JP2003177883A - 印刷制御装置および方法 - Google Patents

印刷制御装置および方法

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JP2003177883A JP2002349950A JP2002349950A JP2003177883A JP 2003177883 A JP2003177883 A JP 2003177883A JP 2002349950 A JP2002349950 A JP 2002349950A JP 2002349950 A JP2002349950 A JP 2002349950A JP 2003177883 A JP2003177883 A JP 2003177883A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールを利用することで、プログラムな
どを変更することなしに、プリンタの能力問合せを行う
ことができるようにした印刷制御装置および方法を提供
する。 【解決手段】 クライアントはプリント処理を実行する
プリンタの能力を知りたいときは、プリンタの能力を問
合せるメールを送る。このメールを受け付けたサーバ
は、(1)のプリントジョブの発行で使用されるヘッダ
情報部のテキストのテンプレートを取り出し、メールに
よりクライアントに返す。このテンプレートには、アト
リビュートとして指定可能な全ての値が記述されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークに
接続され電子メールが受信可能な印刷制御装置および方
法に関し、詳しくは、プリンタの能力問合せを電子メー
ルで行うことができるようにした印刷制御装置および方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上にクライアントマシンや
プリントサーバなどの処理機能が分散配置された分散処
理システムでは、例えばホスト計算機やワークステーシ
ョンなどのクライアントマシン側からプリントサーバに
プリントジョブを発行することにより、ドキュメントの
プリント出力を得ることができる。
【0003】このときに、拡大/縮小、2−up(2ペ
ージ分の原稿を1枚の用紙に印刷)、ステープルやバイ
ンディングなどの高度な処理については、クライアント
マシン側からそれぞれの処理についての属性(以下、ア
トリビュートという)を指定することにより実行させる
ことができる。
【0004】例えば、OSIのDPAプロトコルなどの
プロトコルでは、これらの豊富なアトリビュートを指定
するためのエリアが規定されており、高度な処理に関す
るアトリビュートが簡単に指定できるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のプリ
ンタがサポートする一般的なプロトコルでは、プリント
部数や用紙サイズというような基本的なアトリビュート
しか指定できないため、上述した高度な機能を利用する
には、プリンタでサポートできるアトリビュートを増や
すようにプロトコルを拡張しなければならない。
【0006】しかし、プロトコルを拡張すると、それま
で使用していたクライアントマシン側のプログラムでは
対応できないため、プログラム自体も変更しなければな
らなかった。
【0007】この発明は、電子メールを利用すること
で、プログラムなどを変更することなしに、プリンタの
能力問合せを行うことができるようにした印刷制御装置
および方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係わる印刷制御装置は、ネットワークに
接続され電子メールが受信可能な印刷制御装置であっ
て、電子メールを受信するメール受信手段と、前記メー
ル受信手段で受信した電子メールに含まれるプリンタの
能力問合せに関する情報に基づき前記プリンタの能力に
関する情報を記述した電子メールを当該プリンタの能力
問合せ元に返信する能力通知手段とを具備することを特
徴とする。
【0009】ここで、前記プリンタの能力問合せに関す
る情報は、プリントジョブのジョブ名、コピー部数、用
紙サイズ、n−up印刷、両面印刷、後処理、文書フォ
ーマットの内の少なくとも1つの情報を含む。
【0010】また、この発明に係る印刷制御方法は、ネ
ットワークに接続され電子メールが受信可能な印刷制御
装置の印刷制御方法であって、前記ネットワークから電
子メールを受信し、該受信した電子メールに含まれるプ
リンタの能力問合せに関する情報に基づき前記プリンタ
の能力に関する情報を記述した電子メールを当該プリン
タの能力問合せ元に返信することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる印刷制御
装置および方法を適用した電子メールシステムの一実施
の形態を添付図面を参照しながら説明する。
【0012】図2に、この電子メールシステムの全体構
成を示す。このシステムは、電子メールの発信/着信機
能を持つワークステーション11(1〜n)と、プリン
ト処理を実行するプリントサーバ12(以下、サーバと
もいう)とから構成され、各機器はネットワーク10上
に接続されている。
【0013】ワークステーション11は、ユーザインタ
フェースを介してクライアントからのプリントに関する
指示を受け付ける。
【0014】クライアントは、プリントしたいドキュメ
ントにプリント処理に関するアトリビュートをテキスト
で記述したヘッダ情報部を付加し、プリントジョブ発行
メールとしてサーバに送ることにより、サーバでプリン
トジョブを発行することができる。
【0015】また、すでに発行したプリントジョブのア
トリビュートを問合せるメールや、プリンタの能力の問
合せるメールを送ることで、サーバからこれらの問合せ
に対する応答を得ることができる。
【0016】プリントジョブ発行メールの記述例を図3
に示す。
【0017】図3において、最初の行″##Attribute
Description ″がヘッダ情報部の始まりを示し、″##
end ″の行がヘッダ情報部の終わりを示している。
【0018】ヘッダ情報部の各アトリビュートは、Attr
ibute-Type:Value 、Value 、…という形式で表現され
ている。Attribute-Type(例えば、job-name)は、その
アトリビュートのタイプを示し、それが何に対するアト
リビュートであるのかを示している。
【0019】Value はそのアトリビュートの値を示し、
アトリビュートタイプそれぞれに応じて異なるフォーマ
ットで表現されている。例えば、job-nameならば文字列
が入り、copy-countならば1、2、3…というような整
数が入る。
【0020】また、値が複数あるようなアトリビュート
の場合は、それらの値をコンマで区切って指定する。図
3の例では、ジョブ名は「PatentDocument」、コピー部
数は1部、用紙サイズはA4、2-up(1枚に2ページの
イメージを配置)で両面印刷し、最後にステープル止め
してバインド用の穴を開けるというような意味のアトリ
ビュートが指定されている。後に続くドキュメントはPo
stScript(トレードマーク)フォーマットのデータであ
る。
【0021】また、複数のメッセージボディを送ること
ができるメールプロトコルを使用するような場合には、
最初のメッセージにヘッダ情報部のテキストを入れて、
複数のドキュメントのプリントを1つのプリントジョブ
として発行することも可能である。
【0022】この場合のプリントジョブ発行メールの記
述例を図4に示す。
【0023】図4の例では、「##Document」という行
でドキュメントの区切りを表しており、以下に続くドキ
ュメントのプリントアトリビュートを順に指定してい
る。なお、最初のドキュメント区切り行(##Documen
t)が現れるまでは、ジョブ全体にかかわるアトリビュ
ートが指定され、これは全てのドキュメントに適用され
る。
【0024】クライアントマシンの操作者は、これらの
ヘッダ情報部をメールのエディタなどを使用して作成
し、これを電子メールアプリケーションによりドキュメ
ントとともにサーバに送る。
【0025】あるいは図5に示すようなグラフィカルユ
ーザインターフェースを用意し、このツールによりヘッ
ダ情報部を作成し、ドキュメントとともに電子メールで
サーバに送られるようにしてもよい。
【0026】図5において、ウィンドウ21のアイコン
22はプリントしたいドキュメントのファイルを表し、
アイコン23はプリント処理を実行するプリンタまたは
プリントサーバを表している。
【0027】クラアントがファイルアイコン22の上に
図示せぬカーソルを置いてマウスのボタンをクリック
し、続いてカーソルを所望のプリンタアイコン23の上
に置いてマウスのボタンをクリックすると、アトリビュ
ートを確認するためのウィンドウ24が開き、プリント
ジョブを転送する前にプリントジョブ発行メールで指定
されているアトリビュートを確認することができる。
【0028】プリントサーバ12は、プリントシステム
として仮想ユーザのメールボックス(図示せず)を持
ち、クライアントはこの仮想ユーザのメールボックスに
メールを送ることにより、(1)プリントジョブの発
行、(2)プリントジョブのアトリビュートの問合せ、
(3)プリンタ能力の問合せを行うことができる。プリ
ントサーバ12の機能モジュールを図1に示す。
【0029】メール受信部31は、ネットワーク30と
接続しており、このプリントサーバ12に設定された仮
想ユーザのメールボックスにメールを受信する。受信さ
れたメールはメールコマンド解析部32へ渡される。
【0030】メールコマンド解析部32は、メールの件
名 (Subject)を見て、そのメールがプリントジョブ発行
メール、アトリビュート問合せメール、プリンタ能力問
合せメールのいずれであるかを判断し、そのメールの内
容に応じて、ジョブ受付部33、アトリビュート処理部
34、ヘッダ情報テンプレート管理部35へ振り分け
る。
【0031】ジョブ受付部33は、プリントジョブ発行
メール内のヘッダ情報部からアトリビュートを抽出し
て、これらのアトリビュートを持つプリントジョブを作
成し、これに適当なジョブ識別子を割当てて、ジョブを
ジョブ制御部37に渡す。また、ジョブが受け付けられ
たことをクライアントに通知するために、プリントジョ
ブ受付メールを作成して、これをメール送信部36に渡
す。
【0032】アトリビュート処理部34は、アトリビュ
ート問合せメールから目的のジョブ識別子と、必要とさ
れるアトリビュートタイプを読み出し、ジョブのアトリ
ビュートをジョブ制御部37に問合せる。そして、その
結果によりアトリビュート返信メールを作成し、これを
メール送信部36に渡す。
【0033】ヘッダ情報テンプレート管理部35は、こ
のプリントサーバ12がテンプレートファイルとして保
持しているヘッダ情報部のテンプレートを取り出し、こ
のテンプレートを元にテンプレート返信メールを作成し
て、これをメール送信部36に渡す。
【0034】メール送信部36はネットワーク30と接
続しており、上記各部から渡されたメールを目的のクラ
イアント宛てに送信する。
【0035】ジョブ制御部37は、ジョブ受付部33で
作成されたプリントジョブが渡されると、ジョブに付随
したプリント指示を実行するために、指示が全て終了す
るまで指示に対応したジョブ処理部38にジョブを渡し
て処理を依頼するというようなスケジューリングを繰り
返す。ジョブはサーバ内に同時に複数滞留するため、こ
のジョブ制御部37ではスプーリング・待ち行列管理が
実行される。
【0036】ジョブ処理部38は、1つまたは複数のプ
リント指示を処理する部分であり、n個のジョブ処理部
38を配置している。ジョブ処理部(1)は原稿のフォ
ーマットを他のフォーマットに変換する機能を持つフォ
ーマットコンバータ、ジョブ処理部(2)は縮小・拡大
・回転など複写機の持つ画像処理機能や、ノイズ除去な
どの機能を持つイメージプロセッサ、ジョブ処理部
(n)はジョブの処理が終了したことをプリント指示を
発行したユーザに通知するノティファイアである。
【0037】ジョブ処理部としては、このほかにも原稿
をイメージ情報に展開する機能を持つディコンポーザ
(図示せず)などがある。ジョブ処理部38で必要な処
理が施されたイメージデータは指定されたジョブ出力部
39に渡され、プリント出力される。
【0038】ジョブ出力部39は、1つまたは複数のプ
リンタ装置に対応して設けられ、同様に図示せぬネット
ワークインターフェースにも接続されている。
【0039】ジョブ出力部39は、n個設けられてお
り、ジョブ出力部(1)、(2)はジョブの出力、すな
わち出力媒体へのプリントを行い、ジョブ出力部(n)
はリダイレクトを実行する。出力媒体へのプリントと
は、実際に用紙にプリント出力することをいう。これを
実行する出力部はサーバが制御する図示せぬプリンタ装
置に対応して存在する。また、リダイレクトとは、当該
サーバで処理ができない場合に、そのジョブを他のサー
バに転送することをいう。
【0040】次に、クライアントが電子メール機能を用
いて、(1)プリントジョブの発行、(2)プリントジ
ョブのアトリビュートの問合せ、(3)プリンタ能力の
問合せを行う場合の動作について説明する。
【0041】(1)プリントジョブの発行 クライアントは、プリントしたいドキュメントに、アト
リビュートを記述したヘッダ情報部を付加してメール
(プリントジョブ発行メール)を送ることにより、サー
バでプリントジョブを発行することができる。
【0042】すなわち、プリントジョブ発行メールを受
け付けたサーバは、ヘッダ情報部のテキストから指定さ
れたアトリビュートを解釈して、これらのアトリビュー
トを持つプリントジョブを作成し、適当なジョブ識別子
を割り当てる。そして、プリントジョブを受け取ったこ
とを示すメールをクライアントに通知する。
【0043】図6に、図3のメールでプリントジョブを
受け取ったサーバがクライアントに送り返すメールの例
を示す。図6に示すメールでは、指定されたヘッダ情報
部のコピーとともに、ジョブを受け取った時間、および
割り当てられたジョブ識別子の情報(jobID) が含まれて
いる。
【0044】(2)プリントジョブのアトリビュートの
問合せ クライアントは、既に発行されたプリントジョブのアト
リビュートを問合せるメールを送る。このメールには、
(1)でサーバから知らされたジョブ識別子と、値を問
合せたいアトリビュート名が記述されている。このメー
ルを受け付けたサーバは、指定されたジョブの情報を検
索し、指定されたアトリビュートの値をメールにより返
す。
【0045】図7にアトリビュート問合せメールの記述
例を示す。このメールには、図6のプリントジョブ受付
メールで返されたジョブ識別子を件名に指定し、メール
本文には問合せたいアトリビュートの名前を列挙する。
本文に何も書かないことにより、全てのアトリビュート
の値を問合せることもできる。このメールに対し、サー
バがクライアントに返すメールの記述例を図8に示す。
【0046】(3)プリンタの能力の問合せ クライアントはプリント処理を実行するプリンタの能力
を知りたいときは、プリンタの能力を問合せるメールを
送る。このメールを受け付けたサーバは、(1)のプリ
ントジョブの発行で使用されるヘッダ情報部のテキスト
のテンプレートを取り出し、メールによりクライアント
に返す。
【0047】このテンプレートには、アトリビュートと
して指定可能な全ての値が記述されている。クライアン
トが(1)でプリントジョブを発行する際には、このテ
ンプレートを編集することにより、プリントジョブのメ
ールを作成する。図9にプリンタ能力問合せメールの記
述例を示す。
【0048】サーバはメールの件名 (Subject)により、
クライアントがヘッダ情報部のテンプレートを必要とし
ていることを知り、図10のようなテンプレート返信メ
ールをクライアントに返す。このメールの中には、各ア
トリビュートに指定可能な値が「/」で区切られて示さ
れている。
【0049】クライアントは、これらの指定可能な値か
ら指定したい値を選び、このメールテキストを編集して
図3のようなプリントジョブ発行メールを作成する。
【0050】また、図10に示すテンプレートには、ジ
ョブのステータスに関するアトリビュート(ジョブの識
別子やステータス、発行された時間など)も含まれてい
る。これらのアトリビュートはプリントジョブ発行メー
ルに含めることはできないが、後述するアトリビュート
問合せメールに指定することができる。
【0051】次に、クライアントからメールを受信した
ときのプリントサーバ12の処理手順を図11のフロー
チャートにより説明する。
【0052】メール受信部31でメールを受信すると
(ステップ101)、メールコマンド解析部32では、
当該メールの要求が何かを判別して、その要求に応じた
モジュールにメールを渡す(ステップ102)。
【0053】ステップ102でメールの要求がプリント
ジョブ発行であれば、ジョブ受付部33にメールが渡さ
れる。ジョブ受付部33は渡されたメールのヘッダ情報
部に指定されたアトリビュートを解釈して、これらのア
トリビュートを持つプリントジョブを作成し(ステップ
103)、ジョブ識別子を割当てる(ステップ10
4)。
【0054】続いて、プリントジョブ受付メールを作成
してクライアントにメールにて通知し(ステップ10
5)、ジョブをジョブ制御部37に渡す。
【0055】ジョブ制御部37は渡されたジョブを登録
し(ステップ106)、ジョブを順次取り出してその内
容を解析し、フォーマット変更、画像処理などが必要で
あれば、各ジョブ処理部38を起動して指示された処理
を実行する(ステップ107〜ステップ110)。
【0056】必要な処理が実行されると、ジョブ制御部
37は指定されたジョブ出力部39を選択し(ステップ
111)、それが直接接続のプリンタであるときは(ス
テップ112「Y」)、そのプリンタを起動して、プリ
ント処理を実行させる(ステップ113)。
【0057】また、指定されたジョブ出力部39が直接
接続のプリンタでないときは(ステップ112
「N」)、リダイレクタを起動して、このときのジョブ
を処理可能な他のサーバに転送する(ステップ11
4)。
【0058】処理が終了した時点で、ジョブ制御部37
から処理結果の通知が指示されているときは(ステップ
115「Y」)、ノティファイアを起動して、プリント
処理を依頼してきたクアイアントに、「プリント処理終
了」あるいは「別のサーバに転送」などの処理結果を通
知する(ステップ116)。
【0059】ステップ102でメールの要求がアトリビ
ュートの問合せであれば、アトリビュート処理部34に
メールが渡される。アトリビュート処理部34は、メー
ルに記述されたジョブ識別子とアトリビュートタイプを
取得して、アトリビュート返信メールを作成し、メール
にて送信する(ステップ117、118)。
【0060】ステップ102でメールの要求がプリンタ
能力の問合せであれば、ヘッダ情報部テンプレート管理
部35にメールが渡される。ヘッダ情報部テンプレート
管理部35は、サーバが保持しているヘッダ情報テンプ
レートを取得して、テンプレート返信メールを作成し、
メールにて送信する(ステップ119、120)。
【0061】上述した電子メールシステムでは、クライ
アントから送られたプリントジョブ発行メールに従っ
て、プリントジョブを発行するようにしているが、クラ
イアントからヘッダ情報部の付加されたプリントジョブ
を受信し、サーバ側でプリントジョブのヘッダ情報部に
指定されたアトリビュートを解釈して、これらのアトリ
ビュートに従ってプリント処理を行うようにすることも
できる。
【0062】この場合のジョブ受付部は、常にネットワ
ークもしくはこれに類する同期機構により送られてくる
ジョブを監視し、ジョブを送付があると、これを正規化
してジョブ制御部に渡す。正規化とは、各種フォーマッ
トで送られてきたジョブを、このサーバで定めるジョブ
のフォーマットに統一することをいう。
【0063】ジョブ受付部がジョブを正規化する際に
は、ドキュメントのヘッダを調べ、これにヘッダ情報部
が付加されているとき(ヘッダ情報部の存在を示す識別
記号があるとき)は、ヘッダ情報部のテキストを抽出
し、そこに指定されているアトリビュートを解釈して、
これらのアトリビュートによりジョブを正規化する。
【0064】また、ヘッダ情報部が存在しないとき(ヘ
ッダ情報部の存在を示す識別記号がないとき)は、その
プロトコルで期待される通常のプリント処理に従ってジ
ョブを正規化する。正規化されたジョブは、それぞれが
一つもしくは複数のページに対応する一つもしくは複数
の原稿と、それら全てに有効となるプリント指示、およ
び特定の原稿にのみ有効となるプリント指示によって構
成される。
【0065】ジョブ受付部で正規化されたジョブを渡さ
れたジョブ制御部では、図11のステップ107〜ステ
ップ116の処理を実行する。
【0066】また、ファイル転送機能を使用してプリン
トジョブを発行することもできる。この場合には、サー
バ側にドキュメントを格納可能なプリンタディレクトリ
を設定しておき、このプリンタディレクトリにドキュメ
ントを転送し、次にヘッダ情報部のファイルを送ること
により、そのドキュメントをプリント処理することも可
能である。この場合、ヘッダ情報部の後にドキュメント
が続く必要はなく、また複数ドキュメントのプリントを
1つのジョブとして扱うことができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ネットワークに接続されたプリンタの能力問合せを
電子メールで行うことができるように構成したので、既
存のプロトコルによる通信機能を利用することにより、
プログラムなどを変更することなしに、プリンタの能力
問合せを行うことができ、これによりプリンタの提供す
る高度な機能を実行させることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリントサーバの機能モジュールを示す図
【図2】電子メールシステムの全体構成図
【図3】プリントジョブ発行メールの記述例を示す図
【図4】プリントジョブ発行メールの記述例を示す図
【図5】ユーザインターフェースの表示例を示す図
【図6】プリントジョブ受付メールの記述例を示す図
【図7】アトリビュート問合せメールの記述例を示す図
【図8】アトリビュート返信メールの記述例を示す図
【図9】プリンタ能力問合せメールの記述例を示す図
【図10】テンプレート返信メールの記述例を示す図
【図11】プリントサーバの処理手順を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
11…ワークステーション(クライアントマシン)、1
2…プリントサーバ、31…メール受信部、32…メー
ルコマンド解析部、33…ジョブ受付部、34…アトリ
ビュート処理部、35…ヘッダ情報テンプレート管理
部、36…メール送信部、37…ジョブ制御部、38…
ジョブ処理部、39…ジョブ出力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続され電子メールが受
    信可能な印刷制御装置であって、 電子メールを受信するメール受信手段と、 前記メール受信手段で受信した電子メールに含まれるプ
    リンタの能力問合せに関する情報に基づき前記プリンタ
    の能力に関する情報を記述した電子メールを当該プリン
    タの能力問合せ元に返信する能力通知手段とを具備する
    ことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記プリンタの能力問合せに関する情報
    は、 プリントジョブのジョブ名、コピー部数、用紙サイズ、
    n−up印刷、両面印刷、後処理、文書フォーマットの
    内の少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求
    項1記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続され電子メールが受
    信可能な印刷制御装置の印刷制御方法であって、 前記ネットワークから電子メールを受信し、 該受信した電子メールに含まれるプリンタの能力問合せ
    に関する情報に基づき前記プリンタの能力に関する情報
    を記述した電子メールを当該プリンタの能力問合せ元に
    返信することを特徴とする印刷制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006228143A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Ricoh Co Ltd 電子メール端末、要求メール処理方法、要求メール処理プログラム、要求メール処理プログラムを記録した記録媒体、要求メール処理システム

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