JP2003190457A - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JP2003190457A JP2003190457A JP2001396549A JP2001396549A JP2003190457A JP 2003190457 A JP2003190457 A JP 2003190457A JP 2001396549 A JP2001396549 A JP 2001396549A JP 2001396549 A JP2001396549 A JP 2001396549A JP 2003190457 A JP2003190457 A JP 2003190457A
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- winning
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- ball
- prize
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Abstract
(57)【要約】
【解決課題】 遊技盤の設計において予め設定される入
賞口に至る打球の入賞ルートを遊技者の技量、経験等の
差に影響されることなく容易に発見できるようにして最
良の入賞率を達成できる状態の下で遊技を楽しめるよう
にする。 【解決手段】 遊技盤(1)に打込む打球が入賞口
(7)に至る間に植設される多数の障害釘(11)相互
の間に設計上設定される入賞ルートの途中に位置確認標
識(14)を設置して遊技者に対して高入賞率の優良な
入賞ルートの位置を表示案内する。
賞口に至る打球の入賞ルートを遊技者の技量、経験等の
差に影響されることなく容易に発見できるようにして最
良の入賞率を達成できる状態の下で遊技を楽しめるよう
にする。 【解決手段】 遊技盤(1)に打込む打球が入賞口
(7)に至る間に植設される多数の障害釘(11)相互
の間に設計上設定される入賞ルートの途中に位置確認標
識(14)を設置して遊技者に対して高入賞率の優良な
入賞ルートの位置を表示案内する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤に打球の発
射目標点を表示するようにした弾球遊技機に関する。
射目標点を表示するようにした弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機(以下、単に遊技機と記
す。)の遊技盤前面に植設される多数の障害釘は発射さ
れた打球の障害物となって盤面上を単調に落下するのを
阻止するのと同時に、盤面の適所に配置される入賞口に
向けて打球を誘導し、入賞口に絡ませて入賞或は非入賞
状態を作る誘導手段として機能する。
す。)の遊技盤前面に植設される多数の障害釘は発射さ
れた打球の障害物となって盤面上を単調に落下するのを
阻止するのと同時に、盤面の適所に配置される入賞口に
向けて打球を誘導し、入賞口に絡ませて入賞或は非入賞
状態を作る誘導手段として機能する。
【0003】この障害釘の打球誘導手段としての機能
は、発射された打球が遊技盤上部に位置する障害釘に接
触したときから入賞口に至る道筋、つまり入賞するため
のルートとして具体化され設計上織込まれる。この入賞
するため入賞口に向けて設定される入賞ルートは多数植
設される障害釘の中に複数設定されるが、遊技場側と遊
技者側双方の利益を考慮して両者のバランスの上に設定
されることになる。
は、発射された打球が遊技盤上部に位置する障害釘に接
触したときから入賞口に至る道筋、つまり入賞するため
のルートとして具体化され設計上織込まれる。この入賞
するため入賞口に向けて設定される入賞ルートは多数植
設される障害釘の中に複数設定されるが、遊技場側と遊
技者側双方の利益を考慮して両者のバランスの上に設定
されることになる。
【0004】このバランスは最終的には遊技機の出玉率
によって決定されることになるが、設計上は設置する入
賞口との関係から一定の発射数に対して何個の入賞球が
あるとき両者の利益バランスが均衡するかで決定され、
このとき入賞率を一つの基準値として障害釘の配置、つ
まり入賞ルートが定まることになる。通常、入賞ルート
は複数設定され、その中の1つ、若しくは少数のものが
前記基準値若しくはこれに近い入賞率を出すものとして
設計される。
によって決定されることになるが、設計上は設置する入
賞口との関係から一定の発射数に対して何個の入賞球が
あるとき両者の利益バランスが均衡するかで決定され、
このとき入賞率を一つの基準値として障害釘の配置、つ
まり入賞ルートが定まることになる。通常、入賞ルート
は複数設定され、その中の1つ、若しくは少数のものが
前記基準値若しくはこれに近い入賞率を出すものとして
設計される。
【0005】しかし、この入賞ルートは盤面に表示され
るものではないので、遊技者は上記基準値若しくはこれ
に近い入賞率を出すルートを探して努力し、また経験を
積んで容易に発見するための技量を身に付けるべく努力
することになるが、未経験者乃至経験度の浅い遊技者に
とっては容易なことではなく、この結果遊技者間に遊技
を楽しむ上で格差を生じる問題があった。
るものではないので、遊技者は上記基準値若しくはこれ
に近い入賞率を出すルートを探して努力し、また経験を
積んで容易に発見するための技量を身に付けるべく努力
することになるが、未経験者乃至経験度の浅い遊技者に
とっては容易なことではなく、この結果遊技者間に遊技
を楽しむ上で格差を生じる問題があった。
【0006】入賞ルートは前述した通り最上部に植設さ
れ並ぶ障害釘と接触する位置から入賞口に至る筋道であ
り、遊技者側から見たとき上記最初に障害釘に接触する
位置、つまり打込み位置が入賞ルートそのものになる。
従来、遊技者に打球の打込み位置を案内するものとして
例えば特許第3072608号公報記載の発明がある。
この提案は打球の打込み位置が所謂「左打ち」から「右
打ち」に変る過程を遊技者に知らせるため遊技部の上方
左右に表示灯を設置し、この表示灯の点滅により左又は
右打ちに変更することを指示案内するようにしたもので
ある。
れ並ぶ障害釘と接触する位置から入賞口に至る筋道であ
り、遊技者側から見たとき上記最初に障害釘に接触する
位置、つまり打込み位置が入賞ルートそのものになる。
従来、遊技者に打球の打込み位置を案内するものとして
例えば特許第3072608号公報記載の発明がある。
この提案は打球の打込み位置が所謂「左打ち」から「右
打ち」に変る過程を遊技者に知らせるため遊技部の上方
左右に表示灯を設置し、この表示灯の点滅により左又は
右打ちに変更することを指示案内するようにしたもので
ある。
【0007】しかし、この既提案に係るものは所謂「3
種」と称される遊技機にあって、入賞効率のよい入賞口
が遊技の進行に伴って左側、右側と変化するものにおい
て、その左右の方向を指示するためにだけあるもので、
具体的な入賞口に向けて入賞率の高い道筋を知らせるも
のではない。従って、未熟な遊技者が熟練者と同様に技
量の上で格差をなくして遊技を楽しむものとはなってい
ない。
種」と称される遊技機にあって、入賞効率のよい入賞口
が遊技の進行に伴って左側、右側と変化するものにおい
て、その左右の方向を指示するためにだけあるもので、
具体的な入賞口に向けて入賞率の高い道筋を知らせるも
のではない。従って、未熟な遊技者が熟練者と同様に技
量の上で格差をなくして遊技を楽しむものとはなってい
ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の様な
実情に鑑み遊技者が均しく遊技を楽しめるよう遊技盤面
に多数植設される障害釘の間に設定される入賞ルートを
具体的に表示し、打込み目標点を明らかにして遊技者間
の格差をなくすと同時に、予め設計上遊技者が享受でき
るよう見込まれている入賞率を速やかに達成し、若しく
はこの値に近づけるようにして設計上均しく遊技者に与
えられた利益を享受できるようにした遊技機を提供せん
とするものである。
実情に鑑み遊技者が均しく遊技を楽しめるよう遊技盤面
に多数植設される障害釘の間に設定される入賞ルートを
具体的に表示し、打込み目標点を明らかにして遊技者間
の格差をなくすと同時に、予め設計上遊技者が享受でき
るよう見込まれている入賞率を速やかに達成し、若しく
はこの値に近づけるようにして設計上均しく遊技者に与
えられた利益を享受できるようにした遊技機を提供せん
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は遊技盤前面に形成される遊技部において、
入賞口に至る間に植設される多数の障害釘相互の間に設
計上設定される打球を誘導するための入賞ルートに該入
賞ルートを表示するための位置確認標識を設置してなる
ことを特徴とした弾球遊技機を提供することにある。
め、本発明は遊技盤前面に形成される遊技部において、
入賞口に至る間に植設される多数の障害釘相互の間に設
計上設定される打球を誘導するための入賞ルートに該入
賞ルートを表示するための位置確認標識を設置してなる
ことを特徴とした弾球遊技機を提供することにある。
【0010】また本発明は、設計上設定される入賞ルー
トは複数であると共に、該複数の入賞ルートのうち位置
確認標識を設置する入賞ルートは入賞口に対する入賞率
が最も高くなるよう設定された入賞ルートであることを
特徴とした弾球遊技機を提供することにある。
トは複数であると共に、該複数の入賞ルートのうち位置
確認標識を設置する入賞ルートは入賞口に対する入賞率
が最も高くなるよう設定された入賞ルートであることを
特徴とした弾球遊技機を提供することにある。
【0011】また本発明は、前記位置確認標識はランプ
等の発光体であることを特徴とした弾球遊技機を提供す
ることにある。
等の発光体であることを特徴とした弾球遊技機を提供す
ることにある。
【0012】また更に本発明は、前記位置確認標識は点
滅表示する発光体であることを特徴とした弾球遊技機を
提供することにある。次に上記本発明を図面に示す実施
の形態に基づき詳述し、併せてその他の特徴について説
明することにする。
滅表示する発光体であることを特徴とした弾球遊技機を
提供することにある。次に上記本発明を図面に示す実施
の形態に基づき詳述し、併せてその他の特徴について説
明することにする。
【0013】
【発明の実施の形態】
【実施例1】図面の図1は本発明に係る遊技機の遊技盤
の正面図である。遊技盤1は遊技機本体(図示せず)に
対し着脱自由にした分離式遊技機におけるものとして示
してあり、この前面には周知の通り発射装置からの打球
を遊技盤前面に誘導する外誘導レール2と、この外誘導
レールに続けて遊技盤前面を円形に囲み遊技部3を形成
すると共に、外誘導レール2との間で打球の誘導路4を
形成する内誘導レール5を備える。
の正面図である。遊技盤1は遊技機本体(図示せず)に
対し着脱自由にした分離式遊技機におけるものとして示
してあり、この前面には周知の通り発射装置からの打球
を遊技盤前面に誘導する外誘導レール2と、この外誘導
レールに続けて遊技盤前面を円形に囲み遊技部3を形成
すると共に、外誘導レール2との間で打球の誘導路4を
形成する内誘導レール5を備える。
【0014】遊技部3の中央上部には可変表示装置6が
設置され、この表示装置6の直下に始動用入賞口7を、
そしてその左右に通常の入賞口8,8を設け、これらの
直下に前後に開閉する扉9を備えた大入賞口10を設置
している。
設置され、この表示装置6の直下に始動用入賞口7を、
そしてその左右に通常の入賞口8,8を設け、これらの
直下に前後に開閉する扉9を備えた大入賞口10を設置
している。
【0015】遊技部3の上部から前記可変表示装置6の
周囲を囲み、更に前記各入賞口7,8,10を設置する
領域には多数の障害釘11を植設し、更にこの障害釘の
間に打球の方向を回転することによって振り分け変更す
る第1の風車12,12と第2の風車13,13を上下
に置き、左右対称となるよう設置している。
周囲を囲み、更に前記各入賞口7,8,10を設置する
領域には多数の障害釘11を植設し、更にこの障害釘の
間に打球の方向を回転することによって振り分け変更す
る第1の風車12,12と第2の風車13,13を上下
に置き、左右対称となるよう設置している。
【0016】この遊技盤における設定は、遊技機関連の
法規上所謂「第1種」と称される型式のものとしてあ
り、打球が前記始動用入賞口7に飛入し入賞したとき前
記可変表示装置6に備える3つの図柄表示体(図示せ
ず)が回転(スクロール)を開始し、一定時間回転した
のち、個々の図柄表示体が個別に停止してこの停止時に
3つの上記表示体上に表現する図柄が一致したとき、こ
れを「大当り」として前記大入賞口10の扉9を開放し
打球の入賞を容易にしたものである。
法規上所謂「第1種」と称される型式のものとしてあ
り、打球が前記始動用入賞口7に飛入し入賞したとき前
記可変表示装置6に備える3つの図柄表示体(図示せ
ず)が回転(スクロール)を開始し、一定時間回転した
のち、個々の図柄表示体が個別に停止してこの停止時に
3つの上記表示体上に表現する図柄が一致したとき、こ
れを「大当り」として前記大入賞口10の扉9を開放し
打球の入賞を容易にしたものである。
【0017】一般に、上記大入賞口10の1回の開放に
伴う入賞個数は10個とし(或は開放を時間によって定
めることもある。)、この開放間に内部に備える継続入
賞口に打球が飛入した場合再度開放を促してこれを16
回まで繰り返すことが可能にしてあり、大量の入賞に伴
う大量の賞球放出が実現するように設定してある。
伴う入賞個数は10個とし(或は開放を時間によって定
めることもある。)、この開放間に内部に備える継続入
賞口に打球が飛入した場合再度開放を促してこれを16
回まで繰り返すことが可能にしてあり、大量の入賞に伴
う大量の賞球放出が実現するように設定してある。
【0018】ところで、遊技部3内に植設される障害釘
11は予め設定する遊技内容に対応させて打球を入賞口
へ誘導するために配置され、釘相互の間に入賞ルートを
形成する。この入賞ルートは特別表示されないことから
外見上明らかとはならないが、特定の入賞口、ここでは
始動用入賞口7に打球を誘導するため打球の打込み位置
となる最上部に並ぶ障害釘群の中からこの始動用入賞口
7に至る間に複数個の入賞ルートが設定される。
11は予め設定する遊技内容に対応させて打球を入賞口
へ誘導するために配置され、釘相互の間に入賞ルートを
形成する。この入賞ルートは特別表示されないことから
外見上明らかとはならないが、特定の入賞口、ここでは
始動用入賞口7に打球を誘導するため打球の打込み位置
となる最上部に並ぶ障害釘群の中からこの始動用入賞口
7に至る間に複数個の入賞ルートが設定される。
【0019】従来、一般に遊技者はこの入賞ルートを球
の打込みを繰り返して発見するが、最も効率のよい入賞
ルートを発見するには経験を要するものとなっており、
誰でも容易に発明できるものとはなっていない。
の打込みを繰り返して発見するが、最も効率のよい入賞
ルートを発見するには経験を要するものとなっており、
誰でも容易に発明できるものとはなっていない。
【0020】図中14は、この予め設計に基づき設定さ
れた入賞ルートの途中に設置した入賞ルートの位置を表
示する位置確認標識たるランプ等からなる確認灯であ
る。この確認灯14は入賞ルート上に設置して入賞ルー
トの位置を遊技者に知らしめ入賞率の高い効率的な打球
の発射を促すもので、ここでは入賞ルートの中で遊技者
が打込み位置を選択することによって打球を送り込むこ
とができる最終地点となる位置、つまり要点にこの確認
灯14を設置している。
れた入賞ルートの途中に設置した入賞ルートの位置を表
示する位置確認標識たるランプ等からなる確認灯であ
る。この確認灯14は入賞ルート上に設置して入賞ルー
トの位置を遊技者に知らしめ入賞率の高い効率的な打球
の発射を促すもので、ここでは入賞ルートの中で遊技者
が打込み位置を選択することによって打球を送り込むこ
とができる最終地点となる位置、つまり要点にこの確認
灯14を設置している。
【0021】上記確認灯14に至るまでの間には複数の
入賞ルートが設定され、この入賞ルートの始端となる打
込み位置に打込まれた打球は、それぞれの入賞ルートを
通って或るものは途中から脱落するものもあるが、或る
ものは確認灯14が設置されたルートに残って始動用入
賞口7に誘導されることになる。具体的には確認灯14
の位置を通過した打球は、その直下に位置する第2の風
車13に衝突し、その回転方向により振り分けられ、右
方向に振られたものはその下部に右下り傾斜に配置列設
される連続釘群aに誘導され、始動用入賞口7の上部に
至ることになる。
入賞ルートが設定され、この入賞ルートの始端となる打
込み位置に打込まれた打球は、それぞれの入賞ルートを
通って或るものは途中から脱落するものもあるが、或る
ものは確認灯14が設置されたルートに残って始動用入
賞口7に誘導されることになる。具体的には確認灯14
の位置を通過した打球は、その直下に位置する第2の風
車13に衝突し、その回転方向により振り分けられ、右
方向に振られたものはその下部に右下り傾斜に配置列設
される連続釘群aに誘導され、始動用入賞口7の上部に
至ることになる。
【0022】一方、風車13によって左に振られたもの
のうち障害釘11によって右に跳ねたものは連続釘群a
の下に並行状に連設される下段の連続釘群bに誘導さ
れ、その途中から入賞口8に、或は終端から可動翼片を
開放させる始動用入賞口7に誘導され、それぞれに入賞
の機会が与えられるようになつている。
のうち障害釘11によって右に跳ねたものは連続釘群a
の下に並行状に連設される下段の連続釘群bに誘導さ
れ、その途中から入賞口8に、或は終端から可動翼片を
開放させる始動用入賞口7に誘導され、それぞれに入賞
の機会が与えられるようになつている。
【0023】以上の構成において、遊技者は従来の場
合、凡その見当を付けて打球を上部の障害釘11に向け
て打出し、始動用入賞口7に対する入賞率の高い入賞ル
ートを発射操作の繰り返しによって発見すべく努力する
ことになるが、本発明においては発射した球が前記確認
灯14によって表示する位置を通過するか否かを監視す
ればよいことになる。つまり、確認灯14の位置は入賞
ルート上にあることからこの位置を通過する打球は設計
に基づく高い入賞率を示すものとなるからである。従っ
て、遊技者は打込み位置の発見に努めることもさること
ながら、ここではこの確認灯14の位置を打球が通過す
るかどうかを確認しながら発射操作をすることになる。
合、凡その見当を付けて打球を上部の障害釘11に向け
て打出し、始動用入賞口7に対する入賞率の高い入賞ル
ートを発射操作の繰り返しによって発見すべく努力する
ことになるが、本発明においては発射した球が前記確認
灯14によって表示する位置を通過するか否かを監視す
ればよいことになる。つまり、確認灯14の位置は入賞
ルート上にあることからこの位置を通過する打球は設計
に基づく高い入賞率を示すものとなるからである。従っ
て、遊技者は打込み位置の発見に努めることもさること
ながら、ここではこの確認灯14の位置を打球が通過す
るかどうかを確認しながら発射操作をすることになる。
【0024】尚、位置確認標識として確認灯14を点灯
し表示する場合について説明しているが、点滅させて位
置を明示させてもよく、またLEDやランプ等の発光体
を使用することなく色彩による標識によって位置を表示
するようにしてもよい。
し表示する場合について説明しているが、点滅させて位
置を明示させてもよく、またLEDやランプ等の発光体
を使用することなく色彩による標識によって位置を表示
するようにしてもよい。
【0025】図3及び図4は前記確認灯14を具体的に
示したもので、ここでは遊技盤1に透孔1aを開設して
盤の背面側からLED19を内蔵する半透明のランプケ
ース20を挿入し、ケースの取付片21を遊技盤1にビ
ス止めして固定し装備するようにしてあり、光をケース
を通して遊技盤前面に貼る化粧シート22を照らしてこ
れを前面側から遊技者が確認できるようにしてある。
示したもので、ここでは遊技盤1に透孔1aを開設して
盤の背面側からLED19を内蔵する半透明のランプケ
ース20を挿入し、ケースの取付片21を遊技盤1にビ
ス止めして固定し装備するようにしてあり、光をケース
を通して遊技盤前面に貼る化粧シート22を照らしてこ
れを前面側から遊技者が確認できるようにしてある。
【0026】たゞ、これらの標識は入賞ルート上に置か
れることから打球の通過の妨げとなるものは避ける必要
があり、できれば遊技盤内に埋設するか盤面に揃えて突
出しないように設置することが望まれる。
れることから打球の通過の妨げとなるものは避ける必要
があり、できれば遊技盤内に埋設するか盤面に揃えて突
出しないように設置することが望まれる。
【0027】
【実施例2】図2は、遊技盤1の遊技部3内における構
成を異にした第2の実施例を示したものである。この実
施例は法規制上所謂「第3種」と称される遊技型式に基
づく盤面構成にした場合の例であり、ここでは所謂「左
打ち」と「右打ち」が実践されるものとなっている。遊
技盤1の前面遊技部3内の構成において左半分の配置構
成は前記第1の実施例と同じであり、大入賞口10につ
いてだけ権利発生のための入賞口15に代っている。そ
して、右半分には新たな入賞装置が組込まれるものとな
っている。以下、入れ替わった構成と右半分に組込まれ
た諸装置について説明する。尚、前記第1の実施例と同
一のものについては同一の符号を付して説明を省略す
る。
成を異にした第2の実施例を示したものである。この実
施例は法規制上所謂「第3種」と称される遊技型式に基
づく盤面構成にした場合の例であり、ここでは所謂「左
打ち」と「右打ち」が実践されるものとなっている。遊
技盤1の前面遊技部3内の構成において左半分の配置構
成は前記第1の実施例と同じであり、大入賞口10につ
いてだけ権利発生のための入賞口15に代っている。そ
して、右半分には新たな入賞装置が組込まれるものとな
っている。以下、入れ替わった構成と右半分に組込まれ
た諸装置について説明する。尚、前記第1の実施例と同
一のものについては同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0028】権利発生の入賞口15は前記始動用入賞口
7に打球が入り、これによって可変表示装置6の図柄が
回転し、その停止に伴なって図柄の一致があったとき、
可動翼片15aを開放するようにしてあり、この状態に
おいて入賞口15に入賞すると権利発生状態となり、右
半側に設置する始動入賞装置16が回転を開始し、これ
に設けるポケット16aに入った打球が入賞孔16bに
入ったとき大入賞口17の扉17aが開放するようにな
っている。
7に打球が入り、これによって可変表示装置6の図柄が
回転し、その停止に伴なって図柄の一致があったとき、
可動翼片15aを開放するようにしてあり、この状態に
おいて入賞口15に入賞すると権利発生状態となり、右
半側に設置する始動入賞装置16が回転を開始し、これ
に設けるポケット16aに入った打球が入賞孔16bに
入ったとき大入賞口17の扉17aが開放するようにな
っている。
【0029】上記扉17aの開放は10個の入賞球があ
るまで開放状態を続け、最終的に16回の開放があるよ
うに設定してあり、1回の権利の発生に伴って最高で1
60個の入賞球の飛入があるようにしてある。この様な
設定から打球の打込み方向は右側に片寄ることになる
が、このときにおいても入賞のためのルートが障害釘1
1間に設定されている。
るまで開放状態を続け、最終的に16回の開放があるよ
うに設定してあり、1回の権利の発生に伴って最高で1
60個の入賞球の飛入があるようにしてある。この様な
設定から打球の打込み方向は右側に片寄ることになる
が、このときにおいても入賞のためのルートが障害釘1
1間に設定されている。
【0030】図中、18はこの右打ちのための入賞ルー
トの位置確認標識となる確認灯である。前記第1の実施
例において説明した確認灯14と同一のものであり遊技
者はこの確認灯18を目標として打球を発射し、設計に
基づく効率的な入賞を達成することができるようにして
ある。
トの位置確認標識となる確認灯である。前記第1の実施
例において説明した確認灯14と同一のものであり遊技
者はこの確認灯18を目標として打球を発射し、設計に
基づく効率的な入賞を達成することができるようにして
ある。
【0031】以上本発明を2つの実施例に基づき説明し
たが、それぞれの例では位置確認標識となる確認灯1
4,18を入賞ルートの途中にそれぞれ1個設置する場
合につき示している。しかし、入賞ルートの途中に複数
個設置することを妨げるものではない。ことに1つの入
賞ルートから外れた打球が落下の途中から再びルートに
戻り、通過することもあるので、2点、3点に分けて複
数設置してもよい。たゞ前述した通り、この場合におい
ても遊技者における打込み位置の選択によって確認灯1
4又は18の設置位置に打球を送り込めない場合は意味
を失うことになるので、入賞ルートの上でも遊技者にお
いて発射操作によって打球を送り届けることが可能な範
囲に設置することが望まれることになる。従って、設置
位置の選択は必要である。
たが、それぞれの例では位置確認標識となる確認灯1
4,18を入賞ルートの途中にそれぞれ1個設置する場
合につき示している。しかし、入賞ルートの途中に複数
個設置することを妨げるものではない。ことに1つの入
賞ルートから外れた打球が落下の途中から再びルートに
戻り、通過することもあるので、2点、3点に分けて複
数設置してもよい。たゞ前述した通り、この場合におい
ても遊技者における打込み位置の選択によって確認灯1
4又は18の設置位置に打球を送り込めない場合は意味
を失うことになるので、入賞ルートの上でも遊技者にお
いて発射操作によって打球を送り届けることが可能な範
囲に設置することが望まれることになる。従って、設置
位置の選択は必要である。
【0032】ところで、前記確認灯14、18は入賞率
の高い入賞ルートの容易な、且つ迅速な発見の手助けと
なるよう設定されており、特に初心者に不利とならない
ように付設されるものであることから、例えば熟練者に
とっては目障りとなることがある。この様な場合に備え
て確認灯の電源をスイッチによりON,OFF切り替え
られるようにして不要な場合に消灯させてもよい。勿
論、この場合、遊技場側の操作に委ねても、また遊技者
に委ねるようにしてもその選択は設計上自由である。
の高い入賞ルートの容易な、且つ迅速な発見の手助けと
なるよう設定されており、特に初心者に不利とならない
ように付設されるものであることから、例えば熟練者に
とっては目障りとなることがある。この様な場合に備え
て確認灯の電源をスイッチによりON,OFF切り替え
られるようにして不要な場合に消灯させてもよい。勿
論、この場合、遊技場側の操作に委ねても、また遊技者
に委ねるようにしてもその選択は設計上自由である。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述の通り構成されるものであ
るから、遊技者は打球発射の操作を通して打球の通過位
置が位置確認標識上であることを監視しながら行えばよ
く、これによりこの標識上を通過する場合は設計上定め
た効率的な入賞ルートに乗っていることになり、最良の
打球発射操作を行っていることにもなり、遊技者間に技
量等の差による不利益を生じることを解消できる利点が
ある。また、遊技者は経験、技量等の差に関係なく打込
み位置を探す必要がなく簡単に最良の入賞ルートを発見
することが可能となることから無駄なテスト発射の必要
がなく誰でも均しく設計上与えられた利益を速やかに享
受することができる利点がある。
るから、遊技者は打球発射の操作を通して打球の通過位
置が位置確認標識上であることを監視しながら行えばよ
く、これによりこの標識上を通過する場合は設計上定め
た効率的な入賞ルートに乗っていることになり、最良の
打球発射操作を行っていることにもなり、遊技者間に技
量等の差による不利益を生じることを解消できる利点が
ある。また、遊技者は経験、技量等の差に関係なく打込
み位置を探す必要がなく簡単に最良の入賞ルートを発見
することが可能となることから無駄なテスト発射の必要
がなく誰でも均しく設計上与えられた利益を速やかに享
受することができる利点がある。
【図1】第1の実施例における本発明遊技機の一部省略
した要部の正面図である。
した要部の正面図である。
【図2】第2の実施例における本発明遊技機の一部省略
した要部の正面図である。
した要部の正面図である。
【図3】確認灯の拡大正面図である。
【図4】遊技盤に装備した確認灯の拡大中央断面図であ
る。
る。
1 遊技盤
2 外誘導レール
3 遊技部
4 打球の誘導路
5 内誘導レール
6 可変表示装置
7 始動用入賞口
8 入賞口
10,17 大入賞口
11 障害釘
12,13 風車
14,18 位置確認標識たる確認灯
Claims (3)
- 【請求項1】 遊技盤前面に形成される遊技部におい
て、入賞口に至る間に植設される多数の障害釘相互の間
に設計上設定される打球を誘導するための入賞ルート上
に該入賞ルートを表示する位置確認標識を設置してなる
ことを特徴とした弾球遊技機。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、設計上設定さ
れる入賞ルートは複数であると共に、該複数の入賞ルー
トのうち位置確認標識を設置する入賞ルートは入賞口に
対する入賞率が最も高くなるよう設定された入賞ルート
であることを特徴とした弾球遊技機。 - 【請求項3】 請求項1又は2の記載において、位置確
認標識はランプ等の発光体であることを特徴とした弾球
遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001396549A JP2003190457A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001396549A JP2003190457A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003190457A true JP2003190457A (ja) | 2003-07-08 |
Family
ID=27602606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001396549A Pending JP2003190457A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003190457A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008000511A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
JP2008245935A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Aruze Corp | 弾球遊技機 |
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JP2017051764A (ja) * | 2016-12-20 | 2017-03-16 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2001
- 2001-12-27 JP JP2001396549A patent/JP2003190457A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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