JP2003187765A - 電池パック - Google Patents

電池パック

Info

Publication number
JP2003187765A
JP2003187765A JP2001380585A JP2001380585A JP2003187765A JP 2003187765 A JP2003187765 A JP 2003187765A JP 2001380585 A JP2001380585 A JP 2001380585A JP 2001380585 A JP2001380585 A JP 2001380585A JP 2003187765 A JP2003187765 A JP 2003187765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
battery case
end surface
battery pack
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001380585A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kogure
正紀 小暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo GS Soft Energy Co Ltd
Original Assignee
Sanyo GS Soft Energy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo GS Soft Energy Co Ltd filed Critical Sanyo GS Soft Energy Co Ltd
Priority to JP2001380585A priority Critical patent/JP2003187765A/ja
Publication of JP2003187765A publication Critical patent/JP2003187765A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図りつつ、機器の電池収容部からの
取外しを容易にする電池パックを提供することを目的と
する。 【解決手段】 深絞り成形によってケース本体3を形成
すると共に端面31に凹部32を形成する。この凹部3
2の形成に伴うアルミニウム材料の流動先を端面31の
反対側にあたるケース本体3内側の隅部に設定し、ここ
を隆起させて接触部33を設ける。そして、渦巻き状に
巻回された発電要素5をその巻軸Aと端面31とが平行
となるようにケース本体3に収容し、さらに保護回路も
ケース本体3に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池パックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、携帯電話等の小型電子機器に
は、リチウムイオン電池からなる電池パックが使用され
ている。この種の電池パックは、従来、例えば発電要素
をアルミニウム製の偏平角型の電池ケースに収納し、こ
れを保護回路と共に樹脂製のケースに収納した構造であ
った。
【0003】近年、例えば、携帯電話の更なる小型軽量
化に伴って、電池パックの一層の小型化が要請されてい
る。そこで、電池ケースに保護回路を収納するスペース
を設けて、発電要素と共に保護回路を収納する構造が考
えられている。この様にすることで、電池ケースと保護
回路とを収納するための樹脂ケースが不要となり、電池
パックを小型化することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電池ケースは、一般に携帯電話本体に設けられた電池収
容部に装着されるようになっている。この電池収容部は
電池ケースと同一の形状である角型浅底の凹部を形成し
ており、この凹部に電池ケースを埋没させて装着するよ
うになっている。そして、電池ケースを電池収容部から
取り外すときには、電池ケースの角に指の爪を引っ掛け
つつ電池収容部の側壁に押しつけ、この端面を中心に電
池ケースを回動させて取り外すようになっている。しか
しながら、アルミニウム等の金属製の電池ケースは、一
般には深絞り成形によって形成されており、その製造方
法の特性上、ケースの角部分は厳密には直角とはならず
僅かに丸みを帯びている。このため、これを携帯電話本
体から取り外す際に指の爪が引っ掛からないため、電池
ケースを起立させ難く、取り外しが面倒であるという問
題が発生する。
【0005】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、十分に小型化できながら、容易に
電池ケースの取外しを行なうことができる電池パックを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、機器の電池収容部
に着脱可能に設けられる金属製の偏平な電池ケース内に
発電要素と、その発電要素に連なる保護回路とを収容し
てなり、前記電池ケースの端面には長手方向に沿って凹
部が設けられているところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記発電要素は渦巻き状に巻回され、その巻
軸と前記端面とが平行となるように前記発電要素が前記
電池ケースに収納されており、前記凹部は前記端面の縁
部に設けられて、その端面の前記電池ケース内側の隅部
には前記発電要素に接触可能な接触部が形成されている
ところに特徴を有する。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載のものにおいて、前記凹部は前記端面の長手方
向に沿った中心線に関して対称となるようにして設けら
れているところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>電池ケース
に発電要素と共に保護回路を収納したことにより、電池
ケースと保護回路を収納していた樹脂ケースが不要にな
り、その分電池パックの小型化が可能となる。しかも、
電池ケースの端面には凹部が設けられているから、電池
収容部からの取外しの際に、この凹部に指の爪や工具を
掛けることによって電池パックを取り外すことが容易と
なる。
【0010】<請求項2の発明>端面の縁部に凹部が設
けられているので、深絞り成形によって製造される金属
製の電池ケースでは、その凹部の形成に伴って金属材料
が逃げるように流動する。この流動先を端面の電池ケー
ス内側のうち、隅部に設定して接触部を形成しておき渦
巻き状に巻回された発電要素をその巻軸が電池ケースの
端面と平行となるように収納する。これによって、発電
要素の巻きが膨らむように変形することが防止される。
また、電池ケースに加えられる衝撃によって発電要素が
ずれ動くことがないから、これに伴う発電要素の損傷を
防止することができる。
【0011】<請求項3の発明>前記凹部は前記端面の
長手方向に沿った中心線に関して対称となるようにして
設けられ、かつ、前記長手方向に沿って形成されてい
る。従って、電池製造工程の例えば発電要素及び保護回
路の収納や蓋の取付けの際に電池ケースの表裏の区別を
つける必要がないから、その手間を省くことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
から図5を参照して説明する。本実施形態の電池パック
1は、図1に示すように携帯電話の電池収容部60に収
容されて電源に用いられるものである。この電池収容部
60は、携帯電話の側面61に長方形浅底の凹部を形成
してなり、この凹部の側壁には切欠き部62が形成され
ている。また、携帯電話本体には、この電池収容部60
に収納される電池パック1の脱離を防止するカバー63
が着脱可能に設けられている。
【0013】図2に示すように電池パック1は全体とし
て偏平な角型をなしており、電池ケース2上面の短辺と
平行な端面を開口したケース本体3と、この開口部を塞
ぐための蓋4とで構成されている。ケース本体3は、例
えばアルミニウム製であって金型を用いた深絞り成形に
より角に丸みを帯びた長方形容器状に形成されると共
に、開口部と対向する端面31には凹部32が形成され
ている。この凹部32は端面31の長手方向に沿った縁
部にその全長に亘って2本設けられており、また、それ
ぞれの凹部32は端面31の長手方向に沿った中心線に
対称となっている。蓋4も同じくアルミニウム製であっ
て、ケース本体の開口部と同一形状の薄板に形成され、
図示しない電極が設けられている。
【0014】ケース本体3内には発電要素5及びこれに
連なる図示しない保護回路が収納されている。発電要素
5は帯状の負極と正極とがセパレータを挟んで巻回さ
れ、偏平な渦巻き状をなしており、この発電要素5の巻
軸Aと端面31が平行となるようにケース本体3に収納
されている(図3参照)。そして、ケース本体3の開口
部側には、保護回路をなす、例えば電流ヒューズとPT
C素子とが収納され、蓋4に設けられている電極に連な
る。また、蓋4はケース本体3の開口部に溶接されてお
り、これによって電池ケース2が密閉状態となってい
る。
【0015】図4には、電池ケース2の側断面図を示
す。端面31に形成された2本の凹部32は略直角三角
形の断面形状を有しており、端面31の端側に直角部が
形成されている。一方、この端面31の反対側にあたる
ケース本体3内側の隅部には接触部33が形成されてい
る。この接触部33は、深絞り成形時における凹部32
の形成に伴って逃げるように流動するアルミニウム材料
を隅部に流動させ、この隅部を隆起させることによって
設けられたものである。ここで、発電要素5がケース本
体3に収納されているときには、発電要素5が接触部3
3に接触した状態となっている。
【0016】この構成において、電池パック1を電池収
容部60から取り外す場合には、まず、カバー63を携
帯電話本体から取り外し、電池収容部60の切欠き部6
2に指を入れ、ケース本体3の凹部32に爪や工具を引
っ掛けながら電池ケース2を引き起こせばよい。このよ
うに、電池パック1のケース本体3が深絞り成形により
形成されていて端面31が角が丸みを帯びているという
事情があっても、凹部32に爪あるいは工具を引っ掛け
ることが可能となるから、容易に電池収容部60から電
池パック1を取外すことができる。
【0017】また、本実施形態の電池パック1では、電
池ケース2に発電要素5と共に電流ヒューズ及びPTC
素子を収納する構成としたから、これらを収納するため
の樹脂ケースを設ける必要がなくなり、その分小型化す
ることが可能となる。
【0018】さらに、凹部32を形成することを利用し
て接触部33を設け、かつ、発電要素5の巻軸Aと端面
31とが平行になるようにケース本体3に発電要素5を
収納したから、発電要素5が接触部33に接触して発電
要素5の変形が規制される(図5(A)参照)。このた
め、例えば、発電要素5の巻きが緩んで膨らむように変
形するということが防止される。また、電池ケース1に
衝撃が加えられることによって発電要素5がずれ動き、
これに伴って発電要素5が損傷するということが防止さ
れる。仮に、接触部33を設けていないケース本体3で
は図5(B)に示すようにその隅部がほぼ直角となって
発電要素5とケース本体3に空間dが生じるため、図5
(C)のように発電要素5が変形することがある。
【0019】また、端面31の長手方向において上下対
称に凹部32が設けられているから、電池製造工程にお
ける発電要素5の収納や蓋4の溶接ではケース本体3の
表裏を区別する必要がなく、電池製造の際の手間を省く
ことが可能となる。
【0020】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、電池ケース2はアルミニウム
製としたが、これに限られず、例えばステンレス製や鉄
製であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電池パックを携帯電話に適用した
場合の取り付け斜視図
【図2】電池パックの斜視図
【図3】発電要素の収納状態を示す電池パックの斜視図
【図4】凹部の断面形状を示す電池パックの側断面図
【図5】従来のケース本体と本発明に係る電池パックの
ケース本体との側断面図
【符号の説明】
1…電池パック 2…電池ケース 3…ケース本体 4…蓋 5…発電要素 32…凹部 33…接触部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の電池収容部に着脱可能に設けられ
    る金属製の偏平な電池ケース内に発電要素と、その発電
    要素に連なる保護回路とを収容してなり、前記電池ケー
    スの端面には長手方向に沿って凹部が設けられているこ
    とを特徴とする電池パック。
  2. 【請求項2】 前記発電要素は渦巻き状に巻回され、そ
    の巻軸と前記端面とが平行となるように前記発電要素が
    前記電池ケースに収納されており、前記凹部は前記端面
    の縁部に設けられて、その端面の前記電池ケース内側の
    隅部には前記発電要素に接触可能な接触部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 【請求項3】 前記凹部は前記端面の長手方向に沿った
    中心線に関して対称となるようにして設けられているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池パッ
    ク。
JP2001380585A 2001-12-13 2001-12-13 電池パック Pending JP2003187765A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001380585A JP2003187765A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 電池パック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001380585A JP2003187765A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 電池パック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003187765A true JP2003187765A (ja) 2003-07-04

Family

ID=27591571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001380585A Pending JP2003187765A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 電池パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003187765A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2259434A3 (en) * 2004-06-02 2011-01-05 Research In Motion Limited Slim line battery pack
US7912515B2 (en) 2004-06-02 2011-03-22 Research In Motion Limited Slim line battery pack

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2259434A3 (en) * 2004-06-02 2011-01-05 Research In Motion Limited Slim line battery pack
US7912515B2 (en) 2004-06-02 2011-03-22 Research In Motion Limited Slim line battery pack
US8213998B2 (en) 2004-06-02 2012-07-03 Research In Motion Limited Slim line battery pack
US8700104B2 (en) 2004-06-02 2014-04-15 Blackberry Limited Slim line battery pack

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4499683B2 (ja) 二次電池
JP5289822B2 (ja) パウチ型2次電池
JP4583324B2 (ja) 二次電池
JP4537334B2 (ja) リチウム二次電池
KR101146363B1 (ko) 배터리 팩
JP2013191544A (ja) 蓄電素子及び蓄電素子の製造方法
WO2002033767A1 (en) Flat square battery
JP2016219439A (ja) 蓄電素子及び蓄電素子の製造方法
JP2007503689A (ja) リチウムイオンポリマー電池パックの構造
JP4979216B2 (ja) 二次電池のパックケース
JP3749048B2 (ja) 角形密閉電池とその製造方法
JP2003187765A (ja) 電池パック
JP3221872B2 (ja) 電池保護回路を備えた二次電池
JP4370412B2 (ja) パック電池
JP4734868B2 (ja) 電池保護回路を備えた二次電池
JP5058618B2 (ja) 電池パック
JP2005085543A (ja) 薄型バッテリーパック
JP5474654B2 (ja) バッテリパック
JPWO2017222039A1 (ja) 蓄電素子
KR100646504B1 (ko) 원통형 리튬 이차 전지
JP2005276525A (ja) 電池パック
JP2003168409A (ja) 電池パック
JP2005243530A (ja) 電池及び電池パック
JP2008243372A (ja) 電池パック
JP2003168400A (ja) 電 池