JP2003181111A - パチンコ球補給システムおよびパチンコ球補給装置 - Google Patents

パチンコ球補給システムおよびパチンコ球補給装置

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JP2003181111A
JP2003181111A JP2001387879A JP2001387879A JP2003181111A JP 2003181111 A JP2003181111 A JP 2003181111A JP 2001387879 A JP2001387879 A JP 2001387879A JP 2001387879 A JP2001387879 A JP 2001387879A JP 2003181111 A JP2003181111 A JP 2003181111A
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pachinko
pachinko ball
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JP2001387879A
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Naoto Shibata
直人 柴田
Norio Tsuboi
憲緒 坪井
Kikuo Hirose
喜久雄 弘瀬
Katsutoshi Fujita
勝利 藤田
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Daito Planning Kk
Original Assignee
Daito Planning Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のパチンコ遊技機設置島間でパチンコ球
の受給/供給を行う際に、パチンコ球の移動による騒音
の発生を低減させるパチンコ球補給システムを提供す
る。 【解決手段】 パチンコ遊技機を複数列設して構成した
パチンコ遊技機設置島100が複数設置されている遊技
場において、各パチンコ遊技機設置島毎に設けた島制御
装置は、当該パチンコ遊技機設置島のパチンコ球補給装
置のパチンコ球保有量を予め定めたレベルで検出し、所
定レベルになったことが検出されるとレベルデータとし
て島監視制御装置124へ送信し、このレベルデータを
受けた時点で島監視制御装置124は、各パチンコ遊技
機設置島100のパチンコ球保有量が均等となるような
島間のパチンコ球移動の指令を適宜なパチンコ遊技機設
置島100の島制御装置へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場に設置され
る複数のパチンコ遊技機設置島が保有するパチンコ球を
前記パチンコ遊技機設置島間で相互補完的に循環させつ
つ補給するパチンコ球補給システムと、該パチンコ球補
給システムに用いるパチンコ球補給装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ球補給システムは、自島
と隣島間にパチンコ球を流下させる連結樋を掛け渡し、
この連結樋を介してパチンコ遊技機設置島間でパチンコ
球を移動させ、各パチンコ遊技機設置島が保有するパチ
ンコ球の量が均等となるように調整している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、通常の遊技
場にあっては、常に、何処かのパチンコ遊技機設置島に
設置されたパチンコ遊技機に大当りが発生しているた
め、各パチンコ遊技機設置島のパチンコ球保有量を均等
に保ち続けることは殆ど不可能である。そのため、従来
のパチンコ球補給システムでは、各パチンコ遊技機設置
島のパチンコ球保有量を均等にするよう、常に各パチン
コ遊技機設置島間でパチンコ球の移動を行っており、島
間をパチンコ球が移動する際の騒音が問題になってい
た。
【0004】更に、従来のパチンコ球補給システムで
は、自島にパチンコ球を受給するに際して、他島から受
けたパチンコ球を自島の底部に設けた受給タンクに供給
する構造を採っており、受給タンク内に設けたマイクロ
リフトによって受給タンク内のパチンコ球を研磨リフト
入口に揚送しているため、マイクロリフトの作動による
騒音も問題になっていた。
【0005】そこで、本発明は、パチンコ遊技機設置島
間におけるパチンコ球の移動による騒音の発生を低減さ
せ、更に、マイクロリフトを設置しないでパチンコ球の
受給を効率よく行えるようにすると共に、マイクリフト
作動による騒音の消滅およびコスト低減を実現すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、遊技場に設置される複数
のパチンコ遊技機設置島が保有するパチンコ球を前記パ
チンコ遊技機設置島間で相互補完的に循環させつつ補給
するパチンコ球補給システムであって、各パチンコ遊技
機設置島のパチンコ球保有量を監視する島監視制御手段
と、各パチンコ遊技機設置島に設けられ、自島のパチン
コ球保有量を検出する島制御手段と、を備え、前記島監
視制御手段は、前記島制御手段から送信された信号に基
づいて、各パチンコ遊技機設置島のパチンコ球保有量を
レベルデータで管理し、前記パチンコ球保有量のレベル
データが所定のレベルを満足していないと判断した場合
は、前記島制御手段に制御信号を送信してパチンコ球保
有量調整手段を制御することにより、各パチンコ遊技機
設置島のパチンコ球保有量を所定レベルに調整するよう
にしたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に係る発明は、前記請求項
1に記載のパチンコ球補給システムにおいて、前記島制
御手段は、自島のパチンコ球保有量が満杯であるか否か
を検出するための検出手段を検出するレベルを異ならし
めるように少なくとも2個設けておき、前記パチンコ遊
技機設置島の大小に応じて、満杯状態の検出に用いる検
出手段を切替えて使用できるようにしたことを特徴とす
る。
【0008】また、請求項3に係る発明は、前記請求項
1又は請求項2に記載のパチンコ球補給システムにおい
て、前記パチンコ球保有量調整手段は、少なくとも、他
島から自島へ受給される受給球の流下を停止するパチン
コ球停止手段、もしくは、自島のパチンコ球貯留タンク
に貯留されたパチンコ球の循環を停止するパチンコ球循
環停止手段の何れか一方を備えるものとしたことを特徴
とする。
【0009】また、請求項4に係る発明は、遊技場に設
置される複数のパチンコ遊技機設置島が保有するパチン
コ球を前記パチンコ遊技機設置島間で相互補完的に循環
させつつ補給するパチンコ球補給システムに用いるパチ
ンコ球補給装置であって、他島から受給されたパチンコ
球を自島に受給する受給樋と、パチンコ球を上方へ揚送
するリフトと、パチンコ遊技機設置島のアウト球を前記
リフト入口に流下させる傾倒板と、を備え、前記受給樋
より受給されたパチンコ球を前記傾倒板に直接導くよう
にしたことを特徴とする。
【0010】また、請求項5に係る発明は、前記請求項
4に記載のパチンコ球補給装置において、前記傾倒板の
前記リフト入口の近傍には段差を設け、前記受給樋より
受給されたパチンコ球を、前記傾倒板の下段に流下させ
ることにより、前記傾倒板のパチンコ球を優先して前記
リフト入口に流下させるようにしたことを特徴とする。
【0011】また、請求項6に係る発明は、遊技場に設
置される複数のパチンコ遊技機設置島が保有するパチン
コ球を前記パチンコ遊技機設置島間で相互補完的に循環
させつつ補給するパチンコ球補給システムに用いるパチ
ンコ球補給装置であって、パチンコ遊技機設置島で使用
するパチンコ球を保有するパチンコ球貯留タンクを備
え、前記受給樋で受けたパチンコ球を、前記パチンコ球
貯留タンクに直接導くようにしたことを特徴とする。
【0012】また、請求項7に係る発明は、前記請求項
6に記載のパチンコ球補給装置において、前記パチンコ
球貯留タンクは、少なくとも上部タンクと下部タンクか
ら構成され、更に、前記上部タンクの底板には、上部タ
ンク内のパチンコ球を下部タンクに導くための上下部タ
ンク連結口を設けると共に、当該底板を前記上下部タン
ク連結口に向かって傾斜させ、更に、前記受給樋を前記
上下部タンク連結口に向かって傾斜させることで、前記
受給樋に受給されたパチンコ球と、上部タンク内のパチ
ンコ球と、を前記上下部タンク連結口を介して下部タン
クに落下させるようにしたことを特徴とする。
【0013】また、請求項8に係る発明は、前記請求項
7に記載のパチンコ球補給装置において、前記受給樋の
パチンコ球の落下口を、前記上部タンクの底板の高位に
設置することで、前記受給樋のパチンコ球を、前記上部
タンクを流下するパチンコ球より優先させて前記下部タ
ンクに落下させるようにしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明に係るパチンコ球補給システムおよびパチンコ球補給
装置の実施形態を詳細に説明する。
【0015】まず、図1を用いて、本発明のパチンコ球
補給システムが設置されている遊技場(パチンコホー
ル)について詳細に説明する。
【0016】遊技場には、複数のパチンコ遊技機を有す
るパチンコ遊技機設置島100がマトリックス状に複数
島配置されている。一般に、遊技場に来店した遊技者
は、券売機102で所望金額のプリペードカードを購入
した後、所望するパチンコ遊技機に着席し、購入したプ
リペードカードや現金(紙幣または硬貨)をパチンコ遊
技機の脇に設置されたパチンコ球貸機に投入することで
パチンコ球を借り受けて遊技を行っている。また、遊技
者がパチンコ球貸機に投入したプリペードカードや紙幣
または硬貨は、パチンコ遊技機設置島内に設置されたカ
ード収納装置(図示省略)や搬送装置(後に詳述)によ
りパチンコ遊技機設置島の端部に設置された金庫103
に搬送される。
【0017】一方、各パチンコ遊技機設置島100は、
自島のパチンコ遊技機に使用するパチンコ球を保有して
自島内において前記パチンコ球を循環させている。即
ち、遊技者が、パチンコ球貸機から借用したパチンコ球
は、パチンコ遊技機を介して自島のドブ(後に詳述)に
アウト球として還元され、更に、自島に還元されたパチ
ンコ球は、後述するパチンコ球補給装置101によって
揚送され再び自島のパチンコ遊技機に補給される。な
お、パチンコ遊技機への補給から溢れたパチンコ球は、
景品球及び他のパチンコ遊技機設置島への供給球として
自島のパチンコ球貯留タンクに一旦貯留される。また、
前記パチンコ遊技機設置島100には、島の両面にパチ
ンコ遊技機を設置した両面島と、片側にのみパチンコ遊
技機を設置した片面島(壁島)とがあり、勿論、片面島
は両面島に比べてパチンコ球の保有量は少なくて済む。
【0018】次に、遊技者がパチンコ遊技機で遊技を開
始することによって発射されたパチンコ球が、図柄回転
作動装置始動口や所謂チューリップ等の入賞口に入賞し
た場合、更には、前記図柄回転作動装置始動口の入賞な
どで図柄回転始動条件が達成されることによって回転開
始した図柄回転装置に特定の図柄(例えば、7−7−
7)が揃って大当りが発生することにより作動した変動
式入賞装置へパチンコ球が入賞した場合には、前記パチ
ンコ遊技機に補給されたパチンコ球や前記パチンコ球貯
留タンクに溜まっているパチンコ球が景品球として遊技
者に前記パチンコ遊技機を介して大量に払出される。
【0019】ところが、自島内のパチンコ遊技機に大当
りが連続的に発生して自島のパチンコ球保有量が極端に
減少し、自島内での補給が不可能になる場合が考えられ
る。これを考慮して、パチンコ球補給システムでは、景
品球によって自島のパチンコ球保有量が減少した場合に
は、隣島より受給樋104,105を介してパチンコ球
の受給を受け、自島にパチンコ球を補給している。
【0020】一方、遊技者が、大当りによって獲得した
景品球を大量にパチンコ球計数器110に流し込んだ場
合等では、自島のパチンコ球保有量が規定量を超えてパ
チンコ球による詰まりの原因となる場合がある。このよ
うな場合には、自島のパチンコ球は、供給樋106,1
07を介して他島に余剰のパチンコ球を供給する必要が
ある。なお、遊技者が景品球をパチンコ球計数器110
に返却すると、で前記パチンコ球計数器110に返却さ
れた景品球の個数が印刷された景品シートとして遊技者
に与えられ、この景品シートを景品交換所120に遊技
者が持参すると、取得した景品球の範囲内で特殊景品や
景品コーナー121に陳列された所望の景品に交換する
ことができる。
【0021】更に、図1の左側の列に設置されるパチン
コ遊技機設置島をブロック1、右側の列に設置されるパ
チンコ遊技機設置島をブロック2とした場合は、このブ
ロック間においても、縦渡樋108及び縦受樋109を
介してパチンコ球の受供給を行うことでパチンコ球保有
量を効率的に制御することが可能になる。
【0022】また、遊技場(パチンコホール)は、アウ
ト球および景品球等をチェックするためのホールコンピ
ュータ122やモニタ123、及び各島のパチンコ球保
有量を制御する島制御装置214(後に詳述)や島監視
制御装置124(後に詳述)が設けられ、ホール係員が
容易に監視することができる所定の場所にこれらを設置
することで、遊技者による不正行為を監視したり、快適
な遊技環境が提供できるようなパチンコ球保有量の制御
を行ったりしている。
【0023】次に、図2を用いて、パチンコ遊技機設置
島100について詳細に説明する。図2は、図1中の
(A)の方向、即ち、パチンコ遊技機設置島100を正
面側(パチンコ球補給装置101に設置された後述する
研磨リフト側)から見た図を示すものである。
【0024】パチンコ遊技機設置島100には、パチン
コ球補給装置101を中心に片側に例えば12台のパチ
ンコ遊技機201が設置され、1つの島で例えば24台
のパチンコ遊技機が設置されている。また、パチンコ遊
技機201の上部には、大当り発生やホール係員の呼出
しに使用する呼出ランプ200が設置され、更に、呼出
ランプ200の上方には、研磨リフトにより揚送された
パチンコ球を自島内のパチンコ遊技機に導く為の補給樋
203が設けられている。また、補給樋203のパチン
コ球は、景品球の有無に応じて補給シュート204と補
給トヨ205を介して各パチンコ遊技機201へ補給さ
れる。また、パチンコ遊技機201の下部には、アウト
球をドブ209に落下される為のアウト球トヨ202が
設けられている。
【0025】また、各パチンコ遊技機間には、前述した
パチンコ球貸機206が設置され、更に、パチンコ遊技
機設置島100内には、前記パチンコ球貸機206より
投入された紙幣を島端部の紙幣金庫210に搬送する紙
幣搬送装置207や硬貨を島端部の硬貨金庫211に運
搬するための硬貨回収コンベア208及びパチンコ遊技
機201へ制御情報を送ったりパチンコ遊技機201か
ら諸情報を収集する配線等(不図示)が複雑に配設され
ている。また、パチンコ遊技機設置島100のパチンコ
球補給装置101側部の幕板の内部には、後述する島制
御装置214が設置され、自島のパチンコ球保有量等の
検出及び後述の各ゲートの制御を行っている。
【0026】一方、パチンコ遊技機設置島100の底部
には、前記アウト球を後述するパチンコ球補給装置10
1の研磨シフト入口に導くためのドブ209が設けられ
ている。また、パチンコ遊技機設置100の両端には、
パチンコ遊技機201を含むパチンコ遊技機設置島10
0内に発生したエラーや遊技者がホール係員を呼出して
いることを知らせる為の代表ランプ212や、ドブ20
9がパチンコ球で満杯になってジェットカウンタが停止
の状態であることをホール係員に知らせるためのパトラ
ンプ213が設置されている。
【0027】次に、図3に基づいて、本発明に係るパチ
ンコ球補給装置101の内部構造を詳細に説明する。
【0028】パチンコ球補給装置101は、上部タンク
300、内タンク301、下部タンク310、研磨リフ
ト313から構成されている。上部タンク300には、
自島の前方(研磨リフト側)のパチンコ遊技機設置島1
00から受給されるパチンコ球を受給樋311に導くた
めの受給口305と、自島の後方のパチンコ遊技機設置
島100から受給されるパチンコ球を受給樋312に導
くための受給口306とが設けられている。前記受給樋
311の下部には、受給樋311から流下したパチンコ
球を停止させるパチンコ球停止手段である横前ゲート3
20、更に、受給樋312の下部には、受給樋312か
ら流下したパチンコ球を停止させるパチンコ球停止手段
である横後ゲート321が各々設置されている。
【0029】前記横前ゲート320及び横後ゲート32
1から受給されたパチンコ球は、両ゲートの流下方向に
ある合流樋(不図示)で合流した後、ドブ209に流れ
込み、更に、ドブ209に流れ込んだ前記パチンコ球
は、研磨リフト313のリフトモータ324の底部付近
に設けたリフト入口323に導かれると共に研磨リフト
コンベアによって研磨されながら上方に揚送される。前
記研磨リフト313により揚送されたパチンコ球は、上
部タンク300の上部に設けたリフト吐出口302から
吐出され落下する。
【0030】その後、リフト吐出口302から落下した
パチンコ球は、中央を頂点として両側に傾倒した分配器
325に当って内タンク301に落下する。内タンク3
01がパチンコ球で満杯になった場合は、リフト吐出口
302から落下したパチンコ球は、内タンク301から
溢れて上部タンク300内へ落下して上部タンク300
の底部を流下して上下部タンク連結口326を介して下
部タンク310に落下する。
【0031】更に、下部タンク310の底部には循環口
328を設け、前記循環口328には下部タンク310
から流下したパチンコ球をドブ209に導くための循環
樋329が連結されている。前記循環樋329の下部に
はパチンコ球の循環を停止させる補給ゲート322が設
けられている。即ち、前記補給ゲート322は、下部タ
ンク310からのパチンコ球の流下を停止させ、自島へ
のパチンコ球の循環を停止させるためのパチンコ球循環
停止手段である。前記補給ゲート322を通過したパチ
ンコ球は、ドブ209に流れ込み、更に、ドブ209に
流れ込んだパチンコ球は、上述と同様に、研磨リフト3
13のリフト入口323に導かれ研磨リフトによって上
方に揚送される。
【0032】一方、内タンク301には、内タンク31
0内に落下したパチンコ球を自島の正面左側のパチンコ
遊技機に補給するための補給口307と、自島の正面右
側のパチンコ遊技機に補給するための補給口308と、
内タンク301に溜まったパチンコ球を自島の後方のパ
チンコ遊技機設置島100に供給するための供給口30
3と、自島の前方のパチンコ遊技機設置島100に供給
するための供給口304と、自島のパチンコ球を他のブ
ロックに縦渡しするための縦渡口327とが設けられて
いる。
【0033】従って、本実施形態に係るパチンコ球補給
装置101は、他島から受給されたパチンコ球を、受給
樋を介して傾倒板たるドブ202に直接導くことを可能
とすることで、従来のように、一旦受給タンクに落とし
たパチンコ球を、マイクロリフト等によって研磨リフト
のリフト入口に揚送する必要がなく、更に、マイクロリ
フトの駆動による騒音の削減、及びマイクロリフトを設
けるためのコスト低減、及び自島へのパチンコ球の受給
を迅速に行うことが可能となる。加えて、パチンコ球補
給装置101では、受給球を受給樋311及びドブ20
9を介して直接的に研磨リフト入口に導くことにより、
パチンコ球貯留タンク内(上部タンク300、内タンク
301、下部タンク310)にパチンコ球が満杯であっ
ても、自島にパチンコ球を受給することが可能であるか
ら、隣島のパチンコ球を必要に応じて自島を経由し他島
に受給するで各パチンコ遊技機設置島のパチンコ球を迅
速に受給供給することが可能である。
【0034】また、傾倒板たるドブ209の通路をリフ
ト入口の近傍で2段階の段差を設けると共に、階段の段
差付近に合流樋からの受給球の流れ込み口を設けること
で、受給樋より受給されたパチンコ球をドブ209の下
段に流下させるものとし、ドブ209の上段を上流から
流下するパチンコ球を優先して研磨リフトのリフト入口
に導くようにした。これにより、パチンコ遊技機からの
アウト球やジェットカウンタ(JC)に流し込んだパチ
ンコ球がドブ209内で満杯になってJCの作動が停止
するなどの不具合が生ずることを未然に防止できる。
【0035】次に、図1の(B)の方向を示す図4を用
いて、パチンコ遊技機設置島100に設置され、自島の
パチンコ球保有量を検出するためのセンサ位置及び他ブ
ロックからパチンコ球が供給される縦受樋410(図1
においては、縦受樋109)を介してパチンコ球を自島
内に取り込む機構部などについて詳細に説明する。
【0036】タンク危険センサ400は、パチンコ球貯
留タンク(上部タンク300、内タンク301、及び下
部タンク310を含めてパチンコ球貯留タンクとする)
内にパチンコ球が満杯になって危険な状態であることを
検出するためのセンサである。即ち、上部タンク30
0、内タンク301、及び下部タンク310がパチンコ
球で満杯になっている状態を検出するものである。尚、
前記タンク危険センサ400は、上部タンク300のリ
フト吐出口302の下部付近に設置されている。
【0037】上部タンク満杯センサ401は、下部タン
ク310がパチンコ球で満杯であって、且つ上部タンク
300も満杯の状態であることを検出するためのセンサ
である。また、上部タンク満杯センサ401は、上部タ
ンク300に保有されパチンコ球保有量の満杯を上位で
検出するための上部タンク上位満杯センサ401aと、
満杯を下位で検出するための上部タンク下位満杯センサ
401bと、から構成されている。これらのセンサは、
パチンコ遊技機設置島100の大きさに応じて有効・無
効の切替を行うものとし、上部タンク上位満杯センサ4
01aもしくは上部タンク下位満杯センサ401bの何
れか一方のみから検出出力が得られる。即ち、パチンコ
遊技機設置島100が大きくパチンコ球貯留タンクにパ
チンコ球を多く保有する必要がある場合は、上部タンク
上位満杯センサ401aを有効にし、また、パチンコ球
遊技機設置島100が小さくパチンコ球貯留タンクのパ
チンコ球保有量が少なくて済む場合は、上部タンク下位
満杯センサ401bに切替えて使用することにより、上
部タンク満杯センサ401として検出できる上限容量を
変えるのである。
【0038】よって、本実施形態に係るパチンコ球補給
装置101を用いれば、パチンコ球貯留タンクを予め1
つ用意することで複数のパチンコ遊技機設置島に対応す
ることが可能となる。従って、遊技場は、パチンコ遊技
機設置島100の大きさに対応した適量のパチンコ球を
保有させるように調整することができコスト的に有効と
なる。上部タンク満杯センサ401として設けるセンサ
の数は2個に限らず、3箇所以上に設けて、3種類以上
の上限容量を検出できるようにしても良い。尚、前記上
部タンク満杯センサ401は、内タンク301の開口付
近の高さ位置にあって、上部タンク300の内側に設置
されている。また、上部タンク上位満杯センサ401b
は、後述する上部タンク空センサ403との間に設置さ
れている。
【0039】内タンク満杯センサ402は、内タンク3
01がパチンコ球で満杯になった状態を検出するセンサ
である。この内タンク満杯センサ402が検出する状態
は、補給樋203にパチンコ球が詰まった状態であっ
て、自島のパチンコ遊技機に大当り等が発生して大量の
景品球が必要な状況となっても自島のパチンコ遊技機に
パチンコ球を補給することが可能な状態を示す。尚、前
記内タンク満杯センサ402は、内タンク301の開口
付近の高さ位置で、且つ内タンク300の内側に設置さ
れている。
【0040】上部タンク空センサ403は、上部タンク
300が空に近い状態になっていることを検出するため
のセンサである。尚、前記上部タンク空センサ403
は、受給口304の下部付近に位置し、上部タンク30
0の内側に設置されている。
【0041】下部タンク空センサ404は、上部タンク
300及び下部タンク310(内タンク301を除く)
が空の状態になっていることを検出するためのセンサで
ある。尚、前記下部タンク空センサ404は、下部タン
ク310の下部の内側に設置されている。
【0042】ドブ満杯センサ405は、ドブ209が、
遊技者がジェットカウンタ(JC)に流し込んだ景品球
やパチンコ遊技機201から回収されたアウト球で満杯
の状態であることを検出するためのセンサである。この
ドブ満杯センサ405が満杯を検出した場合、即ち、ド
ブ209がパチンコ球で満杯になった場合は、パチンコ
球等の詰まりを防止する必要があるので、ドブ満杯セン
サ405の検出出力はジェットカウンタ(JC)を中止
させるために用いる。尚、前記ドブ満杯センサ405
は、ドブ209を自島上方から見た拡大図に示すパチン
コ球送込板413の途切れたドブの側板に設置されてい
る。
【0043】一方、縦受樋410(図1においては、縦
受樋109)は、他ブロックからパチンコ球を受給する
樋である。即ち、他ブロックから縦受樋410を流下し
て受給されたパチンコ球は、縦ドブ樋411を介してド
ブ209に流下するが、縦ドブ樋411がドブ209と
連結する付近には縦受樋410からのパチンコ球を停止
させるための手段として縦受給ゲート412が設けられ
ている。従って、縦受樋410から受給されたパチンコ
球は、縦ドブ樋411とドブ209を介して研磨リフト
のリフト入口に導かれ、上述と同様に研磨リフトによっ
て上方に揚送されている。
【0044】(島監視制御部)次に、図5のブロック図
を用いて、本発明のパチンコ球補給システムにおける島
監視制御装置124の主たる機能を担う島監視制御手段
としての島監視制御部500の構成を詳細に説明する。
【0045】島監視制御部500は、各パチンコ遊技機
設置島100におけるパチンコ球の保有量を監視する制
御部であって、該島監視制御部500には、電気的に記
憶内容を消去及び再書き込みが可能なEEPROM50
1と、プログラム等のイニシャル処理が可能なリセット
スイッチ502と、後述する島監視設定スイッチ507
からの信号を受信するため入力インターフェース503
と、外部にセーフティモニタ等を接続するためのモニタ
端子505と、各パチンコ遊技機設置島の島制御手段た
る制御部(後述する島制御部510)との通信のための
入出力端子506と、後述の島監視表示装置508及び
警報ランプ509に信号を送信するための出力インター
フェース504と、が接続されている。また、前記島監
視制御部500は、制御命令及び制御データを記憶する
記憶部(ROM)と、該制御命令を各制御部に指示する
演算処置部(CUP)と、処理データや演算結果等を記
憶する記憶部(RAM)と、前記セーフティモニタ及び
前記島制御部510との通信を行うためのシリアル変換
インターフェースと、から構成されている。
【0046】ここで、図6の(a)乃至(b)を用い
て、前記島監視設定スイッチ507について詳細に説明
する。
【0047】島監視設定スイッチ507には、図6
(a)のデジタルスイッチ600と、図6(b)のディ
ップスイッチ601と、がある。デジタルスイッチ60
0は、パチンコ遊技機設置島100の島数を設定するス
イッチであって、例えば、図6(a)のように設定した
場合は、パチンコ球補給システムの制御対象となる島数
が「10」に設定されていることを示す。
【0048】前記ディップスイッチ601は、メンテナ
ンス用のスイッチであって、例えば、図6(b)のDM
S1スイッチは、遊技場の営業が終了時(閉店時)に、
各パチンコ遊技機設置島100が現在保有のパチンコ球
を移動させることで各島のパチンコ球保有量を均等化す
るスイッチである。また、DMS2スイッチは、EEP
ROM501を有効にしてパチンコ球補給システムに発
生した障害履歴をEEPROM501に書き込みを可能
にするスイッチであって、更にDMS4スイッチによっ
て、前記障害履歴を例えば前記セーフティモニタに表示
させ、更に、DMS4スイッチによって、前記障害履歴
及び現在障害情報を例えばホールコンピュータにリアル
タイムで表示させるためのスイッチである。
【0049】従って、本実施形態に係るパチンコ球補給
システムでは、前記メンテナンススイッチを用いて適宜
な設定を行うことにより、閉店前から各島を均等化させ
ることができるので、このスイッチを活用することで、
遊技場が閉店後に各島が均等になる時間が短縮され省力
化される。なお、各島のパチンコ球保有量を均等にする
具体的技術については、後に詳述する。また、過去に発
生した障害履歴を表示されることが可能であることから
保守作業を効率的に行うことが可能になる。
【0050】次に、島監視表示装置508及び警報ラン
プ509について、図6(c)を用いて詳細に説明す
る。島監視表示装置508は、多くのLEDがマトリッ
クス状に配置された表示板であって、表示部602を1
ブロックとして3行5列のブロックから構成され、各々
のブロックにおける表示態様は同じである。
【0051】ここで、表示部602を用いて、島監視表
示装置508における表示内容を詳細に説明する。例え
ば、表示部602の上段は、パチンコ遊技機設置島10
0の島番号が表示され、以下、2段目:(T)は、タン
ク危険センサ400がONの状態で、その島のパチンコ
球貯留タンクが満杯の状態を、3段目:(補)は、その
島の補給ゲートや横受けゲート、縦受けゲートが動作
し、球の補給を受けている状態を、4段目:(E)は、
下部タンク空センサがOFFの状態で、後述するパチン
コ球保有量のレベルが「0」の状態を,5段目:(3)
は、上部タンク満杯センサ401がONの状態で、後述
するパチンコ球の保有量のレベルが「3」の状態である
ことを示し、6段目:(2)は、上部タンク空センサ4
03がONの状態で、後述するパチンコ球保有量のレベ
ルが「2」の状態を、7段目:(1)は、下部タンク空
センサ404がONの状態で、後述するパチンコ球保有
量のレベルが「1」の状態を、各々表示していることを
示す。
【0052】また、前記警報ランプ509は、内タンク
満杯センサ402がOFFの状態で、どれかのパチンコ
遊技機設置島がパチンコ遊技機に補給するパチンコ球が
不足して危険な状態(玉なし)であることを表示するラ
ンプである。
【0053】上述したように、本実施形態に係るパチン
コ球補給システムにおける島監視制御装置は、所定のパ
チンコ遊技機設置島やホールコンピュータが設置された
管理室に設置することで、ホール係員が必要に応じて容
易に監視することが可能となる。
【0054】(島制御部)次に、図5のブロック図を用
いて、本発明のパチンコ球補給システムにおける島制御
装置214の主たる機能を担う島制御手段としての島制
御部510の構成を詳細に説明する。
【0055】島制御部510は、自島のパチンコ球保有
量を監視して制御する制御部であって、該島制御部51
0には、後述する自島表示装置516及び警報ランプ5
17に信号を出力するための出力インターフェース51
1と、後述する各ゲートドライバ518及びJCドライ
バ159に信号を出力するための出力インターフェース
512と、前述した各センサ400乃至405(以下、
まとめてセンサ520とする)と、後述する自島設定ス
イッチ521及びリフト停止出力532の信号を入力す
るための入力インターフェース513と、外部にセーフ
ティモニタ等を接続するためのモニタ端子515と、島
監視制御500との通信のため入出力端子514と、が
接続されている。また、前記島制御部510は、島監視
制御部500と同様に、演算処理部(CPU)、記憶部
(RAM/ROM)、及び前記島監視制御部500との
通信を行うためのシリアル変換インターフェースと、か
ら構成されている。
【0056】ここで、図7を用いて、島制御部510に
接続されている自島表示装置516、警報ランプ51
7、及び自島設定スイッチ521について詳細に説明す
る。図7(a)の自島表示装置516は、LEDが複数
配置されたエラー表示部701、センサ表示部702、
ゲート表示部703から構成されている。
【0057】まず、エラー表示部701の各LEDに表
示される内容を説明する。(上段:システム)は、自島
の内タンク満杯センサがOFFの状態で、自島のパチン
コ遊技機にパチンコ球を補給できない「玉なし」の危険
な状態を表示し、(2段目:通信)は、島監視制御部5
00と島制御部510との間の通信に問題は発生したこ
とを表示し、(3段目:SW)は、タンクに設置したセ
ンサ400乃至405で検出した内容に矛盾が発生して
いることを表示し、(4段目:リフト)は、研磨リフト
312が停止状態にあることを各々表示している。
【0058】次に、センサ表示部702の各LEDに表
示される内容を説明する。(上段:a)は、タンク危険
センサ400から検出信号がある場合を表示し、(2段
目:b)は、上部タンク満杯センサ401からの検出信
号がある場合を表示し、(3段目:c)は、内タンク満
杯センサ402からの検出信号がある場合を表示し、
(4段目:d)は、上部タンク空センサ403からの検
出信号がある場合を表示し、(5段目:e)は、下部タ
ンク空センサ404からの検出信号がある場合を表示
し、(6段目:f)は、ドブ満杯センサ405からの検
出信号がある場合を各々表示している。また、前記島制
御部510は、ドブ満杯センサ405からの検出信号が
ある場合は、JC中止Dr519に信号を出力し、JCを
停止させると同時に、警報ランプ517に信号を出力し
てパトランプ213及び代表ランプ212を点灯/点滅
させることでドブ209がパチンコ球で満杯になって危
険な状態であることをホール係員に知らせている。
【0059】次に、ゲート表示部703の各LEDに表
示される内容を説明する。(上段:補給)は、補給ゲー
ト322がオープンの状態で補給中であることを表示
し、(2段目:横前)は、横前ゲート320がオープン
の状態で、自島の正面側のパチンコ遊技機設定島からパ
チンコ球を受給していることを表示し、(3段目:横
後)は、横後ゲート321がオープンの状態で、自島の
後側のパチンコ遊技機設置島からパチンコ球を受給して
いることを表示し、(4段目:縦)は、縦受ゲート41
2がオープンの状態で、他ブロックからパチンコ球を受
給していることを、(5段目:AUTO)は、パチンコ
球補給システムが自動運転中に設定されていることを各
々表示している。
【0060】上述した自島表示装置516は、各パチン
コ遊技機設置島100の幕板の内部に設置され、ホール
係員が、前記自島の幕板を開けることで自島の状況を必
要に応じて確認することができるようになっている。勿
論、前記自島表示装置の設置位置はこれ限定されること
はない。
【0061】続いて、図7(b)乃至(d)を用いて、
自島設定スイッチ521の機能について詳細に説明す
る。自島設定スイッチ521は、自島の各種設定を行う
ためのディップスイッチ710と、自島の番号等を設定
するデジタルスイッチ720と、手動切換スイッチ73
0とで構成されている。
【0062】ここで、図8(a)乃至(d)を用いて、
前記ディップスイッチ710の機能について詳細に説明
する。
【0063】まず、図8(a)は、自島は、他ブロック
に対して縦渡し/縦受けを行う否かについて設定するス
イッチであって、DS11乃至DS12スイッチは、自
島のパチンコ球を他のどのブロックに縦渡しをするかを
設定するスイッチである。例えば、(DS11、DS1
2)が、(ON,ON)の場合は、自島の後方側のブロ
ックへ、(ON,OFF)の場合は、自島の前方側のブ
ロックへ、(OFF,ON)の場合は、縦渡しなし、
(OFF,OFF)は、未使用の場合に各々設定してい
る。
【0064】次の、DS13乃至DS14スイッチは、
他のどのブロックから自島にパチンコ球を縦受けするか
否かを設定するスイッチである。例えば、(DS13、
DS14)が、(ON,ON)の場合は、自島の後方側
のブロックから自島へ、(ON,OFF)の場合は、自
島の前方側のブロックから自島へ、(OFF,ON)の
場合は、縦受けなし、(OFF,OFF)は、未使用の
場合に各々設定している。
【0065】次の図8(b)のDS15乃至DS16ス
イッチは、下部タンクにおける上部タンク上位満杯セン
サ401aもしくは上部タンク下位満杯センサ401b
の有効・無効を切り換えるスイッチである。例えば(D
S15、DS16)が(OFF、OFF)の場合は上部
タンク上位満杯センサ401aが有効で、(ON、OF
F)の場合は上部タンク下位満杯センサ401bが有効
で、(ON、ON)は、未使用の場合に各々設定してい
る。
【0066】次の図8(c)のDS17乃至DS18ス
イッチは、島の種類を設定するスイッチである。例え
ば、(DS17、DS18)が、(OFF、OFF)の
場合は、自島が両面島であること、(OFF、ON)の
場合は、自島が壁島であること、(ON、OFF)の場
合は、自島が柱島(島内にホールの柱は立って、通常の
両面島に比べて幅が広い島のこと)であること、(O
N、OFF)は、未使用であることを各々設定してい
る。
【0067】次の図8(d)のDS21スイッチは、自
島にジェットカウンタ(JC)が設置されているか否か
を設定するスイッチである。例えば、DS21がOFF
の場合は、自島にJCが設置されていない島で、DS2
1がONの場合は、自島にJCが設置されている島であ
ることを各々設定している。
【0068】尚、DS22乃至DS24スイッチは、本
発明の実施の形態では未使用のスイッチであるが、必要
に応じて機能を追加することが可能である。例えば、下
部タンクの種類を複数設定する際にDS22乃至DS2
3スイッチを用いる場合、(DS22、DS23)が
(OFF、OFF)の場合は、下部タンク310が設置
された場合で、(ON、OFF)の場合は前述の下部タ
ンク310より小さなタンクが設置されている場合で、
(ON、ON)は未使用の場合に、各々設定する。
【0069】次に、図7(c)を用いて、上述のデジタ
ルスイッチ720の機能について詳細に説明する。前記
デジタルスイッチ720の百の位は、自島が所属するブ
ロック番号を設置するスイッチであって、図の「2」に
設定した場合は、自島のブロック番号が「2」に設定さ
れていることを示している。 また、十の位と1の位
は、自島の島番号を設定するスイッチであって、図の
「22」に設定した場合は、自島の島番号が「22」に
設定されていることを示している。従って、島制御部
が、前記デジタルスイッチの値を島監視制御部に送信す
ることで、島監視制御部は、送信されたデータが、どの
ブロックに属した何番の島番号のデータであるかを認識
することができるようになっている。
【0070】次に、図7(d)は、各ゲートの自動/手
動を切換える手動切換スイッチ730であって、前記手
動切換スイッチ730は、(補)が補給ゲート322
に、(前)が横前ゲート320に、(後)が横後ゲート
321に、(縦)が縦受ゲート412に、各々対応し
て、各スイッチをOPEN/CLOSEに傾倒すること
で各ゲートを手動で開閉させることができる切換えスイ
ッチである。従って、ホール係員は、自島がパチンコ球
で詰まった場合や、自島のパチンコ球を強制的に隣島や
他ブロックに移動させたい場合にこのスイッチを使用す
ることになる。通常の遊技場が営業中の場合は、各スイ
ッチをAUTOにすることで、パチンコ球補給システム
を自動運転させることができるようになっている。
【0071】(リフト制御部)次に、図5のブロック図
を用いて、リフト制御部530の構成を詳細に説明す
る。
【0072】リフト制御部530は、警報SW531か
らの入力信号に応じて研磨リフト停止部533に信号を
出力して研磨リフトを停止させると共に、リフト停止出
力部532に信号出力して研磨リフトが停止の状態を島
制御部510に知られている。尚、警報SW531は、
タンク危険センサ400の検出に伴ってリフト制御部5
30に信号を出力している。
【0073】以下、本実施形態に係るパチンコ球補給シ
ステムにおける基本的な制御について図9乃至図13を
用いて詳細に説明する。
【0074】まず、図9を用いて、本実施形態に係るパ
チンコ球補給システムにおける島監視制御処理について
説明する。
【0075】ST900では、前述したデジタルスイッ
チ600によって設定されたブロック数や島数情報の設
定をRAMの所定記憶領域に(例えば「2」、「1
0」)となるように設定する。また、ディップスイッチ
601によって設定された各パチンコ遊技機設置島のパ
チンコ球保有量を均等の実行有無、EEPROM501
の有効無効、セーフティモニタの有効無効、ホールコン
ピュータの有効無効、情報の設定をRAMの所定記憶領
域に(例えば、「無」「有」「無」「有」)となるよう
に設定する。
【0076】次のST901では、各島制御部510か
ら受信した各島データ(例えばSwData)を取得す
ると共に、ST902で、各センサ情報(SwDat
a)の下位ビットのフラグ情報によって、ドブ満杯セン
サ405がONであるか否かの判定を行い、ドブ満杯セ
ンサがONである場合は、ST903で、島監視制御部
500の所定記憶領域のフラグをONにセットすること
で、シリアル通信の送信周期で該セット情報がST90
2で取得したブロック番号と島番号の島制御に送信さ
れ、該パチンコ遊技機設置島100のJCが中止にな
る。また、島監視制御部500は、前記フラグ情報を基
に島監視表示装置508に信号を出力して(E)のLE
Dを点灯させてドブ209が満杯になっていることを知
らせている。尚、前記島データには、各センサ情報、縦
渡し/縦受け情報、下部タンク種別情報、島種別情報、
JC有無情報、リフト停止情報、島番号情報、ブロック
番号情報等がある。
【0077】(論理矛盾の検出条件)次のST904で
は、取得した各センサ情報が論理矛盾の情報である否か
の判定を行っている。即ち、例えば、論理矛盾の判定
は、各センサ情報が実際に有り得ない検出データ(Er
Data)であるか否かの判定である。本実施形態にお
ける論理矛盾の判定は、例えば、取得した各センサ情報
(図12(b)上段)の各ビットを右側にシフトさせ
て、(図12(b)の下段)の検出データ(FSwDa
ta)に変換した後、該検出データと、記憶部(RO
M)に予め格納された、図12(a)の論値破綻データ
(ErData)との排他的論理和を行い、ST905
で、前記論値破綻データと記憶部(ROM)に予め格納
された論理矛盾データ(PaData)とを比較するこ
とで論理矛盾判定を行っている。
【0078】ST905で、論理矛盾があると判断され
た場合は、ST906で、論理矛盾内容を所定記憶領域
にセットすることで、シリアル通信の送信周期で該論理
矛盾内容の情報がST901で取得したブロック番号と
島番号の島制御に送信される。
【0079】図12(a)に示すように、論理矛盾内容
の情報には、各センサ情報(FSwData)と(Er
Data)との排他的論理和である論値矛盾データ(P
aData=18H):<タンク危険センサ400O
N、かつ、上部タンク満杯センサ401OFF>の場合
と、(PaData=14H):<タンク危険センサ4
00ON、かつ、内タンク満杯センサ402OFF>の
場合と、(PaData=12H):<タンク危険セン
サ400ON、かつ、上部タンク空センサ403OFF
>の場合と、(PaData=11H):<タンク危険
センサ400ON、かつ、下部タンク空センサ404O
FF>の場合と、(PaData=0AH):<上部タ
ンク満杯401ON、かつ、上部タンク空センサ403
OFF>の場合と、(PaData=09H):<上部
タンク満杯401ON、かつ、下部タンク空センサ40
4OFF>の場合と、(PaData=03H):<上
部タンク空センサ403ON、かつ、下部タンク空セン
サ404OFF>の場合と、(PaData=04
H):<内タンク空センサ402OFF>の場合、の情
報がある。
【0080】尚、タンク危険センサ400(Swa)が
ONであると判断された場合、論理矛盾処理としては、
警報SwをONにすることでリフト停止の制御を行って
いる。
【0081】次のST907では、取得した前記各セン
サ情報を基に各パチンコ遊技機設置島100のパチンコ
球保有量のレベル管理を行っている。
【0082】(各レベルの検出条件)以下、図12
(c)を用いて、レベル管理の検出条件について詳細に
説明する。なお、便宜上、タンク危険センサ400をS
Wa、上部タンク満杯センサ401をSWb、内タンク
満杯センサ402をSWc、上部タンク空センサ403
をSWd、下部タンク空センサ404をSWeとして説
明するものとする。
【0083】各パチンコ遊技機設置島のレベル管理は、
ST901で取得した各センサ情報(SwData)の
各ビットを右側にシフトさせて変換した検出データ(F
SwData)、即ち、ドブ満杯センサを除く各センサ
が、予め定めたレベルデータ(LeData)に一致す
るか否の判定で管理している。
【0084】図12(c)に示すように、LeData
=1FHの場合は、受信した島のレベルを「3」(リフ
ト吐出口満杯、全てのセンサがONの状態)とする。ま
た、LeData=0FHの場合、受信した島のレベル
を「3」(上部タンク満杯、かつ、内タンク満杯、SW
b∧SWc∧SWd∧SWeがONの状態)とする。ま
た、LeData=0BHの場合、受信した島のレベル
を「3」(上部タンク満杯、かつ、内タンク空、SWb
∧SWd∧SWeがONの状態)とする。また、LeD
ata=07Hの場合、送信された島のレベルを「2」
(内タンク満杯、かつ、下部タンク満杯、SWc∧SW
d∧SWeがONの状態)とする。また、LeData
=03Hの場合、送信された島のレベルを「2」(内タ
ンク空、かつ、下部タンク満杯、SWd∧SWeがON
の状態)とする。また、LeData=05Hの場合、
送信された島のレベルを「1」(内タンク満杯、かつ、
下部タンク中、SWc∧SWeがONの状態)とする。
また、LeData=01Hの場合、送信された島のレ
ベルを「1」(内タンク空、かつ、下部タンク中、SW
eがONの状態)とする。また、LeData=04H
の場合、送信された島のレベルを「0」(内タンク満
杯、かつ、下部タンク空、SWcがONの状態)とす
る。また、LeData=00Hの場合、送信された島
のレベルを「0」(内タンク空、かつ、下部タンク空
(玉なし)、全てのセンサがOFFの状態)とする。
【0085】次のST908では、ST907で判定し
た各パチンコ遊技機設置島のレベル情報、及び各パチン
コ遊技機設置島に送信する制御データを所定記憶領域に
セットすることで、シリアル通信の送信周期で該制御デ
ータを各パチンコ遊技機設置島に送信する。
【0086】(島監視制御部の基本制御)ここで、各パ
チンコ遊技機設置島に送信する制御データについて詳細
に説明する。
【0087】島監視制御部500は、各パチンコ遊技機
設置島100から受信した島データを基に、各パチンコ
遊技機設置島に送信する制御データの設定を行ってい
る。即ち、ST907の演算で、受信した島番号のパチ
ンコ球保有量のレベルデータが(LeData=1FH
又は0FH又は0BH)の場合、受信した島番号に対す
る両隣島のパチンコ球保有量を比較して、パチンコ球保
有量が少ないと判断されたパチンコ遊技機設置島に、受
信したパチンコ遊技機設置島のパチンコ球を供給する。
【0088】具体的には、LeData=1FH又は0
FHの場合は、受信したパチンコ遊技機設置島に、のレ
ベルが「3」→「2」になるまで自島の補給ゲートをオ
ープン、横前ゲート、横後ゲート及び縦受ゲートをクロ
ーズにする。パチンコ球保有量が少ない隣島の横前ゲー
ト又は横後ゲートをオープンにすることによってパチン
コ球を供給する。また、LeData=0BHの場合
は、補給ゲートを2分間オープンにすることで内タンク
にパチンコ球を補給する。
【0089】また、同様に、受信した島番号のパチンコ
球保有量のレベルデータが(LeData=07H)の
場合、横前ゲート、横後ゲート、縦受ゲート及び補給ゲ
ートをクローズすることで自島のパチンコ球の移動を行
うことなく自島のパチンコ球保有量の維持する。但し、
受信したパチンコ遊技機設置島がJC島であると判断し
た場合は、受信した島番号に対する両隣島のパチンコ球
保有量を比較して、パチンコ球保有量が少ないと判断さ
れたパチンコ遊技機設置島に、受信したパチンコ遊技機
設置島のパチンコ球を供給する。
【0090】また、受信した島番号のパチンコ球保有量
のレベルデータが(LeData=03H)の場合は、
受信したパチンコ遊技機設置島の補給ゲートを2分間オ
ープンにして内タンクにパチンコ球を補給し、自島のパ
チンコ球保有量の維持する。但し、受信したパチンコ遊
技機設置島がJC島であると判断した場合は、補給ゲー
トを2分間オープンにすることで内タンクにパチンコ球
を補給した後、受信した島番号に対する両隣島のパチン
コ球保有量を比較して、パチンコ球保有量が少ないと判
断されたパチンコ遊技機設置島に、受信したパチンコ遊
技機設置島のパチンコ球を供給する。
【0091】また、受信した島番号のパチンコ球保有量
のレベルデータが(LeData=05H)の場合は、
受信したパチンコ遊技機設置島の横前ゲート、横後ゲー
ト、縦受ゲート及び補給ゲートをクローズすることで自
島のパチンコ球の移動を行うことなく自島のパチンコ球
保有量を維持する。
【0092】また、受信した島番号のパチンコ球保有量
のレベルデータが(LeData=01H)の場合は、
受信したパチンコ遊技機設置島の補給ゲートを2分間オ
ープンにして内タンクにパチンコ球を補給、自島のパチ
ンコ球保有量を維持する。
【0093】また、受信した島番号のパチンコ球保有量
のレベルデータが(LeData=04H又は00H)
の場合は、受信した島番号に対する両隣島のパチンコ球
保有量を比較して、パチンコ球保有量が多いと判断され
たパチンコ遊技機設置島のパチンコ球を、受信したパチ
ンコ遊技機設置島に受給する。即ち、受信したパチンコ
遊技機設置島の横前ゲート又は横後ゲートをオープンに
すると共に、補給ゲートをクローズにすることで、受信
したパチンコ遊技機設置島にパチンコ球保有量が多いと
判断されたパチンコ球を受給する。
【0094】但し、(LeData=00H)の場合
は、パチンコ球貯留タンクが「玉なし」に設定する。
【0095】次のST909では、ST908で設定さ
れた前記レベル情報を、出力インターフェース504を
介して表示装置508及び警告ランプ509に出力する
ことで、各島のパチンコ球保有量の情報をホール係員に
知らせている。なお、表示装置508とパチンコ球保有
量の関係を以下に示す。即ち、(T)ランプ点灯:タン
ク危険センサがONの状態のレベル「3」の状態、
(補)ランプ点灯:ドブ満杯センサがONの状態、
(E)ランプ点灯:レベル「0」の状態、(3)ランプ
点灯は、レベル「3」の状態、(2)ランプ点灯はレベ
ル「2」の状態、(1)ランプ点灯はレベル「1」の状
態を各々表示している。
【0096】(島制御部)次に、図10、図12を用い
て、本実施形態に係るパチンコ球補給システムにおける
島制御処理について詳細に説明する。
【0097】ST1000では、島制御部510に入力
される自島データの設定を行っている。自島データに
は、前述した自島のブロック番号、自島の島番号、縦渡
し/縦受けの有無、自島の下部タンクの種類、自島の種
類、JC島の有無の設定である。
【0098】次のST1001では、島監視制御部50
0から送信される制御データ及び、島制御部510に入
力された信号の取得を行っている。
【0099】次のST1002では、取得した前記制御
データ及び入力データを基に、自島に接続された自島表
示装置516に自島の状況を表示させる。
【0100】次のST1003では、前記制御データに
ゲート制御の指示があるか否かを判断している。ゲート
制御があると判断された場合は、ST1004で前記制
御データに対応した信号をゲートドライバ518に出力
して各ゲートを制御することで自島のパチンコ球保有量
の調整を行っている。例えば、補給ゲート322のオー
プン命令である場合は、補給ゲート322のクローズ命
令を受信するまで補給ゲートをオープンの状態にしてい
る。勿論、前記ゲートとは、横前ゲート、横後ゲート、
補給ゲート、縦受ゲート及び縦渡ゲートであって、島制
御部510は、受信した前記制御データを基に各ブロッ
クへのパチンコ球の制御を行うことになる。
【0101】次のST1005では、ドブ209が、遊
技者がジェットカウンタ(JC)に流し込んだ景品球や
パチンコ遊技機201から回収されたアウト球で満杯の
状態であるか否かをドブ満杯センサ405の検出出力の
有無に基づき判定し、ドブ満杯センサ405が満杯を検
出していた場合には、JC中止信号を出力してジェット
カウンタ(JC)の動作を中止させ、ドブ209内でパ
チンコ球等の詰まりが生ずることを防止する。
【0102】このように、島制御部510は、制御デー
タに基づいて自島に設置された各ゲートを制御すること
により、自島のパチンコ球保有量の調整を行うと共に、
入力信号に基づいて自島のパチンコ球保有状況を自島表
示装置に表示させている。
【0103】続いて、図11を用いて、本発明の実施の
形態におけるリフト制御処理について詳細に説明する。
【0104】ST1100で、電源投入の有無の判定を
行い、電源が投入されたと判断された場合は、ST11
01にリフト作動を開始する。
【0105】次のST1102で、警告Sw(タンク危
険センサ400)からの検出があるか否かの判定を行
い、警告Swから検出信号がない場合は、警告Swから
検出信号が出力されるまで研磨リフトを継続して作動さ
せる。
【0106】一方、警告Swから検出信号がある場合
は、ST1103でリフト停止信号を自島に送信すると
共に、ST1104で、自島のリフトを停止させる。
【0107】(まとめ)上述した本実施形態に係るパチ
ンコ球補給システムでは、例えば、パチンコ遊技機設置
島のパチンコ球保有量を「0」〜「3」のレベル分け
し、各遊技機設置島からのレベルデータに基づいて、島
間制御手段として機能する島監視制御装置がパチンコ球
保有量調整手段(受給樋104,105や供給樋10
6,107に加えて縦渡樋108や縦受樋109を介し
て他のパチンコ遊技機設置島100へパチンコ球を供給
したり受けたりするパチンコ球補給装置101を島制御
装置214が制御することで機能実現する)を作動させ
て、各パチンコ遊技機設置島間でパチンコ球保有量が均
等となるようにレベル調整するのである。
【0108】なお、各パチンコ遊技機設置島100から
送信されたレベルデータに基づいて報らされたレベルに
応じた処理を具体的に例示すると、例えば、レベル3の
場合は、自島の両隣島のパチンコ球保有量を検出してパ
チンコ球保有量が少ない方の島にパチンコ球を供給す
る。また、レベル0の場合は、自島の両隣島のパチンコ
球保有量を検出してパチンコ球保有量が多い方の島から
パチンコ球を受給する。また、レベル2の場合、自島が
JC島である否かを判定し、自島がJC島であると判断
された場合には、レベル3と同様に自島の両隣島のパチ
ンコ球保有量を検出してパチンコ球保有量が少ない方の
島にパチンコ球を供給する。逆に、自島がJC島でない
と判断された場合は、受給要求がない場合、自島のパチ
ンコ球保有量を維持する。また、レベル1の場合、レベ
ル2と同様に、隣島からの要求がない場合は、自島のパ
チンコ球保有量を維持する。
【0109】また、複数のパチンコ遊技機設置島100
を束ねたブロックとして捉えた場合のブロック間におけ
るパチンコ球補給制御例として、自ブロックの過半数が
レベル3の場合、両隣ブロックのレベルを検出してパチ
ンコ球保有量が少ない方の隣ブロックにパチンコ球を供
給する。即ち、パチンコ球の供給は、縦渡樋108が設
置されているパチンコ遊技機設置島を経由して隣ブロッ
クに供給する。また、自ブロックの過半数がレベル0の
場合、両隣ブロックのレベルを検出してパチンコ球保有
量が多い方の隣ブロックからパチンコ球を受給する。即
ち、パチンコ球の受給は、縦受樋410が設置されてい
るパチンコ遊技機設置島を経由して隣ブロックに受給す
る。
【0110】(第2の実施形態)次に、本発明に係るパ
チンコ球補給装置の第2実施形態を、図13乃至図14
を用いて詳細に説明する。
【0111】図13は、本発明のパチンコ球補給装置1
300をパチンコ遊技機設置島100の正面(図1の
(C)方向)から見た正面図であって、図14は、前記
パチンコ遊技機設置島100の側面(図1の(D)方
向)から見た図である。このパチンコ球補給装置130
0に関する内部構造を、図13乃至図14を用いて詳細
に説明する。なお、図13乃至図14には、自島のパチ
ンコ球を他のブロックに縦渡するための縦渡口を設けて
いないが、図3と同様の前記縦渡口を内タンクに設ける
ことで、自島のパチンコ球を他のブロックのパチンコ遊
技機設置島100に供給することは可能である。
【0112】まず、前記パチンコ球補給装置300は、
図3に示すパチンコ球補給装置101と同様に、上部タ
ンク300、内タンク301、下部タンク310、研磨
リフト313から構成されている。上部タンク300に
は、自島の前方に設置されたパチンコ遊技機設置島10
0から受給されたパチンコ球を、受給口305を介して
上下部タンク連絡口326に導くための受給樋1301
と、自島の後方に設置されたパチンコ遊技機設置島10
0から受給されたパチンコ球を、受給口306を介して
上下部タンク連絡口326に導くための受給樋1302
と、図3と同様のリフト吐出口302と、が設けられて
いる。
【0113】また、内タンク301は、図3と同様に自
島の後方に設置されたパチンコ遊技機設置島100に、
自島のパチンコ球を供給するための供給口303と、自
島の前方に設置されたパチンコ遊技機設置島100に自
島のパチンコ球を供給するための供給口304から構成
されている。
【0114】また、内タンク301がパチンコ球で満杯
になった場合、自島のパチンコ球を前記供給口303乃
至304を介して隣島に供給される。更に、内タンク3
01を溢れ出たパチンコ球は、上部タンク300に落下
することになる。
【0115】また、下部タンク310は、図3と同様
に、上下部タンク連結口326を介して上部タンクに接
合され、上部タンク300内のパチンコ球は、上部タン
ク300の底部の傾斜(パチンコ球ガイド部)に沿って
流下して下部タンク310に落下する。
【0116】また、受給口305乃至306を介して隣
島から受給されたパチンコ球は、受給樋1301乃至1
302を流下して受給球分配器1310を通って下部タ
ンク310に落下する。
【0117】一方、下部タンク310に貯留されたパチ
ンコ球は、補給ゲート322を制御することでドブ20
9に流れ込み、ドブ209に流れ込んだ前記パチンコ球
は、更に研磨リフト入口323に流下する。また、前記
下部タンク310の中央付近には、タンク貫通孔140
2を設け、自島内に配設される紙幣搬送装置、硬化回収
コンベア及びパチンコ遊技機と制御とを結ぶ配線等を通
すようにしている。
【0118】次に、図13を用いて、本発明の受給球分
配器1310についての機能を詳細に説明する。
【0119】受給樋1301乃至1302を流下したパ
チンコ球は、該受給樋の下流で合流して上下部タンク連
結口326を通って下部タンク310に落下する。同時
に、上部タンク300内のパチンコ球は、上部タンク3
00の底部の傾斜に沿って前記上下部タンク連結口32
6を通って下部タンク310に落下することになる。と
ころが、受給樋1301乃至1302と上部タンク30
0の傾斜の物理的な位置関係によって、受給樋1301
乃至1302を流下して落下するパチンコ球は、前記上
部タンク300の底部を流下するパチンコ球を優先して
前記上下部タンク連結口326に落下する。
【0120】また、第2実施形態に係るパチンコ球補給
装置1300は、前述したように前記下部タンク310
に溜まっているパチンコ球を、補給ゲートをオープンに
することでドブ209を介して研磨リフト入口323に
導くことが可能である。従って、パチンコ球補給装置1
300は、自島の下部タンク310がパチンコ球で満杯
であっても、下部タンク310に溜まっているパチンコ
球をドブ209に流下させると共に、他島のパチンコ球
を直接的に下部タンクに受給することが可能となる。
【0121】即ち、第2実施形態に係るパチンコ球補給
装置1300は、他島から受給されたパチンコ球を一旦
ドブ209に流下させた後、研磨リフトにより揚送して
内タンクを満杯にした溢れ球を下部タンク310に貯留
する前記第1実施形態に係るパチンコ球補給装置101
に比べても、他島から供給されるパチンコ球を自島に迅
速に受給することが可能になっている。
【0122】このように、第2実施形態に係るパチンコ
球補給装置1300は、前述した物理的原理を利用して
受給球を優先的に下部タンク310に導くもので、パチ
ンコ球補給装置1300のパチンコ球貯留タンク内(上
部タンク300、内タンク301、下部タンク310)
にパチンコ球が満杯になっても、自島にパチンコ球を受
給することができると共に、隣島のパチンコ球を必要に
応じて自島を経由し他島に供給することができので、各
パチンコ遊技機設置島のパチンコ球の受給/供給を迅速
に行うのに有用である。なお、第2実施形態にあっ刈る
パチンコ球補給装置1300は、第1実施形態に係るパ
チンコ球補給装置101と同様に、マイクロリフトの駆
動による騒音の削減、及びマイクロリフトを設けるため
のコストアップ抑制に寄与できるという効果を奏する。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るパ
チンコ球補給システムによれば、各パチンコ遊技機設置
島のパチンコ球保有量をレベルデータに基づいて島監視
制御装置が管理し、パチンコ球保有量のレベルデータが
所定のレベルを満足していないと判断した場合は、パチ
ンコ遊技機設置島の島制御手段へ制御信号を送信してパ
チンコ球保有量調整手段を制御することで、各パチンコ
遊技機設置島のパチンコ球保有量を所定レベルに調整す
ることができる。すなわち、パチンコ球保有量が所定レ
ベルに満たない状態となったパチンコ遊技機設置島が検
出された場合のみ、隣島などからパチンコ球の受給/供
給を行うのであるから、通常時は、無闇にパチンコ球を
移動させる必要がなくパチンコ球の移動による騒音を低
減することが可能である。
【0124】また、請求項2に係るパチンコ球補給シス
テムによれば、島制御手段に、自島のパチンコ球保有量
が満杯であるか否かを検出するための検出手段を検出す
るレベルを異ならしめるように少なくとも2個設けてお
き、前記パチンコ遊技機設置島の大小に応じて、満杯状
態の検出に用いる検出手段を切替えて使用できるように
したので、パチンコ遊技機設置島の規模に適合したパチ
ンコ球の保有量を検出するように変更でき、パチンコ球
補給システムとしての自由度を高めることができる。
【0125】また、請求項3に係るパチンコ球補給シス
テムによれば、他島から自島へ受給される受給球の流下
を停止するパチンコ球停止手段、もしくは、自島のパチ
ンコ球貯留タンクに貯留されたパチンコ球の循環を停止
するパチンコ球循環停止手段のうち、少なくとも何れか
一方をパチンコ球保有量調整手段が備えるものとし、パ
チンコ球停止手段を備える場合には他島からの供給球を
停止することで、パチンコ遊技機設置島内のパチンコ球
保有量を調整でき、パチンコ球循環停止手段を備える場
合には他島へのパチンコ球供給を停止することで、他の
パチンコ遊技機設置島内のパチンコ球保有量を調整でき
る。すなわち、すくなくとも、パチンコ球保有量調整手
段もしくはパチンコ球循環停止手段の何れか一方を備え
ることで、パチンコ遊技機設置島間のパチンコ球の受給
/供給を制御できるのである。
【0126】また、請求項4に係るパチンコ球補給装置
によれば、他のパチンコ遊技機設置島から受給樋を介し
て供給されたパチンコ球を傾倒板に直接導くようにした
ので、従来のパチンコ球補給装置の如く一旦受給タンク
に落としたパチンコ球をマイクロリフト等によって研磨
リフトのリフト入口に揚送する必要がなく、マイクロリ
フトの駆動による騒音の削減、及びマイクロリフトを設
けるためのコスト低減を期せる。
【0127】また、請求項5に係るパチンコ球補給装置
によれば、傾倒板のリフト入口の近傍には段差を設け、
前記受給樋より受給されたパチンコ球を、前記傾倒板の
下段に流下させることにより、前記傾倒板のパチンコ球
を優先して前記リフト入口に流下させるようにしたの
で、流下しきれないパチンコ球が傾倒板上に溢れてしま
うような不具合が生ずることを効果的に抑止できる。
【0128】また、請求項6に係るパチンコ球補給装置
によれば、受給樋で受けたパチンコ球を、前記パチンコ
球貯留タンクに直接導くようにしたので、受給樋から受
けたパチンコ遊技球をパチンコ球貯留タンクへ移送する
必要がないので、パチンコ遊技球の移送に伴う騒音の発
生を抑えることができる。
【0129】また、請求項7に係るパチンコ球補給装置
によれば、パチンコ球貯留タンクを、少なくとも上部タ
ンクと下部タンクから構成し、上部タンクの底板には上
部タンク内のパチンコ球を下部タンクに導くための上下
部タンク連結口を設けると共に、当該底板を前記上下部
タンク連結口に向かって傾斜させ、更に、受給樋を前記
上下部タンク連結口に向かって傾斜させることで、前記
受給樋に受給されたパチンコ球と、上部タンク内のパチ
ンコ球と、を前記上下部タンク連結口を介して下部タン
クに落下させるようにしたので、供給されたパチンコ遊
技球を効率よく下部タンクへ導くことができる。
【0130】また、請求項8に係るパチンコ球補給装置
によれば、受給樋のパチンコ球の落下口を上部タンクの
底板の高位に設置することで、前記受給樋のパチンコ球
を、前記上部タンクを流下するパチンコ球より優先させ
て前記下部タンクに落下させるようにしたので、受給樋
からのチンコ遊技球を効率よく受け入れることができ、
パチンコ遊技機設置島間でのパチンコ球の受給/供給を
円滑に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ球補給システ
ムが設置された遊技場の様子を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るパチンコ球補給装
置が設置されたパチンコ遊技機設置島正面図である。
【図3】第1実施形態に係るパチンコ球補給装置の概略
正面図である。
【図4】第1実施形態に係るパチンコ球補給装置が設置
されているパチンコ遊技機設置島の各種センサ位置を示
した概略正面図である。
【図5】本実施形態に係るパチンコ球補給システムの概
略構成を示す機能ブロック図である。
【図6】島監視制御部に接続された設定スイッチ及び自
島表示装置の外観イメージを示す図である。
【図7】島制御部に接続された設定スイッチ及び自島表
示装置の外観イメージを示す図である。
【図8】自島設定スイッチに設けたディップスイッチの
機能説明図である。
【図9】本実施形態に係るパチンコ球補給システムにお
ける島監視制御処理を示すフローチャートである。
【図10】本実施形態に係るパチンコ球補給システムに
おける島制御処理を示すフローチャートである。
【図11】本実施形態に係るパチンコ球補給システムに
おける研磨リフト処理を示すフローチャートである。
【図12】各センサのレベル管理表を示す図である。
【図13】第2実施形態に係るパチンコ球補給装置の概
略正面図である。
【図14】第2実施形態に係るパチンコ球補給装置の概
略側面図である。
【符号の説明】
100:パチンコ遊技機設置島 101:パチンコ球補給装置 102:発券機 103:金庫 104:受給樋(前) 105:受給樋(後) 106:供給樋(前) 107:供給樋(後) 108:縦渡樋 109:縦受樋 110:パチンコ球計数器 120:景品交換所 121:景品コーナー 122:ホールコンピュータ 123:モニタ 124:島監視制御装置 200:呼出ランプ 201:パチンコ遊技機 202:アウト球トヨ 203:補給樋 204:補給シュート 205:補給トヨ 206:パチンコ球貸機 207:紙幣搬送装置 208:硬貨回収コンベア 209:ドブ 210:紙幣金庫 211:硬貨金庫 212:代表ランプ 213:パトランプ 214:島制御装置 300:上部タンク 301:内タンク 302:リフト吐出口 303:供給口(後) 304:供給口(前) 305:受給口(前) 306:受給口(後) 307:補給口(左) 308:補給口(右) 310:下部タンク 311:受給樋(前) 312:受給樋(後) 313:研磨リフト 320:横前ゲート 321:横後ゲート 322:補給ゲート 323:リフト入口 324:リフトモータ 325:分配器 326:上下部タンク連結口 327:縦渡口 328:循環口 329:循環樋 400:タンク危険センサ 401:上部タンク満杯センサ 402:内タンク満杯センサ 403:上部タンク空センサ 404:下部タンク空センサ 405:ドブ満杯センサ 410:縦受樋 411:縦ドブ樋 412:縦受ゲート 413:パチンコ球送込板 500:島監視制御部(パチンコ球保有量監視手段) 501:EEPROM 502:リセットスイッチ 503:入力インターフェース 504:出力インターフェース 505:モニタ端子 506:入出力端子(I/O端子) 507:島監視設定スイッチ(DS:メンテナンス用、
DS:島数) 508:島監視表示装置 509:警告ランプ 510:島制御部(パチンコ球保有量検出手段) 511:出力インターフェース 512:出力インターフェース 513:入力インターフェース 514:入出力端子 515:モニタ端子 516:自島表示装置 517:警報ランプ 518:ゲート 519:JC中止 520:センサ 521:自島設定スイッチ 530:研磨リフト制御部 531:警報SW(SWa) 532:リフト停止出力部 533:研磨リフト停止部 600:デジタルスイッチ 601:メンディップスイッチ 602:表示部 700:エラー表示部 701:センサ表示部 702:ゲート表示部 710:ディップスイッチ 720:デジタルスイッチ 721:ブロック番号スイッチ 722:島番号スイッチ 730:手動自動切換スイッチ 1300:パチンコ球補給装置 1301:受給樋(前) 1302:受給樋(後) 1310:受給球分配器 1400:横前ゲート 1401:横後ゲート 1402:タンク貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 弘瀬 喜久雄 東京都台東区東上野1丁目28番9号 株式 会社大都プランニング内 (72)発明者 藤田 勝利 東京都台東区東上野1丁目28番9号 株式 会社大都プランニング内 Fターム(参考) 2C088 BA96 CA24 EA44

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場に設置される複数のパチンコ遊技
    機設置島が保有するパチンコ球を前記パチンコ遊技機設
    置島間で相互補完的に循環させつつ補給するパチンコ球
    補給システムであって、 各パチンコ遊技機設置島のパチンコ球保有量を監視する
    島監視制御手段と、 各パチンコ遊技機設置島に設けられ、自島のパチンコ球
    保有量を検出する島制御手段と、 を備え、 前記島監視制御手段は、 前記島制御手段から送信された信号に基づいて、各パチ
    ンコ遊技機設置島のパチンコ球保有量をレベルデータで
    管理し、 前記パチンコ球保有量のレベルデータが所定のレベルを
    満足していないと判断した場合は、前記島制御手段に制
    御信号を送信してパチンコ球保有量調整手段を制御する
    ことにより、各パチンコ遊技機設置島のパチンコ球保有
    量を所定レベルに調整するようにしたことを特徴とする
    パチンコ球補給システム。
  2. 【請求項2】 前記島制御手段は、自島のパチンコ球保
    有量が満杯であるか否かを検出するための検出手段を検
    出するレベルを異ならしめるように少なくとも2個設け
    ておき、前記パチンコ遊技機設置島の大小に応じて、満
    杯状態の検出に用いる検出手段を切替えて使用できるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ球
    補給システム。
  3. 【請求項3】 前記パチンコ球保有量調整手段は、少な
    くとも、他島から自島へ受給される受給球の流下を停止
    するパチンコ球停止手段、もしくは、自島のパチンコ球
    貯留タンクに貯留されたパチンコ球の循環を停止するパ
    チンコ球循環停止手段の何れか一方を備えるものとした
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパチン
    コ球補給システム。
  4. 【請求項4】 遊技場に設置される複数のパチンコ遊技
    機設置島が保有するパチンコ球を前記パチンコ遊技機設
    置島間で相互補完的に循環させつつ補給するパチンコ球
    補給システムに用いるパチンコ球補給装置であって、 他島から受給されたパチンコ球を自島に受給する受給樋
    と、 パチンコ球を上方へ揚送するリフトと、 パチンコ遊技機設置島のアウト球を前記リフト入口に流
    下させる傾倒板と、 を備え、 前記受給樋より受給されたパチンコ球を前記傾倒板に直
    接導くようにしたことを特徴とするパチンコ球補給装
    置。
  5. 【請求項5】 前記傾倒板の前記リフト入口の近傍には
    段差を設け、前記受給樋より受給されたパチンコ球を、
    前記傾倒板の下段に流下させることにより、前記傾倒板
    のパチンコ球を優先して前記リフト入口に流下させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項4に記載のパチンコ球
    補給装置。
  6. 【請求項6】 遊技場に設置される複数のパチンコ遊技
    機設置島が保有するパチンコ球を前記パチンコ遊技機設
    置島間で相互補完的に循環させつつ補給するパチンコ球
    補給システムに用いるパチンコ球補給装置であって、 パチンコ遊技機設置島で使用するパチンコ球を保有する
    パチンコ球貯留タンクを備え、 前記受給樋で受けたパチンコ球を、前記パチンコ球貯留
    タンクに直接導くようにしたことを特徴とするパチンコ
    球補給装置。
  7. 【請求項7】 前記パチンコ球貯留タンクは、少なくと
    も上部タンクと下部タンクから構成され、更に、前記上
    部タンクの底板には、上部タンク内のパチンコ球を下部
    タンクに導くための上下部タンク連結口を設けると共
    に、当該底板を前記上下部タンク連結口に向かって傾斜
    させ、更に、前記受給樋を前記上下部タンク連結口に向
    かって傾斜させることで、前記受給樋に受給されたパチ
    ンコ球と、上部タンク内のパチンコ球と、を前記上下部
    タンク連結口を介して下部タンクに落下させるようにし
    たことを特徴とする請求項6に記載のパチンコ球補給装
    置。
  8. 【請求項8】 前記受給樋のパチンコ球の落下口を、前
    記上部タンクの底板の高位に設置することで、前記受給
    樋のパチンコ球を、前記上部タンクを流下するパチンコ
    球より優先させて前記下部タンクに落下させるようにし
    たことを特徴とする請求項7に記載のパチンコ球補給装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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