JP2003192675A - 殺センチュウ性トリフルオロブテニルイミダゾールチオエーテル誘導体 - Google Patents

殺センチュウ性トリフルオロブテニルイミダゾールチオエーテル誘導体

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JP2003192675A
JP2003192675A JP2001380152A JP2001380152A JP2003192675A JP 2003192675 A JP2003192675 A JP 2003192675A JP 2001380152 A JP2001380152 A JP 2001380152A JP 2001380152 A JP2001380152 A JP 2001380152A JP 2003192675 A JP2003192675 A JP 2003192675A
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幸喜 渡辺
Koichi Ishikawa
幸一 石川
Yuichi Otsu
悠一 大津
Katsuhiko Shibuya
克彦 渋谷
Takehisa Abe
剛久 阿部
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    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/501,3-Diazoles; Hydrogenated 1,3-diazoles
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    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い殺センチュウ活性を有し且つ作物に対し
て薬害を示さない新規なトリフルオロブテニルイミダゾ
ールチオエーテル誘導体を提供する。 【解決手段】 式 【化1】 式中、R1は水素又はハロゲンを示し、R2は水素、ハロ
ゲン又はアルコキシカルボニルを示し、R3は水素、ア
ルキル、アルケニル、シクロアルキル又はアラルキルを
示し、そしてnは0、1又は2を示す、但し、R1とR2
とR3は同時に水素を示すことはない、で表わされるト
リフルオロブテニルイミダゾールチオエーテル誘導体及
びその殺センチュウ剤としての利用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なトリフルオロ
ブテニルイミダゾールチオエーテル誘導体及びその殺セ
ンチュウ剤としての利用に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第3,513,172号明細書に
は、ある種のトリフルオロブテニル化合物が殺センチュ
ウ活性を有することが記載されており、また、特表昭6
3−500037号公報には、ある種のポリハロアルケ
ン化合物が殺センチュウ活性を有することが記載されて
いる。更に、英国特許公開第2,293,380号明細書
には、ある種のヘテロ環式化合物が殺センチュウ活性を
有すること、また、WO95/4727パンフレットに
は、殺センチュウ性フルオロアルケニルチオヘテロ環誘
導体の製法、そしてWO95/24403パンフレット
には、4,4−ジフルオロブテニル化合物が殺センチュ
ウ活性を有することが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題及びその解決手段】本発
明者らは、今回、下記式(I)で表わされるトリフルオ
ロブテニルイミダゾールチオエーテル誘導体が優れた殺
センチュウ活性を有することを見い出した。
【0004】式
【0005】
【化2】
【0006】式中R1は水素又はハロゲンを示し、R2
水素、ハロゲン又はアルコキシカルボニルを示し、R3
は水素、アルキル、アルケニル、シクロアルキル又はア
ラルキルを示し、そしてnは0、1又は2を示す、但
し、R1とR2とR3は同時に水素を示すことはない。
【0007】上記式(I)の化合物は、例えば、下記の
製法a)、b)又はc)により合成することができる。製法a ):nが0を示す場合 式
【0008】
【化3】
【0009】式中、R1、R2及びR3は前記定義のとお
りである、で表わされる化合物を4−ブロモ−1,1,2
−トリフルオロ−1−ブテンと反応させる方法。製法b ):nが1又は2を示す場合 式
【0010】
【化4】
【0011】式中、R1、R2及びR3は前記定義のとお
りである、で表わされる化合物を酸化する方法。製法c ):R1が水素を示し、R2がハロゲンを示し、そ
してnが0を示す場合、又はR1及びR2がハロゲンを示
し、そしてnが0を示す場合 式
【0012】
【化5】
【0013】式中、R1a及びR2aはそれぞれ水素を示
し、そしてR3は前記定義のとおりである、で表わされ
る化合物をハロゲン化剤と反応させる方法。
【0014】本発明の式(I)の化合物は、強力な殺セ
ンチュウ活性を有しており、且つ各種作物に対して良好
な親和性を現わす。
【0015】本発明によれば、式(I)の化合物は、驚
くべきことには、前記の公知文献に記載の本発明の化合
物に類似する化合物と比較し、極めて卓越した殺センチ
ュウ作用を現わす。
【0016】本明細書において、「ハロゲン」は、フル
オル、クロル、ブロム又はヨードを示し、好ましくはフ
ルオル、クロル又はブロムを示し、特に好ましくはクロ
ル又はブロムを示す。
【0017】「アルキル」及び「アルコキシカルボニ
ル」のアルキル部分は、メチル、エチル、n−もしくは
iso−プロピル、n−、iso−、sec−もしくは
tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−
ヘプチル、n−オクチル等の直鎖状又は分枝状のアルキ
ルを示し、好ましくはC1-8アルキル、より好ましくは
1-6アルキルを示し、そして特に好ましくはC1-4アル
キルを示す。
【0018】「アルケニル」は、ビニル、アリル、1−
プロペニル、1−(2−又は3−)ブテニル等のアルケ
ニルを示し、好ましくはC3-4アルケニルを示し、特に
好ましくはアリル又は2−ブテニルを示す。
【0019】「シクロアルキル」は、シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シク
ロヘプチル、シクロオクチル等のシクロアルキルを示
し、好ましくはC3-6シクロアルキルを示し、そして特
に好ましくはシクロプロピル、シクロペンチル又はシク
ロヘキシルを示す。
【0020】「アラルキル」は、アリール部分がフェニ
ル又はナフチルであり且つアルキル部分がメチル又はエ
チルである、ベンジル、フェネチル、α−メチルベンジ
ル、α−もしくはβ−ナフチルメチル、α−もしくはβ
−ナフチルエチル等のC7-12(総炭素数)アラルキルを
示し、好ましくはベンジルを示す。
【0021】本発明の式(I)の化合物において、R1
が水素、フルオル、クロル又はブロムを示し、R2が水
素、フルオル、クロル、ブロム又はC1-4アルコキシカ
ルボニルを示し、R3が水素、C1-6アルキル、C3-4
ルケニル、C3-6シクロアルキル又はベンジルを示し、
そしてnが0、1又は2を示す、但し、R1とR2とR3
が同時に水素を示すことはない、場合の化合物を好適な
ものとして挙げることができる。
【0022】中でも、式(I)の化合物において、R1
が水素、クロル又はブロムを示し、R2が水素、クロ
ル、ブロム、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル
又はn−プロポキシカルボニルを示し、R3が水素、メ
チル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチ
ル、アリル、2−ブテニル、シクロプロピル、シクロペ
ンチル、シクロヘキシル、又はベンジルを示し、そして
nが0、1又は2を示す、但し、R1とR2とR3が同時
に水素を示すことはない、場合の化合物が特に好適であ
る。
【0023】本発明の式(I)の化合物を製造するため
の前記製法a)は、原料として、例えば、2−メルカプ
ト−1−メチルイミダゾール及び4−ブロモ−1,1,2
−トリフルオロ−1−ブテンを用いる場合、下記反応式
で表わすことができる。
【0024】
【化6】
【0025】本発明の式(I)の化合物を製造するため
の製法b)は、原料として、例えば、1−メチル−2−
(3′,4′,4′−トリフルオロ−3′−ブテニルチ
オ)イミダゾールを用い、そして酸化剤としてm−クロ
ロ過安息香酸を用いる場合、下記の反応式で表わすこと
ができる。
【0026】
【化7】
【0027】また、本発明の式(I)の化合物を製造す
るための製法c)は、原料として、例えば、1−メチル
−2−(3′,4′,4′−トリフルオロ−3′−ブテニ
ルチオ)イミダゾールを用い、そしてハロゲン化剤とし
て、例えば、N−クロロスクシンイミドを用いる場合、
下記の反応式で表わすことができる。
【0028】
【化8】
【0029】前記製法a)において原料として用いられ
る式(II)の化合物は、例えば、J. Amer. Chem.,7
1巻,644−646頁,1949年及び同71巻,4
000−4002頁,1949年に記載の公知化合物を
包含し、また、これら文献に記載の方法に準じて合成す
ることができる。
【0030】式(II)の化合物の代表例としては、例
えば、2−メルカプト−1−メチルイミダゾール、1−
エチル−2−メルカプトイミダゾール、2−メルカプト
−1−n−プロピルイミダゾール、1−イソプロピル−
2−メルカプトイミダゾール、2−メルカプト−1−n
−ブチルイミダゾール、2−メルカプト−1−sec−
ブチルイミダゾール、2−メルカプト−1−tert−
ブチルイミダゾール、1−シクロプロピル−2−メルカ
プトイミダゾール、1−アリル−2−メルカプトイミダ
ゾール、1−ベンジル−2−メルカプトイミダゾール、
5−メトキシカルボニル−2−メルカプト−1−メチル
イミダゾール、2−メルカプト−1−メチル−5−n−
プロポキシカルボニルイミダゾール、5−エトキシカル
ボニル−2−メルカプト−1−メチルイミダゾール等を
挙げることができる。
【0031】前記製法a)において原料として用いられ
る4−ブロモ−1,1,2−トリフルオロ−1−ブテン
は、例えばWO86/07590パンフレットに記載さ
れている既知の化合物である。
【0032】前記製法b)において原料として用いられ
る式(Ia)の化合物は、本発明の式(I)の化合物に
おいてnが0を示す場合の化合物に該当し、例えば、前
記製法a)に従って合成することができる。
【0033】製法b)において上記式(Ia)の化合物
の酸化のために用いられる酸化剤としては、有機化学の
分野で通常用いられるもの、例えば、過酸化水素水、m
−クロロ過安息香酸、過酢酸、過安息香酸、マグネシウ
ムモノペルオキシフタル酸、パーオキシモノ硫酸カリウ
ム等を挙げることができる。
【0034】前記製法c)において原料として用いられ
る式(Ib)の化合物は、本発明の式(I)の化合物に
おいてnが0を示す場合の化合物に包含され、例えば、
前記製法a)に従って合成することができる。
【0035】また、製法c)において式(Ib)の化合
物と反応せしめられるハロゲン化剤としては、有機化学
の分野で通常用いられるもの、例えば、スルフリルクロ
ライド、N−クロロスクシンイミド、N−ブロモスクシ
ンイミド、トリクロロイソシアヌル酸、フッ化カリウ
ム、塩素ガス、臭素、ヨウ素等を挙げることができる。
【0036】前記製法a)の反応は適当な希釈剤の存在
下に実施することができ、その際に使用しうる希釈剤の
例としては、脂肪族、環脂肪族および芳香族炭化水素
類、例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテ
ル、リグロイン、ベンゼン、トルエン、キシレン等;エ
ーテル類、例えば、ジエチルエーテル、メチルエチルエ
ーテル、ジ−iso−プロピルエーテル、ジブチルエー
テル、プロピレンオキサイド、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン等;ケトン類、例えば、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン等;ニトリル類、例
えば、アセトニトリル、プロピオニトリル、アクリロニ
トリル等;酸アミド類、例えば、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等を
挙げることができる。
【0037】製法a)の反応は酸結合剤の存在下で行な
うことができ、その際に使用しうる酸結合剤としては、
例えば、アルカリ金属の水酸化物、炭酸塩およびアルコ
ラート等や、第3級アミン類、例えば、トリエチルアミ
ン、ジエチルアニリン、ピリジン、4−ジメチルアミノ
ピリジン、1,4−ジ−アザビシクロ[2,2,2]オク
タン(DABCO)、1,8−ジ−アザビシクロ[5,
4,0]ウンデク−7−エン(DBU)等を挙げること
ができる。
【0038】製法a)の反応は実質的に広い温度範囲内
において実施することができるが、一般には、約0〜約
180℃、好ましくは約20〜約120℃の範囲内の温
度が適当である。また、該反応は常圧下で行うことが望
ましいが、場合によっては加圧下または減圧下で実施す
ることもできる。
【0039】製法a)を実施するにあたって、例えば、
式(II)の化合物1モルに対し、0.8〜1.5モルの
4−ブロモ−1,1,2−トリフルオロ−1−ブテンを1
〜1.3モルの酸結合剤、例えば炭酸カリウムの存在下
に、希釈剤、例えばアセトニトリル中で加熱還流下に反
応させることにより、対応する式(I)の目的化合物を
得ることができる。
【0040】製法a)により製造することのできるnが
0を示す場合の本発明の式(I)の化合物のうち、R2
がアルコキシカルボニルを示し且つR3がアルキルを示
す場合の化合物は、また、後記合成例5に記載の別法に
従い合成することもできる。
【0041】前記製法b)の反応は適当な希釈剤の存在
下に実施することができ、その際に使用しうる希釈剤の
例としては、脂肪族、環脂肪族および芳香族炭化水素類
(場合によっては塩素化されてもよい)、例えば、ヘキ
サン、シクロヘキサン、石油エーテル、リグロイン、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、メチレンクロライド、ク
ロロホルム、四塩化炭素、エチレンクロライド、クロル
ベンゼン等;エーテル類、例えば、ジエチルエーテル、
メチルエチルエーテル、ジ−iso−プロピルエーテ
ル、ジブチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等;アルコール類、例えば、メタノール、エタノー
ル、iso−プロパノール、ブタノール、エチレングリ
コール等;エステル類、例えば、酢酸エチル、酢酸アミ
ル等;酸アミド類、例えば、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等;カルボ
ン酸類、例えば、ギ酸、酢酸類等を挙げることができ
る。
【0042】製法b)の反応は実質的に広い温度範囲内
において実施することができるが、一般には、約−20
〜約100℃、好ましくは約0〜約80℃の範囲内の温
度が適当である。また、該反応は常圧下で行うことが望
ましいが、場合によっては加圧下または減圧下で実施す
ることもできる。
【0043】製法b)を実施するにあたって、例えば、
式(Ia)の化合物1モルに対し、0.8〜3モルのm
−クロロ過安息香酸を、希釈剤、例えばメチレンクロラ
イド中で室温において反応させることにより、対応する
式(I)の目的化合物を得ることができる。
【0044】前記製法c)の反応は適当な希釈剤の存在
下に実施することができ、その際に使用しうる希釈剤の
例としては、脂肪族、環脂肪族および芳香族炭化水素類
(場合によっては塩素化されてもよい)、例えば、ヘキ
サン、シクロヘキサン、石油エーテル、リグロイン、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、メチレンクロライド、ク
ロロホルム、四塩化炭素、エチレンクロライド、クロル
ベンゼン等;エーテル類、例えば、ジエチルエーテル、
メチルエチルエーテル、ジ−iso−プロピルエーテ
ル、ジブチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン等;酸アミド類、例えば、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等;スルホ
ン、スルホキシド類、例えば、ジメチルスルホキシド、
スルホラン等を挙げることができる。
【0045】製法c)の反応は実質的に広い温度範囲内
において実施することができるが、一般には、約−20
〜約200℃、好ましくは約0〜約150℃の範囲内の
温度が適当である。また、該反応は常圧下で行うことが
望ましいが、場合によっては加圧下または減圧下で実施
することもできる。
【0046】製法c)を実施するにあたって、式(I
b)の化合物1モルに対し、1〜4モルのN−クロロス
クシンイミドを、希釈剤、例えば四塩化炭素中で加熱還
流下に反応させることにより、対応する式(I)の目的
化合物を得ることができる。
【0047】本発明の式(I)の化合物は、センチュウ
類に対し強力な防除作用を現わす。従って、それらは殺
センチュウ剤として例えば農林業分野で有効に使用する
ことができる。そして、本発明の式(I)の化合物は、
作物に対して薬害を与えることがなく、有害センチュウ
類に対して的確な防除効果を発揮することができる。
【0048】本発明の式(I)の活性化合物を適用しう
るセンチュウ類の例としては、例えば、ネグサレセンチ
ュウ類(Pratylenchus spp.)、ジャガイモシストセン
チュウ(Globodera rostochiensis Wollenweber)、ダ
イズシストセンチュウ(Heterodera glycines Ichinoh
e)、ネコブセンチュウ類(Meloidogyne spp.)、イネ
シンガレセンチュウ(Aphelenchoides basseyi Christi
e)、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus Xylophi
lus)などが挙げられるが、これらに限定されるもので
はない。
【0049】本発明の活性化合物は、それらの商業上有
用な製剤の形態又はそれらの製剤から調製された使用形
態で、他の活性化合物、例えば、殺虫剤、殺菌剤、殺ダ
ニ剤、殺カビ剤などとの混合剤として存在することもで
きる。ここで、殺虫剤としては、例えば、有機リン剤、
カーバメート剤、カーボキシレート系薬剤、クロル化炭
化水素系薬剤、クロロニコチニル系薬剤、微生物が生産
する殺虫性物質等を挙げることができる。
【0050】更に、本発明の活性化合物は、共力剤との
混合剤としても存在することができ、かかる製剤及び使
用形態は、商業上有用なものとして挙げることもでき
る。該共力剤はそれ自体活性である必要はなく、活性化
合物の作用を増幅するような化合物である。
【0051】本発明の活性化合物の商業上有用な製剤又
は使用形態における含有量は、広い範囲内で変えること
ができる。本発明の式(I)の活性化合物の使用時の濃
度は、一般に0.000001〜100重量%、好まし
くは0.00001〜1重量%の範囲内とすることがで
きる。
【0052】本発明の活性化合物は通常の製剤形態にす
ることができる。その形態としては、例えば、液剤、エ
マルジョン、水和剤、顆粒状水和剤、懸濁剤、粉剤、泡
沫剤、ペースト、粒剤、活性化合物浸潤−天然及び合成
物、マイクロカプセル、くん蒸剤等を挙げることができ
る。
【0053】これらの製剤は、それ自体既知の方法で製
造することができ、例えば、活性化合物を、展開剤、即
ち、液体状、液化ガス状又は固体状の希釈剤又は担体、
並びに場合によっては界面活性剤、即ち、乳化剤及び/
又は分散剤及び/又は泡沫形成剤と混合することによっ
て製造することができる。展開剤として水を用いる場合
には、例えば、有機溶媒を補助溶媒として使用すること
ができる。
【0054】液体状の希釈剤又は担体としては、例え
ば、芳香族炭化水素類(例えば、キシレン、トルエン、
アルキルナフタレン等)、クロル化芳香族又はクロル化
脂肪族炭化水素類(例えば、クロロベンゼン類、塩化エ
チレン類、塩化メチレン等)、脂肪族炭化水素類[例え
ば、シクロヘキサン等、パラフィン類(例えば鉱油留分
等)]、アルコール類(例えば、ブタノール、グリコー
ル及びそれらのエーテル、エステル等)、ケトン類(例
えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、シクロヘキサノン等)、強極性溶媒(例え
ば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
等)、水等を挙げることができる。
【0055】液化ガス状の希釈剤又は担体は、常温常圧
でガス状である物質を液化したものであり、その例とし
ては、例えば、ブタン、プロパン、窒素ガス、二酸化炭
素、ハロゲン化炭化水素類のようなエアゾール噴射剤等
を挙げることができる。
【0056】固体状の希釈剤としては、例えば、粉砕天
然鉱物(例えば、カオリン、クレー、タルク、チョー
ク、石英、アタパルガイド、モンモリロナイト、珪藻土
等)、粉砕合成鉱物(例えば、高分散ケイ酸、アルミ
ナ、ケイ酸塩等)などを挙げることができる。
【0057】粒剤のための固体状担体としては、例え
ば、粉砕且つ分別された岩石(例えば、方解石、大理
石、軽石、海泡石、白雲石等)、無機及び有機物粉の合
成粒、有機物質(例えば、おがくず、ココやしの実殻、
とうもろこしの穂軸、タバコの茎等)の細粒体等を挙げ
ることができる。
【0058】乳化剤及び/又は泡沫剤としては、例え
ば、非イオン及び陰イオン乳化剤[例えば、ポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸ア
ルコールエーテル(例えば、アルキルアリールポリグリ
コールエーテル、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸
塩、アリールスルホン酸塩等)]、アルブミン加水分解
生成物等を挙げることができる。
【0059】分散剤には、例えば、リグニンサルファイ
ト廃液、メチルセルロース等が包含される。
【0060】固着剤も製剤(粉剤、粒剤、乳剤)に使用
することができ、使用しうる固着剤としては、例えば、
カルボキシメチルセルロース、天然及び合成ポリマー
(例えば、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルアセテート等)などを挙げることができる。
【0061】着色剤を使用することもでき、その着色剤
としては、例えば、無機顔料(例えば、酸化鉄、酸化チ
タン、プルシアンブルー等)、アリザリン染料、アゾ染
料又は金属フタロシアニン染料のような有機染料、そし
て更に、鉄、マンガン、ボロン、銅、コバルト、モリブ
デン、亜鉛などの金属の塩のような微量要素を挙げるこ
とができる。
【0062】該製剤は、一般には、前記活性成分を0.
1〜95重量%、好ましくは0.5〜90重量%の範囲
内の割合で含有することができる。
【0063】次に、本発明の化合物の製造及び用途を下
記の実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明は
これのみに限定されるべきものではない。なお、「部」
は特にことわらない限り「重量部」である。
【0064】
【実施例】合成例1
【0065】
【化9】
【0066】2−メルカプト−1−メチルイミダゾール
7.98g(69.90mmol)、炭酸カリウム10.
6g(76.69mmol)および4−ブロモ−1,1,
2−トリフルオロ−1−ブテン14.6g(77.26m
mol)をアセトニトリル70mlに懸濁し、6時間加
熱還流した。沈殿物を濾取後、濾液を減圧下濃縮し、残
渣をカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:エタ
ノール=99:1)にて精製し、1−メチル−2−
(3′,4′,4′−トリフルオロ−3′−ブテニルチ
オ)イミダゾール8.5gを得た。nD 20=1.492
8、収率37%。合成例2
【0067】
【化10】
【0068】1−メチル−2−(3′,4′,4′−トリ
フルオロ−3′−ブテニルチオ)イミダゾール1g
(4.50mmol)をジクロロメタン30mlに溶解
し、m−クロロ過安息香酸(純度約70%)1.1g
(6.30mmol)を少しずつ加えた。室温で8時間
撹拌後、飽和炭酸水素ナトリウムおよび水で洗浄し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下、溶媒を留去後、
残渣をカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:エ
タノール=19:1)に付し、1−メチル−2−
(3′,4′,4′−トリフルオロ−3′−ブテニルスル
フィニル)イミダゾール0.91gを得た。nD 20=1.
5040、収率85%。合成例3
【0069】
【化11】
【0070】1−メチル−2−(3′,4′,4′−トリ
フルオロ−3′−ブテニルチオ)イミダゾール1g
(4.50mmol)をジクロロメタン30mlに溶解
し、m−クロロ過安息香酸(純度約70%)2.17g
(12.57mmol)を少しずつ加えた。室温で8時
間撹拌後、飽和炭酸水素ナトリウムおよび水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下、溶媒を留去
後、残渣をカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタ
ン:エタノール=49:1)に付し、1−メチル−2−
(3′,4′,4′−トリフルオロ−3′−ブテニルスル
ホニル)イミダゾール0.83gを得た。nD 20=1.4
819、収率73%。合成例4
【0071】
【化12】
【0072】1−メチル−2−(3′,4′,4′−トリ
フルオロ−3′−ブテニルチオ)イミダゾール2.22
g(10mmol)をジクロロメタン30mlに溶解
し、氷冷下、塩化スルフリル1.62g(12mmo
l)をゆっくり滴下した。滴下終了後、室温で4時間撹
拌した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液25mlを加
え30分間撹拌した。有機層と水層とを分取し、水層を
ジクロロメタンで抽出した後、先の有機層と一緒にし
た。有機層は飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下、溶媒を留去した。残
渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル
=5:1)に付し、5−クロロ−1−メチル−2−
(3′,4′,4′−トリフルオロ−3′−ブテニルチ
オ)イミダゾール0.93g(nD 20=1.5170、収
率36%)、及び4,5−ジクロロ−1−メチル−2−
(3′,4′,4′−トリフルオロ−3′−ブテニルチ
オ)イミダゾール0.2g(nD 20=1.5029、収率
7%)を得た。合成例5
【0073】
【化13】
【0074】4−エトキシカルボニル−2−(3′,
4′,4′−トリフルオロ−3′−ブテニルチオ)イミ
ダゾール6g(21.41mmol)、炭酸カリウム3.
25g(23.51mmol)及びジメチル硫酸2.96
g(23.47mmol)をアセトニトリル60mlに
懸濁し、4時間加熱還流した。冷後、沈殿物を濾取し、
濾液を減圧下にて濃縮した。残渣をカラムクロマトグラ
フィー(ジクロロメタン:エタノール=99:1)に付
し、5−エトキシカルボニル−1−メチル−2−
(3′,4′,4′−トリフルオロ−3′−ブテニルチ
オ)イミダゾール2.1g(nD 20=1.5013、収率
33%)を得た。
【0075】上記合成例1〜5に記載の方法に準じて合
成することのできる本発明の式(I)の化合物を下記の
第1表に示す。なお、第1表には、合成例1〜5で得ら
れた化合物も併せて示す。
【0076】第1表中、Meはメチルを示し、Etはエ
チルを示し、n−Prはn−プロピルを示し、iso−
Prはイソプロピルを示し、n−Buはn−ブチルを示
し、sec−Buはsec−ブチルを示し、tert−
Buはtert−ブチルを示し、cy−Prはシクロプ
ロピルを示し、cy−Penはシクロペンチルを示し、
cy−Hexはシクロヘキシルを示し、Phはフェニル
を示す。
【0077】
【表1】
【0078】
【表2】
【0079】合成参考例(中間体)
【0080】
【化14】
【0081】2−メルカプトオキサゾール1g(9.8
9mmol)およびsec−ブチルアミン0.72g
(9.89mmol)をエタノール20mlに溶解し、
2時間加熱還流した。冷後、減圧下溶媒を留去し、残渣
をカラムクロマトグラフィーに付し、1−sec−ブチ
ル−2−メルカプトイミダゾール0.83gを得た。m
p.=108〜121℃、収率54%。試験例1 :ネコブセンチュウに対する試験(土壌ポット
試験) 供試薬剤の調製:活性化合物1部を軽石99部に含浸さ
せ微粒剤とする。 試験方法:上記のようにして調製した供試薬剤を、サツ
マイモネコブセンチュウの汚染土壌に10ppmの薬量
になるように加え、均一に撹拌混合して1/5000ア
ールのポットに充填した。それにトマト(品種:栗原)
の種子を1ポットあたり約20粒播種し、温室内で栽培
し、4週間後に根をそこなわないように抜き取り、以下
の如くして根瘤指数及び防除効果を求めた。
【0082】
【数1】
【0083】試験の結果、有効成分濃度10ppmで9
0%を越す防除効果を示す化合物の代表例として、例え
ば、No.2及び3の化合物が挙げられる。製剤例1 (粒剤) 本発明化合物(No.2)10部、ベントナイト(モン
モリロナイト)30部、タルク(滑石)58部及びリグ
ニンスルホン酸塩2部の混合物に、水25部を加え、良
く捏化し、押し出し式造粒機により10〜40メッシュ
の粒状とし、40〜50℃で乾燥して粒剤とする。製剤例2 (粒剤) 0.2〜2mmに粒径分布を有する粘土鉱物粒95部を
回転混合機に入れ、回転下、液体希釈剤とともに本発明
化合物(No.3)5部を噴霧し均等にしめらせた後、
40〜50℃で乾燥して粒剤とする。製剤例3 (乳剤) 本発明化合物(No.2)30部、キシレン55部、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル8部及びア
ルキルベンゼンスルホン酸カルシウム7部を混合撹拌し
て乳剤とする。製剤例4 (水和剤) 本発明化合物(No.3)15部、ホワイトカーボン
(含水無晶形酸化ケイ素微粉末)と粉末クレーとの混合
物(1:5)80部、アルキルベンゼンスルホン酸ナト
リウム2部及びアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウ
ムホルマリン縮合物3部を粉砕混合し、水和剤とする。
【0084】
【発明の効果】本発明の新規な殺センチュウ性トリフル
オロブテニルイミダゾールチオエーテル誘導体は、実施
例に示したとおり、一般的製法により容易に合成するこ
とができ、殺センチュウ剤として有用な作用を発現す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大津 悠一 栃木県小山市駅南町1−5−7 (72)発明者 渋谷 克彦 栃木県河内郡南河内町緑6−14−4 (72)発明者 阿部 剛久 北海道札幌市中央区宮の森2条4−1−24 −401 Fターム(参考) 4H011 AC01 BB09 DA02 DA15 DA16 DD04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 式中、 R1は水素又はハロゲンを示し、 R2は水素、ハロゲン又はアルコキシカルボニルを示
    し、 R3は水素、アルキル、アルケニル、シクロアルキル又
    はアラルキルを示し、 そしてnは0、1又は2を示す、 但し、R1とR2とR3は同時に水素を示すことはない、
    で表わされるトリフルオロブテニルイミダゾールチオエ
    ーテル誘導体。
  2. 【請求項2】 R1が水素、フルオル、クロル又はブロ
    ムを示し、 R2が水素、フルオル、クロル、ブロム又はC1-4アルコ
    キシカルボニルを示し、 R3が水素、C1-6アルキル、C3-4アルケニル、C3-6
    クロアルキル又はベンジルを示し、 そしてnが0、1又は2を示す、 但し、R1とR2とR3が同時に水素を示すことはない、
    請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 R1が水素、クロル又はブロムを示し、 R2が水素、クロル、ブロム、メトキシカルボニル、エ
    トキシカルボニル又はn−プロポキシカルボニルを示
    し、 R3が水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
    ピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチ
    ル、n−ペンチル、アリル、2−ブテニル、シクロプロ
    ピル、シクロペンチル、シクロヘキシル又はベンジルを
    示し、そしてnが0、1又は2を示す、 但し、R1とR2とR3が同時に水素を示すことはない、
    請求項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のトリフ
    ルオロブテニルイミダゾールチオエーテル誘導体を有効
    成分として含有することを特徴とする殺センチュウ剤。
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