JP2003194283A - 外付けオリフィス装置 - Google Patents
外付けオリフィス装置Info
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- JP2003194283A JP2003194283A JP2001399324A JP2001399324A JP2003194283A JP 2003194283 A JP2003194283 A JP 2003194283A JP 2001399324 A JP2001399324 A JP 2001399324A JP 2001399324 A JP2001399324 A JP 2001399324A JP 2003194283 A JP2003194283 A JP 2003194283A
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Abstract
して外付けとされるためにメンテナンスが容易であり、
しかもパーツ数が少なく、コンパクトに構成できて設置
に場所を取らず、残渣が貯まりにくく、他の薬液等を同
じラインに流す場合の薬液置換特性がよく、コスト的に
も有利な外付けオリフィス装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】両端に継手構造を設けたチューブ1内にオ
リフィス2を装填して成る。好ましくは、前記オリフィ
ス2が、断面がバルブ記号形状であって、中心に細いオ
リフィス孔2aを設けたものとする。前記チューブ1の
内壁とオリフィス2の周面との間の流体シールは、Oリ
ングにて行なう場合と、前記チューブ1の内壁とオリフ
ィス2の周面とを溶着することによって行なう場合とが
ある。
Description
置、より詳細には、例えば、半導体製造工程において用
いられる高純度薬品の流量調整のため、その他種々の流
体の流量調整のために、その流路中において圧力調整弁
及び流量調整弁の外部に配置される外付けオリフィス装
置に関するものである。
来は主に、オリフィス装置を圧力調整弁及び流量調整弁
に対して外付けして用いたり、オリフィス装置を内蔵し
た圧力調整弁を用いたりしていた。基本的に圧力調整弁
は、一次側の圧力及び流量が変動している際に、二次側
の圧力及び流量を一定にする機能を果たすものである。
また、圧力調整弁及び流量調整弁の二次側に負荷(固定
オリフィスや可変オリフィス(ニードル))を設定する
ことにより、安定した流量を二次側に供給することがで
きる。
を、エアー駆動の場合はパイロット圧を調整し、更には
二次側の固定オリフィスを交換したり、ニードルバルブ
を調整したりすることにより、流量範囲を変えることが
できる。
流量設定したとしても、その設定が変わってしまい安定
しないため、一般的には、二次側の負荷として固定オリ
フィスが使用されることが多い。固定オリフィスを用い
る場合は上述したように、スペースをセーブするために
本体に内蔵する場合と、メンテナンスの簡略化のため
に、装置に外付けする場合の二通りがある。
は、所望の流量を予め設定して内蔵するため、スペース
をセーブするこはできるが、設計変更などへの対応が難
しい問題がある。また、止む無くメンテナンスをする際
は、装置からオリフィス内蔵タイプの圧力調整弁及び流
量調整弁を取り出さなくてはならず、また、圧力調整弁
及び流量調整弁自体を解体せざるを得ず、非常に手間が
かかっていた。
ンテナンスの簡略化は計れるものの、外付けオリフィス
自体が大きいため装置の肥大化を招いていた。即ち、図
4はその場合の構成を示すもので、そこにおけるオリフ
ィスブロック31は、その上流側に、両端に継手を有す
る連結用チューブ32を介してレギュレータ33が接続
され、また、その下流側に、両端に継手を有する連結用
チューブ34を介してエアーオペレートバルブ35が接
続される構成となるため、多くのスペースが必要となる
のである。
め、オリフィスブロック自体に耐薬品性を持たせなけれ
ばならず、高価で特殊な耐薬品性のある材料で構成する
必要があり、その分コストアップは避けられないもので
あった。
交換することが考えられる。その場合は、配管を変える
だけなのでメンテナンスが容易になるが、外付けオリフ
ィスを何個も持つことは非経済的であるところから、外
付けオリフィス内のオリフィスのみの交換を行っている
のが現状である。
においても内蔵タイプにおいても、孔径を絞ったオリフ
ィス孔37を設けたオリフィス板36が、流れの方向に
対して直角に配置されるため(図5、図6)、ボディの
内壁とオリフィス板のオリフィス孔周縁との間に、流体
中の塵埃等の不純物38が塞き止められて堆積しやすく
(図6参照)、これが液溜りの原因となっていた。
従来技術における問題点を解決するためになされたもの
で、オリフィス部が圧力調整弁及び流量調整弁に対して
外付けとされるためにメンテナンスが容易であり、しか
もパーツ数が少なく、コンパクトに構成できて設置に場
所を取らず、残渣が貯まりにくく、他の薬液等を同じラ
インに流す場合の薬液置換特性がよく、コスト的にも有
利な外付けオリフィス装置を提供することを課題とす
る。
造を設けたチューブ内にオリフィスを装填して成る外付
けオリフィス装置、を以て上記課題を解決した。
ルブ記号形状であって、中心に細いオリフィス孔を設け
たものとする。前記チューブの内壁とオリフィスの周面
との間の流体シールは、Oリングにて行なう場合と、前
記チューブの内壁とオリフィスの周面とを溶着すること
によって行なう場合とがあり、また、前記チューブ内に
おけオリフィスの移動を防止するための手段として、上
記溶着の外に前記チューブをU字状のプラスチックで挟
持する方法や、前記チューブ内に筒状スペーサを挿入す
る方法が考えられる。
置は、両端に継手構造を設けたチューブ内にオリフィス
を装填したものであり、これには、図1及び図2に示す
ように種々の構成が考えられる。
内填したチューブ1の両端部内にリング3を嵌め入れ、
その状態で両端部をナット4内に収めて係止させてい
る。この場合、チューブ1内においてオリフィス2が移
動することを防止するため、通例プラスチック製のU字
状クリップ5で、チューブ1の上からオリフィス2を挟
んで強圧する。
面が三角形の頂点同士を突き合わせたバルブ記号形状で
あって、その中心に細いオリフィス孔2aが形成された
ものであることが好ましい(図1(D)参照)。この形
状の場合、流れを受けるオリフィス2の面全体が、流れ
の方向に対して傾斜しているため、チューブ1の内壁か
らオリフィス2にかけて、不純物が貯まる虞がない。
おけるオリフィス2の移動防止手段として、クリップ5
の代わりに、オリフィス2と一方のリング3との間に、
筒状スペーサ6を装入したものである。
面とチューブ1内面との間の流体シールは、オリフィス
1に嵌め付けられるOリングによって行われるが、この
流体シールを、Oリングを用いることなく、オリフィス
2の外周面をチューブ1に溶着することによって達成す
ることもできる(図1(C)、図中×印は溶着部分を示
している。)。この場合は、溶着部7において流体シー
ルが達成されると同時に、オリフィス2のチューブ1内
における固定が行われる。
音波溶着機などを使って行うことができる。また、チュ
ーブ1として、熱可塑性のあるもの(フッ素樹脂であれ
ばPFAなど)を用いれば、オリフィス2を挿入した
後、オリフィス2のある部分のみ加熱することにより、
その部分を溶融して、溶着することが可能となる。
すものを一歩進め、オリフィス2の外周面に突条8を周
設し、これをチューブ1の内周面に喰い込ませるように
したものである。この場合、流体シールは一層完全なも
のとなる。
を、ナット9とこれにネジ込まれる継手10のオネジ筒
部11との間に挟持させたもので、チューブ1内におけ
るオリフィス2の移動防止手段として、図1(A)と同
一のクリップ5を用いている。図示していないが、オリ
フィス2の移動防止手段及び流体シール手段として、図
1(B)〜(D)に示す他の例のものを、この場合にも
採用することができる。
導体製造工程において用いられる高純度薬品のように、
流量調整が必要な流体の回路中において、圧力調整弁及
び流量調整弁21の下流側に外付けされて用いられる。
その取り付けは、チューブ1の両端に構成される継手構
造(ナット4、継手10)を介して行われる(図3参
照)。
動操作タイプのものと、エアー操作タイプのものとがあ
るが、本発明に係るオリフィス装置は、いずれのタイプ
にも使用可能であることは言うまでもない。
ィス部がチューブに内蔵された構造となっているため、
従来のように外付けオリフィス用のブロックやその他の
部材が必要とならず、パーツ数が少ないためにコンパク
トであると共に廉価であり、特に請求項4に記載の発明
においては、事実上チューブにオリフィス部を追加する
だけで構成できるので、一層コストダウンとなる。
は必要であるところ、本発明に係る装置はチューブ部分
を含んでいるため、外付けオリフィスであるにも拘ら
ず、内蔵タイプと同じ位の設置スペースがあれば足り、
省スペース化に資するものである。
などは、直接薬品に触れないので、耐薬品性を考慮する
ことなく、廉価な汎用の樹脂製とすることができ、外付
けオリフィスの最大のコストアップ要因であった耐薬品
性を有するオリフィスブロックを用いないことと相俟っ
て、コストダウンを図ることができる。また、ローコス
トとなったために、外付けオリフィス自体を何種類と持
つことが不経済ではなくなり、交換作業としては、外付
けオリフィス本体をそのまま交換すればよいので、従来
問題であったオリフィスを取り出してオリフィスのみを
交換する手間が省ける。
異なる構成を示す縦断面図である。
る構成を示す縦断面図である。
込み例を示す図である。
を示す図である。
る。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 両端に継手構造を設けたチューブ内にオ
リフィスを装填して成る外付けオリフィス装置。 - 【請求項2】 前記オリフィスが、断面がバルブ記号形
状であって、中心に細いオリフィス孔を設けたものであ
る請求項1に記載の外付けオリフィス装置。 - 【請求項3】 前記チューブの内壁とオリフィスの周面
との間の流体シールを、Oリングにて行なう請求項1又
は2に記載の外付けオリフィス装置。 - 【請求項4】 前記チューブの内壁とオリフィスの周面
との間の流体シールを、前記チューブの内壁とオリフィ
スの周面とを溶着することによって行なう請求項1又は
2に記載の外付けオリフィス装置。 - 【請求項5】 前記チューブ内におけオリフィスの移動
を防止するために、前記チューブを外側からU字状のク
リップで挟持する請求項3に記載の外付けオリフィス装
置。 - 【請求項6】 前記チューブ内におけオリフィスの移動
を防止するために、前記チューブ内に筒状スペーサを挿
入する請求項3に記載の外付けオリフィス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001399324A JP2003194283A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 外付けオリフィス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001399324A JP2003194283A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 外付けオリフィス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003194283A true JP2003194283A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=27604411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001399324A Pending JP2003194283A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 外付けオリフィス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003194283A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN104487751A (zh) * | 2012-07-13 | 2015-04-01 | Smc株式会社 | 管接头 |
US11098931B2 (en) | 2007-05-30 | 2021-08-24 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Pulse tube refrigerating machine |
-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001399324A patent/JP2003194283A/ja active Pending
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US10151416B2 (en) | 2012-07-13 | 2018-12-11 | Smc Kabushiki Kaisha | Pipe joint |
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