JP2003189075A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2003189075A JP2001382368A JP2001382368A JP2003189075A JP 2003189075 A JP2003189075 A JP 2003189075A JP 2001382368 A JP2001382368 A JP 2001382368A JP 2001382368 A JP2001382368 A JP 2001382368A JP 2003189075 A JP2003189075 A JP 2003189075A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の宛先を容易に入力できるファクシミリ
装置を提供する。 【解決手段】 ファクシミリ装置100は、複数の宛先
(グループ宛先)が記載されたファイルと、前記グルー
プ宛先を識別するグループ番号とを通信装置200から
受信する(S19)。次いで、受信したファイルを開い
てグループ宛先を読み出し(S20)、読み出したグル
ープ宛先と受信したグループ番号とを関連させて登録し
(S21)、宛先登録処理を終了する。また、グループ
番号が入力されたとき、該グループ番号に関連するグル
ープ宛先へ、画データを同報通信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆電話回線又は
インターネット等の通信回線を介して画データを送信す
るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置(インターネットファ
クシミリ装置)は、宛先(電話番号又はメールアドレス
等)の入力を受け付けて、公衆電話回線又はインターネ
ット等の通信回線を介し、前記宛先を有するファクシミ
リ装置へ画データを送信する。インターネットを介して
画データを送受信する場合は、画データを電子メールの
添付ファイルとして送受信する。
【0003】また、ファクシミリ装置は、複数の宛先の
入力を受け付け、同一の画データを前記宛先へ送信する
(同報通信)。また、ファクシミリ装置は、テンキー又
はワンタッチキー及び記憶部を備え、1又は複数の宛先
と該宛先の識別情報(短縮番号、グループ番号、又はワ
ンタッチキーの種類)との入力を受け付けて、前記宛先
と前記識別情報とを関連させて記憶部に登録しておく。
識別情報が入力されたとき(短縮番号若しくはグループ
番号がテンキーから入力されたとき、又はワンタッチキ
ーが操作されたとき)、記憶部を参照し、前記識別情報
に関連した宛先へ画データを送信する。
【0004】更に、ファクシミリ装置はHTTPサーバ
機能を備え、宛先を入力するためのウェブページをブラ
ウザに表示させるHTMLデータを、HTTPクライア
ントである通信装置(例えばパーソナルコンピュータ)
へ送信する。通信装置は、受信したHTMLデータを用
いて前記ウェブページをブラウザに表示させ、該ウェブ
ページ上で、1又は複数の宛先の入力を受け付け、次い
で、入力された宛先を前記ファクシミリ装置へ送信す
る。ファクシミリ装置は、受信した宛先へ画データを送
信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなファクシ
ミリ装置を用いる場合、ユーザは、ファクシミリ装置の
表示部を見ながらテンキー又はファンクションキー等の
操作部を操作することによって、宛先として電話番号又
はメールアドレスを入力するが、メールアドレスは一般
的に電話番号より入力文字数が多いため、ファクシミリ
装置の表示部及び操作部による入力は容易ではない。ま
た、例えばパーソナルコンピュータを用いてなる通信装
置の表示部を見ながらキーボード又はマウス等の操作部
を操作してメールアドレスを入力し、入力したメールア
ドレスをファクシミリ装置へ送信する場合は、ファクシ
ミリ装置の表示部及び操作部を用いる場合より容易に入
力することができる。しかしながら、入力すべきメール
アドレスの個数が多い(例えば数十件〜数百件)とき
は、メールアドレスを夫々入力してファクシミリ装置へ
送信することは容易ではない。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、複数の宛先が記載されたファイルを受信し、前
記宛先と該宛先の識別情報とを関連させて記憶し、識別
情報が入力された場合に、該識別情報に関連した宛先へ
同報通信するよう構成してあることにより、多数の宛先
を容易に入力できるファクシミリ装置を提供することを
目的とする。本発明の他の目的は、HTTPサーバ機能
を備えることにより、公知のHTTP技術を用いて構成
できるファクシミリ装置を提供することにある。本発明
の更に他の目的は、複数の宛先が記載されたテキストフ
ァイルを受信して用いるよう構成してあることにより、
前記ファイルを容易に作成できるファクシミリ装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るファクシ
ミリ装置は、通信回線を介して、複数の宛先が記載され
たファイルを受信する手段、受信したファイル内の前記
宛先と該宛先の識別情報とを関連させて記憶する手段、
及び識別情報が入力された場合に該識別情報に関連させ
て記憶してある宛先へ同報通信する手段を備えることを
特徴とする。
【0008】第1発明にあっては、複数の宛先を、例え
ばパーソナルコンピュータを用いてなり通信回線に接続
してある通信装置から受信する場合、該通信装置は前記
宛先を記載してあるファイルを予め記憶してあり、前記
宛先の識別情報(グループ番号)の入力を受け付け、前
記ファイルと入力された識別情報とを前記通信回線を介
してファクシミリ装置へ送信する。ファクシミリ装置
は、受信したファイルに記載された宛先と受信した識別
情報とを関連させて記憶しておく。識別情報が入力され
たとき、ファクシミリ装置は、入力された識別情報に関
連させて記憶してある宛先へ、画データを夫々送信する
ため、従来の短縮ダイヤル又はワンタッチダイヤルと同
様にして同報通信することができる。
【0009】また、複数の宛先が記載されたファイル
は、例えば通信装置の表示部及び操作部を用いて、ワー
プロソフト又はエディタ等で予め作成しておくことがで
きるため、ファクシミリ装置に設けられた表示部及び操
作部を用いることなく、ファクシミリ装置に多数の宛先
を容易に入力することができる。なお、識別情報は、前
記ファイル内に併記して、又は前記ファイルとは別に、
通信装置から入力しても良く、ファクシミリ装置が適宜
の識別情報と関連させても良く、また、前記ファイルの
ファイル名を識別情報として用いるよう構成しても良
い。
【0010】第2発明に係るファクシミリ装置は、HT
TPサーバ機能を備え、前記ファイルを入力するための
ウェブページをブラウザに表示するデータを送信し、前
記ウェブページを用いて入力された前記ファイルを受信
するよう構成してあることを特徴とする。第2発明にあ
っては、複数の宛先を、例えば通信回線に接続してある
通信装置から受信する場合、該通信装置をHTTPクラ
イアントとする。該通信装置は、複数の宛先が記載され
た1又は複数のファイルを予め記憶してある。ファクシ
ミリ装置は、複数の宛先が記載されたファイルと前記宛
先の識別情報とを入力するためのウェブページをブラウ
ザに表示させるためのHTMLデータを通信装置へ送信
する。通信装置は、受信したHTMLデータを用いて前
記ウェブページをブラウザに表示させ、該ウェブページ
上で、前記ファイルの選択と前記識別情報の入力とを受
け付け、選択されたファイルと入力された識別情報とを
ファクシミリ装置へ送信するため、公知のHTTP技術
を用いて装置を構成することができる。
【0011】第3発明に係るファクシミリ装置は、前記
ファイルとしてテキストファイルを受け付ける手段を備
えることを特徴とする。第3発明にあっては、テキスト
ファイル(例えばCSVファイル)を受信し、該テキス
トファイルに記載してある複数の宛先を受け付けること
ができる。このため、ユーザが公知のテキストエディタ
又は表計算ソフト等を用いて前記宛先のリストを容易に
作成し、テキストファイルとして保存することができ、
また、宛先の変更、追加、又は削除等も容易に行なうこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係るフ
ァクシミリ装置と、該ファクシミリ装置が接続されてい
る通信回線との構成を示す説明図である。該ファクシミ
リ装置は、複数の宛先をグループ宛先として受け付け、
グループ宛先と、グループ宛先の識別情報であるグルー
プ番号とを関連させて登録し、グループ番号が入力され
た場合に、該グループ番号に関連するグループ宛先が入
力されたと判定するよう構成してある。
【0013】図中100はファクシミリ装置であり、該
ファクシミリ装置100は、電話回線P及び構内回線L
に接続されており、構内回線Lを介してインターネット
Nに接続されている。また、原稿を読み取って画データ
(以下、ファクシミリ画データと言う)に変換し、該フ
ァクシミリ画データを、ITU(国際電気通信連合)−
T勧告T.30の標準通信規格の手順に従い、電話回線
Pを介して送信する。また、前記手順に従い、電話回線
Pを介してファクシミリ画データ受信する。また、ファ
クシミリ画データを、公知の技術を用いて、電子メール
形式の画データ(以下、メール画データと言う)に変換
し、宛先であるメールアドレス、送信時刻、及び符号化
方式等の情報を含むメールヘッダと前記メール画データ
とを有する電子メールを、SMTPによるファクシミリ
通信の手順に従い、インターネットNを介して送信す
る。更に、POPによるファクシミリ通信の手順に従
い、インターネットNを介して電子メールを受信する。
【0014】通信装置200はパーソナルコンピュータ
を用いてなり、CRT又は液晶ディスプレイ等の表示部
210及びマウス又はキーボード等の操作部220と、
構内回線Lに接続されて、ファクシミリ装置100と通
信する手段とを有し、ウェブページを表示させるための
ソフトウェア(ブラウザ)がインストールしてある。ま
た、電話回線Pには、ITU−T勧告T.30の標準通
信規格の手順に従ってファクシミリ画データを送受信す
るファクシミリ装置400,400,…が接続されてい
る。インターネットNには、SMTPサーバ300及び
POPサーバ310が接続されており、SMTPサーバ
300は、ファクシミリ装置100が送信した電子メー
ルを受信し、該電子メールをPOPサーバ310へ送信
する。POPサーバ310は、図示しないメールボック
スを備え、SMTPサーバ300が送信した電子メール
を受信して前記メールボックスに格納する。また、イン
ターネットNには、SMTP又はPOPによるファクシ
ミリ通信の手順に従って電子メールを送信又は受信する
ファクシミリ装置500,500,…が接続されてい
る。POPサーバ310は、ファクシミリ装置500が
POPによるファクシミリ通信の手順に従って電子メー
ルを要求した場合、前記ファクシミリ装置500宛の電
子メールを該ファクシミリ装置500へ送信する。
【0015】図2は、本発明に係るファクシミリ装置1
00のブロック図である。CPU101はファクシミリ
装置100の主制御部であり、バス102を介して、表
示部103、操作部104、及び記憶手段を用いてなる
宛先登録部110等の装置各部に接続されている。CP
U101は、ROM108に格納された制御プログラム
に従って装置各部を制御し、このとき発生するデータ又
は入力されるデータをRAM109に一時記憶して、各
種処理を実行する。CPU101は、NCU(ネットワ
ーク・コントロール・ユニット)112を用いて回線制
御を行ない、モデム111を用いて電話回線Pを介した
ファクシミリ画データの送受信処理を行なう。また、C
PU101は、LANインタフェース113を用いて構
内回線Lを介した各種データの送受信処理を実行する。
また、CPU101は、電子メール変換部114でファ
クシミリ画データをメール画データに変換し、該メール
画データにメールヘッダを付加して電子メールに変換す
る。更に、CPU101は、LANインタフェース11
3を用いて構内回線L及びインターネットNを介した電
子メールの送受信処理を行なう。
【0016】表示部103は、CPU101に制御され
て装置の動作状態又はユーザに対する入力指示等を表示
し、操作部104は、表示部103を見ながらユーザが
入力するテンキー及び送信開始指示を入力するスタート
キー等のファンクションキーを有する。電話回線Pを介
してモデム111及びNCU112でファクシミリ画デ
ータを受信した場合、CPU101は、受信したファク
シミリ画データをコーデック(符号化・復号器)115
で復号して画像メモリ106に記憶し、該画像メモリ1
06からファクシミリ画データを読み出してプリンタ1
07で印刷する。インターネットN及び構内回線Lを介
してLANインタフェース113で電子メールを受信し
た場合は、受信した電子メールを電子メール変換部11
4でメールヘッダとメール画データとに分離し、該メー
ル画データをファクシミリ画データに変換し、コーデッ
ク115で復号して画像メモリ106に記憶し、該画像
メモリ106からファクシミリ画データを読み出してプ
リンタ107で印刷する。
【0017】また、ファクシミリ装置100はHTTP
サーバ機能を有しており、CPU101は、構内回線L
を介してLANインタフェース113でHTTPコネク
ション要求(以下、コネクション要求と言う)を受信し
た場合、ROM108に格納されたHTMLデータ並び
にRAM109に記憶してあるデータ又は宛先登録部1
10に登録してあるデータ(例えば未使用のグループ番
号)等を用いてなるHTMLデータを、構内回線Lを介
して送信する。また、グループ宛先を記載してあるファ
イルとグループ番号とを、構内回線Lを介してLANイ
ンタフェース113で受信し、前記グループ宛先とグル
ープ番号とを関連させて宛先登録部110に登録する宛
先登録処理を実行する。
【0018】操作部104からグループ番号が入力され
た場合、CPU101は宛先登録部110を参照し、入
力されたグループ番号に関連させて登録してあるグルー
プ宛先を取得する。即ち、ユーザはグループ番号を入力
することによってグループ宛先を簡易に入力することが
できる。
【0019】入力されたグループ宛先がメールアドレス
である場合、操作部104から送信開始指示が入力され
たとき、CPU101は、スキャナ105で原稿を読み
取ってファクシミリ画データに変換し、該ファクシミリ
画データをコーデック115で符号化して画像メモリ1
06に記憶させる。次いで、該画像メモリ106に記憶
させたファクシミリ画データを、電子メール変換部11
4でメール画データに変換し、更に、各メールアドレス
を含むメールヘッダとメール画データとを有する電子メ
ールを夫々作成する。次いで、該電子メールを、LAN
インタフェース113を用いて、前記メールアドレスを
有するファクシミリ装置500へ夫々送信する。また、
入力されたグループ宛先が電話番号である場合は、画像
メモリ106に記憶させたファクシミリ画データを、モ
デム111及びNCU112を用いて、前記電話番号を
有するファクシミリ装置400,400,…へ夫々送信
する。
【0020】図3は、本発明に係るファクシミリ装置1
00に送信されるファイルの一例を示す模式図である。
図に示すようなファイルは、予め公知の表計算ソフト又
はテキストエディタ等を用いて宛先(この場合メールア
ドレス)と該宛先を有する通信相手の名称とのリストを
作成し、CSVファイルとして保存してなり、通信装置
200の図示しない記憶部に記憶してある。
【0021】図4は、本発明に係るファクシミリ装置1
00が提供するウェブページの一例を示す模式図であ
る。該ウェブページは、前記HTMLデータを受信した
通信装置200がブラウザを用いて表示部210のウィ
ンドウ211に表示している。ウィンドウ211には、
ユーザに対する入力指示と、グループ番号を選択するた
めのプルダウン方式のメニューバー212とを表示して
ある。また、グループ宛先を記載してあるファイルを保
存してあるフォルダを選択するためのプルダウン方式の
メニューバー213と、メニューバー213で選択され
たフォルダ内に保存されたフォルダ及びファイルの一覧
を表示するディレクトリウィンドウ214とを表示して
ある。更に、メニューバー212で選択したグループ番
号及びディレクトリウィンドウ214で選択したファイ
ルを送信するときに操作するOKボタン215とを表示
してある。
【0022】ユーザは、操作部220を用いてポインタ
221を操作し、メニューバー212を操作して所望の
グループ番号を選択し、メニューバー213及びディレ
クトリウィンドウ214を操作して所望のファイルを選
択し、次いで、OKボタン215を操作することによっ
て、グループ番号及びファイルを入力する。OKボタン
215が操作された場合、通信装置200は、選択され
たグループ番号とファイルとを構内回線Lを介してファ
クシミリ装置100へ送信する。
【0023】図5は、本発明のファクシミリ装置100
の宛先登録処理を示すフローチャートである。ファクシ
ミリ装置100が提供するウェブページを表示させるた
めに、通信装置200は、URLを指定してファクシミ
リ装置100へコネクションを要求する(S11)。フ
ァクシミリ装置100は、通信装置200からのコネク
ション要求を受信し(S12)、図4に示したようなウ
ェブページを表示させるためのHTMLデータを通信装
置200へ送信する(S13)。
【0024】通信装置200は、ファクシミリ装置10
0から送信されたHTMLデータを受信し(S14)、
受信したHTMLデータに基づき表示部210にウェブ
ページを表示する(S15)。次いで、ウェブページ上
でグループ番号及びファイルの選択を受け付け(S1
6)、通信装置200は、グループ番号及びファイルの
送信要求があるか否か、即ちOKボタン215が操作さ
れたか否かを判断する(S17)。グループ番号及びフ
ァイルの送信要求がない場合(S17でNO)、送信要
求があるまで待機し、送信要求がある場合(S17でY
ES)、グループ番号及びファイルをファクシミリ装置
100へ送信する(S18)。
【0025】ファクシミリ装置100は、通信装置20
0から送信されたグループ番号及びファイルを受信する
(S19)。次いで、ファクシミリ装置100は、受信
したファイルを開いてグループ宛先を読み出し(S2
0)、読み出したグループ宛先と受信したグループ番号
とを関連させて宛先登録部110に登録し(S21)、
宛先登録処理を終了する。
【0026】図6は、本発明に係るファクシミリ装置1
00の送信処理の手順を示すフローチャートである。以
下では、グループ宛先として複数のメールアドレスが登
録されている場合を例示する。ファクシミリ装置100
は、原稿の送信を受け付ける場合、該送信に必要な手順
を表示部103に表示することによって、ユーザに対
し、送信すべき原稿をスキャナ105にセットし、宛
先、解像度、送信の優先順位等を、操作部104を用い
て入力するよう指示する。
【0027】宛先としてグループ番号が入力された場合
(S31)、ファクシミリ装置100は、原稿の送信要
求が入力されたか否か、即ち操作部104のスタートキ
ーが操作されたか否かを判定する(S32)。送信要求
が入力されていない場合は(S32でNO)入力される
まで待機し、送信要求が入力された場合は(S32でY
ES)、スキャナ105にセットされた原稿を読み取っ
てファクシミリ画データに変換し(S33)、該ファク
シミリ画データを電子メール変換部114でメール画デ
ータに変換する(S34)。
【0028】ファクシミリ装置100は、宛先登録部1
10を参照して、入力されたグループ番号に関連させて
登録されているグループ宛先を取得し(S35)、該グ
ループ宛先の各宛先の内、前記メール画データをまだ送
信していない宛先があるか否かを判定する(S36)。
まだ送信していない宛先がある場合は(S36でYE
S)、該宛先の内から1つの宛先を選択し(S37)、
電子メール変換部114にて、選択した宛先を用いてメ
ールヘッダを作成し、該メールヘッダと前記メール画デ
ータとを用いて電子メールを作成し(S38)、該電子
メールをLANインタフェース113を用いて送信する
(S39)。次いで、処理をS36へ戻して、まだ送信
していない宛先があるか否かを判定する。全ての宛先に
送信した場合(S36でNO)、ファクシミリ装置10
0は送信処理を終了する。
【0029】以上のようなファクシミリ装置100は、
グループ宛先を記載してあるファイルを、該ファイルを
予め保存してある通信装置200から受信する。このた
め、表示部103及び操作部104を用いることなくフ
ァクシミリ装置100に多数の宛先を入力することがで
きる。また、ファクシミリ装置100は、グループ宛先
とグループ番号とを関連させて登録しておき、グループ
番号が入力された場合に、グループ宛先の各宛先へ画デ
ータを夫々送信することができるため、従来の短縮ダイ
ヤル又はワンタッチダイヤルと同様にして同報通信する
ことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明のファクシミリ装置によれば、複
数の宛先が記載されたファイルを受信し、前記宛先と該
宛先の識別情報とを関連させて記憶し、識別情報が入力
された場合に、該識別情報に関連した宛先へ同報通信す
るよう構成してあることにより、複数の宛先を、例えば
通信回線に接続してある通信装置から受信する場合、該
通信装置は前記宛先を記載してあるファイルを予め記憶
してあり、該ファイルを前記通信回線を介してファクシ
ミリ装置へ送信する。ファクシミリ装置は、受信したフ
ァイルに記載された宛先と、該宛先の識別情報とを関連
させて記憶しておく。識別情報が入力されたとき、入力
された識別情報に関連させて記憶してある宛先へ、画デ
ータを夫々送信するため、従来の短縮ダイヤル又はワン
タッチダイヤルと同様にして同報通信することができ
る。また、前記ファイルは、例えば通信装置の表示部及
び操作部を用いてワープロソフト又はエディタ等で予め
作成しておくことができるため、ファクシミリ装置に設
けられた表示部及び操作部を用いることなく、ファクシ
ミリ装置に多数の宛先を容易に入力することができる。
【0031】また、HTTPサーバ機能を備えることに
より、複数の宛先を、例えば通信回線に接続してある通
信装置から受信する場合、該通信装置をHTTPクライ
アントとする。該通信装置は、複数の宛先が格納された
1又は複数のファイルを予め記憶してある。ファクシミ
リ装置は、複数の宛先が記載されたファイルを選択して
入力するためのウェブページをブラウザに表示させるた
めのHTMLデータを通信装置へ送信する。通信装置
は、受信したHTMLデータを用いて前記ウェブページ
をブラウザに表示させ、該ウェブページ上で、前記ファ
イルの選択を受け付け、選択されたファイルをファクシ
ミリ装置へ送信するため、公知のHTTP技術を用いて
装置を構成することができる。
【0032】更に、複数の宛先が記載されたテキストフ
ァイルを受信して用いるよう構成してあることにより、
前記テキストファイルを受信し、該テキストファイルに
記載してある複数の宛先を受け付けることができる。こ
のため、ユーザが公知のテキストエディタ又は表計算ソ
フト等を用いて前記宛先のリストを容易に作成し、テキ
ストファイルとして保存することができ、また、宛先の
変更、追加、又は削除等も容易に行なうことができる
等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置と、該ファクシ
ミリ装置が接続されている通信回線との構成を示す説明
図である。
【図2】本発明に係るファクシミリ装置のブロック図で
ある。
【図3】本発明に係るファクシミリ装置に送信されるフ
ァイルの一例を示す模式図である。
【図4】本発明に係るファクシミリ装置が提供するウェ
ブページの一例を示す模式図である。
【図5】本発明のファクシミリ装置の宛先登録処理を示
すフローチャートである。
【図6】本発明に係るファクシミリ装置の送信処理の手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ファクシミリ装置 101 CPU 110 宛先登録部 111 モデム 112 NCU 113 LANインタフェース L 構内回線 N インターネット P 公衆電話回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して、複数の宛先が記載さ
    れたファイルを受信する手段、受信したファイル内の前
    記宛先と該宛先の識別情報とを関連させて記憶する手
    段、及び識別情報が入力された場合に該識別情報に関連
    させて記憶してある宛先へ同報通信する手段を備えるこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 HTTPサーバ機能を備え、前記ファイ
    ルを入力するためのウェブページをブラウザに表示する
    データを送信し、前記ウェブページを用いて入力された
    前記ファイルを受信するよう構成してあることを特徴と
    する請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記ファイルとしてテキストファイルを
    受け付ける手段を備えることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のファクシミリ装置。
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