JP2003184339A - バイク用車庫 - Google Patents

バイク用車庫

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JP2003184339A
JP2003184339A JP2001385684A JP2001385684A JP2003184339A JP 2003184339 A JP2003184339 A JP 2003184339A JP 2001385684 A JP2001385684 A JP 2001385684A JP 2001385684 A JP2001385684 A JP 2001385684A JP 2003184339 A JP2003184339 A JP 2003184339A
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JP
Japan
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motorcycle
blocking plate
chamber
opening
plate
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JP2001385684A
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English (en)
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Takeshi Matsuo
雄 松尾
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TORIK KK
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TORIK KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車したバイクに対するいたずらや、盗難を
防止することができ、しかも、ヘルメットや着替えなど
の置き場所を提供することができるバイク用車庫を提供
する。 【解決手段】 運搬用コンテナ1に設けた室3の底面で
あって、開口部2側に、遮断板7を備えている。この遮
断板7は、室3の底面8に対して回動自在に設けた回動
部材9に固定している。上記遮断板7の一方の面10に
は、この遮断板7の先端に向けて、その厚さを薄くする
傾斜部11を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、バイクを駐車す
るバイク用車庫に関する。
【0002】
【従来の技術】バイクを収納するスペースを設けた駐車
施設は従来から知られているが、この駐車施設は、敷地
内にタイヤ規制用のレール部材を並べただけのものが多
い。すなわち、上記駐車施設内に、タイヤ規制用のレー
ル部材が一定間隔に並べられ、このレール部材にバイク
の前輪を挿入するようにしている。このようにバイクの
前輪をレール部材に挿入することによって、駐車したバ
イクの転倒を防止するとともに、バイクが規則正しく整
列して駐車されるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の駐
車施設によれば、一台分のバイクの駐車スペースが、そ
のスペース毎に壁などで仕切られているわけではないの
で、そのバイクの持ち主でない人でも、そのバイクに触
ったり、近づいたりすることが可能であった。したがっ
て、上記駐車施設に駐車したバイクにいたずらされて、
バイクが傷つけられたりするという問題があった。ま
た、上記のように誰でもバイクに近づくことができるの
で、チェーンを付けて盗難防止をしたとしても盗まれる
ことがあるという問題があった。
【0004】また、別の問題として、ヘルメットや着替
えを置く場所がないということがあった。すなわち、バ
イクから降りた後は、ヘルメットは非常にじゃまになる
が、これを置いておく場所がないので、このヘルメット
を持ち歩かなければならなかった。また、バイクに乗る
ときには、転んでも怪我をしにくいバイク用の服を着て
いるが、バイクを降りたらこのバイク用の服から出勤用
の服に着替えるということもある。このようなときに
は、例えばロッカーを借りて、このロッカーに着替えを
預けなければならなかった。
【0005】この発明の目的は、駐車したバイクに対す
るいたずらや、盗難を防止することができ、しかも、ヘ
ルメットや着替えなどの置き場所を提供することができ
るバイク用車庫を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、運搬用コ
ンテナ内部を長手方向に対して間仕切りして形成した複
数の室と、上記運搬用コンテナの長手方向の一方の側面
であって、上記各室に対応する位置に形成したバイクを
出し入れする開口部と、この開口部を開閉自在にする扉
部材と、この扉部材よりも上記運搬用コンテナ内側に位
置する遮断板とを備え、上記遮断板は、上記運搬用コン
テナの底面に対して回動可能であるとともに、バイク駐
車中に起立位置を保持し、バイク搬入時にはこの起立さ
せた遮断板を倒すことを特徴とする。
【0007】第2の発明は、遮断板は、先端に向かって
その厚さを薄くする傾斜部を形成し、この遮断板を倒し
たとき、少なくても上記先端が地面に接触することを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜3は、この発明の一実施形
態を表したものである。図1に示したように、運搬用コ
ンテナ1の長手方向の側面に4つの開口部2を設けてい
る。また、この運搬用コンテナ1の内部を、上記開口部
2対応するように間仕切りして、4つの室3を形成して
いる。そして、上記間仕切りされた4つの室3をバイク
用車庫として用いる。なお、上記間仕切りには、ベニヤ
板などの板材を用いている。
【0009】また、上記開口部2に、それぞれ扉部材と
してシャッター4を設けている。したがって、各室3毎
に開口部2が形成され、その開口部2にシャッター4が
設けられるようになっている。さらに、このシャッター
4は施錠可能としている。また、上記運搬用コンテナ1
をバイク用車庫として設置する場合には、この運搬用コ
ンテナ1を台座5の上に載せるようにしている。このよ
うに台座5に載せるのは、上記運搬用コンテナ1を浸水
等の被害から守るためである。
【0010】図2は、上記間仕切りされた室3のひとつ
を示している。図示したように、室3の壁面には棚6を
設けている。また、上記室3の底面であって、開口部2
側に、遮断板7を備えている。この遮断板7は、室3の
底面8に対して回動自在に設けた回動部材9に固定して
いる。したがって、回動部材9が回動することによっ
て、上記遮断板7も回動する。
【0011】また、上記回動部材9が回動して、遮断板
7が底面8に対してほぼ垂直になる位置まで回動した
ら、それ以上回動しないように回動部材9の回動が規制
されている。そして、上記のように底面8に対してほぼ
直角に遮断板7を回動させ、この遮断板7を起立させた
ら、その位置で、回動部材9の回動を固定することがで
きるようにしている。すなわち、上記回動部材9に図示
しない鍵を取り付け、この鍵をかけることによって、回
動部材9の回動を固定するようにしている。また、上記
遮断板7が底面8に対してほぼ直角に起立していると
き、この遮断板7および回動部材9が、シャッター4よ
りも内側に位置するようにしている。
【0012】一方、上記ほぼ垂直に起立した位置から遮
断板7を倒すように回動させた場合、遮断板7が室3の
外側に向かって回動するようにしている。また、上記の
ように回動した遮断板7は地面に当接するまで回動でき
るようにしている。したがって、上記遮断板7を倒すよ
うに回動させた場合には、図3に示したように、遮断板
7の先端が地面に接触する。
【0013】また、上記遮断板7の一方の面10には、
この遮断板7の先端に向けて、その厚さを薄くする傾斜
部11を形成している。したがって、上記遮断板7を倒
して、その先端を地面に接触させたとき、遮断板7と地
面との間に段差ができない。さらに、上記遮断板7の幅
は、開口部2の幅よりも短くなるようにして、開口部2
と傾斜板との間に人ひとり分くらいが通れるスペースを
設けている。なお、遮断板7を倒すと、この遮断板7は
室3の外側に位置するようになるので、シャッター4を
閉めると、シャッター4が遮断板7にぶつかって、この
シャッター4が閉まらなくなってしまう。したがって、
上記シャッター4を締めるときには、遮断板7を起立さ
せるようにする。
【0014】また、上記室3の底面には、チェーンを巻
き付けるための固定部材12を設けている。この固定部
材12は、鉄製のリング部分と、このリング部分を上記
室3の底面8に固定する固定部分とからなる。そして、
チェーンをバイクのタイヤ等に巻き付けて、このチェー
ンをさらにリング部分に巻き付けることによって、バイ
クを固定することができるようにしている。
【0015】なお、運送用コンテナ1は、上記のような
リング部材をもともと備えていることがある。それは以
下の理由からである。すなわち、上記コンテナ内に荷物
を積載した後、この積載した荷物の荷崩れを防ぐため
に、ロープ等で荷物を固定することが多い。上記のよう
なことから、積載した荷物を固定しやすいように、上記
リング部材をコンテナ内に備えていることがある。この
ようなリング部材を備えている運送用コンテナ1を用い
る場合には、上記固定部材12として、そのままこのリ
ングを用いることができる。したがって、固定部材12
を特別に設ける必要がない。
【0016】上記のようなバイク用車庫において、その
利用者は以下のようにしてバイクを駐車することができ
る。すなわち、バイクを駐車しようとしたときには、室
3のシャッター4を開けて、起立している遮断板7を倒
す。このように遮断板7を倒すことによって、遮断板7
が室3の外側に回動し、その先端が地面に接触するよう
になり、この遮断板7を室3へのスロープとして用いる
ことができる。
【0017】もし、上記遮断板7によるスロープがない
場合には、バイクを台座5の高さ分だけ持ち上げて、こ
れを搬入しなければならないので、バイクの搬入が大変
である。しかし、上記遮断板7を倒すことにより、バイ
クを持ち上げたりしなくても、バイクを室3に搬入する
ことができる。しかも、この遮断板7には傾斜部11を
設けることによって、傾斜板7と地面との間に段差がで
きないようにしているので、バイクを楽に室3に出し入
れすることができる。なお、上記傾斜部11の傾斜角度
は、台座5の高さと傾斜板7の長さによって調整すると
よい。
【0018】上記のようにして、遮断板7を介してバイ
クを室3内に入れたら、このバイクのタイヤと固定部材
12とをチェーンなどで固定する。上記バイクのタイヤ
と固定部材12とを固定したら、遮断板7を起立させ、
この遮断板7に鍵をかけて固定する。このように、室3
にバイクを駐車したら、遮断板7を起立させるようにし
ているので、例えばこのバイクを盗もうとした場合に
は、バイクを持ち上げてこの上を乗り越えさせなければ
ならない。しかし、このようにバイクを持ち上げて、上
記遮断板7を越えるというのは、バイクの重量からいっ
てほとんど不可能である。したがって、上記遮断板7を
起立させることによって、より一層バイクの盗難防止を
することができる。
【0019】さらに、上記バイクを止めて、遮断板7を
起立させたら、シャッター4を閉めてこのシャッター4
にも鍵をかけるようにする。上記開口部2のシャッター
4に鍵をかけることによって、他人はこの室3の中に入
ることができない。したがって、バイクにいたずらされ
たり、傷つけられたりすることがない。しかも、他人が
室3に入ることができないので、バイクの盗難を防止す
ることができる。また、万が一、室3内に他人が入った
ときでも、チェーンなどを用いて、バイクを固定部材1
2に固定しているので、より一層盗難を防止することが
できる。
【0020】さらに、上記室3の開口部2にはシャッタ
ー4を設けているので、外側から室3の内部は見えな
い。したがって、この室3を更衣室として使用すること
もできる。例えば、バイクを利用して出勤する場合、バ
イクでバイク用車庫まできて、その後、このバイク用車
庫でバイク用の服から通勤着に着替えて出勤することも
できる。また、上記シャッター4には施錠することがで
きるので、この着替えた服を上記室3内に備えた棚6に
置いておくこともできる。さらに、バイク用のヘルメッ
トもこの室3内に置いておくことができる。したがっ
て、ヘルメットを持ち歩かなければならないという煩わ
しさがなくなる。
【0021】上記のようにして、利用者は室3にバイク
を駐車するとともに、この室3を更衣室としても使用す
ることができる。また、この駐車したバイクを室3から
出すときには、バイクを入れるときと同様に、シャッタ
ー4を開け、遮断板7を倒して、この遮断板7を介して
バイクを出すようにする。
【0022】上記のような実施形態によれば、遮断板7
を起立させなければシャッター4が閉まらないようにし
ているので、遮断板7を起立させるのを忘れるというこ
とを防止することもできる。また、遮断板7を起立させ
た後、利用者は遮断板7と開口部2との間に設けたすき
間から、室3に出入りすることができる。つまり、遮断
板7を起立させたときには、バイクを室3に出入りさせ
ることはできないが、人は出入りすることができる。し
たがって、バイクの盗難を防止することができ、しか
も、利用者は楽に室3に出入りすることができる。
【0023】なお、この実施形態において、遮断板7の
一方の面に傾斜部11を形成しているが、この傾斜部1
1は他方の面に設けてもよい。すなわち、この実施形態
では、遮断板7を倒したときに下になる面に傾斜部11
を設けているが、これを倒したときに上になる面に傾斜
部11を設けてもよい。いずれにしても、傾斜部11の
先端に向かってその厚さが薄くなることによって、遮断
板7と地面とに段差がなくなり、バイクを移動させやす
くなる。
【0024】
【発明の効果】第1の発明によれば、運搬用コンテナに
複数の室を形成し、この室にはバイクを出し入れする開
口部を設け、この開口部に扉部材を設け、上記室内にバ
イクを駐車することとしたので、他人がバイクに近づく
ことができなくなる。したがって、いたずらや盗難を防
止することができる。しかも、上記室内で着替えをする
こともできるし、この室内に荷物をおくこともできる。
また、上記扉部材よりもコンテナ内側に位置する遮断板
を備え、上記遮断板は、地面に対して回動可能であると
ともに、バイク駐車中に起立位置を保持し、バイク搬入
時にはこの起立させた遮断板を倒すこととしたので、遮
断板が起立しているときには、バイクを外に出すことが
できなくなる。したがって、より一層盗難防止をするこ
とができる。
【0025】第2の発明によれば、遮断板は、先端に向
かってその厚さを薄くする傾斜部を形成し、この遮断板
を倒したとき、少なくても上記先端が地面に接触するこ
ととしたので、傾斜板を介してバイクを出し入れするこ
とができる。したがって、このバイクの出し入れが容易
になる。しかも、傾斜板と地面と段差を小さくすること
ができるので、バイクを傾斜板に乗せやすくなり、より
一層バイクの出し入れが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バイク用車庫の斜視図である。
【図2】室の内部の斜視図である。
【図3】遮断板を倒したときの斜視図である。
【符号の説明】
1 運搬用コンテナ 3 室 2 開口部 4 シャッター 7 遮断板 11 傾斜部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬用コンテナ内部を長手方向に対して
    間仕切りして形成した複数の室と、上記運搬用コンテナ
    の長手方向の一方の側面であって、上記各室に対応する
    位置に形成したバイクを出し入れする開口部と、この開
    口部を開閉自在にする扉部材と、この扉部材よりも上記
    運搬用コンテナ内側に位置する遮断板とを備え、上記遮
    断板は、上記運搬用コンテナの底面に対して回動可能で
    あるとともに、バイク駐車中に起立位置を保持し、バイ
    ク搬入時にはこの起立させた遮断板を倒すバイク用車
    庫。
  2. 【請求項2】 遮断板は、先端に向かってその厚さを薄
    くする傾斜部を形成し、この遮断板を倒したとき、少な
    くても上記先端が地面に接触する請求項1記載のバイク
    用車庫。
JP2001385684A 2001-12-19 2001-12-19 バイク用車庫 Pending JP2003184339A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011127296A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Toa Seisakusho:Kk 二輪車保管庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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