JP2003194044A - 片側空転チルトヒンジ - Google Patents

片側空転チルトヒンジ

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JP2003194044A
JP2003194044A JP2001399687A JP2001399687A JP2003194044A JP 2003194044 A JP2003194044 A JP 2003194044A JP 2001399687 A JP2001399687 A JP 2001399687A JP 2001399687 A JP2001399687 A JP 2001399687A JP 2003194044 A JP2003194044 A JP 2003194044A
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torque
fixed shaft
shaped spring
spring
way clutch
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JP2001399687A
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Seiichi Takada
声一 高田
Masaaki Honda
正明 本多
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NTN Corp
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコンのディスプレイ等の開閉構造に用い
られる片側空転チルトヒンジを、外径寸法が小さく、し
かもディスプレイの開閉時に所定のトルクを発生させ、
安定した開閉動作が行えるようにすることである。 【解決手段】 同軸状態に設けられた左右一対の固定軸
4,5の間に一方向クラッチ8を介在し、連動C形ばね
6を上記一方向クラッチ8の外径面に嵌合するととも
に、該連動C形ばね6と軸方向に連結された従動C形ば
ね7を外側固定軸5に嵌合し、ディスプレイ2の開放時
に一方向クラッチ8をオフにして連動C形ばね6のトル
ク発生がなく、閉止時にオンにして連動C形ばね6と従
動C形ばね7の両方でトルクを発生させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、ノート型パソコ
ン等のOA機器における機器本体とこれに開閉自在に取
付けたディスプレイのように、機器本体に対し機器補助
部材を開閉自在に取付ける場合に用いられる片側空転チ
ルトヒンジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、上記のノート型パソコンにおい
ては、そのディスプレイを開放する際には軽く開放で
き、閉止する際には多少のトルクをもって緩やかに閉止
できるようにするために、チルトヒンジを用いることが
従来から行われている(例えば、特開平6−17569
号公報参照)。
【0003】チルトヒンジに要求される上記の機能は、
ころ式やばね式の一方向クラッチとトルクリミッタを組
み合せて構成した片側空転トルクリミッタを用いること
により一応の目的が達成される。この場合、パソコン本
体のヒンジ用固定軸の回りに上記片側空転トルクリミッ
タの内部部材を嵌合し、外部部材をディスプレイに係合
することによりディスプレイの開閉構造が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ころ式
一方向クラッチを使用する場合、その構成部材として外
輪やころが必要となるため、外径方向のサイズが大きく
なる問題がある。また、ばね式一方向クラッチはころ式
一方向クラッチに比べ空転トルクが大きくなる欠点があ
る。
【0005】また、どの一方向クラッチでも、ディスプ
レイを90°以上開放すると、一方向クラッチの空転方
向とディスプレイの自重が作用する方向とが同じになる
ため、ディスプレイが止まらなくなる。そのため、スト
ッパー等を設けて止めることが必要となり、任意の位置
でディスプレイを止めることができない。
【0006】そこで、この発明は、外径寸法が小さく、
しかもディスプレイ等の補助機器の開閉時に所定のトル
クを発生させ、安定した開閉動作が行える片側空転チル
トヒンジを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、固定軸、その固定軸に嵌合され所定
のトルクを発生して回転するトルク部材、及びそのトル
ク部材の固定軸に対するトルク伝達をオン・オフする一
方向クラッチとからなり、上記固定軸を機器本体側に固
定すると共に、上記トルク部材を上記一方向クラッチを
介して機器補助部材に取付け、該機器補助部材の開放時
に該一方向クラッチがオフ、閉鎖時にオンとなるように
設定した片側空転チルトヒンジにおいて、上記固定軸を
同軸状態に設けられた左右一対の固定軸により構成し、
上記トルク部材を上記機器補助部材と連動する連動C形
ばねと、該連動C形ばねと軸方向に連結された従動C形
ばねとにより構成し、上記連動C形ばねを上記一方向ク
ラッチの外径面に嵌合するとともに、上記従動C形ばね
を左右いずれかの一方の固定軸に嵌合した構成を採用し
たものである。
【0008】ここに、C形ばねとは、弾性を有する四角
形の金属板を円筒状に巻き曲げ、両端の突き合わせ端相
互にスリット状のすき間を形成したものをいう。上記の
従動C形ばねのトルク値は、機器補助部材を開放操作す
る使用者に負担とならないが、90°を越えたときに自
重で開放することのない程度の低トルク値に設定され
る。連動C形ばねのトルク値は、機器補助部材が自重で
前後に倒れず、かつ閉止操作する使用者に負担とならな
い大きさで、かつ前記の従動C形ばね単独の場合に比べ
高トルクに設定される。
【0009】上記構成の片側空転チルトヒンジにおい
て、機器補助部材の開放時、これと連動する連動C形ば
ねは一方向クラッチがオフ(空転)であるためにトルク
を発生させないが、該連動C形ばねに連結された従動C
形ばねが固定軸上で回転し、上述の大きさの低トルクを
発生させる。また、その機器補助部材を閉止する際は、
一方向クラッチがオンとなり固定軸と一体化するので、
連動C形ばねが一方向クラッチに対して回転しトルクを
発生させる。従動C形ばねは固定軸に対して回転するの
で、これら両C形ばねの総合した比較的高いトルクが発
生する。
【0010】上記の連動C形ばねと従動C形ばねを、回
転方向に所要角度の遊び角を設けて係合した構成を採る
ことができる。この構成によると、機器補助部材の開放
時に連動C形ばねが従動C形ばねに係合するまの間は、
一方向クラッチの空転トルクのみであるので、非常に軽
く開放することができる。
【0011】前記の遊び角を90°に設定することによ
り、開放時においては、0°〜90°までは両C形ばね
は作動せず、従ってトルクを発生させない。また、90
°〜180°までの間は従動C形ばねのみが作動してト
ルクを発生させる。閉止時においては、180°〜90
°までは連動C形ばねのみが作動してトルクを発生させ
る。また、90°〜0°までは両C形ばねが作動してト
ルクを発生させる。
【0012】また、上記の一方向クラッチが、内部部材
と、その内部部材の回りに回転自在に嵌合された外輪、
その内部部材と外輪との間に介在されたころとからな
り、上記内部部材に設けた1箇所の切欠き部と外輪内径
面との間に一定回転方向に狭小となるくさび形空所を形
成するとともに、そのくさび形空所に1個のころと、そ
のころを該くさび形空所の狭小方向に付勢するばねを収
納した構造を採用すると、前記2つのC形ばねと、この
一方向クラッチを組み合せて構成されるチルトヒンジ全
体の外径寸法を、十分小さく形成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいてこの発
明の実施形態を説明する。この実施形態は、図1に示す
ように、パソコンの本体(特許請求の範囲では「機器本
体」)1に対し、ディスプレイ(同じく「機器補助部
材」)2を開閉自在に取り付る機構に用いられるチルト
ヒンジ3に関するものである。図1は、ディスプレイ2
を開放した状態であり、図2及び図3は閉止した状態の
チルトヒンジ3の部分を示している。図4にこのチルト
ヒンジ3の構成部材を示している。即ち、このチルトヒ
ジ3は、内側固定軸4、外側固定軸5、トルク部材を構
成する連動C形ばね6および従動C形ばね7、及び一方
向クラッチ8とからなる。一方向クラッチ8は、内部部
材9、外輪11、ころ12及びばね13とからなる。
【0014】内側固定軸4及び外側固定軸5は、それぞ
れ外端部に切欠き部14、15が設けられ、図2、図3
に示すように、それらの部分を本体1に設けられた左右
一対のヒンジボス16、17に埋め込むことにより同軸
状態に固定され、内端相互を一定間隔をおいて対向させ
ている。ヒンジボス16,17間に介在されるディスプ
レイ2のヒンジ部18(図1参照)には、図5に示すよ
うに、ヒンジ孔19が設けられる。そのヒンジ孔19の
中央部分には、一段大径の収納部21が設けられ、その
内側固定軸4側の段部に係合凹部22が設けられる。
【0015】連動C形ばね6は内側固定軸4側に配置さ
れるとともに、従動C形ばね7は外側固定軸5側に配置
され、それぞれ同一径を持つように形成される。これら
の各C形ばね6、7は、先に定義したように、スリット
23、24を有する。連動C形ばね6は、内側固定軸4
側の端部に係合突片25が設けられる。その係合突片2
5は、図5に示すように、前述したヒンジ孔19内部の
係合凹部22に嵌合される。これにより、連動C形ばね
6はディスプレイ2と連動する。また、連動C形ばね6
の従動C形ばね7側の端面には、180°の範囲で連動
突片26が突設される。これに対向して、従動C形ばね
7には90°の範囲で従動突片27が設けられる(図6
参照)。
【0016】上記の連動C形ばね6は、一方向クラッチ
8の外輪11の外径面に所定のばね力で嵌合される。ま
た、従動C形ばね7は所定のばね力で外側固定軸5の外
周面に嵌合される。
【0017】上記の各C形ばね6、7は端面相互を突き
合わせ、連動突片26と従動突片27を回転方向に当接
させると、図9(a)に示すように、角度θ(90°)
の遊び角が生じる。
【0018】一方向クラッチ8の内部部材9(図3参
照)は、外輪11の内径面に回転自在に嵌入される。そ
の内部部材9は、図4に示すように、軸部28とその後
端部に設けられた断面半月状の切欠き部29を有する。
その切欠き部29には、図7(a)に示すように、本体
1の後方に片寄った位置に、軸方向の規制リブ31が設
けられ、その規制リブ31の内方(本体1の内方)の平
坦面と外輪11の内径面との間で1箇所のくさび形空所
32を形成する。そのくさび形空所32に1個のころ1
2が収納され、また、規制リブ31の外方側の空所に弾
性金属板をU字形に屈曲したばね13が収納される。ば
ね13はころ12の背面に接して、ころ12をくさび形
空所32の狭小方向へ付勢し、一方向クラッチ8の作動
の安定性を確保するようにしている。また、規制リブ3
1はころ12が一定以上の後退することを規制し、ころ
12の作動の安定性を図っている。
【0019】上記の一方向クラッチは、前記の切欠き部
29の先端部を外側固定軸5の内端に設けられた凹部3
0に嵌入することで、該固定軸5に回転不可能に連結す
る。また、上記凹部30上から突き出した突起33を外
輪11の内面に挿入してころ12とばね13の抜け出し
を防いでいる。
【0020】上記の一方向クラッチ8は、外輪11が後
方(ディスプレイ9の開放方向)に回転すると、ころ1
2がばね13の付勢力に対向して、くさび形空所32の
拡開方向へ移動してオフ(空転)となり、逆に外輪11
が前方(ディスプレイ2の閉止方向)に回転すると、こ
ろ12がばね13の付勢方向、即ちくさび形空所32の
狭小方向に移動してかみ込みを生じオンとなる。
【0021】一般に、ころ式一方向クラッチは、軸の回
りに嵌合される内輪の内径面に複数のくさび形ポケット
設け、各ポケットにころを収納するとともに、外輪を嵌
合してころの抜け出しを防止する構成がとられる。この
ため、その構造は、軸より大径のものとなるが、この発
明の場合は、ポケットに相当するくさび形空所32を軸
(外側固定軸5)に設けることなく、その軸に連結され
た内部部材9に設け、かつそのくさび形空所32を1箇
所だけ設け、1個のころ12を収納した構成となってい
る。
【0022】この発明の実施形態は以上のようなもので
あり、次にその作用について説明する。ディスプレイ2
が閉止状態にあるとき(図9(a)参照)、連動C形ば
ね6の連動突片26の一側端が従動突片27の一側端に
当接し、これら両突片の他方の側端相互間に角度θの遊
び角が存在する。
【0023】上記の状態からディスプレイ2を開放する
と、連動C形ばね6がディスプレイ2に連動するが一方
向クラッチ8はオフとなるので、トルクを発生させな
い。また、前記の遊び角の範囲では、従動C形ばね7は
回転しないので、結局ディスプレイ2は、一方向クラッ
チ8の空転トルクのみの微小なトルクで開放される。
【0024】ディスプレイ2の角度が90°に達すると
(図9(b)参照)、連動突片26が従動突片27に当
接し、以後はディスプレイ2の回動とともに従動C形ば
ね7が回転し、所要のトルクを発生して自重で全開状態
になることを防ぐ。そのトルクで、90°を若干越えた
通常の使用角度(図9(c)の一点鎖線参照)に保持す
ることも可能である。
【0025】また、開放状態からディスプレイ2を閉止
する際は、一方向クラッチ8がオンとなるので、全閉状
態に達するまで連動C形ばね6がトルクを発生する(図
10(a)から(c)参照)。また、従動C形ばね7
は、遊び角の間は回転しないが、90°から全閉状態に
達するまでの間は、連動突片26により従動突片27が
押されるため、両方のC形ばね6、7が回転し、両方と
もトルクを発生させる。これにより、ディスプレイ2は
開放時に比べ大きいトルクをもって閉止されるので、途
中で手を離すことがあっても、緩やかに閉まるか又は停
止し、衝撃をもって閉まることが防止される。
【0026】なお、上記の実施形態では、連動突片26
と従動突片27との間に遊び角θを設けているが、この
角度θをゼロにすること、或いは連動C形ばね6と、従
動C形ばね7を連結一体化した単一のC形ばねで構成す
ることができる。このようにすれば、ディスプレイ2の
開放時(0°から90°まで)に、従動C形ばね7のト
ルクが発生する。このため、開放途中で万一手を滑らせ
た場合でも、蓋が衝撃的に閉止されることを防止でき
る。閉止時においては、全開状態から90°までは、前
述の場合よりもトルクが大きくなるが、トルクの設定値
を程よく設定しておけば、左程不便を来たさない。
【0027】以上の実施形態においては、内部部材9の
切欠き部29に規制リブ31を設けたものを示している
が、図11に示すように、規制リブ31を省略し、切欠
き部29の面が平坦面29’であるものを使用する場合
もある。
【0028】また、上記の実施形態においては、ディス
プレイ2は、使用者が手で開閉する構造となっている
が、開放する際に手にかかる負荷を軽減するために、付
勢ばね35を用いた例を図12から図16に示す。この
場合は、図12及び図13に示すように、ディスプレイ
2のヒンジ部18を左右2箇所に設け、その各ヒンジ部
18に前述のチルトヒンジ3を設けている。チルトヒン
ジ3を左右2箇所に設けることにより、ディスプレイ2
の開閉時の左右のバランスを向上させている。
【0029】この場合の左右チルトヒンジ3は、内側固
定軸4を共通の1本の内側固定軸4により構成し、その
内側固定軸4の中央部分を左右のヒンジボス16、16
間で外部に露出させ、その露出部分に付勢ばね35を装
着している。付勢ばね35はその両端部36を本体1に
係合し、両側の巻回部分間にブリッジ部37を設けたも
のである。ブリッジ部37は、ディスプレイ2から離れ
た自由状態において本体1側に延び出し(図14(b)
参照)、ディスプレイ2を閉止した際に、これに係合し
て本体1側に押下げられ弾性を発揮する。即ち、付勢ば
ね35は閉止状態のディスプレイ2に対し開放方向の付
勢力を与える。
【0030】上記の付勢ばね35が付勢力を及ぼす範囲
は、閉止状態から開放を開始して、ブリッジ部37から
ディスプレイ2が離れるまでの一定角度αである(図1
4(b)参照)。その角度α以上は手で開放される。
【0031】一方、上記の付勢力を付与されたディスプ
レイ2を閉止状態に保持するために、本体1にロック装
置38が設けられる。このロック装置38は、本体1の
側面から進退自在に挿入された棒状の操作ロッド39
と、これによって作動される作動部材40、その作動部
材40を押し戻す戻しばね41及びディスプレイ2側に
設けられたフック42とからなる。作動部材40にフッ
ク42と係合する係合凹部43が設けられる。また、操
作ロッド39の端部に抜け止部44が設けられる。
【0032】図15は、ディスプレイ2を閉止してその
フック42を作動部材40の係合凹部43に係合したロ
ック状態を示している。この状態から、使用者が操作ロ
ッド39を押込むと、作動部材40がスライドしてフッ
ク42が外れる(図15(b)参照)。そうすると、前
記の付勢ばね35の付勢力によりディスプレイ2は一定
角度αだけ開放される(図16参照)。それ以後は使用
者が手で開放する。手による開閉時のチルトヒンジ3の
作用は前述の場合と同様である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明は、トルク部材
としてC形ばね用いたことにより、チルトヒンジの径方
向サイズを小さくすることができ、機器のコンパクト化
に役立つ効果がある。また、上記のC形ばねを連動C形
ばねと従動C形ばねに分け、その連動C形ばねと固定軸
との間に一方向クラッチを介在したことにより、ディス
プレイ等の機器補助部材の開放時と閉止時におけるトル
ク値に差をつけることができ、機器の使用性を向上する
ことができる。
【0034】さらに、上記の連動C形ばねと従動C形ば
ねの連結部に回転方向の遊び角を設けることにより、開
放時のトルク値を実質的にゼロに設定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の斜視図
【図2】同上の一部拡大図
【図3】同上のチルトヒンジ部の断面図
【図4】同上のチルトヒンジ部の分解斜視図
【図5】同上のチルトヒンジ部の一部分解斜視断面図
【図6】同上のチルトヒンジ部の一部分解斜視図
【図7】(a)図3のa−a線の拡大断面図 (b)図3のb−b線の拡大断面図
【図8】図3のc−c線の拡大断面図
【図9】(a)から(c) 図3のd−d線における開
放時の拡大断面図
【図10】(a)から(c) 図3のd−d線における
閉止時の拡大断面図
【図11】他の実施形態の場合の図3におけるa―a線
における断面図
【図12】他の実施形態の斜視図
【図13】同上のヒンジ部の一部省略断面図
【図14】(a)同上の閉止状態の一部省略縦断側面図 (b)同上の開放状態の一部省略縦断側面図
【図15】(a)同上の閉止状態の一部省略縦断正面図 (b)同上のロック解除状態の一部省略縦断正面図
【図16】同上の開放途中の一部省略縦断正面図
【符号の説明】
1 本体 2 ディスプレイ 3 チルトヒンジ 4 内側固定軸 5 外側固定軸 6 連動C形ばね 7 従動C形ばね 8 一方向クラッチ 9 内部部材 11 外輪 12 ころ 13 ばね 14 切欠き部 15 切欠き部 16 ヒンジボス 17 ヒンジボス 18 ヒンジ部 19 ヒンジ孔 21 収納部 22 係合凹部 23 スリット 24 スリット 25 係合突片 26 連動突片 27 従動突片 28 軸部 29 切欠き部 29’ 平坦面 30 凹部 31 規制リブ 32 くさび形空所 33 突起 35 付勢ばね 36 端部 37 ブリッジ部 38 ロック装置 39 操作ロッド 40 作動部材 41 戻しばね 42 フック 43 係合凹部 44 抜け止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定軸、その固定軸に嵌合され所定のト
    ルクを発生して回転するトルク部材、及びそのトルク部
    材の固定軸に対するトルク伝達をオン・オフする一方向
    クラッチとからなり、上記固定軸を機器本体側に固定す
    ると共に、上記トルク部材を上記一方向クラッチを介し
    て機器補助部材に取付け、該機器補助部材の開放時に該
    一方向クラッチがオフ、閉鎖時にオンとなるように設定
    した片側空転チルトヒンジにおいて、上記固定軸を同軸
    状態に設けられた左右一対の固定軸により構成し、上記
    トルク部材を上記機器補助部材と連動する連動C形ばね
    と、該連動C形ばねと軸方向に連結された従動C形ばね
    とにより構成し、上記連動C形ばねを上記一方向クラッ
    チの外径面に嵌合するとともに、上記従動C形ばねを左
    右いずれかの一方の固定軸に嵌合したことを特徴とする
    片側空転チルトヒンジ。
  2. 【請求項2】 上記の連動C形ばねと従動C形ばねを、
    回転方向に所要角度の遊び角を設けて係合したことを特
    徴とする請求項1に記載の片側空転チルトヒンジ
  3. 【請求項3】 上記の一方向クラッチが、内部部材と、
    その内部部材の回りに回転自在に嵌合された外輪、その
    内部部材と外輪との間に介在されたころとからなり、上
    記内部部材に設けた1箇所の切欠き部と外輪内径面との
    間に一定回転方向に狭小となるくさび形空所を形成する
    とともに、そのくさび形空所に1個のころと、そのころ
    を該くさび形空所の狭小方向に付勢するばねを収納した
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の片側空転チル
    トヒンジ。
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