JP2500248B2 - 折り畳みコンテナ - Google Patents

折り畳みコンテナ

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JP2500248B2 JP17986492A JP17986492A JP2500248B2 JP 2500248 B2 JP2500248 B2 JP 2500248B2 JP 17986492 A JP17986492 A JP 17986492A JP 17986492 A JP17986492 A JP 17986492A JP 2500248 B2 JP2500248 B2 JP 2500248B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビールや清涼飲料水の
ようなケースや、生ビール樽や、引っ越し荷物、農産物
等の収納物を収納するのに利用される大型の折り畳みコ
ンテナに関し、詳しくは多量の収納物を収納するため側
壁板の高さを高くした大型の折り畳みコンテナに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来からパレットを構成するフォークリ
フト用のフォーク差し込み部を有する矩形状の底板の四
周に側壁板を回動自在に配置して側壁板を起倒自在にし
た折り畳み自在な折り畳みコンテナが実開平3ー919
25号公報により知られている。そして、この実開平3
ー91925号公報のものは、前面の側壁板を両側に垂
直に起立する状態と底板の上に重ねる状態との間で起倒
自在となった支持壁部と、前面上扉と前面上扉よりも上
下長さの長い前面下扉とを回動自在に枢支した折り畳み
自在な前面扉壁部により構成し、該折り畳み自在な前面
扉壁部の前面下扉の下端部両側が枢支部分となって折り
畳み自在な前面扉壁部を折り畳んだ状態で底板の上面側
に重ねる内側への回動と前面下扉の内面部が上面側に露
出した状態で斜め外下方に向けて傾斜させる外側への回
動を自在としてある。そして、使用しない時に全体をコ
ンパクトにする際には折り畳み自在な側壁板を折り畳ん
で内側に倒して底板の上面側に重ねるようにし、また、
容器状に組み立てて使用するに当たり、内部への収納物
の出し入れに当たっては折り畳み自在な前面扉壁部を折
り畳んだ状態で外側に回動して容器状の一側面を開口し
てここから収納物の出し入れを行うようにしており、更
に、この場合、折り畳み自在な前面扉壁部を折り畳んだ
状態で外側に回動して前面下扉の内面が上面側において
露出するように斜めに傾斜させて前面上扉と前面下扉と
の枢支部分を底板の設置面に載置させ、この斜めに傾斜
させた前面下扉を設置面から底板の上面に到る斜めに傾
斜した踏み板として利用し、この上を収納物を持って作
業者が歩いたり、あるいは一輪車に収納物を積んで移動
させたり、あるいは、ビールの樽などを転がして運んだ
りするようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に折り畳み自在な前面扉壁部を折り畳んだ状態で内側に
倒したり、外側に倒したりするに当たり、上記従来例に
おいては、前面の両側に垂直に起立する状態と底板の上
に重ねる状態との間で起倒自在となった支持壁部を配設
し、この支持壁部間に前面上扉と前面下扉とで構成され
る前面扉壁部を配置し、前面扉壁部は支持壁部が起立し
ている状態では内側に倒れることができず外側にのみ倒
れ可能であり、また支持壁部が底板の上に倒れている状
態では内側に倒れることができるような構成となってい
る。このため、従来にあっては、垂直に起立する状態と
底板の上に重ねる状態との間で起倒自在となった支持壁
部を必要として部材点数が増えて構造が複雑になるのみ
ならず、支持壁部を設ける分、前面扉壁部の横巾が狭く
なり、前面扉壁部を倒してこの部分を開口した場合の開
口巾が狭くなるという問題がある。
【0004】本発明を上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、前面扉
壁部を内側のみに倒したり、外側のみに倒したりするに
当たり従来のように支持壁部を必要とせず、前面扉壁を
倒してこの部分を開口した場合の開口巾を広く取れ、ま
た、部材点数が少なくて構造が簡略化できる折り畳みコ
ンテナを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の折り畳みコンテ
ナは、矩形状の底板2の四周に側壁板を回転自在に連結
して側壁板を起倒自在にした折り畳みコンテナであっ
て、少なくとも前面側の側壁板を前面上扉10と前面下
扉11とを回動自在に枢支した折り畳み自在な前面扉壁
部12により構成し、該折り畳み自在な前面扉壁部12
の前面下扉11の下端部両側が枢支部分となって折り畳
み自在な前面扉壁部12を折り畳んだ状態で底板2の上
面側に重ねる内側への回動と前面下扉11の内面部が上
面側に露出した状態で斜め外下方に向けて傾斜させる外
側への回動を自在としたものであって、前面下扉11の
枢支手段が枢支軸22と軸受け部19とで構成されると
共に枢支軸22と軸受け部19との軸支位置が上下方向
に移動自在とし、前面下扉11を上方に持ち上げた状態
で外側に倒れるのを可能とし且つ内側に倒れるのを阻止
し、且つ前面下扉を下方に降ろした状態で内側に倒れる
のを可能とし且つ外側に倒れるのを阻止するためのスト
ッパ手段を設け、前面下扉11と前面上扉10との各起
立状態を保持するロック手段を設けて成るものであっ
て、このような構成を採用することで、上記した従来例
の問題点を解決して本発明の目的を達成したものであ
る。
【0006】
【作用】しかして、上記のような構成の本発明によれ
ば、前面下扉11の枢支手段が枢支軸22と軸受け部1
9とで構成されると共に枢支軸22と軸受け部19との
軸支位置が上下方向に移動自在とし、前面下扉11を上
方に持ち上げた状態で外側に倒れるのを可能とし且つ内
側に倒れるのを阻止し、且つ前面下扉を下方に降ろした
状態で内側に倒れるのを可能とし且つ外側に倒れるのを
阻止するためのストッパ手段を設け、前面下扉11と前
面上扉10との各起立状態を保持するロック手段を設け
ることで、前面上扉10のみをロック手段を解除して外
側に倒して上部のみを開口して内部に収納物を出し入れ
する状態、前面上扉10のロック手段及び前面下扉11
のロック手段を解除して前面上扉10を前面下扉11を
重ねて折り畳んだ状態で内側に倒して全体をコンパクト
にする状態、前面上扉10のロック手段及び前面下扉1
1のロック手段を解除して前面上扉10を前面下扉11
を重ねて折り畳んだ状態で前面下扉11を上方に持ち上
げて外側に倒し、前面上扉10と前面下扉11との枢支
部分を地面のような底板2の設置面に載置させる状態と
が選択できるものである。
【0007】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図3図には本発明の折り畳みコン
テナの全体を示す組み立て前の分解斜視図、組み立て状
態の斜視図、折り畳み状態の斜視図を示している。そし
て折り畳みコンテナを構成する部材は合成樹脂により形
成してあって、強度を持たせるためにリブを形成してい
るが、上記図1乃至図3図に示す全体図においては作図
の都合上折り畳みコンテナを構成する部材に設けたリブ
を省略して図示している。一方、図4、図9、図10に
おいてはこれらの部材の詳細を示す部分においてリブを
形成した図面を示している。
【0008】折り畳みコンテナは、矩形状の底板2の四
周に側壁板を回転自在に連結して側壁板を起倒自在にし
て構成してある。そして、四周の側壁板のうち相対する
1対の側壁板はそれぞれ補助壁体3と側壁体6とで構成
され、他の相対する一対の側壁板はそれぞれ前面上扉1
0の下端部を前面下扉11の上端部に回動自在に枢支し
た前面扉壁部12により構成してある。
【0009】図1に示すように、底板2は矩形状をして
いて側面部に開口するフォークリフト用のフォーク差し
込み部1が設けてある。そして、この底板2はそれ自体
としても普通のパレットとして使用することができるも
のである。この底板2の上面部の4隅部分にはボルト挿
入孔13が設けてある。また、底板2の上面部の一対の
対向する2辺には支持孔40が設けてある。底板2の上
面部の他の一対の対向する2辺の略中央付近にははめ込
み孔24が設けてある。この底板2の上面の対向する2
辺に沿って補助壁体3が載置されてボルト4により上記
ボルト挿入孔13を利用して図9のようにナット44を
締め付けて着脱自在に取付けてある。この場合、支持孔
40には補助壁体3の下面部に垂下した支持突起(図示
せず)がはめ込まれるようになっている。
【0010】補助壁体3は上方及び対向する補助壁3と
の対向面側に向けて開口する複数の脚体はめ込み溝14
が設けてあり、両側端部に位置する脚体はめ込み溝14
の側面部には上下方向に長い上方及び側方に開口する軸
受け部5が設けてある。また、両側の脚体はめ込み溝1
4を除く他の脚体はめ込み溝14の底には上方に開口す
る係止溝9が設けてある。この係止溝9の底には水抜き
孔(図示せず)が設けてある。補助壁体3の両側端部に
は柱部16が一体に形成してあり、この柱部16は下部
が対向する補助壁3側に向けて突出しており、この柱体
16の下部の突出部分には側面及び上部が前面側に開口
したL状の溝状の軸受け部19が形成してある。柱体1
6の上下方向の略中央部の外面側には外倒れ防止突片5
0が突設してある。この外倒れ防止突片50は柱部16
ほ巾の略1/3の巾で柱部16の外側に片寄って位置
し、更に柱部16の上下方向の長さの略1/3の長さで
且つ柱部16の上下方向の略1/3の位置のところに位
置している。また、補助壁体3の両端部には上下に貫通
したボルト挿入孔46が設けてある。更に柱部16には
ロック凹部57が設けてある。
【0011】補助壁体3の上には側壁体6が載置自在と
なっている。この側壁体6の下端部には図1に示すよう
に、下方に向けて複数の脚体18を垂設してあり、複数
の脚体18のうち両側の脚体18の側端部に軸7が突設
してある。また、他の脚体18の下端部には倒れ防止用
脚部8が垂設してある。しかして、軸7を補助壁体3に
設けた軸受け部5に上方よりはめ込み、倒れ防止用脚部
8を脚体はめ込み溝14にはめ込み、図7に示すように
倒れ防止用脚部8を係止溝9にはめ込んで補助壁体3に
対して側壁体6が倒れるのを防止している。この倒れ防
止用脚部8を係止溝9にはめ込んだ状態では脚体18の
下端面が脚体はめ込み溝14の底面に載置され、また、
側壁体6の下面部の脚体18を垂設していない部分が補
助壁体3の上面部に載置されるものである。ここで補助
壁体3の上面部に係合孔20が設けてあり、側壁体6の
下面の脚体18間の部分に突設した係合突部(図示せ
ず)が上記係合孔20に係合される。側壁体6の両側の
上下方向の略下半分には外倒れ防止突片50及び内倒れ
防止片51が突設してある。外倒れ防止突片50と内倒
れ防止突片51とは上下に交互に設けてあり、外倒れ防
止突片50と内倒れ防止突片51とは平面視で巾方向に
おいて隙間を介して離れて位置している。また、側壁体
6の上下方向の略上部には上当たり突片55が突設して
ある。また、側壁体6にには側端部の上下方向の略中央
部及び上部にロック凹部57が設けてある。
【0012】前面扉壁部12は前面上扉10の下端部を
前面下扉11の上端部に回動自在に枢支して構成してあ
る。前面下扉11の下端部両側には枢支軸22が突設し
てあり、この枢支軸22を逆L状をした溝状の軸受け部
19に軸受け部19の開口からはめ込んで回動自在に軸
支してある。そして、枢支軸22は逆L状をした支持軸
挿入溝19の縦溝部に沿って上下移動自在であり、また
縦溝部の上端部から横溝部に沿って引き出すことで外部
に取り出すことができるようになっている。前面下扉1
1の下端面部には縦断面略1/4円形状をしたはめ込み
突部23が垂下してあり、前面下扉11を底板2に対し
て立てた状態ではめ込み突部23がはめ込み孔24には
め込まれ、前面下扉11が外側に倒れるのを防止するよ
うになっているが、はめ込み突部23が縦断面略1/4
円形状をしていることで、はめ込み状態において前面下
扉11が内側には倒れることができるようになってい
る。前面下扉11の両側部の巾方向の略中央部で且つ上
下方向の下部、中央、上部にはそれぞれ倒れ防止突部5
3が突設してある。下部の倒れ防止突部53の上半部の
外面側にはロック部材39を出し入れ自在に挿入したロ
ック用突部54が設けてあり、また、上部の倒れ防止用
突部53の上部にもロック用突部54が設けてある。前
面上扉10の両端部の外面部には当たり部56が突設し
てあり、前面上扉10を回動して立てた状態にすると当
たり部56が側壁体6の上当たり突片55に当たってそ
れ以上回動して倒れないようになっている。この前面上
扉10の当たり部56の側面からロック部材39が出し
入れ自在に設けてある。
【0013】ここで、ロック部材39とロック凹部57
とによりロック手段が形成してある。また、外倒れ防止
突片50と内倒れ防止突片51と倒れ防止突部53とで
前面下扉11を上方に持ち上げた状態で外側に倒れるの
を可能とし且つ内側に倒れるのを阻止し、且つ前面下扉
を下方に降ろした状態で内側に倒れるのを可能とし且つ
外側に倒れるのを阻止するためのストッパ手段が構成し
てある。
【0014】上記のように各部材を組み立てることで図
2に示すようなフォーク差し込み部1を有する底板2が
底部となった折り畳みコンテナを形成するものである。
この折り畳みコンテナは内部に収納物を入れ、フォーク
差し込み部1にフォークリフトのフォークを差し込んで
持ち上げて運ぶものである。そして、折り畳みコンテナ
内に収納物を出し入れするに当たっては、折り畳みコン
テナの上開口から出し入れができるだけでなく、前面上
扉10のロック部材39によるロックを外して前面上扉
10のみを前面下扉11の外側に重ねるように折り畳む
ことで、図5の実線のように折り畳みコンテナの側部の
上部を開口して収納物の出し入れを行うようにする。ま
た、前面上扉10のロック部材39及び前面下扉11の
ロック部材39を解除して前面上扉10を前面下扉11
に重ねて折り畳んだ状態で前面扉壁部12を上方に持ち
上げて外側に倒し、前面上扉10と前面下扉11との枢
支部分を図7のように地面のような底板2の設置面に載
置させ、この斜めに傾斜した前面下扉11の上を作業者
が歩いたり、一輪車を押して歩いたり、ビールの樽を転
ばして運んだりすることができるようになっている。と
ころで、上記のように前面上扉10を前面下扉11の外
面側に重ねるように折り畳んだ状態で、前面下扉11を
上方に引上げない状態では各倒れ防止突部53が各外倒
れ防止突片50に当接しているので外側に倒すことがで
きないが、図6のように前面下扉11を上方に引上げる
ことで、各倒れ防止突部53がそれぞれ外倒れ防止突片
50の上に抜けて外側には倒すことができるものであ
る。この時、前面下扉11を倒れ防止突部53が外倒れ
防止片50に当たらない位置まで引き上げるとちょうど
倒れ防止突部53が内倒れ防止片51に当たり、内側に
は倒すことができず、確実に外側にのみ倒すことができ
るのである。一方、収納物を収納せず、折り畳みコンテ
ナのみを搬送したり、保管しておく場合には、図5の状
態で前面扉壁部12を構成する前面上扉10及び前面下
扉11のロック部材39によるロックを外して図5の破
線のように前面上扉10及び前面下扉11を折り畳んで
底板2の上に重ねるものである。ここで、両側の前面扉
壁部12は折り畳んだ状態で底板2の上面部の両側にそ
れぞれ重ねられるものである。次に、両側壁体6を少し
上方に引き上げて倒れ防止用脚部8を係止溝9から抜き
取り、この状態で側壁体6を内側に倒し、まず、一方の
側壁体6を底板2の上に重ねた前面扉壁部12の上に重
ね、更にこの側壁体6の上にもう一つの側壁体6を重ね
て全体を折り畳むものである。上記折り畳みにおいて、
前面扉壁部12を構成する前面上扉10及び前面下扉1
1のロック部材39によるロックを外して前面上扉10
及び前面下扉11を折り畳んで底板2の上に重ねる場
合、前面上扉10及び前面下扉11のロック部材39に
よるロックを外すと、図5のように前面下扉11は上方
に持ち上げていないので各倒れ防止突部53が各内倒れ
防止突片51に当たらない位置関係となっており、この
ため、何の支障もなく前面上扉10を前面下扉11の外
面に重ねて折り畳んだ状態で前面下扉11を内側に倒し
て底板2の上に重ねることができるのであり、この時、
図5に示すように外倒れ防止片50が倒れ防止突部53
に対向しているため外側には倒れず内側にのみ確実に倒
すことができるものである。また、前面扉壁部12を完
全に取外したい場合には、前面上扉10のロック部材3
9を外して図5のように折り畳み、次に、図6のように
前面下扉11を上方に持ち上げて枢支軸22を逆L状を
した支持軸挿入溝19の縦溝部の上端まで引上げ、この
状態からさらに横溝部に沿って引き出すことで図8のよ
うに外部に取り出すものである。前面扉壁部12を取付
ける時は上記と逆の順序で行う。
【0015】また、本発明の折り畳みコンテナは前面扉
壁部12の枢支軸22を逆L状をした軸受け部19の開
口部から抜き取ることで前面扉壁部12を外し、更に、
側壁体6の軸7を軸受け部5の開口から抜き取ることで
側壁体6を外し、更に、ボルト4による固定を外すこと
で補助壁体3を取外し、フォーク差し込み部1を有する
底板2のみを普通のパレットと同様にして利用すること
ができるものである。
【0016】また、底板2として従来からあるフォーク
差し込み部1を有する底板2にボルト挿入孔13を設け
ることで簡単に本発明における折り畳みコンテナの底板
2として利用することができる。この場合、従来からあ
るフォーク差し込み部1を有する底板2に設けた水抜き
孔を利用してこれをボルト挿入孔13としてもよいもの
である。
【0017】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、前面
下扉の枢支手段が枢支軸と軸受け部とで構成されると共
に枢支軸と軸受け部との軸支位置が上下方向に移動自在
とし、前面下扉を上方に持ち上げた状態で外側に倒れる
のを可能とし且つ内側に倒れるのを阻止し、且つ前面下
扉を下方に降ろした状態で内側に倒れるのを可能とし且
つ外側に倒れるのを阻止するためのストッパ手段を設
け、前面下扉と前面上扉との各起立状態を保持するロッ
ク手段を設けてあるので、前面上扉のみをロック手段を
解除して外側に倒して上部のみを開口して内部に収納物
を出し入れする状態、前面上扉のロック手段及び前面下
扉のロック手段を解除して前面上扉を前面下扉を重ねて
折り畳んだ状態で内側に倒して全体をコンパクトにする
状態、前面上扉のロック手段及び前面下扉のロック手段
を解除して前面上扉を前面下扉を重ねて折り畳んだ状態
で前面下扉を上方に持ち上げて外側に倒し、前面上扉と
前面下扉との枢支部分を地面のような底板の設置面に載
置させる状態とが選択できるのはもちろんのこと、これ
らの使用形態の変更をするに当たり、従来のように支持
壁部を必要とせず、部材点数が少なくて構造が簡略化で
き、また、従来のように支持壁部を必要としないので、
前面扉壁を倒してこの部分を開口した場合の開口巾を広
く取れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略分解斜視図である。
【図2】同上の組み立て状態の概略斜視図である。
【図3】同上の折り畳み状態の概略斜視図である。
【図4】同上の組み立て状態の一部破断した側面図であ
る。
【図5】同上の前面上扉を前面下扉の外面側に重ねて折
り畳んだ状態の説明図である。
【図6】同上の前面上扉を前面下扉の外面側に重ねて折
り畳んだ状態で前面下扉を上方に引き上げている状態の
説明図である。
【図7】同上の前面上扉を前面下扉の外面側に重ねて折
り畳んだ状態で外側に倒した状態の説明図である。
【図8】同上の前面上扉を前面下扉の外面側に重ねて折
り畳んだ状態で取外している状態の説明図である。
【図9】同上の底板に補助壁体を取付けている部分の断
面図である。
【図10】同上のロック手段部分を示す図面であり、
(a)は非ロック状態を示す断面図であり、(b)はロ
ック状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 底板 10 前面上扉 11 前面下扉 12 前面扉壁部 19 軸受け部 22 枢支軸

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の底板の四周に側壁板を回転自在
    に連結して側壁板を起倒自在にした折り畳みコンテナで
    あって、少なくとも前面側の側壁板を前面上扉と前面下
    扉とを回動自在に枢支した折り畳み自在な前面扉壁部に
    より構成し、該折り畳み自在な前面扉壁部の前面下扉の
    下端部両側が枢支部分となって折り畳み自在な前面扉壁
    部を折り畳んだ状態で底板の上面側に重ねる内側への回
    動と前面下扉の内面部が上面側に露出した状態で斜め外
    下方に向けて傾斜させる外側への回動を自在としたもの
    であって、前面下扉の枢支手段が枢支軸と軸受け部とで
    構成されると共に枢支軸と軸受け部との軸支位置が上下
    方向に移動自在とし、前面下扉を上方に持ち上げた状態
    で外側に倒れるのを可能とし且つ内側に倒れるのを阻止
    し、且つ前面下扉を下方に降ろした状態で内側に倒れる
    のを可能とし且つ外側に倒れるのを阻止するためのスト
    ッパ手段を設け、前面下扉と前面上扉との各起立状態を
    保持するロック手段を設けて成ることを特徴とする折り
    畳みコンテナ。
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