JP2003187099A - 電子商取引管理システム - Google Patents

電子商取引管理システム

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JP2003187099A
JP2003187099A JP2001390294A JP2001390294A JP2003187099A JP 2003187099 A JP2003187099 A JP 2003187099A JP 2001390294 A JP2001390294 A JP 2001390294A JP 2001390294 A JP2001390294 A JP 2001390294A JP 2003187099 A JP2003187099 A JP 2003187099A
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JP2001390294A
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Kazuhiko Ajiki
和彦 安食
Hiroko Koura
裕子 小宇羅
Kotaro Kato
甲太郎 加藤
Koji Kosaka
浩司 小坂
Yoshihito Kai
善仁 甲斐
Shukuji Sakai
粛嗣 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中小事業者でも低コストで効率よく利益を挙
げることができ、しかも、消費者が安心して商品を購入
できるようなシステムを提供する。 【解決手段】 本システムの利用会員には、電子店舗に
おいて商品を購入できる通常会員と、システムを利用し
て所定の事業活動を行う権利を有する事業会員とがあ
る。通常会員N1が商品Xを購入すると、商品Xを販売
した店舗の出店者である事業会員B1だけでなく、会員
N1を本システムのユーザにすべく営業活動を行った事
業会員B2及び商品Xの提案者である事業会員B3にも
売上の一部が還元される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のデータ通信ネットワーク上に開設された電子店舗で商
品を販売するための電子商取引管理システムに関し、特
に、商品の売上の決済に関する処理を自動管理するため
のシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの発達とコンピュータ関
連機器の低価格化の結果、最近では、中小事業者(中小
メーカー、小規模小売業者、個人等)が、いわゆる電子
ショッピングモール(以下、電子モールと呼ぶ)に出品
(商品を提供)したり、電子モールに出店(自分の電子
店舗を開設)したりする他、場合によっては独自に電子
店舗システムを構築することによって、多数の消費者を
相手に商品を販売できる技術的環境が整ってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】独自に電子店舗システ
ムを構築及び運営することは、例えば顧客IDに基づく
ポイントサービス等の独自サービスによって顧客の囲い
込みを行う上で有利である。しかし、実際には、独自の
電子店舗システムの構築及び管理には膨大な費用がかか
るため、中小事業者がそのようなシステムを開発し、効
率よく運用して利益を上げることは困難な場合が多い。
例えば、独自システムを用いる場合、商品や店舗の知名
度を高めるための営業活動(販売促進活動)を行わなけ
れば実際の商品販売に結びつく可能性は極めて低い。し
かし、このような営業活動に費用をかけすぎると全体と
しての収益性が落ちてしまう。
【0004】既存の電子モールに加盟する場合には上記
のような費用の問題はあまり大きくない。しかし、この
場合、電子モールの利用者は電子モール全体の顧客とい
う位置付けになるため、自分の店舗に顧客を囲い込む効
果は期待できない。特に、大規模な電子モールに加盟す
る場合、たとえ電子モール自体の知名度が高くても、電
子モール内における自分の店舗又は商品の知名度が高く
なければ、多数の顧客を集めることは困難である。
【0005】以上のようなことから、中小事業者が電子
店舗を商品販売に効果的に利用して大きな収益を得るこ
とは依然として困難であった。
【0006】一方、消費者すなわち商品購入者の側で
は、商品の品揃えは十分か、商品の品質は問題ないか、
注文した商品がきちんと手元に届くかどうかといった、
電子モールでの買い物に対する不安が今日でも根強く存
在している。これらの不安を払拭できなければ、電子モ
ールを用いた商品販売事業の成功は期待できない。
【0007】本発明は以上のような課題を解決するため
に成されたものであり、その目的とするところは、中小
事業者でも低コストで効率よく利益を挙げることがで
き、しかも、消費者が安心して商品を購入できるような
電子商取引管理システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る電子商取引管理システムは、デ
ータ通信ネットワーク上に開設された所定の電子店舗に
おける商品の売上の決済に関する処理を管理するための
電子商取引管理システムにおいて、前記電子店舗におい
て商品を購入できる者として登録された通常会員に関す
る情報、本システムを利用して所定の事業活動を行う権
利を有する者である事業会員に関する情報、及び、各事
業会員の顧客である通常会員を該事業会員の特定会員と
して該事業会員に関連付ける情報を保存した会員情報保
存部、前記電子店舗で取り扱われている商品の属性情
報、及び、いずれかの事業会員からの提案に基づいて商
品化された商品である提案商品と前記提案を行った事業
会員とを関連付ける情報を保存した商品情報保存部、及
び、通常会員が購入した商品の売上の決済に関する処理
を実行する決済処理部を備え、前記決済処理部が実行す
る処理は、前記商品を購入した会員が特定会員であると
き、該特定会員に関連付けられた事業会員に前記商品の
売上の一部を還元するための処理を実行する第一の売上
還元部、及び、前記商品の商品化の基礎となる提案を行
った事業会員が存在するとき、該事業会員に前記商品の
売上の一部を還元するための処理を実行する第二の売上
還元部を含むことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態及び発明の効果】本発明に係る電子
商取引管理システムにおいては、システムを利用する会
員として、本システムにより商品の売上決済処理が行わ
れる電子店舗(以下、指定電子店舗と呼ぶ)において商
品を購入できる者として登録された通常会員と、本シス
テムを利用して所定の事業活動を行う権利を有する事業
会員とが存在する。通常会員の中には、いずれかの事業
会員の顧客として登録された会員が存在する。このよう
な通常会員を前記事業会員の特定会員と呼ぶ。特定顧客
がどの事業会員の顧客であるかを示す情報、すなわち特
定顧客と事業会員との関連付け情報は会員情報保存部に
保存されている。
【0010】指定電子店舗とは、その店舗で販売された
商品の売上決済処理を本システムで行っている電子店舗
のことである。例えば、本システムの管理者が構築・運
営する電子モール内にシステム管理者又は事業会員が出
店している電子店舗は指定電子店舗となる。また、事業
会員がインターネット等のデータ通信ネットワーク上で
独自に構築・運営している電子店舗を指定電子店舗とす
ることも可能である。この場合、注文受付、代金決済等
の処理のみ本発明に係るシステムが担当することにな
る。
【0011】本発明に係るシステムで取り扱われる商品
の情報は商品情報保存部に保存される。これら取り扱い
商品のうち、いずれかの事業会員の提案に基づいて商品
化された商品は提案商品として他の商品とは決済処理上
区別される。提案商品と該商品の商品化の基礎となった
提案を行った事業会員とを関連付ける情報(例えば、そ
の事業会員の会員ID)は商品情報保存部に保存されて
いる。なお、上記のような提案を行った事業会員を以下
では「提案会員」と呼ぶ。
【0012】本システムにより通常会員に商品を販売し
たときに事業会員に売上の一部を還元する手順について
説明する。
【0013】まず、通常会員が指定電子店舗で商品を購
入すると、その商品の売上に関する情報(以下、売上情
報と呼ぶ)が本システムに送られる。売上情報には、例
えば商品の識別情報(商品ID等)及び販売数量、商品
を購入した通常会員の識別情報(会員ID等)等が含ま
れる。
【0014】売上情報を受け取ると、本システムの決済
処理部がその情報を解析し、商品購入者がいずれかの事
業会員の特定会員であるかどうかを調べる。商品購入者
がいずれかの特定会員であった場合、決済処理部はその
商品の売上の一部を該当事業会員に還元するための処理
を実行する。この処理は、例えば事業会員の決済口座に
還元相当額を直ちに又は売上代金の入金確認後に支払う
という処理に相当する。決済口座は、銀行等に開設され
た一般口座であってもよいし、本システムを含む所定範
囲内でのみ通用する特殊なポイント(以下、事業ポイン
トと呼ぶ)を貯めるための専用口座であってもよい。
【0015】なお、このような事業会員への売上の還元
処理は、その事業会員の特定顧客が他の事業会員の商品
を購入したり他の事業会員の店舗で買い物をした場合で
も実行される。従って、事業会員は自分の顧客を自店舗
で囲い込む必要がなく、むしろ積極的に自分の顧客を特
定会員として登録し、本システム全体の顧客とすること
により、大きな収益を得ることが可能となる。
【0016】本発明に係るシステムにおいて、事業会員
は必ずしも出店や商品提供を行なう必要はなく、例えば
自分の特定会員を次々と増やすだけでも収益拡大の可能
性が高まる。この場合、事業会員は、商品提供者や電子
店舗出店者の代わりに本システムの新規会員を獲得する
営業活動を第三者の立場で行うことになる。本発明に係
るシステムではこのような第三者的営業活動が有効に機
能するため、例えば従来より商品の製造を主業としてい
たために有効な販売手段(販売スキル、販売チャネル
等)を持っていないような事業者でも、営業活動に不安
を抱くことなく本システムの事業会員となり、自社商品
を提供することにより利益を得ることができる。
【0017】また、本発明に係るシステムでは、販売さ
れた商品に対応する提案会員にも売上の一部が還元され
る。すなわち、上記売上情報を受け取った決済処理部
は、同情報と商品情報保存部の情報とに基づいて、販売
された商品がいずれかの事業会員による提案に基づいて
商品化された提案商品であるかどうかを調べる。販売さ
れた商品が提案商品であった場合、決済処理部はその商
品の売上の一部を該商品に対応する提案会員に還元する
ための処理を実行する。この還元処理は基本的に先に説
明したように一般の銀行口座や事業ポイント用の専用口
座等を利用して実行すればよい。ただし、還元額につい
ては先の第三者営業の場合と同一である必要はない。
【0018】このように、本発明に係るシステムでは、
会員から広く商品の企画・アイディアを求めることによ
り、取り扱い商品を質・量ともに充実させることがで
き、魅力あるサービスを提供できる。このとき、更に、
商品がその最小販売ロット単位で販売された場合でもそ
の売上を提案会員に還元するようにすれば、販売数が少
なくても売上の一部還元を受けることができるため、事
業会員は積極的に商品の提案を行うようになる。その結
果、商品の品揃えが豊富になるとともに品質も高まるた
め、消費者は安心して本発明に係るシステムで買い物を
楽しむことができる。
【0019】以上のように、本発明に係るシステムで
は、電子店舗の出店や商品の提供といった従来型の事業
形態だけでなく、新規顧客獲得のための営業、商品の提
案といった新しい形で事業活動を行うことが可能である
ため、資金力、企画力、営業力等の異なる多様な事業会
員がいずれも参加可能である。このような多様な事業会
員の力を総合することにより、システム全体として大き
な収益を挙げることができる。
【0020】なお、本発明に係るシステムにおいて、サ
ービスの品質や信頼性を高めるという観点から、システ
ム運営者が事業会員登録の希望者に対する審査を行い、
審査に合格した者だけを事業会員として登録するように
してもよい。これにより、本システムに対する消費者の
信用を高めることができる。
【0021】本発明に係るシステムにおいて、更にいず
れかの事業会員に関連付けられた特別登録コード、及
び、顧客属性情報とを含む顧客登録情報を受信するため
の顧客情報受信部、及び、前記顧客登録コードに基づい
て、前記顧客を前記事業会員の特定顧客として登録する
とともに該特定会員と前記事業会員との関連付け情報を
生成し、該情報を前記会員情報保存部に保存する購買会
員登録部を設けるようにしてもよい。
【0022】上記形態のシステムでは、例えば事業会員
が顧客獲得キャンペーンの一環として特別登録コードを
表示/記載した電子メール、ダイレクト・メール、キャ
ンペーン用チラシ等の媒体を配布する。特別登録コード
には、上記キャンペーンを行っている事業会員を特定す
るために必要な情報が含まれている。なお、セキュリテ
ィの観点から、特別登録コードは暗号化して表示/記載
したり送受信したりすることが好ましい。
【0023】上記媒体を入手した者が、例えばパソコン
等の端末を用いてインターネット上の所定のWWWサイ
トにアクセスし、特別登録コード及び顧客属性情報(氏
名、住所等)を入力して登録情報送信操作を行う。この
結果、顧客登録情報が端末から顧客情報受信部に送信さ
れ、購買会員登録部が上記コードに基づいて事業会員を
特定し、その事業会員と新規顧客との関連付け情報を生
成し、会員情報保存部に保存する。このような構成によ
れば、新規顧客をいずれかの事業会員の特定会員として
登録する処理を自動的に行うことができる。
【0024】また、本発明に係るシステムにおいて、更
に、商品の価格として購買会員向け価格とそれより安い
事業会員向け価格とを商品情報保存部に保存し、商品の
購入者が事業会員であるときには該事業会員に事業会員
向け価格で商品を販売するための処理を実行する商品販
売処理部を設けるようにしてもよい。
【0025】このような形態を採用すれば、事業会員は
本システムの取り扱い商品を安価に入手することが可能
となり、いわば本システムを仕入市場として利用するこ
とができるようになる。このようにすれば、商品の流通
性が高まるため、商品販売の機会が増え、収益性が高ま
る。
【0026】また、本発明に係るシステムにおいて、更
に、会員毎の購買ポイントを記録したポイント記録部、
及び、システム内で会員が所定の行為を行ったことを示
すイベントが発生したときに前記会員の購買ポイントに
所定値を加算するポイント処理部を設けるようにしても
よい。
【0027】この形態において所定の行為とは、例えば
商品の購入、通常会員用のWWWサイトへのアクセス、
電子メールや電子掲示板による有用情報の提供、アンケ
ートへの回答等のことをいう。会員は、上記のような行
為により発生する購買ポイントを本システムの取扱商品
の購入代金に充当したり、所定のポイントを貯めて各種
特典と交換したりできるようにする。このような行為に
応じて発行される購買ポイントは、少なくとも通常会員
に付与されるものであるが、事業会員にも通常会員と同
様のポイント取得権を付与することはもちろん可能であ
る。このような購買ポイントの発行は、会員による商品
購入及び新規会員の獲得を促進する上で効果的である。
なお、事業会員にも購買ポイントを発行する場合、先に
説明した事業ポイントの口座と同じ口座を利用しても良
いし、事業ポイントと購買ポイントとを異なる口座で管
理するようにしてもよい。
【0028】本発明に係るシステムにおいて、例えば、
商品購入者がいずれの事業会員の特定会員でもない通常
会員である場合や、販売された商品が提案商品以外の商
品である場合、事業会員に還元されるべき売上部分が未
還元のまま残ることになる。そこで、事業会員に還元さ
れずに残った売上部分を上記のような購買ポイントのた
めの原資として蓄積する購買ポイント蓄積部を更に設け
るようにすれば、本システム内で一種の通貨として通用
するポイントの流動性が高まるため、商取引活動が活性
化する。
【0029】
【実施例】本発明に係る電子商取引管理システムの一実
施例について図面を参照しながら説明する。
【0030】図1に本実施例のシステムの構成を概略的
に示す。本実施例のシステムは、データ記憶部12、デ
ータベース管理サーバ(DBMS)14、WWWサーバ
16及びメールサーバ18を主たる構成要素とするサー
バシステム10を備えている。サーバシステム10はイ
ンターネット等のデータ通信ネットワーク50に接続さ
れており、同ネットワーク50に接続された他の端末5
2とデータ通信を行うことができる。本実施例では、端
末52にいわゆるWWWブラウザが搭載されているもの
とし、このWWWブラウザとサーバシステム10のWW
Wサーバ16との間でデータ通信が行われるものとす
る。端末52としては、パーソナルコンピュータや携帯
情報端末(いわゆるPDA)の他、WWWブラウザ機能
を備えた携帯電話も利用可能である。
【0031】データ記憶部16には、会員データベース
20、商品データベース21、注文データベース22、
ポイントデータベース23等の各種データベースが構築
されている。図2に各データベースのフィールド構成例
を示す。また、データ記憶部16のサイトデータ保存部
24には、WWWブラウザで閲覧可能な電子モールサイ
ト26や会員用コミュニティサイト27を静的又は動的
に構成するための各種データ(HTML文書、画像、音
声、スクリプト等)が保存されている。WWWサーバ1
6は、DBMS14と連携しつつ、上記データベース2
0〜23やサイトデータ保存部24のデータを用いて、
WWWサイト26、27の各ページを静的又は動的に構
成し、端末52のWWWブラウザに送信する。
【0032】電子モールサイト26は、システム運営者
や事業会員が出店した多数の電子店舗から成る仮想的な
ショッピングモールである。
【0033】コミュニティサイト27は、会員(事業会
員、通常会員)が掲示板(BBS)、チャット、電子メ
ール等のツールを利用したり、各種有用情報を入手した
り、アンケートに参加したりするというように、様々な
形で情報の発信・受信ができる場所である。コミュニテ
ィサイト27において会員(通常会員、事業会員とも)
は、例えばアンケートに回答したり、システム運営者や
事業会員が発行する販促用電子メールの配信登録を行っ
たりすることにより、所定の購買ポイントを獲得するこ
とができる。この購買ポイントは、本システムの取り扱
い商品の購入代金に充当することができる。
【0034】本実施例のシステムの動作について説明す
る。まず、通常会員の新規登録処理の手順について図3
のフローチャートを参照しながら説明する。
【0035】通常会員登録は、端末52のWWWブラウ
ザで閲覧可能な所定の会員登録ページにて行う。図4に
会員登録画面の一例を示す。会員登録希望者は、この画
面で氏名、住所等の顧客情報を入力する。更に、いずれ
かの事業会員から通知された特別登録コードがある場
合、そのコードを特別登録コード欄に入力する。こうし
て必要情報(顧客登録情報)を入力した後、送信操作を
実行すると、入力データが端末52からサーバシステム
10に送信される。なお、本実施例では事業会員毎に異
なる会員登録用URLを用意しており、このURLに基
づいて事業会員を特定するようにしている。つまり、上
記URLが本発明の特別登録コードに相当する。このた
め、画面上には特別登録コードの入力欄を設ける必要が
ない。
【0036】顧客登録情報を受け取ったサーバシステム
10は、新たなユーザIDを発行し、そのIDに対応す
るレコードを会員データベース20に追加し、そこに顧
客情報を入力する。また、顧客登録情報に特別登録コー
ドが含まれている場合、その特別登録コードに対応する
事業会員を特定し、その事業会員のユーザIDを上記レ
コードの営業者IDフィールドに書き込む。このフィー
ルドの情報は、各通常会員に対してどの事業会員が営業
活動を行ったのかを特定するために利用される。これに
より、新規会員が上記事業会員の特定会員として登録さ
れたことになる。なお、上記のような営業活動を行った
事業会員を本明細書では営業者と呼ぶ。
【0037】会員が電子モールサイト26で商品を注文
する手順について図5のフローチャートを参照しながら
説明する。なお、以下の説明において、会員は事業会
員、通常会員(特定会員を含む)のいずれでもよい。
【0038】まず、会員は、端末52のWWWブラウザ
を用いて電子モールサイト26にアクセスし(ステップ
S2)、ユーザID及びパスワードによる認証を受ける
(ステップS2、S4)。認証失敗の場合(ステップS
6でNo)、ユーザID等の再入力を促すとともに、会
員登録がまだの場合は登録手続をすませるよう案内する
画面が表示される(ステップS7)。
【0039】認証成功の場合(ステップS6でYe
s)、会員は電子モール内の店舗ページを閲覧し(ステ
ップS8)、希望商品があったらその商品をショッピン
グカート(図示せず)に追加する(ステップS10)。
他にも商品を購入したい場合(ステップS12でN
o)、ステップS8〜S10の処理を繰り返す。
【0040】希望商品が全て揃ったら(ステップS12
でYes)、会員は注文確認ページ(図示せず)への移
動操作を実行する(ステップS14)。この操作を受け
て端末52に表示される注文確認ページの内容は、会員
が事業会員であるか通常会員であるかによって異なる。
すなわち、会員が事業会員である場合(ステップS16
でYes)、注文確認ページには選択商品の販売価格が
通常会員向け価格よりも安い事業会員向け価格で表示さ
れ(ステップS18)、そうでない場合(ステップS1
6でNo)、通常会員向け価格で表示される(ステップ
S19)。注文確認ページで会員は、更に商品の注文
数、届け先の宛名、住所及び電話番号を指定するととも
に、支払方法等を選択する。なお、届け先が会員本人で
ある場合は支払方法の指定だけでよく、更に、支払方法
も事前に登録済みである場合は商品の注文数の指定だけ
でよい。
【0041】注文確認ページで会員が注文送信操作(例
えば、注文確認ページ内の注文送信ボタンの押下)を実
行すると(ステップS20)、端末52からサーバシス
テム10に注文情報が送信される。サーバシステム10
は、受け取った注文情報を解析し、注文内容を注文デー
タベース22に書き込むとともに、ポイントデータベー
ス23に記録された会員の購買ポイントに、購入金額に
応じたポイントを加算する(ステップS22)。また、
サーバシステム10は、端末52に注文受付確認ページ
を送信するとともに、会員の電子メールアドレスに同内
容の注文受付確認メールを送信する(ステップS2
4)。
【0042】次に、特定会員による商品購入及び売上代
金決済の手順について図1を参照しながら説明する。以
下の説明では、事業会員B1が店舗Aで販売している商
品Xを通常会員N1が1個だけ購入する場合を例に挙げ
て説明する。ここで、会員N1は事業会員B2の特定会
員であり、商品Xは事業会員B3の提案に基づいて商品
化された商品であるものとする。
【0043】(1)まず、会員N1が、先に図5を参照
しながら説明したような手順で商品Xを注文する。
【0044】(2)注文を受けたサーバシステム10
は、先に図5を参照しながら説明したようなデータベー
ス処理及び注文確認処理を実行した後、商品Xの提供者
である事業会員B1に注文内容を電子メールで通知す
る。なお、この通知は人手を介してファクシミリや通常
郵便等で事業会員B1に送るようにしてもよい。
【0045】(3)事業会員B1は、注文内容に従って
商品Xを1個、指定された届け先宛に発送する。ここで
は会員N1本人に届けるものとする。
【0046】(4)商品Xを受け取った会員N1は、指
定した支払方法(銀行振込、代金引換、クレジット払い
等)で商品代金を支払う。システム側での商品代金の入
金確認は、可能であればサーバシステム10が銀行やク
レジット会社等の決済システムと連携して自動的に行う
ようにする。自動確認ができない場合は、システム側の
担当者が適時入金の有無を確認し、入金が確認できたら
速やかにサーバシステム10の注文データベース22に
入金の完了を記録する。
【0047】(5)商品代金の入金が確認できたら、サ
ーバシステム10が関係事業会員への売上還元処理を行
う。この例では、商品を提供した事業会員B1、商品を
購入した会員N1に対応する営業者である事業会員B2
及び商品Xの提案者である事業会員B3にそれぞれ所定
のポイントが還元される。各会員に還元されるポイント
は商品データベース21に基づいて決定される。具体的
には、事業会員B1には売上金額に出品/出展者還元率
を乗じた額相当のポイントが還元され、事業会員B2に
は売上金額に営業者還元率を乗じた額相当のポイントが
還元され、事業会員B3には売上金額に提案者還元率を
乗じた額相当のポイントが還元される。こうして求めら
れた還元ポイントはポイントデータベース23の該当会
員の事業ポイントに加算される。
【0048】上記例では、3種類のポイント還元が発生
したが、場合によってはいずれかの種類のポイント還元
が不要となることがある。例えば、図1の取引におい
て、商品Xが提案商品でない通常の商品であったとした
ら事業会員B3へのポイント還元は発生せず、また、会
員N1がいずれの事業会員の特定会員でもなかったとし
たら事業会員B2へのポイント還元は発生しない。本実
施例のシステムでは、このように還元不要となったポイ
ントをコミュニティサイト27で発行される購買ポイン
トの原資として利用する仕組みを備えている。
【0049】以上、本発明の一実施例について説明した
が、上記の実施例はあくまで一例に過ぎず、この他にも
様々な形態で本発明を実施可能であることは言うまでも
ない。例えば、上記実施例では電子店舗A〜Cをサーバ
システム10が静的/動的に生成するものとしたが、サ
ーバシステム10の外部にある別のサーバシステムに事
業会員が独自に電子店舗を開設し、電子モールサイト2
6にはその電子店舗へのハイパーリンクのみを置くよう
にしてもよい。この場合、商品説明の処理は前記別のサ
ーバシステムが行い、ショッピングカートによる注文の
受付と確認、代金決済、ポイント還元等に関する処理は
サーバシステム10が行う形となる。
【0050】また、上記実施例では全ての会員が本シス
テムのユーザとして登録されているものとしたが、更
に、未登録の者でもゲスト登録をすることにより、本シ
ステムの提供サービスの一部を利用できるようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電子商取引管理システムの一実施例の概略構
成図。
【図2】 各データベースのフィールド構成例。
【図3】 通常会員の新規登録処理の手順を示すフロー
チャート。
【図4】 会員登録画面の一例。
【図5】 電子モールサイトで商品を注文する手順を示
すフローチャート。
【符号の説明】 10…サーバシステム 20…会員データベース 21…商品データベース 22…注文データベース 23…ポイントデータベース 26…電子モールサイト B1〜B3…事業会員 N1…通常会員
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 甲太郎 大阪市城東区永田3丁目5番20号 (72)発明者 小坂 浩司 滋賀県甲賀郡水口町神明2番1号 (72)発明者 甲斐 善仁 尼崎市武庫之荘2丁目31番8−205号 (72)発明者 酒井 粛嗣 京都市南区西九条開ヶ町39番地 ヴィラ東 寺306号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信ネットワーク上に開設された
    所定の電子店舗における商品の売上の決済に関する処理
    を管理するための電子商取引管理システムにおいて、 前記電子店舗において商品を購入できる者として登録さ
    れた通常会員に関する情報、本システムを利用して所定
    の事業活動を行う権利を有する者である事業会員に関す
    る情報、及び、各事業会員の顧客である通常会員を該事
    業会員の特定会員として該事業会員に関連付ける情報を
    保存した会員情報保存部、 前記電子店舗で取り扱われている商品の属性情報、及
    び、いずれかの事業会員からの提案に基づいて商品化さ
    れた商品である提案商品と前記提案を行った事業会員と
    を関連付ける情報を保存した商品情報保存部、及び、 通常会員が購入した商品の売上の決済に関する処理を実
    行する決済処理部を備え、前記決済処理部は、 前記商品を購入した会員が特定会員であるとき、該特定
    会員に関連付けられた事業会員に前記商品の売上の一部
    を還元するための処理を実行する第一の売上還元部、及
    び、 前記商品の商品化の基礎となる提案を行った事業会員が
    存在するとき、該事業会員に前記商品の売上の一部を還
    元するための処理を実行する第二の売上還元部を含むこ
    とを特徴とする電子商取引管理システム。
  2. 【請求項2】 いずれかの事業会員に関連付けられた特
    別登録コード、及び、顧客属性情報とを含む顧客登録情
    報を受信するための顧客情報受信部、及び、 前記顧客登録コードに基づいて、前記顧客を前記事業会
    員の特定顧客として登録するとともに該特定会員と前記
    事業会員との関連付け情報を生成し、該情報を前記会員
    情報保存部に保存する購買会員登録部を更に備えること
    を特徴とする請求項1に記載の電子商取引管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 商品の価格として購買会員向け価格とそ
    れより安い事業会員向け価格とを商品情報保存部に保存
    し、 商品の購入者が事業会員であるときには該事業会員に事
    業会員向け価格で商品を販売するための処理を実行する
    商品販売処理部を更に備えることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の電子商取引管理システム。
  4. 【請求項4】 会員毎の購買ポイントを記録したポイン
    ト記録部、及び、 システム内で会員が所定の行為を行ったことを示すイベ
    ントが発生したときに前記会員の購買ポイントに所定値
    を加算するポイント処理部を更に備えることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の電子商取引管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 事業会員に還元されずに残った売上部分
    を会員用購買ポイントのための原資として蓄積する購買
    ポイント蓄積部を更に備えることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の電子商取引管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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