JP2003179367A - カードリーダのケースカバー開閉構造 - Google Patents

カードリーダのケースカバー開閉構造

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JP2003179367A
JP2003179367A JP2001375652A JP2001375652A JP2003179367A JP 2003179367 A JP2003179367 A JP 2003179367A JP 2001375652 A JP2001375652 A JP 2001375652A JP 2001375652 A JP2001375652 A JP 2001375652A JP 2003179367 A JP2003179367 A JP 2003179367A
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Yuji Kikuchi
裕二 菊地
Hiroyoshi Takeuchi
弘好 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケースカバーの開閉方法を第三者には判りに
くくしながら、開閉作業を簡単なものとし、しかも比較
的簡単な構成で済ませる。 【解決手段】 ICカードリーダライタの本体1の外装
ケース2を、底板部及び背面部を構成するベース板部
5、前面部を構成するフロントカバー6、左右の両側板
部及び天板部を構成するケースカバー7から構成する。
ケースカバー7の前端部に、フロントカバー6の内壁面
に係止される突出片部7aを設ける。ケースカバー7の
後端部の取付片部7bにワンタッチで締結及び解除が可
能な締結具16を設け、ベース板部5の背面部に締結さ
せる。ケースカバー7に軸部17を設け、支持板部18
の長孔18aに支持させる。ケースカバー7は、閉塞位
置から、締結具16の締結が解除された後、後方へのス
ライドにより係止解除位置に移動され、さらに上方に回
動されて開放位置に位置される。この開放位置で手動ノ
ブ15を操作でき、カード詰まりを解消できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばICカード
リーダライタ等のカードリーダにおける、本体に開閉可
能に設けられるケースカバーを開閉するための構造を改
良したカードリーダのケースカバー開閉構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】カードリーダ例えば非
接触式のICカードリーダライタは、例えばほぼ矩形箱
状をなす外装ケースの前面部に、カード挿入口等を有す
ると共に、外装ケースの内部に、カードの搬送路やデー
タの読取り書込みのための機構等を有して構成されてい
る。このとき、前記外装ケースは、例えば、底面及び背
面を構成するベース板部と、このベース板部の先端側に
設けられ本体の前面部を構成するフロントカバーと、左
右の両側板部及び天板部を構成する例えば板金製のケー
スカバーとの3部品から構成され、前記ケースカバー
は、一般に、前記ベース板部に複数箇所にてねじ止めさ
れることにより取付けられるようになっている。
【0003】ところで、この種のICカードリーダライ
タにあっては、本体の内部(カード搬送路中)でのカー
ド詰まりが発生することがある。このようなカード詰ま
りが発生した場合には、メンテナンス作業者が、ケース
カバーを取付けている全てのねじを外し、本体から前記
ケースカバーを取外して内部の機構部分を露出させ、手
動ノブを回動操作して送りローラを回転させる等により
詰まったカードを抜出すことができるようになってい
る。
【0004】ところが、上記のようなねじ止めを採用し
たケースカバーの開閉構造では、その開閉のためにドラ
イバ等の工具が必要となると共に、全てのねじを外し、
ケースカバーを一旦取外し、カード詰まりを解消させた
後再びケースカバーをねじ止めにより取付けるといった
面倒な作業が必要となる不具合があった。なお、ケース
カバーを取外して置いておくスペースが必要となり、ま
た外したねじを紛失しやすい事情もあった。
【0005】そうかといって、例えば単純なヒンジ構造
によりケースカバーを回動により開閉させる等、関係の
ない第三者にでも開閉方法が判りやすく、その開閉作業
があまりに簡単となるようなケースカバーの開閉構造を
採用すると、防犯、保守上の問題が生ずるため望ましく
ない。その反面、あまりに複雑な開閉構造としてコスト
アップを招くことも避けなければならない。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ケースカバーの開閉方法を第三者には
判りにくくしながらも、その開閉作業を比較的簡単なも
のとすることができ、しかも、比較的簡単な構成で安価
に済ませ得るカードリーダのケースカバー開閉構造を提
供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のカードリーダのケースカバー開
閉構造は、ケースカバーの前後方向のスライド移動によ
って、該ケースカバー前端部の本体に対する係止及び係
止解除がなされるように構成する一方、ケースカバーの
後端側を、ワンタッチで締結及びその解除が可能な締結
具により本体に締結するように構成し、これにより、ケ
ースカバーを、本体に対し前端部が係止され且つ後端側
が締結具により締結された閉塞位置で固定できるように
すると共に、その閉塞位置から、締結具による締結を解
除した上で、係止解除位置まで後方へスライド移動する
ことによって、上方へ開放可能としたものである。
【0008】これによれば、閉塞位置にあるケースカバ
ーを開放するには、締結具による締結を解除し、係止解
除位置まで後方へスライド移動すれば良く、ケースカバ
ーを閉塞するには、逆に、前方にスライド移動させた
後、締結具による締結を行えば良い。この場合、ケース
カバーは、締結具の締結,解除の動作と、スライド移動
とのいわば2アクションにより開閉されるようになるの
で、第三者にとってはケースカバーの開閉方法が判りに
くくなる。
【0009】また、工具が不要となると共に、ケースカ
バーを開閉するための個々の作業(動作)は簡単なの
で、開閉作業がさほど面倒となることはない。しかも、
特に複雑な構造を採用するものでもないため、簡単な構
成で安価に済ませることができる。尚、上記締結具とし
ては、例えば「ナイラッチ(商品名)」等を採用するこ
とができる。
【0010】そしてこのとき、ケースカバーの後端側に
設けた軸部を、本体側に設けられた長孔内に挿入保持さ
せ、ケースカバーを、係止解除位置に移動させた状態
で、軸部を中心とした回動により上方へ開放させるよう
に構成することもできる(請求項2の発明)。これによ
れば、係止解除位置のケースカバーを回動により開閉す
る構成なので、ケースカバーを本体から取外す必要がな
くなり、取外して置いておくスペースが不要となり、ま
た部品を紛失する虞もなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を非接触式のICカ
ードリーダライタに適用した一実施例について、図面を
参照しながら説明する。図1ないし図5は、本実施例に
係るカードリーダたるICカードリーダライタの本体1
の構成を示しており、この本体1は、例えばほぼ矩形箱
状をなす外装ケース2の前面部に、図5に示すように、
ICカード3が挿入されるカード挿入口4等を有して構
成されている。
【0012】このとき、前記外装ケース2は、詳細に
は、その底板部及び背面部を構成する例えば鋼板製のベ
ース板部5(図3等参照)、このベース板部5の先端側
に設けられ外装ケース2の前面部を構成する例えばプラ
スチック製のフロントカバー6、外装ケース2の左右の
両側板部及び天板部を構成する例えば鋼板製のケースカ
バー7の3部品から構成されている。尚、図3に示すよ
うに、外装ケース2の背面部(ベース板部5)には、電
源用,通信用等の各種のコネクタ8や、電源スイッチ9
等が設けられている。さらに、図1に示すように、外装
ケース2(ベース板部5)の外底面には、そのほぼ四隅
部に位置して、例えばゴム製の4個の脚部10が設けら
れている。
【0013】また、詳しい説明は省略するが、図1に一
部示すように、本体1(外装ケース2)内の上部側に
は、前記カード挿入口4から奥方に延びるカード搬送路
11が設けられ、そのカード搬送路11の奥側部位には
前記ICカード3のデータを読取り又書込むためのユニ
ット化された読取り書込み機構12が設けられている。
本体1内の下部側には、制御回路基板13等が設けられ
ている。このとき、ユニット化された読取り書込み機構
12は、軸12aを中心として、図1に破線で示す使用
位置と二点鎖線で示す開放位置との間で回動可能に設け
られている。
【0014】さらに、前記カード搬送路11部分には、
ICカード3を送るための送りローラ14(図2参照)
やそれを駆動させるためのモータ等からなる搬送機構が
設けられているのであるが、カード搬送路11の手前側
部位には、図2にも示すように、前記送りローラ14を
手動で回転させるための手動ノブ15が配設されてい
る。なお、図2に示すように、後述するケースカバー7
の開放状態では、前記手動ノブ15部分が露呈して操作
可能となる。
【0015】さて、前記外装ケース2のうちケースカバ
ー7は、本体1(ベース板部5及びフロントカバー6)
に対して開閉可能に取付けられるようになっている。以
下、本実施例におけるケースカバー7の開閉構造につい
て述べる。まず、前記ケースカバー7の前端部には、図
4などに示すように、被係止部としての突出片部7aが
設けられている。
【0016】この場合、この突出片部7aは、ケースカ
バー7のうち天板部の中央部、及び左右の側板部の上部
側の合計3箇所に位置して、図6(a)にも示すよう
に、内壁面から前方に突出するようにして、つまりケー
スカバー7の外面との間で前記フロントカバー6の後端
部の厚み分だけの段差を形成するようにして設けられて
いる。これにて、フロントカバー6の後端部の内壁面が
係止部として機能し、ケースカバー7が後方から前方
(矢印D方向)にスライド移動されることにより、各突
出片部7aがフロントカバー6の後端部の内壁面に差込
まれて上方への抜止め状態に係止されるのである。
【0017】また、本実施例では、前記フロントカバー
6の後端部にも、突出片部6aが設けられている。この
突出片部6aは、前記ケースカバー7の突出片部7aと
はラップしない互い違いの位置、つまり上壁部の左右部
位、並びに左右の側壁部の下部側の合計4箇所に位置し
て、後方に突出するように設けられ、やはり、図6
(b)に一部示すように、ケースカバー7の前端部の内
壁面に係止されるようになっている。これにて、ケース
カバー7の前方へのスライド移動により、突出片部6a
が、ケースカバー7の前端部の内壁面に相対的に差込ま
れるようになり、もって、前記突出片部7aの係止と併
せて、ケースカバー7の前端部がフロントカバー6の後
端部に強固に嵌合するのである。
【0018】尚、本実施例では、図5に示すような、ケ
ースカバー7の前端部がフロントカバー6に嵌合した位
置を閉塞位置と称し、図3に示すように、その状態から
ケースカバー7が後方(矢印A方向)にスライド移動さ
れてフロントカバー6に対する突出片部7aの係止が解
除(同時にケースカバー7に対する突出片部6aの係止
が解除)された位置を係止解除位置と称する。
【0019】一方、前記ケースカバー7の後端側では、
ワンタッチで締結及びその解除が可能な締結具16によ
り、該ケースカバー7がベース板部5に着脱可能に締結
されるようになっている。本実施例では、前記締結具1
6として、「ナイラッチ(商品名)」が採用されてい
る。この締結具16は、図7に示すように、取付軸部1
6aの先端側に、ワンタッチ操作であるプッシュ・プル
操作可能なプランジャ16bを有すると共に、前記取付
軸部16aの基端側にグロメット16cを有して構成さ
れ、前記プランジャ16bの押込み状態で前記グロメッ
ト16cが拡径し、プランジャ16bの引出し状態でグ
ロメット16cが縮径するように構成されている。
【0020】この場合、図3,図7に示すように、ケー
スカバー7の後端部の中央部には、下方に直角に垂下が
り前記ベース板部5の背板部に沿うように配される取付
片部7bが一体に設けられており、この取付片部7bに
は比較的径小な取付穴7c(図7にのみ図示)が形成さ
れている。図7に示すように、前記締結具16は、前記
取付軸部16aが取付穴7cに挿通された状態で、取付
片部7bに取付けられている。
【0021】これに対し、前記ベース板部5の背板部に
は、図7に示すように、前記取付片部7b(取付穴7
c)に対応した位置に、前記取付穴7cよりもやや径大
な嵌合穴5aが形成されている。この嵌合穴5aの径
は、前記締結具16のグロメット16cが拡径したとき
の径よりも小さく、グロメット16cが縮径したときの
径よりも大きくなっている。
【0022】これにて、締結具16のプランジャ16b
の引出し状態で、ケースカバー7が係止解除位置から閉
塞位置まで前方(矢印D方向)にスライド移動される
と、取付片部7bがベース板部5の背板部に重なるよう
に位置されると共に、締結具16のグロメット16cが
後方からベース板部5の嵌合穴5a内に挿入される。そ
して、この状態で、締結具16のプランジャ16bを後
方からプッシュ操作して押込み状態とすると、グロメッ
ト16cが拡径してケースカバー7の後端部をベース板
部5に締結させ、もって前記前端部における嵌合と併せ
てケースカバー7が閉塞位置で固定されるようになって
いる。
【0023】また、この締結状態から、締結具16のプ
ランジャ16bを後方へプル操作して引出し状態とする
と、ケースカバー7の後端部のベース板部5との締結が
解除され、ケースカバー7を後方へスライド移動させる
ことが可能とされる。そして、後方へのスライド移動に
より、ケースカバー7を係止解除位置に位置させたとき
には、締結具16のグロメット16cがベース板部5の
嵌合穴5aから抜出すようになり、もってケースカバー
7を上方へ開放させることが可能とされるようになって
いる。
【0024】さらに、本実施例では、図1に示すよう
に、前記ケースカバー7の左右の側板部(一方のみ図
示)の後端側下部に、内壁面から内側に突出する軸部1
7が設けられており、前記ベース板部5には、ケースカ
バー7の内側でそれら軸部17を支持するための支持板
部18が設けられている。前記支持板部18には、前後
方向に延びる長孔18aが形成されており、前記軸部1
7は、その長孔18a内に挿入保持されるようになって
いる。
【0025】このとき、前記長孔18aは、ケースカバ
ー7が閉塞位置にあるときに軸部17が長孔18aの前
端部に位置し(図1に二点鎖線で示す)、ケースカバー
7が係止解除位置にあるときに軸部17が長孔18aの
後端部に位置するように設けられている。尚、このと
き、詳しく図示はしていないが、軸部17及び支持板部
18(長孔18a)は左右の側壁部にて対称的に設けら
れていることは勿論である。
【0026】これにて、図1に示すように、ケースカバ
ー7は、係止解除位置に移動された状態で、前記軸部1
7を中心として矢印B及びC方向に回動可能とされ、上
方へ開放することが可能とされているのである。尚、図
4にも示すように、ケースカバー7を本体1に対し上方
にほぼ90度回動させた位置を開放位置と称し、この開
放位置では、ケースカバー7が倒立状態となってその位
置に保持されるようになる。また、前記長孔18aは、
その中央部で上方に開放しており、例えば本体1内の修
理時等においては、軸部17をその開放部分を通すこと
により、ケースカバー7を本体1から着脱可能に取外す
こともできる。
【0027】次に、上記構成の作用について述べる。通
常時、つまり図5に示すようなICカードリーダライタ
の本体1の使用状態では、ケースカバー7は、その前端
部の突出片部7aがフロントカバー6に係止(嵌合)さ
れ、且つ、後端側で締結具16によりベース板部5に締
結された閉塞位置に位置されている。この状態では、ケ
ースカバー7は、本体1に対してそのままではスライド
移動や回動させることが不可能な状態に固定されてい
る。
【0028】ここで、この種のICカードリーダライタ
では、本体1の内部のカード搬送路11でのICカード
3のカード詰まりが発生することがある。このようなカ
ード詰まりが発生した場合には、メンテナンス作業者
は、次の手順でケースカバー7を開放させる。即ち、ま
ず、締結具16のプランジャ16bをプル操作して引出
し状態とし、ケースカバー7のベース板部5との締結を
解除する。次いで、図3に示すように、ケースカバー7
を後方(矢印A方向)へスライド移動させ、係止解除位
置に位置させる。そしてこの状態から、ケースカバー7
を軸部17を中心に矢印B方向に回動させ、図1,図4
に示すように開放位置に位置させる。
【0029】これにて、図2に示すように、手動ノブ1
5部分が露呈するので、その手動ノブ15を操作して
(あるいは読取り書込み機構12を開放位置に位置させ
て)詰まっていたICカード3を取出すことができる。
この後、再びケースカバー7を閉塞位置に戻す必要があ
るが、その作業は、上記とは逆に、ケースカバー7を矢
印C方向に回動させて係止解除位置に戻し、その状態か
ら前方(矢印D方向)にスライド移動させ、最後に締結
具16のプランジャ16bをプッシュ操作して押込み状
態とすれば良い。
【0030】このようなケースカバー7の開閉構造によ
り、従来のようなねじ止めを採用していたものと異な
り、ドライバ等の工具も不要となって、簡単な作業でケ
ースカバー7の開閉を行うことができる。このとき、ケ
ースカバー7は、締結具16の締結,解除の動作と、ケ
ースカバー7のスライド移動とのいわば2アクションに
より開閉可能とされるようになるので、構造を良く知ら
ない第三者等にとっては、ケースカバー7の開閉方法
(特にスライド移動)が判りにくく、ケースカバー7を
容易に取外す(開放させる)ことができず、防犯、保守
上の観点からも優れたものとなる。しかも、特に複雑な
構造を採用するものでもないため、比較的簡単な構成で
安価に済ませることができるものである。
【0031】そして、特に本実施例では、ケースカバー
7を、係止解除位置に移動させた状態で、軸部17を中
心とした回動により上方へ開放させるように構成したの
で、カード詰りの発生時などにおいて、ケースカバー7
を本体1からいちいち取外さなくても済み、開閉の作業
がより簡単となると共に、ケースカバー7を取外して置
いておくスペースが不要となり、またねじ等の部品を紛
失する虞もなくなるといった利点も得ることができる。
【0032】尚、上記実施例では、本発明を非接触式の
ICカードリーダライタに適用するようにしたが、接触
式のICカードのリーダライタは勿論、ICカードに限
らず磁気カード等各種カードの読取装置に本発明を適用
することができる。この場合、必ずしもカードにデータ
を書込む構成は必要ではなく、読取りだけを行うカード
リーダ装置であっても良い。また、上記実施例では、ケ
ースカバーを回動により開放させる構造としたが、この
回動構造は必要に応じて設ければ良く、ケースカバーの
開放時には、本体から取外すものであっても良い。
【0033】その他、本発明は上記した実施例に限定さ
れるものではなく、例えば外装ケースの構造(ケースカ
バーの構造)としては、種々のものが考えられ、またフ
ロントカバー側の突出片部はなくても良いなど係止部や
被係止部の構造としても様々な変形が可能であり、さら
には締結具としても、「ナイラッチ」に限らずワンタッ
チで締結及びその解除ができるものであれば各種のもの
を採用できる等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更し
て実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ICカードリ
ーダライタの本体の側面図
【図2】ケースカバーが開放位置にある状態の前部部分
を示す斜視図
【図3】ケースカバーが係止解除位置にある状態を示す
後方からの斜視図
【図4】ケースカバーが開放位置にある状態を示す後方
からの斜視図
【図5】ICカードリーダライタの本体の斜視図
【図6】図5のa−a線に沿う縦断側面図(a)及びb
−b線に沿う縦断側面図(b)
【図7】締結具による締結部分の横断平面図
【符号の説明】
図面中、1は本体、2は外装ケース、3はICカード、
5はベース板部、5aは嵌合穴、6はフロントカバー、
6aは突出片部、7はケースカバー、7aは突出片部
(被係止部)、7bは取付片部、7aは取付穴、11は
カード搬送路、15は手動ノブ、16は締結具、17は
軸部、18は支持板部、18aは長孔を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 弘好 東京都港区虎ノ門4丁目2番12号 虎ノ門 4丁目森ビル2号館 株式会社デンソーウ ェーブ内 Fターム(参考) 4E360 BA01 EC11 ED16 GA46 GA53 GB45 5B058 CA01 KA24 YA20 5B072 AA08 CC02 CC39 DD10 JJ01 JJ09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードリーダの本体に、該本体の少なく
    とも上面及び側面の一部を覆うケースカバーを開閉可能
    に設ける構造であって、 前記ケースカバーの前端部に被係止部を設け、前記本体
    に前記被係止部を上方への抜止め状態に係止する係止部
    を設け、前記ケースカバーの前後方向のスライド移動に
    よってその係止及び係止解除がなされるように構成する
    一方、 前記ケースカバーの後端側において、ワンタッチで締結
    及びその解除が可能な締結具により、該ケースカバーを
    前記本体に締結する構成とすることにより、 前記ケースカバーは、前記本体に対し前記被係止部が係
    止され且つその後端側が前記締結具により締結された閉
    塞位置で固定されると共に、その閉塞位置から、前記締
    結具による締結が解除された上で、前記係止部との係止
    が外れる係止解除位置まで後方へスライド移動されるこ
    とによって、前記本体に対し上方へ開放可能とされるこ
    とを特徴とするカードリーダのケースカバー開閉構造。
  2. 【請求項2】 前記ケースカバーの後端側に設けられた
    軸部が、前記ケースカバーの閉塞位置と係止解除位置と
    の間の移動を許容するように前記本体側に設けられた長
    孔内に挿入保持される構成により、前記ケースカバー
    は、係止解除位置に移動された状態で、前記軸部を中心
    とした回動により上方へ開放されることを特徴とする請
    求項1記載のカードリーダのケースカバー開閉構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293794A (ja) * 2006-03-31 2007-11-08 Nidec Sankyo Corp 情報処理装置
JP2016064614A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 株式会社沖データ 情報処理装置及び画像形成装置
JP2016090685A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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