JP2003185930A - 光学系の薄層斜光照明法 - Google Patents
光学系の薄層斜光照明法Info
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Abstract
質や分子の高感度検出と光学顕微鏡における低背景・高
感度観察が可能な薄層斜光照明法を提供する。 【解決手段】 試料における照明光の厚さをd、試料に
おける照明光の入射角をθ、対物しンズ後焦点面におけ
る照明光の中心軸からの距離をX、照明光の対物レンズ
への入射角をφ、照明光の対物レンズ入射の開き角の半
分をδφとすると、試料における照明光の厚さをdを与
える式 d=2r・cosθにおいて、試料への照明光の入
射角θはXとφによって決まり、試料観察面での照射半
径rはδφによって決まる値であることがわかる。従っ
て、照明光の厚さdを薄くすることは、cosθおよびr
を小さくすることにより実現できる。
Description
使って高感度検出する顕微鏡と同等の光学系の薄層斜光
照明法に関する。
出する光学顕微鏡の照明技術は種々のものが提案されて
おり、その内の幾つかを以下に説明する。図9は、蛍光
顕微鏡の照明として、現在一般的に使われている落射照
明方法の概略図である。図に示すように、光源からの光
を、照射光は反射し、蛍光は透過させるダイクロイック
ミラーで反射させて、対物レンズ中央に入射し、試料観
察面を照射するものである。
する方法として、全反射照明法がある。全反射した際に
生じるエバネッセント光(深さ100200nm程度)
を使って照明するものである。プリズムを使う方法と対
物レンズを使う方法があるが、図10に対物レンズ型全
反射照明法の概略図を示す。対物レンズの開口数をN
A、試料溶液の屈折率をnとしたとき、開口数(NA)
がNA>nの式を満たす対物レンズにより全反射照明が
可能となる。この方法は、従来、極く限られた利用のみ
であったが、蛍光色素1分子を蛍光顕微鏡で観察する方
法として有用であることが判明し、最近1分子イメージ
ング用に使用され始めている。
145号として既に特許されている光照射切り替え方法
の概略を図11に示す。1は試料溶液、2はカバーガラ
ス、3はオイル、4は対物レンズ(レンズ群)、5は照
射光、6は照射光、7はダイクロイックミラーである。
落射照明から全反射照明の状態への変更を、ミラー等の
光学部品を図11(A)→11(B)→図11(C)へ
と移動することのみで実現することができ、余分な光学
系を必要とせず、簡単な原理で照射の切替を行えること
ができる。また、この方法では、入射光位置又は光源位
置(例えば光ファイバーの出射位置)をずらすことによ
っても同等の状態変更を実現することができる。
や落射照明法による蛍光顕微鏡において、セクショニン
グ像や3次元画像を得る方法としては、焦点を連続的に
変化させて得た連続画像からデコンボリューションによ
って計算する方法が用いられている。これは、試料上の
1点から出た光の像が、焦点からはずれた時にどうなる
かを予め知っておくことにより、計算によって元の3次
元像を計算するものであるが、厚みのある試料や、明る
い中にある暗い部分を観察する場合には、この方法では
限界がある。
や3次元画像を用いる方法としては、現在、共焦点顕微
鏡法が広く普及している。この方法は、高感度カメラに
比べると感度が劣っており、特に蛍光試料の観察におい
ては、レーザー光を1点に集光して照射するために、蛍
光色素の退色が早くなったり、生物試料に損傷を与える
などの難点がある。
法では、厚みのある試料や明るい中にある暗い部分の観
察において、高感度、高S/N比を得ることができなか
った。そこで本発明は、顕微鏡と同等の光学系を用いて
光を使って物質や分子を高感度検出することを可能と
し、光学顕微鏡における低背景・高感度観察を可能にす
る光学系の薄層斜光照明法を提供することを目的とす
る。
に、この発明の請求項1に係る光学系の薄層斜光照明法
は、対物レンズを用いたレンズ光学系の斜光照明におい
て、試料への照明光入射角度を対物レンズ光軸に垂直に
近い角度にし、照射領域を絞ることにより、薄い層状の
光で試料を照明する構成とした。
において、照射領域を絞ることにより、薄い層状の光で
試料を照明することができ、光学顕微鏡においては、低
背景・高感度のセクショニング像や3次元画像を得るこ
とができる。
光照明法は、対物レンズを用いたレンズ光学系の斜光照
明において、試料の屈折率よりも閉口数が大きい対物レ
ンズを用い、試料への照明光入射角度をさらに対物レン
ズ光軸に垂直に近い角度にし、照射領域を絞ることによ
り、より薄い層状の光で試料を照明する構成とした。
用いるほど照明光を薄くでき、試料の屈折率よりも開口
数が大きい対物レンズを用いて、試料への照明光入射角
度を更に光軸に垂直に近くすることで、より薄い光で照
明することができる。
光照明法は、対物レンズを用いたレンズ光学系の斜光照
明において、焦点位置を変えて異なる高さの試料面を観
察する場合に、照明光の対物レンズへの入射角を変える
ことにより、試料観察面における照明光の入射角を一定
に保つように構成した。
て、試料観察面のカバーガラス表面からの高さを変えて
も、対物レンズへの照明光の入射角を変えることによ
り、同じ入射角で試料を照明することができる。
光照明法は、カメラ等の受光素子の受光面、あるいは結
像レンズを傾けることにより、試料観察面を傾け、斜光
照明光と試料観察面を平行若しくはほぼ平行にして観察
可能にする構成とした。
光照明法は、カメラ等の受光素子の受光面、あるいは結
像レンズを傾けることにより、試料観察面を傾け、斜光
照明光と試料観察面を平行若しくはほぼ平行にして観察
可能にし、試料観察面を傾ける場合に、対物レンズに入
射する照明光の形を細長くし、試料を照明する薄層光を
さらに薄くする構成とした。
には、観察視野の大きさは、カバーガラスに平行な面に
よる照明光の断面形状の照明光進行方向の半径には依存
せず、垂直な方向の半径によって決まるので、照明光進
行方向に垂直な方向の半径は大きくし、照明光進行方向
の半径は小さくした細長い形の入射光を用いると、観察
視野を狭めることなく、照明光の厚さを薄くすることが
できる。
光照明法は、複数の入射光の使用や、回転等による入射
位置の移動によって、偏りのない薄層斜光照明を行うよ
うな構成とした。
光照明法は、上記請求項1乃至請求項6の光学系が蛍光
顕微鏡や暗視野顕微鏡などの光学顕微鏡、対物レンズを
用いたレンズ光学系にも適用可能な構成とした。
顕微鏡及び光を用いた検出において、低背景の画像及び
低バックグラウンドのシグナルを得ることができる。そ
の結果として、高感度・高いS/N比の画像及びシグナ
ルを得ることができる。
光照明法は、蛍光顕微鏡、原子間力顕微鏡、トンネル顕
微鏡、又はフォトトンネル顕微鏡の光学系において、薄
層光照明を用いた顕微鏡観察を、焦点位置を移動させな
がら連続画像を得て、デコンボリューションによってセ
クショニング画像及び3次元画像を得る構成した。
察から、焦点位置を移動させながら連続画像を得て、デ
コンボリューションによってセクショニング画像及び3
次元画像を得ることができ、背景光が低く高画質であ
る。また、試料の照明が薄い層状領域のみの局所的であ
るので、得られる蛍光像を高感度カメラであるイメージ
ングインテンシファイアーCCDによって観察すること
により、蛍光色素1分子を可視化できる。
ンズ光学系の斜光照明において、試料を薄い層状の光で
照明することにより、照明光のあたる領域が局所的に制
限されて、背景光を低くすることができ、高感度で高い
S/N比の画像およびシグナルを得ることができること
に依拠するものである。光学系としては蛍光顕微鏡や暗
視野顕微鏡などの光学顕微鏡はもとより、対物レンズを
用いたレンズ光学系にも広く適用できるものである。次
に、本発明の実施形態を図1乃至図8に基づいて以下に
詳述する。
図において、試料観察面での照射半径をr、試料におけ
る照明光の厚さをd、試料における照明光の入射角(又
は、照明光と対物レンズ光軸とのなす角)をθとする
と、
ことができる。
拡大図を示す。図において、1は試料媒体(溶液等)、
2はカバーガラス、3はオイル、4は対物レンズ(レン
ズ群)、5は照射光である。光源からの照射光はダイク
ロイックミラー(図示なし)で直角に屈折されて照射光
5となり、オイル3、カバーガラス2を経て試料媒体1
に斜光照明される。
をd、試料における照明光の入射角をθ、対物しンズ後
焦点面における照明光の中心軸からの距離をX、照明光
の対物レンズへの入射角をφ、照明光の対物レンズ入射
の開き角の半分をδφとすると、試料における照明光の
厚さdを与える式 d=2r・cosθにおいて、試料への
照明光の入射角θはXとφによって決まり、試料観察面
での照射半径rはδφによって決まる値であることがわ
かる。従って、照明光の厚さdを薄くすることは、cos
θおよびrを小さくすることにより実現できる。
づければ良いが、そのためにXを大きくする。即ち、対
物レンズの縁に光を入射し、試料において対物レンズ光
軸と垂直に近い角度で斜光照明をおこなう。更に、対物
レンズへの入射角φを調節して、θを90度近くにす
る。
小さくすれば良い。その際、rを小さくすると観察視野
が狭められるので、観察視野の許す範囲において、rを
小さくする必要がある。
おいて、試料への照明光入射角度を対物レンズ光軸に垂
直に近い角度にし、照射領域を絞ることにより、薄い層
状の光で試料を照明することができる。そして、光学顕
微鏡においては、低背景・高感度のセクショニング像や
3次元画像を得ることができる。
ほど照明光を薄くできるが、試料の屈折率よりも開口数
が大きい対物レンズを用いて、試料への照明光入射角度
を更に光軸に垂直に近くすることで、より薄い光で照明
することができる。対物レンズの開口数(NA)が大き
いほど、図2においてXを大きくすることができ、照明
光の入射角θが大きくなるので、その結果として、照明
光の厚さdを薄くすることができる。
数NAで決まるXの最大値をXNA、試料の屈折率nで決
まる全反射が起こるXの境界値をXn とすると、閉口数
NAが試料の屈折率nよりも大きいレンズでは、図3
(A)に示すように、Xを大きくすると全反射が起こり
試料を照明できなくなる。
ンズへの入射角φを調節することにより、全反射を起こ
すことなく試料を斜光照明することができる。この方法
を用いると、照明光の入射角θを90度により近い値に
することが可能となり、照明光の厚さdを更に薄くする
ことができる。
料観察面のカバーガラス表面からの高さZを変える場合
について図4を参照して説明する。図4(A)は対物レ
ンズへの照明光の入射角φでは、試料観察面のカバーガ
ラス表面からの高さはZであることを示す。
角が(φ+△φ)では、試料観察面のカバーガラス表面
からの高さは(Z+△Z)となることを示す。それ故、
対物レンズの焦点位置を変えても対物レンズへの照明光
の入射角φを変えることにより、同じ入射角θで試料を
照明することができる。
る場合、あるいは結像レンズを傾ける場合について図5
を参照して説明する。図5において、1は試料媒体(溶
液等)、2はカバーガラス、3はオイル、4は対物レン
ズ(レンズ群)、5は照射光、8は試料観察面、9は結
像レンズ、10はカメラ等の受光素子である。図では、
レンズ系を単純化して描いているが、実際には中間にレ
ンズ群が入って構成されている。
光面を傾けることにより、試料観察面8を傾け、斜光照
明光5と試料観察面8を平行、若しくはほぼ平行にして
観察することができることを示している。
ことにより、試料観察面8を傾け、斜光照明光5と試料
観察面8を平行もしくはほぼ平行にして観察することが
できることを示している。結像レンズ9を傾ける方法で
は、中間の光学系の変更によっても同等のことを行うこ
とができる。
に、対物レンズ4に入射する照明光の形を細長くし、試
料を照明する薄層光をさらに薄くすることができる。こ
のことを図6を参照して説明する。符号は上述の例と同
一である。
みた拡大図である。照明光の厚さdを与える式 d=2
r・cosθにおける、rはカバーガラスに平行な面によ
る照明光の断面形状の、照明光進行方向の半径である。
試料観察面を傾けている場合には、観察視野の大きさは
rには依存せず、rに垂直な方向の半径r’によって決
まる。従って、r’は大きくし、rは小さくした細長い
形の入射光を用いると、観察視野を狭めることなく、照
明光の厚さdを薄くすることができる。
から、焦点位置を移動させながら連続画像を得て、デコ
ンボリューションによってセクショニング画像及び3次
元画像を得ることができる。そして、本発明によると従
来法とは違って、背景光が低く高画質であることに加
え、試料の照明が薄い層状領域のみの局所的である。
コンボリューションの計算対象とすれば良いという計算
上・画質上ともに大きな利点がある。従って、厚みのあ
る試料の観察、明るい中にある暗い部分の観察、1分子
観察のような高感度観察の、セクショニング画像及び3
次元画像を行うことを可能にする。
回転対称な入射光の使用や、回転等による入射位置の移
動によって、偏りのない薄層光照明を行うことができ
る。
斜光照明法を用いた例を図8に示す。図において、符号
は上述の例と同一物のものには同一符号を付しており、
11は光学フィルタ、12はミラー、13は集光用レン
ズ、Rは照明レーザー光可変絞りの内径である。レーザ
ー光を照明光として用い、集光用レンズ13によって対
物レンズ4の後焦点面にレーザー光を集光し、試料にお
ける照明光を平行光にする。
化させ、照射半径rを調節する。ミラー12と集光用レ
ンズ13を一体としてtx方向に移動させることによ
り、入射位置Xを調節する。次に、ミラー12へのレー
ザー光の入射位置をtφ方向に移動すると、集光用レン
ズ13を通過後の光路の傾きが変化するので、tφによ
って対物レンズ4への入射角φを調節する。以上の調節
によって、試料における照明光の層の厚さ d=2r・c
osθを数ミクロンに設定することができる。
4の対物レンズを用い、試料観察面における照射領域の
直径2r=30μmの時、試料における入射角θ=80
°でd=5μm、入射角θ=84°でd=3μmとな
る。油浸60倍 NA1.4の対物レンズを用い、試料観
察面における照射領域の直径2r=45μmの時、試料
における入射角θ=86°でd=3μmとなる。
蛍光像を、高感度カメラであるイメージングインテンシ
ファイアーCCDによって観察することにより、蛍光色
素1分子を可視化できる。
いて、試料観察面を傾け、照明光を細長くし、高NA対
物しンズを用いて、薄層照明光を薄くする例を説明す
る。図8の蛍光顕微鏡において、図5の結像レンズを傾
ける方法により試料観察面を傾け、図6の細長い照明光
を使う方法を用いる。
径2r=30μm、長径2r’=100μmにする。こ
のようにすれば、1辺100μmの観察視野を得ること
ができ、観察視野を狭めることなく、照明光の厚みを薄
くできる。
照明光の層の厚さdは、油浸60倍NA1.4の対物レ
ンズを用いると、2r=30μm、試料における照明光
の入射角θ=86°でd=2μmとなる。但し、厚さd
が光の波長(可視光で0.4〜0.7μm)に近くなるた
め、回折現象により光の層の上下に光の広がりが見られ
始める。
5の対物レンズを用いると、試料における入射角θ=8
7°、即ち、カバーガラスとのなす角が3°となり、照
明光とカバーガラスとがほとんど平行になる。このよう
に平行に近づけることにより、結像レンズを傾けること
による画質への影響が無視できるようになる。光の厚さ
dに関しては、理論的には2μmより薄くなるが、回折
光による厚みの広がりも強くなる。
光照明法による照明光の厚みを実測比較すると、図12
に示すように、例えば開口数NA=1.4の対物レンズ
を用いた場合、従来の斜光照明法による照明光の厚みの
約半分の厚みが得られた。
鏡観察によって、細胞内においても明瞭な1分子イメー
ジングが実現した。その結果、分子1個の動きや変化を
直接観察できるようになった。それと共に、分子1個の
蛍光強度を得ることによって、蛍光強度から細胞内にお
ける分子数を定量することも実現できた。更に、分子数
の定量から細胞内における分子間相互作用の結合分子数
と結合の強さを求めることを実現できた。
が強い興味を集めているが、1分子レベルの高感度検出
を可能にする本発明の薄層斜光照明法は、この分野にお
ける重要な要素技術になるものと考えられる。また、顕
微鏡技術としても、新しい顕微鏡法として発展すること
が期待される。
光照明法は、対物レンズを用いた斜光照明において、薄
い層状の光で試料を照明することにより、光学顕微鏡は
もとより各種の顕微鏡及び光を用いた検出において、低
背景の画像及び低バックグラウンドのシグナルを得るこ
とができる。その結果として、高感度・高いS/N比の
画像及びシグナルを得ることができる。
ら、焦点位置を移動させながら連続画像を得て、デコン
ボリューションによってセクショニング画像及び3次元
画像を得ることができ、背景光が低く高画質である。ま
た、試料の照明が薄い層状領域のみの局所的であるの
で、得られる蛍光像を高感度カメラで観察することによ
り、蛍光色素1分子を可視化できると共に、分子1個の
蛍光強度を得ることによって、蛍光強度から細胞内にお
ける分子数を定量することも実現できる。更に、分子数
の定量から細胞内における分子間相互作用の結合分子数
と結合の強さを求めることを実現できる。
方法の概略図。
方法の概略図。
る方法の概略図。
表。
Claims (8)
- 【請求項1】 対物レンズを用いたレンズ光学系の斜光
照明において、試料への照明光入射角度を対物レンズ光
軸に垂直に近い角度にし、照射領域を絞ることにより、
薄い層状の光で試料を照明することを特徴とする光学系
の薄層斜光照明法。 - 【請求項2】 試料の屈折率よりも閉口数が大きい対物
レンズを用いて、試料への照明光入射角度をさらに光軸
に垂直に近くし、より薄い光で試料を照明することを特
徴とする請求項1記載の光学系の薄層斜光照明法。 - 【請求項3】 対物レンズを用いたレンズ光学系の斜光
照明において、焦点位置を変えて異なる高さの試料面を
観察する場合に、照明光の対物レンズへの入射角を変え
ることにより、試料観察面における照明光の入射角を一
定に保つことを特徴とする光学系の薄層斜光照明法。 - 【請求項4】 カメラ等の受光素子の受光面、あるいは
結像レンズを傾けることにより、試料観察面を傾け、斜
光照明光と試料観察面を平行若しくはほぼ平行にして観
察可能にすることを特徴とする光学系の薄層斜光照明
法。 - 【請求項5】 試料観察面を傾ける場合に、対物レンズ
に入射する照明光の形を細長くし、試料を照明する薄層
光をさらに薄くすることを特徴とする請求項4記載の光
学系の薄層斜光照明法。 - 【請求項6】 複数の入射光の使用や、回転等による入
射位置の移動によって、偏りのない薄層斜光照明を行う
ことを特徴とする光学系の薄層斜光照明法。 - 【請求項7】 光学系が蛍光顕微鏡や暗視野顕微鏡など
の光学顕微鏡、対物レンズを用いたレンズ光学系である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の光学系の
薄層斜光照明法。 - 【請求項8】 薄層光照明を用いた顕微鏡観察におい
て、焦点位置を移動させながら連続画像を得て、デコン
ボリューションによってセクショニング画像及び3次元
画像を得ることを特徴とする請求項7記載の光学系の薄
層斜光照明法。
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Cited By (4)
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- 2001-12-14 JP JP2001380967A patent/JP3828799B2/ja not_active Expired - Lifetime
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