JP2003180616A - 蛍光診断用システム - Google Patents

蛍光診断用システム

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JP2003180616A
JP2003180616A JP2001385574A JP2001385574A JP2003180616A JP 2003180616 A JP2003180616 A JP 2003180616A JP 2001385574 A JP2001385574 A JP 2001385574A JP 2001385574 A JP2001385574 A JP 2001385574A JP 2003180616 A JP2003180616 A JP 2003180616A
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Hideo Sugimoto
秀夫 杉本
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Pentax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光診断用プローブの利用時にも、見やすい
映像を出力する。 【解決手段】 照明光(R,G,B)が被検体を照明し
ている期間は、CCD16の蓄積期間に相当する。蓄積
期間中に蓄積された信号電荷は、直後の転送期間に、転
送される。蛍光診断のための励起光は、CCD16の蓄
積期間にのみ射出され、転送期間には射出されない。従
って、転送中の信号電荷は、励起光の影響を受けること
がないので、スミアのない正常な映像が得られる。な
お、励起光が射出されている期間中に取得された被検体
の自家蛍光に基づいて、診断用情報が作成され、リアル
タイムで出力される。励起光が射出されていない期間に
は、直前に作成されて保持された診断用情報が、出力さ
れ続ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体から発せられ
る自家蛍光に基づき、術者による診断用の情報を取得す
る蛍光診断用システムに、関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生体組織に対して紫外光(励起
光)が照射されると、この生体組織は励起されて蛍光
(自家蛍光)を発することが、知られている。さらに、
腫瘍等の病変が生じた生体組織が発する蛍光は、正常な
生体組織が発する蛍光とは異なる性質を有することが、
知られている。具体的には、正常な生体組織が発する蛍
光は、その緑色帯域の強度が赤色帯域の強度よりもかな
り大きい。一方、病変が生じた生体組織が発する蛍光
は、その緑色帯域と赤色帯域の強度比が正常組織と較べ
て小さくなる。この特性を利用して、自家蛍光の緑色帯
域の強度と赤色帯域の強度とを比較することにより、生
体組織における病変の有無を診断する蛍光観察用システ
ムが、開発されてきている。
【0003】この蛍光観察用システムは、励起光を生体
へ照射するとともに生体からの光を導くプローブを備え
ている。このプローブは、励起光を導く多数の照射用光
ファイバと、蛍光を導く多数の検出用光ファイバとが、
束ねられて構成されている。具体的には、両光ファイバ
は、その先端側では複合バンドルとして束ねられてお
り、基端側では、照射用光ファイバのみの照射用バンド
ルと、検出用光ファイバのみの検出用バンドルとして、
個別に束ねられている。さらに、この蛍光観察用システ
ムは、照射用バンドルにその基端面から励起光を入射さ
せる励起光源部と、検出用バンドルの基端側に接続され
るとともに生体からの光を検出する検出部とを、備えて
いる。
【0004】通常、このプローブは、その先端側が内視
鏡の鉗子チャネル内へ引き通されて、使用される。な
お、内視鏡の先端には、対物光学系及びCCDエリアセ
ンサが設けられている。そして、そのCCDエリアセン
サが撮像した被検体の映像信号は、プロセッサにより処
理されて、モニタに表示される。そして、術者は、モニ
タに表示された映像を見ながら、被検体内部を観察す
る。この観察の結果、病変が生じた疑いのある組織が発
見されたならば、プローブを用いた蛍光診断がなされ
る。
【0005】具体的には、術者は、内視鏡の先端からプ
ローブを突出させた状態で、このプローブの先端を、病
変が生じた疑いのある組織に当接させる。この状態にお
いて、照射用バンドルに導かれた励起光は、複合バンド
ルを経て、プローブの先端から被検体へ向けて射出され
る。すると、被検体は、励起光によって励起されて、自
家蛍光を発する。このため、この自家蛍光が、被検体表
面で反射された励起光とともに、プローブにその先端か
ら入射する。このプローブの複合バンドルにおける各検
出用光ファイバに入射した光(検出光)は、検出用バン
ドルの基端面から射出されて、検出部によって検出され
る。そして、この検出光の緑色帯域の強度と赤色帯域の
強度とが、モニタにおける所定の領域に表示される。術
者は、双方の強度差が大きければ、当該被検体が正常で
あると判断し、双方の強度差が小さければ、当該被検体
に病変が生じていると判断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、プローブが、CCDエリアセンサを備えた内視
鏡とともに使用されると、図9に示されるように、この
プローブPから射出された励起光の影響で、CCDエリ
アセンサから出力されるカラー映像中に、スミア(sm
ear)が発生することがある。スミアとは、CCDエ
リアセンサが、信号電荷を転送している期間中に、その
撮像面の一部に強い光が当たることにより、映像中に生
じてしまう明るい帯のことである。
【0007】具体的には、プローブPから射出された励
起光が被検体表面で反射され、内視鏡の対物レンズを透
過して、CCDエリアセンサの撮像面に至る。この撮像
面における信号電荷の転送経路が充分に遮光されていな
いと、転送中の信号は、励起光による影響を受けてしま
う。従って、転送された信号に基づいて得られた映像中
には、図9に示されるようなスミアが生じてしまう。こ
のため、術者は、プローブPを利用しているときには、
図9に示されるような見にくい映像に基づいて、被検体
を観察しなければならない。
【0008】そこで、蛍光診断用のプローブが使用され
ているときであっても、このプローブから射出される励
起光の影響を受けることなく、見やすい映像を提供する
蛍光診断用システムを実現することを、本発明の課題と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光診断用シス
テムは、上記課題を解決するために、以下のような構成
を採用した。
【0010】即ち、この蛍光診断用システムは、可視光
により被検体を照明する照明光学系と、前記照明光学系
により照明された前記被検体の像を形成する対物光学系
と、前記対物光学系によって形成された被検体の像を信
号電荷に変換するとともに変換した信号電荷を所定の蓄
積期間に亘って蓄積し、その後の転送期間中に、前記蓄
積期間中に蓄積した信号電荷を、画像信号として出力す
る撮像素子と、前記撮像素子が出力した画像信号に基づ
き、前記被検体の映像を生成する映像処理部と、生体を
励起して自家蛍光を放出させるための励起光を、前記撮
像素子の転送期間以外の所定の照射期間中にのみ、前記
被検体に照射する照射光学系と、前記被検体からの前記
自家蛍光を取得する検出光学系とを、備えたことを特徴
とする。
【0011】このように構成されると、撮像素子におけ
る転送期間中には、励起光が照射されることがない。従
って、転送期間中に転送される信号電荷は、励起光によ
って乱されることがない故に、正常な映像信号が生成さ
れる。
【0012】なお、照射期間は、撮像素子における蓄積
期間と一致していてもよい。また、生成される映像は、
モノクロ映像であってもよく、カラー映像であってもよ
い。このカラー映像は、面順次方式により得られてもよ
く、同時方式により得られてもよい。
【0013】また、検出光学系が取得した自家蛍光が分
析されることにより、診断用情報が出力されてもよい。
なお、照射期間中には、診断用情報は、リアルタイムで
出力されることが好ましい。一方、照射期間以外の期間
中には、直前の照射期間中に得られた診断用情報のうち
の最新のものが、保持されて出力され続けるとよい。な
お、診断用情報の保持は、サンプルホールド回路がアナ
ログ信号を保持することによりなされてもよく、ラッチ
回路がデジタル信号を保持することによりなされてもよ
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本実施形態の蛍光観察用
システムを模式的に示す概略構成図である。この蛍光観
察用システムは、電子内視鏡1,光源プロセッサ装置
2,プローブP,診断用補助装置3,及びモニタ4を、
備えている。
【0015】<電子内視鏡>まず、電子内視鏡(以下、
内視鏡と略記)1について、説明する。この内視鏡1
は、生体内に挿入される可撓管状の挿入部を、有してい
る。但し、図1には、この内視鏡1の詳細な形状は、図
示されていない。この挿入部の先端には湾曲部が組み込
まれており、この湾曲部の先端には、硬質部材製の先端
部が固定されている。また、挿入部の基端には操作部が
連結されている。この操作部には、湾曲部を湾曲操作す
るためのダイヤル及び各種操作スイッチが、設けられて
いる。
【0016】この内視鏡1の先端部には、少なくとも3
つの貫通孔が穿たれており、そのうちの一対の貫通孔に
は、配光レンズ11及び対物レンズ12が夫々填め込ま
れている。他の1つの貫通孔は、鉗子孔13として利用
される。具体的には、この鉗子孔13と操作部に開けら
れた開口(基端側の鉗子孔14)とを結ぶチューブが、
内視鏡1内を引き通されており、このチューブを通じて
両鉗子孔13,14の間に形成される管が、鉗子チャネ
ルとして利用される。
【0017】さらに、内視鏡1は、ライトガイド15
を、有している。このライトガイド15は、光ファイバ
が多数束ねられてなるファイババンドルである。そし
て、このライトガイド15は、その先端面が配光レンズ
11に対向した状態で、内視鏡1内を引き通され、その
基端が、光源プロセッサ装置2内に引き通されている。
【0018】さらに、内視鏡1は、CCDエリアセンサ
(以下、CCDと略記)16を、有している。このCC
D16の撮像面は、内視鏡1の先端部が被検体に対向配
置されたときに対物レンズ12が当該被検体像を結ぶ位
置の近傍に、配置されている。なお、対物レンズ12は
対物光学系に相当し、CCD16は撮像素子に相当す
る。そして、CCD16は、被検体像に基づく画像デー
タを取得して、信号線17へ出力する。
【0019】<光源プロセッサ装置>次に、光源プロセ
ッサ装置2について説明する。この光源プロセッサ装置
2は、互いに接続されたシステムコントローラ21及び
タイミングジェネレータ22を、備えている。システム
コントローラ21は、光源プロセッサ装置2全体を制御
するコントローラである。タイミングジェネレータ22
は、各種基準信号を生成する回路であり、光源プロセッ
サ装置2における各種処理は、この基準信号に従って進
行する。
【0020】さらに、光源プロセッサ装置2は、白色光
源23,及び集光レンズ24を、備えている。白色光源
23は、白色光を平行光として射出する。集光レンズ2
4は、白色光源23により射出された白色光の光路上に
配置されており、この白色光をライトガイド15の基端
面上に収束させる。
【0021】そして、集光レンズ24及びライトガイド
15間の光路上には、ホイール25が、挿入されてい
る。なお、白色光源23,集光レンズ24及びホイール
25,並びに,内視鏡1のライトガイド15及び配光レ
ンズ11は、照明光学系に相当する。このホイール25
は、図2に模式的に示されるように、円板状の外形を有
し、その外周に沿ったリング状の領域に、入射した光の
うちの赤色帯域のみを透過させるRフィルタ25R,緑
色帯域のみを透過させるGフィルタ25G,及び青色帯
域のみを透過させるBフィルタ25Bが、夫々、相互に
間隔をあけて設けられている。
【0022】具体的には、リング状の領域は6等分され
ており、その等分された区画のうちの1つに、Rフィル
タ25Rが固定されている。このRフィルタ25Rに隣
接した一対の区画には、夫々、集光レンズ24から射出
された白色光を遮蔽する一対の遮蔽部25S,25S
が、形成されている。そして、これら遮蔽部25S,2
5Sのうちの一方に隣接した区画には、Gフィルタ25
Gが固定されており、他方に隣接した区画には、Bフィ
ルタ25Bが固定されている。なお、これら両フィルタ
25G,25Bの双方に隣接した区画には、もう1つの
遮蔽部25Sが、形成されている。
【0023】このホイール25の中心は、図1に示され
たモータ25Mの出力軸に対して固定されている。この
モータ25Mは、図示せぬドライバ回路を介して、タイ
ミングジェネレータ22に接続されている。そして、モ
ータ25Mは、タイミングジェネレータ22からの基準
信号に従って動作するドライバ回路に駆動されて、ホイ
ール25のRフィルタ25R,遮蔽部25S,Gフィル
タ25G,遮蔽部25S,Bフィルタ25B,及び遮蔽
部25Sを、集光レンズ24及びライトガイド15間の
光路中に、順次挿入させるように、当該ホイール25を
等速回転させる。
【0024】すると、ライトガイド15の基端面には、
赤色光(R光),緑色光(G光),及び青色光(B光)
が、所定の時間間隔を開けて、順次繰り返して入射す
る。入射したR光,G光,及びB光は、ライトガイド1
5に導かれ、配光レンズ11により拡散されて、内視鏡
1の先端に対向した被検体を照明する。すると、CCD
16の撮像面には、被検体のR光による像,G光による
像,及びB光による像が、順次形成される。そして、こ
のCCD16は、被検体のR光による像,G光による
像,及びB光による像を、R画像信号,G画像信号,及
びB画像信号に夫々変換し、信号線17へ順次出力す
る。
【0025】さらに、光源プロセッサ装置2は、タイミ
ングジェネレータ22に夫々接続された1つの前段処理
部26,3つのメモリ27R,27G,27B,及び3
つの後段処理部28R,28G,28Bを、備えてい
る。なお、これら前段処理部26,各メモリ27R,2
7G,27B,及び各後段処理部28R,28G,28
Bは、映像処理部に相当する。
【0026】前段処理部26は、信号線17に接続さ
れ、CCD16から出力されたR画像信号,G画像信
号,及びB画像信号を順次取得して保持し、信号処理及
びA/D変換することにより、R画像データ,G画像デ
ータ,及びB画像データを、順次出力する。この前段処
理部26には、各メモリ27R,27G,27Bが、夫
々接続されている。そして、前段処理部26から出力さ
れたR画像データ,G画像データ,及びB画像データ
は、各メモリ27R,27G,27Bに、夫々格納され
る。
【0027】これら各メモリ27R,27G,27Bに
は、各後段処理部28R,28G,28Bが、夫々接続
されている。そして、各後段処理部28R,28G,2
8Bは、夫々、各メモリ27R,27G,27Bに格納
されたR画像データ,G画像データ,及びB画像データ
を読み出して、信号処理及びD/A変換することによ
り、R画像信号,G画像信号,及びB画像信号を、出力
する。出力されたR画像信号,G画像信号,及びB画像
信号は、タイミングジェネレータ22から出力された同
期信号(Sync)とともに、一組の映像信号として、
図示せぬ映像出力端子へ出力される。
【0028】モニタ4は、この映像出力端子に接続され
ており、出力された映像信号を取得して、画面表示す
る。即ち、モニタ4には、被検体のカラー映像が動画表
示される。なお、システムコントローラ21は、各後段
処理部28R,28G,28Bに夫々接続されており、
後述の如く診断用補助装置3から出力された診断用情報
を、映像信号に含ませる。このため、モニタ4には、診
断用情報がスーパーインポーズされた状態の映像が、表
示される。この診断用情報については、後述する。
【0029】<プローブ>次に、プローブPについて説
明する。図3は、プローブPの構成を示す模式図であ
る。このプローブPは、生体組織を励起して自家蛍光を
放出させるための励起光を導く第1の光ファイバF1,
及び,生体組織からの光を導くための第2の光ファイバ
F2を、いずれも多数備えている。そして、両光ファイ
バF1,F2はその先端から過半の領域において、複合
バンドルとして束ねられている。この複合バンドル及び
それを被覆するチューブが、複合部P0を構成してい
る。
【0030】図4は、複合部P0の横断面図である。チ
ューブTは、可撓性を有する細管状の部材であり、内視
鏡1の鉗子チャネルに挿通可能な外径を、有している。
そして、このチューブT内に、両光ファイバF1,F2
が充填されている。具体的には、チューブTの中心軸周
辺の領域に、第2の光ファイバF2が充填され、その外
側に第1の光ファイバF1が充填されている。
【0031】図3に示されるように、第1の光ファイバ
F1は、その基端側において、第1の分岐バンドルとし
て束ねられている。この第1の分岐バンドルは、可撓性
を有する管状部材である第1の分岐チューブ(図示せ
ず)に被覆されている。これら第1の分岐バンドル及び
第1の分岐チューブが、第1の分岐部P1を構成してい
る。
【0032】同様に、第2の光ファイバF2は、その基
端側において、第2の分岐バンドルとして束ねられてい
る。この第2の分岐バンドルは、可撓性を有する管状部
材である第2の分岐チューブ(図示せず)に被覆されて
いる。これら第2の分岐バンドル及び第2の分岐チュー
ブが、第2の分岐部P2を構成している。
【0033】そして、このプローブPは、その複合部P
0が鉗子チャネルに挿通されるとともに、その先端が鉗
子孔13から突出した状態で、使用される。なお、この
プローブPにおける両分岐部P1,P2の基端側は、夫
々、診断用補助装置3内に引き通されている。
【0034】<診断用補助装置>次に、図5を参照し
て、診断用補助装置3について説明する。この診断用補
助装置3は、励起光源E,及び励起光用の集光レンズL
1を、備えている。励起光源Eは、生体を励起して自家
蛍光を放出させるための所定帯域の紫外光(励起光)
を、平行光として射出する。集光レンズL1は、励起光
源Eから射出された励起光の光路上に配置されており、
この励起光を、第1の分岐部P1における分岐バンドル
の基端面上に収束させる。
【0035】そして、集光レンズL1及び分岐部P1間
の光路上には、回転シャッタ30が、挿入されている。
この回転シャッタ30は、図6に模式的に示されるよう
に、円板状の外形を有し、その外周に沿ったリング状の
領域に、透過部30T及び遮光部30Sが、交互に設け
られている。
【0036】具体的には、リング状の領域は6等分され
ており、その等分された区画のうちの1つに、透明な平
行平板である透過部30Tが固定されている。この透過
部30Tに隣接した区画には、集光レンズL1から射出
された励起光を遮蔽する遮蔽部30Sが、形成されてい
る。そして、透過部30Tと遮蔽部30Sが交互に配置
されるように、合計3つの透過部30T及び合計3つの
遮蔽部30Sが、設けられている。
【0037】さらに、この回転シャッタ30には、後述
する同期検出器30Dから射出された光を反射させる3
つの被検出部30Fが、設けられている。これら各被検
出部30Fは、夫々、各遮蔽部30Sにおける回転シャ
ッタ30の中心側の縁辺に隣接するように、配置されて
いる。換言すれば、各シャッタ30Sが配置されたリン
グ状の領域の内側に、該リング状の領域に内側から隣接
したリング状の領域が、想定されており、この内側のリ
ング状の領域が、外側のリング状の領域と同様に6等分
されていて、その等分された区画のうちの各遮蔽部30
Sに夫々隣接した区画に、各被検出部30Fが、配置さ
れている。なお、等分された6つの区画のうち、各被検
出部30Fが配置されていない3つの区画は、透明にな
っている。
【0038】そして、回転シャッタ30の中心は、図5
に示されたモータ30Mの出力軸に対して固定されてい
る。さらに、診断用補助装置3は、このモータ30Mと
接続されたドライバ回路30V,タイミングコントロー
ラ30C,及び同期分離回路30Pを、備えている。同
期分離回路30Pは、光源プロセッサ装置2のタイミン
グジェネレータ22に接続されている。そして、この同
期分離回路30Pは、光源プロセッサ装置2のタイミン
グジェネレータ22から出力された同期信号(Syn
c)を取得し、映像信号の各フレームを規定する信号を
抽出して、出力する。
【0039】タイミングコントローラ30Cは、同期分
離回路30P及びドライバ30Vに、夫々接続されてい
る。そして、このタイミングコントローラ30Cは、同
期分離回路30Pから出力された信号を取得し、この信
号に基づいてドライバ回路30Vを制御する。ドライバ
回路30Vは、映像信号における1フレーム分の期間中
に1回転するように、モータ30Mを等速回転させる。
【0040】このモータ30Mは、回転シャッタ30の
透過部30T及び遮蔽部30Sを、集光レンズL1及び
分岐部P1間の光路中に、交互に挿入させるように、当
該回転シャッタ30を、等速回転させる。なお、この回
転シャッタ30は、光源プロセッサ装置2のホイール2
5と、等速かつ同位相で回転する。すると、分岐部P1
における各光ファイバF1内には、励起光が、所定の時
間間隔を開けて、間歇的に入射する。入射した励起光
は、各光ファイバF1に導かれて、その先端面から射出
される。
【0041】さらに、診断用補助装置3は、回転シャッ
タ30の各被検出部30Fを含んだリング状の領域に対
向するように固定的に設けられた同期検出器30Dを、
備えている。なお、回転シャッタ30の円板状の面にお
ける同期検出器30Dが対向した位置及び集光レンズL
1から射出された光が照射する領域は、この回転シャッ
タ30の円板面の直径上において、該円板面の中心を挟
んで位置している。
【0042】この同期検出器30Dは、光を射出する発
光部と、この発光部から射出された後に反射された光を
検出する受光部とを、有している。そして、同期検出器
30Dが、回転シャッタ30の被検出部30Fに対向し
ているときには、その発光部から射出された光は、被検
出部30Fにより反射されて、その受光部に受光され
る。従って、回転シャッタ30が回転していると、その
被検出部30Fが同期検出器30Dに対向している期間
中にのみ、この同期検出器30Dは光を検出して、信号
を出力する。
【0043】なお、回転シャッタ30の被検出部30F
が同期検出器30Dに対向している期間は、集光レンズ
L1及び分岐部P1間の光路中に透過部30Tが挿入さ
れている期間と、一致している。従って、同期検出器3
0Dは、集光レンズL1及び分岐部P1間の光路中に透
過部30Tが挿入されている期間にのみHiとなったパ
ルス状の信号(後述する図7の(D))を、出力する。
【0044】図7は、本実施形態の同期制御を示すタイ
ミングチャートである。この図7の(A)は、診断用補
助装置3の同期分離回路30Pから出力された信号を示
している。この図7の(A)に示された信号は、映像信
号における隣接するフレーム同士の境界に相当する瞬間
にのみLoとなった信号を、出力する。
【0045】図7の(B)は、CCD16における信号
電荷の転送期間を示している。なお、図7の(B)にお
いてHiとなった期間に、信号電荷の転送が行われる。
図7の(C)は、配光レンズ12から照明光が射出され
る期間を示している。この図7の(C)における
「R」,「G」及び「B」の部分は、夫々、配光レンズ
12から、R光,G光,及びB光が射出されている期間
に、相当している。
【0046】なお、配光レンズ12からR光が射出され
ている期間中に、CCD16は、R光による被検体像に
対応した信号電荷を蓄積する。そして、蓄積された信号
電荷は、配光レンズ12からR光が射出されている期間
の終了直後に、転送される。次に、配光レンズ12から
G光が射出されている期間中に、CCD16は、G光に
よる被検体像に対応した信号電荷を蓄積する。そして、
蓄積された信号電荷は、配光レンズ12からG光が射出
されている期間の終了直後に、転送される。次に、配光
レンズ12からB光が射出されている期間中に、CCD
16は、B光による被検体像に対応した信号電荷を蓄積
する。そして、蓄積された信号電荷は、配光レンズ12
からB光が射出されている期間の終了直後に、転送され
る。
【0047】図7の(D)は、同期検出器30Dから出
力された信号を示している。また、図7の(E)は、プ
ローブPの先端から励起光が射出されている期間を示し
ている。なお、上記のように、同期検出器30Dから出
力された信号がHiとなった期間は、プローブPの先端
から励起光が射出されている期間と、一致している。即
ち、図7の(D)及び(E)の波形は、互いに一致して
いる。そして、図7の(B),(C)及び(E)に示さ
れるように、励起光は、照明光が射出されている期間に
のみ射出されており、信号電荷の転送期間中には、射出
されていない。
【0048】上記のように射出される励起光は、プロー
ブPの先端が生体組織等の被検体に当接した状態におい
て、この被検体を照射する。すると、被検体は励起され
て、自家蛍光を発する。なお、励起光の一部は、被検体
表面で反射される。このため、反射された励起光及び発
せられた自家蛍光の一部が、プローブPの先端面へ向か
う。そして、これら励起光及び自家蛍光のうち、第2の
光ファイバF2に入射したものは、これら第2の光ファ
イバF2に導かれて、第2の分岐バンドルの基端面から
射出される。なお、第2の光ファイバF2は、プローブ
Pの中心軸付近に充填されているので、配光レンズ11
からの光が入射することがない。
【0049】図5の説明に戻り、さらに、診断用補助装
置3は、コリメータレンズL2,励起光カットフィルタ
31,ビームスプリッタBS,ミラーM,バンドパスフ
ィルタ32a,32b,及び検出器Da,Dbを、備え
ている。
【0050】コリメータレンズL2は、第2の分岐部P
2における分岐バンドルの基端面から射出された光(検
出光)の光路上に配置されており、この検出光を平行光
に変換する。このコリメータレンズL2から射出された
平行光の光路上には、励起光カットフィルタ31及びビ
ームスプリッタBSが、順に配置されている。励起光カ
ットフィルタ31は、入射した検出光のうちの励起光の
成分を遮断するとともに自家蛍光の成分を透過させる。
従って、励起光カットフィルタ31からは、自家蛍光の
みが射出される。そして、ビームスプリッタBSは、こ
の自家蛍光の一部を透過させるとともに一部を反射させ
る。
【0051】ビームスプリッタBSを透過した自家蛍光
は、ミラーMにより反射される。反射された自家蛍光の
光路上には、第1のフィルタ32a,及び第1の検出器
Daが、順に配置されている。第1のフィルタ32a
は、入射した光のうちの緑色帯域(第1の波長帯域)の
成分のみを透過させるとともに他の成分を遮断する。従
って、入射した自家蛍光のうち、緑色帯域の成分のみが
抽出される。そして、第1の検出器Daは、抽出された
緑色帯域の成分の強度を示す電気信号を出力する。
【0052】一方、ビームスプリッタBSにより反射さ
れた自家蛍光の光路上には、第2のフィルタ32b,及
び第2の検出器Dbが、順に配置されている。第2のフ
ィルタ32bは、入射した光のうちの赤色帯域(第2の
波長帯域)の成分のみを透過させるとともに他の成分を
遮断する。従って、入射した自家蛍光のうち、赤色帯域
の成分のみが抽出される。そして、第2の検出器Db
は、抽出された赤色帯域の成分の強度を示す電気信号を
出力する。
【0053】さらに、診断用補助装置3は、増幅器33
a,33b,フィルタ回路34a,34b,サンプルホ
ールド回路35a,35b,A/D変換器36a,36
b,及び演算器37を、備えている。第1の増幅器33
aは、第1の検出器Daに接続されており、該検出器D
aから出力された信号を、所定の増幅率で増幅して出力
する。第1のフィルタ回路34aは、第1の増幅器33
aに接続されており、該増幅器33aから出力された信
号を取得し、ノイズの成分を除去して出力する。
【0054】第1のサンプルホールド回路35aは、同
期検出器30D,及び第1のフィルタ回路34aに、夫
々接続されている。そして、第1のサンプルホールド回
路35aは、同期検出器30Dから出力された信号(図
7(D))が、Hiとなった期間には、フィルタ回路3
4aから取得した信号をリアルタイムで出力する。一
方、このサンプルホールド回路35aは、同期検出器3
0Dから出力された信号(図7(D))が、Loとなっ
た期間には、直前のHiの期間にフィルタ回路34aか
ら取得した信号のうちの最新のものを保持して出力し続
ける。換言すれば、第1のサンプルホールド回路35a
は、プローブPから励起光が射出されている期間中に
は、フィルタ回路34aから取得した信号をリアルタイ
ムで出力し、励起光が射出されていない期間中には、保
持している信号を出力し続ける。
【0055】第1のA/D変換器36aは、第1のサン
プルホールド回路35aに接続されており、該サンプル
ホールド回路35aから出力されたアナログ信号を、デ
ジタル信号に変換して、第1の強度データとして出力す
る。この第1の強度データは、自家蛍光における緑色帯
域の強度を示すデータである。
【0056】一方、第2の増幅器33bは、第2の検出
器Dbに接続されており、該検出器Dbから出力された
信号を、所定の増幅率で増幅して出力する。第2のフィ
ルタ回路34bは、第2の増幅器33bに接続されてお
り、該増幅器33bから出力された信号を取得し、ノイ
ズの成分を除去して出力する。
【0057】第2のサンプルホールド回路35bは、同
期検出器30D,及び第2のフィルタ回路34bに、夫
々接続されている。そして、第2のサンプルホールド回
路35bは、同期検出器30Dから出力された信号(図
7(D))が、Hiとなった期間には、フィルタ回路3
4bから取得した信号をリアルタイムで出力する。一
方、このサンプルホールド回路35bは、同期検出器3
0Dから出力された信号(図7(D))が、Loとなっ
た期間には、直前のHiの期間にフィルタ回路34bか
ら取得した信号のうちの最新のものを保持して出力し続
ける。換言すれば、第2のサンプルホールド回路35b
は、プローブPから励起光が射出されている期間中に
は、フィルタ回路34bから取得した信号をリアルタイ
ムで出力し、励起光が射出されていない期間中には、保
持している信号を出力し続ける。
【0058】第2のA/D変換器36bは、第2のサン
プルホールド回路35bに接続されており、該サンプル
ホールド回路35bから出力されたアナログ信号を、デ
ジタル信号に変換して、第2の強度データとして出力す
る。この第2の強度データは、自家蛍光における赤色帯
域の強度を示すデータである。
【0059】演算器37は、両A/D変換器36a,3
6bに夫々接続されており、これら変換器36a,36
bから夫々出力された第1の強度データ及び第2の強度
データの比を算出して、強度比データとして出力する。
なお、この演算器37は、光源プロセッサ装置2のシス
テムコントローラ21に接続されている。そして、シス
テムコントローラ21は、演算器37から出力された強
度比データを、取得する。
【0060】なお、診断用補助装置3の励起光源E及び
集光レンズL1,並びに,プローブPの第1の光ファイ
バF1は、照射光学系に相当する。また、プローブPの
第2の光ファイバF2,並びに,診断用補助装置3のコ
リメータレンズL2,励起光カットフィルタ31,ビー
ムスプリッタBS,ミラーM,及び両バンドパスフィル
タ32a,32bは、検出光学系に相当する。また、診
断用補助装置3の両検出器Da,Db,両増幅器33
a,33b,両フィルタ回路34a,34b,両サンプ
ルホールド回路35a,35b,両A/D変換器36
a,36b,及び演算器37は、分析部に相当する。
【0061】<実施形態の動作>上記構成の蛍光診断用
システムにおいて、光源プロセッサ装置2のシステムコ
ントローラ21は、診断用補助装置3の演算器37から
出力された強度比データを、取得する。そして、システ
ムコントローラ21は、この強度比データが示す値を百
分率で示したキャラクタデータを作成するとともに、こ
の強度比データを表すグラフ(イメージデータ)を作成
する。これらキャラクタデータ及びグラフは、診断用情
報と総称される。そして、システムコントローラ21
は、図1に示された各後段信号処理部28R,28G,
28Bを制御して、各メモリ27R,27G,27Bか
ら読み出された画像データに診断用情報をスーパーイン
ポーズさせた画像データを、出力させる。
【0062】すると、図8に示されるように、モニタ4
には、被検体のカラー画像40とともに自家蛍光の緑色
帯域と赤色帯域との強度比を示すキャラクタデータ41
及びグラフ42が、表示される。この図8に示された例
では、自家蛍光の緑色帯域と赤色帯域との強度比は、百
分率で「50%」と表示されている。
【0063】なお、CCD16における信号電荷の転送
期間中には、被検体に対して励起光が照射されることは
ないので、転送された信号に基づいて得られるカラー画
像40には、スミアが生じることはない。従って、術者
は、プローブPを使用しているときであっても、見やす
いカラー画像40により被検体を観察することができ
る。
【0064】また、励起光は、間歇的に被検体を照射す
る。このため、励起光が射出されていない期間には、被
検体から自家蛍光は発せられない。この励起光が射出さ
れていない期間には、両サンプルホールド回路35a,
35bが、励起光が射出されていた期間(照射期間)に
得られた信号のうちの最新のものを、保持して出力し続
けている。従って、キャラクタデータ41及びグラフ4
2は、照射期間には、リアルタイムで更新され、それ以
外の期間には、直前の照射期間に得られた最新の状態
に、保持される。
【0065】なお、励起光の射出は、映像信号の1フレ
ームに相当する期間中に、3回なされる。従って、術者
にとっては、キャラクタデータ41及びグラフ42は、
連続的に更新されてゆくように見える。また、プローブ
Pから励起光が射出されていない期間に得られた検出光
に基づく信号は、強度比データの算出に利用されること
がない。従って、診断用情報に、信頼性の低い情報が混
入するおそれがない。
【0066】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の蛍光診
断用システムによると、励起光を照射してなされる蛍光
診断の際にも、被検体の映像が乱れることなく取得され
る。従って、術者は、常に、見やすい状態で表示された
被検体の映像を観察しながら、蛍光診断を実行すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の蛍光診断用システムを
模式的に示す概略構成図
【図2】 ホイールの構成を示す模式図
【図3】 プローブの構成を示す模式図
【図4】 プローブにおける複合部の横断面図
【図5】 診断用補助装置を模式的に示す構成図
【図6】 回転シャッタの構成を示す模式図
【図7】 同期制御を示すタイミングチャート
【図8】 被検体像及び診断用情報を含んだ表示例を示
す模式図
【図9】 従来例による被検体像の表示例を示す模式図
【符号の説明】
1 電子内視鏡 11 配光レンズ 12 対物レンズ 15 ライトガイド 16 CCDエリアセンサ 2 光源プロセッサ装置 21 システムコントローラ 22 タイミングジェネレータ 23 白色光源 24 集光レンズ 25 ホイール 26 前段処理部 27R,27G,27B メモリ 28R,28G,28B 後段処理部 3 診断用補助装置 30 回転シャッタ 30D 同期検出器 37 演算器 E 励起光源 L1 集光レンズ Da,Db 検出器 P プローブ P0 複合部 P1 第1の分岐部 P2 第2の分岐部 F1 第1の光ファイバ F2 第2の光ファイバ 4 モニタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 C 5/321 5/321 Fターム(参考) 2G043 AA03 BA16 CA09 EA01 FA01 FA05 FA06 GA06 GA08 GB18 GB21 HA01 HA02 HA05 HA09 HA11 HA12 JA02 KA02 KA03 LA03 MA12 NA01 NA04 NA05 2H040 CA09 CA11 CA27 GA01 GA02 4C061 CC06 DD03 FF46 GG11 HH54 LL02 MM03 NN01 NN05 QQ04 QQ07 QQ09 RR03 RR15 RR18 RR26 WW18 XX01 5C022 AA09 AB15 AB52 AC42 AC54 AC55 5C024 AX02 BX02 CX13 EX54 GY01 GZ04 HX29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可視光により被検体を照明する照明光学系
    と、 前記照明光学系により照明された前記被検体の像を形成
    する対物光学系と、 前記対物光学系によって形成された被検体の像を信号電
    荷に変換するとともに変換した信号電荷を所定の蓄積期
    間に亘って蓄積し、その後の転送期間中に、前記蓄積期
    間中に蓄積した信号電荷を、画像信号として出力する撮
    像素子と、 前記撮像素子が出力した画像信号に基づき、前記被検体
    の映像を生成する映像処理部と、 生体を励起して自家蛍光を放出させるための励起光を、
    前記撮像素子の転送期間以外の所定の照射期間中にの
    み、前記被検体に照射する照射光学系と、 前記被検体からの前記自家蛍光を取得する検出光学系と
    を備えたことを特徴とする蛍光診断用システム。
  2. 【請求項2】前記照射期間中に前記検出光学系が取得し
    た自家蛍光における所定の第1の波長帯域の成分の強度
    と所定の第2の波長帯域の成分の強度との比に基づく診
    断用情報を取得して出力する分析部を、さらに備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の蛍光診断用システム。
  3. 【請求項3】前記分析部は、前記照射期間中には、前記
    診断用情報をリアルタイムで出力し、それ以外の期間中
    には、直前の前記照射期間中に得られた前記診断用情報
    を、出力し続けることを特徴とする請求項2記載の蛍光
    診断用システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1553436A1 (en) * 2004-01-08 2005-07-13 Olympus Corporation Fluorescence microscope with LED light source and controller unit for synchronizing imaging and switching the light source on and off
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