JP2003185136A - 燃焼システム - Google Patents

燃焼システム

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JP2003185136A
JP2003185136A JP2001386401A JP2001386401A JP2003185136A JP 2003185136 A JP2003185136 A JP 2003185136A JP 2001386401 A JP2001386401 A JP 2001386401A JP 2001386401 A JP2001386401 A JP 2001386401A JP 2003185136 A JP2003185136 A JP 2003185136A
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combustion
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hot water
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unit
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Application number
JP2001386401A
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English (en)
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Kaoru Yamagami
薫 山上
Akihiko Tsugawa
明彦 津川
Shuichi Nishijima
周一 西島
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準電波による時刻情報を利用可能な燃焼シ
ステムにおいて、標準電波を良好に受信することができ
る燃焼システムを提供する。 【解決手段】 時刻情報を利用可能な給湯装置本体2
と、時刻に関する標準電波を受信し時刻情報を給湯装置
本体2に送る受信ユニット1とを備え、受信ユニット1
と給湯装置本体2とが遠隔通信可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、暖房装置あるい
は給湯装置を備えた燃焼システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、給湯を行う給湯装置においては、
一般的に、給湯装置本体が住宅等の屋外に設けられてお
り、この給湯装置本体を遠隔操作するための遠隔操作装
置としての台所リモコンは、たとえば住宅のキッチン等
に設けられている。台所リモコンは、通常、時計機能を
有しており、台所リモコンの表示部に時刻を表示した
り、その時刻のデータを用いて給湯装置本体の浴槽への
湯張り機能や即出湯機能の予約運転を行い得るものがあ
る。
【0003】上記時刻データの設定は、台所リモコンの
操作部を用いて行われるのが一般的である。たとえば、
経年的な要因によりあるいは停電等の発生によって時刻
が狂ったとき、その修正作業は、その都度手作業で行わ
なければならず、面倒であるといった問題点を有してい
る。
【0004】一方、たとえば特開2001−17395
1号公報には、標準電波を受信することのできる電波時
計を内蔵した給湯装置が開示されている。この公報に記
載の給湯装置によれば、時刻合わせが電波時計によって
自動的に行われるので、手作業による時刻修正が不要で
あるため、利便性を有するといった利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記電波時
計を内蔵した給湯装置においては、その給湯装置を電波
受信状況の良好な場所に設置する必要があるため、給湯
装置の設置場所の自由度が低いといった問題点がある。
そのため、給湯装置の設置場所によっては、標準電波を
良好に受信することができないといったおそれがあっ
た。
【0006】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、標準電波による時刻情報を利用
可能な燃焼システムにおいて、標準電波を良好に受信す
ることができる燃焼システムを提供することを、その課
題とする。
【0007】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】本願発明の第1の側面によれば、時刻情報
を利用可能な燃焼装置と、時刻に関する標準電波を受信
し時刻情報を前記燃焼装置に送る受信ユニットとを備
え、前記受信ユニットと前記燃焼装置とが遠隔通信可能
とされたことを特徴とする燃焼システムが提供される。
ここで、上記時刻情報には、時分の他に月日、曜日、年
等の情報が含まれるようにしてもよい。
【0009】好ましい実施の形態によれば、前記燃焼装
置は、複数設けられ、これら複数の燃焼装置は、1つの
前記受信ユニットと遠隔通信可能とされている。
【0010】本願発明の第2の側面によれば、燃焼装置
本体と、前記燃焼装置本体を遠隔操作し、かつ時刻情報
を利用可能な遠隔操作装置と、時刻に関する標準電波を
受信し時刻情報を前記遠隔操作装置に送る受信ユニット
とを備え、前記受信ユニットと前記遠隔操作装置とが遠
隔通信可能とされたことを特徴とする燃焼システムが提
供される。
【0011】好ましい実施の形態によれば、前記燃焼装
置本体は、複数設けられ、前記遠隔操作装置は、前記各
燃焼装置本体に対して複数設けられ、これら複数の遠隔
操作装置は、1つの前記受信ユニットと遠隔通信可能と
されている。
【0012】他の好ましい実施の形態によれば、前記燃
焼装置または前記遠隔操作装置は、内部で用いられてい
る時刻情報を、前記遠隔通信によって前記受信ユニット
から送られる時刻情報に更新する更新手段を備える。
【0013】他の好ましい実施の形態によれば、前記燃
焼装置または前記遠隔操作装置本体は、前記遠隔通信に
よって前記受信ユニットから送られる時刻情報に基づい
て、任意期間内に運転によって消費された水および/ま
たはエネルギーの量を積算する積算手段を備える。
【0014】他の好ましい実施の形態によれば、前記遠
隔操作装置は、表示部と、前記遠隔通信によって前記受
信ユニットから送られる時刻情報に基づいて、季節に応
じた画像を前記表示部に表示させる表示制御手段とを備
える。
【0015】他の好ましい実施の形態によれば、前記燃
焼装置または前記燃焼装置本体は、前記遠隔通信によっ
て前記受信ユニットから送られる時刻情報に基づいて、
給湯温度および/または浴槽の湯水温度を設定する温度
設定手段を備える。
【0016】他の好ましい実施の形態によれば、前記遠
隔通信は、無線方式で行われる。
【0017】他の好ましい実施の形態によれば、前記遠
隔通信は、有線方式で行われる。
【0018】本願発明によれば、標準電波を受信するた
めの受信ユニットが燃焼装置または遠隔操作装置と有線
方式または無線方式によって遠隔通信可能とされている
ので、受信ユニットをそれらの装置とを分離して設ける
ことができる。そのため、受信ユニットの設置場所の自
由度を高めることができるとともに、標準電波を受信し
やすい適所に受信ユニットを設置することができる。し
たがって、燃焼装置または遠隔操作装置は、確実にかつ
良好に標準電波による時刻情報を取得することができ
る。また、受信した標準電波に基づく時刻情報は、更新
手段によって自動的に更新されるため、手作業による時
刻合わせを省略することができる。
【0019】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0021】図1は、本願発明の第1実施形態に係る燃
焼システムとしての給湯システムを示す構成図である。
この給湯システムは、受信ユニット1と、これに無線方
式によって通信可能とされた給湯装置本体2と、給湯装
置本体2を遠隔操作するための台所リモコン3と、この
台所リモコン3とは異なる場所から給湯装置本体2を遠
隔操作するための風呂リモコン4とを備えている。
【0022】受信ユニット1は、住宅の屋根やマンショ
ンの屋上あるいはベランダ等に設置され、標準電波を受
信するとともに、それによって得られる時刻情報を給湯
装置本体2に送るためのものである。受信ユニット1
は、標準電波を受信するための電波時計11と、給湯装
置本体2に対して時刻情報を伝達するための電波を送出
するための電波送信部12とを備えている。
【0023】ここで、標準電波とは、原子時計によって
刻まれる標準時刻としての時刻データを所定の送信所か
ら地上波(たとえば40kHz)を通じて送られる電波
をいい、時刻データとしては、時、分、日、月、年、曜
日等がBCD符号を用いて表されている。
【0024】電波時計11は、図示しないアンテナおよ
び受信部を備え、アンテナによって受信した標準電波に
基づく信号が受信部において処理された後、電波送信部
12に送られる。電波送信部12は、標準電波に基づく
時刻情報を所定の変調方式によって変調し、給湯装置本
体2に向けて送出する。
【0025】給湯装置本体2は、たとえば住宅の屋外に
設置され、図1には示していないが、給湯用、風呂追い
焚き用および暖房用等の熱交換器、比例弁や電磁開閉弁
等の給湯を行うために必要な燃焼装置(詳細は後述)を
備えている。給湯装置本体2は、台所リモコン3または
風呂リモコン4からの操作信号や各種のセンサからの検
出信号等に基づいて燃焼や給湯を行う。なお、給湯装置
本体2には、温水床暖房装置、温水エアコン、浴室暖房
乾燥装置等、暖房用の熱交換器によって加温された湯水
が供給される機器が接続されていてもよい。
【0026】給湯装置本体2は、制御部21を備え、こ
の制御部21には、電波受信部22、表示部23、およ
び通信部24が接続されている。制御部21は、マイク
ロコンピュータ25(以下、単に「マイコン25」とい
う)およびEEPROM26を有している。
【0027】マイコン25は、給湯装置本体2の制御中
枢となるものであり、図示しないROMに記憶されてい
る運転実行プログラム、あるいは台所リモコン3または
風呂リモコン4から送られる操作信号等に基づいて、比
例弁や電磁開閉弁等の制御を行う。
【0028】EEPROM26には、積算燃焼時間、積
算通電時間等の給湯装置本体2の製品寿命に関わるデー
タ、機種設定データ、および故障履歴データ等といっ
た、停電等によって消失されてはならないデータが記憶
されている。
【0029】表示部23は、たとえば複数の7セグメン
トLEDや複数の発光ダイオードからなり、マイコン2
5からの指令により給湯システムの動作状態や異常情報
あるいは時刻を表示する。これにより、ユーザや保守作
業員は、給湯装置本体2や給湯システムの状態を知るこ
とができ、適切なメンテナンスを実施することができ
る。なお、上記制御部21、電波受信部22、表示部2
3、および通信部24は、たとえば1枚のプリント基板
上に設けられた電子回路によって構成され、上記表示部
23の7セグメントLEDや発光ダイオードもプリント
基板上に実装されている。そして、表示部23は、メン
テナンスが容易なように、給湯装置本体2の正面パネル
(図示せず)に設けられた開口から視認可能とされてい
る。また、給湯装置本体2に表示部が設けられる機器と
しては、一般的に、暖房用機器の試運転にその表示部が
用いられる場合の暖房熱源機が挙げられ、暖房熱源機以
外では、本体にリモコンが取り付けられた給湯器があ
る。
【0030】通信部24は、台所リモコン3や風呂リモ
コン4との通信を行うためのものであり、所定の変復調
方式に基づいた変復調回路によって構成されている。な
お、給湯装置本体2と台所リモコン3とは、電源供給を
行うための2芯ケーブル5によって接続されており、上
記通信部24において変調されたデータ信号は、電源電
圧に重畳され、この2芯ケーブル5を介して台所リモコ
ン3に伝達される。また、台所リモコン3から上記2芯
ケーブル5を介して伝達されたデータ信号は、上記通信
部24において復調され、マイコン25に送られる。ま
た、給湯装置本体2と風呂リモコン4とは、電源供給を
行うための2芯ケーブル6によって接続されており、上
記通信部24において変調された信号は、2芯ケーブル
6を介して風呂リモコン4に伝達される。また、風呂リ
モコン4から上記2芯ケーブル6を介して伝達されたデ
ータ信号は、上記通信部24において復調され、マイコ
ン25に送られる。
【0031】台所リモコン3は、図2に示すように、た
とえばキッチンの流し台近傍に設置された略直方体形状
のケースを備えており、ユーザによる操作に基づいて、
給湯装置本体2を遠隔操作する。台所リモコン3は、制
御部31、通信部32、表示部34、および操作部35
を備えている。制御部31は、マイクロコンピュータ3
6(以下、単に「マイコン36」という)、およびEE
PROM37を備えている。
【0032】マイコン36は、この台所リモコン3の制
御を司どるものであり、図示しないROMによって記憶
されている実行プログラムや、ユーザによる操作部35
の操作内容に基づいて、各部の動作制御やデータ処理を
実行する。マイコン36は、内部時計を有しており、そ
の時刻情報は、通常、表示部34に送られて表示され
る。
【0033】また、マイコン36は、内部時計の時刻情
報を更新することのできる機能を有している。すなわ
ち、受信ユニット1によって受信された標準電波の時刻
情報が給湯装置本体2から送られると、内部時計の時刻
情報を、送られた時刻情報に更新し、以後、更新した時
刻情報に基づいて時刻を計時する。また、更新した時刻
情報は、表示部34に送られ表示されるとともに、給湯
装置本体2や風呂リモコン4にも送られる。これによ
り、給湯装置本体2では、更新された時刻情報に基づい
て、給湯運転における水の消費量やエネルギー量を算出
することができる(詳細は後述)。また、風呂リモコン
4では、更新された時刻情報を表示部43に表示させる
ことができる。
【0034】EEPROM37には、給湯装置本体2の
EEPROM26に記憶されているデータと同様のデー
タが記憶されている。
【0035】通信部32は、給湯装置本体2や風呂リモ
コン4との通信を行うためのものであり、所定の変復調
方式に基づいた変復調回路によって構成されている。給
湯装置本体2から2芯ケーブル5を介して伝達されたデ
ータ信号は、この通信部32において復調され、マイコ
ン36に送られる。また、通信部32において変調され
たデータ信号は、2芯ケーブル5を介して給湯装置本体
2に伝達される。また、風呂リモコン4から給湯装置本
体2を介して伝達されたデータ信号は、この通信部32
において復調され、マイコン36に送られる。また、通
信部32において変調されたデータ信号は、給湯装置本
体2を介して風呂リモコン4に伝達される。
【0036】表示部34は、図2に示すように、たとえ
ば多数の蛍光体をドットマトリクス状に配置した蛍光管
や液晶ディスプレイ装置等からなり、マイコン36から
の指令によりたとえば現在の時刻や湯張りの予約時刻、
追い焚きの残り時間等を表示する。また、これらの他
に、風呂湯の設定温度やバーナの点火状況等を表示す
る。
【0037】操作部35は、ユーザによって給湯運転を
入力するために操作されるものであって、複数のキース
イッチからなる。具体的には、運転の発停を行うための
スイッチ35a、湯水の温度の設定等といった各種の設
定を行うための設定スイッチ35b、ユーザの操作によ
り自動で湯張りや保温等を行うための風呂自動スイッチ
35c等が設けられている。ユーザによって、これらの
キースイッチが操作されると、その操作信号がマイコン
36に送られる。なお、図2中、符号35dはスピーカ
を示す。
【0038】風呂リモコン4は、図3に示すように、風
呂場内の浴槽の近傍等に設置された、防水機能が施され
たケースを備えており、台所リモコン3と同様に、給湯
装置本体2を遠隔操作する。風呂リモコン4は、制御部
41、通信部42、表示部43、および操作部44を備
えている。制御部41は、マイクロコンピュータ45
(以下、単に「マイコン45」という)、およびEEP
ROM46を備えている。
【0039】マイコン45は、この風呂リモコン4の制
御を司どるものであり、図示しないROMによって記憶
されている実行プログラムや、ユーザによる操作部44
の操作内容に基づいて、各部の動作制御やデータ処理を
実行する。
【0040】EEPROM46には、給湯装置本体2の
EEPROM26に記憶されているデータと同様のデー
タが記憶されている。
【0041】通信部42は、給湯装置本体2や台所リモ
コン3との通信を行うためのものであり、所定の変復調
方式に基づいた変復調回路によって構成されている。給
湯装置本体2からあるいは台所リモコン3から2芯ケー
ブル6を介して伝達されたデータ信号は、この通信部4
2において復調され、マイコン45に送られる。また、
通信部42において変調された信号は、2芯ケーブル6
を介して給湯装置本体2にあるいは台所リモコン3に伝
達される。
【0042】表示部43は、図3に示すように、たとえ
ば多数の蛍光体をドットマトリクス状に配置した蛍光管
や液晶ディスプレイ装置等からなり、台所リモコン3の
表示部34と同様に、マイコン45からの指令により現
在の時刻や湯張りの予約時刻、追い焚きの残り時間等を
表示する。また、これらの他に、風呂湯の設定温度やバ
ーナの点火状況等を表示する。
【0043】操作部44は、ユーザによって給湯運転を
入力するために操作されるものであって、複数のキース
イッチからなる。具体的には、運転の発停を行うための
スイッチ44a、湯水の温度の設定等といった各種の設
定を行うための設定スイッチ44b、優先スイッチ44
c、ユーザが操作をすると自動で湯張りや保温等を行う
ための風呂自動スイッチ44d、追い焚き運転を行うた
めの追い焚きスイッチ44e、呼び出しスイッチ44f
等が設けられている。ユーザによって、これらのキース
イッチが操作されると、その操作信号がマイコン45に
送られる。なお、図3中、符号44gはスピーカを示
す。
【0044】次に、上記給湯システムにおける時刻設定
処理を、図4に示すフローチャートを参照して説明す
る。まず、受信ユニット1は、標準電波を受信すると
(S1)、標準電波の信号を受信部(図示せず)におい
て処理した後、時刻情報を電波送信部12を介して給湯
装置本体2に向けて無線によって送出する(S2)。
【0045】この場合、標準電波に基づくBCD符号で
表されたデータがそのままの形で変調されて給湯装置本
体2に向けて送出されるが、所定のデータに変換された
後、送出されてもよい。また、受信ユニット1では、受
信した標準電波に基づく時刻情報を継続的に給湯装置本
体2に向けて送出してもよいし、一定時間ごとに給湯装
置本体2に向けて送出してもよい。
【0046】給湯装置本体2では、上記標準電波に基づ
く時刻情報を電波受信部22が受けるとともにそれを復
調し(S3)、制御部21に送る。制御部21のマイコ
ン25は、この標準電波に基づく時刻情報を解読すると
ともに、所定のデータに変換した後、通信部24に送
る。通信部24では、そのデータを変調し、2芯ケーブ
ル5を通じて台所リモコン3に送る(S4)。
【0047】台所リモコン3では、通信部32において
時刻情報の信号を受信するとともに復調し、制御部31
に送る。制御部31のマイコン36は、自己の内部時計
による時刻を認識しているとともに、表示部34にその
時刻を表示させている。ここで、通信部32から標準電
波に基づく新たな時刻情報が送られると、マイコン36
は、内部時計による時刻情報を、標準電波に基づく時刻
情報に更新する(S5)。そして、マイコン36は、更
新した時刻を表示部34に表示させる(S6)。
【0048】また、マイコン36は、更新した時刻情報
を、給湯装置本体2に対して送るとともに、風呂リモコ
ン4に対して給湯装置本体2を介して送る(S7)。更
新された時刻情報が送られた風呂リモコン4のマイコン
45は、時刻情報による時刻を表示部43に表示させ
る。また、更新された時刻情報が送られた給湯装置本体
2のマイコン25は、それを現時点における正確な時刻
情報として認識する。
【0049】次いで、給湯装置本体2のマイコン25
は、一定時間(たとえば1時間)経過したか否かの判別
を行う(S8)。マイコン25は、一定時間経過したと
判別すると(S8:YES)、ステップS3に戻り、受
信ユニット1から送られる時刻情報を取得する。すなわ
ち、給湯装置本体2は、一定時間ごとに上記時刻情報を
取得する。なお、給湯装置本体2のマイコン25は、受
信ユニット1から時刻情報が送られるたびごとに、時刻
を更新するようにしてもよい。
【0050】このように、この実施形態によれば、標準
電波を受信するための受信ユニット1が給湯装置本体2
と無線方式によって遠隔通信可能とされているので、両
者を分離して設けることができる。そのため、標準電波
を受信しやすい適所に、たとえば住宅の屋根やマンショ
ン等の集合住宅の屋上等に、受信ユニット1を設置する
ことができる。これにより、受信ユニット1は、確実に
かつ安定して標準電波を受信することができ、給湯装置
本体2は、良好にかつ確実に標準電波による時刻情報を
取得することができる。したがって、台所リモコン3お
よび風呂リモコン4において、より正確な時刻を表示さ
せることができる。また、受信ユニット1と給湯装置本
体2とは、無線方式で通信可能とされているため、受信
ユニット1の設置場所の自由度を高めることができ、受
信ユニット1および給湯装置本体2間の配線工事の手間
を省くことができるといった利点がある。
【0051】また、従来では、停電等の発生によって時
刻が狂ったとき、その都度手作業で時計合わせの修正作
業を行わなければならなかった。しかしながら、本実施
形態による給湯装置本体2は、標準電波に基づく時刻情
報を一定時間ごとに取得し、台所リモコン3および風呂
リモコン4における表示を自動的に更新するので、その
手間を省略することができる。そのため、利便性の高い
給湯システムを提供することができる。
【0052】また、上記した時刻情報が得られることに
より、給湯や暖房等によって消費した水の量やエネルギ
ー量をより正確に求めることができる。すなわち、水の
消費量やエネルギー消費量は、給湯装置本体2における
各センサの検出出力や比例弁の弁開度によって求めるこ
とができる。以下、この方法を説明する。
【0053】図5は、給湯装置本体2の構成図である。
この給湯装置本体2は、床暖房等に用いられる図示しな
い温水暖房装置に対して、循環温水を再加熱しながら供
給するための温水暖房用の燃焼ユニット50と、浴槽へ
の自動湯張り(図5では、自動湯張り経路を省略)、あ
るいは台所や洗面所等に設けられた水栓Aを通じて給湯
を行うための一般給湯用の燃焼ユニット60とを備えた
ものである。なお、温水暖房用の燃焼ユニット50は、
風呂の追焚き等を行う際にも運転されて利用される。風
呂の追焚きは、燃焼ユニット50で加熱された暖房用の
循環湯と風呂の循環湯とを、図外の風呂用熱交換器を介
して間接的に熱交換することで行われている。また、各
燃焼ユニット50,60は、台所リモコン3や風呂リモ
コン4を通じて運転を開始させたり停止させられるほ
か、ユーザにより各種の設定が可能とされている。
【0054】各燃焼ユニット50,60には、共通のガ
ス取入れ口70に通じるガス配管71,72が接続され
ている。各燃焼ユニット50,60には、このガス取入
れ口70から上記ガス配管71,72を通じて燃焼燃料
となるガスが供給される。ガス取入れ口70付近には、
元ガス電磁弁73が設けられている。温水暖房用の燃焼
ユニット50に通じるガス配管71には、暖房ガス比例
弁74が設けられている。また、一般給湯用の燃焼ユニ
ット60に通じるガス配管72には、給湯ガス比例弁7
5が設けられている。
【0055】各燃焼ユニット50,60には、共通の給
水口80に通ずる各配管系統が接続され、各燃焼ユニッ
ト50,60には、給水口80から各配管系統を通じて
加熱すべき水が供給される。
【0056】温水暖房用の燃焼ユニット50には、給水
口80付近の給水栓81から燃焼ユニット50に至る複
数の配水管82,83、これら配水管82,83の間に
設けられた膨張タンク84等からなる配管系統が接続さ
れている。配水管82と膨張タンク84との間には、補
給水電磁弁85が設けられている。膨張タンク84に
は、内部に溜まった水位を検出するためのタンク水位セ
ンサ86が設けられている。配水管83の途中には、暖
房ポンプ87が設けられている。
【0057】また、温水暖房用の燃焼ユニット50に
は、図示しない温水暖房装置に温水を供給するための導
水管88が接続されている。温水暖房装置では、温水の
放熱効果により暖房が行われる。温水暖房装置で利用さ
れた温水は、再び膨張タンク84に戻って循環利用され
る。
【0058】一方、一般給湯用の燃焼ユニット60に
は、給水口80から燃焼ユニット60に至る配水管9
0、その配水管90の途中から分岐したバイパス管91
等からなる配管系統が接続されている。配水管90の途
中には、流量センサ92や入水温度センサ93が設けら
れている。バイパス管91には、バイパス水量調整弁9
4が設けられている。
【0059】また、一般給湯用の燃焼ユニット60に
は、水栓Aに湯水を供給するための導水管95が接続さ
れている。導水管95の途中には、水量調整弁96や出
湯温度センサ97が設けられている。また、導水管95
の途中には、バイパス管91が接続されている。
【0060】温水暖房用の燃焼ユニット50は、暖房バ
ーナ51、暖房ガス電磁弁52、暖房バーナセンサ5
3、暖房点火プラグ54、暖房送風ファン55、および
暖房熱交換器56等で構成されている。暖房バーナ51
は、ガス配管71を通じて導かれてきたガスを燃焼させ
る。暖房ガス電磁弁52は、暖房バーナ51の燃焼能力
を切り替えるために用いられる。暖房バーナセンサ53
は、暖房バーナ51の燃焼温度(火炎温度)を検出して
暖房バーナ51の燃焼状態を検出する。暖房点火プラグ
54は、暖房バーナ51を着火させるために用いられ
る。暖房送風ファン55は、ファンモータ(図示せず)
の駆動力により回転させられて燃焼室内の給排気を行
う。暖房熱交換器56は、配水管83を通じて送られて
きた温水を暖房バーナ51の燃焼熱により加熱する。加
熱された温水は、導水管88を通じて送り出される。
【0061】一般給湯用の燃焼ユニット60は、給湯バ
ーナ61、給湯ガス電磁弁62、給湯バーナセンサ6
3、給湯点火プラグ64、給湯送風ファン65、および
給湯熱交換器66等で構成されている。給湯バーナ61
は、ガス配管72を通じて導かれてきたガスを燃焼させ
る。給湯ガス電磁弁62は、給湯バーナ61の燃焼能力
を切り替えるために用いられる。給湯バーナセンサ63
は、給湯バーナ61の燃焼温度(火炎温度)を検出して
給湯バーナ61の燃焼状態を検出する。給湯点火プラグ
64は、給湯バーナ61を着火させるために用いられ
る。給湯送風ファン65は、ファンモータ(図示せず)
の駆動力により回転させられて燃焼室内の給排気を行
う。給湯熱交換器66は、配水管90を通じて送られて
きた水を給湯バーナ61の燃焼熱により加熱する。加熱
された湯水は、導水管95を通じて送り出される。
【0062】また、温水暖房用の燃焼ユニット50およ
び一般給湯用の燃焼ユニット60は、共通の排気口98
に接続されている。
【0063】図6は、図5に示す燃焼装置の電気的構成
を示すブロック図である。この燃焼装置における各機構
は、図1に示した給湯装置本体2における制御部21の
マイコン25に接続されている。
【0064】具体的には、マイコン25には、元ガス電
磁弁73のほか、温水暖房系に属する機能要素として、
暖房ガス比例弁74、暖房ガス電磁弁52、暖房バーナ
センサ53、暖房点火プラグ54、補給水電磁弁85、
タンク水位センサ86、および暖房ポンプ87が接続さ
れている。
【0065】また、マイコン25には、一般給湯系に属
する機能要素として、給湯ガス比例弁75、給湯ガス電
磁弁62、給湯バーナセンサ63、給湯点火プラグ6
4、流量センサ92、入水温度センサ93、および出湯
温度センサ97が接続されている。
【0066】マイコン25は、上記機構によって構成さ
れる給湯装置本体2全体の制御中枢として機能する。上
記の構成において、たとえば単位時間当りにおける消費
された水量を求めるときには、マイコン25は、時刻情
報に基づいて単位時間を計時し、その単位時間内におい
て、流量センサ92の検知出力を監視することによって
自動的に求める。なお、単位時間としては、たとえば1
時間、半日、1日、1週間等、任意に設定可能である。
また、単位時間としては、所定の時刻から他の所定の時
刻までの時間としてもよい。すなわち、所定の時刻情報
(たとえば月曜の5時)が送られてきたことにより水量
の積算を開始し、他の所定の時刻情報(たとえば翌週の
月曜の5時)が送られてきたことにより水量の積算を終
了するようにしてもよい。
【0067】また、単位時間当りにおけるエネルギー消
費量を求めるときには、マイコン25は、時刻情報に基
づいて単位時間を計時し、その単位時間内において、流
量センサ92からの検知出力を監視するとともに、入水
温度センサ93および出湯温度センサ97からの検知出
力を監視する。これにより、流量センサ92による検出
水量と、入水温度センサ93および出湯温度センサ97
による検出温度差と、水の比熱とによって、単位時間当
りにおけるエネルギー消費量を自動的に求める。
【0068】このように、単位時間当りに消費された水
量およびエネルギー量を求めるときに、標準電波による
時刻情報が用いられるため、より正確な値を得ることが
できる。たとえば、従来では、水量等の積算の開始およ
び終了は、ユーザが手動操作で行ったり、給湯装置本体
2にカレンダー機能を搭載し、その日時データを用いて
行ったりしていたが、上記実施形態によれば、標準電波
に基づいて水量等の積算が自動的に行われるため、利便
性の高いシステムとすることができる。なお、単位時間
当りに消費されたエネルギー量を求めるときには、燃料
であるガスの消費量によっても求めるようにしてもよ
い。すなわち、出湯設定温度と各種センサによって検出
された入水温度、給湯流量とに基づいて、燃焼号数を算
出し、それを所定期間積算した後、その積算値に給湯装
置の熱効率等に基づく所定の係数(たとえば1.3)を
乗じる。さらに、消費熱量(J)に変換し、ガス種ごと
の単位量当りの発熱量(J/m3)で除すとガス消費量
(m3)を求めることができる。もちろん、所望の時間
内における消費された水やエネルギー量を求めるように
してもよい。
【0069】図7は、第2実施形態に係る給湯システム
を示す構成図である。図7による給湯システムによれ
ば、受信ユニット1と台所リモコン3および風呂リモコ
ン4とが無線方式によって直接的に通信可能とされてい
る。
【0070】すなわち、台所リモコン3は、第1実施形
態の台所リモコン3に比して、電波受信部38がさらに
設けられ、電波受信部38の出力は、制御部31のマイ
コン36に接続されている。電波受信部38の構成は、
第1実施形態における給湯装置本体2の電波受信部22
と同様であり、受信ユニット1から送出される時刻情報
を受信する。また、給湯装置本体2は、その構成が第1
実施形態に比して、電波受信部22が削除された構成と
なっている。
【0071】また、風呂リモコン4は、第1実施形態の
風呂リモコン4に比して、電波受信部47がさらに設け
られ、電波受信部47の出力は、制御部41のマイコン
45に接続されている。電波受信部47の構成は、第1
実施形態における給湯装置本体2の電波受信部22と同
様であり、受信ユニット1から送出される時刻情報を受
信する。その他の構成については、第1実施形態と略同
様である。
【0072】この構成の給湯システムにおいては、受信
ユニット1で受信された標準電波による時刻情報は、台
所リモコン3および風呂リモコン4に向けて無線によっ
て送出される。台所リモコン3のマイコン36では、内
部時計による時刻情報が標準電波に基づく正確な時刻情
報に更新され、表示部34にその正確な時刻情報が表示
される。また、風呂リモコン4のマイコン45では、内
部時計による時刻情報が標準電波に基づく正確な時刻情
報に更新され、表示部43にその正確な時刻情報が表示
される。
【0073】なお、時刻情報は、台所リモコン3のみで
受信し、それが風呂リモコン4および給湯装置本体2に
送られてもよい。また、時刻情報は、風呂リモコン4の
みで受信し、それが台所リモコン3および給湯装置本体
2に送られてもよい。
【0074】このように、第2実施形態によれば、第1
実施形態と同様に、受信ユニット1が台所リモコン3お
よび風呂リモコン4と分離して設けられているため、標
準電波を受信しやすい適所に、受信ユニット1を設置す
ることができ、台所リモコン3および風呂リモコン4に
おいて、より正確な時刻を表示させることができる。ま
た、時計が狂ったときの修正作業を省略することができ
る。
【0075】図8は、第3実施形態に係る給湯システム
を示す構成図である。図8における給湯システムによれ
ば、受信ユニット1と給湯装置本体2とが有線方式によ
り接続されている。すなわち、受信ユニット1は、電波
送信部12に代わり、有線信号送信部13が設けられ、
給湯装置本体2は、電波受信部22に代わり、有線信号
受信部27が設けられ、有線信号送信部13および有線
信号受信部27は、たとえば2芯ケーブル7によって直
接的に接続されている。その他の構成については、第1
実施形態と略同様である。
【0076】この構成の給湯システムにおいては、受信
ユニット1で受信された標準電波による時刻情報は、2
芯ケーブル7を通じて給湯装置本体2に送られるので、
上記した無線によって送られた実施形態に比べ、周囲の
電波状況等にかかわらず、より確実に時刻情報を取得す
ることができる。
【0077】なお、この第3実施形態の構成に代わり、
受信ユニット1と台所リモコン3とを2芯ケーブルで接
続して、受信ユニット1からの時刻情報を2芯ケーブル
を通じて、直接的に台所リモコン3に送るようにしても
よい。また、受信ユニット1と風呂リモコン4とを直接
的に2芯ケーブル等の有線で接続するようにしてもよ
い。
【0078】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
の形態に限定されるものではない。たとえば、台所リモ
コン3や風呂リモコン4に設けられた表示部34,43
には、遠隔通信によって受信ユニット1から時刻情報が
送られた場合に、その時刻情報に含まれる月日に基づい
て、たとえば桜、入道雲、紅葉、雪だるまといった季節
に応じたイメージ画像を表示させるようにしてもよい。
この場合、マイコン36,45は、それぞれ表示制御手
段として機能する。
【0079】また、給湯装置本体2には、遠隔通信によ
って受信ユニット1から時刻情報が送られた場合に、そ
の時刻情報に含まれる月日に基づいて、給湯温度および
/または浴槽の湯水温度等を設定するようにしてもよ
い。たとえば、冬場の朝夕の給湯や浴槽の湯水の温度
は、夏場に比べて自動的に比較的熱くするよう制御する
ようにしてもよい。この場合、マイコン25は、温度設
定手段として機能する。
【0080】また、たとえば、マンション等の集合住宅
においては、その屋上等に上記した受信ユニット1を1
つだけ設けるようにし、各住居ごとに設置された各給湯
装置本体2に対して、受信ユニット1からの標準電波に
よる時刻情報を配信するようにしてもよい。これによ
り、受信ユニット1が共用されて各住居ごとに配置しな
いで済む結果、コストの低減化を図ることができる。こ
の場合、受信ユニット1からの時刻情報は、各住居ごと
に配置された台所リモコン3や風呂リモコン4に送られ
るようにしてもよい。
【0081】また、上記実施形態に示した給湯システム
において、受信ユニット1から時刻情報を受信するため
には、それに用いる電波受信部を給湯装置本体や各リモ
コンのうち、いずれかの機器に備えていればよい。ま
た、集合住宅等の各戸の給湯装置本体2を通信接続する
場合、全戸の給湯装置本体2のうち、いずれかの給湯装
置本体2に、上記電波受信部を備えていればよい。もち
ろん、全戸の給湯装置本体2のうちのいずれかの給湯装
置本体2に接続された複数のリモコンのうち、1つのリ
モコンのみに、上記電波受信部を備えていてもよい。
【0082】また、上記実施形態では、標準電波に基づ
く時刻情報の更新は、台所リモコン3のマイコン36あ
るいは風呂リモコン5のマイコン45によって行われて
いたが、これに限らず、たとえば給湯装置本体2のマイ
コン25によって更新され、台所リモコン3および風呂
リモコン4に更新された時刻情報が伝達されてもよい。
【0083】また、上記実施形態では、リモコン装置と
して、台所リモコン3および風呂リモコン4について説
明したが、リモコン装置としてはこれらに限るものでは
なく、給湯装置本体2には、たとえば居間等に設置され
た他のリモコン装置が接続されていてもよい。
【0084】また、上記の給湯システムの構成を、たと
えば給湯機能を有しない燃焼装置に適用するようにして
もよい。
【0085】
【発明の効果】本願発明によれば、標準電波を受信する
ための受信ユニットが燃焼装置または燃焼装置本体や遠
隔操作装置と有線方式または無線方式によって遠隔通信
可能とされているので、受信ユニットをそれらの装置と
分離して設けることができる。そのため、受信ユニット
の設置場所の自由度を高めることができるとともに、標
準電波を受信しやすい適所に受信ユニットを設置するこ
とができる。したがって、確実にかつ良好に標準電波に
よる時刻情報を取得することができる。また、受信した
標準電波に基づく時刻情報は、更新手段によって自動的
に更新されるため、手作業による時刻合わせを省略する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態に係る給湯システムを
示す構成図である。
【図2】台所リモコンの正面図である。
【図3】風呂リモコンの正面図である。
【図4】給湯システムの制御動作を示すフローチャート
である。
【図5】給湯装置本体の構成を示す図である。
【図6】給湯装置本体の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図7】第2実施形態に係る給湯システムを示す構成図
である。
【図8】第3実施形態に係る給湯システムを示す構成図
である。
【符号の説明】
1 受信ユニット 2 給湯装置本体 3 台所リモコン 4 風呂リモコン 11 電波時計 25 マイクロコンピュータ(給湯装置本体の) 36 マイクロコンピュータ(台所リモコンの) 45 マイクロコンピュータ(風呂リモコンの)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西島 周一 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 2F002 AA04 AA05 FA16 GA00 3K068 KA03 KA04 LA05 MB07 NA04 3L024 CC06 CC08 DD01 DD11 EE03 EE09 EE10 FF02 FF12 FF15 HH03 HH17 HH21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻情報を利用可能な燃焼装置と、時刻
    に関する標準電波を受信し時刻情報を前記燃焼装置に送
    る受信ユニットとを備え、 前記受信ユニットと前記燃焼装置とが遠隔通信可能とさ
    れたことを特徴とする、燃焼システム。
  2. 【請求項2】 前記燃焼装置は、複数設けられ、これら
    複数の燃焼装置は、1つの前記受信ユニットと遠隔通信
    可能とされた、請求項1に記載の燃焼システム。
  3. 【請求項3】 燃焼装置本体と、前記燃焼装置本体を遠
    隔操作し、かつ時刻情報を利用可能な遠隔操作装置と、
    時刻に関する標準電波を受信し時刻情報を前記遠隔操作
    装置に送る受信ユニットとを備え、 前記受信ユニットと前記遠隔操作装置とが遠隔通信可能
    とされたことを特徴とする、燃焼システム。
  4. 【請求項4】 前記燃焼装置本体は、複数設けられ、前
    記遠隔操作装置は、前記各燃焼装置本体に対して複数設
    けられ、これら複数の遠隔操作装置は、1つの前記受信
    ユニットと遠隔通信可能とされた、請求項3に記載の燃
    焼システム。
  5. 【請求項5】 前記燃焼装置または前記遠隔操作装置
    は、内部で用いられている時刻情報を、前記遠隔通信に
    よって前記受信ユニットから送られる時刻情報に更新す
    る更新手段を備える、請求項1ないし4のいずれかに記
    載の燃焼システム。
  6. 【請求項6】 前記燃焼装置または前記燃焼装置本体
    は、前記遠隔通信によって前記受信ユニットから送られ
    る時刻情報に基づいて、任意期間内に運転によって消費
    された水および/またはエネルギーの量を積算する積算
    手段を備える、請求項1ないし5のいずれかに記載の燃
    焼システム。
  7. 【請求項7】 前記遠隔操作装置は、 表示部と、前記遠隔通信によって前記受信ユニットから
    送られる時刻情報に基づいて、季節に応じた画像を前記
    表示部に表示させる表示制御手段とを備える、請求項3
    ないし6のいずれかに記載の燃焼システム。
  8. 【請求項8】 前記燃焼装置または前記燃焼装置本体
    は、前記遠隔通信によって前記受信ユニットから送られ
    る時刻情報に基づいて、給湯温度および/または浴槽の
    湯水温度を設定する温度設定手段を備える、請求項3な
    いし7のいずれかに記載の燃焼システム。
  9. 【請求項9】 前記遠隔通信は、無線方式で行われる、
    請求項1ないし8のいずれかに記載の燃焼システム。
  10. 【請求項10】 前記遠隔通信は、有線方式で行われ
    る、請求項1ないし8のいずれかに記載の燃焼システ
    ム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011128016A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Panasonic Electric Works Denro Co Ltd タイマー制御システム
JP2014194307A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Hitachi Appliances Inc 給湯機
JP2017198423A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 リンナイ株式会社 熱機器
JP2017198422A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 リンナイ株式会社 熱機器

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