JP2003190279A - 多枝流路管 - Google Patents

多枝流路管

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JP2003190279A JP2001394179A JP2001394179A JP2003190279A JP 2003190279 A JP2003190279 A JP 2003190279A JP 2001394179 A JP2001394179 A JP 2001394179A JP 2001394179 A JP2001394179 A JP 2001394179A JP 2003190279 A JP2003190279 A JP 2003190279A
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Takuji Furusho
拓二 古荘
Shigeru Fujioka
茂 藤岡
Seiji Kawato
聖司 川戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレフィルドシリンジ内の薬液と他の薬液と
を投与することを可能にする多枝流路管であって、廃棄
物の量を少なくすることができ、また面倒な流路切り替
え操作が不要であるとともに、流路内に溜まるエアの量
を少なくすることができる多枝流路管を提供する。 【解決手段】 2つの流入口4、6と、これら流入口と
それぞれ連通する1つの流出口8とを有する多枝流路管
とする。また、流入口の一方にプレフィルドシリンジ7
0の栓72を穿刺する流路針18を装着し、この流路針
の先端部分と流路の合流部14との間の流路に流路開閉
機構20を設け、流路針が装着されていない流入口と流
出口とは常時連通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬液を予め充填し
た薬液充填済み注射器(プレフィルドシリンジ)を用い
て体内に薬液を投与する際に使用される多枝流路管に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレフィルドシリンジを用いて体
内に薬液を投与する際に使用される三方活栓として、特
許第2764432号に示されたものがある。この三方
活栓は、二系統の液体注入口と一系統の液体注出口を有
し、液体の流れを一系統または二系統に選択的に制御す
る三方活栓において、液体注入口の一方に、注射液が予
め封入されたゴム栓付きカートリッジ型注射シリンジ
(プレフィルドシリンジ)の先端と嵌合しつつ上記ゴム
栓を穿刺する注射針を連通突設せしめたものである。こ
の三方活栓を用いた場合、プレフィルドシリンジ内の薬
液と他の薬液(例えば生理食塩水)とを体内に投与する
ことが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した特許
第2764432号の三方活栓は、下記(イ)〜(ハ)
に示す問題点を有するものであった。
【0004】(イ)特許第2764432号の三方活栓
は、3本の分岐管を有する「分枝筒体」と、この分枝筒
体の分岐管に対応する流路を有して分枝筒体の中に回転
自在に配設された「回転栓体」と、流路を切換えるため
に回転栓体に取り付けられた「コック部」とを備え、さ
らに針と三方活栓とが一体化されたものであるため、部
材数が多く、質量、体積が大きい。したがって、廃棄物
となった際の質量、体積が大きくなる。また、針が一体
化されているため、三方活栓全体が金属を含む廃棄物と
なる。さらに、プレフィルドシリンジは放射性医薬品に
使用されるため、この場合には廃棄物は全て金属を含む
放射性廃棄物となる。
【0005】なお、放射性医薬品を取り扱った後のシリ
ンジや注射針等は、放射性廃棄物として処分されるもの
であり、廃棄物の材質によって不燃物、可燃物、難燃物
等に分類された上で、(財)日本アイソトープ協会等の
放射性廃棄物処理業者により集荷され処分される。
【0006】(ロ)特許第2764432号の三方活栓
は、流路切り替えのために回転栓体の流路を分枝筒体の
分岐管に対応させる際に、コック部を回転させて決めら
れた位置に合わせる必要があるため、両手での細かい操
作を要し、また誤操作も起こりやすい。
【0007】(ハ)特許第2764432号の三方活栓
は、回転栓体内に流路が設けられているため、流路内に
溜まるエアの量が多く、薬液を投与する際のエア抜きが
面倒である。
【0008】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
もので、プレフィルドシリンジを用いて体内に薬液を投
与する際に使用され、プレフィルドシリンジ内の薬液と
他の薬液とを体内に投与することを可能にする多枝流路
管であって、廃棄物、特に放射性廃棄物の量を少なくす
ることができ、また、コック部を回転させるという両手
での細かい流路切り替え操作が不要であるとともに、流
路内に溜まるエアの量を少なくすることができる多枝流
路管を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、第1発明として、2つ以上の流入口と、前
記2つ以上の流入口とそれぞれ流路を介して連通する1
つの流出口とを有し、前記2つ以上の流入口からの流路
が合流部で合流し、この合流した流路が流出口に至る多
枝流路管であって、前記2つ以上の流入口の内の一部の
流入口にはプレフィルドシリンジの栓を穿刺する流路針
が装着され、かつ前記流路針の先端部分と前記合流部と
の間の流路には流路開閉機構が設けられているととも
に、流路針が装着されていない流入口の少なくとも1つ
と流出口とは常時連通していることを特徴とする多枝流
路管を提供する。
【0010】また、本発明は、前記目的を達成するた
め、第2発明として、2つ以上の流入口と、前記2つ以
上の流入口とそれぞれ流路を介して連通する1つの流出
口とを有し、前記2つ以上の流入口からの流路が合流部
で合流し、この合流した流路が流出口に至る多枝流路管
であって、前記2つ以上の流入口の内の一部の流入口に
はプレフィルドシリンジの栓を穿刺する流路針が装着さ
れ、かつ前記流路針の先端部分と前記合流部との間の流
路には流路開閉機構が設けられているとともに、流路針
が装着されていない流入口と前記合流部との間の流路の
少なくとも1つには逆流防止機構が設けられていること
を特徴とする多枝流路管を提供する。
【0011】第1発明および第2発明の多枝流路管は、
流入口の数が2つである場合、例えば次のように使用さ
れる。まず、流路針の先端部分と合流部との間の流路を
流路開閉機構により閉じた状態で、流路針が装着されて
いない流入口に第1の薬液(例えば生理食塩水)を充填
した注射器を連結するとともに、流出口に注射針を連結
し、上記注射器を用いて第1の薬液の流入口と注射針先
端との間の流路を第1の薬液で満たし、被投与者に注射
針を穿刺する。次に、流路針が装着された流入口に第2
の薬液(例えば放射性医薬品)を充填したプレフィルド
シリンジを連結し、流路針の先端部分と合流部との間の
流路を流路開閉機構により開いた状態で、プレフィルド
シリンジを用いて注射針から第2の薬液を被投与者に投
与する。
【0012】したがって、第1発明および第2発明の多
枝流路管は、多数の部材からなる三方活栓を使用するこ
となく流路を切り替えるので、廃棄物の量を少なくする
ことができる。また、流路開閉機構の開閉という容易な
操作のみで流路を切り替えるので、コック部を回転させ
るという両手での細かい流路切り替え操作が不要で、誤
操作も防ぐことができる。さらに、三方活栓のように回
転栓体内に流路を有するものではないので、流路内に溜
まるエアの量を少なくすることができる。
【0013】この場合、第1発明および第2発明におい
て、流路開閉機構の構成に特に限定はなく、流路針の先
端部分と合流部との間の流路を開閉できるものであれば
よい。流路開閉機構として、具体的には、後述する実施
形態に示すように、流路針を閉塞する着脱可能な封止栓
や、進退することによって流路を開閉する開閉プラグ等
を挙げることができる。
【0014】また、第2発明において、逆流防止機構の
構成に限定はなく、流路針が装着されていない流入口と
合流部との間の流路に薬液が逆流することを防止できる
ものであればよい。逆流防止機構として、具体的には、
後述する実施形態に示すように、ベタ弁、ボール弁、プ
ラグ弁等を用いた機構を挙げることができる。
【0015】第1発明では、流路針が装着されていない
流入口と合流部との間の流路の少なくとも1つに、合流
部と流出口との間の流路の内径よりも内径が小さい細径
部を有することが好ましい。これにより、流路針が装着
された流入口から流入した薬液が、上記流路針が装着さ
れていない流入口と合流部との間の流路の少なくとも1
つに流入することを良好に防止することができる。
【0016】また、第1発明および第2発明では、流路
針は該流路針が装着された流入口から取り外し可能であ
ることが適当である。これにより、金属を含む廃棄物の
量を減らすことができる。
【0017】さらに、第1発明および第2発明では、流
路針を包囲する流路針保護部を有することが好適であ
る。これにより、流路針による指先穿刺等の危険を防止
する効果、および流路針の針先に対する外部からの衝撃
や流路針の針先と外部との接触を防ぐ針先保護効果など
を得ることができる。流路針保護部の構成は適宜決定す
ることができるが、例えば、流路針に密着して流路針を
覆うゴムを設け、使用時に針先が上記ゴムを突き破って
プレフィルドシリンジの栓を穿刺する構成、流路針が装
着された流入口に着脱されるプラスチック等からなるキ
ャップであって、流路針を包囲するキャップを設ける構
成等を挙げることができる。なお、キャップを設けるこ
とによって流路針からの液漏れを防ぐことができる場
合、この流路針保護部は前述した流路開閉機構の一例で
ある封止栓を兼ねることもできる。また、流路針を覆う
ゴムを設けることによって流路針からの流出液が外部へ
漏れることを防ぐことができ、流路針がプレフィルドシ
リンジに装着されるときのみ針先がゴムを突き破ってプ
レフィルドシリンジの栓を穿刺して連通せしめることが
できる場合、この流路針を覆うゴムは、前述した流路開
閉機構を兼ねることもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明するが、本発明は下記例に限定されるも
のではない。
【0019】図1は第1発明に係る多枝流路管の一実施
形態を示す概略図である。本例の多枝流路管2は、金
属、プラスチック、ガラス等により形成された略Y字状
の管材を主体とするもので、2つの流入口、すなわち第
1の流入口4および第2の流入口6と、上記2つの流入
口4、6とそれぞれ流路を介して連通する1つの流出口
8とを有する。第1の流入口4からの流路10と第2の
流入口6からの流路12とは合流部14で合流し、この
合流した流路16が流出口8に至っている。
【0020】第2の流入口6には、プレフィルドシリン
ジの栓を穿刺する流路針18が取り外し可能に装着され
ているとともに、該流路針18を閉塞する着脱可能な封
止栓20が取り付けられている。この封止栓20は、流
路針18の先端と接触する部分にゴム21等が設けら
れ、このゴム部分に流路針18の先端が刺さることによ
って流路針18を閉塞して流路を閉じる構造ものであ
り、流路針の先端部分と合流部との間の流路に設けられ
た流路開閉機構を構成している。また、流路針が装着さ
れていない第1の流入口4と流出口8は常時連通してい
るとともに、第1の流入口4と合流部14との間の流路
10には、合流部14と流出口8との間の流路16の内
径よりも内径が小さい細径部22が形成されている。
【0021】図2は本例の多枝流路管2の使用方法の一
例を示す概念図である。図1および図2を参照すると、
本例の多枝流路管2は例えば次のように使用される。な
お、図2の符号〜と下記符号〜とは対応してい
る。
【0022】流路針18に封止栓20が取り付けられ
た状態、すなわち流路針18の先端部分と合流部14と
の間の流路12を流路開閉機構により閉じた状態で、第
1の流入口4(流路針が装着されていない流入口)に生
理食塩水を充填した注射器50を連結するとともに、流
出口8に翼状針(注射針)60を連結する。 注射器50のプランジャ52を前進させ、第1の流入
口4と翼状針60先端との間の流路を生理食塩水で満た
す。 翼状針60を被投与者に穿刺する。 注射器50のプランジャ52を若干後退させ、血管確
保(翼状針60が血管内に刺さったか否かの確認)を行
う。この場合、流路内に血液が逆流したときには血管確
保がなされたことになる。 流路針18から封止栓20を外す。これにより、流路
針18の先端部分と合流部14との間の流路12を流路
開閉機構により開いた状態となる。また、放射性医薬品
を充填したプレフィルドシリンジ70のゴム栓72に流
路針18を穿刺して、第2の流入口6にプレフィルドシ
リンジ70を連結する。なお、図中74はプレフィルド
シリンジ70を収容した放射線遮蔽部材を示す。 プレフィルドシリンジ70のガスケット76に取り付
けたプランジャ78を若干後退させ、多枝流路管2内の
流路内のエアを一旦プレフィルドシリンジ70内へ移
す。 プランジャ78を前進させ、プレフィルドシリンジ7
0内の放射性医薬品を被投与者に投与する。 注射器50のプランジャ52を前進させ、流路内に残
存している放射性医薬品を生理食塩水により押し出して
被投与者に全て投与する(生理食塩水フラッシュ)。 第2の流入口6からプレフィルドシリンジ70を脱着
する。
【0023】図3は流路開閉機構の他の例を示す斜視図
である。本例の流路開閉機構では、流路針が装着された
流入口と合流部との間の流路に大径部102とその上流
側の小径部104とが形成され、大径部102に開閉プ
ラグ106が配設されている。開閉プラグ106は、後
端に円錐部108を有するプラグ本体110と、プラグ
本体110を多枝流路管の外からの操作により進退させ
るスライド部材112とを有し、プラグ本体110内に
は流路114が形成されている。本例の流路開閉機構
は、図3左図のようにスライド部材112の操作により
プラグ本体110を前進させたときには、流路114を
通って流入口と合流部との間の流路に薬液が流れる(流
路開)。一方、図3右図のようにスライド部材112の
操作によりプラグ本体110を後退させたときには、円
錐部108によって小径部104の開口部が塞がれ、流
入口と合流部との間の流路に薬液が流れなくなる(流路
閉)。なお、本例ような流路開閉機構を用いた場合に
は、前記より前の段階で流路針が装着された流入口に
プレフィルドシリンジを連結してもよい。
【0024】図4は第2発明に係る多枝流路管の一実施
形態を示す概略図である。本例の多枝流路管32は、図
1に示した多枝流路管において、第1の流入口4と合流
部14間の流路10に細径部を形成することなく、該流
路10に逆流防止機構34を設けたものである。本例の
多枝流路管32のその他の構成は図1に示した多枝流路
管と同じであるので、図4において図1と同一の部分に
は同一の参照符号を付してその説明を省略する。
【0025】また、図5〜図7はそれぞれ上記逆流防止
機構の一例を示す斜視図である。図5〜図7の逆流防止
機構では、流路針が装着されていない流入口と合流部と
の間の流路に大径部202とその上流側の小径部204
とが形成されている。そして、図5の逆流防止機構は、
小径部204の開口部を開閉するベタ弁206が大径部
202に配設され、図3右図のように薬液が前進すると
きには、ベタ弁206が開いて小径部204の開口部が
開放され、薬液が流れるが、図3左図のように薬液が逆
流してきたときには、ベタ弁206が閉じて小径部20
4の開口部が閉塞され、薬液の逆流が防止されるように
なっている。
【0026】図6の逆流防止機構は、小径部204の開
口部を開閉する球状のボール弁210と、ボール弁21
0を後方に付勢するスプリング212とが大径部202
に配設され、図6右図のように薬液が前進するときに
は、ボール弁210が開いて小径部204の開口部が開
放され、薬液が流れるが、図6左図のように薬液が逆流
してきたときには、ボール弁210が閉じて小径部20
4の開口部が閉塞され、薬液の逆流が防止されるように
なっている。
【0027】図7の逆流防止機構は、後端に円錐部22
0を有し小径部204の開口部を開閉するプラグ弁22
2と、プラグ弁222を後方に付勢するスプリング22
4とが大径部202に配設され、図7右図のように薬液
が前進するときには、プラグ弁222が開いて小径部2
04の開口部が開放され、薬液が流れるが、図7左図の
ように薬液が逆流してきたときには、プラグ弁222が
閉じて小径部204の開口部が閉塞され、薬液の逆流が
防止されるようになっている。
【0028】本例の多枝流路管の使用方法は、図1に示
した多枝流路管の使用方法とほぼ同じである。ただし、
本例の多枝流路管は逆流防止機構を有するため、前記
の血管確保操作は省略することになる。
【0029】なお、前述した実施形態では流入口の数を
2つとしたが、3つ以上としてもよい。流入口の数を3
つ以上とした場合、その内の少なくとも1つにプレフィ
ルドシリンジの栓を穿刺する流路針を装着すればよい。
また、流入口の数が3つ以上で、かつ流路針が装着され
ていない流入口の数が2つ以上である場合、第1発明で
は流路針が装着されていない流入口の内の少なくとも1
つと流出口とを常時連通させればよく、第2発明では流
路針が装着されていない流入口と合流部との間の流路の
少なくとも1つに逆流防止機構を設ければよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の多枝流路管によ
れば、廃棄物、特に放射性廃棄物の量を少なくすること
ができ、また、コック部を回転させるという両手での細
かい流路切り替え操作が不要であり、誤操作も防ぐこと
ができるとともに、流路内に溜まるエアの量を少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係る多枝流路管の一実施形態を示す
概略図である。
【図2】図1の多枝流路管の使用方法の一例を示す概念
図である。
【図3】流路開閉機構の他の例を示す斜視図である。
【図4】第2発明に係る多枝流路管の一実施形態を示す
概略図である。
【図5】逆流防止機構の一例を示す斜視図である。
【図6】逆流防止機構の一例を示す斜視図である。
【図7】逆流防止機構の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 多枝流路管 4 流入口 6 流入口 8 流出口 10 流路 12 流路 14 合流部 16 流路 18 流路針 20 封止栓(流路開閉機構) 22 細径部 32 多枝流路管 34 逆流防止機構 50 注射器 60 翼状針(注射針) 70 プレフィルドシリンジ 72 ゴム栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川戸 聖司 兵庫県三田市テクノパーク9番地の1 日 本メジフィジックス株式会社兵庫工場内 Fターム(参考) 4C066 AA07 BB01 CC09 DD08 EE15 FF05 JJ01 JJ07 JJ10 KK08 LL07 QQ14 QQ15 QQ94

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ以上の流入口と、前記2つ以上の流
    入口とそれぞれ流路を介して連通する1つの流出口とを
    有し、前記2つ以上の流入口からの流路が合流部で合流
    し、この合流した流路が流出口に至る多枝流路管であっ
    て、前記2つ以上の流入口の内の一部の流入口にはプレ
    フィルドシリンジの栓を穿刺する流路針が装着され、か
    つ前記流路針の先端部分と前記合流部との間の流路には
    流路開閉機構が設けられているとともに、流路針が装着
    されていない流入口の少なくとも1つと流出口とは常時
    連通していることを特徴とする多枝流路管。
  2. 【請求項2】 2つ以上の流入口と、前記2つ以上の流
    入口とそれぞれ流路を介して連通する1つの流出口とを
    有し、前記2つ以上の流入口からの流路が合流部で合流
    し、この合流した流路が流出口に至る多枝流路管であっ
    て、前記2つ以上の流入口の内の一部の流入口にはプレ
    フィルドシリンジの栓を穿刺する流路針が装着され、か
    つ前記流路針の先端部分と前記合流部との間の流路には
    流路開閉機構が設けられているとともに、流路針が装着
    されていない流入口と前記合流部との間の流路の少なく
    とも1つには逆流防止機構が設けられていることを特徴
    とする多枝流路管。
  3. 【請求項3】 流路針が装着されていない流入口と合流
    部との間の流路の少なくとも1つに、合流部と流出口と
    の間の流路の内径よりも内径が小さい細径部を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の多枝流路管。
  4. 【請求項4】 流路針は該流路針が装着された流入口か
    ら取り外し可能であることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の多枝流路管。
  5. 【請求項5】 流路針を包囲する流路針保護部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    多枝流路管。
  6. 【請求項6】 2つの流入口を備え、一方の流入口には
    流路針が装着され、他方の流入口には流路針が装着され
    ていないことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の多枝流路管。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014515950A (ja) * 2011-05-06 2014-07-07 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 薬物送達用の活性弁

Cited By (2)

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JP2014515950A (ja) * 2011-05-06 2014-07-07 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 薬物送達用の活性弁
US9488288B2 (en) 2011-05-06 2016-11-08 Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh Active valve for drug delivery

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