JP2003178072A - ツリー構造を有する電子辞典システム及びその出力物及び記憶媒体 - Google Patents
ツリー構造を有する電子辞典システム及びその出力物及び記憶媒体Info
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Abstract
全体的な関連性等を容易に確認し得る電子辞典システム
を提供する。 【解決手段】 本発明は、ツリー構造を有する電子辞典
システム及びその出力物に関するものであって、辞典上
のすべての単語等をツリー構造に構成して望む単語を前
記ツリー構造又は前記ツリー構造を介して割り当てる特
定の色に表わされるようにして、単語が有する意味を隣
接の単語等との全体的な連関性と関連して視覚的にたや
すく理解できるようにし、また、入力された文章は望む
基本概念等が表徴する特定の色等の流れで表現できるよ
うにした電子辞典システム及びその出力物に関するもの
である。
Description
電子辞典システム及びその出力物に関するものであっ
て、辞典上のすべての単語等をツリー構造に構成して望
む単語を前記ツリー構造又は前記ツリー構造を介して割
り当てられる特定の色に表わすことができるようにし
て、単語が有する意味を隣接の単語等との全体的な連関
性と関連して視覚的にたやすく理解できるようにし、か
つ入力された文章は望む基本概念等が表徴する特定の色
等の流れで表現できるようにした電子辞典システム及び
その出力物に関するものである。
これは、人間の固有な知覚能力に起因するものであっ
て、文学、科学、芸術作品等の多様な様式で人間が感得
する概念等を表現する。
思考概念を互いに交流できるように表現することは最も
一般的な方法でありながら最も優れた人間だけの誇りで
ある。
達は人間が学習を通じて習得している文字体系を特定言
語圏の人達が共有することにより可能なことであり、こ
れは後天的で二次的な頭脳の作用というべきである。
た外部の作用に反応してこれを特定の概念に形成化し、
これを文字等を通じて記録ないしは相互伝達して意思交
換が行われるのである。このように一定な感情(又は概
念)を表現することに約束した文字から構成された単語
は、特定の概念を表象しているのである。
単語を使用している。しかし、このような単語を通じた
意思の表示は人間が内的に感ずる概念等を適切な単語に
転換させる作業と、このような単語を表現する作業を経
なければならないし、又このように単語で表現された概
念等を伝達を受ける場合は視覚的又は聴覚的に表現され
た単語を知得する段階とこれを再び各々の単語が表わす
概念に再び転換させる2段の段階を経なければならない
のである。
直接的でなく、従って、その伝達速度が遅く、個々人が
特定単語に対して有する概念上の相異点や特異性に因り
正確な概念の伝達が困難な場合もある。
ずる直接的な感情でなく、単語を概念に転換する高度の
論理回路的な頭脳作用が媒介されなければならないの
で、感情を直接的に感ずることができない短所がある。
その色相の微妙な調和により、見る人をして即興的な感
情の伝達を受けるようにし、これは視覚を通じた直接的
な感情の伝達が可能であるからである。
思を伝達するための広告技法として色相を通じた伝達方
法が特に選好されているのである。
が早く直接的な色相を通じた概念の伝達が可能であるよ
うにするとすれば、これは広範囲な分野で概念(意思)伝
達の有用な道具となり得るであろう。
の必須的な道具である単語等の正確な使用を助けるため
に使用される辞典の場合、従来では、単純に単語の頭文
字順序のとおり単語等とその説明を記載したのが殆どで
ある。
に因り使用が増大されている電子辞典において、単語の
説明はその単語を説明する文句の単純な羅列形態を取る
のが殆どであるので、その単語が全体的な単語体系にお
いて有する位置及び他の単語等との連関性等を分からな
い実情である。
テムにおいては、望む単語の周囲の単語等との連関性を
全体的に把握するのが困難であるという問題点を有す
る。
や、多様な方式の意思表現手段が大きく要請されてお
り、かつ他人の意思が表現された情報の中で自己が望む
特定意味(概念)のみを可視的に調べてみたい欲求がある
が、このような欲求を十分に充足させ得る効果的な手段
がないのが現実である。
な従来の電子辞典システムが有する問題点を解決するた
めに案出されたものであって、望む単語が有する隣接概
念の単語等との全体的な関連性等を容易に確認し得る電
子辞典システムの提供をその目的とする。
典システムを通じた全体的な単語等の連関構造がよく表
れる出力物を提供することである。
特定の概念等で表象される色の流れで出力できる電子辞
典システムを提供することである。
間の感情や性格等の変化を色相の変化を通じて容易に知
得できるようにすることにその目的がある。
を、以下に添付した図を参照にして詳細に説明する。
は、単語等がツリー構造で構成されることを基本とす
る。即ち、すべての単語等をツリー構造内で表現したも
のである。
れるように、最上部の基本概念を形成する基本単語と前
記基本単語を説明する単語等から構成された第1段下部
枝等の単語等と、前記各々の第1段下部枝等の単語等を
説明する単語等から構成される第2段下部枝等の単語等
と、前記第2段下部枝等の単語等を説明する単語等から
構成される第3段下部枝等の単語等及びこのような原理
で段数を加えながら第X段(任意の段)下部枝等まで延長
され全体的に個別ツリー構造に形成され;このように構
成される多数の個別ツリー構造等が全体のツリー構造を
形成し、すべての単語は前記いずれかの個別ツリー構造
中の特定段の下部枝に属するように構成される。
ムにおいて、基本的に提供される記憶装置の基本枠をな
すことが好ましく、これ以外にも単語等を表わすか単語
等を利用して表現する多様な方法や装置に利用され得
る。
ー構造を見せる一例であり、前記のような個別ツリー構
造が横に羅列されて全体的なツリー構造をなすようにな
り、各々の個別ツリー構造等は連関性の大きい個別ツリ
ーと隣接するようになり、各々の個別ツリー構造の下部
枝の中で外郭に位置する下部枝は隣の個別ツリー構造の
下部枝と重なることもあり、この場合はその単語と重な
る二つの個別ツリー構造の結縁性を通じて所属如何を決
定することもできるし、そのまま重なれた状態で保持す
ることもできる。
の最上部に位置する“喜悦”は、基本単語となり、その
下部に位置する“楽”と“喜”は第1段下部枝等であ
り、その下部の“柔らか”、“非常に楽”、“満足”は
第2段下部枝等であり、このような方式で第3段以下の
下部枝等が層々に連結されるようになる。
字は下部枝の段数(又は概念の深さ)を表わす。
法を次に詳細に説明する。まず、辞典にあるすべての単
語等をその単語を説明する説明構文を羅列し、その羅列
された説明構文に属する各々の単語等を説明する説明構
文等をまた羅列し、このような方式で一つの単語から派
生される数多い説明構文等及びその所属単語等を羅列す
ることができる。
及び例示2を挙げることができる。 (例示1) 「喜悦 :喜びと楽しみ。 喜ばしい :(外的要因により)心が満足である。 楽しい :(内的要因により)心が柔らかで非常に楽しい。 満足である :心が柔らかで非常に楽しい。 柔らかである (1)暖かくこじんまりした感があり柔らかい。 (2)(冬の天気が)風気がなく暖かい。 (3)(感情や環境、雰囲気が)固くなく情が溢れ、安穏で ある。 非常に楽しい :興趣が起こり気分が非常に良い。 興趣 :しゃれて楽しく気分の良い持ち味。 しゃれている :韻致や興趣があるように見える。 味 :(1)舌を刺激して感覚を起こす性質。 (2)言行から感ずる気分や感じ。 (3)ある試図や攻撃をし得る余地。 気分 :(1)心に生ずる主観的で単純な感情状態。 (2)雰囲気。 心 :(1)知識、感情、意志等の精神活動をする基となるもの 。 (2)偽りのない考え。 (3)気分や感じ。 (4)心の中で企てる志、意図、関心。 (5)誠意や精誠。 (6)心霊。 (7)心臓。 感情 :(1)感じて起こる心。 (2)ある対象や状態に従って起こる心の現像。 感ずる :(1)(ある気分や感覚を)有するようになる。 (2)(何かを通じて)悟る。 (3)認識するか認める。 (4)心が動く。感動する。 韻致 :高雅な品格を備えた洒落。 高雅である :高尚で優雅である。 高尚である :(人品や趣味等が)程度が高く品位がある。 優雅である :高尚で美しい。 洒落 :様態や言行、心づかい等から滲み出る美しいうまみ。 美しい :(1)気にいるほどきれいで麗しい。 (2)気にいるほど優れて奇特だ。 (3)私的である。個人的である。 情 :(1)何かについて感じにより持つようになる心。 (2)愛や近さを感ずる心。 情に溢れている:大変多情である。情が溢れるようである。 安穏である :何らの差し障りなく平安で静かだ。 平安である :(1)楽で良い。 (2)堅苦しくも、痛くもなく無事である。 楽である :(1)堅苦しくも、苦しくも、痛くも、緊張されず、気に 入るほど良い。 (2)骨が折れるか面倒でなく容易である。 愛らしい :愛したいほど可愛らしい。 可愛らしい :愛らしく麗しく美しい。 麗しい :(1)こざっぱりしてきれいだ。 (2)荒くなくやわらかい。 (3)小さく細い。 (4)優しく素直だ。 (5)差し障りや問題がなく安らかである。 きれいだ :見るのに可愛らしく美しい。 良い :(1)(天気が)清い。きれいだ。 (2)楽しい。 (3)美しい。 (4)優れている。 (5)効き目がある。 (6)優る。 (7)構わない。関係ない。 (8)喜ばしい。 (9)睦まじい。 (10)適当だ。 (11)感覚がないか鈍い。 (12)聞くのにいやでない。聞きがよい。 (13)相手の要請や考えを肯定する言葉。 ぶじだ。 :(1)何らの問題がない。 (2)何らの差し障りがない。 」
をツリー構造に形成したものが図1及び図2である。図
1は、“喜悦“を基本単語(基本概念)とする個別ツリー
を形成し、図2は、”善良だ“を基本単語とする個別ツ
リーを形成したものである。勿論理解の便宜を助けるた
めの例示であるだけであり、前記”喜悦“と”善良だ
“という概念が必ずしも個別ツリーの最上位に位置する
基本単語になるのではない。
一例を示したものであり、ツリーの構成単語等が必ずし
も前記個別ツリー上の特定部位に位置するように確定さ
れたものではない(好ましくは標準辞典を定めその辞典
の表現に従って、ツリー構造を作るのが好ましいであろ
う)。
程を通じてツリー構造に表わしてみると、多数の基本単
語で構成される多数の個別ツリー等が作られるようにな
り、各々の個別ツリー等は一列横隊に位置する。
する基本単語(基本概念)等は他の個別ツリーの基本単語
等と同一な位相を有するものであり、各々の任意の下部
枝等もやはり同一な段数の下部枝等は互いに同一な位相
を有するものとみる。
は、その段数が大きくなるほど基本単語との結縁性が小
さくなると見られるし(これは基本単語からの概念の深
さがだんだん深くなると決めることもできる)、各々の
下部枝においてその直系を形成する枝等との結縁性はそ
の段数の差異が小さいほど大きいと見られる。
て、andの意味に連結される場合とorの意味に連結され
る場合は、図1及び図2のツリー構造において英文字
‘a’及び’o‘で表示して同じツリー構造の同じ層に
位置しても’o‘で連結されて枝が遠くなるほどその最
上位の基本概念(基本単語)に関連される程度が弱くなる
ものと決めて各々のすべての基本概念等から派生される
各々の個別ツリー等で構成された全体的なツリー構造を
作ることができる。
構造を含む記憶装置を有するようにして電子辞典システ
ムを構成するようになる。
子辞典システムは、前記記憶装置の外にも単語や記号等
を入力する入力装置と、前記入力装置を通じて入力され
た情報と前記記憶装置に貯蔵された情報とを比較して特
定の出力値を出力するように制御する制御装置と、前記
制御装置によって出力物を出力する出力装置をさらに含
んで構成することが好ましい。
力装置において入力された単語が位置する個別ツリーも
出力され得るようにするのが好ましい。勿論前記入力さ
れた単語(望む単語)が二つの個別ツリーの重なる部分に
位置する場合は、二つの個別ツリーをすべて表わすか、
又はいずれかの一つの個別ツリーのみを表示するように
表わすこともできるし、部分拡大又は縮小の形態にも出
力が可能であろう。
及び同義語を出力できるようにするが、前記反意語及び
同義語も該当する位置のツリーに出力できるようにす
る。勿論一般叙述形文章で出力することもできる。
中で特定な単語に特定な色を指定して入力して基本色指
定単語に設定することができる。これは制御装置を通じ
て制御されるようにしなければならない。
合、前記基本色指定単語がその位置する個別ツリー内で
第P段の下部枝に属する場合、前記設定された基本色指
定単語を最上段とし、その下段の下部枝等は再び順次的
に第1段から第N−P段の下部枝にその段数が再設定され
るように構成される。
ーの任意の位置に存在する基本色指定単語とそれから派
生される基本色指定単語から派生される下部枝に属する
単語等は同一な色を指定するようになり、この時、下部
枝等の段数又は修飾語であるか否かによって他の彩度を
有するように設定することができる。
物を前記基本色で表示される基本色等の流れで出力され
るようにすることができる。
連続される色等の流れで表示することができる有用な方
法となる。
定の色を指定して入力した後、望む文(または単語等か
ら構成される各種の表現等)を前記特定の概念を表象す
る色に表わすことができる。
前記基本色指定単語から派生される下部枝に含まれた単
語はその基本色指定単語の色を表わすように構成され、
前記入力された文章は設定された基本色等の流れで出力
されるようになる。
本色指定単語の下部枝(再設定された第1段〜第(X−
P)段下部枝)に属する単語はその表わす色をその段数
に従って差等される彩度を通じて表われるように出力し
て、その基本色指定単語の概念の深さの変化を分かるよ
うにするのが好ましい。
強度を表わすことができるように、その単語を修飾する
各種の修飾語の修飾如何に応じて表わす彩度を異にする
ように構成して単語の強度を表わす色等の流れがさらに
含まれて出力されるように構成することができる。
た単語等の順序のとおり連続されて羅列される帯の形態
で出力されるようにすることが好ましく、図3ないし図
5の如く表わすことができる。
させることを例をあげて説明する。まず、色相で表わそ
うとする文章(又は多様な表現の概念等を文章化して)を
入力装置(キーボードによる入力や、またはスキャナー
で読んだ後、文字認識プログラムを通じて文字に変換す
ることができるし、これ意外にも文字コードで入力可能
なすべての入力装置が該当され得る)を通じて入力す
る。
悦を感じた。彼は彫刻を終えて庭に出た。庭にはちょう
ど春の日差しが暖かく照り付けていた。彼は心が非常に
気楽になるのを感じた。その際、彼女が戸を開いて庭の
内に入った。彼女は いつもの通り大変麗しくきれいで
あった。特に今日彼女が着た軽く明るい春の服装は彼の
心を一層暖かくした。”という例文を色相に変化させる
例を説明する。
例文を‘喜悦’と、‘善良だ’という単語を基本色指定
単語として各々赤色と黄色を指定した場合(前記例文の
入力前に基本色指定単語を指定することもできる)。前
記例文の単語等(概念等)は喜悦と善良だという基本色指
定単語で表現されるようになり、制御装置は前記例文を
次のとおり演算するようになる。
色指定概念とその概念の深さで表わす場合は下記‘例示
3’のとおりである。 (例示3) 「喜悦(喜悦:赤色、1)、暖かく(善:黄色、4)、気軽く
なる(喜悦:赤色、5)、麗しく(喜悦:赤色、6)、きれ
いだった。(喜悦:赤色、6)、軽く(喜悦:赤色、1
2)、暖かく(善:黄色、4)。」 前記例示3において入力された単語は側の括弧内の指示
する基本色指定概念(喜悦、善)を表わし、その基本色指
定概念の色相をその側に表わし、その側には該基本色指
定概念の深さを数字で表わした(指定色基本概念の深さ
を表わす数字は指定色基本概念を1とし、その下部枝の
段数が増加するに従って数字が増加する)。前記強度の
数字は出力段階において色相の彩度で区分されて表れる
ようになる。
を指定するが、その深さが6であって、前記6の深さは
数字(程度)が大きいので赤色の中でも濃く表わし、前記
‘喜悦’は喜悦を直接表わすのでその深さの数字が1で
あり、これは赤色の中でも最も薄く表わすことにより同
一な基本色指定概念を表わしながらもその深さが差等す
ることを容易に認識できるようにした。
いて演算された出力情報は出力手段を通じて図3におけ
るような連続された色相で表れるようになる。前記図に
おけるように連続される色相の帯形態で出力されるよう
にするのが最も無難であるが、色相で表現することなら
ば他の形式もやはり可能であろう。
色で表わす場合は、つぎの例示4のとおりである。 (例示4) 「喜悦(喜悦:赤色、1)、暖かく(善:黄色、4)、気軽く
なる(喜悦:赤色、1)、麗しく(喜悦:赤色、1)、きれ
いだった。(喜悦:赤色、1)、軽く(喜悦:赤色、4)、
暖かく(善:黄色、1)。」 前記例示4において入力された例文の単語は側の括弧内
の指示する基本色指定概念(喜悦、善)を表わし、その基
本色指定色指定概念の色相をその側に表わしたし、その
側には該基本色指定概念の強度を数字で表わした。前記
強度の数字は出力段階において色相の彩度にて区分され
て表れるようになる。
を指定するがその強度が1であって、前記1の深さは数
字(程度)が小さい程赤色の中でも薄く表わし、前記軽く
‘は喜悦を表わすが、その強度が数字4程度であり、こ
れは赤色の中でも若干濃く表わすことにより同一な基本
色指定概念を表わしながらもその強度が差等することを
容易に認識できるようにした。
演算された出力情報は出力装置を通じて図4におけるよ
うな連続された色相で表れるようになる。前記図におけ
るように連続されて羅列される色帯の形態で出力される
ようにするのが最も無難であるが、色相で表現すること
ならば他の形式も可能であろう。
飾する修飾語の数字又はその修飾語の程度等に差等され
る等級を設定して前記例示4の如く正数で表示するのが
好ましく、この作業は当該語文学界の諮問を得ても良い
であろう。
すべて表現するようにしたいならば、入力装置に入力
時、これを指示して入力することにより制御装置が入力
された単語を基本色指定概念の強度と深さをすべて表わ
すように制御することができる。
けるのと同じであり、これは図3と図4の如き色相帯を
上下に付けて一体にいっしょに表わすのと同じである。
即ち、前記図から見られるように本例は入力された1単
語(概念)に対する出力される色相が上下(または左右も
可能)2列に表れるようにするのが好ましい。
彩度は基本色指定概念及びその深さを表わし、下部の色
とその彩度は基本色指定概念及びその強度を表わすよう
になるのであり、その原理は前の例示3と例示4の場合
と同一である。
リーは例示3と例示4におけるように基本色指定概念(基
本色指定単語)を各々の個別ツリーの最上部の基本単語
で形成されることにしたが、これは便宜上の設定に過ぎ
ないし、実際にあっては前記基本色指定概念は各々の個
別ツリーのいずれかの下部枝に属する単語で有り得る
し、勿論このときも前記色指定の原理は同一に適用され
得るし、こときには前記基本色指定単語から新たに段数
が設定され前記段数に応じて概念の深さが決められるこ
とは上述の如き原理である。
応じて基本色指定概念が文章の進行に従ってどのように
変化されるかを容易に分かるようにする。即ち、同一な
色相が出没する頻度及び流れと前記色相の濃薄を通じて
その基本色指定概念の深さ及び強度がどのように展開さ
れているかを容易に把握できるのである。
の展開によってどのように展開されるかを視覚的に一見
して把握できるようになり、文の展開推移等を一度に分
かるばかりでなく色相の変化はそれ自体にても優れた喚
起感を与えることができる。
等は多くの種類が有り得るし、概念の対象には文で書い
た詩、小説、戯曲、童話、批評、随筆等の文学作品、演
奏、歌等の音楽作品、絵、彫刻、工芸等の美術作品、映
画、演劇、TVドラマ、演説文、穿孔書籍、論文、判決文
等我らが表現できるすべてのものが含まれる。
間概念無しに平面に各部分の概念を程度と深さで表現す
る。
念を時間上に連結させる。文で書かれた作品等は進行に
伴う概念の変化を表現する。
ツリー構造をコンピューター画面(モニター)や印刷物等
の出力手段を通じて出力してその単語の概念的特性を一
目に把握できるようにすることが可能である。
た多数のコンピューターを通じて連結され、前記出力手
段はインターネットを通じて連結された多数のコンピュ
ーターに付加された出力装置であるようにシステムを構
成することもできる。
るすべての出力物は例示1又は例示2のようなツリー構
造自体又は色相表が印刷された紙であるか、又は前記ツ
リーや色相表が印刷されたCD(compact disk)として制作
することができる。勿論それ以外にもモニターに直接出
力してみることもできるし、立体ホログラムに形成化さ
せることもできる。
する意味を隣接する単語等との全体的な連関性と関連し
て視覚的に容易に理解できるようにする効果を提供す
る。
各種の意味と概念等を色相で可視化して創作物の概念と
意味等を容易に認識できるように助ける。
典、物理用語辞典、哲学辞典等の該当辞典内のすべての
単語等をツリー構造に完成してみれば該当辞典の説明が
上部概念を下部概念としてどんなによく説明しているか
を確認することができる。即ち、循環(Loop)があれ
ば適切に説明できないことを表わす。循環がある場合説
明を適切に変えて循環をなくす方法を考慮することがで
きる。
発明によるツリー構造に完成すれば概念等を説明する体
系を比較することができる。
が、原作を色相帯で表現し、翻訳本を色相帯で表現して
二つの色相帯の一致程度を比較すれば、翻訳がどんなに
よくなったが分かるか二つの言語の概念又は表現上の差
異が分かる。
の代表的な概念等で表徴して一度に総合的に表わすこと
ができるので各種の創作物を理解するのに非常に便利で
あり、色相の変化を通じて創作物の意味を鑑賞するよう
になるので変わった興味感を誘発して容易に飽きが来な
いようにし、創作活動を一層督励できるようになり、人
類の文化産業発展に一翼をするようになる。
する個別ツリー構造を示す概念図である。
る個別ツリー構造を示す概念図である。
図である。
す図である。
を示す図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 最上部の基本概念を形成する基本単語と
前記基本単語を説明する単語等から構成された第1段下
部枝等の単語等と、前記各々の第1段下部枝等の単語等
を説明する単語等から構成される第2段下部枝等の単語
等と、前記第2段下部枝等の単語等を説明する単語等か
ら構成される第3段下部枝等の単語等及びこのような原
理で段数を加えながら第X段(任意の段)下部枝等まで延
長され全体的に個別ツリー構造に形成され;このように
構成される多数の個別ツリー構造等が全体のツリー構造
を形成し、すべての単語は、前記いずれかの個別ツリー
構造中の特定段の下部枝に属されるように構成されたツ
リー構造を含んで構成される記憶装置を有することを特
徴とするツリー構造を有する電子辞典システム。 - 【請求項2】 入力装置と、前記入力装置を通じて入力
された情報と前記記憶装置に貯蔵された情報とを比較し
て、特定の出力値を出力するように制御する制御装置
と、前記制御装置によって出力物を出力する出力装置を
さらに含んで構成されることを特徴とする請求項1記載
のツリー構造を有する電子辞典システム。 - 【請求項3】 入力された単語は、前記入力された単語
が位置する個別ツリー構造で出力されるように構成され
たことを特徴とする請求項2記載のツリー構造を有する
電子辞典システム。 - 【請求項4】 前記任意の個別ツリー構造に属する単語
等は、各々の反意語を出力するように構成されたことを
特徴とする請求項2記載のツリー構造を有する電子辞典
システム。 - 【請求項5】 前記反意語は、その反意語が位置する個
別ツリー構造で出力されるように構成されたことを特徴
とする請求項4記載のツリー構造を有する電子辞典シス
テム。 - 【請求項6】 前記任意の個別ツリー構造に属する単語
等は、各々の同義語を出力するように構成されたことを
特徴とする請求項2記載のツリー構造を有する電子辞典
システム。 - 【請求項7】 前記同義語は、その同義語が位置する個
別ツリー構造で出力されるように構成されたことを特徴
とする請求項6記載のツリー構造を有する電子辞典シス
テム。 - 【請求項8】 前記制御装置は、特定な単語に特定な色
を指定して入力し基本色指定単語で設定できる機能がさ
らに含まれたことを特徴とする第2項又は第7項のいず
れか一項記載のツリー構造を有する電子辞典システム。 - 【請求項9】 基本色指定単語が設定される場合、前記
基本色指定単語がその位置する個別ツリー構造内で第P
段の下部枝に属する場合、前記基本色指定単語を最上位
段にし、その下段の下部枝等はさらに順次的に第1段か
ら第X−P段の下部枝にその段数が再設定されるように
構成されることを特徴とする請求項8記載のツリー構造
を有する電子辞典システム。 - 【請求項10】 多数の単語等で構成される文章を入力
できるように構成し、前記入力された文章の単語等の中
で前記基本色の指定単語から派生される下部枝に含まれ
た単語はその基本色指定単語の色を表わすように構成さ
れ、前記入力された文章は設定された基本色等の流れで
出力されることを特徴とする請求項9記載のツリー構造
を有する電子辞典システム。 - 【請求項11】 前記基本色指定単語及びその基本色指
定単語の下部枝{第1段〜第(X−P)段下部枝}に属する単
語はその表わす色を段数によって差等される彩度を通じ
て表れるように出力されることを特徴とする請求項10記
載のツリー構造を有する電子辞典システム。 - 【請求項12】 前記色を表わす単語等はその単語の強
度を表わすことができるようにその単語を修飾する各種
の修飾語の修飾如何によって表わす彩度を異にするよう
に構成して単語の強度を表わす色等の流れがさらに含ま
れて出力できるように構成されたことを特徴とする請求
項10記載のツリー構造を有する電子辞典システム。 - 【請求項13】 前記色等の流れは、入力された単語等
の順序のとおり連続されて羅列される色帯の形態で出力
されることを特徴とする請求項10記載のツリー構造を有
する電子辞典システム。 - 【請求項14】 第2項ないし第7項のうちいずれか一
項による出力物。 - 【請求項15】 前記出力物は、CD(compact disk)であ
ることを特徴とする請求項14記載の出力物。 - 【請求項16】 第10項による出力物。
- 【請求項17】 前記出力物は、CD(compact disk)であ
ることを特徴とする請求項16記載の出力物。 - 【請求項18】 第11項による出力物。
- 【請求項19】 前記出力物は、CD(compact disk)であ
ることを特徴とする請求項18記載の出力物。 - 【請求項20】 最上部の基本概念を形成する基本単語
と前記基本単語を説明する単語等から構成された第1段
下部枝等の単語等と、前記各々の第1段下部枝等の単語
等を説明する単語等から構成される第2段下部枝等の単
語等と、前記第2段下部枝等の単語等を説明する単語等
から構成される第3段下部枝等の単語等及びこのような
原理で段数を加えながら第X段(任意の段)下部枝等まで
延長され全体的に個別ツリー構造に形成され;このよう
に構成される多数の個別ツリー構造等が全体のツリー構
造を形成し、すべての単語は、前記いずれかの個別ツリ
ー構造中の特定段の下部枝に属されるように構成された
ツリー構造を含んで構成される電子辞典システムのプロ
グラムを記憶した記憶媒体。
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