JP2003192913A - 熱伝導性樹脂組成物およびそれを使用した電子部品装置 - Google Patents
熱伝導性樹脂組成物およびそれを使用した電子部品装置Info
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Abstract
体、例えばヒートシンクと接合固定されている。そして
電子部品の稼働による発熱を熱伝導性樹脂組成物を介し
てヒートシンクに熱伝搬し、続いてヒートシンクから大
気に放熱している。これら電子部品装置は高性能、高機
能、高出力を要求されている。このために電子部品の発
熱量が増えている。そして電子部品の高温が誤動作の原
因に指摘されている。従って電子部品の稼働による発熱
をヒートシンクに効率良く熱伝搬し放熱する必要があ
る。 【解決手段】 本発明は、長径と短径とのアスペクト比
が2以上の第1の繊維状熱伝導性粉末と、第1の繊維状
粉末の短径より小さい粒径の第2の熱伝導性粉末とをマ
トリックス材に70〜75体積%の割合で充填された熱
伝導性樹脂が粘度1000〜2500Pa・s であること
を特徴とする熱伝導性樹脂である。
Description
放熱体との間に介在する熱伝導性樹脂組成物に係り、特
に熱伝導率を向上した熱伝導性樹脂組成物に関するもの
である。
部品装置の概略図である。具体的には熱伝導性樹脂組成
物を介して電子部品の発熱を放熱体に熱伝導する電子部
品装置の概略図である。
物、3は放熱体、4は電子部品、41はバンプ、5は電
子部品搭載基板、51は電極、6はベース樹脂(マトリ
ックス材)、7はフィラーである。
4と熱伝導性樹脂組成物2とから構成されている。この
電子部品4は熱伝導性樹脂組成物2を介して放熱体3例
えばヒートシンク3と接合されている。そして熱伝導性
樹脂組成物2は大略ベース樹脂(マトリックス材)6に
フィラー7を混合したものである。
導性樹脂組成物2内のフィラー7を熱伝導してヒートシ
ンク3に熱伝搬し、続いてヒートシンク3から大気に放
熱している。この電子部品装置1は具体的には電子部品
4のバンプ41と電子部品搭載基板5の電極51とを導
電接続している。
要求されている。このために電子部品4の発熱量が増え
ている。この発熱に起因する高温が電子部品4の誤動作
の原因になっている。従って電子部品4の稼働による発
熱をヒートシンク3に効率良く熱伝搬し放熱する必要が
ある。
脂組成物2にフィラー7を含有して放熱効率を向上させ
ている。このフィラー7としてアルミナ粉末等を使用し
た特公昭59−52195号公報、さらにフィラー7と
して窒化アルミ・窒化ケイ素等の窒化物を使用した特公
平6−19027号公報がある。
は希望する放熱効率が得られない。これは図6に図示す
るように熱伝導性樹脂組成物2内のフィラー7は大別し
て大形と小形の2種類が多数存在している。この内の大
形フィラー7の粒径が球形を成し、更に電子部品と放熱
体との隙間が大球形フィラーまたは小形フィラーの粒径
以上であることが熱伝導の効率向上を抑止している。
充填厚み方向のフィラー7の数が増えるとフィラー相互
間の接触点が多くなって、その間の熱伝導抵抗が大きく
なり、電子部品装置の放熱効率が悪くなる。結果として
電子部品4を所望する温度に冷却できない。従って本発
明の目的は電子部品と放熱体との接続間隙を充填するた
めに用いられる熱伝導性樹脂の熱伝導効率を改善するこ
とであり、更に具体的には高性能半導体電子部品と放熱
フィンとの間に介在する熱伝導性樹脂のフィラーを改良
して放熱効果を向上させようとするものである。
を呈するフィラーの在り方として、個々のフィラーの一
端が電子部品4に接する一方、他端がヒートシンク3に
接した状態が望ましいとの知見から電子部品4とヒート
シンク3との縦方向の熱伝導を個々のフィラー単体で直
接に繋いで熱伝導を行うようなフィラー7を含む熱伝導
性樹脂組成物2を提供するものである。
とのアスペクト比が2以上の第1の繊維状熱伝導性粉末
と、第1の繊維状粉末の短径より小さい粒径の第2の熱
伝導性粉末とをマトリックス材に70〜75体積%の割
合で充填された熱伝導性樹脂が粘度1000〜2500
Pa・s であることを特徴とする熱伝導性樹脂を提供す
る。従って電子部品と放熱体とに介在する熱伝導性樹脂
組成物のフィラー相互間の接触点の数を減少でき、電子
部品の熱を放熱体に効率良く熱伝導する。従って電子部
品の熱を放熱体に効率良く熱伝導して冷却する。結果と
して電子部品の誤動作を防止でき、且つ電子部品装置の
信頼性を向上できる。 更に、請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載の第1の繊維状熱伝導性粉末の長径
が60〜300μm 、短径が50〜100μm であるこ
とを特徴とする熱伝導性樹脂を提供する。結果として熱
伝導性樹脂組成物の熱伝導率を向上させて、従って電子
部品の熱を放熱体に効率良く熱伝導して冷却する。
に記載の第1の繊維状熱伝導性粉末がインジウム、アル
ミニウム、錫、ダイヤモンドの少なくとも1つを充填さ
れることを特徴とする熱伝導性樹脂を提供する。従って
熱伝導性樹脂組成物の熱伝導率を向上させる。結果とし
て電子部品の熱を放熱体に効率良く熱伝導して冷却す
る。
載の第1の繊維状熱伝導性粉末と第2の熱伝導性粉末と
の配合比率が、第1の繊維状熱伝導性粉末:第2の熱伝
導性粉末=2:1〜1:3の体積比率であることを特徴
とする熱伝導性樹脂組成物を提供する。従って熱伝導性
樹脂組成物の熱伝導率を向上させる。結果として電子部
品の熱を放熱体に効率良く熱伝導して冷却する。
至4に記載の熱伝導性樹脂組成物がフィルム状であり、
該熱伝導性樹脂組成物の厚みが第1の繊維状熱伝導性粉
末の長径以下で、且つ短径以上であることを特徴とする
熱伝導性樹脂組成物を提供する。従って熱伝導性樹脂組
成物の取り扱いを容易にできる。
乃至5に記載の熱伝導性樹脂組成物を介して電子部品と
放熱体とを設けた電子部品装置であることを特徴とする
電子部品装置を提供する。従って電子部品の熱を放熱体
に効率良く熱伝導して冷却する。結果として電子部品の
誤動作を防止できる。
置の概略図である。6はベース樹脂(マトリックス
材)、71は第1のフィラー(第1の繊維状熱伝導性粉
末)、72は第2のフィラー(第2の熱伝導性粉末)で
ある。各図面において、同一の構成要素には共通の参照
符号を付して説明を省略する。
樹脂組成物2の形態を説明する。熱伝導性樹脂組成物2
は大略ベース樹脂(マトリックス材)6に第1のフィラ
ー(第1の繊維状熱伝導性粉末)71と第2のフィラー
(第2の熱伝導性粉末)72を混合したものである。更
に分散剤を添加している。 <実施例1> 1]ベース樹脂(マトリックス材)6 液状シリコーンオイルは例えば東芝シリコーン株式会社
の製品名TSF451−50である。
性粉末)71 インジウムは長径約100μm と短径50μm とのアス
ペクト比が約2であり具体的には高純度化学株式会社の
製品名INE07PBである。
末)72 平均粒径3μmのアルミニウムと平均粒径0.8μmの
酸化亜鉛とを1:1の割合で混合する。このアルミニウ
ムは例えば高純度化学株式会社の製品名ALE11PB
である。そして酸化亜鉛は具体的には高純度化学株式会
社の製品名ZNO04PAである。
式会社の製品名KR−TTSである。
第2のフィラー72との配合比率を3:1から1:4の
6種類に分類し、更にこの6種類をフィラー71、72
の充填量が60から75体積%の4種類を作り、結果と
して表1に示すように24種類のサンプルを作製した。
導率の測定結果を示す。配合比率が第1のフィラー:第
2のフィラー=3:1の樹脂は粘度が低く過ぎてシリコ
ーンオイルとフィラーが分離して所定厚みのペースト状
にならなかった。また配合比率が第1のフィラー:第2
のフィラー=1:4のサンプルの内で、フィラーの充填
量が65体積%以上は粘度が高過ぎてペースト状になら
なかった。従って熱伝導性樹脂組成物2としては使用不
可能である。
定した。図2は熱伝導率を測定する測定装置概略図であ
る。
HB、2個の熱電対NE1、NE2を設けた上下2枚の
銅板Cu1、銅板Cu2、冷却水を充満させたベローズ
とから構成されている。そして下側の銅板Cu1はヒー
タブロックHBに密着して設置されている。そして上側
の銅板Cu2を冷却水を充満させたベローズに密着して
設置されている。このヒータブロックHBは電源に接続
され図示しない電流計、電圧計を設けている。
で行われる。最初に被測定用の熱伝導性樹脂組成物2を
上下に設置された銅板Cu2と銅板Cu1とで挟恃す
る。続いてヒータブロックHBで加熱する。次に加熱開
始から数分経過して上下2枚の銅板Cu1、銅板Cu1
に設けられた熱電対で計測した温度の変化が一定した際
の各熱電対の温度差と印可した電流値と電圧値を読み取
る。そして下記の式によりコンパウンドの熱抵抗及び熱
伝導率を算出した。
の割合と第2のフィラー72の割合とは第1のフィラー
71の割合が第2のフィラー72割合より多くなる程に
熱伝導率が良い。
を説明する。熱伝導性樹脂組成物2はペースト状の薄板
体である。この熱伝導性樹脂組成物2の厚みが第1の繊
維状熱伝導性粉末71の長径以下で、且つ短径以上であ
る。
シンク3と電子部品4とで挟持する。この熱伝導性樹脂
組成物2内に設けられた第1のフィラー71と第2のフ
ィラー72とはランダムに配置されている。従って、第
1のフィラー71が1固のみで電子部品4とヒートシン
ク3とを直接に橋絡状に架設されている物と、橋絡状に
架設されていないものとが混在する。詳細には繊維状熱
伝導性粉末71の長径方向の一端がヒートシンク3と繋
がり、他端が電子部品が繋がっているものと、繋がって
いないないものとが混在する。
加圧され熱伝導性樹脂組成物2の厚みが薄くなる。従っ
て既に電子部品4とヒートシンク3とに橋絡状に架設さ
れている第1のフィラー71が橋絡状態で傾斜、又は変
形し、橋絡状態でない第1のフィラー71が橋絡状態に
なる。従って電子部品4とヒートシンク3とを直接に1
個のフィラーで橋絡状に架設され熱伝導するフィラーの
数量が増える。結果として複数個のフィラー71、72
を介して熱伝導するより1個のフィラーで熱伝導する方
が接触抵抗が低く熱伝導率が良い。
組成物2の粘度の値により調節可能である。表1−bに
記載のとおり、マトリックス材に70体積%の割合で充
填された熱伝導性樹脂の粘度1000〜1500Pa・s
の熱伝導率が好ましい。更にマトリックス材に75体積
%の割合で充填された熱伝導性樹脂の粘度1500〜2
500Pa・s の熱伝導率が最適である。
る第1のフィラー71と第1のフィラー71の短径より
小さい粒径の第2のフィラー72とをマトリックス材6
に70〜75体積%の割合で充填した熱伝導性樹脂組成
物2を電子部品4と放熱体3との隙間に第1のフィラー
71の長径以下で、且つ短径以上である電子部品装置1
に適用したことで創出できるものである。
て電子部品4とヒートシンク3とを設けた側断面であ
る。図3に図示する電子部品4とヒートシンク3との隙
間G1は図4に図示する隙間G2よりひろい。上述した
ように、これらの隙間G1、G2を所望する隙間にする
ために押圧して調節したものである。本発明に係る熱伝
導性樹脂を使用し、加圧することで繊維状熱伝導性粉末
を傾斜又は変形させることで熱伝導性樹脂組成物2の厚
みを容易に調整できる。結果として電子部品4とヒート
シンク3との隙間Gを所望する厚みに容易に製造でき
る。
ある。電子部品4とヒートシンク3との隙間Gは第1の
フィラー71の長径以下で短径以上に設けると、本発明
に係る熱伝導性樹脂の熱抵抗は従来の熱伝導性樹脂の熱
抵抗よりも変化量が小さい。従って製造過程で隙間Gの
誤差が生じても製品の品質を均一に保つことができる。 <実施例2>実施例1の第1のフィラー71のみを変更
した。詳細にはインジウムをアルミニウムに変えた以外
は実施例1と同じ材料である。
性粉末)71 アルミニウムは長径約100μm と短径約50μm との
アスペクト比が約2であり具体的には高純度化学株式会
社の製品名ALE06PBである。
2のフィラー(第2の熱伝導性粉末)72、分散剤は実
施例1と同じ材料である。
ラー71:第2のフィラー72=1:3とし、フィラー
の充填量を60〜75体積%に変化させたサンプルを作
製し、そして実施例1と同様の方法にて熱伝導率を測定
した。
ー充填量が60〜65体積%のものは熱伝導率が2〜4
W/m・K程度であった。これに対して、70〜75体
積%のものは5〜6W/m・Kと高い熱伝導率を示し
た。実施例1と同様にフィラーの充填量が60から75
体積%に多くなるほど熱伝導率は良くなる。 <実施例3>実施例1のインジウムを錫に変えた以外は
実施例1と同じ材料を用いた。
性粉末)71 錫は長径約100μm と短径約50とのアスペクト比が
約2であり具体的には高純度化学株式会社の製品名SN
E06PBである。
2のフィラー(第2の熱伝導性粉末)72、分散剤は実
施例1と同じ材料である。
ラー71:第2のフィラー72=1:3とし、フィラー
の充填量を60〜75体積%と変えたサンプルを作製
し、そして実施例1と同様の方法にて熱伝導率を測定し
た。
ー充填量が60〜65体積%のものは熱伝導率が2〜4
W/m・K程度であった。これに対して70〜75体積
%のものは5〜6W/m・Kと高い熱伝導率を示した。 <実施例4>実施例1のベース樹脂である液状シリコー
ンオイルを液状シリコーンゲルに変えた以外は実施例1
と同じ材料を用いた。
リコ−ン株式会社の製品名SE1885である。
性粉末)71、第2のフィラー(第2の熱伝導性粉末)
72、分散剤は実施例1と同じ材料である。
ラー71:第2のフィラー72=1:3とし、フィラー
の充填量を60〜75体積%と変えたサンプルを作製
し、そして実施例1と同様の方法にて熱伝導率を測定し
た。
ー充填量が60〜65体積%のものは熱伝導率が2〜5
W/m・K程度であった。これに対して70〜75体積
%のものは6W/m・Kと高い熱伝導率を示した。 <実施例5>実施例1のベース樹脂である液状シリコー
ンオイルをエポキシ樹脂に変えた以外は実施例1と同じ
材料を用いた。
品名830LVPであり、硬化剤は旭チバ株式会社の製
品名HX−3921である。
性粉末)71、第2のフィラー(第2の熱伝導性粉末)
72、分散剤は実施例1と同じ材料である。
ラー71:第2のフィラー72=1:3とし、フィラー
の充填量を60〜75体積%と変えたサンプルを作製
し、そして実施例1と同様の方法にて熱伝導率を測定し
た。
ー充填量が60体積%のものは熱伝導率が2〜3W/m
・Kであったが、65体積%のものは5W/m・K以上
の熱伝導率を示した。 <実施例6>実施例1のベース樹脂である液状樹脂にシ
リコーンゴムを用いた以外は実施例1と同じ材料を用い
た。
製品名TSE3033である。
性粉末)71、第2のフィラー(第2の熱伝導性粉末)
72、は実施例1と同じ材料である。
ラー71:第2のフィラー72=1:3とし、フィラー
の量が65体積%、厚さが100μm,200μmのフ
ィルム状のサンプルを作製し、そして実施例1と同様の
方法にて熱伝導率を測定した。
リコーンゴムのフィルム厚さが100μmのものはフィ
ルムは表面に150〜250μmの凹凸が発生した。こ
の凹凸が熱伝導率を1〜2W/m・Kに低下させた原因
と思われる。しかしフィルムの厚さが200μmでは5
W/m・K以上の熱伝導率を示した。厚さ100μmの
フィルム表面の凹凸が大きかったのは、100〜200
μm径のインジウムのフィラーを含んでいたためであ
り、フィルム厚さよりも小粒径のフィラーを使用するこ
とによりフィルム状態は良くなり、高い熱伝導率が得ら
れるようになる。
比であるアスペクト比は、電子部品4とヒートシンク3
との隙間Gの値に関係する。実際の製品組み立て時の隙
間Gの誤差を考慮すると、アスペクト比は1.1〜3.
0程度が望ましい。
々の高分子材料を用いることが可能である。対化学的な
安定と耐熱性と電気特性とに優れ、さらに流動性が高い
などの観点からシリコーンオイルやシリコーンゲルが良
い。特に粘度が低いシリコーンオイルがより好ましい。
シリコーンオイルは分子量の違いにより粘度・揮発性等
が変わるため、使用条件等を満足できるものであれば、
分子量が小さいものほど粘度が低く好ましい。また、耐
熱性が要求され、リペア性が必要でない用途ではエポキ
シ系などの熱硬化性樹脂を使用することが可能である。
更に、マトリックス材に熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、
シリコーンゴムを使用してフィルム状とすることにより
取扱性が向上する。
ース樹脂6とフィラーとの分散性・充填率の向上に効果
がある。これに使用する分散剤としては公知のものを使
用できるが、チタネート系カップリング剤が特に有効で
ある。
の熱伝導性樹脂組成物を採用すれば熱伝導性樹脂組成物
の熱伝導率が向上して、電子部品の熱を放熱体に効率良
く熱伝導冷却する。結果として電子部品の高温に起因す
る誤動作を防止でき、且つ電子部品装置1の信頼性を向
上できる。
トシンクとを設けた側断面、
トシンクとを設けた側断面、
Claims (6)
- 【請求項1】 長径と短径とのアスペクト比が2以上の
第1の繊維状熱伝導性粉末と、 第1の繊維状粉末の短径より小さい粒径の第2の熱伝導
性粉末とをマトリックス材に70〜75体積%の割合で
充填して成り、粘度が1000〜2500Pa・s である
ことを特徴とする熱伝導性樹脂組成物。 - 【請求項2】 請求項1に記載の第1の繊維状熱伝導性
粉末の長径が60〜300μm 、短径が50〜100μ
m であることを特徴とする熱伝導性樹脂組成物。 - 【請求項3】 請求項1に記載の第1の繊維状熱伝導性
粉末がインジウム、アルミニウム、錫、ダイヤモンドの
少なくとも1つから成ることを特徴とする熱伝導性樹脂
組成物。 - 【請求項4】 請求項1に記載の第1の繊維状熱伝導性
粉末と第2の熱伝導性粉末との配合比率が、第1の繊維
状熱伝導性粉末:第2の熱伝導性粉末=2:1〜1:3
の体積比率であることを特徴とする熱伝導性樹脂組成
物。 - 【請求項5】 請求項1乃至4に記載の熱伝導性樹脂組
成物がフィルム状であり、該熱伝導性樹脂組成物の厚み
が第1の繊維状熱伝導性粉末の長径以下で、且つ短径以
上であることを特徴とする熱伝導性樹脂組成物。 - 【請求項6】 請求項1乃至5に記載の熱伝導性樹脂組
成物を介して電子部品に放熱体を設けたことを特徴とす
る電子部品装置。
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JP2001399526A JP3744420B2 (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 熱伝導性樹脂組成物およびそれを使用した電子部品装置 |
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