JP2003194250A - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

Info

Publication number
JP2003194250A
JP2003194250A JP2001397824A JP2001397824A JP2003194250A JP 2003194250 A JP2003194250 A JP 2003194250A JP 2001397824 A JP2001397824 A JP 2001397824A JP 2001397824 A JP2001397824 A JP 2001397824A JP 2003194250 A JP2003194250 A JP 2003194250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
stem
guide
valve
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001397824A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
口 寛 山
Shinji Kasai
西 慎 二 葛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP2001397824A priority Critical patent/JP2003194250A/ja
Publication of JP2003194250A publication Critical patent/JP2003194250A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ステムや筒状ガイドなどに偏磨耗が生じること
を防止し、さらにステムに取り付けられた弁体が常に、
安定した姿勢で弁座に着座することができ、弁開閉の応
答性が良好で、さらにはコスト低減にも寄与する流量制
御弁を提供する。 【解決手段】それ自身回転不能で軸方向にのみ移動可能
な筒状ガイド56と、ステム44とをそれぞれ別体で形
成し、これらを連結ピン62で連結するにあたり、ピン
62とステム44との間にクリアランスを設けたことを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流量を調整
するために用いられる電動比例弁などの流量制御弁に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流量制御弁100では、
例えば、図7に示したように、モータMからの駆動力
が、回転力としてスピンドル102に伝達されると、こ
のスピンドル102が回転されるとともに、このスピン
ドル102の回転力は、スピンドル102の外周面に螺
子結合された筒状ガイド106に伝達される。この筒状
ガイド106は、ボンネット部材108のスピンドル収
容孔110内に遊嵌されているが、底部外周面に設けら
れた直線状突起112がボンネット部材108のスピン
ドル収容孔110に連通して形成された細幅の案内溝1
14内に差し込まれているため、スピンドル102から
回転力を受けても、それ自身は回転することができな
い。したがって、筒状ガイド106は、スピンドル収容
孔110内で軸方向にのみ移動することが可能にされて
いる。
【0003】したがって、このような流量制御弁100
では、モータMの回転駆動力により、スピンドル102
が回転されると、その力に基いて筒状ガイド106が軸
方向に移動し、これに伴ってステム116が軸方向に移
動されることにより、ステム116の先端に取り付けら
れた弁体118と弁座120との間の弁操作が行なわれ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の流量制御弁100では、ステム116と筒状ガイ
ド106とは、一体物から削り出し加工により形成され
ていた。しかしながら、このように長尺物が加工される
と、ステム116と筒状ガイド106との間の軸芯にず
れが生じ易くなる。仮に、このような軸芯にずれが生じ
てしまうと、筒状ガイド106が移動する際の摺動抵抗
が大きくなって、筒状ガイド106の内外の周面、ある
いはステム116の外周面などに偏磨耗が生じるという
問題があった。また、軸芯のずれた流量制御弁が長期間
使用されると、場合によっては、弁体118の弁座12
0への当りがうまく噛み合わないため、弁開閉の応答性
が悪くなるという問題があった。さらに、従来の流量制
御弁では、一体構造の筒状ガイドとステムとの削り出し
加工に精密さが求められるため、コスト高になるという
問題があった。
【0005】本発明はこのような実情に鑑み、ステムや
筒状ガイドなどに偏磨耗が生じることを防止し、さらに
ステムに取り付けられた弁体が常に、安定した姿勢で弁
座に着座することができ、弁開閉の応答性が良好で、さ
らにはコスト低減にも寄与する流量制御弁を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る流量制御弁は、軸方向に貫通してスピン
ドル収容孔が形成されるとともに、このスピンドル収容
孔の一端開口側に連続して、該スピンドル収容孔を横断
する案内溝が形成されたボンネット部材と、前記ボンネ
ット部材の前記スピンドル収容孔内に軸方向には移動不
能に径方向には回転可能に収容されるとともに、軸部の
外周面に雄螺子が形成されたスピンドルと、前記ボンネ
ット部材と前記スピンドルとの間に介装され、筒部の内
周面に雌螺子が形成されるとともに、径方向にはピン挿
入孔が軸方向にはステム挿入孔がそれぞれ貫通して形成
された筒状ガイドと、前記筒状ガイドの前記ピン挿入孔
内に挿入され、両端部が前記スピンドル収容孔を横断し
て形成された前記案内溝内に配置されることにより、前
記筒状ガイドを前記スピンドル収容孔内で回転不能に支
持する連結ピンと、前記筒状ガイドの前記ピン挿入孔内
に挿入された別体の前記連結ピンにより前記筒状ガイド
に一体的に支持されるステムと、前記スピンドルの外周
面に形成された雄螺子と前記筒状ガイドの内周面に形成
された雌螺子との間に構成され、モータからの回転力が
前記スピンドルに加えられたときに、このスピンドルの
回転運動を、直線運動に変換して前記筒状ガイドに伝達
する力変換手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】このような構成による本発明によれば、筒
状ガイドとステムとが予め別体で形成され、これらが連
結ピンを介して一体的に取り付けられているため、加工
費が安くなる。また、前記筒状ガイドに形成された前記
ステム挿入孔の径は、前記連結ピンの径より若干大きく
設定され、前記ステムが前記筒状ガイドに対して揺動可
能に支持されていることが好ましい。
【0008】このような構成であれば、ステムを直線的
に移動させるときに、このステムを若干揺動させながら
移動させることができるので、筒状ガイドやステムなど
に無理な力が作用することはい。したがって、筒状ガイ
ドやステムの摺動部などにおける偏磨耗を防止すること
ができ、また常に安定した姿勢で弁体による弁操作を行
なうことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(実施例)について説明する。図1は、本
発明の流体制御弁の縦断面図、図2は、右側半分は弁閉
状態を左側半分は弁開状態を示している図1の部分拡大
断面図で、図3は、図1の部分拡大断面図、図4は、図
1のA−A線での断面図、図5は、本発明の流体制御弁
の弁閉状態の縦断面図、図6は、本発明の流体制御弁の
弁開状態の縦断面図である。
【0010】図1に示したように、この流体制御弁1
は、弁本体2と、弁本体2の上部に一体的に固着され弁
駆動部4の一部を構成するステッピングモータMとから
構成されている。そして、弁本体2の内部に、弁座6を
備えた弁室8が設けられている。また、弁本体2の左右
両端側には、流体の流入管10と流出管12をそれぞれ
接続する接続部14、16が設けられている。
【0011】また、弁本体2の上部の弁駆動部4との間
の連結部分11の開口部18に形成されたフランジ部2
0には、ベローズ弁22が嵌着されている。このベロー
ズ弁22は、弁体基端部24と、この弁体基端部24の
下方に一体的に連結された伸縮自在に構成された弁室と
外部とを遮断するためのベローズ26と、このベローズ
26の下端に一定的に連結され弁座6に対して離接可能
な弁体28とから構成されている。
【0012】ベローズ弁22の弁体基端部24の上縁部
24aは、フランジ部20の上面20aに当接するとと
もに、図2および図3に示したように、連結部分11に
形成されたフランジ部20に当接する弁体基端部24の
当接面24bには、断面略三角形状の環状のビード30
が突設されている。このベローズ弁22の弁体基端部2
4の中央の開口部24cには、ロッドガイド部材32の
円筒形状のロッド案内部34が挿通されている。ロッド
ガイド部材32の基端部36には、その外周壁が内方に
傾斜するテーパー面38を備えている。
【0013】また、ロッドガイド部材32の基端部36
には、ベローズ26の内部の空気を逃すための逃し孔4
0が、ロッド案内部34の外周に沿って複数個形成され
ている。また、ロッドガイド部材32の中央の開口部3
2aには、上下に摺動可能にステム44が挿通されると
ともに、その下端部44aがベローズ弁22の弁体28
に螺着されて、抜け止め防止用ナット46で固定されて
いる。
【0014】このロッドガイド部材32の外周壁のテー
パー面38と、弁本体2の上部の弁駆動部4との間の連
結部分11の開口部18の内周壁18bとの間には、O
リングシール部材42が介装されている。そして、弁本
体2の上部の弁駆動部4との間の連結部分11の開口部
18の上端部18aには、弁駆動部4の一部を構成する
ボンネット部材48が固定されるようになっている。ボ
ンネット部材48には、軸方向に貫通して、スピンドル
収容孔48eが形成され、このスピンドル収容孔48e
に、スピンドル52が収容されている。
【0015】このボンネット部材48の下端部48cに
は、側方フランジ48dが形成されているとともに、開
口部18の上端部18aよりも下方に位置するように押
圧部54が形成されている。このように構成することに
よって、図3に示したように、側方フランジ48dに形
成された螺子孔に螺子ボルトを締め付けて、ボンネット
部材48を開口部18の上端部18aに固定した際に、
ボンネット部材48の下端部48cの押圧部54によっ
て、ロッドガイド部材32が下方に押圧されることにな
る。
【0016】これによって、ロッドガイド部材32を介
して、ベローズ26の弁体基端部24の上縁部24aの
当接面24bが、連結部分11の開口部18のフランジ
部20の上面20aに押圧されることになる。そして、
弁体基端部24の当接面24bに突設されたビード30
が押し潰されて、図3の矢印Bで示したように、連結部
分11の開口部18のフランジ部20と弁体基端部24
との間をシールするように構成されている。
【0017】また、前述したようにボンネット部材48
で締結した際に、ロッドガイド部材32の外周壁のテー
パー面38によって、Oリングシール部材42が、ベロ
ーズ26の弁体基端部24と、連結部分11の開口部1
8の内周壁18bとに対してそれぞれ圧接されて、これ
らの間でシール性を付与するように構成されている(図
3の矢印C、D参照)。
【0018】従って、これらの間でシール性を付与する
ので、二重のシール構造となり、連結部分11と弁体基
端部24との間において、極めて優れたシール性を確保
することができる。また、このビード30によるシール
性が確保されるとともに、使用中における高温や、圧力
の影響によるクリープ現象によって、また経時変化によ
って、ビード30の塑性変形が生じても、上記の二重の
シール構造によってシール性が十分確保されているの
で、流体が外部に漏洩することがないようになってい
る。
【0019】この場合、テーパー面38のテーパー角度
αとしては、このようなシール効果を考慮すれば、45
°に設定するのが望ましい。また、弁本体2、ベローズ
26、ロッドガイド部材32、およびボンネット部材4
8としては、半導体装置のための純水、薬液などに使用
される場合を考慮すれば、合成樹脂、特に、例えば、ポ
リテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオ
ロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重
合体(PFA)などのフッ素樹脂や、ポリフェニレンス
ルフィド(PPS)ポリエーテルエーテルケトン(PE
EK)などのエンジニアリングプラスチックを使用する
のが好ましいが、特に限定されるものではない。
【0020】一方、弁駆動部4のボンネット部材48の
上方には、ステッピングモータMが配置されており、こ
のステッピングモータMの回転軸50には、雌のセレー
ション51が形成されており、このセレーション51
に、弁駆動部4のスピンドル52の上端の雄のセレーシ
ョン53が嵌合されるようになっている。スピンドル5
2は、止輪部材55によって、ボンネット部材48の上
端の固定部材57の開口部59に装着された軸受け60
に回転可能に挿着固定されている。そして、スピンドル
52の軸受け部52aと止輪部材55によって、スピン
ドル52は上下方向には移動できないように構成されて
いる。
【0021】また、スピンドル52の下方部の外周に
は、雄螺子52bが形成されており、この雄螺子52b
が、スピンドルの外周に挿着された筒状ガイド56の内
周に形成された雌螺子58と螺合するようになってい
る。図3および図4に示したように、筒状ガイド56の
下端部には、径方向にピン挿入孔67が形成されてお
り、このピン挿入孔67と、ステム44の上端部に形成
されたピン挿入孔44bとの間に、連結ピン62を挿通
するようになっている。そして、図4に示したように、
連結ピン62の両端64を、ボンネット部材48の下方
に形成された縦方向の案内溝66に沿って配置し、筒状
ガイド56およびこれに連結されたステム44が、上下
動可能に摺動するように装着されている。これによっ
て、筒状ガイド56とステム44とが連動して、案内溝
66に沿って上下動可能にされている。
【0022】なお、この場合、筒状ガイド56のピン挿
入孔67およびステム挿入孔61と、ステム44の上端
部のピン挿入孔44bと、連結ピン62との間には、ク
リアランスが設けられている。すなわち、連結ピン62
により筒状ガイド56内に支持されたステム44は、軸
方向に移動する際に、若干、頭部が揺動できるように設
定されている。具体的には、筒状ガイド56の軸方向に
形成されたステム挿入孔61の大きさは、ステム44の
直径より若干大きく形成され、その開口端縁近傍61a
は、ステム44の頭部の形状に対応してテーパ状に形成
されている。また、ステム44のピン挿入孔44bの径
は、連結ピン62の径より、若干大きく形成されてい
る。
【0023】さらに、ボンネット部材48の壁部48a
および固定部材57にはそれぞれ、ロッドガイド部材3
2の基端部36に形成された、ベローズ26の内部の空
気を逃すための逃し孔40と案内溝66を介して連通す
る、縦方向に貫通する逃し孔48b、56bが形成され
ている。これらの逃し孔40、48b、56bによっ
て、ベローズ弁22が上下動した際に、ベローズ26内
の空気が外部から導入、排出されることによって、ベロ
ーズ弁22の作動がスムーズに行えるように構成されて
いる。
【0024】このように構成することによって、ステッ
ピングモータMの回転軸50の回転が、回転軸50に形
成された雌のセレーション51とスピンドル52の上端
の雄のセレーション53との間の嵌合によって、直接ス
ピンドル52に伝達される。そして、スピンドル52に
伝達された回転は、スピンドル52は上下方向には移動
できないように構成されているので、スピンドル52の
下方部の外周の雄螺子52bと筒状ガイド56の内周に
形成された雌螺子58と螺合によって、筒状ガイド56
の上下方向の移動に変換される。
【0025】そして、筒状ガイド56の上下方向の移動
は、連結ピン62を介して、ステム44に伝達され、連
結ピン62の両端64が、ボンネット部材48の下方に
形成された縦方向の案内溝66に沿って、上下動可能に
摺動することによって、筒状ガイド56とステム44と
が連動して、案内溝66に沿って上下動可能なようにさ
れている。
【0026】これによって、ステム44が下方に移動し
た際には、図5に示したように、ステム44の下端部4
4aに固定されたベローズ弁22の弁体28が下方に移
動して、弁室8の弁座6に着座して弁閉状態となるよう
になっている。また、逆に、ステム44が上方に移動し
た際には、図6に示したように、ステム44の下端部4
4aに固定されたベローズ弁22の弁体28が上方に移
動して、弁開状態となるようになっている。
【0027】このように、ステッピングモータMの回転
軸50の回転が、回転軸50に形成された雌のセレーシ
ョン51とスピンドル52の上端の雄のセレーション5
3との間の嵌合によって、直接スピンドル52に伝達さ
れるとともに、スピンドル52は上下方向には移動でき
ないように構成されているので、セレーションの同士の
嵌合長さが変化しない、すなわちセレーションの接触面
積が常に同じであるので、安定した回転伝達力を得るこ
とができる。
【0028】また、このようにセレーションが上下に移
動しないので、セレーションの間の磨耗損傷がなく、耐
磨耗性が向上することになる。また、セレーションが上
下に移動しないので、弁のストロークを大きくすること
ができ、流体の流量の制御範囲を拡大することができ
る。さらに、スピンドル52が上下に移動しないので、
スピンドル52の下方部の外周の雄螺子52bと筒状ガ
イド56の内周に形成された雌螺子58から形成される
送り螺子部にゴミが侵入するおそれがない。
【0029】また、筒状ガイド56のピン挿入孔67
と、ステム44の上端部のピン挿入孔44bと、連結ピ
ン62との間には、クリアランスが設けられているの
で、作動時に、スピンドル52、筒状ガイド56、ステ
ム44などの嵌合により、芯ずれが発生したとしても、
ステム44がX−Y方向に自由に移動できる、すなわ
ち、首振り機構として機能するので、X−Y方向に筒状
ガイド56を介して上下にスムーズに移動することがで
き、筒状ガイド56、ステム44などが磨耗損傷するこ
となく、円滑な弁の作動を確保することができる。
【0030】また、筒状ガイド56とステム44とが、
削り出し加工による一体品ではないので、これらの材質
を別々に選定でき、筒状ガイド56、ステム44を異な
る材質で選択でき、耐久寿命を向上することが可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る流量
制御弁によれば、筒状ガイドとステムとが予め別体で形
成され、これらを連結ピンで一体化する構造であるの
で、切削加工費が少なくなり、コストの低減を図ること
ができる。また、ステムのピン挿入孔と連結ピンとの間
にクリアランスが設けられているため、ステムが軸方向
に移動する時に若干揺動するように首を振らせることが
できる。したがって、ステムと筒状ガイドとが削り出し
加工による一体品である場合のように、ステムと筒状ガ
イドとの間に、軸芯のずれが生じてしまうことがない。
また、軸芯のずれによりステムが無理な姿勢で軸方向に
移動することもない。
【0032】このように、本発明によれば、筒状ガイド
とステムとが連結ピンにより揺動可能な状態で結合され
ているので、摺動部の偏磨耗などの発生を防ぐことがで
き、これにより、常に安定した弁操作を行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の流量制御弁の縦断面図であ
る。
【図2】図2は、右側半分は弁閉状態を左側半分は弁開
状態を示している図1の部分拡大断面図である。
【図3】図3は、図1の部分拡大断面図である。
【図4】図4は、図1のA−A線での断面図である。
【図5】図5は、本発明の流量制御弁の弁閉状態の縦断
面図である。
【図6】図6は、本発明の流量制御弁の弁開状態の縦断
面図である。
【図7】図7は、従来の流量制御弁の部分拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 流量制御弁 44 ステム 44a ステム挿入孔 44b ピン挿入孔 48 ボンネット部材 48e スピンドル収容孔 52 スピンドル 52b 雄螺子 56 筒状ガイド 58 雌螺子 61 ステム挿入孔 62 連結ピン 66 案内溝 67 ピン挿入孔 M モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に貫通してスピンドル収容孔が形
    成されるとともに、このスピンドル収容孔の一端開口側
    に連続して、該スピンドル収容孔を横断する案内溝が形
    成されたボンネット部材と、 前記ボンネット部材の前記スピンドル収容孔内に軸方向
    には移動不能に径方向には回転可能に収容されるととも
    に、軸部の外周面に雄螺子が形成されたスピンドルと、 前記ボンネット部材と前記スピンドルとの間に介装さ
    れ、筒部の内周面に雌螺子が形成されるとともに、径方
    向にはピン挿入孔が軸方向にはステム挿入孔がそれぞれ
    貫通して形成された筒状ガイドと、 前記筒状ガイドの前記ピン挿入孔内に挿入され、両端部
    が前記スピンドル収容孔を横断して形成された前記案内
    溝内に配置されることにより、前記筒状ガイドを前記ス
    ピンドル収容孔内で回転不能に支持する連結ピンと、 前記筒状ガイドの前記ピン挿入孔内に挿入された別体の
    前記連結ピンにより前記筒状ガイドに一体的に支持され
    るステムと、 前記スピンドルの外周面に形成された雄螺子と前記筒状
    ガイドの内周面に形成された雌螺子との間に構成され、
    モータからの回転力が前記スピンドルに加えられたとき
    に、このスピンドルの回転運動を、直線運動に変換して
    前記筒状ガイドに伝達する力変換手段と、を備えたこと
    を特徴とする流量制御弁。
  2. 【請求項2】前記筒状ガイドに形成された前記ステム挿
    入孔の径は、前記連結ピンの径より若干大きく設定さ
    れ、前記ステムが前記筒状ガイドに対して揺動可能に支
    持されていることを特徴とする請求項1に記載の流量制
    御弁。
JP2001397824A 2001-12-27 2001-12-27 流量制御弁 Pending JP2003194250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001397824A JP2003194250A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 流量制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001397824A JP2003194250A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 流量制御弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003194250A true JP2003194250A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27603489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001397824A Pending JP2003194250A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 流量制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003194250A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2143983A2 (en) 2008-07-07 2010-01-13 Surpass Industry Co., Ltd. Flow-rate control valve

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2143983A2 (en) 2008-07-07 2010-01-13 Surpass Industry Co., Ltd. Flow-rate control valve
JP2010014260A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Surpass Kogyo Kk 流量調整弁
EP2143983A3 (en) * 2008-07-07 2013-03-20 Surpass Industry Co., Ltd. Flow-rate control valve
US8800959B2 (en) 2008-07-07 2014-08-12 Surpass Industry Co., Ltd. Flow-rate control valve
KR101543798B1 (ko) 2008-07-07 2015-08-11 사파스고교 가부시키가이샤 유량조절밸브

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5232578B2 (ja) ピボット作動型スリーブバルブ
JP5236779B2 (ja) パイロット式吐止水・流調弁装置
US7726338B2 (en) Valve with ceramic discs
JP4541366B2 (ja) 電動式コントロールバルブ
JP4637581B2 (ja) バタフライ弁用楕円形シール面
JP4787050B2 (ja) パイロット式吐止水・流調弁装置
US6494434B1 (en) Butterfly valve
JPH0379872A (ja) 改良アクチュエータを備えた弁
US5765815A (en) Rotary valve with pressurized energized seal
KR101891635B1 (ko) 록 장치 및 밸브 장치
US5992440A (en) Washer saver faucet valve
JP2005531729A (ja) 回転弁アクチュエーター
JP4818650B2 (ja) パイロット式流調弁装置
JP2003194250A (ja) 流量制御弁
JP2007024062A5 (ja)
JP4067303B2 (ja) シール構造およびそれを用いた流体制御弁
JP3373338B2 (ja) 逆止め弁付ボールバルブ
JP3376325B2 (ja) 弁装置
JPH0531719B2 (ja)
US2888236A (en) Valve seal
JP2006266403A (ja) 混合弁
WO2019187375A1 (ja) 弁装置
JP4907473B2 (ja) 湯水混合弁
MXPA04007323A (es) Ensamble de arandela.
CN114562572A (zh) Y型阀

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070530

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070612

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20071113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02