JP2003178080A - 商品分類作成支援装置 - Google Patents

商品分類作成支援装置

Info

Publication number
JP2003178080A
JP2003178080A JP2001378710A JP2001378710A JP2003178080A JP 2003178080 A JP2003178080 A JP 2003178080A JP 2001378710 A JP2001378710 A JP 2001378710A JP 2001378710 A JP2001378710 A JP 2001378710A JP 2003178080 A JP2003178080 A JP 2003178080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
classification
product
name
category
tree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001378710A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Igari
潔 井狩
Kaoru Uenoyama
薫 上野山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2001378710A priority Critical patent/JP2003178080A/ja
Publication of JP2003178080A publication Critical patent/JP2003178080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 店舗で取り扱う商品を分類した商品分類の作
成作業を支援する。特に異なる観点から商品分類を作成
するときの作業の負荷を軽減し、作業時間を短くする。 【解決手段】 商品分類を作成するときに、上位のカテ
ゴリーの部分が幹となり、下位のカテゴリーまたは商品
の部分が枝となるツリー構造を表示し、そこに商品名あ
るいはカテゴリー名を記入することで商品分類を作成し
ていく。下位方向から作成するときは、下位の商品やカ
テゴリーを共通のものとして括り付けることにより、括
り付けられたものを下位の枝に自動的に配置し、上位の
カテゴリーを記入するだけにする。上位方向から作成す
るときは、幹に上位のカテゴリー名を記入し、下位のカ
テゴリーあるいは商品名を記入し、かつそれを自在に増
加できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小売店の販売計画
を立案したり、店舗内の商品陳列状態を変更するための
支援装置に利用する。本発明は、小売店での商品販売計
画を立案したり、商品陳列の設計などを行う前に店舗で
取り扱う商品を種々の観点で分類するための商品分類を
作成する作業の支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チェーンストアや大手スーパーなどの小
売店では、客の動向や売れ筋などに応じて店内の商品配
置を常に変更している。また、季節やイベントに対応し
てある特定分野の商品を重点販売対象としてフェアを行
う場合も、商品配置の変更を行う。一方、店舗のPOS
システムとLANなどで接続され、売上げの集計、利益
の集計などを短い時間に行うことができる情報システム
が構築されている。
【0003】このような、小売店にかかわる情報システ
ムを用いて行う売上げ等の集計、あるいは商品配置や展
示の設計、販売計画の立案等は、商品をどのような切り
口で括ってどのように分類するかの分類の仕方によって
変わってくる。
【0004】商品をどのような観点から分類するかの例
を説明する。
【0005】例えば、一つの観点からは紙おむつは、生
活雑貨のうち衛生品のカテゴリーに属するものとして考
えられる。また、原料に着目すれば、紙製品のカテゴリ
ーに属すると考えられ、また、用途について着目すれ
ば、乳児あるいは老齢者の介護用商品に属するとも考え
られる。
【0006】このように、どのような観点から紙おむつ
を分類するかによって、小売店での紙おむつの配置はそ
れぞれ変わってくる。例えば、衛生品として分類すれ
ば、ガーゼや他の医療器具類と一緒のものとして売場に
配置され、売上げも衛生品のカテゴリーの一つとして集
計される。また、用途や使用対象の人に着目して、老齢
者用商品、一般大人用商品、子供用商品、乳児用商品と
いうように分類して、その分類で売場を設計しようとす
れば、紙おむつは、老齢者用商品、乳児用商品のそれぞ
れの売場に配置され、それぞれの売上げとして集計され
る。
【0007】このように、商品をどのような観点で分類
して分類体系を作るかによって、配置のみならず、その
小売店の情報システムから得られる結果のデータも変わ
ってくる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に商品は、商品を
階層構造の最下層とし、上位にその商品を包含する概念
のカテゴリー名が付与され、このカテゴリーに共通する
さらに上位のカテゴリー名が付与されるというように、
ツリー状に分類される。例えば、生活雑貨の洗剤を、洗
濯用、台所用、清掃用、人体の衛生用というように、
「洗剤、石鹸」という一つの幹になるカテゴリーが、
「洗濯用洗剤」、「台所用洗剤」、「清掃用洗剤」、
「衛生用石鹸」という枝のカテゴリーを含むというよう
にツリー状の階層構造として分類されている。さらに、
この「洗濯用洗剤」が、さらに下位のカテゴリーとし
て、「液体洗剤」、「粉末状洗剤」に分かれ、さらに
「液体洗剤」が具体的な商品名で表されるというように
ツリー状の分類がなされる。
【0009】このような商品分類は、ツリー状の階層構
造として作成されて、作成された商品分類のテーブルに
格納され、この商品分類テーブルを用いて、上位のカテ
ゴリー単位で売上げ集計が行われたり、カテゴリー単位
で商品が陳列される。
【0010】ところで、前述のように、商品を老齢者用
商品、小児用商品というような新たな観点から分類しよ
うとしたとき、多数の個々の商品名を新たな観点の分類
体系のもとにツリー状の商品分類を作成しようとする作
業はひとつひとつの商品を取り上げて一つの付与したカ
テゴリーに属させるという分別を行う必要があり、分類
作業者には大変な作業負荷となる。
【0011】本発明は、このような商品分類を作成しよ
うとする際の作業を支援して、分類作業の負担を軽減
し、また、より短時間で行うことができるようにする商
品分類作成支援装置および方法を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】商品分類の作成作業は、
商品を分類するためのある想定した観点に基づいて行
う。階層構造に商品を分類し、ツリーの最下層の枝に具
体的な商品名を位置させ、その上位のツリーの幹に、下
位の商品を規定するカテゴリー名を付与し、さらにその
カテゴリーを枝として上位の幹に、複数のカテゴリーを
まとめた上位のカテゴリー名を付与するというように行
うことで、ツリー状の商品分類が作成される。
【0013】どのような観点から商品を分類するかの分
類体系に基づいて、複数の商品や下位のカテゴリーを上
位の一つのカテゴリーに属する共通の性質を有するもの
として括り付ける(束ねる)判断は、分類作業者が行
う。この分類作業において、分類対象となる商品名はリ
ストとして商品名テーブルなどに格納されている。この
商品名を表示手段に表示しながら、分類作業者は現在の
分類作業の観点から共通したある一つのグループに属す
ると判断したものを選択する。この選択作業(括り付
け)が行われると、この括り付けられた商品は、ツリー
の下位の枝の位置にひとつの幹に属するものとして表示
される。このとき、括り付けられた商品の上位の幹に当
たる部分には、この括り付けられた商品に共通する概念
名であるカテゴリー名を記入する枠が表示される。分類
作業者は、この枠に商品のカテゴリー名を記入(付与)
する。そしてカテゴリー名の記入と括り付けが完了した
ら、次のグループの括り付けに移る。
【0014】同様に、カテゴリーの階層についても、商
品の表示と同じように表示され、分類の観点から共通す
るカテゴリーの括り付け作業を行うことができる。記入
されたカテゴリー名は階層ごとにカテゴリー名一覧(カ
テゴリー名リスト)に登録されるので、上位のツリー構
造を表示してカテゴリー名を付与する作業の際には、下
位の登録されたカテゴリー名一覧を画面に表示しなが
ら、上位のカテゴリー名を付与する。これは商品名一覧
をみながら、括り付け作業を行う場合と同様である。こ
の括り付けられたカテゴリーは下位のカテゴリーとして
ツリーの枝にカテゴリー名が表示され、ツリーの幹の部
分には上位のカテゴリー名を記入する枠が表示される。
このように、括り付け作業に対応してツリー構造が表示
されるので、作業者の観点でのカテゴリー名を記入する
ことで、階層構造となった商品分類を容易に作成でき
る。
【0015】また、幹の部分に上位のカテゴリー名を記
入する枠が設けられ、下位の枝に下位のカテゴリー名ま
たは商品名を記入する枠が設けられた、多層のツリー構
造を表示し、この表示されたツリー構造の上で、別途テ
ーブルに表示されたカテゴリー名や商品名を表示してそ
れを選択して、幹の部分の上位のカテゴリー名記入枠
に、その層に対応するカテゴリー名を記入し、また、そ
の下位の枝に対応する下位のカテゴリー名または具体的
な商品名を記入しながら、商品分類を作成することも可
能である。この場合、先の発明とは逆方向に商品分類を
作成するものであるが、ツリーの図が表示されるので、
表示された階層ごとに対応する商品名あるいはカテゴリ
ー名を記入しながら商品分類の作業を行うことができ、
いわば分類系統がイメージで表示された状態で分類作業
を行うことで、作業性が向上する。
【0016】以上述べた分類作業は、複数種類行うこと
ができる。すなわち、ある分類体系で商品およびカテゴ
リーの括り付けを行っても、異なる分類体系でもまた行
うことができ、両者を同時に記憶しておくことができ
る。こうすることで、異なった視点での分類の検討を即
座に行うことができ、多角的分析に有用である。
【0017】さらに、今までと異なった視点での分類を
行おうとするとき全商品を再定義する必要が無くなるよ
うに、登録された分類を参照し階層を指定することでそ
の階層より上位の層のみ括り付けを変えることを可能と
するのが好ましい。
【0018】また、より詳細なあるいは多面的な分類を
行うために、登録された第一の分類の指定された範囲の
層を上位層として指定し、登録された第二の分類の指定
された範囲の層を下位層として指定し、両者を括り付け
ることを可能にするのが好ましい。
【0019】すわなち、第一の発明は、商品名を最下位
の階層とし、上位を当該商品のカテゴリー名を付与した
上位階層として、ツリー状に階層構造となった商品分類
構造が作成された商品分類テーブルと、分類体系に基づ
いてツリーの下位に商品名を配置し、そのツリーの上位
にカテゴリー名を付与して商品分類を作成し前記商品分
類テーブルに格納する分類付与手段と、この作成される
ツリー状の商品分類が表示される表示手段とを備え、前
記分類付与手段は、分類作業者が、ツリーの下位に属す
る商品またはカテゴリーを一つのグループに属するもの
として括りつけたときに、ツリーの枝と幹を表示して前
記括り付けられた商品または下位のカテゴリーをツリー
の枝にそれぞれ配置して表示し、ツリーの前記幹の部分
に、上位のカテゴリー名を記入するカテゴリー名記入枠
を表示させる手段を含む商品分類作成支援装置である。
【0020】また、第二の発明は、分類付与手段が、操
作により上位の幹の部分に上位のカテゴリー名を記入す
る記入枠が設けられ、下位の枝の部分には下位のカテゴ
リー名または商品名を記入する枠が設けられたツリー構
造を表示する手段と、分類作業者の操作によりすでにあ
るテーブルより選択され記入された前記上位のカテゴリ
ー名または下位のカテゴリー名または商品名が配置され
たツリー構造を表示する手段とを備えた商品分類作成支
援装置である。
【0021】なお、本発明は、このような商品分類作成
支援装置のプログラムであって、汎用のパーソナルコン
ピュータにインストールすることにより上記装置を構成
することができるプログラムとして実現することもで
き、機械読み取り可能な記憶媒体あるいは通信回線を介
して提供される。
【0022】 [発明の詳細な説明]以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0023】図1は本発明実施例装置のシステム構成図
である。この図は、複数n店の大型小売店における販売
企画を一つの店舗(本店)で立案する場合の装置構成を
示す。企画担当者が使用するパーソナル・コンピュータ
CPU1、およびその本店内に設置された多数iコンピ
ュータのパーソナル・コンピュータCPU1、CPU2
・・・・CPUiが一つのローカル・エリア・ネットワ
ークLAN1により接続されている。このローカル・エ
リア・ネットワークLAN1にはハード・ディスクH
D、プリンタPTRその他周辺装置が接続されている。
このハード・ディスクHDには、カレンダ・ファイル、
記録ファイル、商品ファイルその他のファイルが設定さ
れ、複数iのパーソナル・コンピュータでこれらファイ
ルを共有できるようにして接続されている。なお、この
ハード・ディスクHDのファイルとして、商品分類テー
ブル、商品名テーブル等が設けられ、店舗で取り扱って
いる商品のリストが分類体系に基づいて分類されて格納
されたファイルが設けられている。CPUはそれぞれこ
れらのファイルにアクセスして演算集計を行うことがで
きる。また、プリンタPTRその他出力装置(図示せ
ず)も、これら複数iのパーソナル・コンピュータで共
有することができる。
【0024】このローカル・エリア・ネットワークLA
N1は、通信網Netを介して、複数nの系列店舗にそ
れぞれ同様に設けられたローカル・エリア・ネットワー
クLAN2、LAN3、LAN4、・・・・LANnに
接続することが可能である。これら複数の系列店舗の間
では、この通信網Netを介して相互に情報交換ができ
るように接続されている。ローカル・エリア・ネットワ
ークは、この例ではそれぞれイーサネット(登録商標)
であり、通信網Netはインターネットである。複数n
の系列店舗それぞれには同様に、ローカル・エリア・ネ
ットワークLAN1、LAN2、LAN3・・・・LA
Nnにそれぞれの店内で複数のパーソナル・コンピュー
タが接続されている。
【0025】本店に設置されているパーソナル・コンピ
ュータCPU1に、本発明が実施される演算プログラム
をインストールして、この装置を商品分類作成支援装置
として利用する状況について説明する。
【0026】図2は、ツリー状に商品カテゴリーが記述
され、最下層に商品名が位置するように分類された商品
分類の一部の例を示すものである。すなわち、日用雑貨
の商品の一部が「ハウスホールド」というカテゴリーに
分類され、この「ハウスホールド」のカテゴリーが、
「衣料用洗剤」、「仕上げ剤」、「台所用品」などに分
けられている。さらに、「衣料用洗剤」のカテゴリー
が、「重質粉末洗剤」、「重質液体洗剤」、「軟質洗
剤」、「洗濯石鹸」などのカテゴリーに分けられてい
る。さらに「重質粉末洗剤」に、「XXX1.2k
g」、「YYY」のような商標名が付与された具体的な
商品名が配置され商品分類ができあがる。
【0027】作成される商品分類は、図1の商品分類テ
ーブルに格納される。分類作業者は、作成された商品分
類テーブルの内容および、当該店舗で取り扱う商品の商
品名が格納された商品名テーブルの内容に基づいて、演
算装置であるCPUを操作して、その作成する分類を表
示装置に表示しながら分類作業を行う。商品分類テーブ
ル、商品名テーブルは、図1のシステムでは、商品ファ
イルの一部として構成されている。
【0028】(第一実施例)ここで、第一の実施例の特
徴とするところは、CPU内に構成される分類付与手段
が、分類作業者が商品名あるいは一つの下位のカテゴリ
ーを同一のカテゴリーに属するものとして括り付けたと
きに、図2に示すような、ツリー状の幹と枝とを表示
し、括り付けた商品名または下位のカテゴリー名を枝に
配置し、幹の部分に上位のカテゴリー名を記入するカテ
ゴリー記入枠を表示することにある。分類作業者が商品
または下位のカテゴリーを一つの上位のカテゴリーに属
するものとして括り付ける作業を行うと、分類付与手段
により、ツリー構造が表示され、同時に上位のカテゴリ
ー名を記入する記入枠が表示されるので、括り付けた商
品の群あるいはカテゴリーの群のカテゴリー名を付与す
る、すなわち記入枠にカテゴリー名を記入することで、
ツリー状の商品分類を作成していくことができ、作業性
を高めることができる。
【0029】この第一の実施例をフローチャートと図面
を参照して説明する。図3は、第一の実施例の動作を説
明するフローチャートであり、図4、図5は、表示画面
例を示すものである。
【0030】まず、CPU1は最下層の商品を分類しカ
テゴリー名を付与するための動作を行う。分類作業者に
より、商品名テーブルから分類対象となる商品名の一覧
が指示されると、CPU1は、画面上に商品名のリスト
を表示する(S11)。このとき、画面には作業の対象
とする商品群を一般的な分類体系で分類されたものの一
部を表示するようにしてよい。本実施例の分類作成支援
装置は、当該店舗で用いるための商品分類を作成するた
めのものであるため、商品名テーブルに一般的な商品分
類で分類した商品名一覧を格納しそれを表示すればよ
い。また商品分類テーブルにも一般的な分類体系で分類
された商品分類を格納しておいてそれを表示すればよ
い。分類作業者が表示された商品名一覧から、同一の観
点から一つのカテゴリーに属するとしてよい商品名をク
リックすると(S12)、括り付け処理が行われる。こ
の括り付け作業では、クリックされて括り付けられた商
品名をツリーの枝の部分に表示し、幹の部分には、この
商品名群を包括するカテゴリー名を記入する空白の枠を
表示する(S13)。なお、詳述しないがCPU1は表
示に合致する構造を実現するためのテーブルをHD上に
同時に作成する。分類作業者は、カテゴリー名記入枠
に、括り付けた商品名群に適合するカテゴリー名を記入
する(S14)。このようにして商品について、括り付
けとカタゴリー名の記入が終わると、次の階層の処理を
行う(S15、S16)。ステップS11〜S15で括
り付けられた商品名とカテゴリー名とは、一部作成され
た商品分類として商品分類テーブルに格納されている。
ステップS16では、付与されたカテゴリー名の一覧を
表示し、このカテゴリー名の括り付けを行うことで次の
上位の階層の分類を行う。この処理を繰り返し、全ての
階層について括り付けが行われ、カテゴリー名が付与さ
れることで、ツリー状の商品分類が完成する(S1
7)。
【0031】作業中の画面の例を図4に示す。図4
(a)は、画面の右側に商品名一覧が表示され、分類作
業者がクリックした「aaa」、「bbb」、「cc
c」、「ddd」が枝に表示され、この4個の商品を包
括するカテゴリーを記入するカテゴリー記入枠が幹の部
分に表示される。分類作業者は、このカテゴリー記入枠
に、4種の商品が適合するカテゴリー名を記入する(図
4(b))。この記入をすることで、この一つのカテゴ
リーでの分類は、ツリーの最下層のツリーの一つとして
商品分類テーブルに格納される。
【0032】図5に、商品名ではなく、カテゴリー名が
さらにその上位のカテゴリー名に括り付けられた例を示
す。
【0033】(第二実施例)次に第二の実施例を説明す
る。第一の実施例は、分類作業者が表示された商品名あ
るいはカテゴリー名を同類の商品あるいはカテゴリーと
して括り付けを指示したときに、その括り付けの指示に
より、括り付けられた対象を自動的にツリーの枝に配置
し、その上位のカテゴリー名を付与する幹の部分を表示
して、上位のカテゴリー名を付与するようにして分類作
業を支援するものであり、いわば下層から商品分類を作
成するものであったが、第二の実施例は、逆に上層から
商品分類を作成する場合の作成作業を支援するものであ
る。
【0034】この第二の実施例での表示画面例を図6に
示す。第二の実施例では、上位のカテゴリーおよび下位
のカテゴリーについてそのカテゴリー名はまだ未定であ
るので、ツリーの構造と、幹および枝の部分にカテゴリ
ー名または商品名を記入する枠が設けられたツリー構造
が画面に表示される。分類作業者は、このツリー状に配
置された枠にそれぞれ、分類体系に沿って、その階層に
付与されるべきカテゴリー名を記入していくことで、分
類のツリーを作成していく。ここで、下位の幹について
は、初期には、一つまたはふたつに分岐させ、一つまた
はふたつぐらいの記入枠を設けておき、その幹を延長し
枝を増やせるようにして、枝のカテゴリー名または商品
名を増やしていくような拡張性ある表示画面とする。図
6のそれぞれの枝の下端に設けられた表示が枝の拡張を
指示するための表示であり、この表示をクリックするこ
とにより、さらに、枝およびカテゴリー名または商品名
を記入する枠が下方に増加する。
【0035】第二の実施例の分類作業について図7を参
照して説明する。分類作業者の指示により分類のツリー
が表示されて、作業対象の階層が指示入力される(S2
1、S22)。分類作業としては、2つの階層が対象と
なるが、このふたつの階層にわたる幹と枝が表示される
(S23)。この表示された幹のカテゴリー名記入枠に
その階層のカテゴリー名を記入し、枝の部分にカテゴリ
ー名または商品名を記入する(S24、S25)。この
とき、記入する商品名やカテゴリー名は商品名テーブル
の一覧やあらかじめ作成されたカテゴリーの一覧を表示
してクリックしたものを表示するとよい。幹のカテゴリ
ーに属する他のカテゴリーあるいは商品名がある場合
は、枝を伸ばして他のカテゴリー名または商品名を記入
する(S25、S26)。一つの幹についてカテゴリー
名、枝についてカテゴリー名または商品名の記入が終わ
ると、次の幹についての作業を行う(S27)。
【0036】(第三実施例)次に、図8および9を参照
して本発明の第三の実施例を説明する。この第三の実施
例は、いままである分類を変更して新しい分類を作成す
る例であり、特にいままでの分類のカテゴリーをある階
層で削除あるいは加入することで分類を変更する例であ
る。この第三の実施例では、既存の分類体系の変更作業
として行うため、一から作業を行うことに比べて作業効
率がよい利点がある。
【0037】図8の左側のツリーは中位の階層のカテゴ
リーが、「台所用品」、「風呂用品」、「清掃用品」と
して分類されているもので、右側のツリーは、同じ階層
が「台所用品」、「風呂用品」の二つのカテゴリーとし
て分類されているものである。ここで、左側から右側へ
の変更は、「清掃用品」というカテゴリーを廃止して、
その枝のカテゴリーを「台所用品」、「風呂用品」の枝
のカテゴリーとして配置したものである。また右側から
左側への変更は、「台所用品」、「風呂用品」に加えて
「清掃用品」というカテゴリーを追加して、この「清掃
用品」のカテゴリーに属する下位のカテゴリーを追加し
た幹のカテゴリーの枝として配置したものである。
【0038】図9は、この第三の実施例の動作を説明す
るフローチャートである。ここではカテゴリーの削除の
例で説明する。
【0039】まず変更(削除)の作業を行う分類を指定
して表示する(S31)。作業対象の分類は作成された
分類としてHD上の商品分類テーブルに格納されている
ので、選択指定された分類をHDの商品分類テーブルか
ら取り出す。そして作業者による括り付けを変更する階
層の指定により、当該変更する階層を表示する(S3
2)。作業者は表示された階層を表示しながら削除を行
うカテゴリーを指示する。この作業は、ツリー状に作業
の対象となる階層が表示されて行われ、削除をしたいカ
テゴリーが表示された幹には枝として下位のカテゴリー
あるいは商品名が併せて表示されている。作業者はこの
ツリー状の表示を見ながら、削除するカテゴリーを指示
する(S33)。削除指示された幹のカテゴリーは削除
表示されるが、その下位のカテゴリーまたは商品につい
ては、削除あるいは、他の幹(カテゴリー)に属するも
のとする指示を行う(S34)。この枝についての削除
および他の幹への移行の指示により、削除指示した幹と
その下位の構造の削除を実行し、削除後のツリーを表示
する(S35)。
【0040】カテゴリーの追加の場合も削除と同様であ
り、カテゴリーの追加の場合は、追加する幹の部分に追
加するカテゴリー名を記入する枠が表示され、その幹に
属する枝の部分には、追加されたカテゴリー(幹)に属
する枝のカテゴリーあるいは商品については、別途、カ
テゴリー名や商品名リストを表示して選択指示すればよ
い。
【0041】このような分類ツリーの変更の場合も、上
位の幹と下位の枝とからなる分類のツリー構造を表示し
ながら、変更作業を行うことができるから、作業者の分
類作成作業を容易にすることができる。
【0042】(第四実施例)次に本発明の第四実施例と
して、作成されている分類を利用する例として二つの分
類を結合して分類を作成する例を説明する。
【0043】例えば、図10に示すように、店側からの
観点による分類として、「家庭雑貨」の下位に「洗濯用
品」、「台所用品」、「風呂用品」という分類が作成さ
れ、商品分類テーブルに格納されているものとする。ま
たメーカ側の観点による分類として、「衣料用洗剤」、
「台所用洗剤」、「洗浄料」というカテゴリー名が付与
され、このカテゴリー名を幹として下位の枝に下位のカ
テゴリー名が付与された分類も商品分類テーブルに格納
されているものとする。このとき、店側からの観点によ
る分類を上位として、メーカ側の分類の「衣料用洗
剤」、「台所用洗剤」、「洗浄料」のカテゴリーを下位
のものとして組み合わせて、店側の分類の下側にメーカ
側観点の分類を追加した分類を作成することができる。
この場合、異なる観点の分類を結合することで、別の観
点の分類を作成することができ、しかも既存の分類を利
用して作成することができるため作業効率がよい。
【0044】この分類結合作業を図11で説明する。作
業者が結合(混合)する分類を指定すると作業対象とな
る分類を商品分類テーブルから取り出し表示する(S4
1)。このとき、どちらの分類を上位にするかを含めて
指定するものとする。そして、上位側になる分類で用い
る最下層が選択されるのでその階層を最下層として表示
する(S42)。また下位側になる分類は最上層となる
階層が選択されるので表示する(S43)。これら表示
された階層を見ながら作業者は、まず選択された上位の
最下層の結合する幹を選択し、このカテゴリーに括り付
けられる下位側のカテゴリーをクリックして選択する
(S44、S45)。これにより、下位側分類のカテゴ
リーが、幹のカテゴリーの下位の枝として結合された表
示がされる(S46)。これにより別々の観点で作成さ
れた分類を利用して、さらに新たな分類の作成を行うこ
とができる。
【0045】この第四実施例では、すでに作成されてい
る分類に基づいてツリー状の分類を作成するもので、カ
テゴリー名は既に付与されているので、ツリー構造の分
類の作成作業は容易である。
【0046】なお、本発明の商品分類作成支援装置は、
汎用の情報処理装置にインストールすることにより、当
該情報処理装置を上述の第一実施例ないし第四実施例の
商品分類作成支援装置として動作させるプログラムとし
て構成することができる。このプログラムは、記録媒体
に記憶され、あるいは通信回線を介して提供することが
できる。
【0047】
【発明の効果】このように、分類作業を行う際に、作業
用の表示画面にツリー状の構造が表示され、この表示さ
れた幹にカテゴリー名を付与していけば、ツリー状の商
品分類を作成することができ、分類作業者の作業負担を
軽減させ、商品分類の作業時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例装置のシステム構成の一例を示す
図。
【図2】本発明実施装置の商品分類の一例を示す図。
【図3】第一実施例の動作を示すフローチャート。
【図4】第一実施例の表示画面例を示す図。
【図5】第一実施例で作成した商品分類の一例を示す
図。
【図6】第二実施例の表示画面例を示す図。
【図7】第二実施例の動作を示すフローチャート。
【図8】第三実施例の動作を説明する図。
【図9】第三実施例の動作を説明するフローチャート。
【図10】第四実施例の動作を説明する図。
【図11】第四の実施例の動作を説明するフローチャー
ト。
【符号の説明】
CPU パーソナル・コンピュータ LAN ローカル・エリア・ネットワーク HD ハード・ディスク PTR プリンタ Net 通信網

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品名を最下位の階層とし、上位を当該
    商品のカテゴリー名を付与した上位階層として、ツリー
    状に階層構造となった商品分類構造が作成された商品分
    類テーブルと、分類体系に基づいてツリーの下位に商品
    名を配置しそのツリーの上位にカテゴリー名を付与して
    商品分類を作成し前記商品分類テーブルに格納する分類
    付与手段と、この作成されるツリー状の商品分類が表示
    される表示手段とを備え、 前記分類付与手段は、 分類作業者が、ツリーの下位に属する商品またはカテゴ
    リーを一つのグループに属するものとして括り付けたと
    きに、ツリーの枝と幹を表示して前記括り付けられた商
    品または下位のカテゴリーをツリーの枝にそれぞれ配置
    して表示し、ツリーの前記幹の部分に、上位のカテゴリ
    ー名を記入するカテゴリー名記入枠を表示させる手段を
    含む商品分類作成支援装置。
  2. 【請求項2】 商品名を最下位の階層とし、上位を当該
    商品のカテゴリー名を付与した上位階層として、ツリー
    状に階層構造となった商品分類構造が作成された商品分
    類テーブルと、分類体系に基づいてツリーの下位に商品
    名を配置しそのツリーの上位にカテゴリー名を付与して
    商品分類を作成し前記商品分類テーブルに格納する分類
    付与手段と、この作成されるツリー状の商品分類が表示
    される表示手段とを備え、 前記分類付与手段は、 操作により上位の幹の部分に上位のカテゴリー名を記入
    する記入枠が設けられ、下位の枝の部分には下位のカテ
    ゴリー名または商品名を記入する枠が設けられたツリー
    構造を表示する手段と、分類作業者の操作によりすでに
    あるテーブルより選択され記入された前記上位のカテゴ
    リー名または下位のカテゴリー名または商品名が配置さ
    れたツリー構造を表示する手段とを備えた商品分類作成
    支援装置。
JP2001378710A 2001-12-12 2001-12-12 商品分類作成支援装置 Pending JP2003178080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001378710A JP2003178080A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 商品分類作成支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001378710A JP2003178080A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 商品分類作成支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003178080A true JP2003178080A (ja) 2003-06-27

Family

ID=19186353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001378710A Pending JP2003178080A (ja) 2001-12-12 2001-12-12 商品分類作成支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003178080A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323627A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Hitachi East Japan Solutions Ltd 分類リスト作成支援システムおよび分類リスト作成支援プログラム
JP2009140303A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Toppan Printing Co Ltd 決済システムおよび決済方法並びに決済端末およびicカード
JP2014146189A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Nomura Research Institute Ltd 商品管理システムおよび販売管理システム
JP2018045726A (ja) * 2017-12-22 2018-03-22 カシオ計算機株式会社 情報表示装置及びプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06176081A (ja) * 1992-12-02 1994-06-24 Hitachi Ltd 階層構造ブラウジング方法およびその装置
JP2001337971A (ja) * 2000-05-29 2001-12-07 Ricoh Co Ltd 文書分類装置、文書分類方法及び文書分類方法のプログラムを記録した記憶媒体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06176081A (ja) * 1992-12-02 1994-06-24 Hitachi Ltd 階層構造ブラウジング方法およびその装置
JP2001337971A (ja) * 2000-05-29 2001-12-07 Ricoh Co Ltd 文書分類装置、文書分類方法及び文書分類方法のプログラムを記録した記憶媒体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323627A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Hitachi East Japan Solutions Ltd 分類リスト作成支援システムおよび分類リスト作成支援プログラム
JP4490871B2 (ja) * 2005-05-19 2010-06-30 株式会社 日立東日本ソリューションズ 分類リスト作成支援システムおよび分類リスト作成支援プログラム
JP2009140303A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Toppan Printing Co Ltd 決済システムおよび決済方法並びに決済端末およびicカード
JP2014146189A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Nomura Research Institute Ltd 商品管理システムおよび販売管理システム
JP2018045726A (ja) * 2017-12-22 2018-03-22 カシオ計算機株式会社 情報表示装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8174541B2 (en) Dividing three-dimensional space into location based virtual packets
Isenberg et al. Interactive tree comparison for co-located collaborative information visualization
JP3860866B2 (ja) 営業ナビゲーション装置
US5819270A (en) Computer system for displaying representations of processes
EP1510940A1 (en) A method of providing a visualisation graph on a computer and a computer for providing a visualisation graph
EP0692113B1 (en) A computerized handbook of processes
Olsina et al. E-commerce site evaluation: A case study
JP2003530643A (ja) 電子カタログ
WO2011142720A1 (en) A self-organizing and contextual graphical user interface
JP2008165505A (ja) 商品購入システム
Yang et al. Service postponement: translating manufacturing postponement to service operations
Herring et al. Making stores matter in a multichannel world
CN107644353A (zh) 基于电商平台的统计系统及方法、服务端、店铺管理端
JP2003178080A (ja) 商品分類作成支援装置
Massey Jr Computers in small business: a case of under-utilization
JP3086386B2 (ja) 店舗の設計支援システム
CN101438243A (zh) 适于KStore数据结构的多流实时数据仿真
JP2003114971A (ja) 売上統計分析装置
Van Der Zee et al. Family based dispatching in manufacturing networks
Kambivi et al. Development of Inventory Management Application Points of Sale Using Laravel
Binbasioglu et al. Knowledge-based formulation of linear planning models
JP2003114910A (ja) 売場の設計支援装置
JP2002024653A (ja) インターネット電子商取引における商品販売方法
JP2000148883A (ja) ワークプロセスの構造表示装置および構造表示方法
JP3792537B2 (ja) 商品仕分け指示システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050906