JP2003179352A - 配線基板 - Google Patents

配線基板

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JP2003179352A JP2001380228A JP2001380228A JP2003179352A JP 2003179352 A JP2003179352 A JP 2003179352A JP 2001380228 A JP2001380228 A JP 2001380228A JP 2001380228 A JP2001380228 A JP 2001380228A JP 2003179352 A JP2003179352 A JP 2003179352A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビア導体とビアランドとの間やビア導体と配
線層との間の抵抗が大きくなりにくく、また、断線を生
じ難くした信頼性の高い配線基板を提供する。 【解決手段】 配線基板100では、ビアホール121
の中心軸C2がスルーホール111の中心軸C1と一致
しないように、且つビアホール121の中心軸C2がス
ルーホール111内に含まれるようにしている。さら
に、配線層132とビアランド131との接続位置R
を、ビアホール121の中心軸C2よりスルーホール1
11の中心軸C1側に位置させている。特に、ビアホー
ル121のビアランド131側の周縁121fのうち、
配線層132とビアランド131との接続位置Rがビア
ホール121の径方向外側に位置する部分である接続側
ビアホール周縁部121dと、スルーホール111の中
心軸C1とが交わるように配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線基板に関し、
特に筒状のスルーホール導体とこれに接続するビア導体
とを有する配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配線基板としては、図3に示す配
線基板10のようなものが知られている。配線基板10
は、図3に示すように、内側絶縁層17の外側(図中上
方)に外側絶縁層18及びソルダーレジスト層19が積
層されている。内側絶縁層17には、これを貫通するス
ルーホール12が形成され、このスルーホール12の内
壁面には筒状のスルーホール導体21が形成されてい
る。さらに、スルーホール導体21内には樹脂充填体1
6が形成され、さらに内側絶縁層17と外側絶縁層18
との層間には、樹脂充填体16を覆うように蓋メッキ層
22が形成されている。外側絶縁層18には、ビアホー
ル11が形成され、このビアホール11内には蓋メッキ
層22と接続するビア導体13が形成されている。さら
に、外側絶縁層18とソルダーレジスト層19との層間
には、ビア導体13の周囲を囲んで接続するビアランド
14と、このビアランド14と接続する配線層15とが
形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、樹脂の熱膨張
係数は、金属の熱膨張係数よりも大きい。従って、配線
基板では、内側絶縁層及び樹脂充填体の熱膨張係数が、
スルーホール導体の熱膨張係数より大きい。このため、
配線基板の温度が上下すると、内側絶縁層及び樹脂充填
体がスルーホール導体に比べて大きく伸縮する。ところ
で、図3に示すように、従来の配線基板10では、ビア
ホール11とスルーホール12とが同軸に形成されてい
た。上述のように、配線基板10の温度が上下すると、
内側絶縁層17及び樹脂充填体16がスルーホール導体
21に比べて大きく伸縮する。このために、配線基板1
0では、ビア導体13とビアランド14との境界部14
bに応力が集中して、図3に破断線で示すように、この
境界部14bにクラックが生じることがあった。
【0004】このため、ビア導体13とビアランド14
との間の抵抗が大きくなることがあった。従って、ビア
ランド14を介してビア導体13と接続する配線層15
とビア導体13との間の抵抗が大きくなることがあっ
た。特に、配線層15とビア導体13とを最短距離で結
ぶ経路中に位置する境界部14bにクラックが生じる
と、両者を結ぶ経路が長くなり、また細くなるから、両
者間の抵抗が大きくなりやすい。さらに極端な場合に
は、環状の境界部14bを一周するクラックが生じて、
ビア導体13とビアランド14とが断線することがあっ
た。従って、ビア導体13と配線層15とが断線してし
まうことがあった。
【0005】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであって、ビア導体とビアランドとの間やビア導体と
配線層との間の抵抗が大きくなりにくく、また、断線が
生じ難くした、信頼性の高い配線基板を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】その解決
手段は、1または複数の内側絶縁層と、上記内側絶縁層
を厚さ方向に貫通するスルーホールと、上記スルーホー
ルの内壁面に形成された筒状のスルーホール導体と、上
記スルーホール導体の内側に形成された樹脂充填体と、
上記内側絶縁層の外側に積層された外側絶縁層と、上記
内側絶縁層と上記外側絶縁層との層間に形成され、上記
樹脂充填体を覆うと共に、上記スルーホール導体と接続
する蓋メッキ層と、上記外側絶縁層を厚さ方向に貫通す
る上記スルーホールよりも小径のビアホールと、上記ビ
アホール内に形成され、上記蓋メッキ層と接続するビア
導体と、上記外側絶縁層の外側面に形成され、上記ビア
導体と接続し、その周囲に延在するビアランドと、上記
外側絶縁層の外側面に形成され、上記ビアランドと接続
する配線層と、を備える配線基板であって、上記ビアホ
ールの中心軸が上記スルーホールの中心軸と一致しない
ように、且つ上記ビアホールの中心軸が上記スルーホー
ル内に含まれるようにされ、上記配線層と上記ビアラン
ドとの接続位置は、上記ビアホールの中心軸よりも上記
スルーホールの中心軸側に位置する配線基板である。
【0007】本発明の配線基板では、ビアホールの中心
軸がスルーホールの中心軸と一致しないように、且つビ
アホールの中心軸がスルーホール内に含まれるようにし
ている。つまり、ビアホールの中心軸をスルーホールの
中心軸からずらし、しかも、これがスルーホール内に含
まれるようにしている。従って、ビアランドとビア導体
との境界部のうち、ビアホールの中心軸よりスルーホー
ルの中心軸側の部分は、その反対側の部分に比してスル
ーホールの中心軸に近づくようになる。ところで、内側
絶縁層及び樹脂充填体とスルーホール導体との熱膨張係
数の違いによる応力は、スルーホール導体を外側絶縁層
側に延ばした筒状の領域で最も高くなり、それよりもス
ルーホールの径方向内側及び外側にずれるにしたがって
減少すると考えられる。このため、本発明の配線基板で
は、ビアランドとビア導体との境界部のうちビアホール
の中心軸よりもスルーホールの中心軸側の部分では、そ
の反対側の部分よりも相対的に応力が低くなる。従っ
て、少なくとも、上記境界部のうちビアホールの中心軸
よりスルーホールの中心軸側の部分では、クラックが生
じにくくなる。
【0008】しかも、本発明では、配線層とビアランド
との接続位置を、ビアホールの中心軸よりもスルーホー
ルの中心軸側に位置させている。つまり、ビアランドと
ビア導体との境界部のうちクラックが生じにくい部分を
通って、配線層とビア導体とが最短距離で結ばれること
になる。このため、たとえ上記境界部のうち反対側の部
分にクラックが生じたとしても、このクラックが配線層
とビア導体との間の抵抗に及ぼす影響は小さい。また、
クラックが境界部の全周にわたって生じ、断線となるこ
とも防止できる。
【0009】さらに、上記配線基板であって、前記ビア
ホールの前記ビアランド側の周縁のうち、前記配線層と
前記ビアランドとの接続位置が上記ビアホールの径方向
外側に位置する部分と、前記スルーホールの中心軸とが
交わる配線基板とすると良い。
【0010】本発明の配線基板では、ビアランドとビア
導体との境界部のうち、配線層とビアランドとの接続位
置がビアホールの径方向外側に位置する部分と、スルー
ホールの中心軸とが交わる。ところで、内側絶縁層及び
樹脂充填体とスルーホール導体との熱膨張係数の違いに
よる応力は、スルーホール導体を外側絶縁層側に延ばし
た筒状の領域よりも内側の領域では、スルーホールの中
心軸上が最も低いと考えられる。このため、上述のよう
に配置することで、ビアランドとビア導体との境界部の
うち配線層とビアランドとの接続位置がビアホールの径
方向外側に位置する部分にかかる応力を最も低くできる
ので、この部分にクラックが生じる危険性を最も低くで
きる。従って、ビア導体と配線層との最短経路にクラッ
クが生じる危険性を最も低くできるので、抵抗安定性が
高く、断線の危険性を最も低くすることができる。な
お、本明細書において、ビアホールの径とは、ビアホー
ルの開口径(直径)のうち最も大きな部分を差す。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、図面を参照
しつつ説明する。図1に示す配線基板100は、コア基
板110(内側絶縁層)、コア主面110b側に積層さ
れた樹脂絶縁層120(外側絶縁層)、及びソルダーレ
ジスト層130を有する。さらに、図示しないが、コア
裏面側にも同様に、樹脂絶縁層、及びソルダーレジスト
層が積層されている。コア基板110は、厚さ800μ
mのガラス−エポキシ樹脂複合材料からなり、この厚さ
方向を貫通する内径100μmのスルーホール111が
多数形成されている。さらに、スルーホール111内に
は、厚さ18mmの円筒状のスルーホール導体112が
形成されている。さらに、スルーホール導体112の貫
通孔112b内には樹脂充填体113が充填されてい
る。
【0012】コア基板110と樹脂絶縁層120との層
間には、樹脂充填体113を覆いつつスルーホール導体
112と接続する、厚さ15μmの蓋メッキ層115が
形成されている。樹脂絶縁層120は、厚さ30μmの
エポキシ樹脂からなり、多数のビアホール121が形成
されている。さらに、ビアホール121内には、蓋メッ
キ層115と接続する肉厚15μmのビア導体122が
形成されている。さらに、樹脂絶縁層120とソルダー
レジスト層130との層間には、ビア導体122の周囲
に位置し、これと接続するビアランド131が形成さ
れ、さらに、ビアランド131と接続する配線層132
が形成されている。さらに、ソルダーレジスト層130
には、貫通孔133が形成されており、配線層132の
一部を露出させてパッド132bを形成している。配線
基板100には、このパッド132bを利用して、図示
しないICチップ等の電子部品が搭載される。
【0013】さらに、本実施形態の配線基板100で
は、ビアホール121の中心軸C2がスルーホール11
1の中心軸C1と一致しないように、且つビアホール1
21の中心軸C2がスルーホール111内に含まれるよ
うにしている。つまり、上面視した位置関係を図2に示
すように、ビアホール121の中心軸C2をスルーホー
ル111の中心軸C1からずらし、しかも、中心軸C2
がスルーホール111内に含まれるようにしている。従
って、ビアランド131とビア導体122との境界であ
るリング状の境界部131bのうち、ビアホール121
の中心軸C2よりスルーホール111の中心軸C1側
(図中右側)の部分である中心軸C1側境界部131f
は、その反対側の部分である反対側境界部131gに比
してスルーホール111の中心軸C1の近くに位置する
ようになる。
【0014】ところで、配線基板100では、ガラス−
エポキシ樹脂複合材料からなるコア基板110の厚さ方
向の熱膨張係数、及びエポキシ樹脂からなる樹脂充填体
113の熱膨張係数が約40ppm、銅からなるスルー
ホール導体112の熱膨張係数が約18ppmとなって
いる。従って、コア基板110及び樹脂充填体113の
熱膨張係数がスルーホール導体112の熱膨張係数より
もおよそ2倍以上大きいために、配線基板100の温度
が上下すると、コア基板110及び樹脂充填体113が
スルーホール導体112に比べて大きく伸縮する。この
ため、コア基板110及び樹脂充填体113とスルーホ
ール導体112との熱膨張係数の違いによる応力は、ス
ルーホール導体112を樹脂絶縁層120側に延ばした
筒状の領域で最も高くなり、それよりもスルーホール1
11の径方向内側及び外側にずれるにしたがって減少す
ると考えられる。このため、中心軸C1側境界部131
fは、反対側境界部131gよりも相対的に応力が低く
なる。従って、少なくとも、中心軸C1側境界部131
fでは、クラックが生じにくくなる。
【0015】さらに、本実施形態の配線基板100で
は、図2に示すように、配線層132とビアランド13
1との接続位置Rを、ビアホール121の中心軸C2よ
りスルーホール111の中心軸C1側に位置させてい
る。つまり、ビアランド131とビア導体122との境
界部131bのうち、クラックが生じにくい中心軸C1
側境界部131fを通って、配線層132とビア導体1
22とが最短距離で結ばれることになる。このため、た
とえ反対側境界部131gにクラックが生じたとして
も、このクラックが配線層132とビア導体122との
間の抵抗に及ぼす影響は小さい。また、クラックが境界
部131bの全周にわたって生じ、断線となることも防
止できる。
【0016】特に、本実施形態の配線基板100では、
図2に示すように、ビアホール121のビアランド13
1側の周縁121fのうち、配線層132とビアランド
131との接続位置Rがビアホール121の径方向外側
に位置する部分である接続側ビアホール周縁部121d
と、スルーホール111の中心軸C1とが交わるように
配置している。従って、境界部131bのうち接続位置
Rがビアホール121の径方向外側に位置する部分であ
る接続側境界部131dが、スルーホール111の中心
軸C1と交わるようになる。
【0017】ところで、コア基板110及び樹脂充填体
113とスルーホール導体112との熱膨張係数の違い
による応力は、スルーホール導体112を樹脂絶縁層1
20側に延ばした筒状の領域よりもスルーホール111
の径方向内側の領域では、スルーホール111の中心軸
C1上が最も低いと考えられる。このため、上記のよう
に配置することで、接続側境界部131dにかかる応力
を最も低くできるので、接続側境界部131dにクラッ
クが生じる危険性を最も低くできる。従って、ビア導体
122と配線層132との最短経路にクラックが生じる
危険性を最も低くできるので、抵抗安定性が高くなり、
断線の危険性を最も低くした信頼性の高い配線基板とす
ることができる。なお、コア裏面側にもビア導体、ビア
ランド、配線層等が、コア主面110b側と同様に形成
されている。
【0018】このような配線基板100は、次のように
して製造する。なお、ここではコア裏面側についての説
明を省略するが、コア裏面側についてもコア主面110
b側と同様に形成するものとする。まず、ガラス−エポ
キシ樹脂複合材料からなり、両面に銅箔を張り付けた、
厚さ約1.0mmのコア基板110を用意する。そし
て、コア基板100の所定の位置に、ドリルまたはレー
ザによって、これを貫通する多数のスルーホール111
を穿孔する。その後、公知の無電解Cuメッキ、電解C
uメッキ及びエッチングによって、スルーホール111
内にスルーホール導体112を形成する。次いで、スル
ーホール導体112の貫通孔112b内に樹脂ペースト
を印刷充填し、熱硬化させて樹脂充填体113を形成す
る。次に、コア主面110b上に、樹脂充填体113を
覆いつつスルーホール導体112と接続するような、直
径200μm、厚さ15μmの蓋メッキ層115を形成
する。
【0019】次いで、コア主面110b及び蓋メッキ層
115上に、ビアホール121を有する樹脂絶縁層12
0を形成する。具体的には、未硬化感光性樹脂を貼り付
け、フォトリソグラフィ技術により、露光・現像・硬化
させて、ビアホール121を有する樹脂絶縁層120を
形成する。なお、ビアホール121は、中心軸C2をス
ルーホール111の中心軸C1から30μmずらし、樹
脂絶縁層120の主面120b側の内径を60μmとし
て、蓋メッキ層115に近づくにつれて内径が小さくな
るテーパ状に形成する。このとき、図2に示すように、
ビアホール121のうち樹脂絶縁層120の主面120
b側の周縁121fと、スルーホール111の中心軸C
1とが交わる。
【0020】その後、公知の無電解Cuメッキ、電解C
uメッキ及びエッチングによって、ビアホール121内
に肉厚15μmのビア導体122を形成し、樹脂絶縁層
120の主面120bにビアランド131及び配線層1
32を形成する。ビアランド131は、外径100μ
m、厚さ15μmのリング形状で、ビア導体122の周
囲に位置してこれと接続する。配線層132は、幅30
μmで形成され、ビアランド131と接続する。なお、
図2に示すように、配線層132とビアランド131と
の接続位置Rの中心点Sが、スルーホール111の中心
軸C1及びビアホール121の中心軸C2と一直線上に
並ぶように、配線層132を形成する。次いで、ソルダ
ーレジスト層130を積層し、露光・現像して所定の位
置に貫通孔131を形成する。これにより、配線層13
2の一部が貫通孔131から露出して、パッド132b
が形成される。このようにして、配線基板100が完成
する。
【0021】以上において、本発明を実施形態に即して
説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適
用できることはいうまでもない。例えば、内側絶縁層を
1層のコア基板110として、これらを貫通するスルー
ホール111を形成したが、内側絶縁層を複数の絶縁層
として、この複数の絶縁層を貫通するスルーホールを形
成しても良い。また、コア基板110の両面に樹脂絶縁
層120、ビア導体122等を形成したが、コア基板1
10の主面110b側のみに形成しても良い。また、ビ
ア導体122としては、ビアホール121を充填しない
非充填ビア導体としたが、ビアホール121を導体によ
り完全に充填する充填ビア導体としても良い。
【0022】また、コア主面110b側の外側絶縁層を
樹脂絶縁層120の1層としているが、樹脂絶縁層12
0の外側にさらに1層外側絶縁層を形成し、これに形成
したビア導体とビア導体122とを配線層132で接続
するようにしても良い。さらに、配線層132は真っ直
ぐに伸びている必要はなく、途中で曲がっていても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態にかかる配線基板100の要部を示す
部分断面図である。
【図2】実施形態にかかる配線基板100の要部を示す
上面透視図である。
【図3】従来の配線基板10の要部を示す部分断面図で
ある。
【符号の説明】
10,100 配線基板 17,110 コア基板(内側絶縁層) 12,111 スルーホール 21,112 スルーホール導体 16,113 樹脂充填体 22,115 蓋メッキ層 18,120 樹脂絶縁層(外側絶縁層) 11,121 ビアホール 121d 接続側ビアホール周縁部(ビアホールのビア
ランド側の周縁部のうち、配線層とビアランドとの接続
位置がビアホールの径方向外側に位置する部分) 13,122 ビア導体 14,131 ビアランド 14b,131b 境界部 131c 接続部 131d 接続側境界部 15,132 配線層 C1 スルーホール111の中心軸 C2 ビアホール121の中心軸 R 配線層とビアランドとの接続位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E314 AA32 BB06 CC06 DD06 FF05 FF08 FF19 GG09 5E346 AA12 AA15 AA43 BB11 CC04 CC09 CC32 DD02 DD12 DD25 DD32 DD33 DD44 EE33 FF07 FF15 GG15 GG17 GG18 GG19 GG22 GG28 HH07 HH18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1または複数の内側絶縁層と、 上記内側絶縁層を厚さ方向に貫通するスルーホールと、 上記スルーホールの内壁面に形成された筒状のスルーホ
    ール導体と、 上記スルーホール導体の内側に形成された樹脂充填体
    と、 上記内側絶縁層の外側に積層された外側絶縁層と、 上記内側絶縁層と上記外側絶縁層との層間に形成され、
    上記樹脂充填体を覆うと共に、上記スルーホール導体と
    接続する蓋メッキ層と、 上記外側絶縁層を厚さ方向に貫通する、上記スルーホー
    ルよりも小径のビアホールと、 上記ビアホール内に形成され、上記蓋メッキ層と接続す
    るビア導体と、 上記外側絶縁層の外側面に形成され、上記ビア導体と接
    続し、その周囲に延在するビアランドと、 上記外側絶縁層の外側に形成され、上記ビアランドと接
    続する配線層と、を備える配線基板であって、 上記ビアホールの中心軸が上記スルーホールの中心軸と
    一致しないように、且つ上記ビアホールの中心軸が上記
    スルーホール内に含まれるようにされ、 上記配線層と上記ビアランドとの接続位置は、上記ビア
    ホールの中心軸よりも上記スルーホールの中心軸側に位
    置する配線基板。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の配線基板であって、 前記ビアホールの前記ビアランド側の周縁のうち、前記
    配線層と前記ビアランドとの接続位置がこのビアホール
    の径方向外側に位置する部分と、前記スルーホールの中
    心軸とが交わる配線基板。
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