JP2003181777A - リムーバ付きステープラ - Google Patents

リムーバ付きステープラ

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JP2003181777A
JP2003181777A JP2001387068A JP2001387068A JP2003181777A JP 2003181777 A JP2003181777 A JP 2003181777A JP 2001387068 A JP2001387068 A JP 2001387068A JP 2001387068 A JP2001387068 A JP 2001387068A JP 2003181777 A JP2003181777 A JP 2003181777A
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Hiroyasu Hoshino
浩康 星野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ステープラの書類綴じ機能を作動させる時
はリムーバ機構が作動せず、リムーバ機能を使用する時
はステープラ機構がロック出来る安全且つ誤動作の起き
ないリムーバ付きステープラを提供する 【解決手段】 ステープルを書類束に挿通させ且つリム
ーバ70を作動させる押圧部20と、ステープルを収納
するマガジン部32を備えたフレーム30と、ステープ
ルの先端をかしめる綴じ台50と、書類綴じ機能を作動
させる時は係止部とストッパ部64との当接を解いてリ
ムーバを作動させなくするとともにリムーバ機能を作動
する時は係止部とストッパ部とを当接させてステープラ
機構をロックさせてリムーバを押圧するストッパ部と押
圧係合部66とからなるスライド制御部と、可動リムー
バ部74と固定リムーバ部72からなるリムーバとから
なる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類等のシート束
を綴じるステープラに関し、特にリムーバ機能の付加さ
れたステープラであって簡単な切り替えにより綴じ機能
とリムーバ機能とを単独で作動可能にしたリムーバ付き
ステープラに関する。 [発明の詳細な説明]
【0002】
【従来の技術】書類等のシート束を綴じる機器の代表的
な例としてはステープラがある。近年、紙で綴じること
ができるステープラも販売されているが、まだ金属製の
針で書類を綴じるステープラが主流である。綴じられた
書類束はコピーの作成や再編集の為にステープルを外す
必要が生ずる事が多い。また、シート束を間違えて綴じ
てしまった時やステープラの作動不良でうまく綴じられ
なかった場合にも金属製のステープル(綴じ針)を取外
す必要が生ずる。取り外す際に指を刺したり、無理に爪
を立てると爪が破損する等の怪我をする可能性が高かっ
た。一旦かしめて書類を綴じたステープルを取外そうと
すると、通常は爪を書類とステープルの間にこじ入れて
隙間を作ってからステープル針を持ち上げて取り外さな
くてはならない。固く綴じられたステープルを外すのは
困難な場合もあり、また、ステープルによっては太い堅
固なものもあり間違って指を刺したり、爪を破損する等
の怪我の原因となっていた。
【0003】ステープラの後端に取り外し用の舌片が設
けられているものもある。最近開発されたステープラに
はステープラの後端に、単なる舌片だけではなく舌片形
状の舌片枠体と、綴じられたステープルの中央を押圧し
てシート束からステープルを取り外す為に作動するリム
ーバ機構が装備されているものがある。書類とステープ
ル(綴じ針)の間に舌片枠体を押圧挿入してステープラ
の中央を押圧して書類束からステープルを抜き取れば爪
等を使わずに簡便にステープルを取り外す事が出来るよ
うな構造となっている。
【0004】典型的なリムーバ付きステープラの例とし
ては、登録実用新案第3049097号に開示されてい
る技術がある。開示されているステープラは、押圧ハン
ドルと、その下方に配置される綴じ針を収容するフレー
ムとが、綴じ台に設けられた支持体により回動可能に軸
支された構成である。この考案では、上面若しくは側面
に前後方向に移動可能な切換ノブを設け、リムーバ機能
を使用する際には切換ノブを後退させて、綴じ作動がで
きないようにフレームに設けられた凸部に切換ノブを当
接している。また、綴じ動作をする時は、切換ノブを前
進させることにより、フレームに設けられた凸部に切替
ノブが当接しないため、押圧ハンドルが最下部まで押し
下げられ書類束等にステープルを綴じることが可能な構
成である。
【0005】しかし、リムーバ機能を使用する際は切換
ノブにより綴じ機能を作動不能にできるが、綴じ動作を
する際は切換ノブを前進させてもリムーバは同時に作動
してしまう構造である。これは、フレームとリムーバが
常に当接しているため、押圧ハンドルが押圧されると常
にリムーバも動作する構造を採用したための欠陥であ
る。その結果、意図しないのにリムーバが作動して手の
平を挟んでしまったり、他の洋服等を挟む等々の不都合
が突発的に生じており、便利ではあっても使用者に不快
感を与える結果となっていた。
【0006】さらに、従前のステープラの欠点は、綴じ
動作を行う際に押圧ハンドルの切換ノブ付近を押して作
動させることが多い為、親指で綴じ作業をする場合に強
い力で押圧すると押圧部分に切替ノブ等の異形があるた
め指の腹に負担がかかり指が痛くなる傾向があった。ま
た、綴じ動作のつもりで押しても切換ノブも押されて間
違って切換えてしまい、誤動作を起こす事が多かった。
さらに、前述のように書類束等を綴じる際に同時にリム
ーバも動作してしまうため安全を確保する為に、リムー
バに保護キャップを付加することも必要であった。保護
キャップを装着しないで書類束等を綴じると、上述のよ
うに手の平や衣類等の薄物をリムーバで挟んでしまう危
険があった。しかし、保護キャップは外れ易く邪魔な存
在でもあった。そこで、指に負担がかからず、リムーバ
による怪我の危険性を無くした安全且つ便利なリムーバ
付きステープラの開発が待たれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記問題を解決するた
め、本発明に係るリムーバ付きステープラは、ステープ
ラの書類綴じ機能を作動させる時はリムーバ機構が作動
せず、かつ、リムーバ機能を使用する時はステープラ機
構がロックする安全且つ誤動作の起きないリムーバ付き
ステープラを提供する事を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリムーバ付
きステープラは、書類束等にステープルの脚を刺してそ
の先端をかしめて綴じるステープラに、書類を綴じてい
るステープルを取り除く機能を付加したリムーバ付きス
テープラであって、ステープラの書類綴じ機能を作動さ
せる時はリムーバ機構が作動せず、かつ、リムーバ機能
を使用する時はステープラ機構がロックする構成であ
る。
【0009】また、リムーバ付きステープラは、ステー
プルを書類束に挿通させるドライバを押し下げる若しく
はスライド位置によって制御部の上端に当接してストッ
パ部と押圧係止部を押し下げリムーバを作動させる押圧
部と、該押圧部の下に設置されるステープルを収納する
マガジン部を備えたフレームと、該マガジン部の最先端
の位置から押し下げられて書類束を挿通したステープル
の先端をかしめる綴じ台と、書類綴じ機能を作動させる
時は係止部とストッパ部との当接を解いてリムーバを作
動させなくするとともにリムーバ機能を作動する時は係
止部とストッパ部とを当接させてステープラ機構をロッ
クさせてリムーバを押圧するストッパ部と押圧係合部と
からなるスライド制御部と、可動リムーバ部と固定リム
ーバ部とで構成されるリムーバとからなる構成である。
【0010】また、綴じ機能とリムーバ機能を切り替え
ることが可能となるように、リムーバ機能を作動させる
時は、スライド制御部を後方位置にスライド移動させる
ことにより押圧部の係止板の下端がストッパ部の上端に
当接してステープルの押し下げを阻止してスライド制御
部の押圧係合部をリムーバの凸部の上端に当接させると
ともに,綴じ機能を作動させる時は、スライド制御部が
前方にスライド移動することにより係止板とストッパ部
の上端の当接が解除されステープルの押し下げるドライ
バの作動が自由となり、また押圧部の係止板とリムーバ
の凸部との当接が解除されリムーバが作動しなく構造で
ある。
【0011】スライド制御部は、矩形板の先端に上端が
開いたコ字型のストッパ部を設けるとともに後端にリム
ーバの凸部を押圧する押圧係合部を設けた構造である。
また、リムーバは、凸部を有する可動部と固定部とから
り、可動部は固定部に軸着した構造である。
【0012】
【作用】本発明に係るリムーバ付きステープラは、上記
詳述したような構成であるため、リムーバ付きステープ
ラの側面にある切替スイッチを作動することによりスラ
イド制御部を前後に移動させて綴じ機能とリムーバ機能
を単独で選択することができる。即ち、リムーバ機能を
作動する時は係止部とストッパ部とを当接させてステー
プラ機構をロックさせた状態でリムーバを作動させ、書
類綴じ機能を作動させる時は係止部とストッパ部との当
接を解いてリムーバを作動させなくすることにより、ス
テープラの書類綴じ機能を作動させる時はリムーバ機構
が作動せず、かつ、リムーバ機能を使用する時はステー
プラ機構をロックすることが可能となった。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るリムーバ付き
ステープラを図面に示す実施例により詳細に説明する。
図1は本発明のリムーバ付きステープラの側面図であ
り、図2は本発明のリムーバ付きステープラのリムーバ
機能を使用した際の動作図であり、図3は本発明のリム
ーバ付きステープラの綴じ機能を使用した際の動作図で
ある。また、図4(a)はリムーバの平面図であり、図
4(b)はリムーバの側面図である。また、図5(a)
はスライド制御部の正面図であり、図5(b)はスライ
ド制御部の側面図であり、図5(c)はスライド制御部
の平面図である。さらに、図6はフレームの側面図およ
び平面図であり、図7はリムーバ付きステープラの全体
図である。本発明にかかるリムーバ付きステープラ10
は、押圧部20と、フレーム30と、綴じ台50と、ス
ライド制御部60と、リムーバ70とからなる。本発明
のリムーバ付きステープラは、ステープラの書類綴じ機
能を作動させる時はリムーバ機構が作動せず、リムーバ
機能を使用する時はステープラ機構がロックする構造か
らなる。
【0014】押圧部20は、リムーバ付きステープラの
上部を構成する部材で、下部が開いた長方形状の箱体か
らなり、内部にドライバ24と係止板22が設置されて
いる。押圧部20は、綴じ機能およびリムーバ機能を作
動させる際に指等で押される部分であり、指に過度の圧
力がかからないように上端面は平坦(平滑)になってい
る。ステープルを書類束に挿通させる際にドライバを押
し下げる。ドライバ24は、薄板(この実施例では金属
板)からなり、ステープルを押し下げて綴じ操作をさせ
るように押圧部20の前方内側に下向きに突設されてい
る。また、係止板22は、厚板からなり、リムーバ機能
をロックする為に押圧部20内側の中央部に下向きに突
設されている。後述する制御部の位置をスライドさせる
ことにより、制御部の上端に当接してストッパの役割を
果たす。また、制御部を当接しない位置に動かすことに
より綴じ機構を作動させる。
【0015】ドライバ24は、綴じ機能を作動させた際
に、押圧部20が押し下げられてフレーム30のマガジ
ン部32の先端の間隙から嵌入して、最先に位置するス
テープルを1本だけ押し下げて書類束にステープルを刺
し込み綴じ作業を行う。係止板22は、押圧部20内部
に設置される厚めの長方形状の板であり、切り換え機能
により、フレーム30のスライド制御部60と当接する
ことによって、リムーバ機能を作動させたり、若しく
は、フレームに設けられた間隙に嵌入してリムーバ機能
を働かせることなく綴じ操作だけを機能させる作動をお
こなう。
【0016】フレーム30は、図6に示すように、リム
ーバ付きステープラの押圧部の下の中央部を構成する部
分で、マガジン部32と、フレームカバー36と、プッ
シャ38と、弾性体39とからなる。フレーム30のマ
ガジン部32には書類束を綴じるステープル14が収納
される。また、収納されたステープル14は綴じ機能の
設けられた前方にプッシャ38によって押し出される構
成である。プッシャ38の後端とフレーム30の中央裏
面とは弾性体(この実施例ではバネ)で結合されてお
り、プッシャ38をステープラの綴じ装置が設けられて
いる前方に押している。
【0017】フレームカバー36は、綴じ機能の作動中
にステープル14が飛び出さないように上からステープ
ルに蓋をするカバーである。フレーム30は、長手方向
の後端で軸支部58に軸支されている。さらに、フレー
ムカバー36の裏面に弾性体の一端が装着されており、
弾性体の他端はプッシャ38に連結されている。プッシ
ャ38は、弾性体39と係合しており、収納されたステ
ープル14を前方に押し出すことにより連続的に最先の
ステープルによって書類束等を綴じることができるよう
に押圧状態で装填されている仕組みである。弾性体39
は、フレーム後端若しくはフレームカバーの係合凸部
(図示しない)とプッシャ38とに係合しており、常に
ステープルを前方へ押し出すようにしている。
【0018】スライド制御部60は、長手方向にスライ
ドする長方形の制御部であり、書類綴じ機能を作動させ
る時は係止部とストッパ部との当接を解いてリムーバを
作動させなくするとともにリムーバ機能を作動する時は
係止部とストッパ部とを当接させてステープラ機構をロ
ックさせてリムーバを押圧する機能を果たす。図5の
a)スライド制御部の正面図と、b)同側面図と、c)
同平面図で示すように、スライド制御部は、ストッパ部
64と押圧係合部66とからなる。
【0019】ストッパ部64は、矩形板の先端に上端が
開いたコ字型の側壁からなる部材を搭載した構成であ
る。押圧係合部66は、矩形板の後端にリムーバの凸部
を押圧する押圧係合部66を設けた構成である。上端が
開いたコ字型の側壁はストッパ部64が係止板22に当
接するようにマガジンの横長より一回り大きいサイズに
形成されている。また押圧係合部66はスライド制御部
60の長手方向後端部分にあり、リムーバ70の可動リ
ムーバ74の凸部74aと当接する。また、スライド制
御部60の両側面には指で挟んで制御部をスライドさせ
る突起である切替スイッチ62(図7参照)が設けられ
ている。
【0020】綴じ台50は、書類(シート)束12を貫
通したステープル(針)の先端を書類束12の裏面にク
リンチさせる台であり、図1で示すようにクリンチャー
アーム52と、先端に設けられたクリンチャ54と、弾
性部材56とからなる。綴じ台50の後端は、押圧部2
0と、フレーム30が軸支部58により回動可能に軸着
している。
【0021】綴じ台50の後端には、U字形若しくはV
字形の枠体形状からなる固定部と該枠体形状の中に嵌入
する可動部とからなるリムーバ70が装備されている。
綴じ台50の中央部から後端にかけて弾性部材56が設
置されている。弾性部材56は綴じ動作およびリムーバ
機構を使用した際に押圧部20およびフレーム30を元
の位置に戻す機能を果たしている。また、綴じ台50の
先端にはステープルの先端をかしめるためのクリンチを
するためのクリンチャ54が設置されており、書類束等
を綴じる際には貫通したステープルの先端がクリンチャ
54に誘導されて折り曲げられて書類束の方向に反り返
って書類束を綴じることが可能となる。クリンチャーア
ーム52は後端の軸支部58で押圧部20と、フレーム
30と回動自在に軸着支されている。
【0022】リムーバ70は、ステープルを書類束から
取り外すための装置であり、中央を抜いた舌片形の枠体
からなる固定リムーバ72をステープルと書類との間に
強制的に押圧挿入させ、その後に綴じているステープル
の中央付近を可動リムーバ74の腹で押圧すると綴じら
れていたステープルの脚が書類から浮き上がって外れる
構成である。リムーバ70の構成は、図4(a)(b)
で示す通り、舌片形の固定リムーバ72と、固定部に軸
着した可動リムーバ74と、弾性部材79とからなり、
可動リムーバ74は固定リムーバ72の支持部76に可
動自在に軸支部78を介して軸着している構造である。
固定リムーバ72の先端は、三角またはU字形に形成さ
れた舌片形の枠体で、枠体の中央は中空に形成されてい
る。
【0023】可動リムーバ74には、上端に押圧係合部
66と当接するスライド凸部74aが突設されており、
スライド制御部60を切替スイッチ62(図7参照)に
より移動すると、スライド制御部の後端にある押圧係合
部66の裏面が前記凸部74aの上端に当接する。押圧
係合部66が押圧されると、可動リムーバ74の下端の
押圧部74bが舌片枠体状の固定リムーバ72の中央の
空間を通過して下方に移動する。これの作動により、綴
じられているステープルの中央部が押圧される。
【0024】本発明に係るリムーバ付きステープラのリ
ムーバ機能を図2の側面図により詳細に説明する。書類
束等に綴じられたステープルを外す場合は、まず固定リ
ムーバ72の先端舌片枠体を書類束のステープルに強制
的に挿入し、スライド制御部60を切替スイッチ62
(図7参照)により後方にスライドさせる。それによ
り、押圧部20の係止板22がスライド制御部60のス
トッパ部64と当接し、さらにスライド制御部60の押
圧係合部66が可動リムーバ74の凸部74aと当接す
る。ストッパ部64と係止板22が当接することによ
り、押圧部20がロックされて綴じ機能が作動しなくな
る。また、押圧係合部66と可動リムーバ74の凸部7
4aが当接することにより、押圧部20を上方から押す
と凸部74aがスライド制御部60の裏面の押圧係合部
66により押圧され、可動リムーバ74の押圧部74b
が下方に移動する。これにより書類束のステープルに強
制的に挿入されている固定リムーバ72の先端舌片枠体
の中央に押圧部74bが嵌入してステープルの脚を持ち
上げて書類束からステープルを取り外す。
【0025】図3は綴じ機能を使用した際の側面図であ
る。図3に示すようにスライド制御部60を切替スイッ
チにより前方にスライドさせると、押圧部20の係止板
22とスライド制御部60のストッパ部64が当接しな
い状態になる。また、スライド制御部の後端の押圧係合
部66と可動リムーバ74の凸部74aも当接しないの
で、可動リムーバがフリーの状態になり、押圧部20を
押して綴じ機能を動作させてもリムーバは作動せずに綴
じ機能だけを作動させることが可能となる。綴じ機能は
従来のステープラの綴じ機能と同一であるので詳述は省
略する。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明に係るリムー
バ付きステープラは、スライド制御部によりリムーバを
フリーにすることが選択可能であるため、 1.綴じ動作の際にリムーバを動作させないことが可能
となったことにより、リムーバにより手を挟み込んでし
まう怪我の心配がなくなった。 2.スライド制御部により切り替え可能にしたため、押
圧部に余分なスイッチを設けず指に負担をかけない平面
に構成することが可能となった。 3.さらに、側面に切り替えスイッチを設けたため、誤
動作が起きなくなった。
【0027】4.リムーバによる怪我の心配がなくなっ
たため、保護キャップを付けずに動作させることが可能
となった。 5.リムーバが固定部と可動部とからなる構造であっ
て、固定部が綴じられたステープルと書類束との間に挿
入されれば可動部を作動させることにより確実にステー
プルを取り外すことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リムーバ付きステープラの側面図
【図2】 リムーバ機能を使用した状態を示す側面図
【図3】 綴じ機能を使用した状態を示す側面図
【図4】 (a)はリムーバの側面図、(b)は同平面
【図5】 (a)はスライド制御部の正面図、(b)は
同側面図、(c)は同平面図
【図6】 フレームの側面図
【図7】 リムーバ付きステープラの全体図
【符号の説明】
10 リムーバ付きステープラ 12 書類(シート)束 14 ステープル 20 押圧部 22 係止板 24 ドライバ 30 フレーム 32 マガジン部 36 フレームカバー 38 プッシャ 39 弾性体 50 綴じ台 52 クリンチャーアーム 54 クリンチャ 56 弾性部材 58 軸支部 60 スライド制御部 62 切替スイッチ 64 ストッパ部 66 押圧係合部 70 リムーバ 72 固定リムーバ 74 可動リムーバ 74a 凸部 74b 押圧部 76 支持部 78 軸支部 79 弾性部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書類束等にステープルの脚を刺してその
    先端をかしめて綴じるステープラに、書類を綴じている
    ステープルを取り除く機能を付加したリムーバ付きステ
    ープラにおいて、ステープラの書類綴じ機能を作動させ
    る時はリムーバ機構が作動せず、かつ、リムーバ機能を
    使用する時はステープラ機構がロックする構造からなる
    ことを特徴とするリムーバ付きステープラ。
  2. 【請求項2】 前記リムーバ付きステープラは、ステー
    プルを書類束に挿通させるドライバを押し下げる若しく
    はスライド位置によって制御部の上端に当接してストッ
    パ部と押圧係止部を押し下げリムーバを作動させる押圧
    部と、該押圧部の下に設置されるステープルを収納する
    マガジン部を備えたフレームと、該マガジン部の最先端
    の位置から押し下げられて書類束を挿通したステープル
    の先端をかしめる綴じ台と、書類綴じ機能を作動させる
    時は係止部とストッパ部との当接を解いてリムーバを作
    動させなくするとともにリムーバ機能を作動する時は係
    止部とストッパ部とを当接させてステープラ機構をロッ
    クさせてリムーバを押圧するストッパ部と押圧係合部と
    からなるスライド制御部と、可動リムーバ部と固定リム
    ーバ部とで構成されるリムーバとからなることを特徴と
    する請求項1記載のリムーバ付きステープラ。
  3. 【請求項3】 前記リムーバ付きステープラは、綴じ機
    能とリムーバ機能を切り替えることが可能となるよう
    に、リムーバ機能を作動させる時は、スライド制御部を
    後方位置にスライド移動させることにより押圧部の係止
    板の下端がストッパ部の上端に当接してステープルの押
    し下げを阻止してスライド制御部の押圧係合部をリムー
    バの凸部の上端に当接させるとともに,綴じ機能を作動
    させる時は、スライド制御部が前方にスライド移動する
    ことにより係止板とストッパ部の上端の当接が解除され
    ステープルの押し下げるドライバの作動が自由となり、
    また押圧部の係止板とリムーバの凸部との当接が解除さ
    れリムーバが作動しなくなることを特徴とする請求項1
    〜2記載のリムーバ付きステープラ。
  4. 【請求項4】 前記スライド制御部は、矩形板の先端に
    上端が開いたコ字型のストッパ部を設けるとともに後端
    にリムーバの凸部を押圧する押圧係合部を設けたことを
    特徴とするとした請求項1〜3記載のリムーバ付きステ
    ープラ。
  5. 【請求項5】 前記リムーバは、凸部を有する可動部と
    固定部とからなり、可動部は固定部に軸着した構成であ
    ることを特徴とする請求項1〜2記載のリムーバ付きス
    テープラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106181891A (zh) * 2016-10-08 2016-12-07 三木控股集团有限公司 省力订书机

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