JP2003182049A - インクジェットプリンタ用のディスプレイボード及びディスプレイボードプリント用のインクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ用のディスプレイボード及びディスプレイボードプリント用のインクジェットプリンタ

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JP2003182049A
JP2003182049A JP2001390761A JP2001390761A JP2003182049A JP 2003182049 A JP2003182049 A JP 2003182049A JP 2001390761 A JP2001390761 A JP 2001390761A JP 2001390761 A JP2001390761 A JP 2001390761A JP 2003182049 A JP2003182049 A JP 2003182049A
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勝 大西
Katsuhisa Tsuchiya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイボードの前端と後端の掴み代部
分をそれよりも内側のディスプレイボード部分からカッ
ター等を用いずに手等により手数を掛けずに容易かつ迅
速に分離できるディスプレイボードを得る。 【解決手段】 ディスプレイボード50の前端と後端の
掴み代部分52とそれよりも内側の絵図又は文字をプリ
ント可能なディスプレイボード部分54との境界線部分
56に、その掴み代部分52とそれよりも内側のディス
プレイボード部分54とを分離するための切り込み60
を設ける。そして、その切り込み60を境に、ディスプ
レイボード50をV字状等に折り曲げることにより、そ
の掴み代部分52をそれよりも内側のディスプレイボー
ド部分54から分離できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタを用いて絵図又は文字をプリントするインクジェ
ットプリンタ用のディスプレイボードと、該ディスプレ
イボードに絵図又は文字をプリントするディスプレイボ
ードプリント用のインクジェットプリンタとに関する。
【0002】
【従来の技術】屋内広告の大型パネル写真等には、1〜
20mmの厚さの発泡スチロール樹脂等からならる厚い
板状のディスプレイボード表面に、インクジェットプリ
ンタにより、絵図又は文字がプリントされたものがあ
る。このディスプレイボード表面に絵図又は文字をプリ
ントするインクジェットプリンタには、一般に、フラッ
トベッドタイプのプリンタが用いられる。フラットベッ
ドタイプのプリンタは、図5に示したように、平面状を
した広いプラテン面92を持つベッド90を備えてい
る。このプリンタによれば、大型で厚い板状のディスプ
レイボード50の全体を、ベッド90の広いプラテン面
92に安定させて搭載して固定できる。次いで、そのプ
ラテン面92に搭載されたディスプレイボード50上方
をインクジェットヘッド10をディスプレイボード50
表面とほぼ平行な縦横方向(X−Y方向)に移動させな
がら、そのインクジェットヘッド10下面に並ぶ所定の
ノズル(図示せず)からインク滴をディスプレイボード
50方向に噴射させて、そのインク滴をディスプレイボ
ード50表面にドット状に着弾させることができる。そ
して、複数のインクのドットの配列からなる絵図又は文
字をディスプレイボード50表面の全体に無理なく自在
に縁なしプリントできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このフ
ラットベッドタイプのプリンタは、上記のように、広い
プラテン面92を持つ大型のベッド90を備えているた
めに、その設置場所を大きく占有してしまった。また、
大掛かりな大型装置のため、その設備コストが嵩む等の
難点があった。
【0004】このようなフラットベッドタイプのインク
ジェットプリンタの難点を解消可能なプリンタとして、
ペーパームービングタイプのインクジェットプリンタが
ある。このペーパームービングタイプのプリンタは、図
6に示したように、そのディスプレイボードを搭載する
プラテン20が、前後幅の狭いほぼ蒲鉾状をしている。
そのために、その設置場所が狭くて済む。また、小型化
でき、その設備コストを抑えることができる。従って、
一般に汎用されているインクジェットプリンタには、こ
のペーパームービングタイプが多い。
【0005】このペーパームービングタイプのプリンタ
によれば、図6に示したように、その前後幅(X方向
幅)の狭いプラテン20上にディスプレイボード50を
搭載して、そのディスプレイボード50上方をインクジ
ェットヘッド10をディスプレイボード50表面とほぼ
平行な左右方向(Y方向であって、図6の表裏面方向)
に移動させながら、そのインクジェットヘッド10下面
に並ぶ所定のノズル12からインク滴をディスプレイボ
ード50方向に噴射させて、そのインク滴をディスプレ
イボード50表面にドット状に着弾させたり、そのディ
スプレイボード50をプラテン20上を前後方向(X方
向)に移動させたりできる。そして、そのディスプレイ
ボード50表面に、複数のインクのドットの配列からな
る絵図又は文字をプリントできる。
【0006】しかしながら、このペーパームービングタ
イプのプリンタを用いて、ディスプレイボード表面に絵
図又は文字をプリントした場合には、図7に示したよう
に、その前後幅の狭いプラテン20上に搭載された厚い
板状の大型のディスプレイボード50の前端部又は後端
部(図では後端部)が、プラテン20前方又は後方に長
く突き出た状態となった際に、ディスプレイボード50
が、そのプラテン20前方又は後方に突き出たディスプ
レイボード50の前端部又は後端部の自重を受けて、プ
ラテン20前方又は後方に傾いてしまった。そして、プ
ラテン20上のディスプレイボード50部分が、プラテ
ン20上方に浮き上がって、プラテン20上方に配置さ
れたインクジェットヘッド10下面に接触した状態とな
ってしまった。そして、そのプラテン20上に搭載され
たディスプレイボード50部分表面にインクジェットヘ
ッド10下面のノズル12から噴射させたインク滴を的
確にドット状に着弾させることが不可能となってしまっ
た。そのために、そのディスプレイボード50表面に絵
図又は文字を的確にプリントできなくなってしまった。
【0007】また、このペーパームービングタイプのプ
リンタを用いてディスプレイボード50表面に絵図又は
文字をプリントした場合には、そのディスプレイボード
50の前端部分と後端部分とに、インクジェットプリン
タにより、絵図又は文字をプリント不可能な領域(図示
せず)が発生してしまった。また、それに加えて、その
ディスプレイボードの前端部分と後端部分とに、インク
ジェットプリンタにより、絵図又は文字をプリント不可
能となる可能性のある不定領域(図示せず)が存在する
こととなってしまった。このディスプレイボード50の
前端部分と後端部分とに絵図又は文字をプリント不可能
な領域が発生する原因を説明すると、図7に示したよう
に、ペーパームービングタイプのプリンタにおいては、
ディスプレイボード50を送りローラ24と押えローラ
26との間に挟み込んで、送りローラ24を前後方向
(X方向)に回転させることにより、ディスプレイボー
ド50をプラテン20上をその前後方向に移動させてい
るからである。そして、そのディスプレイボード50を
送りローラ24からX方向に距離Hだけ離れたインクジ
ェットヘッド10下面に並ぶノズル12下方のプラテン
20部分上に送り込んでいるからである。そして、その
インクジェットヘッド下面のノズル12下方に送り込ま
れたディスプレイボード50部分表面に、インクジェッ
トヘッドのノズル12から噴射されるインク滴により、
絵図又は文字をプリントしているからである。そのため
に、図8に示したように、ディスプレイボード50の前
端縁又は後端縁(図では後端縁)が送りローラ24と押
えローラ26との間に到達した状態となった後には、そ
れ以上に、そのディスプレイボード50を、プラテン2
0上をインクジェットヘッド10の下方方向にさらに移
動させようとすると、そのディスプレイボード50が送
りローラ24と押えローラ26との間から脱落してしま
うからである。そして、そのディスプレイボード50を
インクジェットヘッド10の下方に送り込むことができ
なくなってしまうからである。その結果、上記Hの幅の
絵図又は文字をプリント不可能な領域が、そのディスプ
レイボード50の前端部分と後端部分とに発生しまうか
らである。また、ディスプレイボード50の前端部分と
後端部分とに絵図又は文字をプリント不可能となる可能
性のある不定領域が存在する原因を説明すると、ディス
プレイボード50をプラテン20上に搭載してプラテン
20上の所定部位に手動等によりセッティングした際
に、そのディスプレイボード50のセッティング位置が
正規の位置からプラテン20の前後方向(X方向)に若
干ずれてしまう可能性があるからである。その結果、イ
ンクジェットプリンタを駆動させるコンピュータが認識
している、ディスプレイボード50表面の絵図又は文字
をプリント可能な領域と、プラテン20上にセッティン
グされた実際のディスプレイボード50の絵図又は文字
をプリント可能な領域との間に、前後方向(X方向)の
若干のずれが生じてしまう可能性があるからである。
【0008】そのために、このペーパームービングタイ
プのプリンタを用いてディスプレイボード50表面に絵
図又は文字をプリントする場合には、図9に示したよう
に、そのディスプレイボード50の前端縁と後端縁と
に、上記の絵図又は文字をプリント不可能な領域と不定
領域とを合わせた帯状の掴み代部分52を残して、それ
よりも内側のディスプレイボード部分54表面に絵図又
は文字をプリントしている。そして、その後に、そのデ
ィスプレイボード50の前端と後端の掴み代部分52
を、それよりも内側の絵図又は文字がプリントされたデ
ィスプレイボード部分54から、カッター等により、切
り離している。そして、表面全体に絵図又は文字が縁な
しプリントされたディスプレイボード50を得ている。
【0009】しかしながら、このディスプレイボードの
前端と後端の掴み代部分52を、それよりも内側の絵図
又は文字がプリントされたディスプレイボード部分54
からカッター等により切り離す作業は、多大な手数を要
した。そのために、この掴み代部分52の切り離し作業
が、ペーパームービングタイプのインクジェットプリン
タを用いたディスプレイボード50の絵図又は文字のプ
リント作業の効率を大幅に低下させていた。
【0010】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、ペーパームービングタイプのインクジェット
プリンタを用いてディスプレイボード表面に絵図又は文
字をプリントした後に、そのディスプレイボードの前端
と後端の掴み代部分を、それよりも内側の絵図又は文字
がプリントされたディスプレイボード部分から手数を掛
けずに容易かつ迅速に切り離すことのできる、ペーパー
ムービングタイプのプリンタ用のディスプレイボード
(以下、ディスプレイボードという)を提供すること
を、第1の目的としている。また、ペーパームービング
タイプのインクジェットプリンタを用いてディスプレイ
ボード表面に絵図又は文字をプリントした際に、前後幅
の狭いプラテンの前方又は後方に突き出た厚い板状のデ
ィスプレイボードの前端部分又は後端部分の自重を受け
て、そのディスプレイボードがプラテンの前方又は後方
に傾き、そのディスプレイボードがプラテン上方に配置
されたインクジェットヘッド下面に接触した状態となる
のを防ぐことのできる、ディスプレイボードプリント用
のペーパームービングタイプのインクジェットプリンタ
(以下、インクジェットプリンタという)を提供するこ
とを、第2の目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明のディスプレイボードは、ペーパー
ムービングタイプのインクジェットプリンタのプラテン
上を前後方向に移動させて、インクジェットヘッドのノ
ズルから噴射されるインク滴により、その表面に複数の
インクのドットの配列からなる絵図又は文字をプリント
するディスプレイボードであって、そのディスプレイボ
ードの前端と後端の絵図又は文字をプリント不可能な領
域と絵図又は文字をプリント不可能となる可能性のある
不定領域とを合わせた掴み代部分とそれよりも内側の絵
図又は文字をプリント可能なディスプレイボード部分と
の境界線部分に、該ディスプレイボード前端の掴み代部
分とそれよりも内側のディスプレイボード部分、及び該
ディスプレイボード後端の掴み代部分とそれよりも内側
のディスプレイボード部分を分離するための切り込みが
設けらていることを特徴としている。
【0012】このディスプレイボードにおいては、ペー
パームービングタイプのインクジェットプリンタを用い
てディスプレイボード表面に絵図又は文字をプリントし
た後に、そのディスプレイボードの絵図又は文字がプリ
ントされていない前端と後端の掴み代部分と、それより
も内側の絵図又は文字がプリントされたディスプレイボ
ード部分との、境界線部分に設けられた切り込みを利用
して、その切り込みを境に、ディスプレイボード前端と
後端の掴み代部分をそれよりも内側のディスプレイボー
ド部分に対してV字状等に手等により折り曲げることに
より、その掴み代部分をそれよりも内側のディスプレイ
ボード部分からカッター等を用いずに手数を掛けずに容
易かつ迅速に分離できる。
【0013】本発明のディスプレイボードにおいては、
前記切り込みを、ディスプレイボードの境界線部分に、
ディスプレイボードの表裏の両側から設けると良い。そ
の場合には、上記のようにして、その切り込みを境に、
掴み代部分をそれよりも内側のディスプレイボード部分
に対してV字状等に手等により折り曲げて、掴み代部分
をそれよりも内側のディスプレイボード部分から分離し
た際に、その掴み代部分が分離されたディスプレイボー
ドの端縁を、カッター等の刃物により切断されたのと同
様な、凹凸のない美麗な線状に形成できる。その結果、
その掴み代部分が分離されたディスプレイボードの端縁
を、カッター等により線状に美麗に修正切断し直す必要
がなくなる。
【0014】また、本発明のディスプレイボードにおい
ては、前記ディスプレイボードの境界線部分にディスプ
レイボードの表裏の両側から設けた切り込みの合計深さ
を、ディスプレイボードの厚さの約2/3以上であっ
て、かつ、その切り込みを境に前記掴み代部分がそれよ
りも内側のディスプレイボード部分に対して掴み代部分
の自重により折れ曲がらずにその内側のディスプレイボ
ード部分とほぼ平面状に連なった状態に保持される深さ
とすると良い。その場合には、上記のようにして、その
切り込みを境に、掴み代部分をそれよりも内側のディス
プレイボード部分に対してV字状等に手等により折り曲
げて、掴み代部分をそれよりも内側のディスプレイボー
ド部分から分離した際に、その切り込みの合計深さがデ
ィスプレイボードの厚さの約2/3以上と深いために、
その切り込みを境に、掴み代部分をそれよりも内側のデ
ィスプレイボード部分から抵抗なく容易かつ円滑に分離
できる。また、切り込みが深くなり過ぎたために、ディ
スプレイボードのハンドリング途中等に、その切り込み
を境に掴み代部分がそれよりも内側のディスプレイボー
ド部分に対して掴み代部分の自重により折れ曲がってし
まうのを、防ぐことができる。そして、その掴み代部分
がそれよりも内側のディスプレイボード部分から分離し
てしまたり、あるいは、その掴み代部分をインクジェッ
トプリンタの送りローラと押えローラとの間に的確に挟
み込んで、それよりも内側のディスプレイボード部分を
プラテン上をインクジェットヘッド下方に的確に送り込
めなくなったりするのを、防ぐことができる。
【0015】また、本発明のディスプレイボードにおい
ては、インクジェットプリンタにより絵図又は文字がプ
リントされるディスプレイボード表面部分に、インクジ
ェットプリント用の受像層が設けられたシートを貼着す
ると良い。その場合には、そのディスプレイボード表面
部分に貼着されたインクジェットプリント用の受像層が
設けられたシート表面に、インクジェットヘッドのノズ
ルから噴射させたインク滴を、広く染込ませずに、小径
のドット状に着弾させることができる。そして、そのシ
ート表面に、複数のインクのドットの配列からなる滲み
のない鮮明な高精度の絵図又は文字をプリントできる。
【0016】前記の第2の目的を達成するために、本発
明のインクジェットプリンタは、本発明のディスプレイ
ボードをプラテン上に搭載して該プラテン上を前後方向
に移動させるペーパームービングタイプのインクジェッ
トプリンタであって、そのプラテンの前方と後方とに、
プラテン前方に突き出たディスプレイボードの前端部分
を支持して、そのプラテン前方に突き出たディスプレイ
ボードの前端部分の自重を受けて、プラテン上に搭載さ
れたディスプレイボードがプラテン前方に傾くのを防ぐ
ための第1支持腕と、プラテン後方に突き出たディスプ
レイボードの後端部分を支持して、そのプラテン後方に
突き出たディスプレイボードの後端部分の自重を受け
て、プラテン上に搭載されたディスプレイボードがプラ
テン後方に傾くのを防ぐための第2支持腕とが、着脱可
能に備えられていることを特徴としている。
【0017】このディスプレイボードプリント用のイン
クジェットプリンタにおいては、厚い板状のディスプレ
イボードの前端がプラテン前方に突き出た状態となった
際に、そのプラテン前方に突き出たディスプレイボード
の前端部分を、第1支持腕により支持できる。そして、
そのディスプレイボードの前端部分の自重を受けて、プ
ラテン上に搭載されたディスプレイボードが、プラテン
前方に傾くのを防ぐことができる。そして、そのディス
プレイボードがプラテン上方に配置されたインクジェッ
トヘッド下面に接触した状態となるのを、防ぐことがで
きる。同様にして、厚い板状のディスプレイボードの後
端がプラテン後方に突き出た状態となった際には、その
プラテン後方に突き出たディスプレイボードの後端部分
を、第2支持腕により支持できる。そして、そのディス
プレイボードの後端部分の自重を受けて、プラテン上に
搭載されたディスプレイボードが、プラテン後方に傾く
のを防ぐことができる。そして、そのディスプレイボー
ドがプラテン上方に配置されたインクジェットヘッド下
面に接触した状態となるのを、防ぐことができる。さら
に、通常の薄いシート等をプラテン上を前後方向に移動
させて、そのシート等の表面にインクジェットヘッドの
ノズルから噴射されるインク滴により絵図又は文字をプ
リントする場合には、そのプラテンの前方と後方とに着
脱可能に備えられた邪魔となる第1支持腕と第2支持腕
とを、プラテン前方と後方とから離脱させることができ
る。そして、そのインクジェットプリンタを、通常の汎
用のインクジェットプリンタに有効利用できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は本発明のディス
プレイボードの好適な実施の形態を示し、図1と図2は
その一部拡大側面断面図、図3はその平面図である。以
下に、このディスプレイボードを説明する。
【0019】このディスプレイボード50は、ペーパー
ムービングタイプのインクジェットプリンタのプラテン
20上を前後方向に移動させるディスプレイボードであ
って、インクジェットヘッド10のノズル12から噴射
させるインク滴により、その表面に複数のインクのドッ
トの配列からなる絵図又は文字をプリントするディスプ
レイボードに使用される。このディスプレイボード50
は、図1と図3に示したように、その前端と後端の絵図
又は文字をプリント不可能な領域と絵図又は文字をプリ
ント不可能となる可能性のある不定領域とを合わせた掴
み代部分52とそれよりも内側の絵図又は文字をプリン
ト可能なディスプレイボード部分54との境界線部分5
6に、ディスプレイボード前端の掴み代部分52とそれ
よりも内側のディスプレイボード部分54、及びディス
プレイボード後端の掴み代部分52とそれよりも内側の
ディスプレイボード部分54を分離するための切り込み
60が設けらている。
【0020】さらに、このディスプレイボード50にお
いては、その境界線部分56に切り込み60がディスプ
レイボード50の表裏の両側から設けられていて、その
切り込み60の合計深さが、ディスプレイボード50の
厚さの約2/3以上であって、かつ、その切り込み60
を境にディスプレイボードの掴み代部分52がそれより
も内側のディスプレイボード部分54に対して掴み代部
分52の自重により折れ曲がらずにその内側のディスプ
レイボード部分54とほぼ平面状に連なった状態に保持
される深さになっている。
【0021】図1ないし図3に示したディスプレイボー
ドは、以上のように構成されていて、このディスプレイ
ボードにおいては、ペーパームービングタイプのインク
ジェットプリンタを用いてディスプレイボード50表面
に絵図又は文字をプリントした後に、そのディスプレイ
ボード50の絵図又は文字がプリントされていない前端
と後端の掴み代部分52と、それよりも内側の絵図又は
文字がプリントされたディスプレイボード部分54と
の、境界線部分56に設けられた切り込み60を利用し
て、その切り込み60を境に、ディスプレイボード50
前端と後端の掴み代部分52をそれよりも内側のディス
プレイボード部分54に対してV字状等に手等により折
り曲げることにより、図2に示したように、その掴み代
部分52をそれよりも内側のディスプレイボード部分5
4からカッター等を用いずに手数を掛けずに容易かつ迅
速に分離できる。
【0022】また、その切り込み60が、ディスプレイ
ボードの境界線部分56に、ディスプレイボード50の
表裏の両側から設けられているために、上記のようにし
て、その切り込みを境に、掴み代部分52をそれよりも
内側のディスプレイボード部分54に対してV字状等に
手等により折り曲げて、掴み代部分52をそれよりも内
側のディスプレイボード部分から分離した際に、その掴
み代部分52が分離されたディスプレイボード50の端
縁を、カッター等の刃物により切断されたのと同様な、
凹凸のない美麗な線状に形成できる。その結果、その掴
み代部分52が分離されたディスプレイボード50の端
縁を、カッター等により線状に美麗に修正切断し直す必
要がなくなる。
【0023】また、このディスプレイボードにおいて
は、その切り込み60の合計深さがディスプレイボード
50の厚さの約2/3以上と深いために、その切り込み
60を境に、掴み代部分52をそれよりも内側のディス
プレイボード部分54から抵抗なく容易かつ円滑に分離
できる。また、切り込み60が深くなり過ぎたために、
ディスプレイボード50のハンドリング途中等におい
て、その切り込み60を境に掴み代部分52がそれより
も内側のディスプレイボード部分54に対して掴み代部
分52の自重により折れ曲がってしまうのを、防ぐこと
ができる。そして、その掴み代部分52がそれよりも内
側のディスプレイボード部分54から分離してしまた
り、あるいは、その掴み代部分52をインクジェットプ
リンタの送りローラ24と押えローラ26との間に的確
に挟み込んで、それよりも内側のディスプレイボード部
分54をプラテン20上インクジェットヘッド10下方
に的確に送り込めなくなったりするのを、防ぐことがで
きる。
【0024】このディスプレイボードにおいては、その
掴み代部分52とそれよりも内側のディスプレイボード
部分54との境界線部分56に、ディスプレイボード5
0の表側又は裏側の一方のみから切り込み60を設ける
ことも可能である。その場合にも、その切り込み60を
境に、ディスプレイボード50前端と後端の掴み代部分
52をそれよりも内側のディスプレイボード部分54に
対して切り込み60側とは反対側にV字状等に手等によ
り折り曲げることにより、その掴み代部分52をそれよ
りも内側のディスプレイボード部分54からカッター等
を用いずに手数を掛けずに容易かつ迅速に分離できる。
【0025】このディスプレイボードにおいては、図1
等に示したように、インクジェットプリンタにより絵図
又は文字がプリントされるディスプレイボード部分54
表面に、インクジェットプリント用のインク染込み防止
用の受像層(図示せず)が設けられたシート70を貼着
すると良い。そして、そのディスプレイボード部分54
表面に貼着されたインクジェットプリント用の受像層が
設けられたシート70表面に、インクジェットヘッドの
ノズル12から噴射させたインク滴を、広く染込ませず
に、小径のドット状に着弾させることができるようにす
ると良い。そして、そのシート70表面に、複数のイン
クのドットの配列からなる滲みのない鮮明な高精度の絵
図又は文字をプリントできるようにすると良い。
【0026】図4は本発明のインクジェットプリンタの
好適な実施の形態を示し、図4はその側面断面図であ
る。以下に、このインクジェットプリンタを説明する。
【0027】このインクジェットプリンタは、図1と図
3等に示した本発明のディスプレイボード50をプラテ
ン20に上に搭載してそのプラテン20上を前後方向
(X方向)に移動させるペーパームービングタイプのイ
ンクジェットプリンタである。このインクジェットプリ
ンタでは、そのプラテン20の前方に、プラテン20前
方に突き出たディスプレイボード50の前端部分を支持
して、そのプラテン20前方に突き出たディスプレイボ
ード50の前端部分の自重を受けて、プラテン20上に
搭載されたディスプレイボード50がプラテン20前方
に傾くのを防ぐための第1支持腕82が、着脱可能に備
えられている。同様にして、そのプラテン20の後方に
は、プラテン20後方に突き出たディスプレイボード5
0の後端部分を支持して、そのプラテン20後方に突き
出たディスプレイボード50の後端部分の自重を受け
て、プラテン20上に搭載されたディスプレイボード5
0がプラテン20後方に傾くのを防ぐための第2支持腕
84が、着脱可能に備えられている。具体的には、第1
及び第2支持腕82、84の後端に延設された突起86
のそれぞれを、それに対応するプラテン20の前端及び
後端の側壁に設けられた係止穴28に挿入して、係止さ
せることにより、その第1及び第2支持腕82、84
を、プラテン20の前端及び後端に装着できるように構
成されている。また、第1及び第2支持腕82、84の
後端に延設された突起86のそれぞれを、それが挿入、
係止されたプラテン20の前端及び後端の側壁に設けら
れた係止穴28から抜き取って、その第1及び第2支持
腕82、84を、プラテン20の前端及び後端から離脱
させることができるように構成されている。
【0028】図4に示したインクジェットプリンタのそ
の他の構成部分は、従来汎用のペーパームービングタイ
プのインクジェットプリンタと同様に構成されていて、
このディスプレイボードプリント用のインクジェットプ
リンタにおいては、厚い板状のディスプレイボード50
の前端がプラテン20前方に突き出た状態となった際
に、そのプラテン20前方に突き出たディスプレイボー
ド50の前端部分を、第1支持腕82により支持でき
る。そして、ディスプレイボード50の前端部分の自重
を受けて、そのプラテン20上に搭載されたディスプレ
イボード50が、プラテン20前方に傾くのを防ぐこと
ができる。そして、そのディスプレイボード50がプラ
テン20上方に配置されたインクジェットヘッド10下
面に接触した状態となるのを、防ぐことができる。同様
にして、厚い板状のディスプレイボード50の後端がプ
ラテン20後方に突き出た状態となった際には、そのプ
ラテン20後方に突き出たディスプレイボード50の後
端部分を、第2支持腕84により支持できる。そして、
ディスプレイボード50の後端部分の自重を受けて、そ
のプラテン20上に搭載されたディスプレイボード50
が、プラテン20後方に傾くのを防ぐことができる。そ
して、そのディスプレイボード50がプラテン20上方
に配置されたインクジェットヘッド10下面に接触した
状態となるのを、防ぐことができる。さらに、通常の薄
いシート等をプラテン20上を前後方向に移動させて、
そのシート等の表面にインクジェットヘッドのノズル1
2から噴射されるインク滴により絵図又は文字をプリン
トする場合には、そのプラテン20の前方と後方とに着
脱可能に備えられた邪魔となる第1支持腕82と第2支
持腕84とを、プラテン20の前方と後方とから離脱さ
せることができる。そして、そのインクジェットプリン
タを、通常の汎用のインクジェットプリンタに有効利用
できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスプ
レイボードによれば、該ディスプレイボード表面に水性
顔料あるいは染料インク、油性顔料あるいは染料イン
ク、溶剤顔料あるいは染料インクを使うペーパームービ
ングタイプのインクジェットプリンタを用いて絵図又は
文字をプリントした後に、そのディスプレイボードの前
端と後端の掴み代部分をそれよりも内側のディスプレイ
ボード部分からカッター等を用いずに手等により手数を
掛けずに容易かつ迅速に分離できる。そして、その表面
全体に絵図又は文字が縁なしプリントされた屋内宣伝
用、広告用等のディスプレイボードを容易に形成可能と
なる。また、本発明のインクジェットプリンタによれ
ば、厚い板状のディスプレイボードを、ペーパームービ
ングタイプのインクジェットプリンタのプラテン上をプ
ラテン前方又は後方に傾斜させることなく前後方向に的
確に移動させることができる。そして、そのディスプレ
イボード表面にインクジェットヘッドのノズルから噴射
されるインクにより絵図又は文字を的確にプリント可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスプレイボードの一部拡大側面断
面図である。
【図2】本発明のディスプレイボードの一部拡大側面断
面図である。
【図3】本発明のディスプレイボードの平面図である。
【図4】本発明のインクジェットプリンタの概略構造を
示す側面断面図である。
【図5】フラットベッドタイプのインクジェットプリン
タの概略構造を示す斜視図である。
【図6】ペーパームービングタイプのインクジェットプ
リンタの側面断面図である。
【図7】ペーパームービングタイプのインクジェットプ
リンタの側面断面図である。
【図8】ペーパームービングタイプのインクジェットプ
リンタの側面断面図である。
【図9】ディスプレイボードの平面図である。
【符号の説明】
10 インクジェットヘッド 12 ノズル 20 プラテン 50 ディスプレイボード 52 掴み代部分 54 掴み代よりも内側のディスプレイボード部分 56 境界線部分 60 切り込み 70 シート 82 第1支持腕 84 第2支持腕 90 ベッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットプリンタのプラテン上を
    前後方向に移動させて、インクジェットヘッドのノズル
    から噴射されるインク滴により、その表面に複数のイン
    クのドットの配列からなる絵図又は文字をプリントする
    ディスプレイボードであって、 そのディスプレイボードの前端と後端の絵図又は文字を
    プリント不可能な領域と絵図又は文字をプリント不可能
    となる可能性のある不定領域とを合わせた掴み代部分と
    それよりも内側の絵図又は文字をプリント可能なディス
    プレイボード部分との境界線部分に、該ディスプレイボ
    ード前端の掴み代部分とそれよりも内側のディスプレイ
    ボード部分、及び該ディスプレイボード後端の掴み代部
    分とそれよりも内側のディスプレイボード部分を分離す
    るための切り込みが設けらていることを特徴とするイン
    クジェットプリンタ用のディスプレイボード。
  2. 【請求項2】 前記切り込みが、ディスプレイボードの
    境界線部分に、ディスプレイボードの表裏の両側から設
    けられている請求項1記載のインクジェットプリンタ用
    のディスプレイボード。
  3. 【請求項3】 前記ディスプレイボードの境界線部分に
    ディスプレイボードの表裏の両側から設けられた切り込
    みの合計深さが、ディスプレイボードの厚さの約2/3
    以上であって、かつ、その切り込みを境に前記掴み代部
    分がそれよりも内側のディスプレイボード部分に対して
    掴み代部分の自重により折れ曲がらずにその内側のディ
    スプレイボード部分とほぼ平面状に連なった状態に保持
    される深さである請求項2記載のインクジェットプリン
    タ用のディスプレイボード。
  4. 【請求項4】 インクジェットプリンタにより絵図又は
    文字がプリントされるディスプレイボード表面部分に、
    インクジェットプリント用の受像層が設けられたシート
    が貼着されている請求項1、2又は3記載のインクジェ
    ットプリンタ用のディスプレイボード。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載のディスプ
    レイボードをプラテン上に搭載して該プラテン上を前後
    方向に移動させるインクジェットプリンタであって、 前記プラテンの前方と後方とに、プラテン前方に突き出
    たディスプレイボードの前端部分を支持して、そのプラ
    テン前方に突き出たディスプレイボードの前端部分の自
    重を受けて、プラテン上に搭載されたディスプレイボー
    ドがプラテン前方に傾くのを防ぐための第1支持腕と、
    プラテン後方に突き出たディスプレイボードの後端部分
    を支持して、そのプラテン後方に突き出たディスプレイ
    ボードの後端部分の自重を受けて、プラテン上に搭載さ
    れたディスプレイボードがプラテン後方に傾くのを防ぐ
    ための第2支持腕とが、着脱可能に備えられているディ
    スプレイボードプリント用のインクジェットプリンタ。
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