JP2003189526A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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Publication number
JP2003189526A
JP2003189526A JP2001385379A JP2001385379A JP2003189526A JP 2003189526 A JP2003189526 A JP 2003189526A JP 2001385379 A JP2001385379 A JP 2001385379A JP 2001385379 A JP2001385379 A JP 2001385379A JP 2003189526 A JP2003189526 A JP 2003189526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
rotor
stator
electric machine
iron core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001385379A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Fujigaki
哲朗 藤垣
Shuichi Midorikawa
秀一 緑川
Shuji Mizutani
修二 水谷
Kazuo Nishihama
和雄 西濱
Shuichi Ishizawa
修一 石沢
Katsuji Takei
克二 竹井
Satoshi Takahoshi
諭 高星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd
Priority to JP2001385379A priority Critical patent/JP2003189526A/ja
Priority to KR1020020081043A priority patent/KR20030051382A/ko
Priority to US10/322,799 priority patent/US20030173837A1/en
Publication of JP2003189526A publication Critical patent/JP2003189526A/ja
Priority to US10/732,212 priority patent/US20040119372A1/en
Priority to US10/732,253 priority patent/US20040119347A1/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】回転電機のフレーム構造とフレームと固定子鉄
心の固定方法を改良することにより、回転電機の振動騒
音低減、及び温度低減,組立作業の容易化を図った回転
電機を提供する。 【解決手段】固定子巻線を有する固定子鉄心6と、固定
子鉄心6をフレーム1に焼嵌で固定するために中間板2
と軸方向アーム7を有するフレーム1と、回転子巻線を
有する回転子鉄心5と、フレーム内に固定子鉄心6,回
転子鉄心5を収納した状態で、フレーム軸方向両側にて
回転子を支持するブラケット2と、回転子軸3と共に回
転することにより通風させる冷却ファン4と、負荷と直
結させるためにブラケットから軸が出ている回転電機に
おいて、フレームと固定子鉄心の固定方法を溶接部9の
ような溶接構造とすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】回転電機は回転子と固定子を有し、これ
らを相対的に回転させるものである。例えば、特開平8
−9571号公報に知られている。回転子及び固定子は
フレームに格納されるが、一般的に、固定子は直接にフ
レームに固定されるわけではなく、中間板を介して固定
される。
【0003】また、鉄損あるいは銅損により、回転子及
び固定子が発熱するために、内部にファンを設けてい
る。フレームの両端にブラケットが設けられており、こ
のブラケットと回転子の間にファンが位置することにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、固定子をフレー
ムに取り付ける際には、焼嵌が一般的であるが、より効
率的な作業が望まれていた。
【0005】本発明の目的は、ファンを設けて軸長が長
いものであっても、強度が充分得られ、なおかつ、作業
性の向上が可能な回転電機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、フレームと、前記フレームに格納され
る固定子と、前記フレーム内で前記固定子に対向するよ
うに格納される回転子と、前記フレーム内で前記回転子
の軸方向外側に設けられて前記回転子と共に回転するフ
ァンを有し、前記固定子を中間板を介して前記フレーム
に固定するものであって、前記固定子を前記中間板に溶
接することで固定するように構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を説明する。
【0008】まず、本実施例の理解のために、参考例を
説明する。回転電機の縦断面図の構造を図3に、フレー
ムと固定子鉄心の固定方法の詳細を図4に示す。固定子
巻線を有する固定子鉄心6と、固定子鉄心6をフレーム
1に焼嵌で固定するために中間板2とフレーム円周方向
に6〜8本程度ある軸方向アーム7を有するフレーム1
と、回転子巻線を有する回転子鉄心5と、フレーム内に
固定子鉄心6,回転子鉄心5を収納した状態で、フレー
ム軸方向両側にて回転子を支持する中間板(ブラケッ
ト)2と、回転子軸3と共に回転することにより通風さ
せる冷却ファン4より構成され、フレーム1と固定子鉄
心6の固定は、中間板2及び軸方向アーム7と固定子鉄
心6の焼嵌で固定されている。
【0009】この構造では、フレーム1と固定子鉄心6
の固定は、中間板2及び軸方向アーム7と固定子鉄心6
の焼嵌で固定されている。この結果、固定子鉄心6はフ
レーム円周方向に6〜8本程度ある軸方向アーム7によ
って、完全に固定されている。この結果、回転電機運転
中に発生する固定子鉄心6の振動は、直接フレーム1へ
伝わり、回転電機全体の騒音,振動が大きくなる。ま
た、フレーム1と固定子鉄心6の焼嵌では、回転電機運
転中の電磁振動変形モードをすべて直接フレーム1に伝
えて、回転電機全体の騒音,振動が大きくなる。
【0010】また、回転電機の冷却風は、フレーム円周
方向に6〜8本程度ある軸方向アーム7によって流れが
阻害されやすく、また固定子鉄心6の冷却表面積も軸方
向アーム7によって減少する。
【0011】まず、本実施例を簡単に説明すると、固定
子巻線を有する固定子鉄心6と、固定子鉄心6をフレー
ム1に焼嵌で固定するために中間板2と軸方向アーム7
を有するフレーム1と、回転子巻線を有する回転子鉄心
5と、フレーム内に固定子鉄心6,回転子鉄心5を収納
した状態で、フレーム軸方向両側にて回転子を支持する
中間板(ブラケット)2と、回転子軸3と共に回転する
ことにより通風させる冷却ファン4と、負荷と直結させ
るためにブラケットから軸が出ている回転電機におい
て、フレームと固定子鉄心の固定方法を溶接部9のよう
な溶接構造とするものである。
【0012】さらに詳細に説明する。回転電機の従来例
を図3及び図4に示す。フレーム1と固定子鉄心6の固
定は、中間板2及び軸方向アーム7と固定子鉄心6の焼
嵌で固定されている。
【0013】ここで、本発明の実施例を図1及び図2に
説明する。フレーム1と固定子鉄心6の固定はフレーム
1に含まれる中間板2と固定子鉄心6の溶接により固定
されている。
【0014】以下、本発明を詳細に説明する。回転電機
は運転中に必ず振動を伴い、回転電機全体で振動を減ら
す必要がある。この時、固定子鉄心6の振動をフレーム
1へできるだけ伝えない方法が有効である。これは、フ
レーム1と固定子鉄心6を軸方向アーム7で完全固定す
るより、中間板2と固定子鉄心6を溶接による部分接触
でフレーム1への振動伝達を減らすことが有効である。
さらに、運転中に必ず発生する電磁振動による変形に対
しては、変形モードをフレーム1に伝えない様にするた
めに、回転電機の極ピッチの0〜60%程度にすれば、
電磁振動による変形モードをフレーム1へ伝えにくくな
る。
【0015】また、回転電機の冷却風は、フレーム円周
方向に6〜8本程度ある軸方向アーム7によって流れが
阻害されやすく、また固定子鉄心6の冷却表面積も軸方
向アーム7によって減少するため、軸方向アーム7を廃
止することで固定子鉄心6の有効冷却表面積が増加し、
この結果、冷却性能が改善される。
【0016】更に、フレーム1と固定子鉄心6の固定が
焼嵌から部分的な溶接に変わることにより、組立作業の
容易化を図ることができる。
【0017】実機での試験では、振動,温度上昇ともに
現状構造と比較して良好であることが確認されている。
【0018】
【発明の効果】本発明では、フレーム構造とフレームと
固定子鉄心の固定方法を改良することにより、回転電機
の振動騒音低減、及び温度低減,組立作業の容易化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施例の縦断面図である。
【図2】発明の実施例の詳細図である。
【図3】参考例の回転電機の縦断面図である。
【図4】参考例の詳細図である。
【符号の説明】
1…フレーム、2…中間板、3…回転子軸、4…冷却フ
ァン、5…回転子鉄心、6…固定子鉄心、7…軸方向ア
ーム、8…通風箱、9…フレームと固定子鉄心の溶接
部。
フロントページの続き (72)発明者 緑川 秀一 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 水谷 修二 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 (72)発明者 西濱 和雄 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 石沢 修一 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 竹井 克二 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 (72)発明者 高星 諭 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 Fターム(参考) 5H002 AA04 AB05 AC02 5H605 AA04 CC00 CC01 CC10 DD12 GG02 5H615 AA01 BB14 PP01 PP06 PP28 SS16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームと、前記フレームに格納される固
    定子と、前記フレーム内で前記固定子に対向するように
    格納される回転子と、前記フレーム内で前記回転子の軸
    方向外側に設けられて前記回転子と共に回転するファン
    を有し、前記固定子を中間板を介して前記フレームに固
    定するものであって、前記固定子を前記中間板に溶接す
    ることで固定することを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記固定は前記固定子
    の両端部の溶接によることを特徴とする回転電機。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記溶接による固定は
    前記固定子における両端部のみであることを特徴とする
    回転電機。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記フレームの両側部
    はブラケットを構成し、前記回転子は軸受を介して前記
    ブラケットに回転可能に支承されることを特徴とする回
    転電機。
  5. 【請求項5】請求項4において、複数の中間板を用いて
    前記固定子を前記フレームに固定することを特徴とする
    回転電機。
JP2001385379A 2001-12-19 2001-12-19 回転電機 Pending JP2003189526A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001385379A JP2003189526A (ja) 2001-12-19 2001-12-19 回転電機
KR1020020081043A KR20030051382A (ko) 2001-12-19 2002-12-18 회전전기
US10/322,799 US20030173837A1 (en) 2001-12-19 2002-12-19 Rotating electric machine
US10/732,212 US20040119372A1 (en) 2001-12-19 2003-12-11 Rotating electric machine
US10/732,253 US20040119347A1 (en) 2001-12-19 2003-12-11 Rotating electric machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001385379A JP2003189526A (ja) 2001-12-19 2001-12-19 回転電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003189526A true JP2003189526A (ja) 2003-07-04

Family

ID=27594808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001385379A Pending JP2003189526A (ja) 2001-12-19 2001-12-19 回転電機

Country Status (1)

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JP (1) JP2003189526A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8601671B2 (en) 2003-09-04 2013-12-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of manufacturing permanent-magnet synchronous motor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8601671B2 (en) 2003-09-04 2013-12-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of manufacturing permanent-magnet synchronous motor

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