JP2003186864A - マイクロコンピュータ入出力端子制御装置及びこのマイクロコンピュータ入出力端子制御装置を備えた電子機器 - Google Patents
マイクロコンピュータ入出力端子制御装置及びこのマイクロコンピュータ入出力端子制御装置を備えた電子機器Info
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- JP2003186864A JP2003186864A JP2001387685A JP2001387685A JP2003186864A JP 2003186864 A JP2003186864 A JP 2003186864A JP 2001387685 A JP2001387685 A JP 2001387685A JP 2001387685 A JP2001387685 A JP 2001387685A JP 2003186864 A JP2003186864 A JP 2003186864A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の入出力端子を備えた入出力部を有する
マイクロコンピュータにおいて、複数の入出力端子のそ
れぞれに独立した制御兼データレジスタを割り当て、こ
の割り当てた制御兼データレジスタのビットにより入力
モード、出力モード、機能選択等を行なわせるようにし
て、処理の高速化及びプロセスの容易化を図る。 【解決手段】 演算処理部とメモリ部と入出力部とを備
えたマイクロコンピュータであって、入出力部は、複数
の入出力端子の各々に対応して設けられている特定の機
能ブロックを選択する出力機能選択手段と、この出力機
能選択手段により選択された機能ブロックのデータを入
出力端子に出力することを制御する出力制御手段と、出
力機能選択手段及び出力制御手段の各々を制御する制御
レジスタとを備え、制御レジスタは、複数の入出力端子
の各々に独立した制御兼データレジスタを割り付け、こ
の割り付けた制御兼データレジスタが出力機能選択手段
及び出力制御手段をビットに対応付けして制御するよう
にしたことである。
マイクロコンピュータにおいて、複数の入出力端子のそ
れぞれに独立した制御兼データレジスタを割り当て、こ
の割り当てた制御兼データレジスタのビットにより入力
モード、出力モード、機能選択等を行なわせるようにし
て、処理の高速化及びプロセスの容易化を図る。 【解決手段】 演算処理部とメモリ部と入出力部とを備
えたマイクロコンピュータであって、入出力部は、複数
の入出力端子の各々に対応して設けられている特定の機
能ブロックを選択する出力機能選択手段と、この出力機
能選択手段により選択された機能ブロックのデータを入
出力端子に出力することを制御する出力制御手段と、出
力機能選択手段及び出力制御手段の各々を制御する制御
レジスタとを備え、制御レジスタは、複数の入出力端子
の各々に独立した制御兼データレジスタを割り付け、こ
の割り付けた制御兼データレジスタが出力機能選択手段
及び出力制御手段をビットに対応付けして制御するよう
にしたことである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータ入出力端子制御装置及びこのマイクロコンピュータ
入出力端子制御装置を備えた電子機器に関し、詳しくは
シングルチップマイクロコンピュータ等の半導体集積回
路における入出力を司る入出力部に改良を加えたマイク
ロコンピュータ入出力端子制御装置及びこのマイクロコ
ンピュータ入出力端子制御装置を備えた電子機器に関す
るものである。
ータ入出力端子制御装置及びこのマイクロコンピュータ
入出力端子制御装置を備えた電子機器に関し、詳しくは
シングルチップマイクロコンピュータ等の半導体集積回
路における入出力を司る入出力部に改良を加えたマイク
ロコンピュータ入出力端子制御装置及びこのマイクロコ
ンピュータ入出力端子制御装置を備えた電子機器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術における、マイクロコンピュー
タ上において、データの入出力を制御する機能を有する
マイクロコンピュータ入出力端子制御装置を備えた電子
機器51は、図8に示すように、マイクロコンピュータ
入出力端子制御装置52と、この装置52の制御により
様々に駆動する被制御対象0〜7(63)とからなり、
その他の電源、機構部等は省略されている。
タ上において、データの入出力を制御する機能を有する
マイクロコンピュータ入出力端子制御装置を備えた電子
機器51は、図8に示すように、マイクロコンピュータ
入出力端子制御装置52と、この装置52の制御により
様々に駆動する被制御対象0〜7(63)とからなり、
その他の電源、機構部等は省略されている。
【0003】マイクロコンピュータ入出力端子制御装置
52は、ROMやRAMを備えたメモリ部53と、この
メモリ部53にアクセスして所定のプロセスに従った処
理を行なう演算処理部54と、演算処理部54へのデー
タの送受信と、外部の被制御対象0〜7(63)とコン
タクトしてデータの送受信を行なう入出力部55とから
大略構成されている。
52は、ROMやRAMを備えたメモリ部53と、この
メモリ部53にアクセスして所定のプロセスに従った処
理を行なう演算処理部54と、演算処理部54へのデー
タの送受信と、外部の被制御対象0〜7(63)とコン
タクトしてデータの送受信を行なう入出力部55とから
大略構成されている。
【0004】入出力部55は、複数の入出力端子0〜7
の各々に対応した端子制御ブロック0〜7(56、5
7、58)と、この端子制御ブロック0〜7(56、5
7、58)をビット位置を同じくして機能別に制御する
4つのレジスタである入出力制御レジスタ59、機能切
替レジスタ60、読出しデータレジスタ61、書込みデ
ータレジスタ62からなる。この4つのレジスタのビッ
トB0が端子制御ブロック0(56)、ビットB1が端
子制御ブロック1(57)、…,同じく、ビットB7が
端子制御ブロック7(58)を制御するようになってい
る。
の各々に対応した端子制御ブロック0〜7(56、5
7、58)と、この端子制御ブロック0〜7(56、5
7、58)をビット位置を同じくして機能別に制御する
4つのレジスタである入出力制御レジスタ59、機能切
替レジスタ60、読出しデータレジスタ61、書込みデ
ータレジスタ62からなる。この4つのレジスタのビッ
トB0が端子制御ブロック0(56)、ビットB1が端
子制御ブロック1(57)、…,同じく、ビットB7が
端子制御ブロック7(58)を制御するようになってい
る。
【0005】更に詳しく、この4つのレジスタ59、6
0、61、62と端子制御ブロック0〜7(56、5
7、58)との関係を説明すると、図9に示すように、
入出力端子0〜7の各々に接続してなる端子制御ブロッ
ク0〜7(56、57、58)が存在し、これらの端子
制御ブロック0〜7(56、57、58)の出力バッフ
ア65からの出力を制御するためのビットB0〜B7を
有する入出力制御レジスタ59、端子制御ブロック0〜
7(56,57、58)の機能選択回路の機能選択を制
御するためのビットB0〜B7を有する機能切替制御レ
ジスタ60、端子制御ブロック0〜7(56、57、5
8)の機能選択回路の読み出しを制御するためのビット
B0〜B7を有する入力データを制御する読出しデータ
レジスタ61、ビットB0〜B7を有する出力データを
制御する書込みデータレジスタ62を備えている。
0、61、62と端子制御ブロック0〜7(56、5
7、58)との関係を説明すると、図9に示すように、
入出力端子0〜7の各々に接続してなる端子制御ブロッ
ク0〜7(56、57、58)が存在し、これらの端子
制御ブロック0〜7(56、57、58)の出力バッフ
ア65からの出力を制御するためのビットB0〜B7を
有する入出力制御レジスタ59、端子制御ブロック0〜
7(56,57、58)の機能選択回路の機能選択を制
御するためのビットB0〜B7を有する機能切替制御レ
ジスタ60、端子制御ブロック0〜7(56、57、5
8)の機能選択回路の読み出しを制御するためのビット
B0〜B7を有する入力データを制御する読出しデータ
レジスタ61、ビットB0〜B7を有する出力データを
制御する書込みデータレジスタ62を備えている。
【0006】そして、入出力制御レジスタ59のビット
B0〜B7は、端子制御ブロック0〜7(56,57、
58)の入出力端子0〜7に出力する出力バッフア65
のそれぞれに対応付けして割り付けられ、それぞれの出
力バッフア65を制御する構成になっている。例えば、
入出力制御レジスタ59のビットB0は端子制御ブロッ
ク0(56)の入出力端子0に出力する出力バッフア6
5を制御し、ビットB1は端子制御ブロック1(57)
の入出力端子1に出力する出力バッフアを制御し、…、
同じように、ビットB7は端子制御ブロック7(58)
の入出力端子7に出力する出力バッフアを制御する。
B0〜B7は、端子制御ブロック0〜7(56,57、
58)の入出力端子0〜7に出力する出力バッフア65
のそれぞれに対応付けして割り付けられ、それぞれの出
力バッフア65を制御する構成になっている。例えば、
入出力制御レジスタ59のビットB0は端子制御ブロッ
ク0(56)の入出力端子0に出力する出力バッフア6
5を制御し、ビットB1は端子制御ブロック1(57)
の入出力端子1に出力する出力バッフアを制御し、…、
同じように、ビットB7は端子制御ブロック7(58)
の入出力端子7に出力する出力バッフアを制御する。
【0007】機能切替制御レジスタ60のビットB0〜
B7は、端子制御ブロック0〜7(56、57、58)
のそれぞれの機能切替回路を構成するセレクタ64を制
御する構成になっている。例えば、機能切替制御レジス
タ60のビットB0は端子制御ブロック0(56)のセ
レクタ64を制御して機能ブロック1(67)を選択す
る。同じく、ビットB1は端子制御ブロック1(57)
のセレクタを制御し、…、同じように、ビットB7は端
子制御ブロック7(58)のセレクタを制御する。
B7は、端子制御ブロック0〜7(56、57、58)
のそれぞれの機能切替回路を構成するセレクタ64を制
御する構成になっている。例えば、機能切替制御レジス
タ60のビットB0は端子制御ブロック0(56)のセ
レクタ64を制御して機能ブロック1(67)を選択す
る。同じく、ビットB1は端子制御ブロック1(57)
のセレクタを制御し、…、同じように、ビットB7は端
子制御ブロック7(58)のセレクタを制御する。
【0008】読み出しデータレジスタ61のビットB0
〜B7は、端子制御ブロック0〜7(56,57,5
8)の入力バッフア66の内容を機能ブロック2(6
8)に読み出すか否かを選択する。
〜B7は、端子制御ブロック0〜7(56,57,5
8)の入力バッフア66の内容を機能ブロック2(6
8)に読み出すか否かを選択する。
【0009】このように、入出力端子毎に4種類のレジ
スタ59、60、61,62を用意し、その4種類のレ
ジスタ59、60、61、62のビット配分で入出力端
子0〜7を割り付ける構成になっている。
スタ59、60、61,62を用意し、その4種類のレ
ジスタ59、60、61、62のビット配分で入出力端
子0〜7を割り付ける構成になっている。
【0010】このような構成からなる入出力部55の回
路について、特に入出力端子0のみについて説明する
と、図10に示すように、4つのレジスタ59、60、
61、62及びプルアップ制御レジスタ69は全てデー
タバスのビットB0を使用して制御する構成になってお
り、4つのレジスタ59、60、61、62、69はW
rite信号1〜4により制御され、読出しデータレジ
スタ61はRead信号により制御される。プルアップ
制御レジスタ69の出力側は第1のゲート70の一方の
入力端子を経由してプルアップトランジスタ71のゲー
トに接続されている。入出力制御レジスタ59の出力側
は、第1のゲート70の他方の入力端子、出力バッフア
65の制御端子、及び第2のゲート72の一方の入力端
子に接続されている。機能切替レジスタ60の出力側
は、セレクタ64の一方の入力端64aの一方の入力側
に接続されている。書込みデータレジスタ62の出力側
は、セレクタ64の一方の入力端64aの他方の入力側
に接続されている。このセレクタ64の他方の入力端6
4bの一方の入力側は機能切替レジスタ60に接続し、
他方の入力側は出力データである機能ブロック1(6
7)に接続されている。
路について、特に入出力端子0のみについて説明する
と、図10に示すように、4つのレジスタ59、60、
61、62及びプルアップ制御レジスタ69は全てデー
タバスのビットB0を使用して制御する構成になってお
り、4つのレジスタ59、60、61、62、69はW
rite信号1〜4により制御され、読出しデータレジ
スタ61はRead信号により制御される。プルアップ
制御レジスタ69の出力側は第1のゲート70の一方の
入力端子を経由してプルアップトランジスタ71のゲー
トに接続されている。入出力制御レジスタ59の出力側
は、第1のゲート70の他方の入力端子、出力バッフア
65の制御端子、及び第2のゲート72の一方の入力端
子に接続されている。機能切替レジスタ60の出力側
は、セレクタ64の一方の入力端64aの一方の入力側
に接続されている。書込みデータレジスタ62の出力側
は、セレクタ64の一方の入力端64aの他方の入力側
に接続されている。このセレクタ64の他方の入力端6
4bの一方の入力側は機能切替レジスタ60に接続し、
他方の入力側は出力データである機能ブロック1(6
7)に接続されている。
【0011】又、入出力端子0は入力バッフア66に接
続され、その出力側は第1のバッフア73及び第2のバ
ッフア74に接続され、この第2のバッフア74は機能
ブロック2(68)に接続されている。ここで第2のゲ
ート72及び第1のバッフア73で読出しデータレジス
タ61を形成する。
続され、その出力側は第1のバッフア73及び第2のバ
ッフア74に接続され、この第2のバッフア74は機能
ブロック2(68)に接続されている。ここで第2のゲ
ート72及び第1のバッフア73で読出しデータレジス
タ61を形成する。
【0012】このような構成からなる入出力端子0とレ
ジスタとの関係において、出力モードのときには、機能
切替レジスタ60のビットB0を“L”、書込みデータ
レジスタ62の出力が出力バッフアに接続される。そし
て、入出力制御レジスタ59のビットB0が“H”であ
れば、出力バッフア65がイネーブルになり、入出力端
子0に書込みデータレジスタ62で指定されたデータが
出力される。もし、機能切替レジスタ60のビットB0
が“H”であればセレクタ64は機能ブロック1(6
7)を選択し、入出力制御レジスタ59のビットB0が
“H”であれば出力バッフア65がイネーブルになり、
入出力端子0に機能ブロック1(67)の出力データが
出力されることになる。
ジスタとの関係において、出力モードのときには、機能
切替レジスタ60のビットB0を“L”、書込みデータ
レジスタ62の出力が出力バッフアに接続される。そし
て、入出力制御レジスタ59のビットB0が“H”であ
れば、出力バッフア65がイネーブルになり、入出力端
子0に書込みデータレジスタ62で指定されたデータが
出力される。もし、機能切替レジスタ60のビットB0
が“H”であればセレクタ64は機能ブロック1(6
7)を選択し、入出力制御レジスタ59のビットB0が
“H”であれば出力バッフア65がイネーブルになり、
入出力端子0に機能ブロック1(67)の出力データが
出力されることになる。
【0013】又、入力モードのときには、入出力端子0
を経由して入力バッフア66にデータが入力される。こ
のとき、入出力制御レジスタ59のビットB0が“L”
であり、第2のゲート72がイネーブルになり、REA
D信号が“H”になるとデータバスのビットB0に入力
データが入力される。又、第2のバッフア74を経由し
て機能ブロック2(68)にも入力データが入力され
る。
を経由して入力バッフア66にデータが入力される。こ
のとき、入出力制御レジスタ59のビットB0が“L”
であり、第2のゲート72がイネーブルになり、REA
D信号が“H”になるとデータバスのビットB0に入力
データが入力される。又、第2のバッフア74を経由し
て機能ブロック2(68)にも入力データが入力され
る。
【0014】このような、上記動作をする入出力部55
において、例えば、入出力端子0の機能を切り替えると
きには、他の入出力端子1〜7を制御するビットB1〜
B7に影響を与えないように、Read−Modify
−Write動作(以下、RMW動作という)を行なう
必要がある。しかし、このRMW動作中に他のタスクや
割込み処理によって、例えば、入出力端子1の機能が切
り替えられても、上記の入出力端子0に対するRMW動
作の後半処理によって入出力端子1の機能が元に戻って
しまうという、所謂、RMW動作の衝突が発生する。
において、例えば、入出力端子0の機能を切り替えると
きには、他の入出力端子1〜7を制御するビットB1〜
B7に影響を与えないように、Read−Modify
−Write動作(以下、RMW動作という)を行なう
必要がある。しかし、このRMW動作中に他のタスクや
割込み処理によって、例えば、入出力端子1の機能が切
り替えられても、上記の入出力端子0に対するRMW動
作の後半処理によって入出力端子1の機能が元に戻って
しまうという、所謂、RMW動作の衝突が発生する。
【0015】具体的に、このRMF動作の衝突につい
て、図9を参考にして、図11に示すブロック図を参照
して、以下説明する。
て、図9を参考にして、図11に示すブロック図を参照
して、以下説明する。
【0016】先ず、入出力制御レジスタ59のビット構
成が“xxxxxx01”であるときに、入出力端子0
の機能切替えを出力モードから入力モードに切替えるに
は、変数Aに入出力制御レジスタ59のビットB0〜B
7を読み出して格納する(ステップST11)。
成が“xxxxxx01”であるときに、入出力端子0
の機能切替えを出力モードから入力モードに切替えるに
は、変数Aに入出力制御レジスタ59のビットB0〜B
7を読み出して格納する(ステップST11)。
【0017】次に、変数Aに読み出されたビットB0を
“0”に設定する(ステップST12)。
“0”に設定する(ステップST12)。
【0018】この状態のときに、割込みまたはタスク切
替えのアクションが発生し、入出力端子1の機能切替え
を入力モードから出力モードにするものであるとする。
替えのアクションが発生し、入出力端子1の機能切替え
を入力モードから出力モードにするものであるとする。
【0019】そうすると、先ず、変数Bに入出力制御レ
ジスタ59のビットB0〜B7を読み出して格納する
(ステップST13)。
ジスタ59のビットB0〜B7を読み出して格納する
(ステップST13)。
【0020】そして、変数BのビットB0を“1”に設
定し、入出力制御レジスタ59に変数Bの内容を書き戻
すことにより、入出力制御レジスタ59の内容は“xx
xxxx11”に書き替えられ、一連の入出力制御レジ
スタ59の内容の書き換えは終了する(ステップST1
4、ST15)。
定し、入出力制御レジスタ59に変数Bの内容を書き戻
すことにより、入出力制御レジスタ59の内容は“xx
xxxx11”に書き替えられ、一連の入出力制御レジ
スタ59の内容の書き換えは終了する(ステップST1
4、ST15)。
【0021】さて、このようにして、割込み又はタスク
切替えのアクションに対する作業が完了した後に、最初
の変数Aに読み出されている入出力端子0に対する機能
切替えの内容が入出力制御レジスタ59に書き戻され
て、入出力制御レジスタ59のビット構成の内容は“x
xxxxx00”となる(ステップST16)。
切替えのアクションに対する作業が完了した後に、最初
の変数Aに読み出されている入出力端子0に対する機能
切替えの内容が入出力制御レジスタ59に書き戻され
て、入出力制御レジスタ59のビット構成の内容は“x
xxxxx00”となる(ステップST16)。
【0022】このように、本来であれば、入出力制御レ
ジスタ59の内容は遅く発生した入出力端子1のアクシ
ョンに対応した内容に切り替わっていなければならない
はずが、最初の入出力端子0に対するアクションの内容
になっているのは、入出力端子0〜7の機能切替え、出
力信号の切替えが1つの入出力制御レジスタ59を使用
しているという回路設計上の基本的な問題があるからで
ある。
ジスタ59の内容は遅く発生した入出力端子1のアクシ
ョンに対応した内容に切り替わっていなければならない
はずが、最初の入出力端子0に対するアクションの内容
になっているのは、入出力端子0〜7の機能切替え、出
力信号の切替えが1つの入出力制御レジスタ59を使用
しているという回路設計上の基本的な問題があるからで
ある。
【0023】従って、この誤動作を解決するためには、
例えば、OS(OperatingSystem)のシ
ステムコール機能を呼び出して入出力端子0〜7用のR
MW動作中は他のタスクや割込みを禁止する必要があ
る。
例えば、OS(OperatingSystem)のシ
ステムコール機能を呼び出して入出力端子0〜7用のR
MW動作中は他のタスクや割込みを禁止する必要があ
る。
【0024】このRMW動作中のタスク切替え及び割込
みを禁止するためには、図12に示すように、切替え禁
止フラグと切替え許可フラグを使用して、入出力端子0
〜7の機能切替えを必ず1つの入出力端子の機能切替え
操作が終了してから次の入出力端子の機能切替えを行な
うようにソフト的に制御する。
みを禁止するためには、図12に示すように、切替え禁
止フラグと切替え許可フラグを使用して、入出力端子0
〜7の機能切替えを必ず1つの入出力端子の機能切替え
操作が終了してから次の入出力端子の機能切替えを行な
うようにソフト的に制御する。
【0025】先ず、例えば、入出力端子0の機能切替え
を出力モードから入力モードに切替えるオペレーション
が発生したとすると、先ず、切替え禁止フラグをオンに
して、ほかの端子の機能切替えができないようにプロテ
クトする(ステップST21)。そして、入出力制御レ
ジスタ59のビットB0〜B7の内容を読み出して変数
Aに入力する(ステップST22)。
を出力モードから入力モードに切替えるオペレーション
が発生したとすると、先ず、切替え禁止フラグをオンに
して、ほかの端子の機能切替えができないようにプロテ
クトする(ステップST21)。そして、入出力制御レ
ジスタ59のビットB0〜B7の内容を読み出して変数
Aに入力する(ステップST22)。
【0026】次に、変数AのビットB0の内容を“0”
にセットする(ステップST23)。
にセットする(ステップST23)。
【0027】次に、この変数Aの内容を入出力制御レジ
スタ59に書き戻す。この場合、入出力制御レジスタ5
9の内容は“xxxxxx00”になる(ステップST
24)。
スタ59に書き戻す。この場合、入出力制御レジスタ5
9の内容は“xxxxxx00”になる(ステップST
24)。
【0028】そして、切替え許可フラグをオンにして、
他の割込みやタスクの介入を許可する(ステップST2
5)。
他の割込みやタスクの介入を許可する(ステップST2
5)。
【0029】この状態で、割込み又はタスク切替えが発
生し、入出力端子1の機能切替えを入力モードから出力
モードにするものである場合には、先ず、切替え禁止フ
ラグをオンにして他の割込み又はタスク切替えができな
いようにする(ステップST26)。
生し、入出力端子1の機能切替えを入力モードから出力
モードにするものである場合には、先ず、切替え禁止フ
ラグをオンにして他の割込み又はタスク切替えができな
いようにする(ステップST26)。
【0030】次に、変数Bに入出力制御レジスタ59の
ビットB0〜B7の内容を読み出して格納する(ステッ
プST27)。
ビットB0〜B7の内容を読み出して格納する(ステッ
プST27)。
【0031】そして、変数BのビットB1を“1”にし
て、入出力制御レジスタ59に変数Bを書き戻すことに
より、入出力制御レジスタ59の内容は“xxxxxx
10”になる(ステップST28、ST29)。
て、入出力制御レジスタ59に変数Bを書き戻すことに
より、入出力制御レジスタ59の内容は“xxxxxx
10”になる(ステップST28、ST29)。
【0032】そして、切替え許可フラグをオンにして一
連の切替えオペレーションは終了する(ステップST3
0)。
連の切替えオペレーションは終了する(ステップST3
0)。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術で説明したマイクロコンピュータ入出力端子制御装置
において、例えば、入出力端子0の機能を切替える際
に、その入出力端子0のビット情報を蓄積しておく必要
があるために、ソフト的にタスクや割込みを禁止させる
必要があり、このプログラムによる手当てが複雑で且つ
アクセス時間を遅くしているという問題がある。
術で説明したマイクロコンピュータ入出力端子制御装置
において、例えば、入出力端子0の機能を切替える際
に、その入出力端子0のビット情報を蓄積しておく必要
があるために、ソフト的にタスクや割込みを禁止させる
必要があり、このプログラムによる手当てが複雑で且つ
アクセス時間を遅くしているという問題がある。
【0034】従って、マイクロコンピュータに設けてあ
る複数の多機能入出力端子の機能を単一の入出力命令で
他の入出力端子に影響を与えずに、入力モード又は出力
モード等の機能を選択する手法及び装置に解決しなけれ
ばならない課題を有する。
る複数の多機能入出力端子の機能を単一の入出力命令で
他の入出力端子に影響を与えずに、入力モード又は出力
モード等の機能を選択する手法及び装置に解決しなけれ
ばならない課題を有する。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るマイクロコンピュータ入出力端子制御
装置は、次に示す構成にすることである。
に、本発明に係るマイクロコンピュータ入出力端子制御
装置は、次に示す構成にすることである。
【0036】(1)マイクロコンピュータ入出力端子制
御装置は、演算処理部とメモリ部と入出力部とを備えた
マイクロコンピュータであって、前記入出力部は、複数
の入出力端子と、該複数の入出力端子の各々に対応して
設けられている特定の機能ブロック或いはデータバスの
ビットを選択する出力機能選択手段と、該出力機能選択
手段により選択された機能ブロック或いはデータバスの
ビットのデータを前記入出力端子に出力することを制御
する出力制御手段と、前記出力機能選択手段及び出力制
御手段にビットを割り付けて制御する制御レジスタとを
備え、前記制御レジスタは、前記複数の入出力端子の各
々に独立した制御兼データレジスタを割り付け、該割り
付けた制御兼データレジスタが前記出力機能選択手段及
び出力制御手段をビットに対応付けして制御するように
したことである。
御装置は、演算処理部とメモリ部と入出力部とを備えた
マイクロコンピュータであって、前記入出力部は、複数
の入出力端子と、該複数の入出力端子の各々に対応して
設けられている特定の機能ブロック或いはデータバスの
ビットを選択する出力機能選択手段と、該出力機能選択
手段により選択された機能ブロック或いはデータバスの
ビットのデータを前記入出力端子に出力することを制御
する出力制御手段と、前記出力機能選択手段及び出力制
御手段にビットを割り付けて制御する制御レジスタとを
備え、前記制御レジスタは、前記複数の入出力端子の各
々に独立した制御兼データレジスタを割り付け、該割り
付けた制御兼データレジスタが前記出力機能選択手段及
び出力制御手段をビットに対応付けして制御するように
したことである。
【0037】このように、入出力端子毎に独立した制御
兼データレジスタを用いて出力信号の選択及び機能選択
を行なわせるようにしたことにより、1つの入出力端子
を選択しているときでも、他の入出力端子を選択して
も、その内容が衝突するという現象が回避できるばかり
でなく、入出力端子をマルチタスクシステムで容易に利
用できるばかりでなく、このような入出力端子を利用す
るプログラムが簡潔になり、又、入出力端子を選択する
際のソフト的なプロテクトを不要にできるため入出力端
子を高速に利用できるようになる。
兼データレジスタを用いて出力信号の選択及び機能選択
を行なわせるようにしたことにより、1つの入出力端子
を選択しているときでも、他の入出力端子を選択して
も、その内容が衝突するという現象が回避できるばかり
でなく、入出力端子をマルチタスクシステムで容易に利
用できるばかりでなく、このような入出力端子を利用す
るプログラムが簡潔になり、又、入出力端子を選択する
際のソフト的なプロテクトを不要にできるため入出力端
子を高速に利用できるようになる。
【0038】又、(2)前記入出力端子の各々に備えた
制御兼データレジスタによる前記出力機能選択手段及び
出力制御手段を制御するビットは、同一の制御をするも
のに対しては同一のビット位置に割り付けること;
(3)前記出力機能選択手段には、複数の機能ブロック
或いは複数のデータバスのビットから特定の機能ブロッ
ク或いはデータバスのビットを選択する出力機能設定手
段を備えたこと;(4)前記制御兼データレジスタに
は、前記入出力端子からの入力信号を読み出すための読
出し用ビットを割り付けたこと;(5)前記読出し用ビ
ットは、データバスのビットのうちの最上位ビットを割
り付けること;(6)前記入出力部には、前記入出力端
子から所定の機能ブロック或いはデータバスのビットに
データを入力する入力機能選択手段を設けたこと;
(7)前記入力機能選択手段には、複数の機能ブロック
或いは複数のデータバスのビットのうち特定の機能ブロ
ック或いはデータバスのビットを選択する入力機能設定
手段を備えたことである。
制御兼データレジスタによる前記出力機能選択手段及び
出力制御手段を制御するビットは、同一の制御をするも
のに対しては同一のビット位置に割り付けること;
(3)前記出力機能選択手段には、複数の機能ブロック
或いは複数のデータバスのビットから特定の機能ブロッ
ク或いはデータバスのビットを選択する出力機能設定手
段を備えたこと;(4)前記制御兼データレジスタに
は、前記入出力端子からの入力信号を読み出すための読
出し用ビットを割り付けたこと;(5)前記読出し用ビ
ットは、データバスのビットのうちの最上位ビットを割
り付けること;(6)前記入出力部には、前記入出力端
子から所定の機能ブロック或いはデータバスのビットに
データを入力する入力機能選択手段を設けたこと;
(7)前記入力機能選択手段には、複数の機能ブロック
或いは複数のデータバスのビットのうち特定の機能ブロ
ック或いはデータバスのビットを選択する入力機能設定
手段を備えたことである。
【0039】(8)電子機器は、演算処理部とメモリ部
と入出力部とを備えたマイクロコンピュータと、該マイ
クロコンピュータの入出力部に接続して被制御対象を駆
動制御する手段を備えた電子機器であって、前記マイク
ロコンピュータの入出力部は、複数の入出力端子と、該
複数の入出力端子の各々に対応して設けられている特定
の機能ブロック或いはデータバスのビットを選択する出
力機能選択手段と、該出力機能選択手段により選択され
た機能ブロック或いはデータバスのビットのデータを前
記入出力端子に出力することを制御する出力制御手段
と、前記出力機能選択手段及び出力制御手段にビットを
割り付けて制御する制御レジスタとを備え、前記制御レ
ジスタは、前記複数の入出力端子の各々に独立した制御
兼データレジスタを割り付け、該割り付けた制御兼デー
タレジスタが前記出力機能選択手段及び出力制御手段を
ビットに対応付けして制御するようにしたことである。
と入出力部とを備えたマイクロコンピュータと、該マイ
クロコンピュータの入出力部に接続して被制御対象を駆
動制御する手段を備えた電子機器であって、前記マイク
ロコンピュータの入出力部は、複数の入出力端子と、該
複数の入出力端子の各々に対応して設けられている特定
の機能ブロック或いはデータバスのビットを選択する出
力機能選択手段と、該出力機能選択手段により選択され
た機能ブロック或いはデータバスのビットのデータを前
記入出力端子に出力することを制御する出力制御手段
と、前記出力機能選択手段及び出力制御手段にビットを
割り付けて制御する制御レジスタとを備え、前記制御レ
ジスタは、前記複数の入出力端子の各々に独立した制御
兼データレジスタを割り付け、該割り付けた制御兼デー
タレジスタが前記出力機能選択手段及び出力制御手段を
ビットに対応付けして制御するようにしたことである。
【0040】このように、電子機器に搭載されているマ
イクロコンピュータ入出力端子制御装置において、その
入出力部は入出力端子毎に独立した制御兼データレジス
タを用いて出力信号の選択及び機能選択を行なわせるよ
うにしたことにより、1つの入出力端子を選択している
ときでも、他の入出力端子を選択しても、そのレジスタ
の内容が衝突するという現象が回避できるばかりでな
く、入出力端子をマルチタスクシステムで容易に利用で
きるばかりでなく、このような入出力端子を利用するプ
ログラムが簡潔になり、又、入出力端子を選択する際の
ソフト的なプロテクトを不要にできるため入出力端子を
高速に利用できるようになる。
イクロコンピュータ入出力端子制御装置において、その
入出力部は入出力端子毎に独立した制御兼データレジス
タを用いて出力信号の選択及び機能選択を行なわせるよ
うにしたことにより、1つの入出力端子を選択している
ときでも、他の入出力端子を選択しても、そのレジスタ
の内容が衝突するという現象が回避できるばかりでな
く、入出力端子をマルチタスクシステムで容易に利用で
きるばかりでなく、このような入出力端子を利用するプ
ログラムが簡潔になり、又、入出力端子を選択する際の
ソフト的なプロテクトを不要にできるため入出力端子を
高速に利用できるようになる。
【0041】又、(9)前記入出力端子の各々に備えた
制御兼データレジスタによる前記出力機能選択手段及び
出力制御手段を制御するビットは、同一の制御をするも
のに対しては同一のビット位置に割り付けること;(1
0)前記出力機能選択手段には、複数の機能ブロック或
いは複数のデータバスのビットから特定の機能ブロック
或いはデータバスのビットを選択する出力機能設定手段
を備えたこと;(11)前記制御兼データレジスタに
は、前記入出力端子からの入力信号を読み出すための読
出し用ビットを割り付けたこと;(12)前記読出し用
ビットは、データビットのビットのうちの最上位ビット
を割り付けること;(13)前記入出力部には、前記入
出力端子から所定の機能ブロック或いはデータバスのビ
ットにデータを入力する入力機能選択手段を設けたこ
と;(14)前記入力機能選択手段には、複数の機能ブ
ロック或いは複数のデータバスのビットのうち特定の機
能ブロック或いはデータバスのビットを選択し、該選択
した機能ブロック或いはデータバスのビットにデータを
入力する入力機能設定手段を備えたことである。
制御兼データレジスタによる前記出力機能選択手段及び
出力制御手段を制御するビットは、同一の制御をするも
のに対しては同一のビット位置に割り付けること;(1
0)前記出力機能選択手段には、複数の機能ブロック或
いは複数のデータバスのビットから特定の機能ブロック
或いはデータバスのビットを選択する出力機能設定手段
を備えたこと;(11)前記制御兼データレジスタに
は、前記入出力端子からの入力信号を読み出すための読
出し用ビットを割り付けたこと;(12)前記読出し用
ビットは、データビットのビットのうちの最上位ビット
を割り付けること;(13)前記入出力部には、前記入
出力端子から所定の機能ブロック或いはデータバスのビ
ットにデータを入力する入力機能選択手段を設けたこ
と;(14)前記入力機能選択手段には、複数の機能ブ
ロック或いは複数のデータバスのビットのうち特定の機
能ブロック或いはデータバスのビットを選択し、該選択
した機能ブロック或いはデータバスのビットにデータを
入力する入力機能設定手段を備えたことである。
【0042】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るマイクロコン
ピュータ入出力端子制御装置及びこのマイクロコンピュ
ータ入出力端子制御装置を備えた電子機器の実施形態を
図面を参照して説明する。
ピュータ入出力端子制御装置及びこのマイクロコンピュ
ータ入出力端子制御装置を備えた電子機器の実施形態を
図面を参照して説明する。
【0043】本発明に係るマイクロコンピュータ入出力
端子制御装置を備えた電子機器11は、図1に示すよう
に、マイクロコンピュータ入出力端子制御装置12と、
このマイクロコンピュータ入出力端子制御装置12によ
り制御される複数の被制御対象0〜7(22)とからな
り、その他の例えば機構的な部分は省略されている。
端子制御装置を備えた電子機器11は、図1に示すよう
に、マイクロコンピュータ入出力端子制御装置12と、
このマイクロコンピュータ入出力端子制御装置12によ
り制御される複数の被制御対象0〜7(22)とからな
り、その他の例えば機構的な部分は省略されている。
【0044】マイクロコンピュータ入出力端子制御装置
12は、ROMやRAM等からなるメモリ部13と、こ
のメモリ部13にアクセスして所定のソフトウェアを解
読して演算処理する演算処理部14と、被制御対象0〜
7(22)並びに演算処理部14とのデータの送受信及
びその制御をする入出力部15とを備えた構成になって
いる。
12は、ROMやRAM等からなるメモリ部13と、こ
のメモリ部13にアクセスして所定のソフトウェアを解
読して演算処理する演算処理部14と、被制御対象0〜
7(22)並びに演算処理部14とのデータの送受信及
びその制御をする入出力部15とを備えた構成になって
いる。
【0045】被制御対象0〜7(22)は、例えば、モ
ータの制御等に使用されその対象は機器によって様々に
変化する。
ータの制御等に使用されその対象は機器によって様々に
変化する。
【0046】入出力部15は、被制御対象0〜7(2
2)と接続する入出力端子0〜7を備え、これら入出力
端子0〜7の各々は、各々に対応した独立の制御レジス
タである制御兼データレジスタ0、1〜7(16、17
〜18)によって、様々な機能の選択及び入出力端子0
〜7に出力する出力信号の選択等を制御する構成になっ
ている。ここで、入出力端子0〜7は、8ポートになっ
ているがこれに限定されることなく、そのポートの数は
用途に応じて増減でき、その数に応じて制御兼データレ
ジスタ0〜7(16、17、18)も増減できる構成に
なっている。
2)と接続する入出力端子0〜7を備え、これら入出力
端子0〜7の各々は、各々に対応した独立の制御レジス
タである制御兼データレジスタ0、1〜7(16、17
〜18)によって、様々な機能の選択及び入出力端子0
〜7に出力する出力信号の選択等を制御する構成になっ
ている。ここで、入出力端子0〜7は、8ポートになっ
ているがこれに限定されることなく、そのポートの数は
用途に応じて増減でき、その数に応じて制御兼データレ
ジスタ0〜7(16、17、18)も増減できる構成に
なっている。
【0047】入出力端子0〜7と制御兼データレジスタ
0〜7(16、17、18)との関係は、図2に示すよ
うに、入出力端子0〜7に対応した端子制御ブロック0
〜7(19、20、21)が存在し、この端子制御ブロ
ック0〜7(19、20、21)の各々に対して、独立
した制御兼データレジスタ0〜7(16、17、18)
を備えた構成になっている。例えば、入出力端子0、端
子制御ブロック0(19)、制御兼データレジスタ0
(16)が一組とし、入出力端子1、端子制御ブロック
1(20)、制御兼データレジスタ1(17)が一組と
し、…、続いて、入出力端子7、端子制御ブロック7
(21)、制御兼データレジスタ7(18)が一組とな
っている。
0〜7(16、17、18)との関係は、図2に示すよ
うに、入出力端子0〜7に対応した端子制御ブロック0
〜7(19、20、21)が存在し、この端子制御ブロ
ック0〜7(19、20、21)の各々に対して、独立
した制御兼データレジスタ0〜7(16、17、18)
を備えた構成になっている。例えば、入出力端子0、端
子制御ブロック0(19)、制御兼データレジスタ0
(16)が一組とし、入出力端子1、端子制御ブロック
1(20)、制御兼データレジスタ1(17)が一組と
し、…、続いて、入出力端子7、端子制御ブロック7
(21)、制御兼データレジスタ7(18)が一組とな
っている。
【0048】そして制御兼データレジスタ0〜7(1
6、17、18)は、入出力の選択はビットB6が司
り、出力信号の機能選択はビットB1が司り、入力信号
はビットB7から参照され、出力データはビットB0が
司るように構成されてる。
6、17、18)は、入出力の選択はビットB6が司
り、出力信号の機能選択はビットB1が司り、入力信号
はビットB7から参照され、出力データはビットB0が
司るように構成されてる。
【0049】このような構成において、制御兼データレ
ジスタ0(16)は端子制御ブロック0(19)のみに
接続されており、端子制御ブロック1〜7(20、2
1)には接続されていない。以下、制御兼データレジス
タ0(16)を例にして、図3を参照して以下説明す
る。
ジスタ0(16)は端子制御ブロック0(19)のみに
接続されており、端子制御ブロック1〜7(20、2
1)には接続されていない。以下、制御兼データレジス
タ0(16)を例にして、図3を参照して以下説明す
る。
【0050】先ず、制御兼データレジスタ0(16)の
データバスのビットB0或いは機能ブロック1(34)
における出力モードのときは、機能選択手段であるセレ
クタ31にいて、制御兼データレジスタ0(16)のビ
ットB1の指定で選ばれた一方が出力信号選択手段であ
る出力バッフア32を介して入出力端子0に出力され
る。
データバスのビットB0或いは機能ブロック1(34)
における出力モードのときは、機能選択手段であるセレ
クタ31にいて、制御兼データレジスタ0(16)のビ
ットB1の指定で選ばれた一方が出力信号選択手段であ
る出力バッフア32を介して入出力端子0に出力され
る。
【0051】制御兼データレジスタ0(16)のビット
B6で出力バッフア32の出力制御を行ない、例えば、
“L”で出力禁止、“H”で出力許可になる。
B6で出力バッフア32の出力制御を行ない、例えば、
“L”で出力禁止、“H”で出力許可になる。
【0052】入出力端子0のレベルは、入力バッフア3
3で常に制御兼データレジスタ0(16)のビットB7
と機能ブロック2(35)に与えられている。通常、最
上位ビットは符号ビットとして用いられており、符号の
判定に要するプログラムステップ数は信号の値の判定よ
り同等かより少ないので、ビットB7を入出力単位の最
上位ビットとして読出し用ビットとすれば、入力の判定
の際のプログラムステップ数を少なくできる。
3で常に制御兼データレジスタ0(16)のビットB7
と機能ブロック2(35)に与えられている。通常、最
上位ビットは符号ビットとして用いられており、符号の
判定に要するプログラムステップ数は信号の値の判定よ
り同等かより少ないので、ビットB7を入出力単位の最
上位ビットとして読出し用ビットとすれば、入力の判定
の際のプログラムステップ数を少なくできる。
【0053】図4は、図3に示す入出力端子0と制御兼
データレジスタ0(16)との関係を示す簡略化した回
路図であり、その接続状態は、制御兼データレジスタ0
(16)のビットを機能別に分離した状態となってお
り、データバスのビットB5はプルアップ用制御レジス
タ16a、データバスのビットB6は入出力用制御レジ
スタ16b、データバスのビットB1は機能切替用レジ
スタ16c、データバスのビットB0はデータレジスタ
16d、データバスのビットB7は入力データを司る構
成になっており、レジスタ16a、16b、16c、1
6dはWrite信号により制御され、データバスのビ
ットB7はRead信号により制御される。そして、プ
ルアップ用制御レジスタ16aの出力側が第1のゲート
36に接続し、その第1のゲート36の出力側がプルア
ップトランジスタ37のゲートに接続されている。入出
力用制御レジスタ16bの出力側は出力バッフア32の
制御端子及び第2のゲート38に接続されている。機能
切替用レジスタ16cの出力側がセレクタ31の一方の
入力端31aの入力側に接続されている。データレジス
タ16dの出力側は、セレクタ31の他方の入力端31
bの入力側に接続されている。このセレクタ31の他方
の入力端31bの他方の入力側には機能ブロック1(3
4)が接続されている。この機能ブロック1(34)は
様々な制御を行なうもので、機器によって予め制御すべ
き内容が決まっている。
データレジスタ0(16)との関係を示す簡略化した回
路図であり、その接続状態は、制御兼データレジスタ0
(16)のビットを機能別に分離した状態となってお
り、データバスのビットB5はプルアップ用制御レジス
タ16a、データバスのビットB6は入出力用制御レジ
スタ16b、データバスのビットB1は機能切替用レジ
スタ16c、データバスのビットB0はデータレジスタ
16d、データバスのビットB7は入力データを司る構
成になっており、レジスタ16a、16b、16c、1
6dはWrite信号により制御され、データバスのビ
ットB7はRead信号により制御される。そして、プ
ルアップ用制御レジスタ16aの出力側が第1のゲート
36に接続し、その第1のゲート36の出力側がプルア
ップトランジスタ37のゲートに接続されている。入出
力用制御レジスタ16bの出力側は出力バッフア32の
制御端子及び第2のゲート38に接続されている。機能
切替用レジスタ16cの出力側がセレクタ31の一方の
入力端31aの入力側に接続されている。データレジス
タ16dの出力側は、セレクタ31の他方の入力端31
bの入力側に接続されている。このセレクタ31の他方
の入力端31bの他方の入力側には機能ブロック1(3
4)が接続されている。この機能ブロック1(34)は
様々な制御を行なうもので、機器によって予め制御すべ
き内容が決まっている。
【0054】セレクタ31の出力側が出力バッフア32
の入力側に接続し、その出力側が入出力端子0に接続し
ている。この入出力端子0は、又、入力バッフア33の
入力側に接続し、その出力側は第1のバッフア39及び
第2のバッフア40に接続され、この第2のバッフア4
0の出力側が機能ブロック2(35)に接続されてい
る。この機能ブロック2(35)は、入出力端子0から
得られたデータ及び命令等によって、予め定まっている
プロセスに従って駆動するもので機器によってその駆動
するものは予め定められている。この第1のバッフア3
9の出力側はデータビットのビットB7に接続されてい
る。
の入力側に接続し、その出力側が入出力端子0に接続し
ている。この入出力端子0は、又、入力バッフア33の
入力側に接続し、その出力側は第1のバッフア39及び
第2のバッフア40に接続され、この第2のバッフア4
0の出力側が機能ブロック2(35)に接続されてい
る。この機能ブロック2(35)は、入出力端子0から
得られたデータ及び命令等によって、予め定まっている
プロセスに従って駆動するもので機器によってその駆動
するものは予め定められている。この第1のバッフア3
9の出力側はデータビットのビットB7に接続されてい
る。
【0055】このような接続状態からなる制御兼データ
レジスタ0(16)及び端子制御ブロック0(19)に
おいて、入出力端子0から信号を出力する出力モードの
場合は、第1のゲート36によってプルアップトランジ
スタ37がオフになる。
レジスタ0(16)及び端子制御ブロック0(19)に
おいて、入出力端子0から信号を出力する出力モードの
場合は、第1のゲート36によってプルアップトランジ
スタ37がオフになる。
【0056】同時に、入出力用制御レジスタ16bのビ
ットB6が“H”であることにより出力バッフア32を
イネーブルにする。この状態で、機能切替用レジスタ1
6cのビットB1により、データレジスタ16d若しく
は機能ブロック1(34)のどちらかを選択するように
制御する。例えば、ビットB1が“H”であれば、機能
ブロック1(34)を選択し、ビットB1が“L”であ
ればデータレジスタ16dを選択するようにする。この
選択されたものは、出力バッフア32に送られ、出力バ
ッフア32がイネーブルの状態であれば、その選択され
た機能ブロック1(34)若しくはデータレジスタ16
dで指定されたデータが入出力端子0を経由して出力さ
れることになる。
ットB6が“H”であることにより出力バッフア32を
イネーブルにする。この状態で、機能切替用レジスタ1
6cのビットB1により、データレジスタ16d若しく
は機能ブロック1(34)のどちらかを選択するように
制御する。例えば、ビットB1が“H”であれば、機能
ブロック1(34)を選択し、ビットB1が“L”であ
ればデータレジスタ16dを選択するようにする。この
選択されたものは、出力バッフア32に送られ、出力バ
ッフア32がイネーブルの状態であれば、その選択され
た機能ブロック1(34)若しくはデータレジスタ16
dで指定されたデータが入出力端子0を経由して出力さ
れることになる。
【0057】入力モードの場合は、入出力用制御レジス
タ16bのビットB6が“L”の状態であり、第2のゲ
ート38を経由して第1のバッフア39がイネーブルに
なり、入力バッフア33に入力されたデータは第1のバ
ッフア39を経由して、READ信号が“H”であるこ
とを条件にデータバスのビットB7に入力される。又、
第2のバッフア40を経由して機能ブロック2(35)
に入力される。
タ16bのビットB6が“L”の状態であり、第2のゲ
ート38を経由して第1のバッフア39がイネーブルに
なり、入力バッフア33に入力されたデータは第1のバ
ッフア39を経由して、READ信号が“H”であるこ
とを条件にデータバスのビットB7に入力される。又、
第2のバッフア40を経由して機能ブロック2(35)
に入力される。
【0058】このようにして、1つの制御兼データレジ
スタ0(16)を利用して、出力信号の選択及び機能の
選択をビットに割り付けて行なうようにすれば、他の入
出力端子1〜7に影響を与えないでデータの入出力制御
を行なうことができるのである。
スタ0(16)を利用して、出力信号の選択及び機能の
選択をビットに割り付けて行なうようにすれば、他の入
出力端子1〜7に影響を与えないでデータの入出力制御
を行なうことができるのである。
【0059】又、制御兼データレジスタ0(16)と入
出力端子0、制御兼データレジスタ1(17)と入出力
端子1、…というように、入出力端子毎に独立した制御
レジスタを使用するようにすると、所謂、同時切り替え
が可能になる。
出力端子0、制御兼データレジスタ1(17)と入出力
端子1、…というように、入出力端子毎に独立した制御
レジスタを使用するようにすると、所謂、同時切り替え
が可能になる。
【0060】同時切替えは、図5に示すように、例え
ば、入出力端子0及び1に対して、それぞれにリクエス
トが発生した場合でも、それぞれが独立して機能切替え
及び入出力モードの切替えができるというものである。
ば、入出力端子0及び1に対して、それぞれにリクエス
トが発生した場合でも、それぞれが独立して機能切替え
及び入出力モードの切替えができるというものである。
【0061】先ず、入出力端子0に対する機能切替えを
入力モードにする場合には、入出力用制御レジスタ16
bのビットB6を“L”にして、制御兼データレジスタ
0(16)に“x0xxxxxx”を書き込む(ステッ
プST31)。そうすると、出力バッフア32がディゼ
ーブルになり入力モードになる。
入力モードにする場合には、入出力用制御レジスタ16
bのビットB6を“L”にして、制御兼データレジスタ
0(16)に“x0xxxxxx”を書き込む(ステッ
プST31)。そうすると、出力バッフア32がディゼ
ーブルになり入力モードになる。
【0062】そして、同時であってもよく、又はこの入
出力端子0が入力モードになったときに、入出力端子1
の機能切替えを出力モードにする割込み又はタスク切替
えが発生した場合には、データレジスタ16dのビット
B0を“H”、入出力用制御レジスタ16bのビットB
6を“H”にして、制御兼データレジスタ1(17)に
“x1xxxxx1”を書き込むことで完了する(ステ
ップST32)。そうすると、入出力用制御レジスタ1
6bのビットB6が“H”であると、出力バッフア32
がイネーブルになると共に、第2のゲート38がディゼ
ーブルになり、出力モードになる。このとき、機能切替
用レジスタ16cのビットB1により、データレジスタ
16dを選ぶか又は機能ブロック1(34)を選ぶかの
選択がなされる。
出力端子0が入力モードになったときに、入出力端子1
の機能切替えを出力モードにする割込み又はタスク切替
えが発生した場合には、データレジスタ16dのビット
B0を“H”、入出力用制御レジスタ16bのビットB
6を“H”にして、制御兼データレジスタ1(17)に
“x1xxxxx1”を書き込むことで完了する(ステ
ップST32)。そうすると、入出力用制御レジスタ1
6bのビットB6が“H”であると、出力バッフア32
がイネーブルになると共に、第2のゲート38がディゼ
ーブルになり、出力モードになる。このとき、機能切替
用レジスタ16cのビットB1により、データレジスタ
16dを選ぶか又は機能ブロック1(34)を選ぶかの
選択がなされる。
【0063】このようにして、機能切替えの際の切替え
禁止フラグや切り替え許可フラグを不要とし、またシリ
アルに処理をするということも不要であるからその処理
速度は極めて早くすることができ、且つ互いに影響もし
ない。
禁止フラグや切り替え許可フラグを不要とし、またシリ
アルに処理をするということも不要であるからその処理
速度は極めて早くすることができ、且つ互いに影響もし
ない。
【0064】次に、本発明に係る第2の実施形態である
多ビット出力機能を備えた入出力部、即ち、出力モード
の際に多数の機能ブロックや指定されたデータを選択し
て出力できる構成にした入出力部について、図6を参照
して説明する。
多ビット出力機能を備えた入出力部、即ち、出力モード
の際に多数の機能ブロックや指定されたデータを選択し
て出力できる構成にした入出力部について、図6を参照
して説明する。
【0065】多ビット出力機能を備えた入出力部15
は、機能選択をする機能切替用レジスタの制御兼データ
レジスタ0(16)のビットB1の1つのビットで行な
う構成になっているがこれに限定されることなく、例え
ば、ビットB1とB2の2ビットにして、機能選択を制
御兼データレジスタ0(16)のビットB0、機能ブロ
ック1(34)、新たに接続した書込み用データレジス
タX(41)のビットB0の3通りの何れかを取捨選択
できるという、所謂、複数の機能ブロックから特定の機
能ブロックを選択する出力機能設定手段を備えた構成に
なっている。
は、機能選択をする機能切替用レジスタの制御兼データ
レジスタ0(16)のビットB1の1つのビットで行な
う構成になっているがこれに限定されることなく、例え
ば、ビットB1とB2の2ビットにして、機能選択を制
御兼データレジスタ0(16)のビットB0、機能ブロ
ック1(34)、新たに接続した書込み用データレジス
タX(41)のビットB0の3通りの何れかを取捨選択
できるという、所謂、複数の機能ブロックから特定の機
能ブロックを選択する出力機能設定手段を備えた構成に
なっている。
【0066】同じように、データレジスタX(41)の
ビットB1は入出力端子1に、ビットB2は入出力端子
2に、…、続いて、ビットB7は入出力端子7の機能と
する。
ビットB1は入出力端子1に、ビットB2は入出力端子
2に、…、続いて、ビットB7は入出力端子7の機能と
する。
【0067】このように、多ビット出力を可能にする
と、多ビットの同時出力変更が可能になり、様々な出力
形態に対応した構成にすることができるようになる。
と、多ビットの同時出力変更が可能になり、様々な出力
形態に対応した構成にすることができるようになる。
【0068】例えば、入出力端子0が出力モードの場合
には、制御兼データレジスタ0(16)のビットB1、
B2を組み合わせて制御兼データレジスタ0(16)の
ビットB0、データレジスタX(41)のビットB0、
機能ブロック1(34)の何れかを選択して、出力バッ
フア32を経由して入出力端子0に出力する。
には、制御兼データレジスタ0(16)のビットB1、
B2を組み合わせて制御兼データレジスタ0(16)の
ビットB0、データレジスタX(41)のビットB0、
機能ブロック1(34)の何れかを選択して、出力バッ
フア32を経由して入出力端子0に出力する。
【0069】同じように、入出力端子1であれば、制御
兼データレジスタ1(17)のビットB1、B2を組み
合わせて制御兼データレジスタ1(17)のビットB
0、データレジスタX(41)のビットB1、機能ブロ
ック1の何れかを選択して、出力バッフアを経由して入
出力端子1に出力する。入出力端子7であれば、制御兼
データレジスタ7(18)のビットB1、B2を組み合
わせて制御兼データレジスタ1(17)のビットB0、
データレジスタX(41)のビットB7、機能ブロック
1の何れかを選択して、出力バッフアを経由して入出力
端子7に出力する。
兼データレジスタ1(17)のビットB1、B2を組み
合わせて制御兼データレジスタ1(17)のビットB
0、データレジスタX(41)のビットB1、機能ブロ
ック1の何れかを選択して、出力バッフアを経由して入
出力端子1に出力する。入出力端子7であれば、制御兼
データレジスタ7(18)のビットB1、B2を組み合
わせて制御兼データレジスタ1(17)のビットB0、
データレジスタX(41)のビットB7、機能ブロック
1の何れかを選択して、出力バッフアを経由して入出力
端子7に出力する。
【0070】次に、本発明に係る第3の実施形態である
多ビット入力機能を備えた入出力部、即ち、入力モード
の際に多数の機能ブロックや指定されたデータを選択し
て入力できる構成にした入出力部について、図7を参照
して説明する。
多ビット入力機能を備えた入出力部、即ち、入力モード
の際に多数の機能ブロックや指定されたデータを選択し
て入力できる構成にした入出力部について、図7を参照
して説明する。
【0071】多ビット入力機能を備えた入出力部15
は、機能選択をする機能切替用レジスタの制御兼データ
レジスタ0(16)のビットB7で入力を参照する構成
になっているがこれに限定されることなく、例えば、新
規のデータレジスタY(42)を設けて、そのビットB
0を割り当て、さらにデータレジスタY(42)のビッ
トB1は入出力端子1に、ビットB2は入出力端子2
に、同じくビットB7は入出力端子7に対応させる。
は、機能選択をする機能切替用レジスタの制御兼データ
レジスタ0(16)のビットB7で入力を参照する構成
になっているがこれに限定されることなく、例えば、新
規のデータレジスタY(42)を設けて、そのビットB
0を割り当て、さらにデータレジスタY(42)のビッ
トB1は入出力端子1に、ビットB2は入出力端子2
に、同じくビットB7は入出力端子7に対応させる。
【0072】このようにして、入出力端子0〜7の各々
にデータレジスタY(42)を設けることで、複数の端
子の信号を同時に参照できるのである。
にデータレジスタY(42)を設けることで、複数の端
子の信号を同時に参照できるのである。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るマイ
クロコンピュータ入出力端子制御装置及び電子機器は、
マイクロコンピュータ入出力端子制御装置における複数
の入出力端子の各々に独立した制御兼データレジスタを
設け、この制御兼データレジスタのビットを入出力端子
の入出力を制御するように割り付けたことによって、そ
れぞれの入出力端子を独立して機能させることができる
ばかりでなく、入出力端子をマルチタスクシステムで容
易に利用でき、又、このような入出力端子を利用するプ
ログラムが簡潔になり、更に、入出力端子を選択する際
のソフト的なプロテクトを不要にできるため入出力端子
を高速に利用できるという効果がある。
クロコンピュータ入出力端子制御装置及び電子機器は、
マイクロコンピュータ入出力端子制御装置における複数
の入出力端子の各々に独立した制御兼データレジスタを
設け、この制御兼データレジスタのビットを入出力端子
の入出力を制御するように割り付けたことによって、そ
れぞれの入出力端子を独立して機能させることができる
ばかりでなく、入出力端子をマルチタスクシステムで容
易に利用でき、又、このような入出力端子を利用するプ
ログラムが簡潔になり、更に、入出力端子を選択する際
のソフト的なプロテクトを不要にできるため入出力端子
を高速に利用できるという効果がある。
【図1】本発明に係るマイクロコンピュータ入出力端子
制御装置を備えた電子機器を略示的に示した構成図であ
る。
制御装置を備えた電子機器を略示的に示した構成図であ
る。
【図2】同マイクロコンピュータ入出力端子制御装置を
構成する入出力部の構成を示したブロック図である。
構成する入出力部の構成を示したブロック図である。
【図3】図2における入出力部における入出力端子0を
抜粋して示した構成図である。
抜粋して示した構成図である。
【図4】図3における入出力端子0の略示的な回路図で
ある。
ある。
【図5】同入出力端子を同時に切替えたときのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】本願発明の第2の実施形態の多ビット出力機能
を備えた入出力部の構成図である。
を備えた入出力部の構成図である。
【図7】本願発明の第3の実施形態の多ビット入力機能
を備えた入出力部の構成図である。
を備えた入出力部の構成図である。
【図8】従来技術におけるマイクロコンピュータ入出力
端子制御装置を備えた電子機器を略示的に示した構成図
である。
端子制御装置を備えた電子機器を略示的に示した構成図
である。
【図9】図8に示すマイクロコンピュータ入出力端子制
御装置を構成する入出力部のブロック図である。
御装置を構成する入出力部のブロック図である。
【図10】図9に示す入出力部のうち、入出力端子0を
抜粋して示した略示的な回路図である。
抜粋して示した略示的な回路図である。
【図11】従来技術におけるRMW動作の衝突の状態を
示したフローチャートである。
示したフローチャートである。
【図12】従来技術におけるRMW動作中のタスク切替
えおよび割込みの禁止を行なうフローチャートである。
えおよび割込みの禁止を行なうフローチャートである。
11;電子機器、12;マイクロコンピュータ入出力端
子制御装置、13;メモリ部、14;演算処理部、1
5;入出力部、16;端子制御ブロック0、16a;プ
ルアップ用制御レジスタ、16b;入出力用制御レジス
タ、16c;機能切替用レジスタ、16d;データレジ
スタ、17;端子制御ブロック1、18;端子制御ブロ
ック7、19;制御兼データレジスタ0、20;制御兼
データレジスタ1、21;制御兼データレジスタ7、2
2;被制御対象0〜7、31;セレクタ、32;出力バ
ッフア、33;入力バッフア、34;機能ブロック1、
35;機能ブロック2、36;第1のゲート、37;プ
ルアップトランジスタ、38;第2のゲート、39;第
1のバッフア、40;第2のバッフア、41;データレ
ジスタX、42;データレジスタY。
子制御装置、13;メモリ部、14;演算処理部、1
5;入出力部、16;端子制御ブロック0、16a;プ
ルアップ用制御レジスタ、16b;入出力用制御レジス
タ、16c;機能切替用レジスタ、16d;データレジ
スタ、17;端子制御ブロック1、18;端子制御ブロ
ック7、19;制御兼データレジスタ0、20;制御兼
データレジスタ1、21;制御兼データレジスタ7、2
2;被制御対象0〜7、31;セレクタ、32;出力バ
ッフア、33;入力バッフア、34;機能ブロック1、
35;機能ブロック2、36;第1のゲート、37;プ
ルアップトランジスタ、38;第2のゲート、39;第
1のバッフア、40;第2のバッフア、41;データレ
ジスタX、42;データレジスタY。
Claims (14)
- 【請求項1】 演算処理部とメモリ部と入出力部とを備
えたマイクロコンピュータであって、前記入出力部は、
複数の入出力端子と、該複数の入出力端子の各々に対応
して設けられている特定の機能ブロック或いはデータバ
スのビットを選択する出力機能選択手段と、該出力機能
選択手段により選択された機能ブロック或いはデータバ
スのビットのデータを前記入出力端子に出力することを
制御する出力制御手段と、前記出力機能選択手段及び出
力制御手段にビットを割り付けて制御する制御レジスタ
とを備え、 前記制御レジスタは、前記複数の入出力端子の各々に独
立した制御兼データレジスタを割り付け、該割り付けた
制御兼データレジスタが前記出力機能選択手段及び出力
制御手段をビットに対応付けして制御することを特徴と
するマイクロコンピュータ入出力端子制御装置。 - 【請求項2】 前記入出力端子の各々に備えた制御兼デ
ータレジスタによる前記出力機能選択手段及び出力制御
手段を制御するビットは、同一の制御をするものに対し
ては同一のビット位置に割り付けることを特徴とする請
求項1に記載のマイクロコンピュータ入出力端子制御装
置。 - 【請求項3】 前記出力機能選択手段には、複数の機能
ブロック或いは複数のデータバスのビットから特定の機
能ブロック或いはデータバスのビットを選択する出力機
能設定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
マイクロコンピュータ入出力端子制御装置。 - 【請求項4】 前記制御兼データレジスタには、前記入
出力端子からの入力信号を読み出すための読出し用ビッ
トを割り付けたことを特徴とする請求項1に記載のマイ
クロコンピュータ入出力端子制御装置。 - 【請求項5】 前記読出し用ビットは、データバスのビ
ットのうちの最上位ビットを割り付けることを特徴とす
る請求項4に記載のマイクロコンピュータ入出力端子制
御装置。 - 【請求項6】 前記入出力部には、前記入出力端子から
所定の機能ブロック或いはデータバスのビットにデータ
を入力する入力機能選択手段を設けたことを特徴とする
請求項1に記載のマイクロコンピュータ入出力端子制御
装置。 - 【請求項7】 前記入力機能選択手段には、複数の機能
ブロック或いは複数のデータバスのビットのうち特定の
機能ブロック或いはデータバスのビットを選択する入力
機能設定手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載
のマイクロコンピュータ入出力端子制御装置。 - 【請求項8】 演算処理部とメモリ部と入出力部とを備
えたマイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータ
の入出力部に接続して被制御対象を駆動制御する手段を
備えた電子機器であって、前記マイクロコンピュータの
入出力部は、複数の入出力端子と、該複数の入出力端子
の各々に対応して設けられている特定の機能ブロック或
いはデータバスのビットを選択する出力機能選択手段
と、該出力機能選択手段により選択された機能ブロック
或いはデータバスのビットのデータを前記入出力端子に
出力することを制御する出力制御手段と、前記出力機能
選択手段及び出力制御手段にビットを割り付けて制御す
る制御レジスタとを備え、 前記制御レジスタは、前記複数の入出力端子の各々に独
立した制御兼データレジスタを割り付け、該割り付けた
制御兼データレジスタが前記出力機能選択手段及び出力
制御手段をビットに対応付けして制御することを特徴と
する電子機器。 - 【請求項9】 前記入出力端子の各々に備えた制御兼デ
ータレジスタによる前記出力機能選択手段及び出力制御
手段を制御するビットは、同一の制御をするものに対し
ては同一のビット位置に割り付けることを特徴とする請
求項8に記載の電子機器。 - 【請求項10】 前記出力機能選択手段には、複数の機
能ブロック或いは複数のデータバスのビットから特定の
機能ブロック或いはデータバスのビットを選択する出力
機能設定手段を備えたことを特徴とする請求項8に記載
の電子機器。 - 【請求項11】 前記制御兼データレジスタには、前記
入出力端子からの入力信号を読み出すための読出し用ビ
ットを割り付けたことを特徴とする請求項8に記載の電
子機器。 - 【請求項12】 前記読出し用ビットは、データバスの
ビットのうちの最上位ビットを割り付けることを特徴と
する請求項11に記載の電子機器。 - 【請求項13】 前記入出力部には、前記入出力端子か
ら所定の機能ブロック或いはデータバスのビットにデー
タを入力する入力機能選択手段を設けたことを特徴とす
る請求項8に記載の電子機器。 - 【請求項14】 前記入力機能選択手段には、複数の機
能ブロック或いは複数のデータバスのビットのうち特定
の機能ブロック或いはデータバスのビットを選択し、該
選択した機能ブロック或いはデータバスのビットにデー
タを入力する入力機能設定手段を備えたことを特徴とす
る請求項13に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001387685A JP2003186864A (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | マイクロコンピュータ入出力端子制御装置及びこのマイクロコンピュータ入出力端子制御装置を備えた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001387685A JP2003186864A (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | マイクロコンピュータ入出力端子制御装置及びこのマイクロコンピュータ入出力端子制御装置を備えた電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003186864A true JP2003186864A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27596437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001387685A Pending JP2003186864A (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | マイクロコンピュータ入出力端子制御装置及びこのマイクロコンピュータ入出力端子制御装置を備えた電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003186864A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015162192A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 株式会社沖データ | 半導体集積回路 |
-
2001
- 2001-12-20 JP JP2001387685A patent/JP2003186864A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015162192A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-07 | 株式会社沖データ | 半導体集積回路 |
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