JP2003179247A - 太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール

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JP2003179247A
JP2003179247A JP2001380244A JP2001380244A JP2003179247A JP 2003179247 A JP2003179247 A JP 2003179247A JP 2001380244 A JP2001380244 A JP 2001380244A JP 2001380244 A JP2001380244 A JP 2001380244A JP 2003179247 A JP2003179247 A JP 2003179247A
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solar cell
cell module
electrode
adapter
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Kenji Nakajima
研治 中嶋
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Hitachi Cable Ltd
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    • H01L31/02Details
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子箱が無く、モジュール間での接続が容易
な太陽電池モジュールを提供する。 【解決手段】 太陽電池モジュールが太陽電池モジュー
ル本体11と、太陽電池モジュール本体11に着脱自在
な電極アダプタ21とで構成されているので、太陽電池
モジュール本体11に端子箱3を設ける必要がない。端
子箱3の代わりにフレーム10に形成された貫通孔10
a、10bの近傍に電極板17、18が設けられている
ので、端子箱3を取り付ける必要がなくなり、モジュー
ルの組立工程が簡素化される。複数の太陽電池モジュー
ル本体11を直列接続する場合には、太陽電池モジュー
ル本体11が装着された電極アダプタ本体22同士を接
続すればよいので、太陽電池モジュールの接続作業が容
易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池モジュー
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池モジュールは、フレーム内に複
数の太陽電池のセルが設けられた太陽電池モジュール本
体と、太陽電池モジュール本体に固定され、フレーム内
の太陽電池セルを直列接続するリボン電線と出力を取り
出すためのリード線とを結線すると共に防水・固定処理
された端子箱とで構成されている。
【0003】図9は従来の太陽電池モジュールの背面図
であり、図10は図9に示した太陽電池モジュールの端
子箱の断面図である。
【0004】図9に示す太陽電池モジュール(以下「モ
ジュール」という。)1の裏面防護材2に端子箱3が固
定され、端子箱3に出力取り出し用のリード線4、5が
接続されている。
【0005】図10に示す端子箱3内で、図には示され
ていない太陽電池セル同士がリボン状の電極線6、7で
直列接続されている。この端子箱3からモジュール1内
に水が侵入しないように、通常は防水用の樹脂8が充填
されている。端子箱3は裏面防護材2の表面に接着剤等
で固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
モジュール1を複数接続する場合、各モジュール1のリ
ード線4、5は直列或いは並列に接続されることになる
ため、リード線4、5及び端子箱3にはある程度以上の
強度が要求される。また、リード線4、5及び端子箱3
の取付加工も複雑となる。さらに、両面光入射型のモジ
ュールの場合、太陽電池セルの陰にならないように端子
箱3の位置をモジュール1のフレーム9側にずらす必要
があり、小型化が難しく、外観の印象が悪くなるという
問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、端子箱が無く、モジュール間での接続が容易な太陽
電池モジュールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の太陽電池モジュールは、矩形状のフ
レーム内に太陽電池セルを有し、フレームに形成された
貫通孔の近傍に出力を取り出すための電極が設けられた
太陽電池モジュール本体と、太陽電池モジュールに着脱
自在であり、装着時に電極を介して出力を取り出すため
のリード線が接続される電極アダプタとを備えたもので
ある。
【0009】請求項2に記載の太陽電池モジュールは、
請求項1に記載の構成に加え、電極アダプタは、複数の
太陽電池モジュール本体を多段に直列接続するための複
数の電極対を有してもよい。
【0010】請求項3に記載の太陽電池モジュールは、
請求項1に記載の構成に加え、電極アダプタは、太陽電
池モジュール本体に着脱自在に装着され絶縁体からなる
平板状のケース、ケースに設けられ電極と個別に接触す
る一対のアダプタ側電極、ケースの両端部にそれぞれ設
けられ両アダプタ側電極と内部リードでそれぞれ接続さ
れた連結用コネクタ及びケースの両端にそれぞれ設けら
れ他の内部リードで接続された直列接続用コネクタを有
する電極アダプタ本体と、ケースの一方の端部の連結用
コネクタ及び直列接続用コネクタに連結すると共に内部
リードで接続された一対の短絡用コネクタが絶縁体から
なるキャップ本体と一体的に形成された短絡キャップ
と、ケースの他方の端部の連結用コネクタ及び直列接続
用のコネクタに連結すると共にそれぞれリード線が接続
された一対のリード線側コネクタが絶縁体からなるキャ
ップ本体と一体的に形成されたリード線キャップとを有
するのが好ましい。
【0011】請求項4に記載の太陽電池モジュールは、
請求項3に記載の構成に加え、電極アダプタ本体が装着
された複数の太陽電池モジュール本体の一方の端部の連
結用コネクタ及び直列接続用のコネクタに連結するため
の複数対のコネクタと、出力取り出し用のリード線と、
複数の太陽電池モジュールを直列接続するための内部リ
ードとが絶縁体からなる長尺状のケースに一体的に形成
された集電アダプタを有してもよい。
【0012】請求項5に記載の太陽電池モジュールは、
請求項1から4のいずれかに記載の構成に加え、太陽電
池モジュール本体内または電極アダプタ内にバイパスダ
イオードが内蔵されているのが好ましい。
【0013】上記構成に加え本発明の太陽電池モジュー
ルは、太陽電池モジュール本体の電極及び電極アダプタ
の電極の断面形状は、凹凸が組み合わされたものであっ
てもよい。
【0014】上記構成に加え本発明の太陽電池モジュー
ルは、太陽電池モジュール本体、電極アダプタ及び集電
アダプタは防水構造を有するのが好ましい。
【0015】本発明によれば、太陽電池モジュールが太
陽電池モジュール本体と、太陽電池モジュール本体に着
脱自在な電極アダプタとで構成されているので、太陽電
池モジュール本体に端子箱を設ける必要がない。端子箱
の代わりにフレームに形成された貫通孔の近傍に電極が
設けられているので、端子箱を取り付ける必要が無くな
り、その分だけモジュールの組立工程が簡素化される。
【0016】また、複数の太陽電池モジュールを直列接
続する場合には、太陽電池モジュール本体に装着された
電極アダプタ本体同士を接続すればよいので、太陽電池
モジュールの接続作業が容易となる。
【0017】さらに、複数の太陽電池モジュールを直並
列接続する場合には、複数の太陽電池モジュールを電極
アダプタに装着した後でリード線を並列接続すればよい
ので、太陽電池モジュールの接続作業が容易となる。
【0018】さらに、フレーム内または電極アダプタ内
にバイパスダイオードを内蔵することにより、太陽電池
モジュール本体を複数接続した場合に一部の太陽電池モ
ジュール本体の出力が低下してその一部の太陽電池モジ
ュール本体が一種の抵抗となってもバイパスダイオード
でバイパスされるので、太陽電池モジュール全体の出力
低下が最小限に抑えられる。
【0019】さらに、太陽電池モジュール本体及び電極
アダプタ及び集電アダプタが防水構造を有する場合に
は、新たな防水処理を施すことなく、容易に屋外に設置
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0021】図1(a)は本発明の太陽電池モジュール
の一実施の形態を示す太陽電池モジュール本体の部分平
面透視図であり、図1(b)は図1(a)の矢印A方向
の矢視図であり、図1(c)は図1(a)の矢印B方向
の矢視図である。
【0022】10は例えばアルミニウムからなる矩形平
面形状のフレームであり、太陽電池モジュール本体11
の裏面となる位置には裏面防護材(例えばアルミニウム
板、ガラスエポキシ樹脂等硬質材料)12が設けられて
いる。フレーム10内の裏面防護材12上には複数(n
個とする。)の太陽電池セル13が縦横に配置されてい
る。
【0023】各太陽電池セル13は内部リード14で直
列接続されており、1番目の太陽電池セル(図では左側
とする。)13の陽極と、n番目の太陽電池セル(図で
は右側とする。)13の陰極はそれぞれインターコネク
タリボン電極線15、16に接続されている。
【0024】フレーム10の一辺(図では上側の辺)に
は一対の貫通孔10a、10bが形成されている。両貫
通孔10a、10bの位置に対応するように電極板(例
えば金メッキされた銅板)17、18が一体的に形成さ
れた長尺状のフレーム側電極基板材(例えばABS樹脂
等のプラスチック、ガラスエポキシ等の硬質の樹脂ガラ
スエポキシ樹脂)19がフレーム10の内側に貼り付け
られている。電極板17、18の大きさは貫通孔10
a、10bの大きさよりも小さくなるように形成されて
おり、フレーム10で電極板17、18間が短絡しない
ようになっている。すなわち、電極板17、18の表面
及びフレーム10の表面には、フレーム10の厚さ分の
段差が形成されるため、電極板17、18の近傍の断面
は凹字形状となっている。
【0025】両インターコネクタリボン電極線15、1
6はそれぞれ電極板17、18に接続されており、フレ
ーム側電極基板材19はフレーム10の内側から防水の
ための常温硬化性樹脂20が充填されている。
【0026】フレーム10の電極側の一辺10cには、
後述する電極アダプタ(破線で示す)を装着するための
一対の厚さ方向の突起部10d、10eが一辺10cの
長手方向に沿って形成されている。
【0027】フレーム10の太陽電池セル13の光入射
側は透明部材(例えば透明プラスチック板、透明ガラス
板、但し図示省略)で覆われている。
【0028】フレーム側電極基板材19と、ガラスやE
VA等のモジュール構成材との間は防水効果のある常温
硬化性の樹脂状接着剤で固定されている。
【0029】図2(a)は図1(a)〜(c)に示した
太陽電池モジュール本体に用いられる電極アダプタの平
面透視図であり、図2(b)は図2(a)の矢印C方向
の矢視図であり、図2(c)は図2(a)に示した電極
アダプタの2c−2c線部分断面図である。
【0030】図2(a)に示す電極アダプタ21は、電
極アダプタ本体22と、短絡キャップ23と、リード線
キャップ24とで構成されている。
【0031】電極アダプタ本体22は、太陽電池モジュ
ール本体11のフレーム10の電極側の一辺10cに略
等しい長さの絶縁体(例えばABS樹脂などのプラスチ
ック若しくは硬質ゴム等)からなる平板状のケース21
aと、太陽電池モジュール本体11の電極板17、18
にそれぞれ接触すると共に装着時に摺動できる一対の弧
状の電極(図の下側に膨らむ板バネからなる)25、2
6と、両電極25、26にそれぞれ接続された内部リー
ド27、28と、両内部リード27、28と平行で複数
の太陽電池モジュール本体11を直列接続するための他
の内部リード29と、太陽電池モジュール本体11に装
着するための一対の凹字断面形状のフレーム嵌合部3
0、31とが一体成形されたものである(内部で2分割
できるようになっていてもよい。)。
【0032】図2(c)に示す電極アダプタ本体22の
一方(図の左側)の端部には直列接続用コネクタとして
のメスコネクタ32と連結コネクタとしてのメスコネク
タ33とが形成され、他方(図の右側)の端部には直列
接続用コネクタとしてのオスコネクタ34と連結コネク
タとしてのオスコネクタ35とが形成されている。メス
コネクタ32は内部リード29に接続され、メスコネク
タ33は内部リード27に接続され、オスコネクタ34
は内部リード29に接続され、オスコネクタ35は内部
リード28に接続されている。これらのコネクタ32〜
35は防水構造となっている。
【0033】短絡キャップ23は、電極アダプタ本体2
2の一方(図では左側)の電極25側の内部リード27
と他の内部リード29とを短絡させるための内部リード
36と、内部リード29に接続され電極アダプタ本体2
2の一方の端部のメスコネクタ32、33に接続するた
めのオスコネクタ(図示せず。)とが絶縁体からなる短
絡キャップ本体37とが一体成型されたものである。
【0034】リード線キャップ24は、電極アダプタ本
体22の他方(図では右側)のオスコネクタ34、35
にそれぞれ接続するためのメスコネクタ(図示せず。)
と、両メスコネクタにそれぞれ接続されたリード線3
8、39とが絶縁体からなるリード線キャップ本体40
と一体成型されたものである。
【0035】短絡キャップ23、電極アダプタ本体22
及びリード線キャップ24の間には脱落防止のための突
起部及び凹部が形成されていてもよく、防水性を向上さ
せるため、防水グリスが塗布されていてもよい。
【0036】このような太陽電池モジュール本体11及
び電極アダプタ21からなる太陽電池モジュールを用い
ることにより、図9や図10に示す端子箱3及びリード
線4、5が不要となる。また、複数の電極アダプタ本体
22を用いることにより、複数の太陽電池モジュール本
体11を直列接続することができる。
【0037】なお、本実施の形態では、電極アダプタが
スライド式に太陽電池モジュール本体に装着される場合
で説明したが、本発明はこれに限定されず、フレーム1
0との嵌合部を広げて嵌め込むことにより行うように構
成してもよい。
【0038】図3は本発明の太陽電池モジュールの他の
実施の形態を示す部分断面図である。
【0039】図1(a)〜(c)に示した太陽電池モジ
ュール本体及び図2(a)〜(c)に示した電極アダプ
タ21との相違点は、板バネ状の電極25a、26aを
2つとも太陽電池モジュール本体11に設けた点であ
る。すなわち、図2(a)に示した太陽電池モジュール
本体11の電極板17、18近傍の断面形状が凹及び凹
であり、電極アダプタ本体22の電極近傍の断面形状が
下向きの凸と下向きの凸であるのに対し、図3に示す太
陽電池モジュール本体11の電極板17、18近傍の断
面形状が上向きの凸と上向きの凸であり、電極アダプタ
本体22の電極近傍の断面形状が凹及び凹である。な
お、53、54は電極アダプタ側電極であり、電極アダ
プタ本体22内で内部リード27、28に接続されてい
る。
【0040】このような構成であっても図1(a)〜
(c)、図2(a)〜(c)に示した太陽電池モジュー
ル本体及び電極アダプタと同様の効果が得られる。
【0041】図4は本発明の太陽電池モジュールの他の
実施の形態を示す部分断面図である。
【0042】図1(a)〜(c)に示した太陽電池モジ
ュール本体及び図2(a)〜(c)に示した電極アダプ
タとの相違点は、板バネ状の電極25、26aを太陽電
池モジュール本体11及び電極アダプタ本体22の双方
にそれぞれ1つずつ設けた点である。
【0043】図4に示す太陽電池モジュール本体11の
電極板17、18近傍の断面形状が下向きの凸(図では
左側)と上向きの凸(図では右側)であり、電極アダプ
タ本体22の電極近傍の断面形状が凹(図では左側)及
び凸(図では右側)である。電極アダプタ本体22を太
陽電池モジュール本体11に装着すると、電極アダプタ
側電極53、54がそれぞれ電極25、26aと電気的
に接続するようになっている。
【0044】このような構成であっても図1(a)〜
(c)、図2(a)〜(c)に示した太陽電池モジュー
ル本体及び電極アダプタと同様の効果が得られる。
【0045】図5は本発明の太陽電池モジュールに用い
られる電極アダプタの変形例を示す断面図である。
【0046】この電極アダプタ21−1は、図1に示し
た太陽電池モジュール本体11を3個直列接続するため
の電極アダプタであり、3対の電極25−1、26−
1、25−2、26−2、25−3、26−3と内部リ
ード27−1、27−2、28−1、28−2、36−
1とを、絶縁体からなる平板状のケース21a−1に一
体的に形成したものである。
【0047】すなわち、3個の太陽電池モジュール本体
11の幅分の長さを有するケース21a−1と、ケース
21a−1に3個の太陽電池モジュール本体11を装着
したときの太陽電池モジュール本体11の電極板17、
18と接触するようにケース21a−1に配置された6
個の板バネ状の電極25−1、26−1、25−2、2
6−2、25−3、26−3と、2番目の電極26−1
と3番目の電極25−2とを接続する内部リード27−
2と、4番目の電極26−2と5番目の電極25−3と
を接続する内部リード28−1と、一端が6番目の電極
26−3に接続され他端がケース21a−1の端面に露
出する内部リード28−2、29−1と、一端が1番目
の電極25−1に接続されて他端がケース21a−1の
6番目の電極26−3側の端面に露出する内部リード2
9−1と、内部リード29−1と内部リード27−1と
を短絡する内部リード36−1が一体成型され、内部リ
ード29−1、28−2の露出した端面にそれぞれ接続
されたリード線38、39とで構成されている。
【0048】この電極アダプタ21−1にも太陽電池モ
ジュール本体11に装着するための一対の凹字断面形状
のフレーム嵌合部(図示せず。)が形成されている。
【0049】このような電極アダプタ21−1を用いる
ことにより3個の太陽電池モジュール本体11の直列接
続が容易となる。なお、本実施の形態では3個の太陽電
池モジュール本体に適用する場合で説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、2個若しくは4個以
上の太陽電池モジュール本体を直列接続するように構成
してもよい。
【0050】図6は本発明の太陽電池モジュールの変形
例を示す部分断面図である。
【0051】図1(a)〜(c)に示した太陽電池モジ
ュール本体との相違点は、太陽電池モジュール本体11
の両電極板17、18間にバイパスダイオード41を接
続した点である(太陽電池モジュール本体11の陽極に
バイパスダイオード41のアノードが接続され、太陽電
池モジュール本体11の陰極にバイパスダイオード41
のカソードが接続されている。)。
【0052】バイパスダイオード41としては、例えば
シリコンダイオードが挙げられる。バイパスダイオード
41は、一部の太陽電池モジュール本体11の出力低下
による太陽電池モジュール全体の出力の出力低下を防止
するために、各太陽電池モジュール本体11内に組み込
まれたダイオードである。
【0053】太陽電池モジュール本体の一部の太陽電池
セル13に何らかの原因で影がかかった場合(例えば落
ち葉が付着した場合等)、その太陽電池セル13は周囲
の太陽電池セル13に比べて十分な太陽光を受けられ
ず、発電量(主に電流値)が大きく低下してしまう。こ
の場合、太陽電池モジュール本体11の出力が低出力の
太陽電池セル13に引っ張られて低下してしまい、影の
かかった太陽電池セル13は一種の抵抗となる。1つの
太陽電池モジュール本体11の出力が低下すると、太陽
電池モジュール本体11を直列接続した場合でも同様の
ことが生じ、結果的に太陽電池モジュール全体の出力が
1枚の太陽電池セル13のために大きく低下することに
なる。このため、太陽電池モジュール本体11ごとにバ
イパスダイオード41を接続しておくことにより、太陽
電池セル13に影ができて出力が低下した場合、太陽電
池セル13側の抵抗が大きくなることから、バイパスダ
イオード41が電気回路をバイパスするため(その太陽
電池モジュール本体11の出力は零になるが)、他の太
陽電池モジュール本体11に影響を及ぼすことはなくな
り、太陽電池モジュールとしての出力低下は最小限に抑
えられる。
【0054】なお、バイパスダイオード41は太陽電池
モジュール本体11の代わりに電極アダプタ21に設け
てもよい。
【0055】図7は図1(a)〜(c)に示した太陽電
池モジュール本体及び図2(a)〜(c)に示した電極
アダプタの使用例を示すブロック図である。
【0056】3個の太陽電池モジュール本体11を3個
の電極アダプタ21で直列接続したものを4組並べ、そ
のうちの2組をリード線42、43で直列に接続し、集
電箱48−1内で並列接続してインバータ49で交流に
変換するようになっている。12個の太陽電池モジュー
ル11を直並列接続にすることにより、出力電圧と出力
電流とを増加させることができる。
【0057】なお、図には太陽電池モジュール本体の数
が12個の場合が示されているが、本発明はこれに限定
されるものではない。
【0058】図8は図1(a)〜(c)に示した太陽電
池モジュール本体と、図2(a)〜(c)に示した電極
アダプタと、集電アダプタとの使用例を示すブロック図
である。
【0059】6個の太陽電池モジュール本体11が6個
の電極アダプタ21で直列に接続したものを4組並べ、
各組の電極アダプタ21を集電アダプタ50で直列に接
続し、リード線51、52及び集電箱48−2を介して
インバータ49に入力して交流に変換するようになって
いる。
【0060】集電アダプタ50も本質的には電極アダプ
タ本体22と同様に内部リード、メスコネクタ及び絶縁
体からなるケースで構成されており、電極アダプタ本体
22のリード線キャップ24の代わりに装着する態様と
なっている。
【0061】このように24個の太陽電池モジュール本
体11を直列接続することにより高電圧の交流が得られ
る。なお、図には太陽電池モジュール本体11の数が2
4個の場合が示されているが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0062】以上において端子箱を用いることなくコン
パクトで太陽電池モジュール本体の多段接続が容易な太
陽電池モジュールが得られる。
【0063】なお、本実施の形態は片面入射型の太陽電
池モジュールの場合で説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、両面入射型の太陽電池モジュール
に適用してもよい。
【0064】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、端子箱が
無く、モジュール間での接続が容易な太陽電池モジュー
ルの提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の太陽電池モジュールの一実施
の形態を示す太陽電池モジュール本体の部分平面透視図
であり、(b)は(a)の矢印A方向の矢視図であり、
(c)は(a)の矢印B方向の矢視図である。
【図2】(a)は図1(a)〜(c)に示した太陽電池
モジュール本体に用いられる電極アダプタの平面透視図
であり、(b)は(a)の矢印C方向の矢視図であり、
(c)は(a)に示した電極アダプタの2c−2c線部
分断面図である。
【図3】本発明の太陽電池モジュールの他の実施の形態
を示す部分断面図である。
【図4】本発明の太陽電池モジュールの他の実施の形態
を示す部分断面図である。
【図5】本発明の太陽電池モジュールに用いられる電極
アダプタの変形例を示す断面図である。
【図6】本発明の太陽電池モジュールの変形例を示す部
分断面図である。
【図7】図1(a)〜(c)に示した太陽電池モジュー
ル本体及び図2(a)〜(c)に示した電極アダプタの
使用例を示すブロック図である。
【図8】図1(a)〜(c)に示した太陽電池モジュー
ル本体と、図2(a)〜(c)に示した電極アダプタ
と、集電アダプタとの使用例を示すブロック図である。
【図9】従来の太陽電池モジュールの背面図である。
【図10】図9に示した太陽電池モジュールの端子箱の
断面図である。
【符号の説明】
10 フレーム 10a、10b 貫通孔 11 太陽電池モジュール本体 12 裏面防護材 13 太陽電池セル 14 内部リード 15、16 インターコネクタリボン電極線 17、18 電極板 19 フレーム側電極基板材 20 常温硬化性樹脂 21 電極アダプタ 22 電極アダプタ本体 23 短絡キャップ 24 リード線キャップ 25、26 電極 27、28、29 内部リード 30、31 フレーム嵌合部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状のフレーム内に太陽電池セルを有
    し、該フレームに形成された貫通孔の近傍に出力を取り
    出すための電極が設けられた太陽電池モジュール本体
    と、該太陽電池モジュールに着脱自在であり、装着時に
    上記電極を介して出力を取り出すためのリード線が接続
    される電極アダプタとを備えたことを特徴とする太陽電
    池モジュール。
  2. 【請求項2】 上記電極アダプタは、複数の太陽電池モ
    ジュール本体を多段に直列接続するための複数の電極対
    を有する請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】 上記電極アダプタは、上記太陽電池モジ
    ュール本体に着脱自在に装着され絶縁体からなる平板状
    のケース、該ケースに設けられ上記電極と個別に接触す
    る一対のアダプタ側電極、上記ケースの両端部にそれぞ
    れ設けられ両アダプタ側電極と内部リードでそれぞれ接
    続された連結用コネクタ及び上記ケースの両端にそれぞ
    れ設けられ他の内部リードで接続された直列接続用コネ
    クタを有する電極アダプタ本体と、上記ケースの一方の
    端部の連結用コネクタ及び直列接続用コネクタに連結す
    ると共に内部リードで接続された一対の短絡用コネクタ
    が絶縁体からなるキャップ本体と一体的に形成された短
    絡キャップと、上記ケースの他方の端部の連結用コネク
    タ及び直列接続用のコネクタに連結すると共にそれぞれ
    リード線が接続された一対のリード線側コネクタが絶縁
    体からなるキャップ本体と一体的に形成されたリード線
    キャップとを有する請求項1に記載の太陽電池モジュー
    ル。
  4. 【請求項4】 電極アダプタ本体が装着された複数の太
    陽電池モジュール本体の一方の端部の連結用コネクタ及
    び直列接続用のコネクタに連結するための複数対のコネ
    クタと、出力取り出し用のリード線と、複数の太陽電池
    モジュールを直列接続するための内部リードとが絶縁体
    からなる長尺状のケースに一体的に形成された集電アダ
    プタを有する請求項3に記載の太陽電池モジュール。
  5. 【請求項5】 上記太陽電池モジュール本体内または上
    記電極アダプタ内にバイパスダイオードが内蔵されてい
    る請求項1から4のいずれかに記載の太陽電池モジュー
    ル。
  6. 【請求項6】 上記太陽電池モジュール本体の電極及び
    上記電極アダプタの電極の断面形状は、凹凸が組み合わ
    されたものである請求項1から5のいずれかに記載の太
    陽電池モジュール。
  7. 【請求項7】 上記太陽電池モジュール本体、上記電極
    アダプタ及び上記集電アダプタは防水構造を有する請求
    項1から6のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
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