JP2003180304A - 乾海苔製造装置 - Google Patents

乾海苔製造装置

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JP2003180304A
JP2003180304A JP2001380248A JP2001380248A JP2003180304A JP 2003180304 A JP2003180304 A JP 2003180304A JP 2001380248 A JP2001380248 A JP 2001380248A JP 2001380248 A JP2001380248 A JP 2001380248A JP 2003180304 A JP2003180304 A JP 2003180304A
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JP
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dry seaweed
carry
section
conveyor
carrying
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JP2001380248A
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English (en)
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Toshimitsu Ohashi
利光 大橋
Yuji Kagata
祐次 加賀田
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OTSUBO TEKKO KK
Otsubo Tekko KK
Original Assignee
OTSUBO TEKKO KK
Otsubo Tekko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾海苔を簀から確実に剥離でき、また剥部で
簀から剥ぎ取られた乾海苔を搬出コンベア上の所定位置
に確実に落下させることができる乾海苔製造装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 予備剥部15で簀11に付着する乾海苔
Mの前後両端部を予備剥ぎした後、吸引ドラム33に沿
わせながら簀11から完全に剥離する。吸引ドラム33
よりも下流に、乾海苔Mの搬出部30を設ける。搬出部
30は、上側ベルト41と下側ベルト50にその両端部
を上下から挟まれて搬送される乾海苔Mを落下手段45
の押え部48により上方から叩いて搬出コンベア34上
に落下させ、機外へ搬出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾海苔を簀から確
実に剥離して回収できるようにした乾海苔製造装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】乾海苔製造装置は、簀ホルダーを抄部、
脱水部、乾燥室、剥部を含む搬送路を搬送しながら乾海
苔を製造するようになっている。そして剥部において簀
から剥ぎ取られたシート状の乾海苔は、搬出コンベアに
より機外へ搬出され、品質検査装置などの後処理装置へ
送られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の乾
海苔製造装置の剥部は、乾海苔を簀から確実に剥離でき
ず、剥離の際に乾海苔に破れなどが生じやすいという問
題点があった。また剥部で簀から剥離された乾海苔を機
外へ搬出するための搬出コンベア上に確実に移載でき
ず、搬出コンベアによる乾海苔の搬出トラブルが発生し
やすいという問題点があった。
【0004】そこで本発明は上記従来の課題を解決し、
乾海苔を簀から確実に剥離できる乾海苔製造装置を提供
することを目的とする。また剥部で簀から剥ぎ取られた
乾海苔を搬出コンベア上の所定位置に確実に移載するこ
とができる乾海苔製造装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、簀ホルダーを
抄部、脱水部、乾燥室、予備剥部を搬送しながら乾海苔
を製造する乾海苔製造装置において、前記予備剥部より
も下流に乾海苔の搬送方向へ回転する吸引ドラムを設
け、前記予備剥部において簀ホルダーの簀から部分的に
予備剥離された乾海苔を回転中のこの吸引ドラムの周面
に吸い付けることにより簀から完全に剥離して搬出部へ
送るようにした。
【0006】また望ましくは、前記搬出部が、乾海苔を
搬送する搬送コンベアと、この搬送コンベアに搬送され
る乾海苔の下方に設けられた搬出コンベアと、乾海苔を
搬送コンベアから搬出コンベア上に落下させる落下手段
とを備えた。
【0007】また望ましくは、前記搬送コンベアが、乾
海苔の両側部を上下から挟持して搬送する上側ベルトと
下側ベルトとした。
【0008】また望ましくは、前記落下手段が、乾海苔
を前記搬送コンベアから前記搬出コンベア上に上方から
叩き落とす叩き落とし手段である。
【0009】上記構成の本発明によれば、予備剥部と吸
引ドラムにより、乾海苔を簀から完全、確実に剥ぎ取る
ことができる。また簀から剥ぎ取られた乾海苔を搬送コ
ンベアにより搬出コンベアの上方へ送り、そこで落下手
段により、乾海苔を搬出コンベア上の所定位置に確実に
落下させて機外へ搬出することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は乾海苔製造装置の全体側面
図、図2は乾海苔の予備剥部と搬出部の側面図、図3は
吸引ドラムと搬出部の拡大側面図、図4は搬出部の側面
図である。
【0011】図1において、乾海苔製造装置は、前段部
Aと乾燥機Bから成っている。前段部Aには、簀ホルダ
ー10を搬送する搬送路としての左右一対の無端チェン
12がスプロケット16に調帯されている。無端チェン
12の上側走行路には抄部13と脱水部14が設けられ
ており、また下側走行路には予備剥部15が設けられて
いる。また予備剥部15の下流には本剥部である吸引ド
ラム33が設けられており、吸引ドラム33の下流には
乾海苔の搬出部30が設けられている。
【0012】図1において、前段部Aの後方には乾燥機
Bが設けられている。20は乾燥機Bの主体となる乾燥
室であり、その内部には上段搬送路21と下段搬送路2
2が上下2段設置されている。なお乾燥室20内の搬送
路としては1段のみ設置されるものもある。上段搬送路
21と下段搬送路22は、スプロケット23に調帯され
た無端チェン24に支骨25をピッチをおいて多数突設
して成っている。簀ホルダー10は支骨25間に保持さ
れて乾燥室20内を搬送される。26は上段搬送路21
から下段搬送路22へ簀ホルダー10を転送する転送手
段である。転送手段26としては、様々な方式のものが
公知であるから、その説明は省略する。
【0013】次に、乾海苔の予備剥部、吸引ドラム、搬
出部を説明する。図2において、簀ホルダー10は杆材
を枠型に組み立てて杆材の間に簀11を張設した周知の
ものである。簀ホルダー10は無端チェン12の下側走
行部を左方へ搬送され、その途中で予備剥部15におい
て、乾燥が終了した乾海苔Mはその前後の両端部を簀1
1から部分的に予備剥ぎされる。予備剥部15は、簀1
1の挟持ロール15aや引張部材15b等から成ってい
るが、このような予備剥部15は周知手段であるのでそ
の詳細な説明は省略する。
【0014】予備剥部15よりも下流の無端チェン12
の下側には多孔管から成る吸引ドラム33が設けられて
いる。吸引ドラム33はモータなどの駆動手段(図示せ
ず)により乾海苔Mの搬送方向(矢印N1方向)へ回転
する。また吸引ドラム33の内部は吸引手段(図示せ
ず)により真空吸引されており、予備剥部15で予備剥
ぎされた乾海苔Mを、吸引ドラム33の周面に吸い付け
て搬出部30側へ送りながら、乾海苔Mを簀11から完
全に剥離する。すなわち吸引ドラム33は乾海苔Mの本
剥部になっている。特に図3に示されるように、乾海苔
Mは吸引ドラム33の周面を半周若しくは略半周するこ
とにより、吸引ドラム33に十分に吸い付けられて簀1
1から完全に剥離される。すなわち吸引ドラム33の周
径は、乾海苔Mの長さの2倍若しくは略2倍となってい
る。
【0015】図2において、吸引ドラム33とプーリ4
0には丸ベルトなどの無端回動ベルトである上側ベルト
41が調帯されている。上側ベルト41の上側走行部
は、無端チェン12の下側に近接し、これと平行に走行
する。また吸引ドラム33の下流における上側ベルト4
1の下側走行部の下方には搬出部30が設けられてい
る。搬出部30には乾海苔Mを機外に搬出する搬出コン
ベア34が設けられている(図4も参照)。搬出コンベ
ア34は多孔ベルトから成り、その内部には吸引手段3
6により真空吸引される多孔板から成る吸引ケース35
が設けられている。搬出コンベア34や吸引ケース35
を取り囲むように丸ベルトから成る無端回動ベルトであ
る下側ベルト50がプーリ51に調帯されている。下側
ベルト50の上側走行部と上側ベルト41の下側走行部
は近接して水平若しくは略水平方向に走行する。吸引ド
ラム33で剥離された乾海苔Mは、その両側部を上側ベ
ルト41と下側ベルト50に上下から挟持されて搬出コ
ンベア34の上方へ搬送される(図4も参照)。すなわ
ち上側ベルト41と下側ベルト50は、乾海苔Mの搬送
コンベアになっている。
【0016】図3において、45は乾海苔Mを搬出コン
ベア34上に落下させる落下手段であり、回転軸46
と、回転軸46から搬出コンベア34の上方へ延出する
アーム47と、アーム47の先端部に装着された板状の
押え部48から成っている。モータ、カムなどの動力部
49の駆動により、アーム47は回転軸46を中心に所
定角度上下方向へ揺動し、これにより押え部48は上下
動する(矢印K)。この押え部48は上側ベルト41と
下側ベルト50にその両端部を挟持された乾海苔Mを搬
出コンベア34上に叩き落として落下させる叩き落とし
手段となっている(図4も参照)。図4において、60
は搬出コンベア34を調帯するプーリである。
【0017】この乾海苔製造装置は上記のような構成よ
り成り、次に全体の動作を説明する。図1の前段部Aの
抄部13において、無端チェン12により水平な姿勢で
搬送される簀ホルダー10に保持された簀11に生海苔
が抄き上げられ、次いで脱水部14において生海苔はプ
レス脱水される。次いで簀ホルダー10は乾燥室20の
上段搬送路21の支骨25の間に送り込まれ、上段搬送
路21を直立した姿勢で一順した後、転送手段26によ
り下段搬送路22へ転送され、下段搬送路22を一順す
る。
【0018】以上のようにして生海苔の乾燥が終了した
簀ホルダー10は下段搬送路22から前段部Aの無端チ
ェン12へ転送され、簀11に付着した乾海苔Mは予備
剥部15において簀11から予備剥ぎされる。なお予備
剥部は、乾燥室20の出口付近に設けられるものもあ
る。
【0019】図2、図3において、簀11から予備剥ぎ
された乾海苔Mは矢印N1方向へ回転中の吸引ドラム3
3の周回に沿って搬送されながら吸引ドラム33の真空
吸引力によりその周面に吸い付けられて簀11から完全
に剥離され、上側ベルト41と下側ベルト50の間に送
り込まれる。そしてこれらより搬出コンベア34の真上
まで搬送されてくると、アーム47は揺動し、押え部4
8は下降して搬送コンベア上の乾海苔(上側ベルト41
と下側ベルト50にその両端部を挟持された乾海苔)M
を搬出コンベア34上の所定位置(搬出コンベア34の
中央)に叩き落とす。このようにして搬出コンベア34
上に落下した乾海苔Mは、搬出コンベア34により機外
へ搬出され(図4の矢印N2)、品質検査などの後処理
が行われる。
【0020】なお乾海苔Mは、搬送コンベア(上側ベル
ト41と下側ベルト50)で搬送中に押え部48で叩き
落としてもよく、あるいはこの搬送コンベアによる搬送
を一時的に停止させ、この一時停止中に叩き落としても
よい。また搬出部30などの適所に、乾海苔Mが搬送コ
ンベア(上側ベルト41と下側ベルト50)により搬出
コンベア34上の所定位置まで搬送されてきたことを検
出する光学センサーなどの乾海苔の位置検出手段を設
け、この位置検出手段の信号により落下手段45を作動
させて乾海苔Mを搬出コンベア34上に落下させるよう
にしてもよい。このように本発明は様々な設計変更が可
能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
備剥部と吸引ドラムにより、乾海苔を簀から確実に剥ぎ
取ることができる。また簀から剥ぎ取られた乾海苔を搬
出コンベア上の所定位置に確実に落下させて回収するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾海苔製造装置の全体側面図
【図2】乾海苔の予備剥部と搬出部の側面図
【図3】乾海苔の吸引ドラムと搬出部の拡大側面図
【図4】乾海苔の搬出部の側面図
【符号の説明】
10 簀ホルダー 11 簀 12 無端チェン 13 抄部 14 脱水部 15 予備剥部 20 乾燥室 30 搬出部 33 吸引ドラム(本剥部) 34 搬出コンベア 41 上側ベルト(搬送コンベア) 50 下側ベルト(搬送コンベア) 45 落下手段 48 押え部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 簀ホルダーを抄部、脱水部、乾燥室、予
    備剥部を搬送しながら乾海苔を製造する乾海苔製造装置
    において、 前記予備剥部よりも下流に乾海苔の搬送方向へ回転する
    吸引ドラムを設け、前記予備剥部において簀ホルダーの
    簀から部分的に予備剥離された乾海苔を回転中のこの吸
    引ドラムの周面に吸い付けることにより簀から完全に剥
    離して搬出部へ送るようにしたことを特徴とする乾海苔
    製造装置。
  2. 【請求項2】 前記搬出部が、乾海苔を搬送する搬送コ
    ンベアと、この搬送コンベアに搬送される乾海苔の下方
    に設けられた搬出コンベアと、乾海苔を搬送コンベアか
    ら搬出コンベア上に落下させる落下手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の乾海苔製造装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送コンベアが、乾海苔の両側部を
    上下から挟持して搬送する上側ベルトと下側ベルトから
    成ることを特徴とする請求項2記載の乾海苔製造装置。
  4. 【請求項4】 前記落下手段が、乾海苔を前記搬送コン
    ベアから前記搬出コンベア上に上方から叩き落とす叩き
    落とし手段であることを特徴とする請求項2または3記
    載の乾海苔製造装置。
JP2001380248A 2001-12-13 2001-12-13 乾海苔製造装置 Pending JP2003180304A (ja)

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