JP2003179857A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2003179857A
JP2003179857A JP2001378433A JP2001378433A JP2003179857A JP 2003179857 A JP2003179857 A JP 2003179857A JP 2001378433 A JP2001378433 A JP 2001378433A JP 2001378433 A JP2001378433 A JP 2001378433A JP 2003179857 A JP2003179857 A JP 2003179857A
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JP2001378433A
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Akira Omura
晃 大村
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Nikon Corp
Nikon Gijutsu Kobo KK
Original Assignee
Nikon Corp
Nikon Gijutsu Kobo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、不具合無く複数の記録先に記録で
きるデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 本発明では、デジタルカメラにおいて、
一度の撮影で得た画像データを異なる複数の記録先に記
録するように設定する記録先設定手段と、前記記録先設
定手段で設定した記録先にごとに記録する画像データの
記録形式を設定する記録形式設定手段とを有する構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、画像データを生成
するデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラは無線、有線で他のデジ
タルカメラと接続し、画像データを送受信する機能を有
するものがある。また、複数の記録先を指定して画像デ
ータを送信する機能を有するデジタルカメラが存在す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】デジタルカメラで撮影
した画像データを複数の記録先に送信する場合には、記
録先ごとに画像データの画像サイズ、解像度等を指定す
ることができない。本発明は、不具合無く複数の記録先
に記録できるデジタルカメラを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、デジタルカメラにおいて、一度の撮影で得た画像デ
ータを異なる複数の記録先に記録するように設定する記
録先設定手段と、前記記録先設定手段で設定した記録先
にごとに記録する画像データの記録形式を設定する記録
形式設定手段とを有する構成とした。これにより、複数
の記録先にそれぞれの撮影設定で画像データを記録でき
る。
【0005】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のデジタルカメラにおいて、前記記録形式設定手段
は、記録先ごとに画像データの画像サイズを設定する構
成とした。請求項3に記載の発明では、請求項1に記載
のデジタルカメラにおいて、前記記録形式設定手段は、
記録先ごとに画像データの解像度を設定する構成とし
た。
【0006】請求項4に記載の発明では、請求項1に記
載のデジタルカメラにおいて、前記記録形式設定手段
は、記録先ごとに画像データの圧縮率を設定する構成と
した。請求項5に記載の発明では、請求項1に記載のデ
ジタルカメラにおいて、前記記録形式設定手段は、記録
先ごとに画像データのファイル形式を設定する構成とし
た。
【0007】請求項6に記載の発明では、請求項1に記
載のデジタルカメラにおいて、外部に送信する送信手段
を有し、前記記録先設定手段で設定できる記録先は、サ
ーバコンピュータである構成とした。請求項7に記載の
発明では、デジタルカメラにおいて、互いに送信し合う
よう設定可能なカメラにおいて、他のカメラの性能と自
身のカメラの性能を比較する比較手段と、前記比較手段
により高機能と決定されたカメラでの撮影を推奨する推
奨手段とを有する構成とした。
【0008】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載のデジタルカメラにおいて、前記比較手段は、撮像素
子の画素数を比較する構成とした。
【0009】
【発明の実施形態】以下に本発明による画像データ管理
システムの実施形態を説明する。図1は、画像データ管
理システムのシステム構成を示すブロック図である。本
発明のシステムは、デジタルカメラ1、デジタルカメラ
3、サーバコンピュータ2、サーバコンピュータ4で構
成される。デジタルカメラ1とサーバコンピュータ2と
はインターネット等のネットワークで通信可能に接続さ
れる。同様に、デジタルカメラ3とサーバコンピュータ
4とはインターネット等のネットワークで通信可能に接
続される。インターネットによりデジタルカメラ1、3
とサーバコンピュータ2、4とを通信可能にするために
は、インターネットプロバイダ等が必要であるが、本発
明と直接関係ないのでここでは説明を省略する。また、
図1においてはインターネットを使用したシステムを例
示しているが、LAN(Local Area Network)やエクス
トラネット等のネットワークを使用したシステムでも実
現できる。
【0010】また、デジタルカメラ1とデジタルカメラ
3とは無線LAN、ブルートゥースまたは赤外線通信等
の無線通信回線で通信可能に接続される。デジタルカメ
ラ1は、被写体を撮像してデジタルデータである画像デ
ータを生成する。また、デジタルカメラ1は、無線また
は有線でインターネットに接続し、サーバコンピュータ
2と通信を行い、生成した画像データをサーバコンピュ
ータ2に送信する。デジタルカメラ1については後に図
2を用いて詳細に説明する。デジタルカメラ3について
はデジタルカメラ1と同様であるので説明を省略する。
【0011】サーバコンピュータ2は、デジタルカメラ
1から送信される画像データを蓄積することができる画
像蓄積部を含むサーバである。また、サーバコンピュー
タ2は、観光地、テーマパーク等の見どころ情報、地図
情報のデータベースを備え、それら情報を配信するガイ
ド情報提供サービスを行うwebサイトを提供する。サ
ーバコンピュータ4についてはサーバコンピュータ2と
同様であるので説明を省略する。
【0012】以下にデジタルカメラ1内の構成について
説明する。図2は、デジタルカメラ1の内部構成を示す
機能ブロック図である。デジタルカメラ1は、CPU1
01、通信回路102、モニタ103、スイッチ回路1
04、内蔵メモリ105、メモリカードスロット10
6、画像処理回路107、GPS回路108を備える。
当然、その他に撮像素子等の様々な回路を備えるが発明
と関係がないため説明を省略する。
【0013】CPU101は、デジタルカメラ1に内蔵
された回路を制御し、デジタルカメラ1のあらゆる制御
を司る。通信回路102は、無線または有線でインター
ネット等のネットワークに接続し、インターネット等の
ネットワークを介して信号の送受信を行うための回路で
ある。デジタルカメラ1は、通信回路102を使用して
サーバコンピュータ2、他のデジタルカメラ等と通信を
行う。モニタ103は、液晶ディスプレイ等で構成さ
れ、撮像した画像、メニュー画面、警告画面等を表示す
るモニタである。スイッチ回路104は、デジタルカメ
ラ1に設けられた各種ボタン、スイッチと電気的に接続
されており、各種ボタン、スイッチの操作を検出する回
路である。
【0014】内蔵メモリ105は、デジタルカメラ1を
制御するためのファームウェア等のプログラムデータを
保持するメモリである。また、内蔵メモリ105は、プ
ログラムデータ以外にもサイト情報等の各種データを保
持する。メモリカードスロット106は、装着されたメ
モリカードに撮影した画像データの書込みを行う。画像
処理回路107は、撮像素子から出力された撮像データ
に対して画像処理を施す。また、画像処理回路107
は、他のデジタルカメラから送信された画像データに対
しても画像処理を施す。GPS回路108は、位置情報
を検出するための回路である。
【0015】次に、デジタルカメラ1に備えられた操作
部材等について説明する。図3は、デジタルカメラ1の
外観を示す斜視図である。デジタルカメラ1は、モニタ
103とレリーズボタン111と通信ボタン110とダ
イヤル112を備える。当然、他に多くの部材を備える
がここでは説明を省略する。
【0016】レリーズボタン111は、撮影を行うとき
に操作するボタンである。レリーズボタン111は、押
圧により半押し状態、全押し状態の2状態のスイッチと
して機能する。通信ボタン110は、他のデジタルカメ
ラと通信を開始するために操作するボタンである。ダイ
ヤル112は、様々な設定を行うときにパラメータを選
択するときに操作するダイヤルである。
【0017】これら、デジタルカメラ1に設けられたボ
タン、ダイヤルを操作することにより、様々な設定を行
うことが可能になる。なお、デジタルカメラ3もデジタ
ルカメラ1と同様の機能、部材を備える。次に本発明の
デジタルカメラにおける動作について説明する。
【0018】例えば、友人と旅行中出かけたときに友人
と一緒に被写体となる写真(画像データ)がほしい場合
に、第三者に頼んで撮影してもらうことがある。このと
き、それぞれ持参しているデジタルカメラを第三者に渡
してそれぞれのデジタルカメラで撮影してもらえばそれ
ぞれのデジタルカメラ内のメモリに記録される。また、
撮影した画像データをサーバコンピュータ2に転送する
設定がなされている場合にはサーバコンピュータ2内メ
モリの所定フォルダに転送される。しかし、数人のグル
ープ全員が被写体となる画像データがほしい場合には、
それぞれのデジタルカメラで第三者に撮影してもらう必
要があり、第三者に負担をかけることになる。
【0019】また、1つのデジタルカメラで複数人が被
写体となる画像データを撮影しておいた場合には、帰宅
後または宿泊ホテル等でカメラ、パソコン等の端末を使
用して画像データを転送し合ったり、画像データをダウ
ンロードしたりすることで複数人が画像データを取得す
ることができる。しかし、転送し合ったりダウンロード
したりするには、いろいろな操作を行う必要があり面倒
であったり、操作がわからなかったりという問題が生じ
る。
【0020】本発明の実施形態のデジタルカメラでは、
そのような場合には、一人のデジタルカメラで撮影を行
った場合に、もう一人のデジタルカメラに自動的に画像
データを転送するようにする。以下に他のデジタルカメ
ラに画像データを転送する制御について説明する。デジ
タルカメラ1からデジタルカメラ3に画像データを転送
する実施形態を説明する。図4は、デジタルカメラ1で
実行される転送制御のフローチャート図である。図4に
示すフローは、送信先のデジタルカメラ3と無線にて通
信可能に接続されることによりスタートする。本実施の
形態では、デジタルカメラ1の通信ボタン110に相当
するボタンを互いに操作し合うことにより互いのデジタ
ルカメラ間で通信を開始する。
【0021】先ずステップS101では、送信先のデジ
タルカメラ3と通信してデジタルカメラ3のメーカ、機
種等の情報を検出する。次にステップS102では、デ
ジタルカメラ3が自身のデジタルカメラ1と同機種であ
るか検出する。同機種である場合にはステップS103
に進み、同機種でない場合にはステップS104に進
む。
【0022】ステップS103では、同機種の場合には
RAWデータを送信するように設定する。ここで、RA
Wデータとは、撮像素子から出力された撮像データをほ
ぼそのままの画像データとして記録する画像記録フォー
マットである。RAWデータは、メーカごとにフォーマ
ットが異なるため汎用性がない。そのため、同メーカ、
同機種でないとRAWデータを再生することができない
ため、画像データに対してサイズ変更、圧縮等の処理を
施すことができない。
【0023】また、RAWデータを送信する理由は、R
AWデータを送信しておけば同機種のデジタルカメラで
あれば画質劣化のない画像データに対して処理を施すこ
とができるからである。一方ステップS104では、デ
ジタルカメラ3が撮影設定情報を読み出すことができる
機種であるか否かを検出する。撮影設定情報を読み出す
ことができる機種である場合にはステップS105に進
み、撮影設定情報を読み出すことができない機種である
場合にはステップS107に進む。撮影設定情報が読み
出すことが機種とは、予め撮影設定を読み出し合うこと
ができるように設計されたデジタルカメラである。ステ
ップS105では、デジタルカメラ3の撮影設定を取得
し、取得した撮影設定に従った画像データを送信する設
定する。
【0024】一方、ステップS106では、予め定めら
れた所定の画像サイズ、圧縮率の画像データを送信する
ように設定する。次にステップS107では、撮影制御
が行われたか否かを検出する。撮影制御が行われた場合
にはステップS108に進み、撮影制御が行われない場
合には検出を継続する。ステップS108では、設定さ
れた撮影設定で画像データを生成する。そしてステップ
S109では、画像データをデジタルカメラ3に送信す
る。そしてステップS110では、自身のデジタルカメ
ラ1の撮影設定に従って画像データを生成する。ステッ
プS111では、生成した画像データを設定に従ったメ
モリに記録する。
【0025】このように、受信した画像データを撮影設
定に従って圧縮して、メモリカードに記録したり、サー
バコンピュータ2に転送する。また、接続したデジタル
カメラ3が同機種である場合にはRAWデータを送信す
ることでデジタルカメラ1により圧縮等の画像処理を施
す必要がないため、デジタルカメラ1の処理負担を軽減
することができる。また、自身のデジタルカメラ1のた
めに生成した画像データをデジタルカメラ1内に記録せ
ずにサーバコンピュータ2に送信するように設定するこ
とができる。
【0026】なお、上記実施形態における制御では、画
像データを送信した後に自身のデジタルカメラ内に記録
する画像データを生成するようにしたが、自身のデジタ
ルカメラ内に記録する画像データを生成した後に画像デ
ータを送信するようにしてもよい。
【0027】次に他のデジタルカメラ例えばデジタルカ
メラ3から転送された画像データをデジタルカメラ1内
メモリに記録、またはサーバコンピュータ2に自動転送
する制御について説明する。図5は、デジタルカメラ1
で実行される画像データ記録制御を示すフローチャート
図である。図5に示すフローは、デジタルカメラ1がデ
ジタルカメラ3から画像データの転送を検出することに
よりスタートする。
【0028】先ずステップS201では、画像データを
受信する。受信した画像データは一旦内蔵メモリ105
に記憶される。次にステップS202では、画像データ
の受信が完了したか否かを検出する。画像データの受信
が完了した場合にはステップS203に進み、画像デー
タの受信が完了していない場合にはステップS201に
戻る。
【0029】ステップS203では、受信した画像デー
タに対して画像サイズ変更および圧縮を行う。画像サイ
ズ変更および圧縮は自身のデジタルカメラ1の撮影設定
で指定されている画像サイズ、圧縮率に従って行われ
る。また、受信した画像データのサムネイル画像を作成
し、内蔵メモリ105に記憶する。
【0030】ステップS204では、受信した画像デー
タに付加されていたタイトル名、画像データのファイル
名を自身のデジタルカメラ1の設定に従って変更する。
次にステップS205では、受信した画像データをモニ
タ103に表示させる。そしてステップS206では、
画像データを外部に転送する転送設定がされているか否
かを検出する。転送設定されている場合にはステップS
207に進み、転送設定されていない場合にはステップ
S209に進む。ステップS207では、画像データを
サーバコンピュータ2に転送する。ステップS208で
は、画像データの転送が完了したか否かを検出する。完
了している場合にはステップS210に進み、完了して
いない場合にはステップS207に戻り、画像データの
転送を継続する。
【0031】一方ステップS209では、メモリカード
スロット106に挿入されたメモリカードに画像データ
を記録する。そしてステップS210では、モニタ10
3の画像表示を消去して記録が完了したことを知らせ
る。また、記録先ごとに記録が完了したことを表示させ
てもよい。
【0032】このようにデジタルカメラ1の撮影時の記
録設定に従って画像データを記録することにより、転送
された画像データであってもデジタルカメラ1で撮影し
た画像データと同様の画像サイズ、圧縮率で記録でき
る。また、デジタルカメラ3からサーバコンピュータ2
に送信するようにすると、サーバコンピュータ2に接続
して画像データを記録するための接続先情報、認証情報
等を設定しなければならない。しかし、上記のように自
分のデジタルカメラ1経由で送信する制御を行うことに
よりデジタルカメラ1に登録された接続先情報、認証情
報で簡単にサーバコンピュータ2に転送することができ
る。また、デジタルカメラ3に認証情報等を設定させる
ことがないので、デジタルカメラ1における認証情報等
の漏洩を防ぐことができる。
【0033】また、デジタルカメラ1内の内蔵メモリ1
05にサーバコンピュータ2に送信した画像データのサ
ムネイル画像を蓄積しておくことにより、サーバコンピ
ュータ2にアクセスすることなくサーバコンピュータ2
に送信を行った画像データの概要を確認することができ
る。
【0034】上述したように、デジタルカメラ1の通信
ボタン110と同様の所定ボタンをそれぞれのデジタル
カメラで同時に操作することにより、相手のデジタルカ
メラの撮影設定情報を読み出すと同時に相手に対して画
像データを送信する送信モードに自動的に設定されるよ
うになる。また、どちらのデジタルカメラで撮影、送信
し、どちらのカメラで受信するかを設定する必要はな
い。撮影を行ったデジタルカメラから撮影を行わなかっ
たデジタルカメラに画像データが送信されるように制御
する。
【0035】なお、画像データを送信するデジタルカメ
ラと画像データを受信するデジタルカメラを設定してお
くこともできる。一方のデジタルカメラで撮影した画像
データは双方のデジタルカメラで記憶し、他方のデジタ
ルカメラで撮影した画像データは自身のデジタルカメラ
のみに記憶するように設定することもできる。
【0036】また、撮影を行うとき、高品質の画像デー
タが得られるデジタルカメラでの撮影を推奨するように
する。高画質の画像が得られる性能のよいカメラで撮影
した画像データは、性能の悪いカメラで撮影した画像デ
ータ程度にすることはできるがその逆はできないからで
ある。
【0037】また、送信モードに設定されているとき
に、送信モードに設定するための行った操作を再度行う
ことにより送信モードを解除することができる。以下に
転送モードにおける制御を具体的に説明する。図6は、
デジタルカメラ1で実行される制御を示すフローチャー
ト図である。図6に示すフローは、デジタルカメラ1に
設けられた通信を行うためのボタンが操作されることに
よりスタートする。なお、デジタルカメラ1はデジタル
カメラ3と通信を行うものとして説明する。
【0038】先ずステップS301では、デジタルカメ
ラ3との間で通信が確立したか否かを検出する。確立し
た場合にはステップS302に進み、確立しない場合に
はステップS301を継続する。そしてステップS30
2では、デジタルカメラ3で設定されている撮影設定を
取得する。次にステップS303では、取得した撮影設
定で画像データを生成するように設定し、更に生成した
画像データを通信が確立したデジタルカメラ3に転送す
るように設定する。
【0039】ステップS304では、通信が確立したデ
ジタルカメラ3と自身のデジタルカメラ1のどちらが高
性能か判定する。自身が高性能である場合には本フロー
を終了し、相手が高性能である場合にはステップS30
5に進む。例えば、高性能であるか否かは、撮像素子の
画素数の大小で判定する。そしてステップS305で
は、撮影モードになったときに通信相手のデジタルカメ
ラで撮影したほうが高画質の画像データが得られる旨を
モニタ103に表示するように設定する。
【0040】以上のとおり、制御することで撮影を行っ
た場合に自動的にデジタルカメラ3に転送するように設
定できる。上述した実施形態のデジタルカメラでは、簡
単な操作のみで自動的に他のデジタルカメラに転送を行
うようにした。次に説明する実施形態のデジタルカメラ
は、一度の撮影で得られた画像データを2つ以上の異な
る記録先のメモリに記録するよう設定することができ
る。更に、デジタルカメラは、それぞれの記録先に対し
て記録する画像データの画像サイズ、解像度を設定する
ことができる。
【0041】次にデジタルカメラ1が備える記録設定制
御について説明する。以下に、設定方法を具体的に説明
する。図7は、撮影後の画像データを複数の記録先に記
録するための設定を行う設定画面の一例を示す図であ
る。図7に示す設定画面はデジタルカメラ1のモニタ1
03に表示される。
【0042】図7中の「記録先」には、デジタルカメラ
に挿入されたメモリカード、他のカメラ、サーバコンピ
ュータ等、撮影した画像データを記録する記録先が表示
される。記録可能な記録先が表示される。「記録有無」
には、記録可能な記録先のうち、どの記録先に記録する
かの設定を行うことができる。図では「○」が付された
記録先に撮影した画像データの記録を行い、「×」が付
された記録先には画像データの記録を行わない。
【0043】「フォーマット」は、画像データのファイ
ルフォーマットを記録先ごとに設定することができる。
JPEG形式、非圧縮、RAWデータ等、画像データを
記録するファイル形式を選択し設定する。「サイズ」
は、記録する画像データの画像サイズを記録先ごとに設
定することができる。「圧縮率」は、記録する画像デー
タに施す圧縮の圧縮率を記録先ごとに設定する。
【0044】これらの設定は、デジタルカメラ1に設け
られたボタン、ダイヤルを操作することにより行われ
る。デジタルカメラ1は、一度の撮影が行われると図7
の設定画面で設定された記録先ごと設定されている設定
内容に従って画像データを生成し、複数の記録先に記録
できるように画像データの送信等の制御を行う。
【0045】以下に、複数の記録先に画像データを記録
させるためにデジタルカメラ1で実行する制御について
説明する。図8は、デジタルカメラ1で実行される記録
制御を示すフローチャート図である。図8に示すフロー
は、デジタルカメラ1のシャッターボタン111が全押
しされたことを検出することによりスタートする。
【0046】先ずステップS401では、撮影で得られ
た画像データを内蔵メモリ105に記憶する。次にステ
ップS402では、設定されている記録先設定情報を取
得する。そしてステップS403では、記録先に外部メ
モリが設定されているか否かを判定し、記録先に外部メ
モリが設定されている場合には、ステップS404に進
み、記録先に外部メモリが設定されていない場合にはス
テップS408に進む。
【0047】ステップS404では、外部メモリに記録
可能な状態であるか否かを検出する。記録可能であれば
ステップS405に進み、記録可能でなければステップ
S407に進む。次にステップS405では、外部送信
先の記録設定に合わせた画像データを生成する。次にス
テップS406では、生成した画像データを送信する。
またモニタ103に送信していることを表示する。そし
てステップS407では、モニタ103に送信できない
送信先と画像データを送信できない旨を表示する。
【0048】一方ステップS408では、記録先として
メモリカードが設定されているか否かを検出し、設定さ
れている場合には409に進み、設定されていない場合
には本フローを終了する。ステップS409では、メモ
リカードへの記録設定に合わせた画像データを生成す
る。そしてステップS410では、メモリカードに生成
した画像データを記録する。また、モニタ103にメモ
リカードに記録していることを表示する。
【0049】なお、上記制御では、撮影後に外部送信先
に対して記録可能か確認するようにしたが、撮影前に確
認するようにしてもよい。このように複数の記録先に対
してそれぞれ記録設定を行うことを可能にしたことによ
り、それぞれの記録先で必要とする画像データのサイ
ズ、圧縮率の設定を行うことができ、設定に従ってそれ
ぞれの記録先に画像データを記録することができる。ま
た、一度圧縮した画像データを伸張して画像サイズを変
更した後に再度圧縮しなおすことがないので画像データ
を無駄に劣化させてしまうことを防ぐ。
【0050】次にデジタルカメラ1が持つガイド情報閲
覧機能について説明する。デジタルカメラ1はガイド情
報をモニタ103に表示する閲覧機能を有する。ガイド
情報は、観光地やテーマパーク内の見どころの紹介、地
図等を提供するものであり、サーバコンピュータ2内に
記憶され、インターネットを介してデジタルカメラ1に
配信される。また、インターネットを介してガイド情報
を提供するのではなく、例えば、メモリカードスロット
106に挿入されるメモリカードに予め記憶させ手提供
してもよい。ガイド情報を記憶したメモリカードは、有
料で販売したり、旅行会社が旅行参加者に無料で配布し
てもよい。また、ガイド情報を記憶したメモリカードを
提供するのではなく、ガイド情報を有料でダウンロード
させるようにしてもよい。これによりインターネットへ
の接続機能のないデジタルカメラであってもガイド情報
を利用可能になる。
【0051】デジタルカメラ1は、撮影を行える撮影モ
ード、撮影した画像データを再生する再生モード、ガイ
ド情報を閲覧するガイドモードを備える。デジタルカメ
ラ1は、ガイドモードに設定されているときガイド情報
をモニタ103に表示する。ガイド情報はHTML形式
で記述された情報であり、デジタルカメラ1には閲覧す
るソフトウェアを記憶している。図9は、ガイド情報の
表示例を示す図である。図9における文章欄901に
は、見どころ情報等を文章で掲載し、画像欄902に
は、写真、イラスト等の画像情報を掲載する。
【0052】また、デジタルカメラ1がガイドモードに
設定されているときにレリーズボタン111を半押しす
ることにより、デジタルカメラ1は自動的にガイドモー
ドから撮影モードに切り換わる。これにより、シャッタ
チャンスを逃すことが無い。また、サーバコンピュータ
2内には、顧客が旅行中に利用する観光ガイド情報を記
憶し、ガイド情報を提供するとともに顧客がデジタルカ
メラで撮影した画像データを蓄積するサービスを提供す
る。
【0053】顧客の持つデジタルカメラはサーバコンピ
ュータ2からガイド情報を取得して閲覧することができ
る。顧客はガイド情報を参考にして観光する。サーバコ
ンピュータ2は、デジタルカメラ1に内蔵されたGPS
が出力するGPS情報を受信し、受信したGPS情報に
合ったガイド情報を自動的にデジタルカメラ1に配信す
る。また、自動的に配信されるのではなく、必要とする
ガイド情報を指定して配信させるようにすることもでき
る。
【0054】また、本デジタルカメラ1は、ガイド情報
と関連付けして撮影した画像データを保存できる。これ
により、画像データのファイル名、タイトルをいちいち
作成しなくても、画像データがどこで撮影したものか関
連付けされたガイド情報を見ることによりわかる。
【0055】以下に、デジタルカメラ1の動作を説明す
る。例えば、東京タワーのガイド情報を見ていて、レリ
ーズボタン111を半押しすると、モニタ103にはガ
イド情報から撮像素子により撮像された画像に切り替わ
る。撮影がなされると直前に閲覧していたガイド情報の
中に画像データが貼られたようなページデータを作成す
る。または、ガイド情報のタイトル名に関連した画像デ
ータのファイル名を作成する。
【0056】例えば、HTML形式で記述されたガイド
情報では、HTML形式でガイド情報ページに張られた
画像データを撮影した画像データに差し替える。そし
て、デジタルカメラ1を所有する顧客のフォルダ内に作
成したHTML形式のデータを記録する。
【0057】また、ツアーの添乗員は、旅行日程に変更
があれば修正を行う。修正は分単位で行う。これによ
り、撮影後に画像データが記録された日時情報と旅行日
程とを照らし合わせることによりアルバムが作成でき
る。以下にガイド情報に関する制御を具体的に説明す
る。
【0058】先ず、デジタルカメラ1で実行する制御に
ついて説明する。図10は、デジタルカメラ1で実行さ
れる制御を示すフローチャート図である。図10のフロ
ーは、ガイドモードに設定されているときに実行され
る。先ずステップS501では、GPSにより検出して
いる位置情報が変化したか否かを検出する。変化を検出
した場合にはステップS502に進み、検出しない場合
には検出を継続する。
【0059】ステップS502では、GPS情報をサー
バコンピュータ2に送信する。次にステップS503で
は、サーバコンピュータ2からガイド情報を受信する。
次にステップS504では、受信したガイド情報をモニ
タ103に表示する。そしてステップS505では、レ
リーズボタン111が半押しされたか否かを検出する。
半押しを検出した場合にはステップS506に進み、半
押しを検出しない場合にはステップS501に戻る。
【0060】ステップS506では、モニタ103の表
示をガイド情報から撮像素子が出力する画像情報に切り
替える。次にステップS507では、レリーズボタン1
11が全押しされたか否かを検出する。全押しを検出し
た場合にはステップS509に進み、検出しない場合に
はステップS508に進む。そしてステップS508で
は、レリーズボタン111の半押しが解除されたか否か
を検出する。検出した場合にはステップS501に戻
り、検出しない場合にはステップS507に戻る。
【0061】ステップS509では、撮影設定に従って
撮影処理を実行する。そしてステップS510では、撮
影処理により生成された画像データをサーバコンピュー
タ2に転送する。次にサーバコンピュータ2で実行する
処理について説明する。図11は、サーバコンピュータ
2で実行される制御を示すフローチャート図である。図
11のフローは、デジタルカメラ1からGPS情報が送
信されることを検出してスタートする。
【0062】先ずステップS601では、GPS情報を
受信する。次にステップS602では、受信したGPS
情報に対応するガイド情報を検索する。そしてステップ
S603では、該当するガイド情報をデジタルカメラ1
に向けて送信する。ステップS604では、画像データ
を受信したか否かを検出する。検出した場合にはステッ
プS605に進み、検出しない場合にはステップS60
1に戻る。
【0063】ステップS605では、受信した画像デー
タを記憶する。そしてステップS606では、ガイド情
報として提供していたHTML形式のページ内の画像デ
ータをデジタルカメラ1から受信した画像データと置き
換える。具体的には、図9で示したガイド情報ページの
文章欄901に掲載していた文章情報はそのままにし
て、画像欄902に掲載していた画像情報を撮影して得
られた画像データに置き換える。図12は、アルバムペ
ージの表示例を示す図である。図12における文章欄1
201には、図9の文章欄901に掲載していた文章を
そのまま掲載し、画像欄1202には、図9の画像欄9
02に掲載していた画像情報を撮影して得られた画像デ
ータと置き換える。
【0064】また、ガイド情報では1枚の画像データし
かなかった場所で複数枚撮影した場合には、図9に示す
ガイド情報で提供したレイアウトと変わってしまうが複
数枚の画像データを表示するように編集してもよい。ま
た、図13に示すように画像欄1302に表示させる個
々の画像データを撮影画像数に合わせて縮小して表示す
るようにしてレイアウトを変えないように設定すること
もできる。
【0065】また、サーバコンピュータ2は、GPS情
報に基づいてデジタルカメラ1に送信するガイド情報を
決定するのではなく、デジタルカメラ1を持つ顧客の旅
行日程に従ってガイド情報を決定することができる。サ
ーバコンピュータ2は、旅行日程情報を保持しており、
旅行日程情報と時刻情報とからガイド情報を配信する。
つまり、旅行日程に従って行動している顧客がガイドを
必要とする時刻にガイド情報が配信されるようにする。
例えば、午後3時に皇居の見学を終了し、午後3時30
分から東京タワーを見学するという旅行日程である場合
には、午後3時30分に東京タワーのガイド情報を配信
するようにする。また、午後3時30分に配信すると予
習することができないので、10分前、または皇居の見
学が終了する午後3時に東京タワーのガイド情報を配信
するようにしてもよい。旅行日程にズレ、変更が生じた
場合には、添乗員等の端末から日程修正を行うことで対
応することができる。
【0066】以下に旅行日程に従ってガイド情報を送信
するする制御を具体的に説明する。旅行日程情報はサー
バコンピュータ2のメモリに予めガイド情報と関連付け
て記憶されている。図14は、サーバコンピュータ2で
実行される制御を示すフローチャート図である。
【0067】先ずステップS701では、旅行日程を監
視し、ガイド情報を送信する時刻になったか否かを検出
する。ガイド情報を送信する時刻になった場合にはステ
ップS702に進み、時刻になっていない場合には監視
を継続する。ステップS702では、旅行日程に対応し
て登録されている顧客のデジタルカメラのカメラ情報を
読み出す。旅行日程に対応して登録されているデジタル
カメラとは、旅行日程に参加している顧客が持つデジタ
ルカメラである。次にステップS703では、旅行日程
に合ったガイド情報を読出し、デジタルカメラ1に送信
する。そしてステップS704では、画像データを受信
したか否かを検出する。受信を検出した場合にはステッ
プS705に進み、受信を検出しない場合にはステップ
S701に戻る。ステップS705では、直前に提供し
たガイド情報の画像データを受信した画像データと置き
換える。
【0068】なお、サーバコンピュータは、1つのデジ
タルカメラに対して処理を行っているだけでなく、複数
のデジタルカメラに対応するため、複数処理を行ってい
る。また、GPS情報、旅行日程に従って自動的にガイ
ド情報をデジタルカメラに送信するのではなく、添乗員
等により手動でガイド情報を各デジタルカメラに転送す
ることもできる。
【0069】次に、デジタルカメラ1で閲覧していたガ
イド情報を参照して、撮影して得られた画像データのフ
ァイル名、タイトルを自動的に作成する処理について説
明する。デジタルカメラ1は、例えば、東京タワー見物
のために東京タワーのガイド情報を撮影の直前まで閲覧
していた場合には、撮影した画像データのファイル名を
tokyotower001等にしたり、画像データのタイトルを東
京タワーとしたりする。
【0070】以下に、撮影した画像データのファイル
名、タイトルを作成する処理を具体的に説明する。図1
5は、デジタルカメラ1で実行される制御を示すフロー
チャート図である。本フローは、撮影処理が終了するこ
とによりスタートする。先ずステップS801では、撮
影直前に閲覧していたガイド情報のタイトル部分を抽出
する。次にステップS802では、ガイド情報のタイト
ルを撮影した画像データのタイトルとして生成する。次
にステップS803では、画像データのファイル名をガ
イド情報のタイトルに通し番号を付した名前として生成
する。通し番号を付す理由は、同じ場所で複数枚撮影し
た場合に同じファイル名になってしまうことを防ぐため
である。そしてステップS804では、画像データにタ
イトル、ファイル名を付してメモリカードに記録する。
【0071】次に、撮影した画像データをサーバコンピ
ュータ2に記録する場合のファイル名、タイトルを作成
する処理について説明する。以下に、画像データのファ
イル名とタイトルを作成する処理について説明する。
【0072】先ず、サーバコンピュータ2における制御
について説明する。図16は、サーバコンピュータ2で
行われるファイル名、タイトル作成処理を説明するため
のフローチャート図である。先ずステップS901で
は、ガイド情報をデジタルカメラ1に送信する。サーバ
コンピュータ2は常にデジタルカメラ1に対して現在必
要とされる観光地に関するガイド情報を送信している。
次にステップS902では、デジタルカメラ1から画像
データを受信したか否かを検出する。画像データを受信
した場合にはステップS903に進み、受信していない
場合にはステップS901に戻る。
【0073】ステップS903では、画像データの受信
が完了したか否かを検出する。完了を検出した場合には
ステップS904に進み、完了を検出しない場合には検
出を継続する。ステップS904では、送信された画像
データのファイル名、タイトルを解析する。次にステッ
プS905では、ファイル名、タイトルがガイド情報か
ら作成されたものであるか否かを検出する。ガイド情報
から作成されたものである場合にはステップS906に
進み、ガイド情報に基づいて作成されたものでない場合
にはステップS907に進む。そしてステップS906
では、タイトルは変更せず、ファイル名の番号数字部分
を他の画像データのファイル名と同じにならないように
変更する。
【0074】次にステップS907では、画像データの
送信元であるデジタルカメラ1に撮影前に送信したガイ
ド情報を検出する。次にステップS908では、検出し
たガイド情報に基づいてファイル名、タイトルを生成す
る。そしてステップS909では、画像データをデジタ
ルカメラ1の所有者が登録した所定フォルダに記録す
る。
【0075】また、上述したようにサーバコンピュータ
2が提供する観光地のガイド情報とは、デジタルカメラ
1からの要求に応じた情報、旅行日程に従った情報、添
乗員等が手動で発信した情報のいずれでもよい。次に、
デジタルカメラ1における制御を説明する。図17は、
デジタルカメラ1で実行される制御を示すフローチャー
ト図である。図17に示すフローは、デジタルカメラ1
に設けられているレリーズボタン111が全押されたこ
とを検出することによりスタートする。
【0076】先ずステップS1001では、撮影制御を
実行し、画像データ生成する。次にステップSで100
2は、撮影直前にサーバコンピュータ2から受信してい
るガイド情報を特定する特定情報を抽出する。次にステ
ップS1003では、画像データとガイド情報の特定情
報とをサーバコンピュータ2に送信する。そしてステッ
プS1004では、ファイル名、記憶先のアドレス情報
等の送信した画像データにアクセスするための情報を受
信したか否かを検出する。検出した場合にはステップS
1005に進み、検出しない場合には検出を継続する。
そしてステップS1005では、アクセス情報を内蔵メ
モリ105に記憶する。
【0077】このように、送信した画像データにアクセ
スするための情報を受信し、デジタルカメラ1内に記憶
しておくことにより、デジタルカメラ1から容易に送信
した画像データにアクセスできる。また、サーバコンピ
ュータ2から配信される情報は、観光地の見どころ等の
ガイド情報のみでなく、入場チケット情報、切符情報、
ホテルのキー情報、様々な割引クーポン等が配信され
る。チケット情報が配信されたデジタルカメラ1、携帯
電話を携帯するだけで入場することが可能になったり、
配信された情報を表示したモニタ画面を見せたり、読み
取らせたりすることで入場可能となったりする。なお、
サーバコンピュータ2からチケット情報が配信されるの
ではなく、メモリカード等に予め必要となるチケット情
報を記録させておき、配布するようにしてもよい。
【0078】以下に、チケット配信制御について説明す
る。チケット情報、切符情報は旅行日程、GPS情報に
従って配信される。従って、デジタルカメラ1を紛失し
ても、その時間、その場所に行かなければ配信されるこ
とが無く、簡単に悪用されることがない。紛失時に配信
をキャンセルする処置をとることにより、使われること
を防ぐことができる。
【0079】また、その都度配信することにより、本体
内のチケット情報によりメモリ容量を無駄に使用しな
い。また、配信されるチケット情報は使用することが決
まっていて、既に購入したもの、購入予約したものであ
る。なお、購入を推奨するチケット、その場で必要とな
るチケット情報を配信するようにしてもよい。
【0080】以下にチケット情報等の配信制御について
具体的に説明する。図18は、サーバコンピュータ2に
より実行される制御を示すフローチャート図である。先
ずステップS1101では、GPS情報と旅行日程情報
とを解析する。次にステップS1102では、解析結果
からチケット情報配信すべきか判断し、チケット情報を
配信すべき場合にはステップS1103に進み、チケッ
ト情報を配信すべきでない場合にはステップS1101
に戻る。次にステップS1103では、解析結果から必
要なチケット情報を抽出する。そしてステップS110
4では、抽出したチケット情報をデジタルカメラ1に送
信する。
【0081】上記制御ではチケット情報の配信について
説明したが、チケット情報の配信とガイド情報の配信と
を同時に行うようにしてもよい。その場合、ガイド情報
のページの中にチケット情報を埋め込んだページを配信
するようにしてもよいし、別々のページを同時に配信す
るようにしてもよい。そのようにした場合、チケット情
報を配信するための特別な制御を持たず、所定のガイド
情報と合わせてチケット情報を配信するようにすること
で、ガイド情報の配信時期を解析することにより足り
る。
【0082】上記実施形態ではGPS情報と旅行日程情
報の2つの情報に基づいてチケットを配信したが、GP
S情報のみ、旅行日程情報のみに基づいてチケット情報
を配信してもよい。また、GPS情報、旅行日程情報で
なく他の情報からチケット情報配信時期を決定して送信
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、画像データ管理システムのシステム構
成を示すブロック図である。
【図2】図2は、デジタルカメラ1の内部構成を示す機
能ブロック図である。
【図3】図3は、デジタルカメラ1の外観を示す斜視図
である。
【図4】図4は、デジタルカメラ1で実行される転送制
御のフローチャート図である。
【図5】図5は、デジタルカメラ1で実行される画像デ
ータ記録制御を示すフローチャート図である。
【図6】図6は、デジタルカメラ1で実行される制御を
示すフローチャート図である。
【図7】図7は、撮影後の画像データを複数の記録先に
記録するための設定を行う設定画面の一例を示す図であ
る。
【図8】図8は、デジタルカメラ1で実行される記録制
御を示すフローチャート図である。
【図9】図9は、ガイド情報の表示例を示す図である。
【図10】図10は、デジタルカメラ1で実行される制
御を示すフローチャート図である。
【図11】図11は、サーバコンピュータ2で実行され
る制御を示すフローチャート図である。
【図12】図12は、アルバムページの表示例を示す図
である。
【図13】図13は、アルバムページの表示例を示す図
である。
【図14】図14は、サーバコンピュータ2で実行され
る制御を示すフローチャート図である。
【図15】図15は、デジタルカメラ1で実行される制
御を示すフローチャート図である。
【図16】図16は、サーバコンピュータ2で行われる
ファイル名、タイトル作成処理を説明するためのフロー
チャート図である。
【図17】図17は、デジタルカメラ1で実行される制
御を示すフローチャート図である。
【図18】図18は、サーバコンピュータ2により実行
される制御を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1,3…デジタルカメラ 2,4…サーバコンピュータ 101…CPU 102…通信回路 103…モニタ 104…スイッチ回路 105…内蔵メモリ 106…メモリカードスロット 107…画像処理回路 108…GPS回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 5/91 L Fターム(参考) 5C022 AA13 5C052 AA17 CC11 DD02 EE08 GA02 GA03 GA09 GC05 GE08 5C053 FA08 FA27 GB28 LA02 LA06 LA11 LA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一度の撮影で得た画像データを異なる複
    数の記録先に記録するように設定する記録先設定手段
    と、 前記記録先設定手段で設定した記録先にごとに記録する
    画像データの記録形式を設定する記録形式設定手段とを
    有することを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記記録形式設定手段は、記録先ごとに画像データの画
    像サイズを設定することを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記記録形式設定手段は、記録先ごとに画像データの解
    像度を設定することを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記記録形式設定手段は、記録先ごとに画像データの圧
    縮率を設定することを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記記録形式設定手段は、記録先ごとに画像データのフ
    ァイル形式を設定することを特徴とするデジタルカメ
    ラ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 外部に送信する送信手段を有し、 前記記録先設定手段で設定できる記録先は、サーバコン
    ピュータであることを特徴とするデジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 互いに送信し合うよう設定可能なカメラ
    において、 他のカメラの性能と自身のカメラの性能を比較する比較
    手段と、 前記比較手段により高機能と決定されたカメラでの撮影
    を推奨する推奨手段とを有することを特徴とするデジタ
    ルカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記比較手段は、撮像素子の画素数を比較することを特
    徴とするデジタルカメラ。
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