する。 【解決手段】 燃料を気化させる気化器17と気化器1
7を加熱するヒーター18をもったバーナー19と、直
流モーター24で駆動される送風手段25と、電池26
と、電気抵抗発熱体32と直流電源27からなり、電池
26から電気抵抗発熱体32と直流モーター24に電流
を流し、電池26をほぼ完全に放電させた後、直流電源
27で電池26を充電する放電モードを持った構成によ
り、不完全な充放電を繰り返したときに放電モードを実
行することで電池のメモリ効果を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼熱を用いた暖
房装置、特に送風送風手段を有し、燃料を気化させて燃
焼させる強制対流型の暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の空気調和装置は、燃料の
気化や送風送風手段の駆動のため、室内のコンセントか
ら交流100Vを供給していた。近年、省エネルギーの
観点から、必要な時に必要な個所を暖房する個別暖房が
見直されている。特にユーザーからは、キッチンや脱衣
場で30分から1時間程度局所暖房をしたいというニー
ズが多い。これらの場所は、狭く移動が簡単にできる可
搬性が要求される。また人の動きも激しいことから床に
電源コードを這わせて運転することは、歩行中の転倒の
原因になる。またこれらの場所は多湿であり漏電の危険
がある。
【0003】そこで電源コードを省略した暖房機として
特開平6−196176号公報に示すように、燃料電池
を用いたものや、図11に示す、実開昭62−1717
56号公報のように熱電素子を用いたものが開示されて
いる。この暖房装置において、燃料タンク3から供給さ
れる燃料は調整弁2によって流量を制御され燃料燃焼用
リングバーナー1に供給される。燃焼ガスは熱風流路4
を通って上昇し、装置上部で冷風流路5を通ってきた冷
風と混合され吹出口6から温風となって出る。温風流路
には熱電素子7の温接点が配置され、冷風流路8には同
じく冷接点9が配置され、温接点と冷接点で発生した起
電力は、リード線にて流路外に取り出され電圧調整器1
1に入り、電圧を制御され直流電動機にて送風送風手段
の駆動エネルギーとして消費される。また、導電回路中
に電池10を併設することにより、余剰の電気エネルギ
ーは該電池に蓄電され、暖房装置使用の初期には電動機
12の初期駆動として使用される構成となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料電
池を用いた暖房装置は運転開始時のバックアップ用に大
容量の電池が必要であり、燃料電池のスタック等の重量
とあわせて。可搬性が課題となる。また、熱発電素子を
用いた上記従来の暖房装置では、熱発電素子による発電
量は10mV、5mA程度であるが、送風ファンを駆動
するだけの電力を得ようとすると、多くの熱電素子を用
いなければならず、装置が高コスト、大型化してしまい
一般家庭での用途には実用的でないという課題がある。
【0005】本発明は上記課題を解決するため、暖房装
置に電池を搭載し、電池の電力で、制御手段、送風手
段、送油ポンプ等の動作を行う構成とすることにより、
暖房装置のコードレスを実現するものであり、特に完全
充放電を行わない運転を頻繁に繰り返した場合の電池の
メモリー効果を防止し、本来の電池容量での長時間のコ
ードレス運転を可能とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の暖房装置は、使用者の選択、あるい
はマイクロコンピューターの指示により、電池を電気抵
抗発熱体やヒーター、送風手段に電流を流し完全充放電
後、充電する放電モードを取り付けたものでありる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる暖房装
置は、本体と、燃料を気化させる気化器と気化器を加熱
するヒーターを持ったバーナーと、直流モータで駆動さ
れる送風手段と、ニカド電池を組み合わせた電池と、放
熱フィンを持った電気抵抗発熱体と直流電源からなり、
電池から電気抵抗発熱体に電流を流し、電池をほぼ完全
に放電させた後、直流電源で電池を充電する放電モード
を持った構成としたものである。
【0008】上記構成により、例えば15分使用→充電
→15分使用→充電・・・の運転を30回程度繰り返し
た場合ニカド電池から取り出せる電池容量が減ってしま
う「メモリ効果」が起きる。しかし、使用者の選択、あ
るいはマイクロコンピューターの指示により、放電モー
ドを行うことで「メモリ効果」をなくすことができる。
【0009】本発明の請求項2にかかる暖房装置は、本
体と、燃料を気化させる気化器と気化器を加熱するヒー
ターをもったバーナーと、直流モータで駆動される送風
手段と、電池からなり、電池からヒーターに電流を流し
流し、電池を放電させた後、直流電源で電池を充電する
放電モードを持った構成としたものである。上記構成に
より、例えば15分使用→充電→15分使用→充電・・
・の運転を30回程度繰り返した場合ニカド電池から取
り出せる電池容量が減ってしまう「メモリ効果」が起き
る。しかし、使用者の選択、あるいはマイクロコンピュ
ーターの指示により、放電モードを行うことで「メモリ
効果」をなくすことができる。また、放電に気化器加熱
用ヒーターを用いることで放電用の特別の部品を用いる
ことが無く装置の軽量化が図れる。
【0010】本発明の請求項3にかかる暖房装置は、本
体と、燃料を気化させる気化器と気化器を加熱するヒー
ターをもったバーナーと、直流モータで駆動される送風
手段と、電池からなり、電池から直流モーターに電流を
流し、電池を放電させた後直流電源で電池を充電する放
電モードを持った構成としたものである。上記構成によ
り、例えば15分使用→充電→15分使用→充電・・・
の運転を30回程度繰り返した場合ニカド電池から取り
出せる電池容量が減ってしまう「メモリ効果」が起き
る。しかし、使用者の選択、あるいはマイクロコンピュ
ーターの指示により、放電モードを行うことで「メモリ
効果」をなくすことができる。また、放電に送風手段の
直流モーターを用いることで放電用の特別の部品を用い
ることが無く装置の軽量化が図れる。
【0011】本発明の請求項4にかかる暖房装置は、本
体と、燃料を気化させる気化器と気化器を加熱するヒー
ターをもったバーナーと、直流モータで駆動される送風
手段と、電池と、電気抵抗発熱体と、直流電源からな
り、電池から電気抵抗発熱体と送風手段に電流を流し、
電池を放電させた後、直流電源で電池を充電する放電モ
ードを持った構成としたものである。上記構成により、
例えば15分使用→充電→15分使用→充電・・・の運
転を30回程度繰り返した場合ニカド電池から取り出せ
る電池容量が減ってしまう「メモリ効果」が起きる。し
かし、使用者の選択、あるいはマイクロコンピューター
の指示により、放電モードを行うことで「メモリ効果」
をなくすことができる。また、放電時、送風手段を駆動
し電気抵抗発熱体に送風され、電気抵抗発熱体の放熱が
効率よく行われるので、電気抵抗発熱体の放熱用フィン
の小型化が図れる。
【0012】本発明の請求項5にかかる暖房装置は本体
と、燃料を気化させる気化器と気化器を加熱するヒータ
ーをもったバーナーと、直流モーターで駆動される送風
手段と、電池と、電気抵抗発熱体と直流電源からなり、
電池からヒーターと送風手段に電流を流し、電池を放電
させた後、直流電源で電池を充電する放電モードを持っ
た構成としたものである。上記構成により、例えば15
分使用→充電→15分使用→充電・・・の運転を30回
程度繰り返した場合ニカド電池から取り出せる電池容量
が減ってしまう「メモリ効果」が起きる。しかし、使用
者の選択、あるいはマイクロコンピューターの指示によ
り、放電モードを行うことで「メモリ効果」をなくすこ
とができる。また、放電時、ヒーターと送風手段を同時
に駆動するので気化器が冷却され、ヒーターの温度過昇
による断線を防止できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0014】(実施例1)図1は本発明の実施例1の暖
房装置の断面図、図2は実施例1の暖房装置の正面図、
図3は実施例1の暖房装置の放電モードを行う回路の回
路図、図4は放電モードのフローチャートである。
【0015】図1において、本体15内部には燃料を気
化させる金属繊維や無機多孔体体等の気化素子16を内
蔵した真鍮等からなる気化器17と気化器を加熱するシ
ーズヒーター等のヒーター18をもち、気化させた燃料
をノズルより噴出させ空気を巻き込んで混合気を形成す
るバーナー19と、気化器を断熱するセラミックファイ
バー等の断熱材20と、燃料タンク22と、燃料を気化
器に送る燃料ポンプ23と、直流モータ24で駆動され
るファン等の送風手段25と、ニカド電池を複数組み合
わせた電池26と、電池の電圧を検知する電池電圧検知
手段28と、送風路30中に置かれ放熱フィン31を持
った電気抵抗発熱体32と、交流100Vを変圧・整流
する直流電源27と、直流電源27で発生した電流を電
池26またはヒーター18、直流モーター24、燃料ポ
ンプ23、電気抵抗発熱体32に給電制御するリレー等
の電流制御手段28からなり、電流制御手段28はマイ
クロコンピューター29によって制御される構成となっ
ている。
【0016】本構成では、まず、直流電源27により電
池26に充電しておく。着火に先立っては気化器温度を
灯油を気化させるのに必要な270℃以上に予加熱する
必要がある。コードレス運転を行う場合は、着火に先立
ってヒーターに電力を600W入力し気化器を所定温度
T=270℃に達するまで(約150秒間)昇温させ
る。次に電池26からの電流で燃料ポンプ23を駆動さ
せ、270℃以上の気化器に燃料を供給、気化させた後
着火手段21でバーナーに着火させ、直流モーターを駆
動し温風を室内に送風、暖房する。コードレスファンヒ
ーターの使用者のニーズとしては短時間で暖房を終了
し、例えばキッチンから脱衣場に移動して使用する事要
望が多い。したがって15分使用→充電→15分使用→
充電・・・の運転が繰り返される可能性が有る。ニカド
電池は完全な放電をせずに充電を繰り返すと実際に取り
出せる容量が減ってしまう「メモリ効果」が起きる。そ
こで、図2に示すリフレッシュキー34、あるいは図
3、図4に示すようにマイコン29からの指示で放電モ
ードが開始される。マイクロコンピュータ29は電流制
御手段28のリレーRyを接続し電池から電気抵抗発熱
体32に電流を流す。そして電圧検知手段28の出力V
が設定値V1より小さくなった場合リレーRyを切断し
放電を終了させる。その後マイクロコンピュータの指示
で直流電源から電流を流し電池26を充電する。以上に
よって電池の「メモリ効果」を防止することができる。
なお、急激な放電を行うと電池温度が上昇したり可燃性
ガスが発生するので火気を使用する暖房機では、電池容
量がC(Ah)の場合、放電電流が0.4×C〜1.0
×C(A)となるように電気抵抗発熱体の抵抗値を設定
する。
【0017】また、電気抵抗発熱体のかわりに気化器1
7を加熱するヒーター18に電池電流を流し放電モード
を実行させても同様の効果が得られる。この場合ヒータ
ー18は600Wで抵抗値が0.24Ωと小さいため、
電池から放電電流が0.4×C〜1.0×C(A)とな
るよう電流制御手段を介し放電させる。以上の構成では
放電用の電気抵抗発熱体32やフィン31を用いること
が無く装置の軽量化が図れる。
【0018】(実施例2)図5は本発明の実施例2の暖
房装置の断面図、図6はは実施例2の暖房装置の放電モ
ードを行う回路の回路図、図7は放電モードのフローチ
ャートである。
【0019】図5において、本体15内部には燃料を気
化させる金属繊維や無機多孔体体等の気化素子16を内
蔵した真鍮等からなる気化器17と気化器を加熱するシ
ーズヒーター等のヒーター18をもち、気化させた燃料
をノズルより噴出させ空気を巻き込んで混合気を形成す
るバーナー19と、気化器を断熱するセラミックファイ
バー等の断熱材20と、燃料タンク22と、燃料を気化
器に送る燃料ポンプ23と、直流モータ24で駆動され
るファン等の送風手段25と、ニカド電池を複数組み合
わせた電池26と、電池の電圧を検知する電池電圧検知
手段28と、交流100Vを変圧・整流する直流電源2
7と、直流電源27で発生した電流を電池26またはヒ
ーター18、直流モーター24、燃料ポンプ23、に給
電制御するリレー等の電流制御手段28からなり、電流
制御手段28はマイクロコンピューター29によって制
御される構成となっている。
【0020】本構成では、まず、直流電源27により電
池26に充電しておく。着火に先立っては気化器温度を
灯油を気化させるのに必要な270℃以上に予加熱する
必要がある。コードレス運転を行う場合は、着火に先立
ってヒーターに電力を600W入力し気化器を所定温度
T=270℃に達するまで(約150秒間)昇温させ
る。次に電池26からの電流で燃料ポンプ23を駆動さ
せ、270℃以上の気化器に燃料を供給、気化させた後
着火手段21でバーナーに着火させ、直流モーターを駆
動し温風を室内に送風、暖房する。コードレスファンヒ
ーターの使用者のニーズとしては短時間で暖房を終了
し、例えばキッチンから脱衣場に移動して使用する事要
望が多い。したがって15分使用→充電→15分使用→
充電・・・の運転が繰り返される可能性が有る。ニカド
電池は完全な放電をせずに充電を繰り返すと実際に取り
出せる容量が減ってしまう「メモリ効果」が起きる。そ
こで、リフレッシュキー34、あるいは図5、図6に示
すようにマイコン29からの指示で放電モードが開始さ
れる。マイクロコンピュータ29は電流制御手段28の
リレーRyを接続し電池から送風手段32の直流モータ
ー24に電流を流す。そして電圧検知手段28の出力V
が設定値V1より小さくなった場合リレーRyを切断し
放電を終了させる。その後マイクロコンピュータの指示
で直流電源から電流を流し電池26を充電する。以上に
よって電池の「メモリ効果」を防止することができる。
なお、急激な放電を行うと電池温度が上昇したり可燃性
ガスが発生するので火気を使用する暖房機では、電池容
量がC(Ah)の場合、放電電流が0.4×C〜1.0
×C(A)となるように直流モーターの回転数を制御す
る。
【0021】(実施例3)図8は本発明の実施例3の暖
房装置の断面図、図9はは実施例3の暖房装置の放電モ
ードを行う回路の回路図、図10は放電モードのフロー
チャートである。
【0022】図8において、本体15内部には燃料を気
化させる金属繊維や無機多孔体体等の気化素子16を内
蔵した真鍮等からなる気化器17と気化器を加熱するシ
ーズヒーター等のヒーター18をもち、気化させた燃料
をノズルより噴出させ空気を巻き込んで混合気を形成す
るバーナー19と、気化器を断熱するセラミックファイ
バー等の断熱材20と、燃料タンク22と、燃料を気化
器に送る燃料ポンプ23と、直流モータ24で駆動され
るファン等の送風手段25と、ニカド電池を複数組み合
わせた電池26と、電池の電圧を検知する電池電圧検知
手段28と、送風路30中に置かれ放熱フィン31を持
った電気抵抗発熱体32と、交流100Vを変圧・整流
する直流電源27と、直流電源27で発生した電流を電
池26またはヒーター18、直流モーター24、燃料ポ
ンプ23、電気抵抗発熱体32に給電制御するリレー等
の電流制御手段28からなり、電流制御手段28はマイ
クロコンピューター29によって制御される構成となっ
ている。
【0023】本構成では、まず、直流電源27により電
池26に充電しておく。着火に先立っては気化器温度を
灯油を気化させるのに必要な270℃以上に予加熱する
必要がある。コードレス運転を行う場合は、着火に先立
ってヒーターに電力を600W入力し気化器を所定温度
T=270℃に達するまで(約150秒間)昇温させ
る。次に電池26からの電流で燃料ポンプ23を駆動さ
せ、270℃以上の気化器に燃料を供給、気化させた後
着火手段21でバーナーに着火させ、直流モーターを駆
動し温風を室内に送風、暖房する。コードレスファンヒ
ーターの使用者のニーズとしては短時間で暖房を終了
し、例えばキッチンから脱衣場に移動して使用する事要
望が多い。したがって15分使用→充電→15分使用→
充電・・・の運転が繰り返される可能性が有る。ニカド
電池は完全な放電をせずに充電を繰り返すと実際に取り
出せる容量が減ってしまう「メモリ効果」が起きる。そ
こで、リフレッシュキー34、あるいは図5、図6に示
すようにマイコン29からの指示で放電モードが開始さ
れる。マイクロコンピュータ29は電流制御手段28の
リレーRy1、Ry2を接続し電池から電気抵抗発熱体
32および送風手段32の直流モーター24に電流を流
す。そして電圧検知手段28の出力Vが設定値V1より
小さくなった場合リレーRyを切断し放電を終了させ
る。その後マイクロコンピュータの指示で直流電源から
電流を流し電池26を充電する。以上によって電池の
「メモリ効果」を防止することができる。また、放電
時、送風手段を駆動し電気抵抗発熱体に送風され、電気
抵抗発熱体の放熱が効率よく行われるので、電気抵抗発
熱体の放熱用フィンの小型化が図れる。なお、急激な放
電を行うと電池温度が上昇したり可燃性ガスが発生する
ので火気を使用する暖房機では、電池容量がC(Ah)
の場合、放電電流が0.4×C〜1.0×C(A)とな
るように電気抵抗発熱体32の抵抗値を設定し直流モー
ターの回転数を制御する。また、放電時、送風手段を駆
動し電気抵抗発熱体に送風され、電気抵抗発熱体の放熱
が効率よく行われるので、電気抵抗発熱体の放熱用フィ
ンの小型化が図れる。
【0024】また、電気抵抗発熱体のかわりに気化器1
7を加熱するヒーター18に電池電流を流し放電モード
を実行させても同様の効果が得られる。この場合ヒータ
ー18は600Wで抵抗値が0.24Ωと小さいため、
電池から放電電流が0.4×C〜1.0×C(A)とな
るよう電流制御手段を介し放電させる。以上の構成では
放電用の電気抵抗発熱体32やフィン31を用いること
が無く装置の軽量化が図れる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1な
いし請求項5記載の発明によれば、電池から電気抵抗発
熱体あるいは、気化器を加熱するヒーターあるいは、直
流モーターに電流を流し、電池をほぼ完全に放電させた
後、直流電源で電池を充電する放電モードを持った構成
によりニカド電池から取り出せる電池容量が減ってしま
う「メモリ効果」を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における暖房装置の断面図
【図2】本発明の実施例1の暖房装置の正面図
【図3】本発明の実施例1の暖房装置の放電モードを行
う回路の回路図
【図4】本発明の実施例1の暖房装置の放電モードのフ
ローチャート
【図5】実施例2実施例2の暖房装置の断面図
【図6】本発明の実施例2の暖房装置の放電モードを行
う回路の回路図
【図7】本発明の実施例2の暖房装置の放電モードのフ
ローチャート
【図8】本発明の実施例3の暖房装置の断面図
【図9】本発明の実施例3の暖房装置の放電モードを行
う回路の回路図
【図10】本発明の実施例3の暖房装置の放電モードの
フローチャート
【図11】従来の暖房装置の断面図
【符号の説明】
15 本体 17 気化器 18 ヒーター 19 バーナー 24 直流モーター 25 送風手段 26 電池 27 直流電源 32 電気抵抗発熱体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、燃料を気化させる気化器と気化
    器を加熱するヒーターをもったバーナーと、直流モータ
    で駆動される送風手段と、電池と、電気抵抗発熱体と直
    流電源からなり、電池から電気抵抗発熱体に電流を流
    し、電池を放電させた後、直流電源で電池を充電する放
    電モードを持つことを特徴とする暖房装置。
  2. 【請求項2】 本体と、燃料を気化させる気化器と気化
    器を加熱するヒーターをもったバーナーと、直流モータ
    で駆動される送風手段と、電池からなり、電池からヒー
    ターに電流を流し流し、電池を放電させた後、直流電源
    で電池を充電する放電モードを持つことを特徴とする暖
    房装置。
  3. 【請求項3】 本体と、燃料を気化させる気化器と気化
    器を加熱するヒーターをもったバーナーと、直流モータ
    で駆動される送風手段と、電池からなり、電池から直流
    モーターに電流を流し、電池を放電させた後直流電源で
    電池を充電する放電モードを持つことを特徴とする暖房
    装置。
  4. 【請求項4】 本体と、燃料を気化させる気化器と気化
    器を加熱するヒーターをもったバーナーと、直流モータ
    で駆動される送風手段と、電池と、電気抵抗発熱体と、
    直流電源からなり、電池から電気抵抗発熱体と送風手段
    に電流を流し、電池を放電させた後、直流電源で電池を
    充電する放電モードを持つことを特徴とする暖房装置。
  5. 【請求項5】 本体と、燃料を気化させる気化器と気化
    器を加熱するヒーターをもったバーナーと、直流モータ
    で駆動される送風手段と、電池と、電気抵抗発熱体と直
    流電源からなり、電池からヒーターと送風手段に電流を
    流し、電池を放電させた後、直流電源で電池を充電する
    放電モードを持つことを特徴とする暖房装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105114992A (zh) * 2015-09-30 2015-12-02 中国人民解放军总后勤部建筑工程研究所 一种野营燃油取暖炉

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105114992A (zh) * 2015-09-30 2015-12-02 中国人民解放军总后勤部建筑工程研究所 一种野营燃油取暖炉

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