JP2002024653A

JP2002024653A - インターネット電子商取引における商品販売方法

Info

Publication number: JP2002024653A
Application number: JP2001183466A
Authority: JP
Inventors: Kyeung Hun Song; ハンソンキュン
Original assignee: E Net Co Ltd
Current assignee: E Net Co Ltd
Priority date: 2000-06-17
Filing date: 2001-06-18
Publication date: 2002-01-25
Also published as: US20010054013A1

Abstract

(57)【要約】【課題】インターネット電子商取引における商品販売
方法を提供する。【解決手段】オプションとして販売できるオプション
商品についてのオプション型商品テータベースを構築す
る第１段階；各オプション型商品からなる各オプション
要素についてのオプション項目データベースを構築する
第２段階；各オプション項目に関して実質的に販売でき
るオプションについてのオプション項目別分類データベ
ースを構築する第３段階；及びネットワークを通じてサ
ービス提供サーバに接続したユーザに、各データベース
に関する情報を提供し、ユーザによって選択された各オ
プションを考慮することにより、オプション型商品とし
て取引を完了する第４段階を含む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電子商取引システ
ムにおけるデータベース運営方法及びこの方法を実現す
るためのプログラムを記録したコンピュータにより読み
出し可能な記録媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】人々が購入する商品は完成品の形態ばか
りではなく、自身の選択に基づいてオプションを追加す
る形態や、さまざまな商品が組合われたバンドル型の形
態を採りうる。

【０００３】しかしながら現在のインターネット電子商
取引においては、オプション型商品やバンドル型商品の
ような購買者の意見が反映された商取引の形態が準備さ
れていないので、インターネット電子商取引を通じて購
買者が購買できる商品には限界がある、という問題があ
った。

【０００４】まず、インターネット電子商取引における
オプション型商品の購買が有する問題について詳細に説
明する。

【０００５】一つの商品を購入するにあたって、さまざ
まなオプションをユーザが選択できる方法は、オフライ
ンでは一般的に用いられている。すなわち、靴を買う場
合、同一のブランド及び同一の形態の靴であっても、靴
のサイズ、色、材質等については、ユーザが自分の好み
に合わせて選択して購入することができる。

【０００６】さらに、一つのオプションが追加される
と、商品全体の値段に影響がないことも、オプションの
追加により商品全体の値段に影響することもある。付加
的なオプションに基づいて商品それ自体の値段が変動す
る場合でも、一応自分の好みに合わせて商品を購入した
後で、その値段について別途合意をなすようにすること
ができる。

【０００７】すなわち机を購入する場合、引出しの数や
ブックスタンドのサイズ等は、机の購入における一つの
オプションとして提供されるが、このときオプションの
種類によって机の値段は変動し得るし、変動した値段で
取引が成されることもある。

【０００８】しかし、活発に利用されつつあるインター
ネット商取引においては、オフライン上におけるような
個別的オプションを可能にする機能が存在しなかった。
さらに、そのオプションに基づいて異なる価格で製品を
販売するためのサービスの運営過程には、複雑な処理が
必要であった。

【０００９】すなわち既存の電子商取引においては、製
品を一つの目的物として認識することにより製品につい
てのオプションをハードコーディング（ｈａｒｄ−ｃｏ
ｒｄｉｎｇ）で処理しているため、編集が困難で、オプ
ション商品の選択が制限されるという問題があった。

【００１０】また電子商取引においては、オプションに
ついての価格政策を自由に使用できないという問題があ
った。例えば、商品の数量に基づくオプション価格を適
用する場合、オプションの種類に基づいて、価格が上昇
する場合と変化のない場合とを区別して適用しなければ
ならないので、サービス運営の中に分離した管理システ
ムを存在させなければならないという問題があった。

【００１１】次に、インターネット電子商取引で、バン
ドル型商品の購買における問題につき、以下の通り詳細
に説明する。

【００１２】多くの組合わせ可能な商品を一束にして販
売する方式はオフライン上では一般的に用いられている
方式である。バンドル商品の例としては、洗面具セット
（歯磨き、歯ブラシ、石鹸、髭剃り機）やコンピュータ
関連製品（ＣＰＵ、ハードドライブ、メインボード）等
がある。

【００１３】しかしながら、その利用が活発になりつつ
あるインターネット商取引においてはバンドル商品を一
つの目的物として認識することにより販売することかで
きないという問題があった。すなわち既存の電子商取引
においては、ホームページにハードコーディング（ｈａ
ｒｄ−ｃｏｒｄｉｎｇ）する方法を適用しているため
に、編集が不便なばかりでなく、バンドル商品の選択が
限定されてしまうという問題があった。

【００１４】さらに、オフライン上のバンドル販売方法
においても言えるが、消費者がバンドル商品中の品物を
自由に選択できないので、商品を選ぶ際に、消費者が使
用しない品物がバンドル商品に含まれていても、一緒に
その品物を買わなければならないという問題があった。

【００１５】

【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題を
解決するために報告されるものであって、多様な商品の
データベースを個別的かつ有機的に管理することにより
顧客の所望の形態での商品販売を行うインターネット電
子商取引における商品販売方法と、上記の方法を実現す
るためのプログラムを記録したコンピュータにより読み
出し可能な記録媒体を提供することを目的とする。

【００１６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る方法は、電子商取引システムに適用さ
れるインターネット電子商取引における商品販売方法に
おいて、オプションとして販売できるオプション商品に
ついてのオプション型商品テータベースを構築する第１
段階；各オプション型商品からなる各オプション要素に
ついてのオプション項目データベースを構築する第２段
階；各オプション項目に関して実質的に販売できるオプ
ションについてのオプション項目別分類データベースを
構築する第３段階；及びネットワークを通じてサービス
提供サーバに接続したユーザに、各データベースに関す
る情報を提供し、ユーザによって選択された各オプショ
ンを考慮することにより、オプション型商品として取引
を完了する第４段階を含むことを特徴とする。

【００１７】さらに、本発明に係る他の方法は、電子商
取引システムに適用されるインターネット電子商取引に
おける商品販売方法において、束で販売できるバンドル
型商品についてのバンドル型商品データベースを構築す
る第１段階；上記各バンドル型商品からなる各構成要素
についてのバンドル項目データベースを構築する第２段
階；各バンドル項目に関して実質的に販売できる商品に
ついてのバンドル項目商品データベースを構築する第３
段階；及びネットワークを通じてサービス提供サーバに
接続したユーザに上記各データベースに関する情報を提
供し、ユーザによって選択された各構成要素の商品に関
してバンドル型商品として一括して取引を完了する第４
段階を含むことを特徴とする。

【００１８】さらに本発明は、インターネット商取引で
商品を販売するために、大容量プロセッサを具備した電
子商取引システムにおいて、オプションとして販売でき
るオプション型商品についてのオプション型商品データ
ベースを構築する第１機能；各オプション型商品からな
る各要素についてのオプション項目データベースを構築
する第２機能；各オプション項目に関して実質的に販売
できるオプションについてのオプション項目別分類デー
タベースを構築する第３機能；及びネットワークを通じ
サービスて提供サーバに接続したユーザに上記各データ
ベースに関する情報を提供し、ユーザによって選択され
た各オプション型商品として取引を完了する第４機能を
実現するためのプログラムを記録したコンピュータによ
り読み出し可能な記録媒体である。

【００１９】さらにまた、本発明はインターネット商取
引で商品を販売するために、大容量プロセッサを具備し
た電子商取引システムにおいて、束として販売が可能な
バンドル型商品についてのバンドル型商品データベース
を構築する第１機能；各バンドル型商品からなる各構成
要素についてのバンドル項目データベースを構築する第
２機能；各バンドル項目について実質的に販売できる商
品についてのバンドル項目別分類データベースを構築す
る第３機能；及びネットワークを通じてサービス提供サ
ーバに接続したユーザに各データベースに関する情報を
提供し、ユーザによって選択された各構成要素の商品に
ついてバンドル型商品として一括的に取引を完了する第
４機能を実現するためのプログラムを記録したコンピュ
ータで読み出すことのできる記録媒体である。

【００２０】商品を購入する時、項目を選ぶことができ
る。例えば服ならばサイズ、色その他であり、包装の場
合ならば包装を高級なものにするか普通のものにするか
等である。

【００２１】このオプションの構造において一つの追加
する項目は、オプションに基づく価格である。価格は２
つに分類され、一方はコストの発生する部分であり、他
方はコストの発生しない部分である。

【００２２】さらにコストが発生する部分の中にも二つ
の部分があり、一つは商品の数量の増加に基づいてオプ
ション価格が増加する部分であり、もう一つは数量に関
係なくオプション価格が固定されている部分である。

【００２３】本発明は上記のようなオプション政策をデ
ータベースに反映することにより、運営者が商品のオプ
ション政策を自由に使用できるようにする。

【００２４】さらに本発明は、電子商取引においてバン
ドル商品を販売するために、バンドル販売が可能な各商
品を、各データベースに系統的な関係を持たせつつ、個
別的なデータベースで管理する。これによりユーザは自
分の望む商品のみを束にして購入できる。

【００２５】インターネット電子商取引で販売されてい
るのは財貨とサービスであり、財貨の中で最も多くディ
スプレイされているのは商品だろう。すなわち現在電子
商取引で販売されている商品の単位が最も基本的なコン
テンツであり、ディスプレイの基本要素であり、決算の
重要なファクターである。

【００２６】現実の世界では、商品を束にして販売する
方法がよく用いられている。バンドル商品の例として
は、洗面具セット（歯磨き、歯ブラシ、石鹸、髭剃り
機）やコンピュータの組立商品（ＣＰＵ、ハードドライ
ブ、メインボード）等がある。

【００２７】これらの例を電子商取引においてディスプ
レイされている商品に自動的に適用することにより、販
売の極大化、消費者の便宜性、及び経済面を満足させる
ことができる。すなわち運営者は、商品のバンドル化を
自動的に処理することにより手間を省くことができ、商
品を購買しようとするユーザは、束ねられた商品それ自
体を一つの商品として認識することにより、所望の商品
を選択することができる。

【００２８】上述したように本発明は、データベースを
通じたインターネット電子商取引に利用される商品情報
を管理することにより、購買者の必要性に基づいてオプ
ションを付加し、または商品を束ねるという、むしろ標
準化ではなく多様性を提供するものである。

【００２９】上述の目的、特徴及び利点は、添付した図
面に関する以下の詳細な説明を通じて、より明らかにさ
れる。以下、添付された図面を参照しつつ本発明の好ま
しい一つの実施の形態について詳細に説明する。

【００３０】

【発明の実施の形態】本発明は、上述したようにバンド
ル型の商品販売とオプション型の商品販売という形態で
具体的な実施の形態を提示することができ、各々につい
て説明する。

【００３１】図１は本発明の一つの実施の形態に係る電
子商取引システムの構成を示す図である。運営者（１０
４）は、オプション型商品及びバンドル型商品の販売を
可能にするために、まず電子商取引サーバ（１０３）内
に各商品及び各商品についてのオプションを体系的に分
類し、次にデータベースを構築する。

【００３２】オプション型商品の購入を望んでいるユー
ザ（１０１）は、インターネット等のようなネットワー
ク（１０２）を利用して、電子商取引サーバ（１０３）
に接続し、欲しいオプション型の商品を選択する。その
次に、ユーザ（１０１）はオプション型商品案内を通じ
て提供されるオプションから、欲しいオプションのみを
選択し、一群として購入することができる。

【００３３】また、バンドル型商品の購買を望んでいる
ユーザ（１０１）は、インターネット等のようなネット
ワーク（１０２）を利用して電子商取引サーバ（１０
３）に接続し、欲しいバンドル型商品を選択した後、バ
ンドル型商品ガイドを通じて提供される個々の商品か
ら、欲しい商品をバンドル化することにより、商品を一
括して購入することができる。

【００３４】すなわちオプション型商品ないしバンドル
型の商品は、ユーザの選択によりオプションとして選択
することもしないことも可能であり、商品のバンドルの
形態での購買を要求することもしないことも可能であ
る。本発明においては、商品の購入形態の決定権限は最
大限にユーザに与えられている。

【００３５】図２〜５はそれぞれ、本発明の一つの実施
に例に係るインターネット電子商取引におけるオプショ
ン型商品の販売方法のために使用されるデータベースの
構造を示す図である。図２において、コンピュータデス
クは、ユーザが欲するオプションのみを選択してコンピ
ュータデスクを購入することができるので、オプション
型商品として分類されている。また同一のブランドを有
する靴の場合、靴はオプション型商品として分類され、
ユーザはさまざまなオプション（サイズ、色、材質）か
ら、欲しいオプションを選択して購入することができる
ようになっている。これ以外にも、データベースはオプ
ションを有するあらゆる商品について構築されている。

【００３６】図３はオプション項目のデータベースを示
す図である。図２に示したオプション型商品のデータベ
ースにおけるコンピュータデスクを例として挙げる。コ
ンピュータデスクの場合、サイズ、色、ブックスタンド
の有無等の選択項目、すなわちオプションがある。従っ
て、必要なオプション項目に関してデータベースを構築
しておくことにより、ユーザがコンピュータデスクを購
入しようとする場合に、ユーザがデータベースを利用す
ることができる。

【００３７】この時、オプションの種類は選択型と入力
型として分けることができ、さらにコストの発生するか
しないかで二つの部分に分かれる。さらに、コストの発
生する部分は、コストが数量に反映するかしないかそれ
ぞれの場合に分類することができる。従ってオプション
項目データベースを構築する際には、上述のような情報
について別の欄、例えばコストオプションが発生するか
否かの項目を作成して管理することになる。

【００３８】図４はオプション項目分類のために構築さ
れたデータベースを示す図である。図３に示したオプシ
ョン項目のデータベースにおいて、サイズを例として説
明する。サイズの種類は大、中、小に区分されており、
一つの商品について実質的に分類可能であるオプション
に関してデータベースが構築される。オプション型商品
において、データベースはユーザが最終的に選択するこ
とができる商品のオプションためのものである。

【００３９】同様に、色及びブックスタンドについて
も、運営者は自分の提供できるオプションのリストをデ
ータベースに構築する。色の場合には具体的にどんな色
が提供されるか、ブックスタンドの場合にはいくつの仕
切りがついたブックスタンドが提供されるかを表すこと
になる。

【００４０】図５はユーザが電子商取引サーバ（１０
３）に接続した場合にスクリーンに表示される結果を示
す図である。図５に示すようなディスプレイを構成する
ために、運営者（１０４）は上述のようなデータベース
を構築する。

【００４１】図６〜９はそれぞれ、本発明の一つの実施
の形態に係るインターネット電子商取引におけるバンド
ル型商品の販売方法のために使用されるデータベースの
構造を示す図である。図６は、一束にされて販売される
バンドル型商品について構築されたデータベースを示
す。コンピュータは、ユーザが所望の仕様のみを選択し
てコンピュータを組み立てるので、バンドル型商品に分
類されている。また、洗面所セットも、さまざまな種類
の洗面具の中からユーザが必要とする物のみ購入するよ
うに、バンドル型商品として分類されている。これ以外
にもバンドル販売の可能なあらゆる商品についてデータ
ベースが構築される。

【００４２】図７はバンドル項目について構築されたデ
ータベースを示す図である。図６に示したバンドル型商
品の中で、コンピュータを例に挙げて説明する。コンピ
ュータはＣＰＵ、メモリ、キーボードなどの多くの構成
要素を必要とする。従って、ユーザがコンピュータを組
立てようとする場合、必要なバンドル項目についてのデ
ータベースを構築しておくことにより、ユーザはデータ
ベースを使用して、購入する項目を選択し、コンピュー
タを組み立てることができる。

【００４３】しかしＣＰＵ、メモリ、キーボードなどの
バンドル項目は、コンピュータというバンドル型商品の
範囲内でのみ購入できるのではなく、個別的なリストと
しても提供されて、ユーザがいつでも購入できるように
なっている。

【００４４】コンピュータの構成要素の中で、例えばＣ
ＰＵは構成要素は必ず装置されていなければならない
が、キーボードなどは既に購入済みのものを継続して使
用することができる。そのためにデータベースにチェッ
クフィールドを用意し、これによりユーザに各バンドル
項目が必須項目なのかオプション項目なのかを判断でき
るようにする。また各構成要素に関しては、各項目ごと
に、運営者が各項目を提供できるかどうかを明確に知ら
しめるようにしなければならない。このため以下のよう
にチェックフィールドは定義される。

【００４５】すなわちバンドル項目の種類は強制選択、
必須オプション、付加オプション、択一オプションの四
つが定義される。

【００４６】強制選択は、バンドル項目の中でも、必ず
なされなければならない選択を意味する。例えばコンピ
ュータにおいて絶対必要な製品であるＣＰＵなど、無条
件に選択されなけらばならない製品に当てはまる。

【００４７】必須オプションは、ディスクドライブのよ
うに、選択されねばならないが、種類に応じて購入が可
能なので、ユーザがその種類を選択できる製品を選択す
ることである。

【００４８】付加オプションは、付加的に選択できる製
品であって、選択してもしなくてもよい製品を選択する
ことを指す。

【００４９】択一オプションは、複数製品または全ての
製品から、必要な製品のみを選択することを指す。

【００５０】図８は、分枝バンドル項目商品について構
築されたデータベースを示す図である。図８は図７に示
したバンドル項目のデータベースにおけるキーボードを
例として示す。キーボードの種類には、Ａ型、Ｂ型、Ｃ
型等のさまざまな種類があるので、それらの商品につい
てデータベースが構築される。これは、バンドル型商品
において、ユーザが最終的に購入しようとする商品のリ
ストについてのデータベースである。

【００５１】同様に、ＣＰＵ及びメモリについても、運
営者は自分の提供できる商品のリストをデータベースで
構築する。

【００５２】図９はユーザが電子商取引サーバ（１０
３）に接続してバンドル型商品を選択する場合にスクリ
ーンに表示される結果を示す図である。図９のような構
成のために運営者（１０４）は上述のようなデータベー
スを構築する。

【００５３】図１０は本発明の一つの実施の形態に係る
インターネット商取引におけるオプション型商品販売方
法についてのフローチャートである。運営者はオプショ
ン販売のためのデータベースを電子商取引サーバ（１０
３）内に構築する。

【００５４】まず、図２のようなオプション型商品のデ
ータベースを構築する（ステップS４０２）。オプショ
ン型商品のデータベースとは、オプションで販売可能な
商品のリストのことを言う。

【００５５】次に、図３のようなオプション項目データ
ベースを構築する（ステップS４０４）。オプション項
目データベースとは、オプション型商品を構成する各オ
プション要素についてのリストのことを言う。この時、
各オプション要素に応じてコストが発生するかどうかが
記載されていてもよい（これについては図３に関する説
明を参照のこと）。このようなコストは商品取引の成立
段階で参照されることになる。

【００５６】次に、図４のようなオプション項目別分類
データベースを構築する（ステップS４０６）。オプシ
ョン項目別分類データベースとは、上述の図３の各オプ
ション要素について実質的に販売可能なオプションのリ
ストのことを言う。このオプションとは、ユーザが購入
する商品の具体的なオプションである。

【００５７】データベースが構築されると、運営者（１
０４）は電子商取引サーバ（１０３）内のプログラムを
駆動し、サーバ（１０３）内に構築されているデータベ
ースを利用して、ホームページにおいてオプション型商
品のリストを提示する（ステップS４０８）。

【００５８】ユーザ（１０１）はインターネットなどの
ようなネットワーク（１０２）を使用して、運営者が運
営する電子商取引サーバ（１０３）に接続し、電子商取
引サーバが提供する上記オプション型商品の目録の中か
ら、所望のオプション型商品を選択する（ステップS４
１０）。

【００５９】ユーザ（１０１）がオプション型商品のリ
ストから一つのオプション型商品を選択すると、電子商
取引サーバ（１０３）は図５に図示したような選択され
たオプション型商品に関してユーザが購入できるあらゆ
るオプション要素についての資料を電子商取引サーバ
（１０３）内のデータベースより読み出して出力する
（ステップS４１２）。

【００６０】ユーザ（１０１）は出力されたリストを確
認した後、所望の商品のオプションを選択して購入する
ことができる（ステップS４１４）。

【００６１】運営者は束ね販売のためのデータベースを
電子商取引サーバ（１０３）内に構築する。

【００６２】図１１は本発明の一つの実施の形態に係る
インターネット商取引におけるバンドル型商品販売方法
についてのフローチャートである。運営者は電子商取引
サーバ（１０３）内にバンドル販売のためのデータベー
スを構築する。まず、図６のようなバンドル型商品のデ
ータベースを構築する（ステップS５０２）。バンドル
型商品のデータベースとは、一束にして販売可能な商品
のリストのことを言う。

【００６３】次に、図７のようなバンドル項目データベ
ースを構築する（ステップS５０４）。バンドル項目別
分類データベースとは、バンドル型商品を構成する各構
成要素についてのリストのことを言う。この時、各構成
要素の特徴に応じて強制選択、必須オプション、付加オ
プション等に分類する（これについては図７の説明を参
照のこと）。

【００６４】次に、図８のような分枝バンドル項目商品
データベースを構築する（ステップS５０６）。分枝バ
ンドル項目商品データベースとは、図７の各構成要素に
ついて実質的に販売可能な商品のリストを言う。これは
ユーザが購入する0商品の具体的なリストである。

【００６５】データベースが構築されると、運営者（１
０４）は電子商取引サーバ（１０３）内のプログラムを
駆動し、サーバ（１０３）内に構築されているデータベ
ースを利用して、ホームページにおいてバンドル型商品
のリストを提示する（ステップS５０８）。

【００６６】ユーザ（１０１）はインターネット等のよ
うなネットワーク（１０２）を利用して、運営者（１０
４）が運営する電子商取引サーバ（１０３）に接続し、
電子商取引サーバ（１０３）が提供する上記バンドル型
商品のリストの中から、所望のバンドル型商品を選択す
る（ステップS５１０）。

【００６７】ユーザ（１０１）がバンドル型商品から一
つのバンドル型商品を選択すると、電子商取引サーバ
（１０３）中のデータベースから、図９に示したよう
に、選択されたバンドル型商品に関して、ユーザが購入
できるあらゆる構成要素の資料が読み出され、出力され
る（ステップＳ５１２）。ユーザ（１０１）は出力され
たリストを確認した後、所望の商品のみを選択して一括
的に購入をすることができる（ステップS５１４）。

【００６８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各々の
商品に関するオプションを系統的に管理することによ
り、ユーザにより多様なサービスを提供できるという優
秀な効果がある。

【００６９】また本発明は、商品管理を自動的に処理す
ることにより、運営者の手間を省けるという優秀な効果
がある。

【００７０】さらに本発明によると、運営者は複雑な処
理を必要とすることなく多様なオプションに関する資料
を管理することができ、自由にオプション政策を選択、
追加、削除することができるという優秀な効果がある。

【００７１】さらにまた本発明は、商品の束自体を一つ
の商品として認めさせ、商品を購入するユーザが自分の
所望の商品のみを選択して一括的に購入でき、価格と機
能について満足を得ることができるという優秀な効果が
ある。

【００７２】さらにまた本発明は、束の中に不要な商品
があっても必要な商品のために不要な商品を購入しなけ
ればならないオフライン上の購買方法に比べて、欲しく
ない商品を除いてバンドル型商品を購入することができ
るという優秀な効果がある。

【００７３】以上説明した本発明は、前述した実施の形
態及び添付された図面により限定されるものではなく、
本発明の技述的思想を逸脱しない範井内で、様々な置
換、変形及び変更が可能であることは、本発明の属する
技述分野において通常の知識の持つ者には明白である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一つの実施の形態が適用可能な電子商
取引システムの一例の構成を示すブロック図である。

【図２】本発明の一つの実施の形態において、オプショ
ン販売の可能なオプション型商品について構築されるデ
ータベースを示す図である。

【図３】図２と同じ実施の形態において、オプション項
目について構築されるデータベースを示す図である。

【図４】図２と同じ実施の形態において、オプション項
目分類について構築されるデータベースを示す図であ
る。

【図５】図２と同じ実施の形態において、ユーザが電子
商取引サーバ（１０３）に接続した場合、画面上に表れ
る結果を示す図である。

【図６】本発明の他の実施の形態において、バンドル販
売の可能なバンドル型商品について構築されるデータベ
ースを示す図である。

【図７】図６と同じ実施の形態において、バンドル項目
について構築されたデータベースを示す図である。

【図８】図６と同じ実施の形態において、分枝バンドル
項目について構築されたデータベースを示す図である。

【図９】図６と同じ実施の形態において、ユーザが電子
商取引サーバ（１０３）に接続してバンドル型商品を選
択した場合に画面上に表れる結果を示す図である。

【図１０】図２と同じ実施の形態において、インターネ
ット電子商取引におけるオプション型商品販売方法の各
過程を示すフローチャートである。

【図１１】図６と同じ実施の形態において、インターネ
ット電子商取引におけるバンドル型商品販売方法の各過
程を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１０１ユーザ１０２ネットワーク１０３電子商取引サーバ１０４運営者

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】電子商取引システムに適用されるインタ
ーネット電子商取引における商品販売方法において、オプションとして販売できるオプション商品についての
オプション型商品テータベースを構築する第１段階；各
オプション型商品からなる各オプション要素についての
オプション項目データベースを構築する第２段階；各オ
プション項目に関して実質的に販売できるオプションに
ついてのオプション項目別分類データベースを構築する
第３段階；及びネットワークを通じてサービス提供サー
バに接続したユーザに、各データベースに関する情報を
提供し、ユーザによって選択された各オプションを考慮
することにより、オプション型商品として取引を完了す
る第４段階を含むインターネット電子商取引における商
品販売方法。
【請求項２】第４段階は、ネットワークを通じてサー
ビス提供サーバに接続したユーザにオプション型商品デ
ータベースを利用してオプション型商品のリストを提示
する第５段階；オプション商品のリストの中からユーザ
により選択されたオプション型商品について、オプショ
ン項目データベース及びオプション項目別分類データベ
ースを利用して、購入可能な全てのオプションについて
の資料を提供する第６段階；及びオプションの中でユー
ザによって選択されたオプションを組み合わせてオプシ
ョン型商品の取引を完了する第７段階を含む請求項１に
記載のインターネット電子商取引における商品販売方
法。
【請求項３】第２段階におけるオプション項目データ
ベースは、各々のオプション要素の選択においてどのよ
うな制限条件があるかを確認することができるチェック
フィールドを含む請求項１または２に記載のインターネ
ット電子商取引における商品販売方法。
【請求項４】電子商取引システムに適用されるインタ
ーネット電子商取引における商品販売方法において、束で販売できるバンドル型商品についてのバンドル型商
品データベースを構築する第１段階；上記各バンドル型
商品からなる各構成要素についてのバンドル項目データ
ベースを構築する第２段階；各バンドル項目に関して実
質的に販売できる商品についてのバンドル項目商品デー
タベースを構築する第３段階；及びネットワークを通じ
てサービス提供サーバに接続したユーザに上記各データ
ベースに関する情報を提供し、ユーザによって選択され
た各構成要素の商品に関してバンドル型商品として一括
して取引を完了する第４段階を含むことを特徴とするイ
ンターネット電子商取引における商品販売方法。
【請求項５】第４段階は、ネットワークを通じてサービス提供サーバに接続したユ
ーザにバンドル型商品データベースを利用してバンドル
型商品のリストを提示する第５段階；バンドル商品のリ
ストの中からユーザにより選択されたバンドル型商品に
ついて、バンドル項目データベース及び分岐バンドル項
目データベースを利用して、購入可能な全ての商品につ
いての資料を提供する第６段階；及び商品の中でユーザ
によって選択された商品についてバンドル型商品として
一括取引を完了する第７段階を含む請求項４に記載のイ
ンターネット電子商取引における商品販売方法。
【請求項６】第２段階におけるバンドル項目データベ
ースは、各構成要素の選択において、どのような制限条件がある
かを確認できるチェックフィールドを含むことを特徴と
する請求項４または５に記載されたインターネット電子
商取引における商品販売方法。
【請求項７】オプションとして販売できるオプション
型商品についてのオプション型商品データベースを構築
する第１機能；各オプション型商品からなる各要素につ
いてのオプション項目データベースを構築する第２機
能；各オプション項目に関して実質的に販売できるオプ
ションについてのオプション項目別分類データベースを
構築する第３機能；及びネットワークを通じて提供サー
バに接続したユーザに各データベースに関する情報を提
供し、ユーザによって選択された各オプション型商品と
して取引を完了する第４機能を実現するためのプログラ
ムを記録したコンピュータにより読み出し可能な記録媒
体。
【請求項８】束として販売が可能なバンドル型商品に
ついてのバンドル型商品データベースを構築する第１機
能；各バンドル型商品からなる各構成要素についてのバ
ンドル項目データベースを構築する第２機能；各バンド
ル項目について実質的に販売できる商品についてのバン
ドル項目別分類データベースを構築する第３機能；及び
ネットワークを通じてサービス提供サーバに接続したユ
ーザに各データベースに関する情報を提供し、ユーザに
よって選択された各構成要素の商品についてバンドル型
商品として一括的に取引を完了する第４機能を実現する
ためのプログラムを記録したコンピュータで読み出すこ
とのできる記録媒体。