JP2003189591A - 電力変換装置用半導体駆動回路 - Google Patents

電力変換装置用半導体駆動回路

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JP2003189591A
JP2003189591A JP2001380123A JP2001380123A JP2003189591A JP 2003189591 A JP2003189591 A JP 2003189591A JP 2001380123 A JP2001380123 A JP 2001380123A JP 2001380123 A JP2001380123 A JP 2001380123A JP 2003189591 A JP2003189591 A JP 2003189591A
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drive circuit
semiconductor switch
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igbt
semiconductor
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JP2001380123A
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Takaaki Terada
隆昭 寺田
Katsutoshi Yamanaka
克利 山中
Kenji Yamada
健二 山田
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力変換用半導体駆動回路において、IGB
Tのターンオフ時に、ゲート電圧を0ボルトまで落し、
IGBTの誤動作を低減する。 【解決手段】 トランジスタ101,102の接続点と
IGBT104のゲートの間に接続されたゲート抵抗2
01と並列にダイオード301とインダクタの直列回路
が付加されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの可変速駆
動や系統連系を行う電力変換装置用に用いられる半導体
スイッチ素子の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に従来の逆バイアス電源を用いた
電力変換用半導体駆動回路の一例を示す。この駆動回路
は半導体スイッチ素子(IGBT:Insulated Gate Bip
olar Transistor)104を駆動するもので、制御電源
と接地の間に直列に接続された半導体スイッチ(トラン
ジスタ)101,102と、半導体スイッチ101,1
02のベースに接続された抵抗202で構成され、ゲー
ト抵抗201を介して半導体スイッチ素子104のゲー
トに接続されている。IGBT104のターンオン時に
は、電荷が制御電源からトランジスタ101とゲート抵
抗201を通ってIGBT104をチャージし、ターン
オフ時には、IGBT104のゲートに溜まった電荷が
ゲート抵抗201とトランジスタ102を通って逆バイ
アス電源に流れ込む。
【0003】制御電源の容量を低減するために、逆バイ
アス電源を除去した電力変換装置用半導体駆動回路の一
例を図12に示す。この場合、トランジスタ101のコ
レクタ端子は制御電源に、トランジスタ102のコレク
タ端子はIGBT104のエミッタ端子に接続されてい
る。図11の駆動回路と同様に、IGBT104のター
ンオフ時にはゲートに溜まった電荷がゲート抵抗201
とトランジスタ102を通ってIGBT104のエミッ
タ端子に流れ込む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図12の駆動回路では
トランジスタ102のコレクタ−エミッタ間の電位差が
小さいためゲートに溜まった電荷が抜けるのが遅く、ま
たトランジスタ102の特性上コレクタ−エミッタ間の
電位差が0Vまで下がりきれない。そのため、IGBT
104のコレクタ−エミッタ間電圧が上昇した時に、ゲ
ート−コレクタ間の寄生容量の影響でゲート電圧がふら
れてIGBT104がオンしてしまう恐れがあった。な
お、図13、図14はそれぞれ図11、図12の駆動回
路のIGBTターンオフ時のゲート電圧のシミュレーシ
ョン波形を示している。
【0005】本発明の目的は、IGBTのターンオフ時
にゲート電圧をすばやく0ボルトまで落すことができ、
IGBTの誤動作を低減できる、電力変換用半導体駆動
回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、電力変換に用いられる半導体スイッチ素子と駆動
回路を構成する2つの半導体スイッチ素子の接続点の間
に接続された抵抗と並列に整流素子とインダクタが直列
に接続されている。
【0007】IGBTのターンオフ時に、ゲートに溜ま
った電荷をすばやく抜き取ることができ、またインダク
タンスの性質によりゲート電圧を0Vまで下げることが
できる。
【0008】本発明の実施態様によれば、前記整流素子
とインダクタに対して並列になるように前記抵抗に整流
素子が直列に接続されている。
【0009】IGBTのターンオフ時に抜ける電荷のす
べてがインダクタを通って流れるため、ゲート抵抗の値
にかかわらずインダクタの容量を自由に選ぶことができ
る。
【0010】本発明の第2の態様によれば、電力変換に
用いられる半導体スイッチ素子と駆動回路を構成する2
つの半導体スイッチ素子の接続点の間に接続された抵抗
と並列に整流素子とキャパシタが直列に接続され、前記
キャパシタと並列に抵抗が接続されている。
【0011】IGBTのターンオフ時に、ゲートに溜ま
った電荷をよりすばやく抜き取ることができる。
【0012】本発明の第3の態様によれば、駆動回路を
構成する2つの半導体スイッチ素子の接続点と駆動回路
の0Vの間に、駆動回路の入力信号の反転信号が制御端
子に入力される半導体スイッチ素子を有する。
【0013】ゲート信号がオフになると追加されたトラ
ンジスタがオンし、IGBTのターンオフの時にゲート
に溜まった電荷がこのトランジスタを通って流れること
により、ゲート電圧を0Vまで下げることができる。
【0014】本発明の第4の態様によれば、電力変換に
用いられる半導体スイッチ素子と駆動回路を構成する2
つの半導体スイッチ素子の接続点の間に接続された抵抗
の、前者の半導体スイッチ素子側の端子と駆動回路の0
Vの間に、駆動回路の入力信号の反転信号が制御端子に
入力される半導体スイッチ素子を有する。
【0015】第3の態様の回路よりもすばやくゲート電
圧を0Vまで下げることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1から図5はそれぞれ本発明の一実施形
態の電力変換装置用半導体駆動回路の回路図である。
【0018】図1の駆動回路はトランジスタ101,1
02の接続点とIGBT104のゲートの間に接続され
たゲート抵抗201と並列にダイオード301とインダ
クタ401の直列回路を付加したもので、IGBT10
4のターンオフの時に、ゲートに溜まった電荷をすばや
く抜き取ることができる。また、インダクタの性質によ
りゲート電圧を0V以下まで下げることができる。な
お、ダイオード301とインダクタ401の順序は逆で
もよい。
【0019】図2の駆動回路は、図1の回路に、ダイオ
ード301とゲート抵抗201の接続点とゲート抵抗2
01の間にダイオード302を直列に付加したもので、
IGBT104のターンオフ時に抜ける電荷のすべてが
インダクタ401を通って流れるため、ゲート抵抗20
1の値にかかわらずインダクタ401の容量を自由に選
定することができる。なお、ゲート抵抗201とダイオ
ード302の順序は逆でもよい。
【0020】図3の駆動回路は、ゲート抵抗201と並
列にダイオード301とキャパシタ501の直列回路を
付加し、キャパシタ501の放電のための抵抗203を
付加したもので、IGBT104のターンオフの時に、
ゲートに溜まった電荷をよりすばやく抜き取ることがで
きる。
【0021】図4の駆動回路は、トランジスタ102と
並列にNPNトランジスタ103を付加し、そのベース
にゲート信号の反転が入力されるようにゲート信号入力
部から反転回路601を通してベース端子に接続したも
のである。ゲート信号がオフになるとトランジスタ10
3がオンし、IGBTのターンオフの時にゲートに溜ま
った電荷がトランジスタ103を通って流れることによ
り、ゲート電圧を0Vまで下げることができる。
【0022】図5の駆動回路は、図4のトランジスタ1
03のコレクタ端子を、ゲート抵抗201のIGBT側
に接続したもので、図4の回路よりもすばやくゲート電
圧を0Vまで下げることができる。
【0023】図6、図7、図8、図9、図10はそれぞ
れ図1、図2、図3、図4、図5の駆動回路のIGBT
ターンオフ時のゲート電圧のシミュレーション波形を示
している。図6では、IGBTのターンオフ時に、ゲー
ト電圧が0(V)以下まで下がっている。図7では、I
GBTのターンオフ時に、ゲート電圧が図6よりさらに
下がっている。図8では、IGBTのターンオフ時に、
ゲート電圧がすばやくO(V)付近まで下がっている。
図9では、IGBTのターンオフ時に、ゲート電圧が0
(V)まで下がっている。図10では、IGBTのター
ンオフ時に、ゲート電圧がすばやく0(V)まで下がっ
ている。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
逆バイアス電源なしでも、IGBTのターンオフ時にゲ
ート電圧をすばやく0Vまで落とすことができ、IGB
Tの誤動作を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の電力変換装置用半導
体駆動回路の回路図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の電力変換装置用半導
体駆動回路の回路図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の電力変換装置用半導
体駆動回路の回路図である。
【図4】本発明の第4の実施形態の電力変換装置用半導
体駆動回路の回路図である。
【図5】本発明の第5の実施形態の電力変換装置用半導
体駆動回路の回路図である。
【図6】第1の実施形態における、IGBTターンオフ
時のゲート電圧のシミュレーション波形を示す図であ
る。
【図7】第2の実施形態における、IGBTターンオフ
時のゲート電圧のシミュレーション波形を示す図であ
る。
【図8】第3の実施形態における、IGBTターンオフ
時のゲート電圧のシミュレーション波形を示す図であ
る。
【図9】第4の実施形態における、IGBTターンオフ
時のゲート電圧のシミュレーション波形を示す図であ
る。
【図10】第5の実施形態における、IGBTターンオ
フ時のゲート電圧のシミュレーション波形を示す図であ
る。
【図11】従来の逆バイアス電源を用いた電力変換用半
導体駆動回路の回路図である。
【図12】図11の電力変換用半導体駆動回路から、逆
バイアス電源を除去した回路の回路図である。
【図13】図11の逆バイアス電源を用いた電力変換用
半導体駆動回路の、IGBTターンオフ時のゲート電圧
のシミュレーション波形を示す図である。
【図14】図12の逆バイアス電源を除去した電力変換
用半導体駆動回路における、IGBTターンオフ時のゲ
ート電圧のシミュレーション波形を示す図である。
【符号の説明】
101〜103 スイッチ素子(トランジスタ) 104 スイッチ素子(IGBT) 201〜203 抵抗 301〜302 ダイオード 401 インダクタ 501 キャパシタ 601 反転回路
フロントページの続き (72)発明者 山田 健二 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 Fターム(参考) 5H740 AA04 BA11 HH05 KK01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力変換に用いられる半導体スイッチ素
    子を駆動する駆動回路において、 前記半導体スイッチ素子と前記駆動回路を構成する2つ
    の半導体スイッチ素子の接続点の間に接続された抵抗と
    並列に整流素子とインダクタが直列に接続されているこ
    とを特徴とする電力変換装置用半導体駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記整流素子とインダクタに対して並列
    になるように前記抵抗に整流素子が直列に接続した請求
    項1記載の電力変換装置用半導体駆動回路。
  3. 【請求項3】 電力変換に用いられる半導体スイッチ素
    子を駆動する駆動回路において、 前記半導体スイッチ素子と前記駆動回路を構成する2つ
    の半導体スイッチ素子の接続点の間に接続された抵抗と
    並列に整流素子とキャパシタが直列に接続され、前記キ
    ャパシタと並列に抵抗が接続されていることを特徴とす
    る電力変換装置用半導体駆動回路。
  4. 【請求項4】 電力変換に用いられる半導体スイッチ素
    子を駆動する駆動回路において、 前記駆動回路を構成する2つの半導体スイッチ素子の接
    続点と前記駆動回路の0Vの間に、前記駆動回路の入力
    信号の反転信号が制御端子に入力される半導体スイッチ
    素子を有することを特徴とする電力変換装置用半導体駆
    動回路。
  5. 【請求項5】 電力変換に用いられる半導体スイッチ素
    子を駆動する駆動回路において、 前記半導体スイッチ素子と前記駆動回路を構成する2つ
    の半導体スイッチ素子の接続点の間に接続された抵抗
    の、前者の半導体スイッチ素子側の端子と前記駆動回路
    の0Vの間に、前記駆動回路の入力信号の反転信号が制
    御端子に入力される半導体スイッチ素子を有することを
    特徴とする電力変換装置用半導体駆動回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012147465A (ja) * 2012-03-12 2012-08-02 Nissan Motor Co Ltd 電圧駆動型素子を駆動するための駆動回路
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CN110830014A (zh) * 2019-11-14 2020-02-21 西北工业大学 一种SiC MOSFET驱动电路

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