JP2003183601A - ミシン目入り再剥離性テープ - Google Patents

ミシン目入り再剥離性テープ

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JP2003183601A
JP2003183601A JP2001382696A JP2001382696A JP2003183601A JP 2003183601 A JP2003183601 A JP 2003183601A JP 2001382696 A JP2001382696 A JP 2001382696A JP 2001382696 A JP2001382696 A JP 2001382696A JP 2003183601 A JP2003183601 A JP 2003183601A
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Kazuyuki Hiramatsu
和行 平松
Toru Maki
亨 真木
Tetsuyuki Utagawa
哲之 歌川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断刃等の切断具を用いなくても、再剥離性
テープを所定間隔で切断することができ、被着体に貼付
した後、必要に応じて容易に剥離することができ、再剥
離性テープをロール状に巻き取る際に浮き上がることが
なく、ミシン目の部分で千切られたテープのコピーをと
る際にミシン目の影がコピーに写ることを防ぐことがで
きるミシン目入り再剥離性テープを提供する。 【解決手段】 紙基材の裏面に再剥離性粘着剤層を設け
ているテープに、テープ長さ方向の所定間隔でテープ幅
方向に1mm以下の切れ目と1mm以下の継目からなる
ミシン目を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、所定間隔で容易に
切断することができるミシン目入り再剥離性テープに関
する。
【0002】
【従来の技術】書類などの特定の記載箇所に、裏面全体
又は両端部に再剥離性粘着剤層を設けた紙テープを貼付
して目隠し、修正などをする要望があり、また、目印と
して使用する要望もある。さらに、貼付した紙テープの
表面に筆記、捺印などをする要望もある。従来、この目
的のために、紙テープの裏面全体又は両端部に再剥離性
粘着剤層を設けている巻き取りテープを、切断刃を設け
ている収納ケースに収納した製品が市販されており、収
納ケースから巻き取りテープの必要な長さを引き出し、
収納ケースに設けられている切断刃でカットして、書類
などの特定の記載箇所に貼付することが行われている。
しかし、巻き取りテープ装填収納ケースは、嵩高いので
持ち運びには不便であるという欠点がある。また、テー
プを千切り易すくするために、ミシン目を設けることが
提案されている。しかし、通常のミシン目を設けたテー
プをロール状に巻き取ると、テープがミシン目の部分で
浮き上がり、均一に巻き取ることができないという欠点
がある。また、ミシン目の部分で千切られたテープで書
類の記載事項などを被覆隠蔽して、コピーをとる場合、
千切られたミシン目の部分で紙の繊維が毛羽立ち、ミシ
ン目の部分で影がコピーに写るという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、切断刃を用
いなくても、再剥離性テープを所定間隔で切断すること
ができ、切断した再剥離性テープを被着体に貼付した
後、必要に応じて容易に剥離することができ、再剥離性
テープをロール状に巻き取る際に浮き上がることがな
く、ミシン目の部分で千切られたテープのコピーをとる
際にミシン目の影がコピーに写ることを防ぐことができ
るミシン目入り再剥離性テープを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、本発明を完成するに
至った。すなわち、本発明は、紙基材の裏面に再剥離性
粘着剤層を設けているテープに、テープ長さ方向の所定
間隔でテープ幅方向に1mm以下の切れ目と1mm以下
の継目からなるミシン目を設けていることを特徴とする
ミシン目入り再剥離性テープを提供するものである。ま
た、本発明は、上記ミシン目入り再剥離性テープにおい
て、ミシン目の両端部に切り込みが設けられているミシ
ン目入り再剥離性テープを提供するものである。また、
本発明は、上記ミシン目入り再剥離性テープにおいて、
切り込みの長さが2mm以上かつテープ幅の80%以下
であるミシン目入り再剥離性テープを提供するものであ
る。また、本発明は、上記ミシン目入り再剥離性テープ
において、切り込みが、テープ長さ方向の所定間隔で設
けられているミシン目の2個以上の複数個目毎に設けら
れているミシン目入り再剥離性テープを提供するもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のミシン目入り再剥離性テ
ープは、図1に示した1実施例のごとく、1mm以下の
切れ目と1mm以下の継目からなるミシン目2を設け、
さらに2個目毎のミシン目2の両端部に切り込み3が設
けられ、巻き取りロールの形態にしたものである。ま
た、再剥離性粘着剤層4は、ミシン目入り再剥離性テー
プ1の紙基材5の裏面に設けられている。本発明のミシ
ン目入り再剥離性テープ1において、紙基材5として
は、種々の紙が使用できるが、例えば上質紙、再生紙が
挙げられる。紙基材5は、白だけでなく、黄色、緑色、
ピンク色などのカラーに着色されていてもよい。紙基材
5は、本発明のミシン目入り再剥離性テープ1が記載事
項の隠蔽用に用いられる場合は、隠蔽性を有することが
好ましい。隠蔽性紙基材としては、木材パルプに顔料や
填料などを添加して得られる紙等が挙げられる。紙基材
5の重さは、特に制限ないが、通常50〜200g/m
であればよく、好ましくは60〜100g/mであ
る。紙基材5の長さは、要求されるミシン目の数、各ミ
シン目間の間隔等に応じて適宜選定すればよいが、ミシ
ン目入り再剥離性テープ1を巻き取りロールの形態にす
る場合は、通常2〜20mである。巻き取りロールの幅
は、用途に応じて適宜選定すればよいが、通常8〜10
0mmである。
【0006】ミシン目2は、図1のAの部分を拡大した
図2で示したように、切れ目(カット)2aと継目(タ
イ)2bが順次繰り返された構成になったものであり、
切断刃等の切断具を用いなくても容易に切断することが
できる機能を有する。本発明のミシン目入り再剥離性テ
ープ1で設けるミシン目2は、1mm以下の切れ目2a
と1mm以下の継目2bから構成されるものであり、
0.1〜0.8mmの切れ目と0.05〜0.5mmの
継目から構成されるものが好ましく、0.3〜0.6m
mの切れ目と0.1〜0.3mmの継目から構成される
ものが特に好ましい。ミシン目2を設けることにより、
テープを巻き取る際に、巻き取られたテープがミシン目
2の部分で浮き上がることを防止できるだけでなく、ミ
シン目2を設けたことが外観上識別しにくいため必要な
長さのテープをミシン目2の有無を気にすることなく使
用することができる。また、ミシン目2は、書類の記載
事項などを本発明の再剥離性テープで被覆隠蔽して、コ
ピーをとる場合、切り口において紙の繊維が毛羽立つこ
とがなく、ミシン目2の部分で影がコピーに写ることを
防止できる。
【0007】ミシン目2は、テープの幅方向に設けられ
る。ミシン目2は、テープの長さ方向に直角に設けるこ
とが好ましい。また、ミシン目2は、テープ幅の全体に
設けることが好ましい。ミシン目2は直線状が好まし
い。ミシン目2は、テープの長さ方向に所定間隔毎に設
けられる。ミシン目2と隣のミシン目2との間隔は、適
宜選定すればよいが、30〜200mm程度が好まし
い。各ミシン目2の間隔は、同一であってもよいし、そ
れぞれ異なってもよい。ミシン目2の両端部には、切り
込み3を設けることが好ましい。切り込み3は、テープ
の端部から設けることが好ましい。切り込み3の長さ
は、適宜選定すればよいが、2mm以上であることが好
ましく、4mm以上であることが特に好ましい。また、
同時に、両切り込み3の合計長さはテープ幅の80%以
下であることが好ましく、テープ幅の20〜80%であ
ることがより好ましい。両端部の2つの切り込み3の長
さの違いは、±10%以内であることが好ましい。両端
部の切り込み3は、テープ長さ方向の所定間隔で設けら
れているミシン目2毎に設けてもよいが、2以上の複数
個目毎に設けることもできる。
【0008】本発明のミシン目入り再剥離性テープ1に
おいては、紙基材5の裏面に再剥離性粘着剤層4が設け
られている。図1においては、再剥離性粘着剤層4は、
ロール内面に設けられている。本発明のミシン目入り再
剥離性テープ1の再剥離性粘着剤層4は、JIS Z0
237の180度引き剥がし法による接着力が0.1〜
2N/25mm程度で粘着剤が被着体に転移することが
ほとんどない再剥離性粘着剤で構成することが好まし
く、貼付及び剥離が繰り返し行うことができる再剥離性
粘着剤で構成することが特に好ましい。再剥離性粘着剤
層4は、紙基材5の全裏面に設けてもよいし、断続的に
設けてもよく、また紙基材5の裏面の幅方向の両端部に
設けてもよい。また、再剥離性粘着剤層4を紙基材5の
裏面の幅方向の両端部に設ける場合、さらにミシン目2
又は切り込み3付きミシン目2に沿って再剥離性粘着剤
層4を設けてもよい。再剥離性粘着剤層4の厚みは、特
に制限ないが、通常10〜200μmであればよく、好
ましくは15〜50μmである。
【0009】再剥離性粘着剤層4の再剥離性粘着剤とし
ては、例えば、アクリル樹脂系粘着剤、ウレタン樹脂系
粘着剤、ゴム系粘着剤などが挙げられる。これらの中
で、アクリル樹脂系粘着剤が好ましく、微小球状のアク
リル樹脂系粘着剤が安定した接着力を得やすいので特に
好ましい。アクリル樹脂系粘着剤の具体例としては、ア
クリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アク
リル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸−2−
エチルヘキシル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブ
チル、アクリロニトリルなどの単独重合体もしくは共重
合体などが挙げられる。合成ゴム系粘着剤の具体例とし
ては、スチレン−ブタジエンゴム、ポリイソブチレンゴ
ム、イソブチレン−イソプレンゴム、イソプレンゴム、
スチレン−イソプレンブロック共重合体、スチレン−ブ
タジエンブロック共重合体、スチレン−エチレン−ブチ
レンブロック共重合体、エチレン−酢酸ビニル熱可塑性
エラストマーなどが挙げられる。これらの粘着剤は、1
種単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることがで
きる。
【0010】また、再剥離性粘着剤層4は、シリカ、タ
ルク、クレー、酸化チタン、酸化アルミニウム、炭酸カ
ルシウムなどの填料を含むことができる。填料を含有さ
せることにより、隠蔽性を向上させることができる。ま
た、上記再剥離性粘着剤層4には、さらに必要に応じて
粘着付与剤、軟化剤、老化防止剤などを配合することが
できる。粘着付与剤としては、ロジン系樹脂、テルペン
フェノール樹脂、テルペン樹脂、芳香族炭化水素変性テ
ルペン樹脂、石油樹脂、クマロン・インデン樹脂、スチ
レン系樹脂、フェノール系樹脂、キシレン樹脂などが挙
げられる。軟化剤としては、プロセスオイル、液状ゴ
ム、可塑剤などが挙げられる。再剥離性粘着剤層4に
は、着色剤を含んでもよい。着色剤としては、染料又は
顔料のいずれでもよく、あるいはそれらの混合物でもよ
い。着色剤の含有量は、所望の着色となるように調整す
ればよい。再剥離性粘着剤層4は、種々の方法で形成で
き、その方法としては、特に制限なく種々の方法を用い
ることができ、例えば、再剥離性粘着剤をエアーナイフ
コーター、ブレードコーター、バーコーター、グラビア
コーター、ロールコーター、カーテンコーター、ダイコ
ーター、ナイフコーター、スクリーンコーター、マイヤ
ーバーコーター、キスコーターなどで塗布し乾燥する方
法等が挙げられる。
【0011】本発明のミシン目入り再剥離性テープ1
は、ロール状に巻き取った形態にすることが好ましい。
このようにして、再剥離性粘着剤層4表面を保護して、
その表面の汚れを防止することができる。なお、ロール
状に巻き取ったミシン目入り再剥離テープ1の引き出し
を容易にするために、必要により、紙基材5の表面に筆
記性や印刷性を阻害しない公知の剥離剤による剥離処理
を行なってもよい。また、剥離シート基材に剥離剤によ
る剥離処理した剥離シートで再剥離性粘着剤層4の表面
を覆ってもよい。前記剥離剤の代表例としては、長鎖ア
ルキル系樹脂、フッ素系樹脂等が挙げられる。剥離シー
トの厚みは、特に制限されず、適宜選定すればよい。
【0012】本発明のミシン目入り再剥離性テープ1
は、必要に応じて紙基材5の表面に印刷を施し、紙基材
5の裏面に再剥離性粘着剤を塗布、乾燥させて再剥離性
粘着剤層4を形成し、次に、テープ長さ方向の所定間隔
でテープ幅方向にミシン目2を設け、さらに必要に応じ
てミシン目2の両端部に切り込み3を設けることによ
り、製造することができる。ミシン目2と切り込み3
は、同時に設けてもよいし、順次設けてもよい。なお、
広幅の紙基材5に再剥離性粘着剤層4を形成した再剥離
性テープを、ロール状に巻き取り、その後、巻き取った
ロールから再剥離性テープを送り出し、上記と同様にミ
シン目2及び必要に応じて切り込み3を設け、更にミシ
ン目入り再剥離性テープ1を幅方向に適当な間隔でスリ
ッターで切断し、複数のミシン目入り再剥離性テープ1
の巻き取りロールを製造することができる。
【0013】本発明のミシン目入り再剥離性テープ1
は、ミシン目2の部分で容易に切断することができ、ミ
シン目2の両端に切り込み3を設けた部分では、さらに
容易に切断することができ、切断した再剥離性テープを
任意の被着体に貼付することができる。本発明のミシン
目入り再剥離性テープ1のミシン目2におけるJIS
P8113に準じた引張強さは70N/25mm以下、
1N/25mm以上が好ましく、さらに40N/25m
m以下、1N/25mm以上が好ましい。引張強さが7
0N/25mmを超えると千切ることが容易でなくな
り、また、1N/25mmより低いと製造時の断紙が発
生する恐れがある。図1で示した切り込み3をミシン目
2の2個目毎に設けて使用するミシン目入り再剥離性テ
ープ1の例としては、送り状と受領票からなる配送伝票
や、送信票と返信票からなる送信返信伝票などが挙げら
れる。また、切り込み3をミシン目2の2個以上の複数
個目毎に設けて使用するミシン目入り再剥離性テープ1
の例としては、特定の部品の品番等を複数個印刷し、そ
の部品に貼付して、各工程毎に1つづつミシン目2から
切り離して管理表に貼付する工程管理ラベルなどが挙げ
られる。
【0014】さらに、本発明のミシン目入り再剥離性テ
ープ1は、被着体保護テープとして用いることができ
る。被着体保護テープは、再剥離性粘着剤層4が紙基材
5の裏面のテープ幅方向の両端部に設けられ、中央部に
は再剥離性粘着剤層4が設けられていないものであり、
被着体の保護部にテープの中央部を配置するようにし、
保護部を覆うようにテープを貼着して、保護部を保護す
ると同時に保護部への粘着剤転移を防ぐものである。
【0015】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。ただし、本発明は、これらの例によって、何ら限定
されるものではない。 (評価)なお、実施例及び比較例で得られた再剥離性テ
ープの諸物性を以下に示す要領に従い測定した。 (1)引張強さ JIS P8113に準じ、つかみ間隔44mm、引張
速度30mm/minで測定した。なお、ミシン目を設
けた場合は前記つかみ間隔44mmの中央にそのミシン
目が来るようにして測定した。 (2)千切れ性試験 再剥離性テープのミシン目部分で、比較例1だけはミシ
ン目のない部分で千切り、その時の千切れ性を次の基準
で評価した。 ◎:非常に容易に切断できた。 ○:容易に切断できた。 ×:千切ることが困難であった。 (3)複写試験 再剥離性テープをミシン目で、比較例1だけはミシン目
のない部分で千切り取り、印刷物の所定の個所に貼付
し、その面をコピー機で複写して、次の基準で評価し
た。 ○:コピーにはミシン目の部分による影が写っていな
い。 ×:コピーにはミシン目の部分が毛羽立つことにより生
じた影が写っていた。 (4)外観評価 ロール状に巻き取った再剥離性テープの外観を、次の基
準で評価した。 ○:ミシン目の部分で浮き上がることなく、巻き取られ
ている。 ×:外周部において、ミシン目の部分で浮き上がりが生
じている。
【0016】実施例1 紙基材(上質紙81.4g/m、幅250mm、長さ
10m)の全裏面に、再剥離性粘着剤(樹脂成分:微小
球状アクリル系粘着剤)95質量部(固形分)及び着色
剤(酸化チタン)5質量部(固形分)の混合物を水で希
釈して濃度30質量%の塗布液を作成した。この塗布液
をナイフコーターにより塗布・乾燥して、再剥離性粘着
剤層(厚み:20μm)を設け、再剥離性テープを作成
した。接着力はJIS Z0237の180度引き剥が
し法で測定し、0.93N/25mmであった。さら
に、再剥離性テープは、ロール状に巻き取り、その後、
巻き取ったロールから再剥離性テープを送り出し、再剥
離性テープの長さ方向に75mm毎に、テープ幅方向に
ミシン目(切れ目0.5mm、継目0.2mm)を設
け、さらに、スリッターでテープ幅方向に25mm間隔
に切断し、ミシン目入り再剥離性テープ巻き取りロール
10個を製造した。得られたミシン目入り再剥離性テー
プ1の物性を表1に示した。
【0017】実施例2 テープ幅方向に25mm間隔で切断した後、ミシン目毎
の両端部に長さ2mmの切り込みを設けたこと以外は、
実施例1と同様にしてミシン目入り再剥離性テープ巻き
取りロールを製造した。得られたミシン目入り再剥離性
テープの物性を表1に示した。
【0018】実施例3 テープ幅方向に25mm間隔で切断した後、ミシン目毎
の両端部に長さ4mmの切り込みを設けたこと以外は、
実施例1と同様にしてミシン目入り再剥離性テープ巻き
取りロールを製造した。得られたミシン目入り再剥離性
テープの物性を表1に示した。
【0019】実施例4 テープ幅方向に25mm間隔で切断した後、ミシン目2
個目毎の両端部に長さ9mmでテープ幅の72%に当た
る切り込みを設けたこと以外は、実施例1と同様にして
ミシン目入り再剥離性テープ巻き取りロールを製造し
た。得られたミシン目入り再剥離性テープの物性を表1
に示した。なお、引張強さ、千切れ性試験及び複写試験
は、ミシン目だけの部分と切り込みを設けたミシン目を
それぞれ測定した。
【0020】比較例1 ミシン目を設けないこと以外は、実施例1と同様にして
再剥離性テープ巻き取りロールを製造した。得られた再
剥離性テープの物性を表1に示した。
【0021】比較例2 切れ目3mm、継目1mmのミシン目を設けたこと以外
は、実施例1と同様にしてミシン目入り再剥離性テープ
巻き取りロールを製造した。得られたミシン目入り再剥
離性テープの物性を表1に示した。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明のミシン目入り再剥離性テープ
は、切断刃等の切断具を用いなくても、再剥離性テープ
を所定間隔で切断することができ、被着体に貼付した
後、コピー機で複写してもミシン目による影が発生する
ことなく、ロール状の再剥離性テープの外観も良好であ
り、さらにミシン目の2個以上の複数個目毎の両端部に
切り込みを設けることにより、容易にその切り込みの入
ったミシン目から切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のミシン目入り再剥離性テ
ープの斜視図を示したものである。
【図2】 図1のAの部分の拡大図を示したものであ
る。
【符号の説明】
1 ミシン目入り再剥離性テープ 2 ミシン目 2a ミシン目の切れ目(カット) 2b ミシン目の継目(タイ) 3 切り込み 4 再剥離性粘着剤層 5 紙基材
フロントページの続き (72)発明者 歌川 哲之 東京都板橋区本町23番23号 リンテック株 式会社内 Fターム(参考) 4J004 AA05 AA10 AA14 AA18 AB01 CB02 CC06 EA01 4J040 CA081 DA141 DE031 DF001 DF011 DF041 DF051 DF081 DM011 JA09 JB09 KA26 KA42 PA23 PA42

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙基材の裏面に再剥離性粘着剤層を設けて
    いるテープに、テープ長さ方向の所定間隔でテープ幅方
    向に1mm以下の切れ目と1mm以下の継目からなるミ
    シン目を設けていることを特徴とするミシン目入り再剥
    離性テープ。
  2. 【請求項2】ミシン目の両端部に切り込みが設けられて
    いる請求項1記載のミシン目入り再剥離性テープ。
  3. 【請求項3】切り込みの長さが2mm以上かつテープ幅
    の80%以下である請求項2記載のミシン目入り再剥離
    性テープ。
  4. 【請求項4】切り込みが、テープ長さ方向の所定間隔で
    設けられているミシン目の2個以上の複数個目毎に設け
    られている請求項2又は3記載のミシン目入り再剥離性
    テープ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007125830A1 (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Hitachi Chemical Company, Ltd. 接着材テープ
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JP2020200384A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 株式会社マツザキ 装飾用粘着テープ

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